JPH0653482U - 組立家屋用壁パネルの梱包構造 - Google Patents

組立家屋用壁パネルの梱包構造

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JPH0653482U
JPH0653482U JP9283792U JP9283792U JPH0653482U JP H0653482 U JPH0653482 U JP H0653482U JP 9283792 U JP9283792 U JP 9283792U JP 9283792 U JP9283792 U JP 9283792U JP H0653482 U JPH0653482 U JP H0653482U
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知行 仙頭
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株式会社淀川製鋼所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主面壁の両端に連結枠部を有する2〜4枚の
壁パネルをダンボールケースに詰めて移送するについ
て、輸送時や荷扱い時に連結枠部が変形し、あるいは相
互に擦れ合って傷付くことを解消する。 【構成】 一対の壁パネル1・1は、それぞれの連結枠
部3の中間壁5どうしが上下に隣接するよう重さねる。
2枚を越える壁パネル1は、上記一対の壁パネル1・1
間の空間Sを利用してそこに挟み込む。上下に隣接する
連結枠部3・3に保形ピース9を嵌め込み、上下の壁パ
ネル1・1の相対移動を阻止するとともに、連結枠部3
の保形を行う。保形ピース9で保持固定された壁パネル
1をダンボールケース7内に収め、その蓋壁7aを封止
したのち長手方向の複数個所をバンド12で緊縛する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、組立家屋用の壁パネルを工場から出荷発送するについて、輸送時や 荷扱い時に壁パネルの一部が変形し、あるいは壁パネルどうしが擦れ合って傷付 くことを防止するための、壁パネルの梱包構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8(a)は梱包対象の壁パネル20の一例として組立式物置の後壁を示して おり、主面壁21の左右両側のそれぞれに断面コ字形の連結枠部22が一体に折 り曲げ形成されている。物置一棟について、2〜4枚の壁パネル20を組み付け る。
【0003】 これらの壁パネル20を梱包するについて、従来は図8(b)に示す梱包形態 を採っていた。2枚の壁パネル20・20は、それぞれの連結枠部22の中間壁 23どうしが背中合わせに隣接する状態でダンボールケース24内に重さね合わ せ、主面壁21間の空間に3枚目あるいは4枚目の壁パネル20を挟み込む。各 壁パネル20間にはダンボール紙やプラスチックシートなどの緩衝シート25を 挟み込む。必要に応じて、棚板などの他のパーツを各壁パネル20間の空所に収 容する。最後に、ダンボールケース24の蓋壁26を閉じて粘着テープで封をし ていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記の梱包形態では、輸送時や荷扱い時にダンボールケース24が平行四辺形 状に歪み、あるいはダンボールケース24のコーナに他物が衝突するなどによっ て、壁パネル20の連結枠部22が図8(b)の想像線で示すように変形し、あ るいはその遊端部が三角形状に折れ曲がることがあった。このように連結枠部2 2が変形した壁パネル20は、柱に対する組み立てを適正に行えないため、交換 を余儀なくされる。ダンボールケース24や連結枠部22の変形に伴って、ダン ボールケース24内における遊動隙間量が増加し、隣接する壁パネル20に擦り 傷が付きやすくなる不利もあった。
【0005】 本考案の目的は、輸送時や荷扱い時の連結枠部の変形を防止して、壁パネルを 適正な状態で末端ユーザーにまで送り届けられるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、主面壁2の幅方向両側のそれぞれに断面コ字形の連結枠部3を備え ている組立家屋用壁パネル1を2枚以上ダンボールケース7に収めるについて、 一対の壁パネル1・1は、それぞれの連結枠部3の中間壁5どうしが上下に隣 接する状態でダンボールケース7内に配置してあること、 上下に隣接する一対の連結枠部3の長手方向両端部に、連結枠部3の枠内面に 接当して遊端壁6の変形を防ぐ保形ピース9が嵌め込まれていること、 壁パネル1が入ったダンボールケース7の長手方向の複数個所が、バンド12 で緊縛されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
最も変形しやすい連結枠部3の両端に嵌め込んだ保形ピース9は、とくに遊端 壁6が内倒れ状に変形することを防止する。保形ピース9の嵌め込みで上下の壁 パネル1・1を相対移動不能に保持固定できるので、各壁パネル1・1どうしが 擦れ合うことを防止できる。
【0008】
【考案の効果】
本考案では、連結枠部3の両端に保形ピース9を嵌め込み、連結枠部3の遊端 壁6の変形を防ぐと同時に、上下の壁パネル1・1が相対移動するのを防止する 。さらに、ダンボールケース7の長手方向の複数個所をバンド12で緊縛して、 その変形を阻止する。従って、輸送時や荷扱い時に壁パネル1の連結枠部3が変 形し、組立不能となることを解消して、壁パネル1を適正な状態で末端のユーザ ーにまで送り届けられる。輸送時に壁パネル1どうしが擦れ合って傷付くことも よく防止できる。
【0009】
【実施例】
図1ないし図4は本考案に係る梱包構造の実施例を示す。 梱包対象の壁パネル1は、前述の壁パネル20と同様に主面壁2の幅方向両側 に連結枠部3を有する。連結枠部3は、主面壁2に連続する基端壁4、中間壁5 、遊端壁6の三者で断面コ字形に形成してある。壁パネル1の幅寸法は50〜9 0cm、長手方向寸法は140〜190cmであって、全体重量が過大になるのを避 けるために、2〜4枚を梱包単位としてダンボールケース7で梱包する。
【0010】 ダンボールケース7は、浅くて細長い角箱状に形成されており、図3に示すよ うに蓋壁7aが一体に設けてある。以下に3枚の壁パネル1を梱包する場合につ いて説明する。 壁パネル1は、2枚を一対としてそれぞれの連結枠部3の中間壁5どうしが上 下に背中合わせに隣接する状態で重ね合わせる。3枚目の壁パネル1は、一対の 前記壁パネル1・1の主面壁2・2間の空間Sを利用して、両パネル1・1間に 配置する。詳しくは、主面壁2の殆どと片方の連結枠部3が前記空間S内に収ま る状態で、3枚目の壁パネル1を挟み込む。実際の梱包作業においては一般に3 枚の壁パネル1を下から順に積み重さねる。各壁パネル1・1間には擦り傷を防 ぐ緩衝シート8を介装する。
【0011】 3枚の壁パネル1を重ねた後、上下に隣接する一対の連結枠部3の長手方向両 端に保形ピース9を外側からそれぞれ嵌め込む。図2において保形ピース9は、 例えばABS、ポリスチロール、ポリエチレンおよびポリプロピレンなどのプラ スチック材を素材とする、直方体状のプラスチックブロックからなり、その上下 中央に係合溝10を形成し、係合溝10の上下に連結枠部3の内面に嵌まり込む 保形部11・11を設ける。保形ピース9の幅Wは、連結枠部3の基端壁4と遊 端壁6の対向間隔と同じかこれより僅かに小さく設定し、係合溝10の溝幅Tは 、上下の中間壁5・5の厚み寸法に、両壁間に挟さまる緩衝シート8の厚みと、 若干の余裕値を加えた寸法とする。
【0012】 保形ピース9を連結枠部3に嵌め込んだ状態では、保形ピース9の左右両側面 が図3に示すごとく基端壁4と遊端壁6に密着しており、係合溝10は図4に示 すように上下の中間壁5・5を挟み保持している。さらに、保形ピース9の上下 端面は上下の壁パネル1の主面壁2より僅かに上下に突出している。
【0013】 上記のように3枚の壁パネル1を保形ピース9で保持した後、その全体をダン ボールケース7に収める。このとき、棚板などの他のパーツを余剰空間に収める ことができる。次に、蓋壁7aを閉じてその蓋端を粘着テープで封止し、さらに ダンボールケース7の長手方向の3個所を図1に示すように自動結束機でバンド 12にて緊縛する。
【0014】 図5は保形ピース9の別実施例を示しており、この場合の保形ピース9は断面 C字形のブロックとして形成し、上下の保形部11・11を遊端壁6に外接する 側壁13で一体に連結した点が上記の実施例と異なる。この保形ピース9は連結 枠部3の長手方向に沿って何個でも取り付けることができる。
【0015】 壁パネル1は2枚だけ、あるいは4枚を同時に梱包することもある。梱包枚数 が2枚の場合には、上記の実施例で説明した3枚目の壁パネル1を除去した状態 で梱包する。梱包枚数が4枚の場合には、図6に示すように上記の実施例で説明 した3枚目の壁パネル1と同様に、4枚目の壁パネル1を一対の壁パネル1・1 間に挟む。
【0016】 3枚の壁パネル1を梱包するとき、図3に示すように3枚目の壁パネル1の片 方の連結枠部3が上下一対の壁パネル1・1の外にはみ出る。この連結枠部3も 、保形ピース9の構造を一部変形することで保護できる。例えば図7に示すよう に、上下の中間壁5・5が嵌まり込む係合溝10とは別に、縦長の第2の係合溝 14を設け、この係合溝14で区分された保形部15が3枚目の壁パネル1の連 結枠部3内に嵌まり込むようにする。 なお、4枚の壁パネル1を梱包する場合にも、図7に示す保形ピース9を共用 できる。
【0017】 上記以外に、保形ピース9は必ずしも直方体状のブロックとして形成する必要 はなく、ブロー成形品のように形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁パネルの梱包構造を示す一部破断斜視図であ
る。
【図2】保形ピースとその装着部を分離して示す斜視図
である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】図3におけるB−B線断面図である。
【図5】保形ピースの別実施例を示す縦断面図である。
【図6】別の梱包形態を示す縦断正面図である。
【図7】保形ピースの別実施例を示す斜視図である。
【図8】従来の梱包形態を示しており、図8(a)は梱
包対象となる壁パネルの斜視図、図8(b)は梱包構造
の概略断面図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 主面壁 3 連結枠部 5 中間壁 6 遊端壁 7 ダンボールケース 8 緩衝シート 9 保形ピース 12 バンド S 空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主面壁2の幅方向両側のそれぞれに断面
    コ字形の連結枠部3を備えている組立家屋用壁パネル1
    を2枚以上ダンボールケース7に収めるについて、 一対の壁パネル1・1は、それぞれの連結枠部3の中間
    壁5どうしが上下に隣接する状態でダンボールケース7
    内に配置してあり、 上下に隣接する一対の連結枠部3の長手方向両端部に、
    連結枠部3の枠内面に接当して遊端壁6の変形を防ぐ保
    形ピース9が嵌め込まれており、 壁パネル1が入ったダンボールケース7の長手方向の複
    数個所が、バンド12で緊縛されている組立家屋用壁パ
    ネルの梱包構造。
JP9283792U 1992-12-24 1992-12-24 組立家屋用壁パネルの梱包構造 Expired - Fee Related JPH0751504Y2 (ja)

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JPH0653482U true JPH0653482U (ja) 1994-07-22
JPH0751504Y2 JPH0751504Y2 (ja) 1995-11-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022206773A1 (zh) * 2021-03-30 2022-10-06 海尔智家股份有限公司 搁板构件及冰箱

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WO2022206773A1 (zh) * 2021-03-30 2022-10-06 海尔智家股份有限公司 搁板构件及冰箱

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JPH0751504Y2 (ja) 1995-11-22

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