JPH0218055Y2 - - Google Patents

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JPH0218055Y2
JPH0218055Y2 JP1984191398U JP19139884U JPH0218055Y2 JP H0218055 Y2 JPH0218055 Y2 JP H0218055Y2 JP 1984191398 U JP1984191398 U JP 1984191398U JP 19139884 U JP19139884 U JP 19139884U JP H0218055 Y2 JPH0218055 Y2 JP H0218055Y2
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JP
Japan
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car
door
position detection
entrance
elevator
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JP1984191398U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はガラス窓付エレベータに備えられる運
転装置に関する。
〔従来の技術〕
ガラス窓付エレベータは防犯を目的として、た
とえば、実開昭56−170178号公報に記載のよう
に、かご扉および、出入口扉に幅300mm、長さ600
mm程度の大きさの透明なガラス窓が設けられ、乗
場より直接かご内部が見える構造となつている。
このガラス窓はエレベータ使用中、ほこり等の
付着により汚れやすく、かご内部が見えにくくな
りしばしば掃除しなければならない。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところで、かご扉のガラス窓のかご内側、また
は出入口扉のガラス窓の乗場側は、いずれもかご
内または乗場側より容易に清掃する事ができる
が、しかしエレベータのかご床と乗場床とが同一
高さに停止した状態では、かご扉と出入口扉とが
同期して開閉されるため、かご扉および、出入口
扉のガラス窓昇降路側面は、清掃する事ができな
い。そのため実際には、かご扉と出入口扉の係合
状態が解除した位置にエレベータを停止させかご
扉、または出入口扉を開扉する事により、それぞ
れのガラス窓を清掃していたが、その運転操作に
は熟練を要し、一般の清掃員が操作するには、非
常に困難で危険を伴うものであつた。
本考案は、上記した従来技術における実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、安全、簡易か
つ自動的に、かごを係合状態が解除する位置まで
運転させることのできるエレベータの運転装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の特徴は、係合装置の近辺で、かつ当
該係合装置の係合が解除される位置に、エレベー
タのかごの移動を停止させるかご停止位置検出手
段を設けたことにある。
〔作用〕
上記の構成により、扉のガラス窓を清掃するた
めかごを正常な停止位置から移動させると、かご
はかご停止位置検出手段によつてかご扉および出
入口扉の係合装置の係合が解かれた位置で自動的
に停止し、かご扉、出入口扉が個別に開扉可能と
なり、かご内からかご扉の施錠を解除して手でか
ご扉を開き、出入口扉のガラス窓の昇降路側の面
を清掃し、あるいは乗場から出入口扉の施錠を解
除し手で出入口扉を開きかご扉のガラス窓を清掃
することが可能となる。
このように特殊な技術を必要とせずにかご扉お
よび出入口扉のガラス窓を安全かつ効率的に清掃
することができる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図ないし第4図を
用いて説明する。
第1図および第2図において1は昇降路壁を示
し、2は昇降路壁1の各階出入口の所定個所に設
けたかご位置検出用プレートである。この位置検
出用プレート2は、エレベータのかご3に設けた
位置検出用スイツチ4,5に対向するように設け
られ、第1図のごとく正常な停止位置(かご3の
床と乗場12の床とが同一高の場合)では、位置
検出用スイツチ4が対向して動作し、また位置検
出用スイツチ5は、第2図に示すように、かご扉
6に設けられた係合装置8と出入口扉7に設けら
れた係合装置9とが解除し、さらにはかご、出入
口両扉に設けられたガラス窓10,11の昇降路
側面の清掃がかご内、または乗場より容易に行な
う事のできる位置に設定する。上述した位置検出
用プレート2と位置検出用スイツチ4,5によつ
てかご停止位置検出手段が構成されている。
第3図は本考案の一実施例の基本回路構成を示
す回路図である。この図において、(+)、(−)
は制御母線、Cはかご内に設けられ、かご扉と出
入口扉とを係合させる係合装置の当該係合を解除
させる操作スイツチ、すなわち、清掃用運転切替
スイツチ、Uは上昇用リレー、UPは上昇用釦、
Dは下降用リレー、DNは下降用釦、4bは位置
検出用スイツチ4の出力b接点、5bは位置検出
用スイツチ5の出力b接点である。
次に本考案の動作を説明する。
清掃員がエレベータ正常の停止位置にて(第1
図)、乗りかご3内に設けた清掃用運転切替スイ
ツチCをオンする事により清掃用運転が可能とな
る。この状態では位置検出用スイツチ5は、位置
検出用プレート2とは対向しておらず動作してい
ないため、出力接点5bは閉路となる。この状態
から上昇用釦UPを投入すると、(+)−C−UP−
5b−(−)の回路が形成され、上昇用リレーU
がオンしエレベータは上昇する。なお、扉開閉回
路については既存低速運転回路等利用により図示
しない。
エレベータが上昇し、位置検出用スイツチ5が
位置検出用プレート2と対向する事により、位置
検出用スイツチ5が動作し、出力接点5bが開路
しリレーUがオフする事によりエレベータは停止
する。
この状態から、かご扉6を開扉する事により、
出入口扉7に設けられているガラス窓11の昇降
路側面の清掃が可能となる。また乗場12より、
出入口扉7を開扉する事によりかご扉6に設けら
れているガラス窓10の昇降路側面の清掃が可能
となる。
この状態では位置検出用スイツチ4は、位置検
出用プレート2とは対向しておらず、動作はして
いないため、出力接点4bは閉路となつている。
清掃作業終了後、下降用釦DNを投入する事に
より、(+)−C−DN−D−4b−(−)の回路
が形成され、リレーDがオンしエレベータは下降
する。エレベータが下降し、位置検出用スイツチ
4が、位置検出用プレート2と対向する事により
動作し出力接点4bが開路となりリレーDはオフ
するためにエレベータは停止する。
清掃用運転切替スイツチCをオフする事により
本回路は遮断され、操作の全行程を終了する。
なお、最上階は構造上、上昇運転による操作が
できないため、第4図に示すごとく、位置検出用
プレート2′を正常停止位置にて位置検出用スイ
ツチ5と対向するように設定すれば、かご扉6と
出入口扉7の係合を解除させるために下降用釦
DNを投入する事で、エレベータ下降し、位置検
出用スイツチ4が、位置検出用プレート2′と対
向しエレベータが停止する事により、出入口扉7
のガラス窓11の昇降路側面の清掃が可能とな
る。
上記実施例では、昇降路壁とかごに設けた位置
検出スイツチおよびプレートによりかご停止位置
検出手段を構成したが、本考案はこれに限られず
かご停止位置検出手段を階床選択器やマイクロコ
ンピユータ回路によつて構成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、特殊な技術を必要としないた
め一般の清掃作業者による運転が可能になり、安
全で効率的な作業となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例が備えられるエレベ
ータの正常停止位置における状態を示す側面図、
第2図は本考案の一実施例が備えられるエレベー
タのかご扉と出入口扉の係合が解除された状態を
示す側面図、第3図は本考案の一実施例の基本構
成を示す回路図、第4図は本考案の他の実施例を
示す説明図である。 1……昇降路壁、2,2′……位置検出プレー
ト、4,5……位置検出用スイツチ、6……かご
扉、7……出入口扉、C……清掃用運転切替スイ
ツチ(操作スイツチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. かご扉と出入口扉の双方にガラス窓を有し、か
    ご扉および出入口扉に設けられた係合装置を介し
    てかご扉と出入口扉とが同期して開閉するエレベ
    ータの運転装置において、前記係合装置の近辺
    で、かつ当該係合装置の係合が解除される位置
    に、エレベータのかごの移動を停止させるかご停
    止位置検出手段を設けたことを特徴とするエレベ
    ータの運転装置。
JP1984191398U 1984-12-19 1984-12-19 Expired JPH0218055Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984191398U JPH0218055Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984191398U JPH0218055Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61108272U JPS61108272U (ja) 1986-07-09
JPH0218055Y2 true JPH0218055Y2 (ja) 1990-05-21

Family

ID=30748837

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5877132B2 (ja) * 2012-07-06 2016-03-02 株式会社日立ビルシステム エレベータ清掃用制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS509488U (ja) * 1973-05-29 1975-01-30

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JPS494060U (ja) * 1972-04-19 1974-01-14

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JPS509488U (ja) * 1973-05-29 1975-01-30

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JPS61108272U (ja) 1986-07-09

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