JPH03225547A - 端末のアドレス設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は端末のアドレス設定方法に係り、特にコントロ
ーラと複数の端末を１つのバスに接続してなるシステム
における各端末のアドレス設定方法に関する。

〈従来技術〉 コントローラと複数の端末を１つのバスに接続し、該バ
スを介してコントローラと各端末間で相互にデータ授受
するシステムがある。かかるシステムにおいて、コント
ローラはアドレスにより送信先の端末を指定してデータ
を送り、アドレス指定された端末は送られてきたデータ
を取り込んで所定の動作を行う。

又、コントローラは所定の端末にデータを要求して送信
させるには、アドレス指定により端末を指定すると共に
データ要求コマンドを送り、アドレス指定された端末は
該データ要求コマンドを取り込み、しかる後要求された
所定のデータをコントローラにバスを介して送信する。

尚、端末からのデータに送信元アドレスを含ませること
により、データを送信した端末を識別するようにもでき
る。

以上から、第６図に示すように１つのバス１１にコント
ローラ（ＣＵ）１２と複数の端末（ＳＣＴｉ）１２，１
３，１４．　　・・が接続されたシステムにおいては、
各端末１２，１３．１４．　　・・にアドレスを設定し
なくてはならない。このため、従来は各端末１２，１３
，１４・・にアドレス設定スイッチ（ＡＳＳ）１２ａ、
１３ａ、１４ａ　・・・・を設け、該アドレススイッチ
を用いてシステムを構成する各端末のアドレスを設定す
るようにしている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、かかる従来技術では個々の端末にアドレス設定
スイッチＡＳＳを設けなくてはならないため、コストア
ップとなる問題がある。

又、従来技術では、アドレス設定を人間が行うため、ア
ドレス設定に手間がか）ると共に、アドレスの設定ミス
（同じアドレスが２以上できる）を生じ、システムが誤
動作する問題がある。

以上から本発明の目的は、アドレス設定スイッチを設け
なくてもアドレス設定ができ、しかもアドレスをシステ
ムが自動的に端末に設定できる方法を提供することであ
る。

〈課題を解決するための手段〉 上記課題は本発明においては、コントローラと、複数の
端末と、該コントローラと各端末間で相互にデータ授受
可能に、これらが接続された１つのバスと、コントロー
ラと１つの端末間及び各隣接端末間を接続すると共にコ
ントロール信号５ｅｎｔを伝送するコントロールライン
とにより達成される。

く作用〉 パワーオン等によりアドレス設定の要件が満たされると
、コントローラはコントロールラインに所定のコントロ
ール信号を出力し、コントローラと接続された端末は、
コントロール信号の受信によりバスを介してコントロー
ラと通信可能となり、コントローラからのアドレス設定
コマンドにより自分のアドレスをメモリに記憶してアド
レス設定を行い、かつ下位の隣接端末にコントロール信
号を出力し、隣接端末はコントロール信号の受信により
バスを介してコントローラと通信可能となり、該コント
ローラからのアドレス設定コマンドにより自分のアドレ
スをメモリに記憶してアドレス設定を行い、かつ下位の
隣接端末にコントロール信号を出力し、以後同様にして
各端末にアドレスを設定する。

〈実施例〉 第１図は本発明に係わるシステムのブロック図であり、
パチンコ店用セキュリティシステム等に適用できるもの
である０図中、１はコントローラ（ＣＵ）　、２ａ、２
ｂ、　　・・２ｎはそれぞれ同一構成のｎ台のセンサコ
ントロール端末（ＳＣＴｉ（ｉ＝１．２．　　・・ｎ）
）であり、例えばパチンコ台に装着されるもの、３はコ
ントローラ（ＣＵ）と複数の端末（ＳＣＴｉ）が接続さ
れたバスで、例えばＤ”Ｂ　（Ｄｏｍｅｓｔｉｃ　Ｄｉ
ｇｉｔａｌ　Ｂｕｓ）である。４ａ、４ｂ、　　・・４
ｎはコントローラ１と最上位の端末２ａ間（端子ＣＴｏ
−ＣＴｉ間）及び各隣接端末間を接続すると共に、上位
より下位へコントロール信号Ｓ　ｃｎｔを伝送するコン
トロールラインである。

各端末５ＣＴｉ２ａ、２ｂ、　　・・２ｎは、バス（Ｄ
”Ｂ）３を介してコントローラ１ヘデータを送ることを
主な目的とするものである。第２図はかかる端末５ＣＴ
ｉのブロック図であり、２１はプロセッサ（ＣＰＵ）　
、２２は各種センサ、２３はセンサからのデータをＣＰ
Ｕが読めるフォーマントに変換するセンサインタフェー
ス（センサエＦ）、２４はバスインタフェース（Ｄ”Ｂ
　−Ｉ　Ｆ）であり、バス（Ｄ”Ｂ）３ヘアクセスし、
外部装置すなわちコントローラ１とのデータ通信制御を
行う。

２５はデジタル入力ポートであり、上位よりコントロー
ル信号５ｅｎｔを入力されると共に、リセットスイッチ
２６からオン／オフ信号Ｒ８Ｔを入力される。２７はデ
ジタル出力ポートであり、ＣＰＵ２１からのコントロー
ル信号５ｃｎｔを下位端末に出力すると共に、状態表示
ＬＥＤ２８のオン／オフ信号ＬＧＴを出力する。

ＣＰＵ２１はセンサインタフェース２３を介して読み取
ったデータを処理すると共に、編集してバスインタフェ
ース２４．バス３を介してコントローラ１（第１図）に
送信し、更にはバスインタフェース２４を介してコント
ローラ１から送信されてきたコマンドを読み取り、該コ
マンドに基づいて、あるいは上位端末から出力されたコ
ントロール信号５ｅｎｔに基づいて後述するアドレス設
定処理等を実行する。

センサ２２は第３図に示すように、パチンコ台の各種状
況検出や各センサへの断線検出を行うものであり、入力
レベルにより状況検出信号または断線検出信号を出力す
る。リセットスイッチ２６は何らかの異常が発生した場
合に、ハート的に端末（ＳＣＴｉ）全体を初期状態にリ
セットし、状態表示ＬＥＤ２８はＣＰＵ２１の制御で点
灯、消灯されて、端末（ＳＣＴｉ）の動作状況を一目で
確認できるようにする。

さて、本発明は、電源投入により自動的にコントローラ
１の制御で各端末（ＳＣＴｉ）２ａ、２ｂ、・・・・２
ｎにアドレスを設定するものであり、始めにその概略を
説明する。

初期時、各端末５ＣＴｉのアドレスを全てＦＦＦＨ（Ｈ
はへキサを意味する）にすると共に、コントローラ１の
アドレスをＯ○ＯＨにする。また、各コントロールライ
ン４ａ、４ｂ、　　・・４ｎにおけるコントロール信号
Ｓ　ｃｎｔを全てローレベル（Ｏ″）にしておく。

かかる状態で、電源が投入されると、コントローラ１は
コントロール信号５ｅｎｔをハイレベルにする。コント
ロール信号がハイレベルになると、最上位の端末ＳＣＴ
工はバス３にアクセスし、コントローラ１はバスを通じ
てデータでアドレスＦＦＦＨの端末５ＣＴ１に対し、正
しいアドレスを転送する（アドレス設定）。アドレス設
定されると、端末５ＣＴ１は下位端末と接続されたコン
トロールライン４ｂにハイレベルのコントロール信号Ｓ
　ａｎｔを出力し、以下この繰返しで全端末５ＣＴｉ　
（ｉ＝１．２．　　・・ｎ）にアドレスを設定する。

以下、第４図及び第５図の流れ図に従って本発明のアド
レス設定方法を詳細に説明する。尚１図示しないホスト
から予めコントローラ１に各端末５ＣＴｉの正しいアド
レスが送られてきており。

内蔵のメモリにアドレステーブルＡＤＴとして記憶され
ているものとする。

コントローラ１の　理　　４ 電源が投入されると、コントローラ１はコントロール信
号Ｓ　ｃｎｔを１００　ｍ５ｅｃの間口−レベルに保持
した後、ハイレベルに切り換える（ステップ１０１）、
尚、下位の端末ＳＣＴ、はコントロールｍ　号Ｓ　ａｎ
ｔがハイレベルになると、バス３を介してコントローラ
１と通信可能となり、該バスに「コントロール信号立上
り通知」のステータス信号を１００　ｍ５ｅｃ以内に出
力する。

コントローラ１は「コントロール信号立上り通知」のス
テータス信号を１００　ｍ５ｅｃ以内に受信すれば（ス
テップ１０２）、該ステータス信号と共に送られてくる
端末５ＣＴ１のアドレスが該端末の正しいアドレス（ア
ドレステーブルにおけるアドレス）と一致するかチエツ
クしくステップ１０３）、一致しなければ該端末のパラ
メータ設定フラグＦＰｚを”１”にし、一致すればパラ
メータ設定フラグＦＰｘをＩＩ　ＯＩＩ　ニする（ステ
ップ１０４゜１０５）。尚、初期時において、各端末５
ＣＴｉのアドレスはＦＦＦＨであるから一致せず、パラ
メータ設定フラグＦＰｘは１７１７１となり、アドレス
設定処理後に後述するパラメータ設定処理が行われる。

ついで、コントローラ１はデータバスに正しいアドレス
を含むアドレス設定コマンドを出力し、かつアドレスバ
スにＦＦＦＨを出力し、端末ＳｃＴ□にアドレス設定コ
マンドを受信させると共に、ｎをゼロにリセットする（
ステップ１０６，１０７）。ｎは後述するように異常時
のりトライ回数であり、ｎ＝３になった時、コントロー
ラは異常をホストに通知するものである。

端末ＳＣＴ工はアドレス設定コマンドを受信すると下位
端末ＳＣＴ、と接続されたコントロールライン４ｂにハ
イレベルのコントロール信号５ｃｎｔを出力し、下位の
端末はこの信号を受信して同様にアドレス設定を行い、
以下この繰返しで全端末５ＣＴｉにアドレスを設定する
。

コントローラ１は全端末についてアドレス設定が行われ
たかチエツクしくステップ１０８）、行われてなければ
ステップ１０２以降のアドレス設定処理を繰り返す。尚
、ステップ１０２において。

１、　ＯＯｍ５ｅｃの間にステータス信号を受信しなけ
れば（ステップ１０９　）　’、リトライ回数ｎを１カ
ウントアツプし、ついでｎ＝３かチエツクし、ｎ≠３な
らば１秒経過後にステップ１０１以降の処理を繰返し、
ｎ＝３であればホストにエラーを通知してホストの指示
を待つ（ステップ１１０〜１１３）。

一方、全端末（アドレステーブルＡＤＴに登録されてい
る全端末）ＳＣＴｉについてアドレス設定処理が完了す
れば、コントローラ１は「コントロール信号立上り通知
」のステータス信号を１００　ｗｒｓｅｃ以内に受信す
るかチエツクする（ステップ１１４．１１５）。これら
ステップは、アドレステーブルＡＤＴに登録されていな
い余分の端末が接続されているかチエツクし、接続され
ていればホストの指示を仰ぐためのものである。従って
。

余分の端末が接続されていなければ次のパラメータ設定
ステップを実行し、余分の端末が接続されていると、エ
ラー発生をホストに対して通知してホストの指示を待ち
（ステップ１１６）、リトライ指示の場合にはステップ
１０１以降の処理を繰返し、無視指示の場合には余分の
端末５ＣＴｉを無視して該端末のアドレス設定を行わな
い（ステップ１１７．１１８）。

ついで、コントローラ１は端末５ＣＴｉのパラメータ設
定フラグＦ　ｐｉ　（ｘ　＝１　＋　２　＋　　・・）
がＦ＋１１＃の端末Ｓ　ＣＴ　ｉを求め、該端末にパラ
メータを設定する（ステップ１１９）。尚、パラメータ
設定はデータバスにパラメータを、アドレスバスに相手
先端末のアドレスを出力することにより行われる。

ついで、コントローラ１はパラメータの確認をする必要
があるかチエツクし、必要があれば端末に対してパラメ
ータ送出要求コマンドを出力し、該端末からパラメータ
を受信してその確認を行い、例えば正しいパラメータと
の同一性を確認する（ステップ１２０〜１２２）。

パラメータ確認処理が終了すれば、コントローラ１は各
端末５ＣＴｉのセンサラッチ及びカウンタを初期設定す
る必要があるかチエツクし、必要が有れば初期設定コマ
ンドを各端末に出力する（ステップ１２３，１２４）。

以後、各端末５ＣＴｉからデータを収集する必要が有る
かチエツクし、必要が有れば各端末５ＣＴｉに順次「セ
ンサ読込制御オン」のコマンドを送ってデータを収集し
て所定の処理を行い、ステップ１２０以降の処理を繰＆
１返す（ステップ１２５．１２６）。

尚、アドレス設定完了後の動作中に任意の端末５ＣＴｉ
から「コントロール信号立上り通知」のステータス信号
を受信する場合がある。これは、ある端末が一時的に動
作を停止した後、再度動作を開始したものと考えられる
ので、かかる場合にはコントローラ１は再度コントロー
ル信号Ｓ　ａｎｔをハイレベルにし、アドレス設定を最
初からやり直す。

以上は、コントローラ１の処理の流れであるが。

以下各端末５ＣＴｉの処理を説明する。

５ＣＴｉの　理の　れ　　５ 各端末５ＣＴｉは電源が投入されると、上位端末（ある
いはコントローラ）からコントロールラインにハイレベ
ルのコントロール信号Ｓ　ｃｎｔが出力されたか監視し
くステップ２０１）、ハイレベルのコントロール信′号
５ｅｎｔを受信すればｉｏｏｍｓｅｃ以内に「コントロ
ール信号立上り通知」のステータス信号をバス３に出力
しくステップ２０２）、以後コントローラ１からアドレ
ス設定コマンドが出力されるのを待つ（ステップ２０３
）。

アドレス設定コマンドを受信すれば、該コマンドを自分
のアドレスとして内蔵のＲＡＭに記憶すると共に、下位
の端末にハイレベルのコントロール信号Ｓ　ｃｎｔを出
力する（ステップ２０４，２０５）。

以上により、アドレス設定が完了すれば、以後コントロ
ーラ１からパラメータ書き込みのコマンドを待ち、パラ
メータ書きコマンドによりパラメータを内蔵のＲＡＭに
記憶する（ステップ２０６〜ステツプ２ｏ８）。尚、既
にパラメータが設定されていればパラメータ書き込みコ
マンドを待つ必要はない。

パラメータ設定処理が完了すれば、上位からのコントロ
ール信号Ｓ　ｃｎｔがローレベルになったか、換言すれ
ばコントローラ１あるいは上位端末が故障を生じたか監
視しくステップ２０９）、故障が生じてローレベルであ
れば下位へのコントロールＱＪ　号Ｓ　ｃｎｔをローレ
ベルにしくステップ２１ｏ）。

以後ステップ２０１に飛び、上位からのコントロール信
号Ｓ　ｃｎｔがハイレベルになるの待って再度アドレス
設定処理を行う。尚、ステップ２０９のチエツクは動作
中、常にＭ定時間毎に行い、ローレベルになったら割り
込んでステップ２１０の処理を行うように構成してもよ
い。

上位からのコントロール信号Ｓ　Ｃｎｔがハイレベルで
、故障が発生してなければ、コントローラ１からパラメ
ータ送出要求コマンドが出されているかチエツクし、出
されていればＲＡＭに記憶されているパラメータをコン
トローラに送呂する（ステップ２１１，２１２）。

パラメータ送出処理が終了すれば、コントローラ１から
センサラッチ及びカウンタの初期設定コマンドが出され
ているかチエツクし、出されていればセンサラッチ及び
カウンタを初期設定する（ステップ２１３，２１４）。

ついで、コントローラ１から「センサ読込制御オン」の
コマンドが出力されているかチエツクしくステップ２１
５）、出力されていなければステップ２０９以降の処理
を繰返し、出力されていればセンサ２２からデータを収
集してコントローラ１に送信しくステップ２１６）、以
後ステップ２０９以降の処理を繰り返す。

〈発明の効果〉 以上本発明によれば、パワーオン等によりアドレス設定
の要件が満たされると、コントローラはコントロールラ
インに所定のコントロール信号を出力し、コントローラ
ζ接続された端末は、コントロール信号の受信によりバ
スを介してコントローラと通信可能となり、コントロー
ラからのアドレス設定コマンドにより自分のアドレスを
メモリに記憶してアドレス設定を行い、かつ下位の隣接
端末にコントロール信号を出力し、隣接端末はコントロ
ール信号の受信によりバスを介してコントローラと通信
可能となり、該コントローラからのアドレス設定コマン
ドにより自分のアドレスをメモリに記憶してアドレス設
定を行い、かつ下位の隣接端末にコントロール信号を出
力し、以後同様にして各端末にアドレスを設定するよう
に構成したから、アドレス設定スイッチを設けなくても
アドレス設定を自動的に短時間で行うことができ、アド
レス設定ミスやアドレス設定の手間をなくすことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるシステムのブロック図、第２図
は本発明における端末５ＣＴｉのブロック図、 第３図はセンサによる検出データを説明するための図表
、 第４図は本発明のアドレス設定を説明するためのコント
ローラの処理の流れ図、 第５図は本発明のアドレス設定を説明するための各端末
の処理の流れ図。 第６図は従来のアドレス設定を説明するためのシステム
のブロック図である。 １・・コントローラ ２ａ、２ｂ、・・２ｎ・・端末（Ｓ　ＣＴ　ｉ　）３・
・バス

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 コントローラと複数の端末を１つのバスに接続し、該コ
   ントローラと各端末間でバスを介して相互にデータ授受
   するシステムにおける端末のアドレス設定方法において
   、 コントローラと１つの端末間及び各隣接端末間をコント
   ロールラインで接続すると共に、初期時各端末のアドレ
   スを全て一定の初期値に設定しておき、 アドレス設定の要件が満たされると、コントローラはコ
   ントロールラインに所定のコントロール信号を出力し、 コントローラと接続された端末は、コントロール信号の
   受信によりバスを介してコントローラと通信可能となり
   、該バスを介してコントローラからアドレス設定コマン
   ドを受信すると自分のアドレスを変更し、かつ下位の隣
   接端末にコントロール信号を出力し、 隣接端末はコントロール信号の受信によりバスを介して
   コントローラと通信可能となり、該バスを介してコント
   ローラからアドレス設定コマンドを受信すると自分のア
   ドレスを変更し、かつ下位の隣接端末にコントロール信
   号を出力し、 以後同様にして各端末にアドレスを設定することを特徴
   とする端末のアドレス設定方法。