JP3020300U - 扉体の鉤 - Google Patents

扉体の鉤

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JP3020300U
JP3020300U JP1995006931U JP693195U JP3020300U JP 3020300 U JP3020300 U JP 3020300U JP 1995006931 U JP1995006931 U JP 1995006931U JP 693195 U JP693195 U JP 693195U JP 3020300 U JP3020300 U JP 3020300U
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door body
base
piece
operation lever
engaging
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JP1995006931U
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進 土井
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多様な寸法設定の扉体に対応できるよう自由
度を高め、かつ、把手形状に左右されずに操作性の高い
扉体の鉤を提供する。 【構成】 ベース4を扉体2の遊端2aに装着し、操作
レバー8をベース4に枢着し、一端を扉体2によって閉
鎖される冷蔵庫本体1の側壁1aに沿って係合片6を延
長し、係合片6の先端に係合部5を設け、他端に操作片
7を形成し扉体2の表面2aに沿って略L字形状に折曲
し、筐体1の壁面1aに操作レバー8の係合片7に係合
する係合爪9aを備えた係合体9を設け、操作レバー8
の係合片7を係合爪9a側に押圧する板ばね10を設
け、ベース4に扉体2の端面2aに接合する端部規制部
11を設け、ベース4に扉体2の表面2aに接合する表
面規制部12を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、冷蔵庫等の扉体が地震等の災害発生時に、不用意に扉体が 開き、収納物が外部に飛散することを防止するための扉体の鉤に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷蔵庫用の防災の為の扉体用鉤は、従来より市販されている。このような扉体 用の鉤は各種メーカーによって多種の寸法設定が成された冷蔵庫の扉体に対応す るよう構成されたものではなかった。つまり、冷蔵庫の扉体の厚み寸法により、 操作性が変化するものであり、何れのメーカーの冷蔵庫に対しても適切な位置に 装着することができるものではなかった。
【0003】 また、このような鉤は冷蔵庫の全ての把手構造に適応できるものでは無く、時 には操作性を犠牲にして、災害時に備えることを前提とした製品であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の冷蔵庫等に用いられる防災用の扉体の鉤は、各メーカーの 冷蔵庫の寸法に必ずしも適応できるものでは無かった。また、扉体の各種把手に 対しても全て対応するものではなく、装着状態によって、操作性が著しく低下す ることもあった。
【0005】 本考案は、前記課題に着目したものであり、各種メーカーの多様な寸法設定の 扉体に適応できるよう自由度を高め、かつ、把手形状に左右されずに操作性の高 い扉体の鉤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案は、ベースを扉体の遊端に装着し、操作レバーをベース に枢着し、一端を扉体によって閉鎖される筐体の側壁に沿って係合片を延長し、 係合片の先端に係合部を設け、他端に操作片を形成し扉体の表面に沿って略L字 形状に折曲し、筐体の壁面に操作レバーの係合片に係合する係合爪を備えた係合 体を設け、操作レバーの係合片を係合爪側に押圧する弾性付勢手段を設け、ベー スに扉体の端面に接合する端部規制部を設け、ベースに扉体の表面に接合する表 面規制部を設けた扉体の鉤にある。
【0007】 請求項2に記載の考案は、弾性付勢手段を、ベースに一端側を固着し、他端を 操作レバーの操作片裏面側に当接して設けた板ばねとした扉体の鉤に有る。
【0008】
【作用】
請求項1の考案によれば、操作レバーを略L字型にしたことにより、扉体の表 面側に押し付ける操作により、係脱が可能である。また、ベースに端部規制部と 表面規制部とを設けたことにより、ベースの取り付け位置を決定することが極め て容易に成り、かつ正確に取り付けることが可能になる。
【0009】 請求項2の考案によれば、板ばねにより操作レバーを付勢することにより、耐 久性の強い扉体の鉤を提供できる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案における一実施例を図1〜図3を参照して説明する。図1に示さ れる筐体としての冷蔵庫1には、扉体2が枢着されている。図中の扉体2は遊端 2a側を示している。このような扉体2の遊端2aには、扉体の鉤3が装着され ている。扉体の鉤3は、扉体2の遊端2aに装着されるベース4と、ベース4に 枢着されて一端に、閉鎖される冷蔵庫本体1の側壁1aに沿って延長された係合 部5を備えた係合片6を有し、他端が扉体2の表面2bに沿って略L字形に折曲 された操作片7を備えて成る操作レバー8が設けられており、前記係合部5に対 応する冷蔵庫本体1の側壁1aに係合片6が係合する係合爪9aを備えた係合体 9を設け、操作レバー8の係合片6を係合爪9側に押圧する弾性付勢手段10を 設け、ベース4に扉体2の端面2aに接合する端部規制部11を設け、ベース4 に扉体2の表面2bに接合する表面規制部12を設けて構成されている。
【0011】 ベース4は、平面視で直角に折曲された接合面13を備えており、この接合面 13の一側が前記端部規制部11を構成し、他側が前記表面規制部12を構成し 、互いの規制部11,12は直角を成して一体に形成されている。そして、端部 規制部11の外側部には、操作レバー8を枢着するための、一対の枢着片14, 14を有している。枢着片14の間には、弾性付勢手段10としての板ばね10 の一端側を固着するための固着部15を備えており、この固着部15の上下より 前記枢着片14,14が扉体2の前方に向けて延長されている。ここで、固着部 15は平断面が図2に示されるように構成されている。固着部15は互い違い状 態に板ばね10を挟み込む複数のスリット部17を備えて形成されており、金型 成型の際には一対の成型金型による一方向のスライド構造により成型することが 可能な構造をとっている。以上のように構成された固着部15の上下に設けられ た一対の枢着片14,14にはそれぞれ、上下に突出する枢軸16,16が設け られている。上側の枢着片14には上側に突出する枢軸16が設けられ、また、 下側の枢着片14には下側に突出する枢軸16が設けられている。
【0012】 一対の枢軸16には前記操作レバー8の中途部が外側から枢着されている。そ して、前記板ばね10の一端は固着部15に固着され、中途部が扉体2の表面2 b側に向けて僅かに折曲され、他端側は操作レバー8の操作片7の裏面側に当接 している。この板ばね10により、操作レバー8の係合部5は冷蔵庫本体1の側 壁1a側に近接する方向に付勢するように構成されている。
【0013】 以上のように構成された操作レバー8の寸法設定において、重要なことは、図 2における寸法Aが60mm以上有った場合であっても、余裕をもって取り付け られる寸法設定になっているということである。この寸法Aの根拠は、本願発明 者が各社の冷蔵庫の扉体2の厚み寸法を測定した結果、何れの国内メーカーの冷 蔵庫にあっても前記寸法Aの範囲60mm以内に設定されていることがわかった からである。こうした条件を満たすためには、以下の構造をとることが望ましい 。ベース4の表面規制部12を扉体2の表面2bに接合した場合に、係合片7に 係合される係合爪9の先端は、前記表面規制部12から寸法A(60mm)を越 える寸法に設定されていることが望ましい。
【0014】 また、係合爪9の先端部分では傾斜面9aが形成され、係合部5の先端部分で は傾斜面5aが形成されている。これにより、扉体2を閉鎖する場合には、図2 に破線で示すように操作レバー8が回動して、自動的にロック状態になるように 構成されている。
【0015】 以上説明したように構成された扉体2の鉤3を冷蔵庫1,2に対して取り付け ることにより、通常の使用において扉体2を操作する場合には、図3に示される ように、扉体2の表面2a側に操作レバー8を押圧操作することにより、鉤3の ロックを解除できる。これにより、扉体2の閉鎖状態においては、本体1側に扉 体2がロックされ、扉体2を開放操作する際には、手指による容易な押圧操作に より、極めて簡単に前記ロックを解除することができる。
【0016】 さらに、前記操作レバー8は、ベース4の表面規制部12により、取り付け位 置を正しく規制されるので、図2中に矢印Bで示される回動操作代を、正確に確 保することができる。このように扉体2の表面2a側に押し付ける操作片7を設 けたので、多種多様の把手に対応することができる。
【0017】 なお、各部品の冷蔵庫1,2への装着は、両面粘着テープ等による取り付けで 行うことができる。
【0018】 前述したベース4には表面規制部12が扉体2の表面2aに接合する面を成し て形成されていたが、これに限定されない。例えば、図4〜図6に示されるよう に、表面規制部12は、枢着片14の先端より延長された係合片であっても同様 の位置決めの規制効果を奏することができる。つまり、表面規制部12は、扉体 2の表面2aの位置に係合する構造であればよい。
【0019】 弾性付勢手段10は板ばね10であったが、固着部15に一体に設けられた合 成樹脂性の板ばねでもよい。また、コイルスプリングを利用したものや、発泡樹 脂により弾性を確保する付勢手段であってもよい。
【0020】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、操作レバーを枢着するベースに端部規制部および表 面規制部を設けたので、操作レバーの操作代を正確に確保することができ、家庭 用の扉体ロックに最適であり、多種の扉体を備えた筐体に適応することのできる 扉体の鉤を提供できる。
【0021】 請求項2の考案によれば、弾性付勢手段として板ばねを使用することにより、 高い耐久性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に包含される扉体の鉤の分解斜視図であ
る。
【図2】図1の扉体の鉤の平断面図である。
【図3】図1の扉体の鉤の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図4】ベースの他の構造を示す側面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の正面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体(筐体) 1a 側壁 2 扉体 2a 遊端 2b 表面 3 扉体の鉤 4 ベース 5 係合部 6 係合片 7 操作片 8 操作レバー 9 係合爪 10 板ばね(弾性付勢手段) 11 端部規制部 12 表面規制部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉体の遊端に装着されるベースと、ベース
    に枢着されて一端が扉体によって閉鎖される筐体の側壁
    に沿って延長され係合部を形成する係合片と、他端が扉
    体の表面に沿って略L字形に折曲された操作片と、を備
    えた操作レバーと、筐体の側壁に装着されて前記操作レ
    バーの係合片が係合する係合爪を備えた係合体と、操作
    レバーの係合片を係合爪側に押圧する弾性付勢手段と、
    ベースに設けられて扉体の端面に接合する端部規制部
    と、ベースに形成されて扉体の表面に接合する表面規制
    部と、を具備することを特徴とする扉体の鉤。
  2. 【請求項2】弾性付勢手段は、ベースに一端側が固着さ
    れた板ばねであり、他端側が操作レバーの操作片の裏面
    側に当接していることを特徴とする請求項1に記載の扉
    体の鉤。
JP1995006931U 1995-07-07 1995-07-07 扉体の鉤 Expired - Lifetime JP3020300U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015161414A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP2015161485A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 シャープ株式会社 冷蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015161414A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP2015161485A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 シャープ株式会社 冷蔵庫

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