JPH0653633U - 暖房装置 - Google Patents
暖房装置Info
- Publication number
- JPH0653633U JPH0653633U JP9180792U JP9180792U JPH0653633U JP H0653633 U JPH0653633 U JP H0653633U JP 9180792 U JP9180792 U JP 9180792U JP 9180792 U JP9180792 U JP 9180792U JP H0653633 U JPH0653633 U JP H0653633U
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- Japan
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- window
- upper plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス窓に近接した位置から加熱空気を吹出
して室内の温度分布を均一にすると共に、ガラス窓の曇
りや結露を防止する。 【構成】 窓装置3下面の腰壁1の室内側前面に突設さ
れた収納部5の上板6の中央部長手方向下面に区画壁1
1が垂設固定され、且つ区画壁11の下方には通風開口
12が設けられると共に、前記区画壁11の室内側前面
に電気暖房器4が固設されている。上板6の長手方向中
央部より腰壁側1には吸込孔15が、また前面板7側に
は吹出孔16が夫々多数穿設されると共に、前面板7の
下面に空気導入口17が開口されている。
して室内の温度分布を均一にすると共に、ガラス窓の曇
りや結露を防止する。 【構成】 窓装置3下面の腰壁1の室内側前面に突設さ
れた収納部5の上板6の中央部長手方向下面に区画壁1
1が垂設固定され、且つ区画壁11の下方には通風開口
12が設けられると共に、前記区画壁11の室内側前面
に電気暖房器4が固設されている。上板6の長手方向中
央部より腰壁側1には吸込孔15が、また前面板7側に
は吹出孔16が夫々多数穿設されると共に、前面板7の
下面に空気導入口17が開口されている。
Description
【0001】
本考案は、窓装置の下方の腰壁の室内側に突設された収納部内に電気暖房器を 設置した暖房装置に関するものである。
【0002】
従来、窓装置の下方の腰壁の室内側に突設された収納部内に電気暖房器を設置 したものはなく、単に特開平3−228991号公報に開示されたように窓の枠 、框に加温素子を設けたものが知られていた。
【0003】
従って、従来は窓から入る冷気を止めることができず、部屋全体の温度分布を 均一にすることができないという問題点があった。また更に、前記特開平3−2 28991号公報に開示されたものは、単に窓の結露を防止するにとどまり、窓 から入ってくる冷気を止めることができず、部屋全体の温度分布を均一にするこ とができないという問題点があった。
【0004】 本考案は、前記従来の問題点を解決すべくなされたもので、窓装置の下方の腰 壁の室内側に突設された収納部内に電気暖房器を設置することにより、ガラス窓 に近接した位置から加熱空気を吹出して室内の温度分布を均一にすると共に、ガ ラス窓の曇りや結露をも併せて防止できる暖房装置を提供しようとするものであ る。
【0005】
本考案は、ガラス窓を取付けた窓装置の下面の腰壁の室内側前面に、少なくと も上板、前面板および底板を備えた中空の方形箱状に形成された収納部を固定す る一方、前記上板の中央部長手方向下面に区画壁を垂設固定し、且つ該区画壁の 下方に通風開口を設けると共に、前記区画壁の室内側前面に電気暖房器を固設し 、更に前記上板の長手方向中央部より腰壁側には冷気の吸込孔を多数穿設すると 共に、前記上板の長手方向中央部より前面板側には加熱空気の吹出孔を多数穿設 し、且つ前記前面板の下面に空気導入口を開口するという手段を採用することに より、上記問題点を解決した。
【0006】
上記構成より成る本考案によれば、電気暖房器が加熱されて放熱し、その放熱 により空気導入口より導入された室内空気と、吸込孔より吸込まれた冷気とを加 熱し、吹出孔より加熱空気を吹出す。
【0007】
本考案の実施の一例を図面に基づいて詳細に説明すると、家屋の腰壁1の上方 にはガラス窓2を装着した窓装置3が配設されている。
【0008】 前記腰壁1の室内側前面には、前記窓装置3の巾とほぼ同一長さを有する電気 暖房器4を収納する収納部5が固設されている。
【0009】 前記収納部5は、上板6、前面板7、後面板8、底板9および両側板10を備 えた中空の方形箱状に形成され、腰壁1の室内側前面に固設されている。なお、 前記後面板8および両側板10は取付場所によっては不要の場合もある。
【0010】 前記収納部5の上板6の中央部長手方向下面には区画壁11が垂設固定され、 該区画壁11の下方には通風開口12が設けられており、また前記区画壁11の 室内側前面には取付具13を介して、前記前面板7との間に間隔14を有して電 気暖房器4が固設されている。
【0011】 前記区画壁11を垂設固定した上板6の長手方向中央部より腰壁1側には、窓 装置3部分より降下してくる冷気を吸い込む吸込孔15が多数穿設されており、 また前記上板6の長手方向中央部より前面板7側には、電気暖房器4によって暖 められた加熱空気を吹出す吹出孔16が多数穿設されており、更に前面板7の下 面には室内の空気を導入する空気導入口17が開口されている。
【0012】 前記電気暖房器4は特に限定する必要はないが、好ましくはパネルの表面全て に熱を均一に伝導するグラファイトカーボンを塗布した面状発熱体4aを使用す ると共に、該面状発熱体4aの背面には、例えば高温用グラスウールより成る断 熱材4bが添設され、面状発熱体4aよりの輻射熱が区画壁11に伝導しないよ うに形成することが推奨される。
【0013】 次に、実施例の作用について説明する。 図示していないスイッチをONにすることにより、図2において矢印で示すよ うに電気暖房器4が加熱されて放熱し、その放熱により空気導入口17より導入 された室内空気と、ガラス窓2に沿って降下して吸込孔15より吸込まれて通風 開口12を通って前記導入空気と混合した冷気とを加熱し、そして吹出孔16よ り前記電気暖房器4で加熱された加熱空気を上昇気流として吹出し、前記上昇し た加熱空気は対流によって部屋の窓際から中央部方向へと徐々に加熱して部屋の 温度分布を均一にする。 以下同様のサイクルを繰返し、部屋の温度を昇温させるのである。
【0014】 また、ガラス窓2に近接した位置より加熱空気を上昇気流として吹出して、ガ ラス窓2を暖めることにより、窓から入る冷たい外気を遮断すると共に、ガラス 窓2が曇ったり、結露したりするのが阻止されるので、ガラス窓2が汚れること がない。
【0015】
本考案は上述のように、窓装置の下方の腰壁の室内側に突設された収納部内に 電気暖房器が装置されているため、該電気暖房器で加熱された加熱空気が対流に よって部屋の中心部まで拡散して温度分布が均一となり、またガラス窓に沿って 降下した冷気が、加熱空気の吹出孔より窓装置側に近接して設けられた吸込孔か ら収納部内に吸込れるという構成を採用しているため、冷気の吸込孔と加熱空気 の吹出孔とが夫々独立して機能し、前記収納部内に吸込まれた冷気と、空気導入 口から導入された室内空気とが混合して直ちに電気暖房器に加熱され、ガラス窓 からの冷気が室内に滞留することがなく、室内の加温を早めることができる。 更に、ガラス窓に近接した位置より加熱空気を上昇気流として吹出してガラス 窓を暖めるため、窓ガラスが曇ったり、結露したりすることがない。
【図1】本考案暖房装置の縦断面図である。
【図2】本考案暖房装置における空気の流れを示す説明
図である。
図である。
1 腰壁、 2 ガラス窓、 3 窓装置、 4 電気
暖房器、 4a 面状発熱体、 5 収納部、 6 上
板、 7 前面板、 9 底板、 11 区画壁、 1
2 通風開口、 15 吸込孔、 16 吹出孔、 1
7 空気導入口。
暖房器、 4a 面状発熱体、 5 収納部、 6 上
板、 7 前面板、 9 底板、 11 区画壁、 1
2 通風開口、 15 吸込孔、 16 吹出孔、 1
7 空気導入口。
Claims (2)
- 【請求項1】 ガラス窓を取付けた窓装置の下面の腰壁
の室内側前面に、少なくとも上板、前面板および底板を
備えた中空の方形箱状に形成された収納部を固定する一
方、前記上板の中央部長手方向下面に区画壁を垂設固定
し、且つ該区画壁の下方に通風開口を設けると共に、前
記区画壁の室内側前面に電気暖房器を固設し、更に前記
上板の長手方向中央部より腰壁側には冷気の吸込孔を多
数穿設すると共に、前記上板の長手方向中央部より前面
板側には加熱空気の吹出孔を多数穿設し、且つ前記前面
板の下面に空気導入口を開口して成ることを特徴とする
暖房装置。 - 【請求項2】 電気暖房器が、面状発熱体である請求項
1記載の暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9180792U JPH0747452Y2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9180792U JPH0747452Y2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653633U true JPH0653633U (ja) | 1994-07-22 |
JPH0747452Y2 JPH0747452Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=14036904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9180792U Expired - Lifetime JPH0747452Y2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747452Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103469769B (zh) * | 2013-09-29 | 2015-07-15 | 葛洲坝集团第一工程有限公司 | 混凝土取料平台及防撞缓冲装置 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP9180792U patent/JPH0747452Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0747452Y2 (ja) | 1995-11-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960416 |