JPH0653161A - セルフアラインコンタクト構造およびその製造方法 - Google Patents

セルフアラインコンタクト構造およびその製造方法

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JPH0653161A
JPH0653161A JP20514092A JP20514092A JPH0653161A JP H0653161 A JPH0653161 A JP H0653161A JP 20514092 A JP20514092 A JP 20514092A JP 20514092 A JP20514092 A JP 20514092A JP H0653161 A JPH0653161 A JP H0653161A
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JP
Japan
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insulating film
contact
film
forming
silicon oxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP20514092A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Namita
博光 波田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0653161A publication Critical patent/JPH0653161A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平坦な表面上でのセルフアラインコンタクト
の形成を可能とする。 【構成】 コンタクト形成領域上にコンタクト径より小
さい開口11を設け、コンタクト領域に埋め込んだSO
G膜5をエッチングした後、シリコン酸化膜8を成長
し、コンタクト領域上にボイドを形成し、コンタクトの
リソグラフィー,ェツチングを行い、セルフアラインコ
ンタクト開口部10を開口する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクトの構造およ
びその製造方法に関し、特にある程度の目合わせずれを
許容するセルフアラインコンタクトの構造およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セルフアラインコンタクト形成技術とし
て、例えばゲート電極間にコンタクトをセルフアライン
で開口する場合に、図2に示すようなゲート電極の段差
を積極的に利用してコンタクトを開口する方法が従来よ
りよく用いられる。
【0003】つまり、図2(a)に示すように、シリコ
ン基板21上には、シリコン酸化膜22で区画された領
域を有し、このシリコン基板21上に形成したゲート電
極23とキャップシリコン酸化膜24との積層構造をシ
リコン酸化膜25で覆った後、コンタクトのリソグラフ
ィーを行い、図2(b)のように、フォトレジスト26
に開口28を形成する。この際、フォトレジスト26の
開口28の寸法は、実際のコンタクト寸法より大きくて
も、また、多少の目合わせずれがあっても良い。その
後、図2(c)に示すごとく、シリコン酸化膜25のエ
ッチバックを行い、フォトレジストを剥離してゲート電
極23,23間にセルフアラインでコンタクト開口部2
7を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のセルフアラインコンタクト形成技術では以下に述べ
るような問題点がある。すなわち、上述のセルフアライ
ンコンタクト形成技術は、ゲート電極等の段差を利用し
てセルフアラインコンタクトを形成するものである。し
たがって、段差は、コンタクト形成のために必ず必要で
あるが、段差が大きいために後工程のエッチング,露光
等でエッチング残り,レジスト寸法のバラツキ等の問題
を発生する。
【0005】本発明の目的は、このような従来の問題点
を解決し、後工程に大きな段差を残さないセルフアライ
ンコンタクト構造およびその製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るセルフアラインコンタクト構造におい
ては、配線の積層構造と、第2の絶縁膜と、薄膜と、第
3の絶縁膜とを有し、コンタクト形成領域が開口された
セルフアラインコンタクト構造であって、配線の積層構
造は、配線材料膜と、第1の絶縁膜とがコンタクト形成
領域をはさんで基板上に同一幅で形成されたものであ
り、第2の絶縁膜は、前記コンタクト形成領域を除いて
前記積層構造を埋設するものであり、薄膜は、前記第2
の絶縁膜と前記積層構造上にまたがってその上面を覆
い、コンタクト形成領域は除去されているものであり、
第3の絶縁膜は、段差被覆性を有し、コンタクト形成領
域を除いて前記薄膜の上を覆うものである。
【0007】また、本発明に係るセルフアラインコンタ
クト製造方法においては、配線の形成工程と、絶縁膜埋
込み工程と、絶縁膜エッチング工程と、絶縁膜成膜工程
と、コンタクト開口工程とを有し、配線に隣接したコン
タクト領域へコンタクトを形成するセルフアラインコン
タクトの製造方法であって、配線形成工程は、基板上に
配線材料膜と、第1の絶縁膜とを順次成膜し、次いで余
分の第1の絶縁膜及び配線材料膜を除去し、第1の絶縁
膜と配線との積層構造の対を同一幅でコンタクト形成領
域に隣接して形成する工程であり、絶縁膜埋込み工程
は、第1の絶縁膜と配線との積層構造間を基板上に成膜
した第2の絶縁膜により埋込み、該積層構造と第2の絶
縁膜上をまたがって薄膜を成膜する工程であり、絶縁膜
エッチング工程は、コンタクト形成領域上の前記薄膜
を、コンタクト領域より小さい寸法で開口してコンタク
ト形成領域の前記第2の絶縁膜を選択的にエッチング除
去する工程であり、絶縁膜成膜工程は、エッチング除去
されたコンタクト形成領域の空間上にオーバーハングさ
せて段差被覆性を有する第3の絶縁膜を前記薄膜上に成
膜する工程であり、コンタクト開口工程は、コンタクト
形成領域の前記第3の絶縁膜を、前記薄膜とともにエッ
チング除去する工程である。
【0008】
【作用】本発明のセルフアラインコンタクト構造および
その製造方法では、段差を利用してコンタクトを形成せ
ず、シリコン酸化膜を成長する際に故意にコンタクト形
成領域にボイドを形成し、このボイドを利用してセルフ
アラインコンタクトを形成するものであり、したがっ
て、コンタクトの開口の際、段差は不要である。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例で用いた工程手順を示し
た図である。同図において1はシリコン基板,2はシリ
コン酸化膜,3はゲート電極,4はキャップシリコン酸
化膜,5はSOG(Spinon Grass)膜,6
はシリコン酸化膜,7は第1のフォトレジスト,8はシ
リコン酸化膜,9は第2のフォトレジスト,10はコン
タクト開口部をそれぞれ示す。
【0010】図1(a)において、まず、シリコンの選
択酸化により、基板1上にシリコン酸化膜2を形成し、
ゲート酸化の工程後、基板1の全面にポリシリコン膜,
シリコン酸化膜をCVD法によりこの順に堆積する。そ
の後、ゲート電極の形成工程により、シリコン酸化膜,
ポリシリコン膜のエッチングを行い、シリコン基板1上
に、ゲート電極3と、その上に同一幅で形成されたキャ
ップシリコン酸化膜4の積層構造を得る。
【0011】次にイオン注入等により拡散層を形成した
後、図1(b)のようにSOG膜5をスピン塗布し、S
OG膜5のエッチバックを行い、SOG膜5をゲート電
極3及びキャップシリコン酸化膜4の積層構造間等の凹
部に埋め込む。
【0012】次に図1(c)において、CVD法によ
り、シリコン酸化膜6を堆積した後、第1のフォトレジ
スト7を積層し、フォトリソグラフィー工程により、コ
ンタクト形成領域上にのみフォトレジスト7を開口し、
前記フォトレジスト7をマスクにし、シリコン酸化膜6
をエッチングし、シリコン酸化膜6の一部に開口11を
形成する。その後、開口11に臨むSOG膜5をフッ酸
(HF)と純水(H2O)の混合液によりエッチングす
る。
【0013】このエッチングの際、SOG膜5は、シリ
コン酸化膜6に比べエッチングレートが非常に大きいの
で、フッ酸と純水の混合比とエッチング時間を適当に選
べば、コンタクト開口部のSOG膜5のみがエッチング
される。
【0014】次に図1(d)において、段差被覆性の良
好なCVD装置を用い、シリコン酸化膜8を堆積する。
この際、ゲート電極幅に比べ、シリコン酸化膜6の幅が
大きいのでシリコン酸化膜8の堆積後は、コンタクト領
域上にボイド12が発生する。さらにその後、図1
(e)のように、第2のフォトレジスト9を塗布し、コ
ンタクトのリソグラフィーを行い、開口13を設け、次
にコンタクト形成領域上のシリコン酸化膜8の一部をエ
ッチングすることにより、図1(f)のようにコンタク
ト開口部10を形成する。
【0015】このエッチングの際、コンタクト形成領域
には、ボイド11が存在するのでエッチングすべき膜厚
は、コンタクト深さより薄く、したがってコンタクト露
光時に目合わせズレを生じてもゲート−コンタクト間の
絶縁が保たれ、コンタクトはセルフアラインで開口す
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、平
坦な表面上でセルフアラインコンタクトを形成でき、ま
た、開口後も大きな段差が残らない。したがって、後工
程の露光,エッチングなどで発生する問題を減少するこ
とができ、したがって、製造の歩留りが向上する等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で用いた工程手順を示した図
である。
【図2】従来のセルフアラインコンタクト形成法の工程
手順を示した図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 シリコン酸化膜 3 ゲート電極 4 キャップシリコン酸化膜 5 SOG膜 6 シリコン酸化膜 7 第1のフォトレジスト 8 シリコン酸化膜 9 第2のフォトレジスト 10 コンタクト開口部 11 開口 12 ボイド 13 開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線の積層構造と、第2の絶縁膜と、薄
    膜と、第3の絶縁膜とを有し、コンタクト形成領域が開
    口されたセルフアラインコンタクト構造であって、 配線の積層構造は、配線材料膜と、第1の絶縁膜とがコ
    ンタクト形成領域をはさんで基板上に同一幅で形成され
    たものであり、 第2の絶縁膜は、前記コンタクト形成領域を除いて前記
    積層構造を埋設するものであり、 薄膜は、前記第2の絶縁膜と前記積層構造上にまたがっ
    てその上面を覆い、コンタクト形成領域は除去されてい
    るものであり、 第3の絶縁膜は、段差被覆性を有し、コンタクト形成領
    域を除いて前記薄膜の上を覆うものであることを特徴と
    するセルフアラインコンタクト構造。
  2. 【請求項2】 配線の形成工程と、絶縁膜埋込み工程
    と、絶縁膜エッチング工程と、絶縁膜成膜工程と、コン
    タクト開口工程とを有し、配線に隣接したコンタクト領
    域へコンタクトを形成するセルフアラインコンタクトの
    製造方法であって、 配線形成工程は、基板上に配線材料膜と、第1の絶縁膜
    とを順次成膜し、次いで余分の第1の絶縁膜及び配線材
    料膜を除去し、第1の絶縁膜と配線との積層構造の対を
    同一幅でコンタクト形成領域に隣接して形成する工程で
    あり、 絶縁膜埋込み工程は、第1の絶縁膜と配線との積層構造
    間を基板上に成膜した第2の絶縁膜により埋込み、該積
    層構造と第2の絶縁膜上をまたがって薄膜を成膜する工
    程であり、 絶縁膜エッチング工程は、コンタクト形成領域上の前記
    薄膜を、コンタクト領域より小さい寸法で開口してコン
    タクト形成領域の前記第2の絶縁膜を選択的にエッチン
    グ除去する工程であり、 絶縁膜成膜工程は、エッチング除去されたコンタクト形
    成領域の空間上にオーバーハングさせて段差被覆性を有
    する第3の絶縁膜を前記薄膜上に成膜する工程であり、 コンタクト開口工程は、コンタクト形成領域の前記第3
    の絶縁膜を、前記薄膜とともにエッチング除去する工程
    であることを特徴とするセルフアラインコンタクトの製
    造方法。
JP20514092A 1992-07-31 1992-07-31 セルフアラインコンタクト構造およびその製造方法 Pending JPH0653161A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000014786A1 (fr) * 1998-09-02 2000-03-16 Tokyo Electron Limited Procede de production d'un dispositif a semi-conducteur

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000014786A1 (fr) * 1998-09-02 2000-03-16 Tokyo Electron Limited Procede de production d'un dispositif a semi-conducteur
US6737350B1 (en) 1998-09-02 2004-05-18 Tokyo Electron Limited Method of manufacturing semiconductor device

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