JPH0652483B2 - 工作機械の情報遠隔管理装置 - Google Patents

工作機械の情報遠隔管理装置

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JPH0652483B2
JPH0652483B2 JP8431487A JP8431487A JPH0652483B2 JP H0652483 B2 JPH0652483 B2 JP H0652483B2 JP 8431487 A JP8431487 A JP 8431487A JP 8431487 A JP8431487 A JP 8431487A JP H0652483 B2 JPH0652483 B2 JP H0652483B2
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JP
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transmission control
transmission
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data
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Inventor
晴久 広瀬
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日立精機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械の主局・従局間の情報遠隔管理装置
に関し、特に、従局側の伝送制御用プログラムを主局側
から可変に設定できる工作機械の情報遠隔管理装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来より、工作機械の制御システムにおいては、制御情
報の伝達を行うため、第1図に示す如く、共通のバスラ
イン1を設け、そのバスライン1に主局(マスターステ
ーション)と従局(スレーブステーション)とを並列に
接続する構成が一般的に採用されている。その場合、主
局に相当するのはプログラマブルコントローラ(PC)
2であるが、従局は、主局に対応させた伝送手続のプロ
トコルを納めた入出力用のスレーブユニット3a〜にキ
ーボードやATC(自動工具交換装置)等の各端末機4
a〜をそれぞれ接続して構成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の工作機械における伝送システムでは、従局側の伝
送制御用プログラムは、各スレーブユニット3a〜のC
PUに付属するROMに格納されていたので、例えば相
互のプロトコルを変更する必要が応じた場合、従局のス
レープユニット3a〜内のROMも変換しなければなら
ず、端末機が多数ある場合など手間が大変であるだけで
なく、その種類が各種異なると管理が複雑になるうえ
に、スレーブユニットを設置した足場が悪いと、作業自
体が困難なことも起こる。
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたもの
で、主局側からの指令のみによる従局側のバージョン変
更が可能で、電源オフの必要がなく、機械の運転停止が
避けられ、各スレーブユニット毎の管理が容易な工作機
械の情報遠隔管理装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明において、上記の問題点を解決するための手段
は、工作機械の制御情報を主局から複数の従局へシリア
ル多重伝送する際に、従局側の伝送制御を管理する工作
機械の情報遠隔管理装置であって、従局側に、伝送制御
用プログラムによりシリアル多重伝送を処理する伝送制
御用CPUと、その伝送制御用プログラムを格納するR
AMと、従局側の管理に使用されるコマンド付データを
伝送制御するサブCPUとを備え、前記伝送制御用プロ
グラムをコマンド付データにより送受信し、従局側にア
ラーム状態が発生したとき、コマンド付データを使用し
て対策情報を伝送処理することのできる工作機械の情報
遠隔管理装置とするものである。
〔作用〕
シリアル多重伝送の場合、伝送制御のCPUを主局と従
局との双方に備え、伝送手続を約束するプロトコルを設
定した制御用プログラムに基づいて伝送処理を行うが、
従局側は、その伝送制御用プログラムをCPU付属RO
Mに納めず、バスに接続されたRAMに格納することに
して、入出力可変なものとし、主局からそれを入出力す
るためフォーマットとしてコマンド付データを設定し、
通常のシリアル多重伝送を処理するCPUの他にサブC
PUを配設して、前記コマンド付データの伝送処理を制
御するものである。
上記のコマンド付データは、従局側にアラーム状態が発
生したとき、その対策情報の伝送処理に使用することが
でき、前記サブCPUを介することにより、電源オフや
機械停止以前に、割り込み処理でアラーム状態の点検・
確認を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を、実施例とその図面を参照して詳細に説
明する。
第2図は、本発明の1実施例で、第1図の主局に相当す
るプログラマブルコントローラ(以下、PCと略称す
る)2の内部を詳細に示すブロック図である。第2図に
おいて、PCは、一般的な制御装置と同様に、メインC
PU11と、システムプログラム・エリア12と、ユー
ザプログラム・エリア13と、補助リレーメモリ・エリ
ア14と、入力データメモリ、エリア15と、出力データ
メモリ・エリア16とを備えて構成され、それらに加え
て、伝送制御用CPU21と、該CPU21の伝送制御
用プログラムを格納した第1のROM22と、その伝送
制御用テーブル・エリア23及び制御メッセージ・レジ
スタ23aとが配設され、伝送制御用CPU21は共通
バスライン1に接続されている。
上記の一般的な構成に、本発明では更に下記の構成を付
加する。即ち、伝送制御用CPU21と共通バスライン
1との接続部に並列に、伝送制御用サブCPU24が取
り付けられ、そのサブバス25に、サブCPU24の伝
送制御用プログラムを格納した第2のROM26と、各
従局毎の伝送制御用プログラムをファイル状に格納した
第3のROM27と、実行中の伝送状態にフラグをたて
る伝送状態フラグ・メモリ28とが接続されている。こ
の伝送状態フラグ・メモリ28に対応させて、前記伝送
制御用CPU21のバスにも、別な伝送状態フラグ・メ
モリ29が配設され、両者の間では割り込み処理が行わ
れる。
第3図は、同じく第1図の従局に相当する部分の内部を
詳細に示すブロック図である。第3図において、3はス
レーブユニットであり、4は端末機である。端末機4
は、端末機自体のCPU41と入力データメモリ・エリ
ア42及び出力データメモリ・エリア43とを備え、入
出力ポート44を介して、それぞれのシステム45が制
御されるように構成されている。
スレーブユニット(以下、SLと略称する)3は、共通
のバスライン1に接続されたユニット自体の伝送制御用
CPU31を備え、前記入力データメモリ・エリア42
及び出力データメモリ・エリア43にデータの入出力を
行うが、その伝送制御用プログラムは該CPU31のバ
スに備えた第1のRAM32に格納されていて可変であ
り、同じバスの付属ROM33に格納された割り込み処
理プログラムを受け付けるようになっている。一方、伝
送制御用CPU31と共通バスライン1との接続部に、
並列に、伝送制御用サブCPU34が取り付けられ、そ
のバス35に、サブCPU34の伝送制御用プログラム
を格納するROM36と、各従局毎の伝送制御用プログ
ラムをファイル状に格納する第2のRAM37と、実行
中の伝送状態にフラグをたてる伝送状態フラグ・メモリ
38とが接続されている。前記第1のRAM32と第2
のRAM37との間では互いに割り込み処理が行われる
ようになっていて、また伝送状態フラグ・メモリ38に
対応する別な伝送状態フラグ・メモリ39が前記伝送制
御用CPU31のバスにも配設され、両者の間でも割り
込み処理が行われるようになっている。
上記の装置で伝送されるデータは、工作機械の制御に使
用されるシーケンス用データとシリアル多重伝送そのも
のをコントロールするコマンド付データとの2種類があ
る。原則的に、シーケンス用データは前記伝送制御用C
PU31を経由して伝送処理され、コントロール用デー
タは前記サブCPU34を経由して伝送処理される。
伝送手続を約束するプロトコルを設定した制御用プログ
ラムはRAMに格納されていて、それを主局から入出力
するフォーマットとしてコマンド付データが使用され、
その伝送処理はサブCPUにより制御される。
第4図は、本発明による主局と従局の間で伝送されるデ
ータ構成の1例を示す説明図であって、図 (a)はシーケ
ンス用データを示し、図(b) はコントロール用データを
示す。前者は、02HEX の送信開始信号(S) 、及び 20H
EXのスペース信号(S) に続いて、ヘッダ部(D) ,デ
ータ部(D),エンド部(D) で構成され、末尾にパリテ
ィチェツクを含む 03HEXの送信終了信号(S) が付され
ている。後者は、02HEX の送信開始信号(S) 、及び 1
BHEXのエスケープキャラクタ信号(S) に続く、ヘッダ
部(D) コマンド部(D) ,データ部(D′) エンド
部(D′) で構成され、パリティチェックを含む 03HEX
の送信終了信号(S)で結信される。コントロール用
データのコマンド部(D′)には、下記の各コマンド
が明示され、コマンドの内容は、続くデータ部
(D′)に記載されて送信される。
センス(PCからSLの状態を要求) 状態通知(SLから自己の状態を通知) アラーム(SLから自己の不具合を通知) リセット(PCから伝送制御用CPUのリセットを指
令) 伝送制御停止(PCから伝送制御処理の停止を指令) 伝送制御開始(PCから伝送制御処理の開始を指令) プログラム確認(PCから伝送制御用プログラムの内
容確認を要求) プログラムOK(SLから伝送制御用プログラムの内
容OKを返答) プログラム送出要求(PCから伝送制御用プログラム
の受入準備を要求) プログラム送出許可(SLから伝送制御用プログラム
の受入許可を返答) プログラム転送データ(PCからSLへ実際のデータ
転送を行う告知) 次に、上記のコマンドを使用して本発明の装置を動作さ
せる手順を説明する。) まず電源投入時の手順は下記のとおりである。一般的に
電源投入後、機器が正常状態に戻るのは約1秒かかる
が、そこでPCから各SLへセンスコマンドが発進さ
せる。各SLからの状態通知は当然”停止中”と通知
され、PCからは折り返し、プログラム確認のコマン
ドと伝送制御用プログラムのチェックサムが送られるの
で、SLの伝送制御用CPU31は第1のRAM32の
内容と比較して、一致が確認されれば、プログラムOK
を返答する。PCはOKの返答が得られると、リセッ
トのコマンドを発進し、伝送制御用CPU31にSL
をリセットさせる。各SLから状態通知として”リセ
ット”が通知されると、PCはそのSLへ伝送制御開始
のコマンドを送り、これに対して、SLの伝送制御用
CPU31は”伝送制御OK”の状態通知を返答し、
待機する。
ここで、例えばプロトコルが変更されて、SLの伝送制
御プログラムを変更しなければならない場合の手順を説
明する。
まずPCから各SLへセンスコマンドが発進され、S
Lからの状態通知が”伝送制御OK”であれば、PC
からは折り返し、伝送制御停止が指令される。SLの
伝送制御用CPU31は、割り込み処理プログラム33
により伝送制御処理を停止したのち”伝送制御停止中”
の状態通知を返答する。そこで、PCがプログラム送
出要求をコマンドすると、SL側では伝送制御用サブ
CPU34がゲートを開き、プログラム送出許可を返
答する。PCは、プログラム転送データ・コマンドと
共に、伝送制御用プログラムデータを送信し、SL側の
伝送制御用サブCPU34は、自己ROM36の伝送制
御用プログラムに従ってそのデータを受け入れ、バス3
5を経由させて、一旦第2のRAM37に格納しておい
て、第1のRAM32に移したのち、割り込み処理を解
除する。以降、伝送制御用CPU31はその伝送制御用
プログラムに基づいて伝送制御処理を行う。
次に、SL側でアラームが発生した場合の手順を説明す
る。
SL側でアラームが発生すると、SLからPCへアラー
ムコマンドが送られ、PC側は、制御メッセージレジ
スタ23aにアラームを記憶しておいて、メインCPU
11に機械の非常停止を行わせると共に、SL側へリセ
ットをコマンドする。SL側の伝送制御用CPU31
は、システムをリセットしたのち、状態通知”リセッ
ト”を返答する。PCは伝送制御開始をコマンドし、
SL側の状態がOKであれば伝送制御処理が開始できる
わけで、状態通知”伝送制御OK”が返答されるが、
それでも状態通知”アラーム”が送られて来る場合
は、人手で機械を点検し、SLを補正して、再開するこ
とになる。
即ち、コマンド付データをアラーム状態の対策情報の伝
送処理に使用し、サブCPUを介することにより、電源
オフや機械停止以前に、割り込み処理でアラーム状態の
点検・確認を行うことができるというメリットがある。
〔発明の効果〕
以上、説明したとおり、本発明によれば、主局側からの
指令のみによる従局側のバージョン変更が可能で、電源
オフの必要がなく、機械の運転停止を避けることがで
き、各スレーブユニット毎の管理が容易な工作機械の情
報遠隔管理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な機械のブロック図、第2図は
主局の1実施例のブロック図、第3図は従局の1実施例
のブロック図、第4図はデータ構成の説明図である。 1;共通バスライン、 2;主局(PC)、 3;従局(SL)、 4;端末機、 31;伝送制御用CPU、 32;伝送制御用プログラムRAM、 34;伝送制御用サブCPU、 D′2;データのコマンド部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械の制御情報を主局から複数の従局
    へシリアル多重伝送する際に、従局側の伝送制御を管理
    する工作機械の情報遠隔管理装置であって、従局側に、
    伝送制御用プログラムによりシリアル多重伝送を処理す
    る伝送制御用CPUと、その伝送制御用プログラムを格
    納するRAMと、従局側の管理に使用されるコマンド付
    データを伝送制御するサブCPUとを備え、前記伝送制
    御用プログラムをコマンド付データにより送受信するこ
    とを特徴とする工作機械の情報遠隔管理装置。
  2. 【請求項2】従局側にアラーム状態が発生したとき、コ
    マンド付データを使用して対策情報を伝送処理すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の工作機械の
    情報遠隔管理装置。
JP8431487A 1987-04-06 1987-04-06 工作機械の情報遠隔管理装置 Expired - Lifetime JPH0652483B2 (ja)

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JPS63250703A JPS63250703A (ja) 1988-10-18
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