JP2565021Y2 - 熱処理炉 - Google Patents
熱処理炉Info
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- JP2565021Y2 JP2565021Y2 JP1883392U JP1883392U JP2565021Y2 JP 2565021 Y2 JP2565021 Y2 JP 2565021Y2 JP 1883392 U JP1883392 U JP 1883392U JP 1883392 U JP1883392 U JP 1883392U JP 2565021 Y2 JP2565021 Y2 JP 2565021Y2
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- Japan
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- heat treatment
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- treatment chamber
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- distribution grid
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱処理室の天井部にプ
レナムチャンバが形成され、当該チャンバの天井部から
供給された加熱空気を前記熱処理室内に流下させてワー
クを加熱するように成した熱処理炉の改良に関する。
レナムチャンバが形成され、当該チャンバの天井部から
供給された加熱空気を前記熱処理室内に流下させてワー
クを加熱するように成した熱処理炉の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の熱処理炉を示す正面図であ
って、断熱壁で形成された炉体1の床面にワークWを搬
入搬出する開閉扉2が形成されると共に、その内側に熱
処理室3を形成するマッフル4が配されている。マッフ
ル4は、多数の透孔が穿設されたパンチングプレート5
を境に上下に仕切られ、その上部がプレナムチャンバ6
となり、下部が前記熱処理室3となっている。
って、断熱壁で形成された炉体1の床面にワークWを搬
入搬出する開閉扉2が形成されると共に、その内側に熱
処理室3を形成するマッフル4が配されている。マッフ
ル4は、多数の透孔が穿設されたパンチングプレート5
を境に上下に仕切られ、その上部がプレナムチャンバ6
となり、下部が前記熱処理室3となっている。
【0003】プレナムチャンバ6の天井部には循環ファ
ン7が配され、熱処理室3内の空気をマッフル4の底部
に開口された吸込口5から吸引し、炉体1とマッフル4
の間に形成された空気流路8を通る際にヒータ9で所定
温度に加熱した後、天井部から再びマッフル4内に循環
供給される。したがって、開閉扉2からワークWを搬入
して熱処理を開始すると、加熱空気が、まず循環ファン
7の吹出口10からプレナムチャンバ6に供給され、パ
ンチングプレートPの透孔を通って熱処理室3内に流下
され、ワーク3が所定の温度に加熱される。
ン7が配され、熱処理室3内の空気をマッフル4の底部
に開口された吸込口5から吸引し、炉体1とマッフル4
の間に形成された空気流路8を通る際にヒータ9で所定
温度に加熱した後、天井部から再びマッフル4内に循環
供給される。したがって、開閉扉2からワークWを搬入
して熱処理を開始すると、加熱空気が、まず循環ファン
7の吹出口10からプレナムチャンバ6に供給され、パ
ンチングプレートPの透孔を通って熱処理室3内に流下
され、ワーク3が所定の温度に加熱される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、循環フ
ァン7により加熱空気を循環させる際に、加熱空気が吹
出口10からプレナムチャンバ6に吹き出すところで流
路が急に広がるので流れが乱れ、パンチングプレートP
に均等に加熱空気が吹きつけられず、その結果、パンチ
ングプレートPを通って熱処理室3に供給される空気の
流速も不均一になる。したがって、熱処理室3内で温度
ムラを生じ、ワークWを均等に熱処理することができな
いという問題があった。また、パンチングプレートPの
透孔は、加熱空気が熱処理室3に流入する際に流路を急
に広げるので渦流を生じ、加熱空気を均一に流下させる
妨げとなる。そこで、本考案は、加熱空気を熱処理室内
に均一に流下させて、ワークを均一に加熱することによ
り熱処理品質を向上させることを技術的課題としてい
る。
ァン7により加熱空気を循環させる際に、加熱空気が吹
出口10からプレナムチャンバ6に吹き出すところで流
路が急に広がるので流れが乱れ、パンチングプレートP
に均等に加熱空気が吹きつけられず、その結果、パンチ
ングプレートPを通って熱処理室3に供給される空気の
流速も不均一になる。したがって、熱処理室3内で温度
ムラを生じ、ワークWを均等に熱処理することができな
いという問題があった。また、パンチングプレートPの
透孔は、加熱空気が熱処理室3に流入する際に流路を急
に広げるので渦流を生じ、加熱空気を均一に流下させる
妨げとなる。そこで、本考案は、加熱空気を熱処理室内
に均一に流下させて、ワークを均一に加熱することによ
り熱処理品質を向上させることを技術的課題としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本考案は、熱処理室の天井部にプレナムチャンバが
形成され、当該チャンバの天井部から供給された加熱空
気を前記熱処理室内に流下させてワークを加熱するよう
に成した熱処理炉において、プレナムチャンバの天井部
に開口された加熱空気供給口に整流格子が配設され、プ
レナムチャンバと熱処理室の間には、断面逆U字型のス
リットバーが熱処理室の長手方向に対して平行に所定間
隔で架設されて成る第一の熱風分散格子と、断面逆U字
型のスリットバーが熱処理室の幅方向に対して平行に所
定間隔で架設されて成る第二の熱風分散格子とが、前記
第一の熱風分散格子を上にして上下に所定間隔で取り付
けられていることを特徴とする。
に、本考案は、熱処理室の天井部にプレナムチャンバが
形成され、当該チャンバの天井部から供給された加熱空
気を前記熱処理室内に流下させてワークを加熱するよう
に成した熱処理炉において、プレナムチャンバの天井部
に開口された加熱空気供給口に整流格子が配設され、プ
レナムチャンバと熱処理室の間には、断面逆U字型のス
リットバーが熱処理室の長手方向に対して平行に所定間
隔で架設されて成る第一の熱風分散格子と、断面逆U字
型のスリットバーが熱処理室の幅方向に対して平行に所
定間隔で架設されて成る第二の熱風分散格子とが、前記
第一の熱風分散格子を上にして上下に所定間隔で取り付
けられていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案によれば、プレナムチャンバの天井に開
口形成された加熱空気供給口に整流格子が配設されてい
るので、加熱空気は必ず整流格子を通ってプレナムチャ
ンバに供給されることとなり、供給口で加熱空気の流れ
が乱れることがなく均一に流下されて、第一の熱風分散
格子を通過する。
口形成された加熱空気供給口に整流格子が配設されてい
るので、加熱空気は必ず整流格子を通ってプレナムチャ
ンバに供給されることとなり、供給口で加熱空気の流れ
が乱れることがなく均一に流下されて、第一の熱風分散
格子を通過する。
【0007】この第一の熱風分散格子は、断面逆U字型
のスリットバーが熱処理室の長手方向に対して平行に所
定間隔で架設されているので、加熱空気の一部はスリッ
トバー間の隙間を通ってそのまま流下され、残りはスリ
ットバーに案内されて熱処理室の長手方向に分散され
る。したがって、第一の分散格子を通過した加熱空気
は、熱処理室の長手方向に対して略均一の流速で流下さ
れるが、熱処理室の幅方向に対する流速のムラがまだ大
きく整流格子の真下が最も速い。
のスリットバーが熱処理室の長手方向に対して平行に所
定間隔で架設されているので、加熱空気の一部はスリッ
トバー間の隙間を通ってそのまま流下され、残りはスリ
ットバーに案内されて熱処理室の長手方向に分散され
る。したがって、第一の分散格子を通過した加熱空気
は、熱処理室の長手方向に対して略均一の流速で流下さ
れるが、熱処理室の幅方向に対する流速のムラがまだ大
きく整流格子の真下が最も速い。
【0008】次いで、第二の熱風分散格子を通過する
と、第二の分散格子は、断面逆U字型のスリットバーが
熱処理室の幅方向に対して平行に、即ち第一のスリット
バーに対して直角に所定間隔で架設されているので、加
熱空気はスリットバーに案内されて熱処理室の幅方向に
分散され、熱処理室に供給される。したがって、第二の
分散格子を通過した加熱空気は、熱処理室全体が均一の
流速で流下され、ワークが均一に加熱される。
と、第二の分散格子は、断面逆U字型のスリットバーが
熱処理室の幅方向に対して平行に、即ち第一のスリット
バーに対して直角に所定間隔で架設されているので、加
熱空気はスリットバーに案内されて熱処理室の幅方向に
分散され、熱処理室に供給される。したがって、第二の
分散格子を通過した加熱空気は、熱処理室全体が均一の
流速で流下され、ワークが均一に加熱される。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1及び図2は本考案に係る熱処理
炉を示す正面図及び側面図、図3はその要部を示す斜視
図、図4及び図5は流速分布を示す正面図及び側面図で
ある。なお、図6と重複する部分は同一符号を付して詳
細説明を省略する。
具体的に説明する。図1及び図2は本考案に係る熱処理
炉を示す正面図及び側面図、図3はその要部を示す斜視
図、図4及び図5は流速分布を示す正面図及び側面図で
ある。なお、図6と重複する部分は同一符号を付して詳
細説明を省略する。
【0010】プレナムチャンバ6の天井部に取り付けら
れた循環ファン7の吹出口(加熱空気供給口)10に
は、図3に示すような整流格子11が嵌め付けられてい
る。この整流格子11は、例えば縦・横・高さが夫々75
〜100mm 程度の正方形の升目状に形成され、加熱空気を
均一に流下させることができるように成されている。ま
た、プレナムチャンバ6と熱処理室3の間には、加熱空
気を熱処理室3の長手方向に分散させる第一の熱風分散
格子12と、加熱空気を熱処理室3の幅方向に分散させ
る第二の熱風分散格子13とが、上下に所定間隔で取り
付けられている。
れた循環ファン7の吹出口(加熱空気供給口)10に
は、図3に示すような整流格子11が嵌め付けられてい
る。この整流格子11は、例えば縦・横・高さが夫々75
〜100mm 程度の正方形の升目状に形成され、加熱空気を
均一に流下させることができるように成されている。ま
た、プレナムチャンバ6と熱処理室3の間には、加熱空
気を熱処理室3の長手方向に分散させる第一の熱風分散
格子12と、加熱空気を熱処理室3の幅方向に分散させ
る第二の熱風分散格子13とが、上下に所定間隔で取り
付けられている。
【0011】前記第一の熱風分散格子12は、断面逆U
字型のスリットバー14,14・・が熱処理室3の長手
方向に対して平行に所定間隔で架設されて成り、第二の
熱風分散格子13は、第一の熱風分散格子12の下方に
例えばスリットバー15の高さ分の間隔で設けられ、断
面逆U字型のスリットバー15,15・・が熱処理室3
の幅方向に対して平行に所定間隔で架設されて成る。
字型のスリットバー14,14・・が熱処理室3の長手
方向に対して平行に所定間隔で架設されて成り、第二の
熱風分散格子13は、第一の熱風分散格子12の下方に
例えばスリットバー15の高さ分の間隔で設けられ、断
面逆U字型のスリットバー15,15・・が熱処理室3
の幅方向に対して平行に所定間隔で架設されて成る。
【0012】各スリットバー14,15は、加熱空気の
上流に向かって突出した流線形の湾曲部16と、その下
部に連続する平行板部17とで、断面逆U字型に形成さ
れている。したがって、スリットバー14,15に加熱
空気が吹きつけられても流れが乱れることがなく、ま
た、その間隙は徐々に狭くなっているので加熱空気が吹
きつけられたときに流路抵抗を生じ、当該加熱空気を各
スリットバー14,15の長手方向に分散させやすい形
状となっている。
上流に向かって突出した流線形の湾曲部16と、その下
部に連続する平行板部17とで、断面逆U字型に形成さ
れている。したがって、スリットバー14,15に加熱
空気が吹きつけられても流れが乱れることがなく、ま
た、その間隙は徐々に狭くなっているので加熱空気が吹
きつけられたときに流路抵抗を生じ、当該加熱空気を各
スリットバー14,15の長手方向に分散させやすい形
状となっている。
【0013】以上が本考案の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。まず、ワークWを熱処理室3
に搬入して熱処理を開始すると、ヒータ9で加熱された
加熱空気が、まず循環ファン7の吹出口10からプレナ
ムチャンバ6に供給される。このとき、吹出口10には
整流格子11が配設されているので、加熱空気は必ず整
流格子11を通り、流れが乱れることなく均一に流下さ
れて、第一の熱風分散格子12に吹きつけられる。
の作用について説明する。まず、ワークWを熱処理室3
に搬入して熱処理を開始すると、ヒータ9で加熱された
加熱空気が、まず循環ファン7の吹出口10からプレナ
ムチャンバ6に供給される。このとき、吹出口10には
整流格子11が配設されているので、加熱空気は必ず整
流格子11を通り、流れが乱れることなく均一に流下さ
れて、第一の熱風分散格子12に吹きつけられる。
【0014】第一の熱風分散格子12は、断面逆U字型
のスリットバー14が熱処理室3の長手方向に対して平
行に所定間隔で架設されているので、加熱空気の一部は
スリットバー14間の隙間を通ってそのまま流下され
る。スリットバー14間の隙間は徐々に狭くなって、加
熱空気が通過する際に抵抗となるので、加熱空気はスリ
ットバー14に案内されてその長手方向に分散される。
したがって、第一の熱風分散格子12を通過した加熱空
気の速度分布V1 は、図4及び図5に示すように、熱処
理室3の長手方向に対して略均一の流速で流下される
が、熱処理室3の幅方向に対しては整流格子11の直下
が最も速く流速のムラが大きい。
のスリットバー14が熱処理室3の長手方向に対して平
行に所定間隔で架設されているので、加熱空気の一部は
スリットバー14間の隙間を通ってそのまま流下され
る。スリットバー14間の隙間は徐々に狭くなって、加
熱空気が通過する際に抵抗となるので、加熱空気はスリ
ットバー14に案内されてその長手方向に分散される。
したがって、第一の熱風分散格子12を通過した加熱空
気の速度分布V1 は、図4及び図5に示すように、熱処
理室3の長手方向に対して略均一の流速で流下される
が、熱処理室3の幅方向に対しては整流格子11の直下
が最も速く流速のムラが大きい。
【0015】そして、第二の熱風分散格子13を通過す
ると、断面逆U字型のスリットバー15,15・・が熱
処理室の幅方向に対して平行に、即ち第一のスリットバ
ー14,14・・に対して直角に所定間隔で架設されて
いるので、加熱空気はスリットバー15に案内されて熱
処理室3の幅方向に分散される。したがって、第二の熱
風分散格子13を通過した加熱空気の速度分布V2 は、
図4及び図5に示すように、熱処理室3の長手方向に対
して略均一の流速で流下されると共に、熱処理室3の幅
方向に対しても略均一の流速で流下される。このように
加熱空気は、第一の熱風分散格子12で長手方向に分散
され、第二の熱風分散格子13で幅方向に分散されるの
で、熱処理室3全体に均一の流速で流下され、ワークW
を均一に加熱することができる。
ると、断面逆U字型のスリットバー15,15・・が熱
処理室の幅方向に対して平行に、即ち第一のスリットバ
ー14,14・・に対して直角に所定間隔で架設されて
いるので、加熱空気はスリットバー15に案内されて熱
処理室3の幅方向に分散される。したがって、第二の熱
風分散格子13を通過した加熱空気の速度分布V2 は、
図4及び図5に示すように、熱処理室3の長手方向に対
して略均一の流速で流下されると共に、熱処理室3の幅
方向に対しても略均一の流速で流下される。このように
加熱空気は、第一の熱風分散格子12で長手方向に分散
され、第二の熱風分散格子13で幅方向に分散されるの
で、熱処理室3全体に均一の流速で流下され、ワークW
を均一に加熱することができる。
【0016】なお、実施例では炉体1内にマッフル4を
配した熱処理炉について説明したが、本考案はこれに限
らず、熱処理室3の上部にプレナムチャンバ6が形成さ
れているすべてのタイプの熱処理炉に適用することがで
きる。また、プレナムチャンバ6の上部に循環ファン7
が配設されている場合に限らず、熱風供給ダクトが接続
されている熱処理炉にも適用することができる。
配した熱処理炉について説明したが、本考案はこれに限
らず、熱処理室3の上部にプレナムチャンバ6が形成さ
れているすべてのタイプの熱処理炉に適用することがで
きる。また、プレナムチャンバ6の上部に循環ファン7
が配設されている場合に限らず、熱風供給ダクトが接続
されている熱処理炉にも適用することができる。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、プ
レナムチャンバの天井部に開口形成された加熱空気供給
口に整流格子が取り付けられているので、加熱空気の流
れがプレナムチャンバ内で乱れることがなく、この加熱
空気を第一の熱風分散格子で熱処理室の長手方向に分散
させ、さらに第二の熱風分散格子で熱処理室の幅方向に
分散させるように成されているので、熱処理室全体に略
均一な流速で加熱空気が流下し、ワークを均一に加熱す
ることができるという優れた効果を有する。
レナムチャンバの天井部に開口形成された加熱空気供給
口に整流格子が取り付けられているので、加熱空気の流
れがプレナムチャンバ内で乱れることがなく、この加熱
空気を第一の熱風分散格子で熱処理室の長手方向に分散
させ、さらに第二の熱風分散格子で熱処理室の幅方向に
分散させるように成されているので、熱処理室全体に略
均一な流速で加熱空気が流下し、ワークを均一に加熱す
ることができるという優れた効果を有する。
【図1】本考案に係る熱処理炉の正面図。
【図2】その側面図。
【図3】その要部を示す斜視図。
【図4】熱処理炉内の速度分布を示す正面図。
【図5】その側面図
【図6】従来の熱処理炉を示す正面図。
1・・・炉体 2・・・開閉扉 3・・・熱処理室 4・・・マッフ
ル 6・・・プレナムチャンバ 7・・・循環フ
ァン 10・・・吹出口(加熱空気供給口) 11・・・整流
格子 12・・・第一の熱風分散格子 13・・・第二
の熱風分散格子 14・・・スリットバー 15・・・スリ
ットバー
ル 6・・・プレナムチャンバ 7・・・循環フ
ァン 10・・・吹出口(加熱空気供給口) 11・・・整流
格子 12・・・第一の熱風分散格子 13・・・第二
の熱風分散格子 14・・・スリットバー 15・・・スリ
ットバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F27D 7/04 F27D 7/04
Claims (1)
- 【請求項1】熱処理室(3)の天井部にプレナムチャン
バ(6)が形成され、当該チャンバ(6)の天井部から
供給された加熱空気を前記熱処理室(3)内に流下させ
てワーク(W)を加熱するように成した熱処理炉におい
て、プレナムチャンバ(6)の天井部に開口された加熱
空気供給口(10)に整流格子(11)が配設され、プ
レナムチャンバ(6)と熱処理室(3)の間には、断面
逆U字型のスリットバー(14)が熱処理室(3)の長
手方向に対して平行に所定間隔で架設されて成る第一の
熱風分散格子(12)と、断面逆U字型のスリットバー
(15)が熱処理室(3)の幅方向に対して平行に所定
間隔で架設されて成る第二の熱風分散格子(13)と
が、前記第一の熱風分散格子(12)を上にして上下に
所定間隔で取り付けられていることを特徴とする熱処理
炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1883392U JP2565021Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 熱処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1883392U JP2565021Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 熱処理炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577246U JPH0577246U (ja) | 1993-10-22 |
JP2565021Y2 true JP2565021Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=11982569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1883392U Expired - Lifetime JP2565021Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 熱処理炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565021Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002066687A1 (fr) * | 2001-02-22 | 2002-08-29 | Chugai Ro Co., Ltd. | Four de traitement thermique a chambre unique a refroidissement par gaz et procede de refroidissement du four a l'aide d'un gaz |
JP2002333277A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-22 | Chugai Ro Co Ltd | ガス冷却式単室型熱処理炉 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP1883392U patent/JP2565021Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002066687A1 (fr) * | 2001-02-22 | 2002-08-29 | Chugai Ro Co., Ltd. | Four de traitement thermique a chambre unique a refroidissement par gaz et procede de refroidissement du four a l'aide d'un gaz |
US6821114B2 (en) | 2001-02-22 | 2004-11-23 | Chugai Ro Co., Ltd. | Gas-cooled single chamber heat treating furnace, and method for gas cooling in the furnace |
JP2002333277A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-22 | Chugai Ro Co Ltd | ガス冷却式単室型熱処理炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577246U (ja) | 1993-10-22 |
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