JPH0652166A - 文書作成装置におけるページ順番号登録作成システム - Google Patents

文書作成装置におけるページ順番号登録作成システム

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JPH0652166A
JPH0652166A JP4228639A JP22863992A JPH0652166A JP H0652166 A JPH0652166 A JP H0652166A JP 4228639 A JP4228639 A JP 4228639A JP 22863992 A JP22863992 A JP 22863992A JP H0652166 A JPH0652166 A JP H0652166A
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JP
Japan
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page
character
order number
registered
pattern
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JP4228639A
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English (en)
Inventor
Riyouko Kadoki
良子 角木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0652166A publication Critical patent/JPH0652166A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来アラビア数字以外の文字列でページ付けを
行う場合、作成文書中の最終行に所要のページを文字入
力したり、ヘッダー/フッター機能で1ページの印刷終
了ごとに設定を行っていたため、ページ付けの作業が非
常に面倒であった。そこで、ページ付けの作業性を改善
する。 【構成】予め例えばi,ii,iii,iv,v,vi
……xのローマ数字等をページ付けの順番号として入力
し登録しておく。印刷に際してそのローマ数字等を読み
出し、印刷条件(ページ付け初期値、印刷終了ページ)
から判断して登録したローマ数字等が不足するようであ
れば、その読み出したローマ数字等の組み合わせにより
新たに引き続くページ順番号を(例えばxi,xii…
…のように)自動的に作成し、それを用いてページ付き
印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書作成装置(特に日
本語文書作成装置)においてページ数やノンブル(ヘッ
ダー,フッター)内で使用するページ順番号を、ユーザ
ーが入力によって登録し、また、必要に応じて自動的に
作成できるようにしたシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】日本語文書作成装置において作成した文
書を印刷する際に付けることのできるページ数やヘッダ
ー,フッター内での順番号としては、従来では、アラビ
ア数字(算用数字:1,2,3……)のみであった。ロ
ーマ数字や任意の文字列はページ順番号として使用でき
なかった。図10の(a)にページ付けの印刷例を示
し、(b)にヘッダーの印刷例を示す。なお、ヘッダー
は、印刷用紙の余白上部に印字する文字列であり、フッ
ターは、印刷用紙の余白下部に印字する文字列である。
ヘッダーもフッターも、用紙への印字位置として、左
端、中央、右端のいずれかを指定できるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】日本語文書作成装置に
おいて、例えばマニュアル(取扱説明書)などを作成
し、印刷する際に、本文以外(序章、目次、付録など)
のページ付けについては、本文のページ付けとは別にペ
ージ付けをする場合がある。その場合、本文のページ付
けで使用しているアラビア数字は使用できないので、ロ
ーマ数字(i,ii……)や、文字とアラビア数字との
組み合わせや、文字と文字との組み合わせなどを使用し
たりする。
【0004】従来の日本語文書作成装置においては、ロ
ーマ数字はページの順番号として指定することができな
い。ローマ数字を用いたページ付けを行いたい場合に
は、作成した文書の各ページの最終行にローマ数字を文
書と同様にキー入力で書き込んでいく。書き込むローマ
数字はページごとに異なり、順次1つずつ増えていくこ
とに注意しながら書き込む。そのようにしてローマ数字
でページ付けを行った文書の例を図11に示す。文書中
において最終行にローマ数字で「−ii−」と書き込ま
れている。
【0005】しかし、この場合、文書の作成中におい
て、各ページの最終行にいちいちローマ数字でページ付
け入力を行わなければならず、特に、文書の内容を変更
するときには、行の入れ替わりがあるので、ページ付け
の部分を削除し、文書内容変更後に改めてページ付け入
力を行わなければならないというわずらわしさがあっ
た。
【0006】それ以外のページ付けの方法として、印刷
の書式設定においてヘッダー/フッター機能を用いて1
ページずつローマ数字を指定するという方法がある。そ
のような印刷書式設定画面での設定状態の一例を図12
の(a)に示す。フッターとしてローマ数字で「−ii
−」が指定され、フッター位置として中央が指定された
場合が図示されている。その印刷結果を図12の(b)
に示す。
【0007】しかし、ヘッダー/フッター機能では、複
数ページにわたる連続番号でのページ順番号印字を一度
に連続して実行することができず、1ページの印刷が終
了するごとに、ヘッダー/フッター機能を用いて次のペ
ージのページ順番号を設定し直す必要があって大変に面
倒であり、また、時間もかかっていた。
【0008】特に、印刷枚数が多くなると、何ページ目
までの印刷が完了したのかが判らなくなってしまうこと
があり、こうなると、次のページのページ番号の設定を
するのに、すでに印刷の終わった前ページのページ番号
を確認しなければならないというわずらわしさもあっ
た。また、印刷枚数が多くなるに従ってページ番号の設
定のし直しの回数も多くなり、非常に面倒なものとな
る。
【0009】以上のように、従来の日本語文書作成装置
においては、自動ページ付けにアラビア数字しか使用す
ることができないことが原因で、アラビア数字以外の数
字や文字をページ付けに用いようとした場合に著しい作
業量の増加を余儀なくされていた。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、アラビア数字以外の任意の数字また
は文字をページ付き印刷におけるページ順番号として使
用するに当たり、そのページ付けの設定のための作業性
を改善することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文書作成装
置におけるページ順番号登録作成システムは、ページ付
き印刷に使用すべきページ順番号として任意の文字列で
入力し登録する手段と、印刷書式設定において設定され
たページ付けの初期値と印刷終了ページとから登録済み
のページ順番号で足りるか否かを判定する手段と、足り
ないときに登録済みのページ順番号を所定の手順に従っ
て組み合わせて新たに続くページ順番号を自動作成する
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】上記構成によれば、ページ付けとして使用しよ
うとする文字列によるページ順番号を予め入力して登録
しておけば、印刷に際しては、従来例のように作成中の
文書の最終行にいちいちページ付けをするといったわず
らわしさやヘッダー/フッター機能を用いての1ページ
印刷終了ごとの設定のし直しのような面倒さが解消され
る。しかも、登録したページ順番号の数が足りないとき
は続くページ順番号を自動的に作成して印刷することに
なるため、特に印刷を中断し改めてページ順番号を入力
登録しなければならないといった必要性はない。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る文書作成装置におけるペ
ージ順番号登録作成システムの一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0014】図1は実施例に係る日本語文書作成装置
(ワードプロセッサ)の基本的構成を示すブロック線図
である。この文書作成装置は、文書作成機能はもちろん
作成文書の登録機能および印刷機能も有している。
【0015】図において、2は文書入力処理、編集処
理、後述するページ順番号登録作成処理を含めて日本語
文書作成装置全体の制御を司る制御装置(CPU:中央
演算処理装置)、4は制御装置2を機能させるための各
種のプログラムを格納しているROM(リードオンリー
メモリ)と制御を補助するとともに文書データの格納領
域とユーザー登録順番号テーブルの格納領域等を有する
RAM(ランダムアクセスメモリ)とからなる内部記憶
装置(主記憶装置)、6はフロッピーディスク装置やハ
ードディスク装置などの外部記憶装置、8は文字や数字
など文書入力を含む各種の情報入力に供されるキーボー
ドやマウスなどの入力装置、10は制御装置2の制御の
もとにメニュー表示や入力文書の表示を行うCRTやL
CD(液晶表示装置)などの漢字ディスプレイ装置とし
ての表示装置、12は印字出力装置としてのプリンタで
ある。制御装置2には、内部記憶装置4、外部記憶装置
6、入力装置8、表示装置10およびプリンタ12が接
続されている。
【0016】図2は図1に示した入力装置8(キーボー
ド)の内部構成を示すブロック線図である。図におい
て、8aは英字,仮名,数字などの各種の文字や記号等
を入力するためのキャラクタキー(データキー。アルフ
ァニューメリックキー。〔SHIFT〕,〔ENTE
R〕等のファンクションキーを含む)、8bは数字だけ
を独立させたテンキー、8cはファンクションキーやコ
ントロールキーその他の補助キーを含む汎用キー、8d
はカーソル移動キー,〔OK〕等の画面制御キー、8e
はキー入力制御回路である。
【0017】図3はユーザーが入力したページ順番号の
ユーザー登録順番号テーブルへの登録の処理を示したフ
ローチャートであり、図4は順番号作成パターンの選択
画面である。以下、図3,図4に基づいてユーザーが入
力したページ順番号のテーブルへの登録の処理動作を説
明する。
【0018】汎用キー8cのうちの順番号ユーザー登録
キーを操作することによって順番号登録機能処理を選択
する。すると、図4に示す順番号作成パターン選択画面
が表示装置10に表示されるとともに、図3のステップ
S1からの処理が開始される。ステップS1において、
順番号作成パターン選択画面上で、これから登録しよう
とする順番号作成パターンをテンキー8bまたはキャラ
クタキー8aを用いて「1」か「2」か「3」かの選択
番号を入力することにより選択する。
【0019】ここで、図4により順番号作成パターンに
ついて説明しておく。順番号作成パターンは3種類のも
のが用意されている。選択番号「1」のキー入力により
選択される第1のパターンはアラビア数字により8進数
とか16進数とかのページ順番号を作成するための数字
パターンとなる(10進数アラビア数字は除く)。入力
登録する数字として“0”〜“7”までとすることで8
進数でのページ付けが可能となり、また、“0”〜
“9”および“A”〜“F”とすることで16進数での
ページ付けが可能となる。この数字パターンの場合は、
順番がゼロに相当する文字を必要とする。すなわち、順
番がゼロの数字“0”を最初に入力登録し、以下、順番
が1,2,3…の数字“1”,“2”,“3”…のよう
に入力登録されるべきものである。
【0020】制御装置2は、ページ付き印刷に際して、
ページ付けの初期値と印刷終了ページとから演算して登
録済みのページ順番号で足りないと判断したときは、さ
らに必要とするページ順番号を、数字パターンの場合の
所定の規則に従って自動的に作成していく。すなわち、
登録されている最後の数字(ページ順番号)の次には、
1番目の数字“1”と順番がゼロに相当する数字“0”
とを組み合わせた数字“10”を次のページ順番号の数
字として自動的に作成し、その次は、1番目の数字
“1”と1番目の数字“1”とを組み合わせた数字“1
1”を自動的に作成する。これが後述する図6のステッ
プS19−2の数字パターンの自動作成処理に相当す
る。
【0021】第2のパターンは辞書の中から選択された
任意の文字列によるページ順番号のパターンであり、選
択番号「2」のキー入力よって選択される。この第2の
順番号パターン(文字1パターン)が選択されたとき、
制御装置2は、ページ付き印刷に際して、ページ付けの
初期値と印刷終了ページとから演算して登録済みのペー
ジ順番号で足りないと判断したときは、さらに必要とす
るページ順番号を、文字1パターンの場合の所定の規則
に従って自動的に作成していく。すなわち、登録されて
いる最後の文字(ページ順番号)の次には、1番目の文
字と1番目の文字とを組み合わせた文字を次のページ順
番号の文字として自動的に作成し、その次は、1番目の
文字と2番目の文字とを組み合わせた文字を自動的に作
成する。
【0022】入力登録された文字が、“a”,“b”,
“c”の3文字のとき、aa→ab→acのように新た
に続けるべきページ順番号を自動的に作成していく。こ
れが図6のステップS19−3の文字1パターンの自動
作成処理に相当する。
【0023】第3のパターンは辞書の中から選択された
任意の文字列によるページ順番号のパターンであり、選
択番号「3」のキー入力よって選択される。この第3の
順番号パターン(文字2パターン)が選択されたとき、
制御装置2は、ページ付き印刷に際して、ページ付けの
初期値と印刷終了ページとから演算して登録済みのペー
ジ順番号で足りないと判断したときは、さらに必要とす
るページ順番号を、文字2パターンの場合の所定の規則
に従って自動的に作成していく。すなわち、登録されて
いる最後の文字(ページ順番号)の次には、最後の文字
と1番目の文字とを組み合わせた文字を次のページ順番
号の文字として自動的に作成し、その次は、最後の文字
と2番目の文字とを組み合わせた文字を自動的に作成す
る。入力登録された文字が、“a”,“b”,“c”の
3文字のとき、ca→cb→ccのように新たに続ける
べきページ順番号を自動的に作成していく。これが図6
のステップS19−4の文字2パターンの自動作成処理
に相当する。この第3のパターンはローマ数字として利
用することができる。
【0024】なお、文字1パターンおよび文字2パター
ンにおいては、順番がゼロに相当する文字の入力登録は
行われない。
【0025】さて、図3のフローチャートに戻って、ス
テップS1の順番号作成パターンの選択の次のステップ
S2で、選択されたパターンが数字パターンであるかど
うか(つまり選択番号「1」がキー入力されたかどう
か)を判断する。数字パターンでないときはステップS
4にスキップするが、数字パターンであるときはステッ
プS3に進んで、順番がゼロに相当する文字すなわち数
字“0”のキー入力を促す。そして、そのキー入力が行
われるとステップS4に進む。
【0026】ステップS4では、次の順位に相当する数
字/文字(ページ順番号)のキー入力を促す。そして、
キー入力が行われるとステップS5に進んでページ順番
号の入力が終了したのかどうかを判断する。終了してい
ないときはステップS4に戻ってさらに次の順位に相当
する数字/文字のキー入力を促す。数字パターンを選択
し、それが8進数であるときは、0,1,2,3,4…
…7のようにキー入力し、次いで終了キーを押し操作す
ることで、ステップS5からステップS6へ抜ける。ま
た、ローマ数字の入力登録のため文字2パターンが選択
されたとき、i→ii→iii→iv→v→vi→……
xのようにキー入力し、次いで終了キーを押し操作する
ことでステップS6へ抜ける。
【0027】ステップS6では今回入力作成した順番号
テーブルの名称の指定を行う。次いで、ステップS7で
その順番号テーブルのデータを内部記憶装置4に登録す
る。
【0028】ページ順番号の登録は幾つでも可能であ
り、また、登録した数より大きい数値ではページ付けし
ないという前提のもとに、例えば、“A−1”,“A−
2”,“A−3”……のような登録も可能である。上記
の場合と対応させると、これらはそれぞれ“a”,
“b”,“c”に相当している。
【0029】次に、図5,図6,図7のフローチャート
に基づいてページ付き印刷の処理動作を説明する。図6
は、図5におけるステップS19のページ順番号自動作
成のサブルーチンを詳しく表したものである。図7は、
図5におけるステップS23の印刷処理のサブルーチン
を詳しく表したものである。
【0030】汎用キー8cのうちの印刷キーを操作する
ことにより、印刷機能処理を選択する。すると、図8に
示すような印刷書式設定画面が表示装置10に表示され
るとともに、印刷機能の処理が開始される。まず、ステ
ップS11において、キャラクタキー8a,テンキー8
b,画面制御キー8dを用いて、ページ付け以外の各種
の印刷条件の設定を行う。なお、ページ付け以外の印刷
条件としては、印刷開始ページの指定や印刷終了ページ
の指定やヘッダー/フッターの設定などが含まれてい
る。ユーザーはキー入力によりページ付けを行うか行わ
ないかの指定をするが、制御装置2はステップS12に
おいてページ付けの指定があるかどうかを判断し、ない
ときはステップS23にスキップして印刷処理を実行す
るが、ページ付けの指定があったときはステップS13
に進む。
【0031】ユーザーは、キャラクタキー8aまたはテ
ンキー8bを操作してページ付けを行うべきページ順番
号の作成パターンの種類を選択する。このとき、図9に
示すようなページ順番号作成パターンの選択設定画面に
切り換えるか表示装置10の画面の一部分にウインドウ
として表示し参照する。図9の画面には、選択番号と、
順番号テーブルの名称と、登録されているページ順番号
の数字または文字と、ユーザー登録パターンである数字
パターンと文字1パターンと文字2パターンとの識別表
示とが表示されている。選択番号が1,2,3,4のユ
ーザー1,2,3,4は上記登録処理で作成された順番
号テーブルの名称であるが、ユーザー1は数字パターン
であり、ユーザー2は文字2パターンであり、ユーザー
2,3は文字1パターンであることを示している。な
お、選択番号として0を指定したときは、通常の10進
数アラビア数字がページ付けに用いられるものとする。
ページ順番号の種類が選択番号の入力によって指定され
ると、制御装置2はステップS13において、その指定
されたページ順番号の種類を示すデータを内部記憶装置
4にストアするとともに表示装置10の所定の位置に表
示する。
【0032】次いで、ユーザーはキャラクタキー8aま
たはテンキー8bを用いてページ付けのページ順番号の
初期値を入力する。すると、制御装置2はステップS1
4において、その入力された初期値のデータを内部記憶
装置4にストアするとともに表示装置10の所定の位置
に表示する。図8の表示例では、ページ順番号の種類と
して「2」(名称:ユーザー2。ローマ数字)が指定さ
れ、ページ順番号の初期値として「5」(すなわちユー
ザー2のテーブルで「v」)が指定されている。
【0033】以上の指定が終了すると、ステップS15
に進み、選択されたページ順番号の種類が登録文字であ
るかどうかを判断する。従来通りの10進数アラビア数
字であるときは判断が否定的となってステップS23の
印刷処理のサブルーチンへスキップするが、登録文字で
あるときは次のステップS16に進む。ここでは登録文
字の場合の処理を説明し、ステップS23については後
述することとする。
【0034】ステップS16では、内部記憶装置4をア
クセスしてユーザー登録順番号テーブルから選択番号に
対応した登録済みのページ順番号データを読み込む。例
えば上記のページ順番号の種類として「2」が選択され
た場合には、ページ順番号データとしてローマ数字の
i,ii,iii,iv,v,vi……xが読み込まれ
る。
【0035】次いで、ステップS17において、ステッ
プS11で設定された印刷のページ順番号の初期値と印
刷終了ページの値とから必要な最終のページ順番号を算
出し、登録済みのページ順番号だけで足りるのか、それ
とも新たにページ順番号を作成する必要があるのかどう
かを判定する。算出した最終のページ順番号が順番号テ
ーブルに登録されている最大のページ順番号よりも大き
いときは、新たなページ順番号の作成が必要となる。す
なわち、例えば印刷ページ数が5ページ分で、ページ順
番号の初期値が「v」(5)のとき、最終ページには
「ix」をページ順番号として印字する必要があるが、
順番号テーブルにはすでに「ix」が登録されているか
ら、これを新たに作成する必要はない。これに対して、
例えば印刷ページ数が10ページ分で、ページ順番号の
初期値が「v」(5)のとき、最終ページには「xi
v」をページ順番号として印字する必要があるが、順番
号テーブルには実際には「xiv」は登録されていない
ので、このようなページ順番号を含む状態でページ順番
号を印字するときには、新たにページ順番号を作成する
必要がある。
【0036】新たにページ順番号を作成する必要がない
と判断したときにはステップS23にスキップして印刷
処理を開始するが、その必要があると判断したときはス
テップS18に進む。ステップS18では、実際に新た
にページ順番号を自動作成させて印刷する意思がユーザ
ーにあるのかどうかを確認するために、ユーザーに対し
て新たなページ順番号の自動作成を行わせるのか否かの
指定を表示装置10の画面において促す。それに応じて
ユーザーは画面制御キー8dを操作する。すでに選択し
た種類のページ順番号での印刷をあくまで希望するとき
は新たな作成についての肯定(YES)を指定する。そ
の種類のページ順番号での印刷を諦めるときは否定(N
O)を指定する。否定が指定されたときはステップS1
2に戻り、ページ付けに関する設定を再度促す。肯定が
指定されたときは、ステップS19のページ順番号自動
作成のサブルーチンへと進む。ページ順番号自動作成の
処理の詳細は後述する。
【0037】ページ順番号の自動作成が終了するとステ
ップS20に進み、自動作成されたページ順番号を表示
装置10の画面に表示するかどうかの選択を促す。ユー
ザーは画面制御キー8dを操作して選択する。表示しな
いことが選択されたときはステップS23に進んで印刷
処理を実行するが、表示することが選択されたときはス
テップS21に進んで自動作成されたページ順番号を登
録済みのページ順番号とともに表示装置10において表
示する。そして、ステップS22では、最終的確認のた
め、その自動作成後のページ順番号によってページ付け
印刷を実行するか否かの選択を促す。ユーザーは画面制
御キー8dを操作して肯定か否定かのいずれかを選択す
る。否定が指定されたときはステップS12に戻り、ペ
ージ付けに関する設定を再度促す。肯定が指定されたと
きはステップS23に進んで印刷処理を実行する。
【0038】ここで、ステップS19のページ順番号自
動作成のサブルーチンの詳細を図6のフローチャートに
よって説明する。このサブルーチンは、印刷書式設定画
面において選択したページ順番号の種類と、設定したペ
ージ付けの初期値と、印刷開始ページから印刷終了ペー
ジまでのページ数とから判断して、ユーザー登録順番号
テーブルに登録されているページ順番号の数だけでは不
足する場合に行うものである。
【0039】まず、ステップS19−1において、すで
にステップS16で読み込んでいる順番号テーブルにつ
いての順番号作成パターンを判断し、数字パターンか文
字1パターンか文字2パターンかに応じて、それぞれス
テップS19−2(数字パターンの自動作成処理)、ス
テップS19−3(文字1パターンの自動作成処理)、
ステップS19−4(文字2パターンの自動作成処理)
へと進む。各パターンの自動作成処理のルーチンにおい
ては、それぞれの作成パターンに従った前述の方法によ
り、必要なページ順番号を、ステップS17で判断した
最終のページ順番号まで自動的に作成し、内部記憶装置
4の順番号テーブルに登録する。
【0040】すなわち、制御装置2は、選択されたペー
ジ順番号の種類が数字パターンであるときは、ステップ
S19−2に進み、さらに必要とするページ順番号を、
数字パターンの場合の所定の規則に従って自動的に作成
していく。つまり、登録されている最後の数字(ページ
順番号)の次には、1番目の数字“1”と順番がゼロに
相当する数字“0”とを組み合わせた数字“10”が次
のページ順番号の数字として自動的に作成される。その
次は、1番目の数字“1”と1番目の数字“1”とを組
み合わせた数字“11”が自動的に作成される。具体的
に説明すると、8進数の場合は、予め、“0”〜“7”
が入力登録されていて、その8個で足りないときは、以
下、10→11→12→……17→20→21→のよう
に8進数の数字パターンを必要な数だけ自動的に作成し
ていく。
【0041】また、選択されたページ順番号の種類が文
字1パターンであるときは、ステップS19−3に進
み、さらに必要とするページ順番号を、文字1パターン
の場合の所定の規則に従って自動的に作成していく。す
なわち、登録されている最後の文字(ページ順番号)の
次には、1番目の文字と1番目の文字とを組み合わせた
文字が次のページ順番号の文字として自動的に作成され
る。その次は、1番目の文字と2番目の文字とを組み合
わせた文字が自動的に作成される。例えば、入力登録さ
れた文字が、1番目の“a”と、2番目の“b”と、3
番目の“c”の3文字であるとき、3ページ目まではa
→b→cの順にページ付けを行い、4ページ以降はペー
ジ順番号が不足するので、制御装置2は、aa→ab→
acのように新たに続けるべきページ順番号を自動的に
作成していく。さらに不足するときには、aaa→aa
b…のように自動的に作成していく。
【0042】また、選択されたページ順番号の種類が文
字2パターンであるときは、ステップS19−4に進
み、さらに必要とするページ順番号を、文字2パターン
の場合の所定の規則に従って自動的に作成していく。す
なわち、登録されている最後の文字(ページ順番号)の
次には、最後の文字と1番目の文字とを組み合わせた文
字が次のページ順番号の文字として自動的に作成され
る。その次は、最後の文字と2番目の文字とを組み合わ
せた文字が自動的に作成される。例えば、入力登録され
た文字が、1番目の“a”と、2番目の“b”と、3番
目の“c”の3文字であるとき、3ページ目まではa→
b→cの順にページ付けを行い、4ページ以降はページ
順番号が不足するので、制御装置2は、ca→cb→c
cのように新たに続けるべきページ順番号を自動的に作
成していく。さらに不足するときには、cca→ccb
…のように自動的に作成していく。
【0043】最後に、図7のフローチャートを参照し
て、図5におけるステップS23の印刷処理のサブルー
チンの詳しい動作を説明する。ステップS23−1でペ
ージ付けを行うべき指定が行われているのかどうかの判
断をし、その指定が行われていないときはステップS2
3−2に進んでページ数印字無しの状態で文書の印刷を
実行するが、ページ付けを行うべきことが指定されてい
るときはステップS23−3に進み、ページ付けを行う
ページ順番号の種類のパターンをチェックする。
【0044】すなわち、ページ付けを行うのがユーザー
登録順番号か否かを判断する。この判断が否定的となる
ときはステップS23−4に進んで、10進数アラビア
数字を用いて従来通りのページ付き印刷を実行する。ユ
ーザー登録順番号でページ付けを行うときはステップS
23−5に進み、新たなページ順番号の自動作成(ステ
ップS19)を行ったかどうかを判断する。
【0045】新たなページ順番号の自動作成を行ってい
ないときはステップS23−6に進んで、選択した種類
のページ順番号での登録文字のみを使用したページ付き
印刷を実行する。
【0046】一方、新たなページ順番号の自動作成を行
っているときはステップS23−7に進んで、最初から
の登録文字とステップS19で自動作成した文字とを使
用してページ付き印刷を実行する。
【0047】なお、ページ付けとして用いるページ順番
号は、ページ数として用いてもよいし、ノンブル(ヘッ
ダー,フッター)として使用してもよい。また、上記実
施例では順番号作成パターンとして3種類を用意した
が、順番号作成パターンはこれに限定されるものではな
く、新たな順番号作成パターンを用意してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、任意の
文字列をページ順番号としてページ付けしようとすると
き、その文字列を予め入力して登録しておけば、従来の
ようにわずらわしい作業をしなくても、その登録した文
字列を使用して、また、その文字列では不足するときは
その登録した文字列をもとにして新たに自動的に作成さ
れた組み合わせ文字列をページ順番号として使用するこ
とにより、任意の文字列でのページ付けを自動的に行う
ことができ、従来例に比べて作業性を大幅に改善するこ
とができる。文書の内容の変更もページ付けを気にする
ことなく自由に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る日本語文書作成装置の
基本的構成を示すブロック線図である。
【図2】実施例における入力装置(キーボード)の内部
構成を示すブロック線図である。
【図3】実施例におけるユーザー登録順番号テーブルへ
のページ順番号の登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】実施例におけるページ順番号の作成パターンの
選択画面の表示図である。
【図5】実施例における印刷機能の処理についてのフロ
ーチャートである。
【図6】実施例における印刷機能の処理のうちのページ
順番号自動作成のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図7】実施例における印刷機能の処理のうちの印刷処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】実施例における印刷書式設定画面の表示図であ
る。
【図9】実施例におけるページ順番号種類の選択設定画
面の表示図である。
【図10】従来例に係る文書作成装置によりページ付け
された印刷物の例示図である。
【図11】従来例に係る文書作成装置で文書中の最終行
に行ったページ付けの仕方を示す図である。
【図12】従来例に係る文書作成装置での別のページ付
けの仕方と印刷結果を示す図である。
【符号の説明】
2 制御装置 4 内部記憶装置 6 外部記憶装置 8 入力装置 8a キャラクタキー 8b テンキー 8c 汎用キー 8d 画面制御キー 8e キー入力制御回路 10 表示装置 12 プリンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページ付き印刷に使用すべきページ順番
    号として任意の文字列で入力し登録する手段と、 印刷書式設定において設定されたページ付けの初期値と
    印刷終了ページとから登録済みのページ順番号で足りる
    か否かを判定する手段と、 足りないときに登録済みのページ順番号を所定の手順に
    従って組み合わせて新たに続くページ順番号を自動作成
    する手段とを備えたことを特徴とする文書作成装置にお
    けるページ順番号登録作成システム。
JP4228639A 1992-06-01 1992-08-27 文書作成装置におけるページ順番号登録作成システム Pending JPH0652166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4228639A JPH0652166A (ja) 1992-06-01 1992-08-27 文書作成装置におけるページ順番号登録作成システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14056892 1992-06-01
JP4-140568 1992-06-01
JP4228639A JPH0652166A (ja) 1992-06-01 1992-08-27 文書作成装置におけるページ順番号登録作成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0652166A true JPH0652166A (ja) 1994-02-25

Family

ID=26473040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4228639A Pending JPH0652166A (ja) 1992-06-01 1992-08-27 文書作成装置におけるページ順番号登録作成システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113312317A (zh) * 2021-05-18 2021-08-27 珠海金山办公软件有限公司 一种文件处理方法、装置、电子设备及存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113312317A (zh) * 2021-05-18 2021-08-27 珠海金山办公软件有限公司 一种文件处理方法、装置、电子设备及存储介质
CN113312317B (zh) * 2021-05-18 2023-12-26 珠海金山办公软件有限公司 一种文件处理方法、装置、电子设备及存储介质

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