JPH065371Y2 - ヘルメット用マウスガード等の固定具 - Google Patents

ヘルメット用マウスガード等の固定具

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JPH065371Y2
JPH065371Y2 JP16018488U JP16018488U JPH065371Y2 JP H065371 Y2 JPH065371 Y2 JP H065371Y2 JP 16018488 U JP16018488 U JP 16018488U JP 16018488 U JP16018488 U JP 16018488U JP H065371 Y2 JPH065371 Y2 JP H065371Y2
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JP
Japan
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socket
locking
base body
helmet
plug
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JP16018488U
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JPH0282729U (ja
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芳博 島田
一美 笠井
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、オートバイの搭乗者等が使用するヘルメッ
トにおけるマウスガード又は風防板の開閉操作がワンタ
ッチで行なえる固定具に関するものである。
従来の技術 マウスガードあるいは風防板を閉鎖位置でヘルメット本
体に固定する手段としては、実公昭55−41787号
公報に開示されているようにホックを使用したものが知
られているが、オートバイの運転中は上下左右に激しく
振動するので、ヘルメット本体とマウスガード等の係合
が外れ易いという問題点を有し搭乗者にとって危険であ
る。
この固定手段の外れにくいものとして、スナップ釦を使
用し、スナップ式に係合してヘルメット本体とマウスガ
ード等を固定するものが知られている。
考案が解決しようとする課題 しかし、このスナップ釦の使用のものは、マウスガード
あるいは風防板を開放する際、スナップ釦を外方向に引
っ張ることにより係合を外してその後マウスガードを上
方に開放する必要があると共に、閉鎖する際にもマウス
ガード等を下ろしスナップ釦を外から内方向に押圧しス
ナップ係合させる必要があり、開閉の操作が2工程とな
り着脱の操作性が悪く面倒であるという課題を有してい
る。特に、スナップ係合をはずすには前記したように外
方に引っ張る必要があるが、この外方向に引っ張るのは
操作がしにくいものである。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであって、ヘル
メット本体に対してマウスガードあるいは風防板の着脱
がワンタッチで行なうことができ操作性がよい固定具を
提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題は本考案によれば、一方の脚部(25)に半身状態
で上方に突出し頭部(30)を有する係合突起(29)を設けた
コ字状のベース体(23)と、該ベース体(23)に回転可能に
枢支されベース体(23)側には係脱板(34)を有すると共
に、他方側には押圧部(35)を有するレバー(24)とからな
るプラグ(12)と、 一側面が開放し、前記係合突起(29)と係合する係止孔(1
7)を有し、該係止孔(17)の周囲には環状凹溝(18)が設け
られることによって係止壁(19)を有し、該係止壁(19)の
先端側に前記係止孔(17)内に突出する係止突起(20)を有
するソケット(11)と、 からなることを特徴とするヘルメット用マウスガード等
の固定具とすることにより解決される。
作用 プラグ(12)はヘルメット(A)に取付けられ、ソケット
(11)はマウスガード(B)又は風防板(C)に取付けら
れ、プラグ(12)とソケット(11)とを係合するには、ソケ
ット(11)の係止孔(17)に形成されている側方開放部より
プラグ(12)の係合突起(29)をスナップ式に嵌入して係合
突起(29)と係止孔(17)とを係合させる。外す場合は、プ
ラグ(12)側のレバー(24)の押圧部(35)を指等で押すこと
によりレバー(24)はベース体(23)に対して回転し係脱板
(34)が上方に持ち上がることにより係脱板(34)の肉薄部
(38)でソケット(11)を押し上げ係止孔(17)と係合突起(2
9)との係合を外す。
実施例 以下、本考案を図面に示す一実施例に基づいて具体的に
説明する。
第10図は、オートバイ用のヘルメットを示すものであ
って、(A)はヘルメット本体、(B)はマウスガー
ド、(C)は透明の風防板である。この実施例ではマウ
スガード(B)と風防板(C)とが一体になったものを
示しており、該マウスガード(B)と風防板(C)とは
軸(D)を中心にしてヘルメット本体(A)に対して回
動できるようになっており、マウスガード(B)側に本
考案に係る固定具(10)が取付けられている。軸(D)に
はラチェット機構を用いてマウスガード(B)等が所定
角度開くようになっている。前記固定具(10)は、マウス
ガード(B)がない場合は風防板(C)に取付けて使用
される。
前記固定具(10)は、合成樹脂材で作られており、第1図
及び第2図に示されるようにマウスガード(B)あるい
は風防板(C)側に取付けられるソケット(11)と、該ソ
ケット(11)と係脱しヘルメット本体(A)側に取付けら
れるプラグ(12)とから成っている。
前記ソケット(11)、第3図ないし第5図に示されている
ように、全体として円形状をしており、径大の係止部(1
3)とマウスガード(B)等の穴(B1)に嵌入される径
小の嵌入部(14)とを一体となるよう有し、径大の係止部
(13)の周縁部が鍔部(15)となるよう嵌入部(14)との間で
段状となっている。
前記係止部(13)の一側は外方向に拡開するガイド嵌入口
(16)を有し、該ガイド嵌入口(16)と連通するよう中心部
には係止孔(17)が形成されている。この係止孔(17)の周
縁部には環状凹溝(18)が形成されており、この環状凹溝
(18)により係止壁(19)が形成され、該係止壁(19)の先端
には内側に突出する係止突起(20)を有している。従っ
て、係止壁(19)は凹溝(18)の形成により弾性変形可能と
なっている。(21)は嵌入部(14)に形成された取付孔であ
って、第2図で示されるようにマウスガード(B)の孔
(B1)に嵌入部(14)を嵌めて前記取付孔(21)にキャッ
プを有する鳩目状の止め具(B2)を加締めることによ
りマウスガード(B)にソケット(11)を取付ける。図示
の例における止め具(B2)は鳩目状のものを使用して
いるが、これに限られず例えば先端が尖った鋲であって
もよい。(22)は突起であって、マウスガード(B)の穴
(B1)に対するソケット(11)の位置決めソケット(11)
が回転するのを防止するためのものである。ガイド嵌入
孔(16)より係止孔(17)に通ずる係止突起(20)の入り口部
の幅(a)は係止突起(20)によって形成される円形の直
径(b)よりも幅狭となっている。
前記プラグ(12)は、第6図ないし第8図に示されている
ように、U字状のベース体(23)と、該ベース体(23)に対
して回動自在に枢支されたレバー(24)とから成ってい
る。前記ベース体(23)は、前述したように互いに離間す
る両脚部(25,25)と、該両脚部(25,25)の一端側を連結す
る連結部(26)とを有するU字形状をなしている。両脚部
(25,25)の他端側には軸受部(27,27)を有し、軸受部(27,
27)には軸孔(28,28)が形成されている。一方の脚部(25)
の連結部(26)側には上方に突出する係合突起(29)が両脚
部(25,25)間の空間に半身で乗り出す状態で一体的に形
成されている。この係合突起(29)の上部は膨大からなる
頭部(30)を有すると共に、径小の首部(31)を有してい
る。該頭部(30)の径は、前記ソケット(11)の係止孔(17)
の径と略同じくらいかわずかに小さく、また首部(31)の
径は、ソケット(11)のガイド嵌入口(16)から係止孔(17)
に通ずる係止突起(20)間の入口部の幅(a)よりもわず
かに大きくなるよう形成されている。従って、ソケット
(11)の係止孔(17)内に係合突起(29)が嵌入係合する際、
首部(31)で係止孔(17)の入口部を押広げ係止壁(19)を弾
性変形させることにより係止孔(17)内に係合突起(29)が
スナップ式に嵌入係合するようになっている。(32,32)
はベース体(23)の裏面側に設けられたビス受けであっ
て、この実施例においては3個設けられている。すなわ
ち、このベース本体(23)のヘルメット本体(A)への取
付けは、第2図に示されるようにヘルメット本体(A)
にビス受け(32,32)の位置に対応するよう穴(A1,A
1)を設け、該穴(A1,A1)にビス受け(32,32)を
挿入してビス(33,33)により取付けるようにしてもよ
く、また第10図に示されるように穴(A1,A1)に
プッシュナット(40)を設けビス受け(32,32)を圧入係止
するようにすればワンタッチで取付けられるので好まし
い。
前記レバー(24)は、前記ベース体(23)の脚部(25,25)間
の空間に位置する係脱板(34)と押圧部(35)と復帰用の弾
性片(36)とを一体に有している。係脱板(34)の両側には
軸(37,37)を一体に有し、該軸(37,37)はベース体(23)の
軸孔(28,28)に嵌入し枢支されることによってレバー(2
4)はベース体(23)に対して回転自在になるように一体成
形で成形されている。また係脱板(34)の先端側は、一方
の側辺より先端部にかけてベース体(23)の係合突起(29)
を中心として円弧状の肉薄部(38)が形成されており、該
肉薄部(38)はベース体(23)の脚部(25,25)及び連結部(2
6)の肉厚と同一であってそれぞれの表面は面一となるよ
うになっている。このように係脱板(34)が肉薄部(38)よ
り厚いのはレバー(24)の剛性を高めるためである。この
レバー(24)は、押圧部(35)を指等で押すと、弾性片(36)
の先端はヘルメット本体(A)に支持されており該弾性
片(36)は変形し軸(37)を中心にして回転する。この回転
によって係脱板(34)は上方に傾斜するよう持ち上がる。
そして指を押圧部(35)より離すと弾性板(36)の弾性復帰
力によりレバー(24)は逆方向に回転させられ第7図に示
すようにレバー(24)は水平状態に復帰するようになって
いる。
本考案に係る固定具(10)は以上のような構成をしてお
り、次にその使用の仕方について第2図及び第9図に基
づいて説明する。先ず、ソケット(11)とプラグ(12)を係
合させるには、第1図で示されるようにソケット(11)の
ガイド嵌入口(16)の開放部側よりプラグ(12)の係合突起
(29)がガイドされ、該係合突起(29)の首部(31)でソケッ
ト(11)の係止孔(17)の入口部を押し広げることにより係
止壁(19)を弾性変形させ係止孔(17)内に係合突起(29)を
スナップ式に嵌入係合させる。嵌入係合した係合突起(2
9)は、係止孔(17)の係止突起(20)に係合突起(29)の頭部
(30)が引っ掛かりプラグ(12)とソケット(11)とは通常で
は離脱することがない。従ってプラグ(12)とソケット(1
1)はワンタッチで固定される。すなわち、マウスガード
(B)等の閉動作の一連の動きでマウスガード(B)等
はヘルメット本体(A)に固定され、従来のように閉め
る動作と係合固定する動作の2工程は必要としないので
操作が簡単である。
次にソケット(11)とプラグ(12)との係合を外すには、第
9図に示されるようにプラグ(12)のレバー(24)の押圧部
(24)を矢印方向に指等で押圧する。すると弾性片(36)は
弾性変形され軸(37)を中心としてレバー(24)は回転し、
その結果、レバー(24)の係脱板(34)の先端側は上方に持
ち上がり、ソケット(11)の底面部側は係脱板(34)の肉薄
部(38)の表面と当接し、ソケット(11)は上方に付勢さ
れ、プラグ(12)の係合突起(29)の頭部(30)によりソケッ
ト(11)の係止孔(17)を形成する係止壁(19)が図示のよう
に弾性変形され、係止孔(17)と係合突起(29)との係合が
外れる。すなわちプラグ(12)の押圧部(35)を押すだけで
プラグ(12)とソケット(11)との係合を外すことができ、
従来のスナップ釦による引く動作に比較して離脱操作性
がよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ヘルメットのマウスガー
ドあるいは風防板側に取付けられるソケットに内側に突
出する係止突起を有し側方が開放する係止孔を設け、ヘ
ルメット本体側に取付けられるプラグは前記係止孔と係
合する係合突起を有するU字状のベース体と、該ベース
体に回転自在に枢支され前記係止孔と係合突起との係合
を外す係脱板を有するようにしたので、オートバイ用の
ヘルメットにおいてマウスガード及び又は風防板の開閉
操作が一連の動作でワンタッチで行なえ、操作性がよい
という実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る固定具の平面図、 第2図は、固定具をヘルメットに取付けてソケットを断
面にした正面図、 第3図は、ソケットの底面図、 第4図は、第3図における右側面図、 第5図は、第3図におけるV−V線断面図、 第6図は、プラグの平面図、 第7図は、プラグの正面図、 第8図は、第6図におけるVIII−VIII線断面図、 第9図は、第2図における作用を示す断面図、 第10図は、ベース体の取付けの他の実施例を示す要部
断面図、 第11図は、固定具をヘルメットに使用した使用状態で
ある。 (10):固定具、(11):ソケット (12):プラグ、(17):係止孔、 (18):環状凹溝、(19):係止壁、 (20):係止突起、(23):ベース体、 (24):レバー、(25):脚部、 (29):係合突起、(30):頭部、 (34):係脱板、(35):押圧部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の脚部(25)に半身状態で上方に突出し
    頭部(30)を有する係合突起(29)を設けたU字状のベース
    体(23)と、該ベース体(23)に回転可能に枢支されベース
    体(23)側には係脱板(34)を有すると共に、他方側には押
    圧部(35)を有するレバー(24)とからなるプラグ(12)と、
    一側面が開放し、前記係合突起(29)と係合する係止孔(1
    7)を有し、該係止孔(17)の周囲には環状凹溝(18)が設け
    られることによって係止壁(19)を有し、該係止壁(19)の
    先端側に前記係止孔(17)内に突出する係止突起(20)を有
    するソケット(11)と、 からなることを特徴とするヘルメット用マウスガード等
    の固定具。
JP16018488U 1988-12-09 1988-12-09 ヘルメット用マウスガード等の固定具 Expired - Lifetime JPH065371Y2 (ja)

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JP16018488U JPH065371Y2 (ja) 1988-12-09 1988-12-09 ヘルメット用マウスガード等の固定具

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JPH0282729U JPH0282729U (ja) 1990-06-26
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012008983A1 (en) * 2010-07-13 2012-01-19 Ykk Corporation Of America Releasable clips

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012008983A1 (en) * 2010-07-13 2012-01-19 Ykk Corporation Of America Releasable clips

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Publication number Publication date
JPH0282729U (ja) 1990-06-26

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