JPH08235285A - 帳票出力方法 - Google Patents

帳票出力方法

Info

Publication number
JPH08235285A
JPH08235285A JP7064836A JP6483695A JPH08235285A JP H08235285 A JPH08235285 A JP H08235285A JP 7064836 A JP7064836 A JP 7064836A JP 6483695 A JP6483695 A JP 6483695A JP H08235285 A JPH08235285 A JP H08235285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
output
data
definition
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7064836A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikashi Sasaki
史 佐々木
Yoshiharu Nakamura
善春 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7064836A priority Critical patent/JPH08235285A/ja
Publication of JPH08235285A publication Critical patent/JPH08235285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、出力帳票の定義内容を設定する際
に表イメージ上で設定可能にして設定操作を容易かつ簡
便にする帳票出力方法を提供することである。 【構成】 CPU(Central Processing Unit )2は、
内蔵ROMに格納されている各種制御プログラムに従っ
てコンピュータシステム1内の各部を制御する中央演算
装置であり、キー入力部3から入力される項目、数値、
数式等の各種データを表計算処理によりレコードファイ
ル9及び集計データメモリ10に格納し、帳票出力処理
において、定義票解析処理部6により表データメモリ4
に格納された出力形態定義票の解析結果及びセル書式メ
モリ5に格納されたセル単位の書式データに基づいて、
その指定された帳票の出力形態で、レコードファイル9
及び集計データメモリ10に格納された各種データを帳
票に展開して表示部7への表示あるいは印刷部8から印
刷出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票出力方法に係り、
詳細には、複数セルから構成される表に対して設定され
た定義データに基づいて帳票を出力する帳票出力方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、事務処理を主とするオフ
ィスコンピュータや汎用コンピュータ等においては、表
計算やデータベース等の各種アプリケーションプログラ
ムが利用されており、集計した表データを各種形式の帳
票で出力可能とする帳票出力機能を備えている。
【0003】また、帳票を出力させるためには、その形
式や出力形態等の定義内容を設定する必要があり、例え
ば、アプリケーションプログラムに内蔵された帳票定義
機能を利用して行われており、まず、帳票形式を設定
し、帳票内に出力するデータが展開されたレコードファ
イル名(表ファイル名)を設定し、出力形態を設計画面
上で設定するといった手順で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表計算やデータベース等の各種アプリケーシ
ョンプログラムに備えられた帳票出力機能にあっては、
その内蔵する帳票定義機能において帳票形式を設定し、
帳票内に出力するデータが展開されたレコードファイル
名(表ファイル名)を設定し、出力形態を設計画面上で
設定するといった手順で行われていたが、その設定上の
操作について以下に述べるような問題点があった。
【0005】すなわち、その出力形態の設計画面上で
は、出力データのデータ種別、出力位置や字体、その出
力データ周辺の罫線枠種の指定といった帳票のレイアウ
トに係る設定を、専用の設定画面を表示させて細かく設
定する必要があったため、そのアプリケーションプログ
ラムの操作に慣れていないユーザーにとっては、設定操
作が煩雑で扱いにくいという問題点があった。
【0006】本発明の課題は、出力帳票の定義内容を設
定する際に表イメージ上で設定可能にして設定操作を容
易かつ簡便にする帳票出力方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数セルから構成される表に対して設定された定義デー
タに基づいて複数レコードに基づく帳票を出力する帳票
出力方法であって、前記複数セルから構成される表にお
いて出力帳票の基本フォームを、各セル位置を基準にし
て定義設定し、この設定内容に従って展開される前記セ
ル単位のデータの種類を示すセル種情報を記憶し、前記
複数のレコードデータをグループ化する属性情報を、前
記基本フォームを定義設定した表の列方向に設定し、前
記属性情報に基づいて前記複数のレコードデータのグル
ープ順位を判定し、この判定したグループ順位に従って
当該レコードデータの列方向の展開順位を設定し、前記
基本フォーム及び前記セル種情報に従って複数のレコー
ドデータを前記展開順位で出力帳票の所定位置に繰り返
し展開することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、複数セルから構成
される表に対して設定された定義データに基づいて複数
レコードに基づく帳票を出力する帳票出力方法であっ
て、前記複数セルから構成される表において出力帳票の
基本フォームを、各セル位置を基準にして定義設定し、
この設定内容に従って展開される前記セル単位のデータ
の種類を示すセル種情報を記憶し、前記複数のレコード
データをグループ化する属性情報を、前記基本フォーム
を定義設定した表の行方向に設定し、前記属性情報に基
づいて前記複数のレコードデータを展開する際の行方向
の展開位置を判定し、前記基本フォーム及び前記セル種
情報に従って複数のレコードデータを前記行方向の展開
位置で出力帳票にの所定位置に繰り返し展開することを
特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、複数セルから構成
される表に対して設定された定義データに基づいて複数
レコードに基づく帳票を出力する帳票出力方法であっ
て、前記複数セルから構成される表において出力帳票の
基本フォームを、各セル位置を基準にして定義設定し、
この設定内容に従って展開される前記セル単位のデータ
の種類を示すセル種情報を記憶し、前記複数のレコード
データをグループ化する属性情報を、前記基本フォーム
を定義設定した表の列方向と行方向に設定し、前記列方
向の属性情報に基づいて前記複数のレコードデータのグ
ループ順位を判定し、この判定したグループ順位に従っ
て当該レコードデータの列方向の展開順位を設定し、前
記行方向の属性情報に基づいて前記複数のレコードデー
タを展開する際の行方向の展開位置を判定し、前記基本
フォーム及び前記セル種情報に従って複数のレコードデ
ータを前記展開順位及び前記行方向の展開位置で出力帳
票の所定位置に繰り返し展開することを特徴としてい
る。
【0010】また、この場合、請求項4に記載するよう
に、前記属性情報には、サプレス情報を設定し、前記基
本フォーム及び前記セル種情報に従って複数のレコード
データを出力帳票に展開する際に、該サプレス情報が設
定されたセル位置には、同一のレコードデータを連続し
て展開しないようにすることが有効である。
【0011】また、この場合、請求項5に記載するよう
に、前記出力帳票の基本フォームを表のセル単位で定義
する際に、改頁を制御する改頁制御情報を定義し、この
定義内容に従って前記複数のレコードデータを出力帳票
に展開するるともに、改頁制御情報に従って出力帳票を
改頁することが有効である。
【0012】また、この場合、請求項6に記載するよう
に、前記セル種情報は、データの種類を示す情報ととも
に当該データを修飾する修飾情報や該当セルの罫線情報
を記憶し、前記レコードデータを出力帳票に展開する際
には、該修飾情報及び罫線情報によりレコードデータを
修飾して出力することが有効である。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、複数セルから構
成される表に対して設定された定義データに基づいて複
数レコードに基づく帳票を出力する帳票出力方法であっ
て、前記複数セルから構成される表において出力帳票の
基本フォームを、各セル位置を基準にして定義設定し、
この設定内容に従って展開される前記セル単位のデータ
の種類を示すセル種情報を記憶し、前記複数のレコード
データをグループ化する属性情報を、前記基本フォーム
を定義設定した表の列方向に設定し、前記属性情報に基
づいて前記複数のレコードデータのグループ順位を判定
し、この判定したグループ順位に従って当該レコードデ
ータの列方向の展開順位を設定し、前記基本フォーム及
び前記セル種情報に従って複数のレコードデータを前記
展開順位で出力帳票の所定位置に繰り返し展開する。
【0014】したがって、複数のレコードデータを属性
の設定により様々にグループ化して種々の出力形態の帳
票を、セル構成の表上で容易に定義設定して出力するこ
とができる。
【0015】請求項2記載の発明によれば、複数セルか
ら構成される表に対して設定された定義データに基づい
て複数レコードに基づく帳票を出力する帳票出力方法で
あって、前記複数セルから構成される表において出力帳
票の基本フォームを、各セル位置を基準にして定義設定
し、この設定内容に従って展開される前記セル単位のデ
ータの種類を示すセル種情報を記憶し、前記複数のレコ
ードデータをグループ化する属性情報を、前記基本フォ
ームを定義設定した表の行方向に設定し、前記属性情報
に基づいて前記複数のレコードデータを展開する際の行
方向の展開位置を判定し、前記基本フォーム及び前記セ
ル種情報に従って複数のレコードデータを前記行方向の
展開位置で出力帳票にの所定位置に繰り返し展開する。
【0016】したがって、複数のレコードデータを属性
の設定により出力帳票への展開位置を、セル構成の表上
で容易に定義設定することができ、複雑なレイアウトの
帳票を容易に出力することができる。
【0017】請求項3記載の発明によれば、複数セルか
ら構成される表に対して設定された定義データに基づい
て複数レコードに基づく帳票を出力する帳票出力方法で
あって、前記複数セルから構成される表において出力帳
票の基本フォームを、各セル位置を基準にして定義設定
し、この設定内容に従って展開される前記セル単位のデ
ータの種類を示すセル種情報を記憶し、前記複数のレコ
ードデータをグループ化する属性情報を、前記基本フォ
ームを定義設定した表の列方向と行方向に設定し、前記
列方向の属性情報に基づいて前記複数のレコードデータ
のグループ順位を判定し、この判定したグループ順位に
従って当該レコードデータの列方向の展開順位を設定
し、前記行方向の属性情報に基づいて前記複数のレコー
ドデータを展開する際の行方向の展開位置を判定し、前
記基本フォーム及び前記セル種情報に従って複数のレコ
ードデータを前記展開順位及び前記行方向の展開位置で
出力帳票の所定位置に繰り返し展開する。
【0018】したがって、複数のレコードデータを属性
の設定により様々にグループ化して種々の出力形態の帳
票を、セル構成の表上で容易に定義設定することができ
るとともに、複数のレコードデータを属性の設定により
出力帳票への展開位置を、セル構成の表上で容易に定義
設定することができ、複雑なレイアウトの帳票を容易に
出力することができる。その結果、簡便に出力帳票の作
成することができる操作環境を提供することができ、初
心者でも容易に出力帳票を設計することができる。
【0019】請求項4記載の発明によれば、前記属性情
報には、サプレス情報を設定し、前記基本フォーム及び
前記セル種情報に従って複数のレコードデータを出力帳
票に展開する際に、該サプレス情報が設定されたセル位
置には、同一のレコードデータを連続して展開しないよ
うにすることにより、サプレス情報の設定により出力形
態定義票上の定義設定機能を向上させることができ、出
力帳票の定義設定操作をより簡便にすることができる。
【0020】請求項5記載の発明によれば、前記出力帳
票の基本フォームを表のセル単位で定義する際に、改頁
を制御する改頁制御情報を定義し、この定義内容に従っ
て前記複数のレコードデータを出力帳票に展開するると
もに、改頁制御情報に従って出力帳票を改頁することに
より、出力帳票の自動作成機能の向上を図ることがで
き、使用者の操作負担を軽減することができる。
【0021】請求項6記載の発明によれば、前記セル種
情報は、データの種類を示す情報とともに当該データを
修飾する修飾情報や該当セルの罫線情報を記憶し、前記
レコードデータを出力帳票に展開する際には、該修飾情
報及び罫線情報によりレコードデータを修飾して出力す
ることにより、出力帳票を定義設定する際に必要とする
情報設定の種類及び設定操作を省略することができ、使
用者の操作負担を一層軽減することができる。
【0022】
【実施例】以下、図1〜図16を参照して本発明の実施
例を詳細に説明する。図1〜図16は、本発明を適用し
たコンピュータシステムの一実施例を示す図である。ま
ず、構成を説明する。図1は、本実施例のコンピュータ
システム1の要部ブロック構成を示す図である。この図
1において、コンピュータシステム1は、CPU2、キ
ー入力部3、表データメモリ4、セル書式メモリ5、定
義票解析処理部6、表示部7、印刷部8、レコードファ
イル9及び集計データメモリ10により構成されてお
り、各ブロックはバス11により接続されている。
【0023】CPU(Central Processing Unit )2
は、内蔵ROMに格納されている各種制御プログラムに
従ってコンピュータシステム1内の各部を制御する中央
演算装置であり、キー入力部3から入力される項目、数
値、数式等の各種データを表計算処理によりレコードフ
ァイル9及び集計データメモリ10に格納し、後述する
帳票出力処理において、定義票解析処理部6により表デ
ータメモリ4に格納された出力形態定義票の解析結果及
びセル書式メモリ5に格納されたセル単位の書式データ
に基づいて、その指定された帳票の出力形態で、レコー
ドファイル9及び集計データメモリ10に格納された各
種データを帳票に展開して表示部7への表示あるいは印
刷部8から印刷出力させる。
【0024】キー入力部3は、ファンクションキー、数
値キー、文字キー及び他キーを有し、ユーザーによる各
キー入力操作に応じた各種指示信号をCPU2に出力す
る。表データメモリ4は、上記定義票解析処理部6の帳
票出力処理により帳票が出力され際に参照される後述す
る出力形態定義票をイメージデータとして格納するメモ
リである。セル書式メモリ5は、表データメモリ4に格
納された出力形態定義票について、図2に示すように複
数のセル単位で構成される定義票のセル単位毎に書式情
報(セル種(固定値、#項目、集計(=@))、修飾情
報(文字サイズ、縦横サイズ、文字体、網かけ等))を
格納するメモリである。
【0025】定義票解析処理部6は、上記CPU2によ
り帳票出力処理が実行される際に、表データメモリ4に
格納された出力形態定義票の定義内容をセル単位で解析
し、その解析結果に基づいてレコードファイル9に格納
されたレコードデータ及び集計データメモリ10に格納
されたキー項目毎の集計データを、帳票中に展開する処
理を実行する。
【0026】表示部7は、CRT(Cathode Ray Tube)
等により構成され、CPU2を介して入力されるキー入
力データや展開された帳票データ等を表示する。印刷部
8は、上記CPU2の帳票出力処理により出力される帳
票データを所定用紙に印刷して出力する。
【0027】レコードファイル9は、図3に示すよう
に、レコードNo.順にキーレベル(項目の従属関係を
示す)を設定し、図中ではキーレベル1〜3を設定し、
そのキーレベル別にキーデータと項目データを格納す
る。集計データメモリ10は、図4に示すように、レコ
ードファイル9に格納された各レコードデータのキーレ
ベル別に集計される集計データを格納するメモリであ
る。
【0028】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
本実施例のコンピュータシステム1により実行される帳
票出力処理について図5に示すフローチャートに基づい
て説明する。まず、キー入力部4における所定のキー操
作により帳票出力が指示されると、CPU2は、帳票出
力処理を開始し、レコードファイル9に格納された図3
に示すレコードファイルから先頭レコードデータ(レコ
ード1)を読み出し(ステップS1)、そのレコードデ
ータを構成する上位レベルのキーデータ別に項目データ
を集計して、集計データメモリ10に格納する(ステッ
プS2)。
【0029】図3の先頭レコードデータの場合は、最下
位レベルは“キー3”の“インク”であり、その上位レ
ベルキーは、“キー2”の“北米”と“キー1”の“電
卓”であり、図4に示す集計データのように、上位キー
1、2のキーレベルによる項目データの集計が行われ
る。
【0030】そして、レコードファイル9内に次のレコ
ードデータが有るか否かをチェックし(ステップS
3)、次のレコードデータが有る場合は、そのレコード
データを読み出し(ステップS4)、ステップS2の集
計処理に戻る。したがって、図3に示すレコードデータ
では、レコード1〜レコード9までのデータが繰り返し
読み出されて、キー3の上位キーレベル1、2による集
計が実行され、図4に示すように、上位キー1、2によ
り“電卓”と“北米”による集計データ、“電卓”と
“欧州”による集計データ、“時計”と“北米”による
集計データが格納されるとともに、さらに、そのキー2
の上位キーレベル1による集計が行われ、“電卓”によ
る集計データと“時計”による集計データが、集計デー
タメモリ10に格納される。
【0031】次いで、ステップS3において、次のレコ
ードデータがないと判断した場合は、ステップS5に進
み、表データメモリ4に格納された出力形態定義票のイ
メージテータに基づく帳票へのレコードデータの展開を
開始する。
【0032】まず、図7に示す出力形態定義票(例1)
に基づいて図3のレコードデータを図8に示す出力帳票
の印刷結果(例1)へ展開する場合を説明する。そし
て、ステップS5において、定義票の最下位キーレベル
をチェックする。図7では、各定義行に対して列方向に
設定された属性欄にキーレベルが設定されており、最上
位キーレベルが“G1”、最下位キーレベルが“3”で
あり、この最下位キーレベル“3”を確認する。次い
で、変化キーレベルを“G0”にセットし(ステップS
6)、レコードファイル9の図3に示したレコードデー
タから先頭レコードデータとしてレコード1を読み出す
(ステップS7)。
【0033】ステップS6でセットした変化キーレベル
とは、後述する出力形態定義票において行方向にセル単
位で設定される定義内容に対して、列方向に設定される
レコードデータをグループ化(階層化)するキーレベル
の展開方向(最上位キーレベルからの展開か、最下位キ
ーレベルからの展開か)を判定するために設定されるキ
ーレベルのことであり、本実施例の場合は、変化キーレ
ベルの最上位は“G0”であり、変化キーレベルの最下
位は“3”である。
【0034】この変化キーレベルと、出力形態定義票に
おいて定義行の行単位で設定されるキーレベルとを、後
述する定義票解析処理部6により実行される定義票解析
処理(サブルーチン)において比較することにより、出
力形態定義票に基づいてグループ化されるレコードデー
タを帳票に展開する際の展開開始キーレベル及び展開方
向が判定される。
【0035】そして、定義票の先頭行を指定し(ステッ
プS8)、その先頭行のキーレベルは最下位レベルに設
定されているか否かをチェックする(ステップS9)。
この場合、定義票の先頭行に設定されているキーレベル
が最下位レベルか否かをチェックすることにより、その
出力形態定義票におけるレコードデータの展開方向が最
下位レベルからか、その逆の最上位レベルからかが判定
される。
【0036】図7では、先頭行には最上位レベルである
“G1”が設定されていたる為、ステップS12に進
み、前レコードデータのキー変化の最上位変化レベルを
変化キーレベルとし、すなわち、この場合は、先頭レコ
ードより前のレコードは無いため、上記ステップS6で
設定された変位キーレベルG0を変化キーレベルとす
る。次いで、定義票解析処理部6により定義票解析処理
のサブルーチンを実行し(ステップS13)、すなわ
ち、図6に示すフローチャートに移行する。
【0037】図6において、まず、上記ステップS8で
指定された先頭行のキーレベルG1が、上記ステップS
12でセットした変化キーレベルG0以上か否かを判別
する(ステップS21)。この場合、上位レベルか否か
を判別するのではなく、そのキーレベルの数値のみを比
較し、この場合“1>0”であるため、ステップS22
に進み、その指定行の先頭セルを指定し、すなわち、図
7の出力形態定義票の先頭行の先頭セル1Aを指定し、
その先頭セル1Aのセル種を、セル書式メモリ5に格納
された対応するセル1Aの書式情報を参照して判定する
(ステップS23)。
【0038】そのセル種判定の結果、図7の場合は先頭
セル1Aは“#品目名”すなわち、#項目が定義されて
いるためステップS25に進み、対応するキーレベル項
目をレコードファイル9内のレコードデータから呼出
し、図3の場合はレコード1から“電卓”を呼出し、そ
の項目データ“電卓”を上記セル書式情報に設定されて
いる書式情報(修飾情報)に従って出力形態を変更し
て、図8に示す出力帳票のセル1Aの位置に、表示部7
で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる(ス
テップS27)。
【0039】次いで、指定行対応セル位置1Aの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置1Aにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル1Aの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、先頭行の
先頭セル1Aの右側には、セル1Bとして“=@合計”
が定義されているため、先に出力した先頭セル1Aの右
側のセル1Bを指定し(ステップS30)、ステップS
23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納
された対応するセル1Bの書式情報を参照して判定す
る。
【0040】この場合、“集計”情報であるためステッ
プS26に進み、そのキーレベル(キー1“電卓”)で
集計された集計データを、図4に示した集計データメモ
リ10から呼出し、その集計データを上記セル書式情報
に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出力形
態を変更して、図8に示す出力帳票のセル1Bの位置
に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出
力させる(ステップS27)。
【0041】次いで、指定行対応セル位置1Bの罫線情
報を、先に出力した集計データ位置1Bにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル1Bの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、集計デー
タを定義したセル1Bの右側には、定義したセルがない
ため、次行に定義行が有るか否かを図7の定義票からチ
ェックする(ステップS31)。図7の場合は、2行目
に定義設定が有るため、その2行目を指定し(ステップ
S32)、ステップS21に戻る。
【0042】そして、2行目のキーレベルG2と変位キ
ーレベルG0を比較し、“2≧0”であるため、ステッ
プS22に進み、2行目の先頭セル2Aを指定する。次
いで、その先頭セル2Aのセル種を判定する(ステップ
S23)。図7の2行目の先頭セル2Aには“#仕向地
区分”と#項目が定義されているためステップS25に
進み、対応するキーレベル項目をレコードファイル9内
のレコードデータから呼出し、図3の場合はレコード1
から“北米”を呼出し、その項目データ“北米”を上記
セル書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)に
従って出力形態を変更して、図8に示す出力帳票のセル
2Aの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8
から印刷出力させる(ステップS27)。
【0043】次いで、指定行対応セル位置2Aの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置2Aにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル2Aの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、2行目の
先頭セル2Aの右側には、セル2Bとして“=@合計”
が定義されているため、先に出力した先頭セル2Aの右
側のセル2Bを指定し(ステップS30)、ステップS
23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納
された対応するセル2Bの書式情報を参照して判定す
る。
【0044】この場合、“集計”情報であるためステッ
プS26に進み、そのキーレベル(キー1“電卓”とキ
ー2“北米”)で集計された集計データを、図4に示し
た集計データメモリ10から呼出し、その集計データを
上記セル書式情報に設定されている書式情報(修飾情
報)に従って出力形態を変更して、図8に示す出力帳票
のセル2Bの位置に、表示部7で表示させるとともに印
刷部8から印刷出力させる(ステップS27)。
【0045】次いで、指定行対応セル位置2Bの罫線情
報を、先に出力した集計データ位置2Bにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル2Bの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、集計デー
タを定義したセル2Bの右側には、定義したセルがない
ため、次行に定義行が有るか否かを図7の定義票からチ
ェックする(ステップS31)。図7の場合は、3行目
に定義行が有るため、その3行目を指定し(ステップS
32)、ステップS21に戻る。
【0046】そして、3行目のキーレベル3と変位キー
レベルG0を比較し、“3≧0”であるため、ステップ
S22に進み、3行目の先頭セル3Aを指定する。次い
で、その先頭セル3Aのセル種を判定する(ステップS
23)。図7の3行目の先頭セル3Aには“#仕向地
名”と#項目が定義されているためステップS25に進
み、対応するキーレベル項目をレコードファイル9内の
レコードデータから呼出し、図3の場合はレコード1か
ら“インク”を呼出し、その項目データ“インク”を上
記セル書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)
に従って出力形態を変更して、図8に示す出力帳票のセ
ル3Aの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部
8から印刷出力させる(ステップS27)。
【0047】次いで、指定行対応セル位置3Aの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置3Aにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル3Aの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、3行目の
先頭セル3Aの右側には、セル3Bとして“=#売上金
額”が定義されているため、先に出力した先頭セル3A
の右側のセル3Bを指定し(ステップS30)、ステッ
プS23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に
格納された対応するセル3Bの書式情報を参照して判定
する。
【0048】この場合、“#項目”情報であるためステ
ップS25に進み、対応するキーレベル項目をレコード
ファイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合
はレコード1の“インク”の右側の項目データ部分に
“#売上金額”が格納されているとして、その項目デー
タを呼出し、その項目データ“#売上金額”を上記セル
書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従っ
て出力形態を変更して、図8に示す出力帳票のセル3B
の位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から
印刷出力させる(ステップS27)。
【0049】次いで、指定行対応セル位置3Bの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置3Bにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル3Bの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、項目デー
タを定義したセル3Bの右側には、定義したセルがない
ため、次行に定義行が有るか否かを図7の定義票からチ
ェックする(ステップS31)。図7の場合は、3行目
以降に定義行が無いため、ステップS33でレコードフ
ァイル9内に次のレコードデータが有るか否かを図3の
レコードデータからチェックする。
【0050】図3の場合は、レコード1の次にレコード
2が有るため、そのレコード2を読み出し(ステップS
34)、図7の定義票の先頭行を指定して(ステップS
35)、図5のステップS12に戻る。
【0051】ステップS12において、前レコードのキ
ー変化の最上位変化レベルとは、図3ではレコード1と
レコード2との間のキー変化の最上位変化レベルのこと
であり、この場合、キー1とキー2は同一のレコードデ
ータ(電卓、北米)が設定されており、キー3部分のみ
が異なるレコードデータ(インクとOEM)であるた
め、変化キーレベルを“3”として、ステップS13に
進み、図6の定義票解析処理に移行する。
【0052】図7のステップS21において、先にステ
ップS35で指定した定義票の先頭行のキーレベルG1
とステップS12で設定した変化キーレベル3を比較す
ると、“1<3”であるため、ステップS31に進み、
次行に定義行が有るか否かを図7の定義票からチェック
し、2行目に定義行が有るため、その2行目を指定して
ステップS21に戻る。
【0053】そして、その2行目キーレベルG2と変化
キーレベル3を比較すると、“2<3”であるため、ス
テップS31に進み、次行に定義行が有るか否かを図7
の定義票からチェックし、3行目に定義行が有るため、
その3行目を指定してステップS21に戻る。その3行
目キーレベル3と変化キーレベル3を比較すると、“3
=3”であるため、ステップS22に進み、指定行であ
る3行目の先頭セル3Aを指定し、その先頭セル3Aの
セル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル
3Aの書式情報を参照して判定する(ステップS2
3)。
【0054】そのセル種判定の結果、図7の場合は先頭
セルは、“#仕向地名”すなわち、#項目が定義されて
いるためステップS25に進み、対応するキーレベル項
目をレコードファイル9内のレコードデータから呼出
し、図3の場合はレコード2から“OEM”を呼出し、
その項目データ“OEM”を上記セル書式情報に設定さ
れている書式情報(修飾情報)に従って出力形態を変更
して、図8に示す出力帳票のセル4Aの位置に、表示部
7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる
(ステップS27)。
【0055】次いで、指定行対応セル位置3Aの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置4Aにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル3Aの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、3行目の
先頭セル3Aの右側には、セル3Bとして“=#売上金
額”が定義されているため、先に出力した先頭セル4A
の右側のセル4Bを指定し(ステップS30)、ステッ
プS23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に
格納された対応するセル3Bの書式情報を参照して判定
する。
【0056】この場合、“#項目”情報であるためステ
ップS25に進み、対応するキーレベル項目をレコード
ファイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合
はレコード2の“OEM”の右側の項目データ部分に
“#売上金額”が格納されているとして、その項目デー
タを呼出し、その項目データ“#売上金額”を上記セル
書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従っ
て出力形態を変更して、図8に示す出力帳票のセル4B
の位置に、表示部7で表示させて印刷部8から印刷出力
させるとともに(ステップS27)、指定行対応セル位
置3Bの罫線情報を、先に出力した項目データ位置4B
にコピーするように出力する(ステップS28)。
【0057】ここまでの図7の出力形態定義票に基づく
処理で、図8に示す出力帳票の印刷結果においてキーレ
ベルG0で示すセル範囲(1A〜3A,1B〜3B)
と、その下のキーレベル3で示すセル範囲(4A,4
B)に、図3のレコード1、2のレコードデータ及び図
4の集計データの展開が終了したことになる。
【0058】そして、ステップS22で指定した3行目
のセル3Bの右側にデータが定義されたセルが有るか否
かを、図7の定義票から判定する(ステップS29)。
図7の場合は、3行目の項目データを定義したセル3B
の右側には、定義したセルがないため、次行に定義行が
有るか否かを図7の定義票からチェックする(ステップ
S31)。図7の場合は、3行目以降に定義行が無いた
め、ステップS33でレコードファイル9内に次のレコ
ードデータが有るか否かを図3のレコードデータからチ
ェックする。
【0059】図3の場合、レコード2の次にレコード3
が有るため、そのレコード3を読み出し(ステップS3
4)、図7の定義票の先頭行を指定して(ステップS3
5)、図5のステップS12に戻る。
【0060】ステップS12において、前レコードのキ
ー変化の最上位変化レベルとは、図3ではレコード2と
レコード3とのキー変化の最上位変化レベルのことであ
り、この場合、キー1は同一のレコードデータ(電卓)
が設定されており、キー2部分が異なるレコードデータ
(北米と欧州)であるため、このキーレベルを変化キー
レベル“2”として、ステップS13に進み、図6の定
義票解析処理に移行する。
【0061】図6のステップS21において、先にステ
ップS35で指定した定義票の先頭行のキーレベルG1
とステップS12で設定した変化キーレベル2を比較す
ると、“1<2”であるため、ステップS31に進み、
次行に定義行が有るか否かを図7の定義票からチェック
し、2行目に定義行が有るため、その2行目を指定して
ステップS21に戻る。
【0062】そして、その2行目キーレベルG2と変化
キーレベル2を比較すると、“2=2”であるため、ス
テップS22に進み、指定行である2行目の先頭セル2
Aを指定し、その先頭セル2Aのセル種を、セル書式メ
モリ5に格納された対応するセル1Aの書式情報を参照
して判定する(ステップS23)。
【0063】そのセル種判定の結果、図7の場合は先頭
セル2Aは、“#仕向地区分”すなわち、#項目が定義
されているためステップS25に進み、対応するキーレ
ベル項目をレコードファイル9内のレコードデータから
呼出し、図3の場合はレコード3から“欧州”を呼出
し、その項目データ“欧州”を上記セル書式情報に設定
されている書式情報(修飾情報)に従って出力形態を変
更して、図8に示す出力帳票のセル5Aの位置に、表示
部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる
(ステップS27)。
【0064】次いで、指定行対応セル位置2Aの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置5Aにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル2Aの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、2行目の
先頭セルの右側には、セル2Bとして“=@合計”が定
義されているため、先に出力した先頭セル5Aの右側の
セル5Bを指定し(ステップS30)、ステップS23
に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納され
た対応するセル2Bの書式情報を参照して判定する。
【0065】この場合、“集計”情報であるためステッ
プS26に進み、そのキーレベル(キー1“電卓”とキ
ー2“欧州”)で集計された集計データを、図4に示し
た集計データメモリ10から呼出し、その集計データを
上記セル書式情報に設定されている書式情報(修飾情
報)に従って出力形態を変更して、図8に示す出力帳票
のセル5Bの位置に、表示部7で表示させるとともに印
刷部8から印刷出力させる(ステップS27)。
【0066】次いで、指定行対応セル位置2Bの罫線情
報を、先に出力した集計データ位置5Bにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル2Bの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、集計デー
タを定義したセル2Bの右側には、定義したセルがない
ため、次行に定義行が有るか否かを図7の定義票からチ
ェックする(ステップS31)。図7の場合は、3行目
に定義行が有るため、その3行目を指定し(ステップS
32)、ステップS21に戻る。
【0067】そして、3行目のキーレベル3と変位キー
レベルG2を比較し、“3>2”であるため、ステップ
S22に進み、3行目の先頭セル3Aを指定する。次い
で、その先頭セル3Aのセル種を判定する(ステップS
23)。図7の3行目の先頭セル3Aには“#仕向地
名”と“#項目”が定義されているためステップS25
に進み、対応するキーレベル項目をレコードファイル9
内のレコードデータから呼出し、図3の場合はレコード
3から“GMBH”を呼出し、その項目データ“GMB
H”を上記セル書式情報に設定されている書式情報(修
飾情報)に従って出力形態を変更して、図8に示す出力
帳票のセル6Aの位置に、表示部7で表示させるととも
に印刷部8から印刷出力させる(ステップS27)。
【0068】次いで、指定行対応セル位置3Aの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置6Aにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル3Aの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、3行目の
先頭セル3Aの右側には、セル3Bとして“=#売上金
額”が定義されているため、先に出力した先頭セル6A
の右側のセル6Bを指定し(ステップS30)、ステッ
プS23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に
格納された対応するセル3Bの書式情報を参照して判定
する。
【0069】この場合、“#項目”情報であるためステ
ップS25に進み、対応するキーレベル項目をレコード
ファイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合
はレコード3から“GMBH”の右側の項目データ部分
に“#売上金額”が格納されているとして、その項目デ
ータを呼出し、その項目データ“#売上金額”を上記セ
ル書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従
って出力形態を変更して、図8に示す出力帳票のセル6
Bの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8か
ら印刷出力させる(ステップS27)。
【0070】次いで、指定行対応セル位置3Bの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置6Bにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル3Bの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、項目デー
タを定義したセル3Bの右側には、定義したセルがない
ため、次行に定義行が有るか否かを図7の定義票からチ
ェックする(ステップS31)。図7の場合は、3行目
以降に定義行が無いため、ステップS33でレコードフ
ァイル9内に次のレコードデータが有るか否かを図3の
レコードデータからチェックする。
【0071】図3の場合は、レコード3の次にレコード
4が有るため、そのレコード4を読み出し(ステップS
34)、図7の定義票の先頭行を指定して(ステップS
35)、図5のステップS12に戻る。
【0072】ステップS12において、前レコードのキ
ー変化の最上位変化レベルとは、図3ではレコード3と
レコード4とのキー変化の最上位変化レベルのことであ
り、この場合、キー1とキー2は同一のレコードデータ
(電卓、欧州)が設定されており、キー3部分のみが異
なるレコードデータ(GMBHとUK)であるため、変
化キーレベルを“3”として、ステップS13に進み、
図6の定義票解析処理に移行する。
【0073】図6のステップS21において、先にステ
ップS35で指定した定義票の先頭行のキーレベルG1
とステップS12で設定した変化キーレベル3を比較す
ると、“1<3”であるため、ステップS31に進み、
次行に定義行が有るか否かを図7の定義票からチェック
し、2行目に定義行が有るため、その2行目を指定して
ステップS21に戻る。
【0074】そして、その2行目キーレベルG2と変化
キーレベル3を比較すると、“2<3”であるため、ス
テップS31に進み、次行に定義行が有るか否かを図7
の定義票からチェックし、3行目に定義行が有るため、
その3行目を指定してステップS21に戻る。その3行
目キーレベル3と変化キーレベル3を比較すると、“3
=3”であるため、ステップS22に進み、指定行であ
る3行目の先頭セル3Aを指定し、その先頭セル3Aの
セル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル
3Aの書式情報を参照して判定する(ステップS2
3)。
【0075】そのセル種判定の結果、図7の場合は先頭
セル3Aは、“#仕向地名”すなわち、#項目が定義さ
れているためステップS25に進み、対応するキーレベ
ル項目をレコードファイル9内のレコードデータから呼
出し、図3の場合はレコード4から“UK”を呼出し、
その項目データ“UK”を上記セル書式情報に設定され
ている書式情報(修飾情報)に従って出力形態を変更し
て、図8に示す出力帳票のセル7Aの位置に、表示部7
で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる(ス
テップS27)。
【0076】次いで、指定行対応セル位置3Aの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置7Aにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル3Aの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、3行目の
先頭セル3Aの右側には、セル3Bとして“=#売上金
額”が定義されているため、先に出力した先頭セル7A
の右側のセル7Bを指定し(ステップS30)、ステッ
プS23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に
格納された対応するセル3Bの書式情報を参照して判定
する。
【0077】この場合、“#項目”情報であるためステ
ップS25に進み、対応するキーレベル項目をレコード
ファイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合
はレコード4の“UK”の右側の項目データ部分に“#
売上金額”が格納されているとして、その項目データを
呼出し、その項目データ“#売上金額”を上記セル書式
情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出
力形態を変更して、図8に示す出力帳票のセル7Bの位
置に、表示部7で表示させて印刷部8から印刷出力させ
るとともに(ステップS27)、指定行対応セル位置3
Bの罫線情報を、先に出力した項目データ位置7Bにコ
ピーするように出力する(ステップS28)。
【0078】次いで、ステップS22で指定したセル3
Bの右側にデータが定義されたセルが有るか否かを、図
7の定義票から判定する(ステップS29)。図7の場
合は、項目データを定義したセル3Bの右側には、定義
したセルがないため、次行に定義行が有るか否かを図7
の定義票からチェックする(ステップS31)。図7の
場合は、3行目以降に定義行が無いため、ステップS3
3でレコードファイル9内に次のレコードデータが有る
か否かを図3のレコードデータからチェックする。
【0079】図3の場合は、レコード4の次にレコード
5が有るため、そのレコード5を読み出し(ステップS
34)、図7の定義票の先頭行を指定して(ステップS
35)、図5のステップS12に戻る。
【0080】ステップS12において、前レコードのキ
ー変化の最上位変化レベルとは、図3ではレコード4と
レコード5とのキー変化の最上位変化レベルのことであ
り、この場合、キー1とキー2は同一のレコードデータ
(電卓、欧州)が設定されており、キー3部分のみが異
なるレコードデータ(UKと欧州)であるため、変化キ
ーレベルを“3”として、ステップS13に進み、図7
の定義票解析処理に移行する。
【0081】そして、図7のステップS21において、
先にステップS35で指定した定義票の先頭行のキーレ
ベルG1とステップS12で設定した変化キーレベル3
を比較すると、“1<3”であるため、ステップS31
に進み、次行に定義行が有るか否かを図7の定義票から
チェックし、2行目に定義行が有るため、その2行目を
指定してステップS21に戻る。
【0082】そして、その2行目キーレベルG2と変化
キーレベル3を比較すると、“2<3”であるため、ス
テップS31に進み、次行に定義行が有るか否かを図7
の定義票からチェックし、3行目に定義行が有るため、
その3行目を指定してステップS21に戻る。その3行
目キーレベル3と変化キーレベル3を比較すると、“3
=3”であるため、ステップS22に進み、指定行であ
る3行目の先頭セルを指定し、その先頭セル3Aのセル
種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル3A
の書式情報を参照して判定する(ステップS23)。
【0083】そのセル種判定の結果、図7の場合は先頭
セル3Aは、“#仕向地名”すなわち、#項目が定義さ
れているためステップS25に進み、対応するキーレベ
ル項目をレコードファイル9内のレコードデータから呼
出し、図3の場合はレコード5から“欧州”を呼出し、
その項目データ“欧州”を上記セル書式情報に設定され
ている書式情報(修飾情報)に従って出力形態を変更し
て、図8に示す出力帳票のセル8Aの位置に、表示部7
で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる(ス
テップS27)。
【0084】次いで、指定行対応セル位置3Aの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置8Aにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル3Aの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図7の定義票から
判定する(ステップS29)。図7の場合は、3行目の
先頭セル3Aの右側には、セル3Bとして“=#売上金
額”が定義されているため、先に出力した先頭セル8A
の右側のセル8Bを指定し(ステップS30)、ステッ
プS23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に
格納された対応するセル3Bの書式情報を参照して判定
する。
【0085】この場合、“#項目”情報であるためステ
ップS25に進み、対応するキーレベル項目をレコード
ファイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合
はレコード5の“欧州”の右側の項目データ部分に“#
売上金額”が格納されているとして、その項目データを
呼出し、その項目データ“#売上金額”を上記セル書式
情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出
力形態を変更して、図8に示す出力帳票のセル8Bの位
置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷
出力させるとともに(ステップS27)、指定行対応セ
ル位置3Bの罫線情報を、先に出力した項目データ位置
8Bにコピーするように出力する(ステップS28)。
【0086】ここまでの図7の出力形態定義票に基づく
処理で、図8に示す出力帳票の印刷結果において上記キ
ーレベルG0、3までのレコード1、2の展開処理に加
えて、キーレベルG2で示すセル範囲(5A,6A,5
B,6B)と、その下のキーレベル3で示すセル範囲
(7A,8A,7B,8B)に、図3のレコード3〜レ
コード5までのレコードデータ及び図4の集計データの
帳票への展開が終了したことになる。
【0087】以下、同様に図5及び図6の処理を繰り返
し実行することにより、図7の出力形態定義票に基づく
図8に示す出力帳票への図3のレコード6以降のレコー
ドデータ及び図4の集計データの展開処理が同様に行わ
れる。
【0088】次に、図9に示す出力形態定義票(例2)
に基づいて図3のレコードデータを図10に示す出力帳
票の印刷結果(例2)へ展開する場合を説明する。図9
に示す出力形態定義票の場合は、上記図7に示した場合
と同様の列方向の属性としてレコードデータをグループ
化するためのキーレベルが設定されているとともに、行
方向にも属性としてキーレベルG1、G2、3が設定さ
れているが、この行方向のキーレベルG1、G2、3
は、その帳票内における各定義内容の表示開始位置(イ
メージ枠の開始位置)を行方向のセル単位で示すもので
ある。まず、上記と同様に図5の帳票出力処理を開始
し、ステップS1〜ステップS4の処理により図3のレ
コードデータを集計し、その集計データを、図4に示し
た集計データメモリ10に格納する。この集計データ処
理が終了した後、ステップS5に進み、図9の定義票の
最下位キーレベルをチェックし、最下位キーレベルが
“3”であることを確認する。次いで、変化キーレベル
を“G0”にセットし(ステップS6)、レコードファ
イル9の図3に示したレコードデータから先頭レコード
データを読み出す(ステップS7)。
【0089】そして、定義票の先頭行を指定し(ステッ
プS8)、その先頭行のキーレベルは最下位レベルに設
定されているか否かをチェックする(ステップS9)。
図9では、先頭行には最下位レベルである“3”が設定
されていたる為、ステップS10に進み、次のレコード
のキー変化の最上位変化レベルを変化キーレベルとし、
すなわち、図3ではレコード1とレコード2との間のキ
ー変化の最上位変化レベルのことであり、この場合は、
キー1とキー2は同一のレコードデータ(電卓、北米)
が設定されており、キー3部分のみが異なるレコードデ
ータ(インクとOEM)であるため、変化キーレベルを
“3”として、ステップS11に進み、図6の定義票解
析処理に移行する。
【0090】図6のステップS21において、定義票の
先頭行のキーレベル3とステップS10で設定した変化
キーレベル3を比較すると、“3=3”であるため、ス
テップS22に進み、その指定行の先頭セル1Aを指定
し、ステップS23で、その先頭セル1Aのセル種を、
セル書式メモリ5に格納された対応するセル1Aの書式
情報を参照して判定する(ステップS23)。そのセル
種判定の結果、図9の場合は先頭セル1Aは、空白セル
であるため“固定値”であると判定し、ステップS24
に進み、定義票から固定値を呼出し、その空白データを
図10に示す出力帳票のセル1Aの位置に、表示部7で
表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる(ステ
ップS27)。
【0091】次いで、指定行対応セル位置1Aの罫線情
報を、先に出力した空白位置1Aにコピーするように出
力し(ステップS28)、セル1Aの右側にデータが定
義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定す
る(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の先頭セ
ル1Aの右側には、セル1Bとして“空白”が設定され
ているため、先に出力した先頭セル1Aの右側のセル1
Bを指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Bの書式情報を参照して判定し、同様にステ
ップS25〜S28の処理を実行して、セル1Bの空白
及び罫線情報を、図10に示す出力帳票のセル1Bの位
置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷
出力させる。
【0092】さらに、ステップS30で、セル1Bの右
側セル1Cを指定して、ステップS23でセル種を判定
し、図9では“#仕向地名”が定義されているため、
“#項目”であると判定して、ステップS25に進み図
3のレコードデータから対応するキーレベルのデータを
呼出し、図3の場合はレコード1から“インク”を呼出
し、その項目データ“インク”を上記セル書式情報に設
定されている書式情報(修飾情報)に従って出力形態を
変更して、図10に示す出力帳票のセル1Cの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せる(ステップS27)。
【0093】次いで、指定行対応セル位置1Cの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置1Cにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル1Cの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から
判定する(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の
セル1Cの右側には、セル1Dとして“空白”が設定さ
れているため、先に出力したセル1Cの右側のセル1D
を指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Dの書式情報を参照して判定する。
【0094】この場合、“固定値”情報であるためステ
ップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空
白データを図10に示す出力帳票のセル1Dの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せ(ステップS27)、指定行対応セル位置1Dの罫線
情報を、先に出力した空白位置1Dにコピーするように
出力する(ステップS28)。そして、セル1Dの右側
にデータが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義
票から判定する(ステップS29)。
【0095】図9の場合は、先頭行のセル1Dの右側に
は、セル1Eとして“=#売上金額”が設定されている
ため、先に出力したセル1Dの右側のセル1Eを指定し
(ステップS30)、ステップS23に戻って、そのセ
ル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル1
Eの書式情報を参照して判定する。この場合、“#項
目”であるため、対応するキーレベル項目をレコードフ
ァイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合は
レコード1の“インク”の右側の項目データ部分に“#
売上金額”が格納されているとして、その項目データを
呼出し、その項目データ“#売上金額”を上記セル書式
情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出
力形態を変更して、図10に示す出力帳票のセル1Eの
位置に、表示部7で表示させ、印刷部8から印刷出力さ
せるとともに(ステップS27)、指定行対応セル位置
1Eの罫線情報を、先に出力した項目データ位置1Eに
コピーするように出力する(ステップS28)。
【0096】そして、先頭行のセル1Eの右側の定義セ
ルの有無を図9の定義票からチェックすると(ステップ
S29)、図9ではセル1Eの右側には定義セルが無い
ため、ステップS31に進み、次行の定義行の有無を図
9の定義票から判定する。図9の場合は、2行目に定義
行が有るため、その2行目を指定し(ステップS3
2)、ステップS21に戻る。
【0097】そして、2行目のキーレベルG2と変化キ
ーレベル3を比較し、“2<3”であるため、ステップ
S31に進み、次行の定義行の有無を図9の定義票から
判定する。図9の場合は、3行目に定義行が有るため、
その3行目を指定し(ステップS32)、ステップS2
1に戻る。
【0098】そして、3行目のキーレベルG1と変化キ
ーレベル3を比較し、“1<3”であるため、ステップ
S31に進み、次行の定義行の有無を図9の定義票から
判定する。図9の場合は、3行目以降に定義行が無いた
め、ステップS33でレコードファイル9内に次のレコ
ードデータが有るか否かを図3のレコードデータからチ
ェックする。図3の場合は、レコード1の次にレコード
2が有るため、そのレコード2を読み出し(ステップS
34)、図9の定義票の先頭行を指定して(ステップS
35)、図5のステップS10に戻る。
【0099】ステップS10において、次レコードのキ
ー変化の最上位変化レベルとは、図3ではレコード2と
レコード3とのキー変化の最上位変化レベルのことであ
り、この場合、キー1は同一のレコードデータ(電卓)
が設定されており、キー2が異なるレコードデータ(北
米と欧州)であるため、変化キーレベルを“2”とし
て、ステップS11に進み、図6の定義票解析処理に移
行する。
【0100】図6のステップS21において、先にステ
ップS35で指定した定義票の先頭行のキーレベル3と
ステップS10で設定した変化キーレベル2を比較する
と、“3>2”であるため、ステップS22に進み、指
定行である先頭行の先頭セル1Aを指定し、ステップS
23で、その先頭セル1Aのセル種を、セル書式メモリ
5に格納された対応するセル1Aの書式情報を参照して
判定する(ステップS23)。
【0101】そのセル種判定の結果、図9の場合は先頭
セル1Aは、空白セルであるため“固定値”であると判
定し、ステップS24に進み、定義票から固定値を呼出
し、その空白データを図10に示す出力帳票のセル2A
の位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から
印刷出力させる(ステップS27)。
【0102】次いで、指定行対応セル位置1Aの罫線情
報を、先に出力した空白位置2Aにコピーするように出
力し(ステップS28)、セル1Aの右側にデータが定
義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定す
る(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の先頭セ
ル1Aの右側には、セル1Bとして“空白”が設定され
ているため、先に出力した先頭セル1Aの右側のセル1
Bを指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Bの書式情報を参照して判定し、同様にステ
ップS25〜S28の処理を実行して、セル1Bの空白
及び罫線情報を、図10に示す出力帳票のセル2Bの位
置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷
出力させる。
【0103】さらに、ステップS30で、セル2Bの右
側セル2Cを指定して、ステップS23でセル種を判定
し、図9では“#仕向地名”が定義されているため、
“#項目”であると判定して、ステップS25に進み図
3のレコードデータから対応するキーレベルのデータを
呼出し、図3の場合はレコード2から“OEM”を呼出
し、その項目データ“OEM”を上記セル書式情報に設
定されている書式情報(修飾情報)に従って出力形態を
変更して、図10に示す出力帳票のセル2Cの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せる(ステップS27)。
【0104】次いで、指定行対応セル位置1Cの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置2Cにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル1Cの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から
判定する(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の
セル1Cの右側には、セル1Dとして“空白”が設定さ
れているため、先に出力したセル1Cの右側のセル1D
を指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Dの書式情報を参照して判定する。
【0105】この場合、“固定値”情報であるためステ
ップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空
白データを図10に示す出力帳票のセル2Dの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せ(ステップS27)、指定行対応セル位置1Dの罫線
情報を、先に出力した空白位置2Dにコピーするように
出力する(ステップS28)。そして、セル1Dの右側
にデータが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義
票から判定する(ステップS29)。
【0106】図9の場合は、先頭行のセル1Dの右側に
は、セル1Eとして“=#売上金額”が設定されている
ため、先に出力したセル2Dの右側のセル2Eを指定し
(ステップS30)、ステップS23に戻って、そのセ
ル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル1
Eの書式情報を参照して判定する。この場合、“#項
目”であるため、対応するキーレベル項目をレコードフ
ァイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合は
レコード1の“インク”の右側の項目データ部分に“#
売上金額”が格納されているとして、その項目データを
呼出し、その項目データ“#売上金額”を上記セル書式
情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出
力形態を変更して、図10に示す出力帳票のセル2Eの
位置に、表示部7で表示させ、印刷部8から印刷出力さ
せるとともに(ステップS27)、指定行対応セル位置
1Eの罫線情報を、先に出力した項目データ位置2Eに
コピーするように出力する(ステップS28)。
【0107】そして、先頭行のセル1Eの右側の定義セ
ルの有無を図9の定義票からチェックすると(ステップ
S29)、図9ではセル1Eの右側には定義セルが無い
ため、ステップS31に進み、次行の定義行の有無を図
9の定義票から判定する。図9の場合は、2行目に定義
行が有るため、その2行目を指定し(ステップS3
2)、ステップS21に戻る。
【0108】そして、2行目のキーレベルG2と変化キ
ーレベル2を比較し、“2=2”であるため、ステップ
S22に進み、指定行である2行目の先頭セル2Aを指
定し、ステップS23で、その先頭セル2Aのセル種
を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル2Aの
書式情報を参照して判定する(ステップS23)。その
セル種判定の結果、図9の場合は先頭セル2Aは、空白
セルであるため“固定値”であると判定し、ステップS
24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空白デー
タを図10に示す出力帳票のセル3Aの位置に、表示部
7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる
(ステップS27)。
【0109】次いで、指定行対応セル位置2Aの罫線情
報を、先に出力した空白位置3Aにコピーするように出
力し(ステップS28)、セル2Aの右側にデータが定
義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定す
る(ステップS29)。図9の場合は、2行目の先頭セ
ル2Aの右側には、セル2Bとして“#仕向地区分”が
設定されているため、先に出力した先頭セル3Aの右側
のセル3Bを指定し(ステップS30)、ステップS2
3に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納さ
れた対応するセル2Bの書式情報を参照して判定する。
【0110】この場合、“#項目”であるため、対応す
るキーレベル項目をレコードファイル9内のレコードデ
ータから呼出し、図3の場合はレコード2の“北米”を
呼出し、その項目データ“北米”を上記セル書式情報に
設定されている書式情報(修飾情報)に従って出力形態
を変更して、図10に示す出力帳票のセル3Bの位置
に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出
力させる(ステップS27)。
【0111】次いで、指定行対応セル位置2Bの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置3Bにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル2Bの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から
判定する(ステップS29)。図9の場合は、2行目の
セル2Bの右側には、セル2Cとして“空白”が設定さ
れているため、先に出力したセル3Bの右側のセル3C
を指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Dの書式情報を参照して判定する。
【0112】この場合、“固定値”情報であるためステ
ップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空
白データを図10に示す出力帳票のセル3Cの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せ(ステップS27)、指定行対応セル位置2Cの罫線
情報を、先に出力した空白位置3Cにコピーするように
出力する(ステップS28)。そして、ステップS22
で指定したセル2Cの右側にデータが定義されたセルが
有るか否かを、図9の定義票から判定する(ステップS
29)。
【0113】図9の場合は、2行目のセル2Cの右側に
は、セル2Dとして“合計”が設定されているため、先
に出力したセル3Cの右側のセル3Dを指定し(ステッ
プS30)、ステップS23に戻って、そのセル種を、
セル書式メモリ5に格納された対応するセル2Dの書式
情報を参照して判定する。この場合、固定値であるため
ステップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、そ
の合計データ(網かけ修飾を含む)を図10に示す出力
帳票のセル3Dの位置に、表示部7で表示させるととも
に印刷部8から印刷出力させ(ステップS27)、指定
行対応セル位置2Dの罫線情報を、先に出力した固定値
位置3Dにコピーするように出力する(ステップS2
8)。そして、セル2Dの右側にデータが定義されたセ
ルが有るか否かを、図9の定義票から判定する(ステッ
プS29)。
【0114】図9の場合は、2行目のセル2Dの右側に
は、セル2Eとして“=@合計”が設定されているた
め、先に出力したセル3Dの右側のセル3Eを指定し
(ステップS30)、ステップS23に戻って、そのセ
ル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル2
Eの書式情報を参照して判定する。この場合、“集計”
であるためステップS26に進み、そのキーレベル(キ
ー1“電卓”とキー2“北米”)で集計された集計デー
タを、図4に示した集計データメモリ10から呼出し、
その集計データを上記セル書式情報に設定されている書
式情報(修飾情報)に従って出力形態を変更して、図1
0に示す出力帳票のセル3Eの位置に、表示部7で表示
させるとともに印刷部8から印刷出力させ(ステップS
27)、指定行対応セル位置2Eの罫線情報を、先に出
力した集計データ位置3Eにコピーするように出力する
(ステップS28)。
【0115】そして、セル2Eの右側にデータが定義さ
れたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定する
(ステップS29)。図9の場合は、集計データを定義
したセル2Eの右側には、定義したセルがないため、次
行に定義行が有るか否かを図9の定義票からチェックす
る(ステップS31)。図9の場合は、3行目に定義行
が有るため、その3行目を指定し(ステップS32)、
ステップS21に戻る。そして、3行目のキーレベルG
1と変位キーレベル2を比較し、“1<2”であるた
め、ステップS31に進み次行に定義行が有るか否かを
図9の定義票からチェックする。図9の場合は、3行目
以降に定義行が無いため、ステップS33でレコードフ
ァイル9内に次のレコードデータが有るか否かを図3の
レコードデータからチェックする。図3の場合は、レコ
ード2の次にレコード3が有るため、そのレコード3を
読み出し(ステップS34)、図9の定義票の先頭行を
指定して(ステップS35)、図5のステップS10に
戻る。
【0116】ステップS10において、次レコードのキ
ー変化の最上位変化レベルとは、図3ではレコード3と
レコード4とのキー変化の最上位変化レベルのことであ
り、この場合、キー1とキー2は同一のレコードデータ
(電卓と欧州)が設定されており、キー3のみが異なる
レコードデータ(GMBHとUK)であるため、変化キ
ーレベルを“3”として、ステップS11に進み、図6
の定義票解析処理に移行する。
【0117】図6のステップS21において、定義票の
先頭行のキーレベル3とステップS10で設定した変化
キーレベル3を比較すると、“3=3”であるため、ス
テップS22に進み、その指定行の先頭セル1Aを指定
し、ステップS23で、その先頭セル1Aのセル種を、
セル書式メモリ5に格納された対応するセル1Aの書式
情報を参照して判定する(ステップS23)。そのセル
種判定の結果、図9の場合は先頭セル1Aは、空白セル
であるため“固定値”であると判定し、ステップS24
に進み、定義票から固定値を呼出し、その空白データを
図10に示す出力帳票のセル4Aの位置に、表示部7で
表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる(ステ
ップS27)。
【0118】次いで、指定行対応セル位置1Aの罫線情
報を、先に出力した空白位置4Aにコピーするように出
力し(ステップS28)、セル1Aの右側にデータが定
義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定す
る(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の先頭セ
ル1Aの右側には、セル1Bとして“空白”が設定され
ているため、先に出力した先頭セル4Aの右側のセル4
Bを指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Bの書式情報を参照して判定し、同様にステ
ップS25〜S28の処理を実行して、セル1Bの空白
及び罫線情報を、図10に示す出力帳票のセル4Bの位
置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷
出力させる。
【0119】さらに、ステップS30で、セル1Bの右
側セル1Cを指定して、ステップS23でセル種を判定
し、図9では“#仕向地名”が定義されているため、
“#項目”であると判定して、ステップS25に進み図
3のレコードデータから対応するキーレベルのデータを
呼出し、図3の場合はレコード3から“GMBH”を呼
出し、その項目データ“GMBH”を上記セル書式情報
に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出力形
態を変更して、図10に示す出力帳票のセル4Cの位置
に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出
力させる(ステップS27)。
【0120】次いで、指定行対応セル位置1Cの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置4Cにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル1Cの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から
判定する(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の
セル1Cの右側には、セル1Dとして“空白”が設定さ
れているため、先に出力したセル4Cの右側のセル4D
を指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Dの書式情報を参照して判定する。
【0121】この場合、“固定値”情報であるためステ
ップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空
白データを図10に示す出力帳票のセル4Dの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せ(ステップS27)、指定行対応セル位置1Dの罫線
情報を、先に出力した空白位置4Dにコピーするように
出力する(ステップS28)。そして、セル1Dの右側
にデータが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義
票から判定する(ステップS29)。
【0122】図9の場合は、先頭行のセル1Dの右側に
は、セル1Eとして“=#売上金額”が設定されている
ため、先に出力したセル4Dの右側のセル4Eを指定し
(ステップS30)、ステップS23に戻って、そのセ
ル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル1
Eの書式情報を参照して判定する。この場合、“#項
目”であるため、対応するキーレベル項目をレコードフ
ァイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合は
レコード3の“GMBH”の右側の項目データ部分に
“#売上金額”が格納されているとして、その項目デー
タを呼出し、その項目データ“#売上金額”を上記セル
書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従っ
て出力形態を変更して、図10に示す出力帳票のセル4
Eの位置に、表示部7で表示させ、印刷部8から印刷出
力させるとともに(ステップS27)、指定行対応セル
位置1Eの罫線情報を、先に出力した項目データ位置4
Eにコピーするように出力する(ステップS28)。
【0123】そして、先頭行のセル1Eの右側の定義セ
ルの有無を図9の定義票からチェックすると(ステップ
S29)、図9ではセル1Eの右側には定義セルが無い
ため、ステップS31に進み、次行の定義行の有無を図
9の定義票から判定する。図9の場合は、2行目に定義
行が有るため、その2行目を指定し(ステップS3
2)、ステップS21に戻る。
【0124】そして、2行目のキーレベルG2と変化キ
ーレベル3を比較し、“2<3”であるため、ステップ
S31に進み、次行の定義行の有無を図9の定義票から
判定する。図9の場合は、3行目に定義行が有るため、
その3行目を指定し(ステップS32)、ステップS2
1に戻る。
【0125】そして、3行目のキーレベルG1と変化キ
ーレベル3を比較し、“1<3”であるため、ステップ
S31に進み、次行の定義行の有無を図9の定義票から
判定する。図9の場合は、3行目以降に定義行が無いた
め、ステップS33でレコードファイル9内に次のレコ
ードデータが有るか否かを図3のレコードデータからチ
ェックする。図3の場合は、レコード3の次にレコード
4が有るため、そのレコード4を読み出し(ステップS
34)、図9の定義票の先頭行を指定して(ステップS
35)、図5のステップS10に戻る。
【0126】ステップS10において、次レコードのキ
ー変化の最上位変化レベルとは、図3ではレコード4と
レコード5とのキー変化の最上位変化レベルのことであ
り、この場合、キー1とキー2は同一のレコードデータ
(電卓と欧州)が設定されており、キー3だけが異なる
レコードデータ(UKと欧州)であるため、変化キーレ
ベルを“3”として、ステップS11に進み、図6の定
義票解析処理に移行する。
【0127】図6のステップS21において、先にステ
ップS35で指定した定義票の先頭行のキーレベル3と
ステップS10で設定した変化キーレベル3を比較する
と、“3=3”であるため、ステップS22に進み、そ
の指定行の先頭セル1Aを指定し、ステップS23で、
その先頭セル1Aのセル種を、セル書式メモリ5に格納
された対応するセル1Aの書式情報を参照して判定する
(ステップS23)。そのセル種判定の結果、図9の場
合は先頭セル1Aは、空白セルであるため“固定値”で
あると判定し、ステップS24に進み、定義票から固定
値を呼出し、その空白データを図10に示す出力帳票の
セル5Aの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷
部8から印刷出力させる(ステップS27)。
【0128】次いで、指定行対応セル位置1Aの罫線情
報を、先に出力した空白位置5Aにコピーするように出
力し(ステップS28)、セル1Aの右側にデータが定
義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定す
る(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の先頭セ
ル1Aの右側には、セル1Bとして“空白”が設定され
ているため、先に出力した先頭セル5Aの右側のセル5
Bを指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Bの書式情報を参照して判定し、同様にステ
ップS25〜S28の処理を実行して、セル1Bの空白
及び罫線情報を、図10に示す出力帳票のセル5Bの位
置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷
出力させる。
【0129】さらに、ステップS30で、セル1Bの右
側セル1Cを指定して、ステップS23でセル種を判定
し、図9では“#仕向地名”が定義されているため、
“#項目”であると判定して、ステップS25に進み図
3のレコードデータから対応するキーレベルのデータを
呼出し、図3の場合はレコード4から“UK”を呼出
し、その項目データ“UK”を上記セル書式情報に設定
されている書式情報(修飾情報)に従って出力形態を変
更して、図10に示す出力帳票のセル5Cの位置に、表
示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させ
る(ステップS27)。
【0130】次いで、指定行対応セル位置1Cの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置5Cにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル1Cの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から
判定する(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の
セル1Cの右側には、セル1Dとして“空白”が設定さ
れているため、先に出力したセル5Cの右側のセル5D
を指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Dの書式情報を参照して判定する。
【0131】この場合、“固定値”情報であるためステ
ップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空
白データを図10に示す出力帳票のセル5Dの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せ(ステップS27)、指定行対応セル位置1Dの罫線
情報を、先に出力した空白位置5Dにコピーするように
出力する(ステップS28)。そして、セル1Dの右側
にデータが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義
票から判定する(ステップS29)。
【0132】図9の場合は、先頭行のセル1Dの右側に
は、セル1Eとして“=#売上金額”が設定されている
ため、先に出力したセル1Dの右側のセル1Eを指定し
(ステップS30)、ステップS23に戻って、そのセ
ル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル1
Eの書式情報を参照して判定する。この場合、“#項
目”であるため、対応するキーレベル項目をレコードフ
ァイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合は
レコード4の“UK”の右側の項目データ部分に“#売
上金額”が格納されているとして、その項目データを呼
出し、その項目データ“#売上金額”を上記セル書式情
報に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出力
形態を変更して、図10に示す出力帳票のセル5Eの位
置に、表示部7で表示させ、印刷部8から印刷出力させ
るとともに(ステップS27)、指定行対応セル位置1
Eの罫線情報を、先に出力した項目データ位置5Eにコ
ピーするように出力する(ステップS28)。
【0133】そして、先頭行のセル1Eの右側の定義セ
ルの有無を図9の定義票からチェックすると(ステップ
S29)、図9ではセル1Eの右側には定義セルが無い
ため、ステップS31に進み、次行の定義行の有無を図
9の定義票から判定する。図9の場合は、2行目に定義
行が有るため、その2行目を指定し(ステップS3
2)、ステップS21に戻る。
【0134】そして、2行目のキーレベルG2と変化キ
ーレベル3を比較し、“2<3”であるため、ステップ
S31に進み、次行の定義行の有無を図9の定義票から
判定する。図9の場合は、3行目に定義行が有るため、
その3行目を指定し(ステップS32)、ステップS2
1に戻る。
【0135】そして、3行目のキーレベルG1と変化キ
ーレベル3を比較し、“1<3”であるため、ステップ
S31に進み、次行の定義行の有無を図9の定義票から
判定する。図9の場合は、3行目以降に定義行が無いた
め、ステップS33でレコードファイル9内に次のレコ
ードデータが有るか否かを図3のレコードデータからチ
ェックする。図3の場合は、レコード4の次にレコード
5が有るため、そのレコード2を読み出し(ステップS
34)、図9の定義票の先頭行を指定して(ステップS
35)、図5のステップS10に戻る。
【0136】ステップS10において、次レコードのキ
ー変化の最上位変化レベルとは、図3ではレコード5と
レコード6とのキー変化の最上位変化レベルのことであ
り、この場合、キー1が異なるレコードデータ(電卓と
時計)であるため、変化キーレベルを“1”として、ス
テップS11に進み、図6の定義票解析処理に移行す
る。
【0137】図6のステップS21において、先にステ
ップS35で指定した定義票の先頭行のキーレベル3と
ステップS10で設定した変化キーレベル1を比較する
と、“3>1”であるため、ステップS22に進み、指
定行である先頭行の先頭セル1Aを指定し、ステップS
23で、その先頭セル1Aのセル種を、セル書式メモリ
5に格納された対応するセル1Aの書式情報を参照して
判定する(ステップS23)。
【0138】そのセル種判定の結果、図9の場合は先頭
セル1Aは、空白セルであるため“固定値”であると判
定し、ステップS24に進み、定義票から固定値を呼出
し、その空白データを図10に示す出力帳票のセル6A
の位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から
印刷出力させる(ステップS27)。
【0139】次いで、指定行対応セル位置1Aの罫線情
報を、先に出力した空白位置6Aにコピーするように出
力し(ステップS28)、セル1Aの右側にデータが定
義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定す
る(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の先頭セ
ル1Aの右側には、セル1Bとして“空白”が設定され
ているため、先に出力した先頭セル6Aの右側のセル6
Bを指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Bの書式情報を参照して判定し、同様にステ
ップS25〜S28の処理を実行して、セル1Bの空白
及び罫線情報を、図10に示す出力帳票のセル6Bの位
置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷
出力させる。
【0140】さらに、ステップS30で、セル1Bの右
側セル1Cを指定して、ステップS23でセル種を判定
し、図9では“#仕向地名”が定義されているため、
“#項目”であると判定して、ステップS25に進み図
3のレコードデータから対応するキーレベルのデータを
呼出し、図3の場合はレコード5から“欧州”を呼出
し、その項目データ“欧州”を上記セル書式情報に設定
されている書式情報(修飾情報)に従って出力形態を変
更して、図10に示す出力帳票のセル6Cの位置に、表
示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させ
る(ステップS27)。
【0141】次いで、指定行対応セル位置1Cの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置6Cにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル1Cの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から
判定する(ステップS29)。図9の場合は、先頭行の
セル1Cの右側には、セル1Dとして“空白”が設定さ
れているため、先に出力したセル6Cの右側のセル6D
を指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Dの書式情報を参照して判定する。
【0142】この場合、“固定値”情報であるためステ
ップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空
白データを図10に示す出力帳票のセル6Dの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せ(ステップS27)、指定行対応セル位置1Dの罫線
情報を、先に出力した空白位置6Dにコピーするように
出力する(ステップS28)。そして、ステップS22
で指定したセル1Dの右側にデータが定義されたセルが
有るか否かを、図9の定義票から判定する(ステップS
29)。
【0143】図9の場合は、先頭行のセル1Dの右側に
は、セル1Eとして“=#売上金額”が設定されている
ため、先に出力したセル6Dの右側のセル6Eを指定し
(ステップS30)、ステップS23に戻って、そのセ
ル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル1
Eの書式情報を参照して判定する。この場合、“#項
目”であるため、対応するキーレベル項目をレコードフ
ァイル9内のレコードデータから呼出し、図3の場合は
レコード5の“欧州”の右側の項目データ部分に“#売
上金額”が格納されているとして、その項目データを呼
出し、その項目データ“#売上金額”を上記セル書式情
報に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出力
形態を変更して、図10に示す出力帳票のセル6Eの位
置に、表示部7で表示させ、印刷部8から印刷出力させ
るとともに(ステップS27)、指定行対応セル位置1
Eの罫線情報を、先に出力した項目データ位置6Eにコ
ピーするように出力する(ステップS28)。
【0144】そして、先頭行のセル1Eの右側の定義セ
ルの有無を図9の定義票からチェックすると(ステップ
S29)、図9ではセル1Eの右側には定義セルが無い
ため、ステップS31に進み、次行の定義行の有無を図
9の定義票から判定する。図9の場合は、2行目に定義
行が有るため、その2行目を指定し(ステップS3
2)、ステップS21に戻る。
【0145】そして、2行目のキーレベルG2と変化キ
ーレベル1を比較し、“2>1”であるため、ステップ
S22に進み、指定行である2行目の先頭セル2Aを指
定し、ステップS23で、その先頭セル2Aのセル種
を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル2Aの
書式情報を参照して判定する(ステップS23)。その
セル種判定の結果、図9の場合は先頭セル2Aは、空白
セルであるため“固定値”であると判定し、ステップS
24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空白デー
タを図10に示す出力帳票のセル7Aの位置に、表示部
7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる
(ステップS27)。
【0146】次いで、指定行対応セル位置2Aの罫線情
報を、先に出力した空白位置7Aにコピーするように出
力し(ステップS28)、セル2Aの右側にデータが定
義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定す
る(ステップS29)。図9の場合は、2行目の先頭セ
ル2Aの右側には、セル2Bとして“#仕向地区分”が
設定されているため、先に出力した先頭セル7Aの右側
のセル7Bを指定し(ステップS30)、ステップS2
3に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納さ
れた対応するセル2Bの書式情報を参照して判定する。
【0147】この場合、“#項目”であるため、対応す
るキーレベル項目をレコードファイル9内のレコードデ
ータから呼出し、図3の場合はレコード6の“欧州”を
呼出し、その項目データ“欧州”を上記セル書式情報に
設定されている書式情報(修飾情報)に従って出力形態
を変更して、図10に示す出力帳票のセル7Bの位置
に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出
力させる(ステップS27)。
【0148】次いで、指定行対応セル位置2Bの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置7Bにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル2Bの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から
判定する(ステップS29)。図9の場合は、2行目の
セル2Bの右側には、セル2Cとして“空白”が設定さ
れているため、先に出力したセル7Bの右側のセル7C
を指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル1Dの書式情報を参照して判定する。
【0149】この場合、“固定値”情報であるためステ
ップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空
白データを図10に示す出力帳票のセル7Cの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せ(ステップS27)、指定行対応セル位置2Cの罫線
情報を、先に出力した空白位置7Cにコピーするように
出力する(ステップS28)。そして、セル2Cの右側
にデータが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義
票から判定する(ステップS29)。
【0150】図9の場合は、2行目のセル2Cの右側に
は、セル2Dとして“合計”が設定されているため、先
に出力したセル7Cの右側のセル7Dを指定し(ステッ
プS30)、ステップS23に戻って、そのセル種を、
セル書式メモリ5に格納された対応するセル2Dの書式
情報を参照して判定する。この場合、固定値であるため
ステップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、そ
の合計データ(網かけ修飾を含む)を図10に示す出力
帳票のセル7Dの位置に、表示部7で表示させるととも
に印刷部8から印刷出力させ(ステップS27)、指定
行対応セル位置2Dの罫線情報を、先に出力した固定値
位置7Dにコピーするように出力する(ステップS2
8)。そして、セル2Dの右側にデータが定義されたセ
ルが有るか否かを、図9の定義票から判定する(ステッ
プS29)。
【0151】図9の場合は、2行目のセル2Dの右側に
は、セル2Eとして“=@合計”が設定されているた
め、先に出力したセル7Dの右側のセル7Eを指定し
(ステップS30)、ステップS23に戻って、そのセ
ル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル2
Eの書式情報を参照して判定する。この場合、“集計”
であるためステップS26に進み、そのキーレベル(キ
ー1“電卓”とキー2“欧州”)で集計された集計デー
タを、図4に示した集計データメモリ10から呼出し、
その集計データを上記セル書式情報に設定されている書
式情報(修飾情報)に従って出力形態を変更して、図1
0に示す出力帳票のセル7Eの位置に、表示部7で表示
させるとともに印刷部8から印刷出力させ(ステップS
27)、指定行対応セル位置2Eの罫線情報を、先に出
力した集計データ位置7Eにコピーするように出力する
(ステップS28)。
【0152】そして、セル2Eの右側にデータが定義さ
れたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定する
(ステップS29)。図9の場合は、集計データを定義
したセル2Eの右側には、定義したセルがないため、次
行に定義行が有るか否かを図9の定義票からチェックす
る(ステップS31)。図9の場合は、3行目に定義行
が有るため、その3行目を指定し(ステップS32)、
ステップS21に戻る。そして、3行目のキーレベルG
1と変位キーレベル1を比較し、“1=1”であるた
め、ステップS22に進み、その指定行の先頭セル3A
を指定し、ステップS23で、その先頭セル3Aのセル
種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル3A
の書式情報を参照して判定する(ステップS23)。そ
のセル種判定の結果、図9の場合は先頭セル3Aは、
“#品目名”であるため“#項目”であると判定し、ス
テップS25に進み、図3のレコードデータから対応す
るキーレベルのデータを呼出し、図3の場合はレコード
5から“電卓”を呼出し、その項目データ“電卓”を上
記セル書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)
に従って出力形態を変更して、図10に示す出力帳票の
セル8Aの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷
部8から印刷出力させる(ステップS27)。
【0153】次いで、指定行対応セル位置3Aの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置8Aにコピーするよ
うに出力し(ステップS28)、セル3Aの右側にデー
タが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義票から
判定する(ステップS29)。図9の場合は、セル3A
の右側には、セル3Bとして“#品目名”が設定されて
いるため、先に出力したセル8Aの右側のセル8Bを指
定し(ステップS30)、ステップS23に戻って、そ
のセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセ
ル3Bの書式情報を参照して判定する。
【0154】そのセル種判定の結果、図9の場合はセル
3Bは、“#品目名”であるため“#項目”であると判
定し、ステップS25に進み、図3のレコードデータか
ら対応するキーレベルのデータを呼出し、図3の場合は
レコード5から“電卓”を呼出し、その項目データ“電
卓”を上記セル書式情報に設定されている書式情報(修
飾情報)に従って出力形態を変更して、図10に示す出
力帳票のセル8Bの位置に、表示部7で表示させるとと
もに印刷部8から印刷出力させ(ステップS27)、指
定行対応セル位置3Bの罫線情報を、先に出力した項目
データ位置8Bにコピーするように出力する(ステップ
S28)。
【0155】そして、セル3Bの右側にデータが定義さ
れたセルが有るか否かを、図9の定義票から判定する
(ステップS29)。図9の場合は、3行目のセル3B
の右側には、セル3Cとして“空白”が設定されている
ため、先に出力したセル8Bの右側のセル8Cを指定し
(ステップS30)、ステップS23に戻って、そのセ
ル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル3
Cの書式情報を参照して判定する。
【0156】この場合、“固定値”情報であるためステ
ップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、その空
白データを図10に示す出力帳票のセル8Cの位置に、
表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出力さ
せ(ステップS27)、指定行対応セル位置3Cの罫線
情報を、先に出力した空白位置8Cにコピーするように
出力する(ステップS28)。そして、セル3Cの右側
にデータが定義されたセルが有るか否かを、図9の定義
票から判定する(ステップS29)。
【0157】図9の場合は、3行目のセル3Cの右側に
は、セル3Dとして“合計”が設定されているため、先
に出力したセル8Cの右側のセル8Dを指定し(ステッ
プS30)、ステップS23に戻って、そのセル種を、
セル書式メモリ5に格納された対応するセル3Dの書式
情報を参照して判定する。この場合、固定値であるため
ステップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、そ
の合計データ(網かけ修飾を含む)を図10に示す出力
帳票のセル8Dの位置に、表示部7で表示させるととも
に印刷部8から印刷出力させ(ステップS27)、指定
行対応セル位置3Dの罫線情報を、先に出力した固定値
位置8Dにコピーするように出力する(ステップS2
8)。そして、セル3Dの右側にデータが定義されたセ
ルが有るか否かを、図9の定義票から判定する(ステッ
プS29)。
【0158】図9の場合は、3行目のセル3Dの右側に
は、セル3Eとして“=@合計”が設定されているた
め、先に出力したセル8Dの右側のセル8Eを指定し
(ステップS30)、ステップS23に戻って、そのセ
ル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル3
Eの書式情報を参照して判定する。この場合、“集計”
であるためステップS26に進み、そのキーレベル(キ
ー1“電卓”)で集計された集計データを、図4に示し
た集計データメモリ10から呼出し、その集計データを
上記セル書式情報に設定されている書式情報(修飾情
報)に従って出力形態を変更して、図10に示す出力帳
票のセル8Eの位置に、表示部7で表示させるとともに
印刷部8から印刷出力させ(ステップS27)、指定行
対応セル位置3Eの罫線情報を、先に出力した集計デー
タ位置8Eにコピーするように出力する(ステップS2
8)。
【0159】ここまでの図9の出力形態定義票に基づく
処理で、図10に示す出力帳票の印刷結果においてキー
レベル3で示すセル範囲(1A〜1E)と、その下のキ
ーレベルG2で示すセル範囲(2A〜2E,3A〜3
E)と、その下のキーレベル3で示すセル範囲(4A〜
4E,5A〜5E)と、その下のキーレベルG1で示す
セル範囲(6A〜6E,7A〜7E,8A〜8E)に、
図3のレコード1〜5のレコードデータ及び図4の集計
データの展開が終了したことになる。
【0160】そして、引続き上記図9の出力形態定義票
解析処理を実行することにより、図9の出力形態定義票
に基づく処理で、図10に示す出力帳票の印刷結果にお
いて上記セル範囲(1A〜1E,…8A〜8E)までの
レコード1〜5の展開処理に加えて、キーレベル3及び
キーレベルG1で示すセル範囲(9A〜9E,…12A
〜12E)に、図3のレコード6、レコード7のレコー
ドデータ及び図4の集計データの帳票への展開が終了す
る。
【0161】次に、図11に示す出力形態定義票(例
3)に基づいて図3のレコードデータを図12に示す出
力帳票の印刷結果(例3)へ展開する場合を説明する。
図11に示す出力形態定義票の場合は、上記図9に示し
た場合と同様の列方向の属性としてレコードデータをグ
ループ化するためのキーレベルが設定されているととも
に、行方向にも出力帳票内における各定義内容の表示開
始位置(イメージ枠の開始位置)を行方向のセル単位で
示す属性としてキーレベルG1、G2、3が設定されて
いる。
【0162】まず、上記と同様に図5の帳票出力処理を
開始し、ステップS1〜ステップS4の処理により図3
のレコードデータを集計し、その集計データを、図4に
示した集計データメモリ10に格納する。この集計デー
タ処理が終了した後、ステップS5に進み、図9の定義
票の最下位キーレベルをチェックし、最下位キーレベル
が“3”であることを確認する。次いで、変化キーレベ
ルを“G0”にセットし(ステップS6)、レコードフ
ァイル9の図3に示したレコードデータから先頭レコー
ドデータを読み出す(ステップS7)。
【0163】そして、定義票の先頭行を指定し(ステッ
プS8)、その先頭行のキーレベルは最下位レベルに設
定されているか否かをチェックする(ステップS9)。
図11では、先頭行には最上位レベルである“G1”が
設定されていたる為、ステップS12に進み、前のレコ
ードのキー変化の最上位変化レベルを変化キーレベルと
し、すなわち、この場合は、先頭レコードより前のレコ
ードは無いため、上記ステップS6で設定された変位キ
ーレベルG0を変化キーレベルとする。次いで、定義票
解析処理部6により定義票解析処理のサブルーチンを実
行し(ステップS13)、すなわち、図6に示すフロー
チャートに移行する。
【0164】図6において、まず、上記ステップS8で
指定された先頭行のキーレベルG1が、上記ステップS
12でセットした変化キーレベルG0以上か否かを判別
する(ステップS21)。この場合、“1>0”である
ため、ステップS22に進み、図11の定義票の先頭行
の先頭セル1Aを指定し、その先頭セル1Aのセル種
を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル1Aの
書式情報を参照して判定する(ステップS23)。
【0165】そのセル種判定の結果、図11の場合は先
頭セル1Aは、空白セルであるため“固定値”であると
判定し、ステップS24に進み、定義票から固定値を呼
出し、その空白データを図12に示す出力帳票のセル1
Aの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8か
ら印刷出力させる(ステップS27)。
【0166】図11の定義票の場合、先頭行は全て空白
セル2B〜2Iであるため、ステップS23〜ステップ
S28の処理を繰り返すことにより、図11の定義票に
基づいて先頭行のセル2Iまでの出力帳票への空白セル
の展開処理を終了した後、ステップS29でセル2Iよ
り右側の定義セルの有無を図11の定義票で判定し、定
義セルが無いため、次行に定義行が有るか否かを図11
の定義票から判定する(ステップS31)。この場合
は、2行目に定義行が有るため、その定義行を指定して
(ステップS32)、ステップS21に戻る。
【0167】そして、ステップS21で指定定義行のキ
ーレベルG1と上記ステップS12で設定した変化キー
レベル0を比較すると、“1>0”であるためステップ
S22に進み、指定行である2行目の先頭セル2Aを指
定し、そのセル種をセル書式メモリ5に格納された対応
するセル2Aの書式情報を参照して判定する。セル2A
は空白であるため、“固定値”と判定してステップS2
4に進み、定義票から固定値を呼出し、その空白データ
を図12に示す出力帳票のセル2Aの位置に、表示部7
で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させる(ス
テップS27)。
【0168】そして、セル2Aの右側にデータが定義さ
れたセルが有るか否かを、図11の定義票から判定する
(ステップS29)。図11の場合は、先頭行の先頭セ
ル2Aの右側には、セル2Bとして“品目名”がセル2
Cまで設定されているため、先に出力した先頭セル2A
の右側のセル2Bを指定し(ステップS30)、ステッ
プS23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5に
格納された対応するセル2Bの書式情報を参照して判定
する。
【0169】この場合、固定値であるためステップS2
4に進み、定義票から固定値を呼出し、その品目名デー
タ(網かけを含む)を図10に示す出力帳票のセル2
B、2Cの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷
部8から印刷出力させ(ステップS27)、指定行対応
セル位置2B、2Cの罫線情報を、先に出力した固定値
位置2B、2Cにコピーするように出力する(ステップ
S28)。
【0170】次いで、セル2Cの右に定義セルが有るか
否かを図11の定義票から判定する(ステップS2
9)。図11の場合は、2行目のセル2Dとして“#品
目名”がセル2Fまで設定されているため、先に出力し
たセル2Cの右側のセル2Dを指定し(ステップS3
0)、ステップS23に戻って、そのセル種を、セル書
式メモリ5に格納された対応するセル2Dの書式情報を
参照して判定する。この場合、#項目であるためステッ
プS25に進み、図3のレコードデータから対応するキ
ーレベルのデータを呼出し、図3の場合はレコード1か
ら“電卓”を呼出し、その項目データ“電卓”を上記セ
ル書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従
って出力形態を変更して、図10に示す出力帳票のセル
2D〜セル2Fの位置に、表示部7で表示させるととも
に印刷部8から印刷出力させ(ステップS27)、指定
行対応セル位置2D〜2Fの罫線情報を、先に出力した
項目データ位置2Dにコピーするように出力する(ステ
ップS28)。
【0171】そして、図11の定義票では、2行目のセ
ル2G〜2Iには、空白セルが設定されているため、セ
ル種を“固定値”と判定してステップS23、S24〜
ステップS28の処理を繰り返すことにより、その空白
セルの図12の出力帳票への展開処理を終了し、ステッ
プS29でセル2Iより右側の定義セルの有無を図11
の定義票で判定し、定義セルが無いため、次行に定義行
が有るか否かを図11の定義票から判定する(ステップ
S31)。この場合は、3行目に定義行が有るため、そ
の定義行を指定して(ステップS32)、ステップS2
1に戻る。
【0172】そして、図11の定義票では、3行目と4
行目の定義行は全て空白セルであるため、セル種を“固
定値”と判定してステップS23、S24〜ステップS
28の処理を繰り返すことにより、3行目と4行目の空
白セル(3A〜3I,4A〜4I)の図12の出力帳票
への展開処理を終了し、ステップS29でセル2Iより
右側の定義セルの有無を図11の定義票で判定し、定義
セルが無いため、次行に定義行が有るか否かを図11の
定義票から判定する(ステップS31)。この場合は、
5行目に定義行が有るため、その定義行を指定して(ス
テップS32)、ステップS21に戻る。
【0173】ステップS21では、指定行のキーレベル
G2と上記ステップS12で設定した変化キーレベル0
を比較すると、“2>0”であるためステップS22に
進み、指定行である5行目の先頭セル5Aを指定し、そ
のセル種をセル書式メモリ5に格納された対応するセル
5Aの書式情報を参照して判定する。セル5Aは空白で
あるため、“固定値”と判定してステップS24に進
み、定義票から固定値を呼出し、その空白データを図1
2に示す出力帳票のセル5Aの位置に、表示部7で表示
させるとともに印刷部8から印刷出力させ(ステップS
27)、指定行対応セル位置5Aの罫線情報を、先に出
力した項目データ位置5Aにコピーするように出力する
(ステップS28)。
【0174】そして、セル5Aの右側にデータが定義さ
れたセルが有るか否かを、図11の定義票から判定する
(ステップS29)。図11の場合は、5行目の先頭セ
ル5Aの右側には、セル5Bを展開開始位置として“#
仕向地区分”がセル5E〜セル6B〜6Eまで設定され
ているため、先に出力した先頭セル5Aの右側のセル5
Bを指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種をセル書式メモリ5に格納された対応す
るセル5Bの書式情報を参照して判定する。
【0175】この場合、#項目であるためステップS2
5に進み、図3のレコードデータから対応するキーレベ
ルのデータを呼出し、図3の場合はレコード1から“北
米”を呼出し、その項目データ“北米”を上記セル書式
情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出
力形態を変更して、図10に示す出力帳票のセル5E〜
6B〜6Eの位置に、表示部7で表示させるとともに印
刷部8から印刷出力させ(ステップS27)、指定行対
応セル位置5E〜6B〜6Eの罫線情報を、先に出力し
た項目データ位置5E〜6B〜6Eにコピーするように
出力する(ステップS28)。
【0176】そして、セル5Eの右側にデータが定義さ
れたセルが有るか否かを、図11の定義票から判定する
(ステップS29)。図11の場合は、セル5F〜5H
まで“合計(網かけ)”が設定されているため、先に出
力した先頭セル5Eの右側のセル5Fを指定し(ステッ
プS30)、ステップS23に戻って、そのセル種を、
セル書式メモリ5に格納された対応するセル5Fの書式
情報を参照して判定する。
【0177】この場合、固定値であるためステップS2
4に進み、定義票から固定値を呼出し、その合計データ
(網かけを含む)を図12に示す出力帳票のセル5F〜
5Hの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8
から印刷出力させ(ステップS27)、指定行対応セル
位置5F〜5Hの罫線情報を、先に出力した項目データ
位置5F〜5Hにコピーするように出力する(ステップ
S28)。
【0178】そして、セル5Hの右側にデータが定義さ
れたセルが有るか否かを、図11の定義票から判定する
(ステップS29)。図11の場合は、セル5Hより右
側に定義セルは無いため、ステップS31に進み、次行
に定義行が有るか否かを図11の定義票から判定し、図
11では6行目に定義行が設定されているため、その定
義行を指定してステップS21に戻る。
【0179】ステップS21では、指定行のキーレベル
G2と上記ステップS12で設定した変化キーレベル0
を比較すると、“2>0”であるためステップS22に
進み、指定行である6行目の先頭セル6Aを指定し、そ
のセル種をセル書式メモリ5に格納された対応するセル
6Aの書式情報を参照して判定する。セル6Aは空白で
あるため、“固定値”と判定してステップS24に進
み、定義票から固定値を呼出し、その空白データを図1
2に示す出力帳票のセル6Aの位置に、表示部7で表示
させるとともに印刷部8から印刷出力させ(ステップS
27)、指定行対応セル位置6Aの罫線情報を、先に出
力した項目データ位置6Aにコピーするように出力する
(ステップS28)。
【0180】そして、セル6Aの右側のセル6B〜6F
には、上記処理で“#仕向地区分”を展開したため、セ
ル6Fの右側に定義セルが有るか否かを判定し(ステッ
プS)、図11のセル6Fには“=@合計”が設定され
ているため、先に出力した先頭セル6Eの右側のセル6
Fを指定し(ステップS30)、ステップS23に戻っ
て、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応
するセル6Fの書式情報を参照して判定する。
【0181】この場合、#集計であるためステップS2
6に進み、そのキーレベルに対応する図4の集計データ
メモリから対応するキーレベル(キー1の“電卓”とキ
ー2の“北米”)で集計された集計データを呼出し、そ
の集計データを上記セル書式情報に設定されている書式
情報(修飾情報)に従って出力形態を変更して、図12
に示す出力帳票のセル6F〜6Hの位置に、表示部7で
表示させるとともに印刷部8から印刷出力させ(ステッ
プS27)、指定行対応セル位置6F〜6Hの罫線情報
を、先に出力した項目データ位置6F〜6Hにコピーす
るように出力する(ステップS28)。
【0182】そして、セル6Hの右側にデータが定義さ
れたセルが有るか否かを、図11の定義票から判定する
(ステップS29)。図11の場合は、セル6Hより右
側に定義セルは無いため、ステップS31に進み、次行
に定義行が有るか否かを図11の定義票から判定し、図
11では7行目に定義行が設定されているため、その定
義行を指定してステップS21に戻る。
【0183】ステップS21では、指定行のキーレベル
G2と上記ステップS12で設定した変化キーレベル0
を比較すると、“2>0”であるためステップS22に
進み、指定行である7行目の先頭セル7Aを指定する。
【0184】そして、図11の定義票では、7行目の定
義行は全て空白セルであるため、セル種を“固定値”と
判定してステップS23、S24〜ステップS28の処
理を繰り返すことにより、7行目の空白セル7A〜7I
の図12の出力帳票への展開処理を終了し、ステップS
29でセル7Iより右側の定義セルの有無を図11の定
義票で判定し、定義セルが無いため、次行に定義行が有
るか否かを図11の定義票から判定する(ステップS3
1)。この場合は、8行目に定義行が有るため、その定
義行を指定して(ステップS32)、ステップS21に
戻る。
【0185】ステップS21では、指定行のキーレベル
G2と上記ステップS12で設定した変化キーレベル0
を比較すると、“2>0”であるためステップS22に
進み、指定行である8行目の先頭セル8Aを指定し、そ
のセル種をセル書式メモリ5に格納された対応するセル
8Aの書式情報を参照して判定する。セル8Aは空白で
あるため、“固定値”と判定してステップS24に進
み、定義票から固定値を呼出し、その空白データを図1
2に示す出力帳票のセル8Aの位置に、表示部7で表示
させるとともに印刷部8から印刷出力させ(ステップS
27)、指定行対応セル位置8Aの罫線情報を、先に出
力した項目データ位置8Aにコピーするように出力する
(ステップS28)。
【0186】そして、セル8Aの右側セル8Bも同様に
空白セルであるため、同様にステップS23、S24〜
ステップS28の処理を行って、その空白セル8Bを図
12の出力帳票のセル8Bに展開し、セル8Bの右側に
データが定義されたセルが有るか否かを、図11の定義
票から判定する(ステップS29)。図11の場合は、
8行目のセル8Bの右側には、セル8Cを展開開始位置
として“仕向地名(網かけ)”がセル8C〜8Eまで設
定されているため、先に出力したセル8Bの右側のセル
8Cを指定し(ステップS30)、ステップS23に戻
って、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対
応するセル8Cの書式情報を参照して判定する。
【0187】この場合、固定値であるためステップS2
4に進み、定義票から固定値呼出し、その仕向地名デー
タ(網かけを含む)を図12に示す出力帳票のセル8C
〜8Eの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部
8から印刷出力させ(ステップS27)、指定行対応セ
ル位置8C〜8Eの罫線情報を、先に出力した項目デー
タ位置8C〜8Eにコピーするように出力する(ステッ
プS28)。
【0188】さらに、ステップS29で定義票の8行目
のセル8F〜8Hには“計(網かけ)”が設定されてい
るため、先に出力したセル8Eの右側のセル8Fを指定
し(ステップS30)、ステップS23に戻って、その
セル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル
8Fの書式情報を参照して判定する。
【0189】この場合、固定値であるためステップS2
4に進み、定義票から固定値呼出し、その計データ(網
かけを含む)を図12に示す出力帳票のセル8F〜8H
の位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から
印刷出力させ(ステップS27)、指定行対応セル位置
8F〜8Hの罫線情報を、先に出力した項目データ位置
8F〜8Hにコピーするように出力する(ステップS2
8)。さらに、セル8Hの右側には空白セル8Iが有る
ため(ステップS29、S30)、ステップS23、S
24〜ステップS28を処理を行って、その空白セル8
Iを図12の出力帳票のセル位置8Iに展開する。
【0190】そして、図11の定義票においてセル8I
の右側に定義セルが無いことを確認すると(ステップS
29)、9行目の定義行を指定して(ステップS31、
S32)、ステップS21に戻る。ステップS21で
は、指定行のキーレベル3と上記ステップS12で設定
した変化キーレベル0を比較すると、“3>0”である
ためステップS22に進み、指定行である9行目の先頭
セル9Aを指定し、そのセル種をセル書式メモリ5に格
納された対応するセル9Aの書式情報を参照して判定す
る。セル9Aは空白であるため、“固定値”と判定して
ステップS24に進み、定義票から固定値を呼出し、そ
の空白データを図12に示す出力帳票のセル9Aの位置
に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出
力させ(ステップS27)、指定行対応セル位置9Aの
罫線情報を、先に出力した項目データ位置9Aにコピー
するように出力する(ステップS28)。
【0191】そして、セル9Aの右側セル9Bも同様に
空白セルであるため、同様にステップS23、S24〜
ステップS28の処理を行って、その空白セル9Bを図
12の出力帳票のセル9Bに展開し、セル9Bの右側に
データが定義されたセルが有るか否かを、図11の定義
票から判定する(ステップS29)。図11の場合は、
9行目のセル9Bの右側には、セル9Cを展開開始位置
として“#仕向地名”がセル9C〜9Eまで設定されて
いるため、先に出力したセル9Bの右側のセル9Cを指
定し(ステップS30)、ステップS23に戻って、そ
のセル種を、セル書式メモリ5に格納された対応するセ
ル9Cの書式情報を参照して判定する。この場合、#項
目であるためステップS25に進み、図3のレコードデ
ータから対応するキーレベルのデータを呼出し、図3の
場合はレコード1から“インク”を呼出し、その項目デ
ータ“インク”を上記セル書式情報に設定されている書
式情報(修飾情報)に従って出力形態を変更して、図1
0に示す出力帳票のセル9C〜9Eの位置に、表示部7
で表示させるとともに印刷部8から印刷出力させ(ステ
ップS27)、指定行対応セル位置9C〜9Eの罫線情
報を、先に出力した項目データ位置9C〜9Eにコピー
するように出力する(ステップS28)。そして、セル
9Eの右側にデータが定義されたセルが有るか否かを、
図11の定義票から判定する(ステップS29)。図1
1の場合は、セル9F〜9Hまで“=#売上金額”が設
定されているため、先に出力した先頭セル9Eの右側の
セル9Fを指定し(ステップS30)、ステップS23
に戻って、そのセル種をセル書式メモリ5に格納された
対応するセル9Fの書式情報を参照して判定する。この
場合、“#項目”であるため、対応するキーレベル項目
をレコードファイル9内のレコードデータから呼出し、
図3の場合はレコード1の“インク”の右側の項目デー
タ部分に“#売上金額”が格納されているとして、その
項目データを呼出し、その項目データ“#売上金額”を
上記セル書式情報に設定されている書式情報(修飾情
報)に従って出力形態を変更して、図12に示す出力帳
票のセル9F〜9Hの位置に、表示部7で表示させ、印
刷部8から印刷出力させるとともに(ステップS2
7)、指定行対応セル位置9F〜9Hの罫線情報を、先
に出力した項目データ位置9F〜9Hにコピーするよう
に出力する(ステップS28)。
【0192】そして、図11の定義票においてセル9H
の右側に定義セルが有ることを確認して、そのセル9H
を指定すると(ステップS29、S30)、ステップS
23、S24〜ステップS28を処理を行って、その空
白セル9Iを図12の出力帳票のセル位置9Iに展開す
る。そして、図11の定義票においてセル9Iの右側に
定義セルが無いことを確認し(ステップS29)、次行
の定義行がこと無いことを確認すると(ステップS3
1)、図3のレコードファイルにレコード2が有ること
から、そのレコード2を読み出し(ステップS34)、
定義票の先頭行を指定して(ステップS35)、図5の
ステップS12に戻る。
【0193】ステップS12において、前のレコードの
キー変化の最上位変化レベルを変化キーレベルとし、こ
の場合は、レコード1とレコード2との間のキー変化レ
ベルの最上位のことであり、レコード1とレコード2で
は、キー1とキー2が同一データ(電卓と北米)が設定
され、キー3のみが異なるデータ(インクとOEM)が
設定されているため、変化キーレベルを“3”として、
ステップS13のサーブルーチンに移行する。すなわ
ち、図6に示すフローチャートに移行する。
【0194】図6において、まず、上記ステップS35
で指定された先頭行のキーレベルG1が、上記ステップ
S12でセットした変化キーレベル3以上か否かを判別
する(ステップS21)。この場合、“1<3”である
ため、ステップS31に進み次行の定義行2行目を指定
し(ステップS32)、ステップS21に戻る。
【0195】その指定行のキーレベルG1と変化キーレ
ベル3を比較すると、“1<3”であるため、ステップ
S31に進み、3行目の定義行を指定すると、“1<
3”であり、定義行の4行目〜8行目までキーレベルは
G2であり、ステップS31、S32の定義行の4行目
〜8行目まで指定を繰り返し、変化キーレベル3と比較
すると“2<3”であるため(ステップS21)、9行
目の定義行を指定すると、“3=3”であるため(ステ
ップS21)、ステップS22に進み、指定行である9
行目の先頭セル9Aを指定し、そのセル種をセル書式メ
モリ5に格納された対応するセル9Aの書式情報を参照
して判定する。セル9Aは空白であるため、“固定値”
と判定してステップS24に進み、定義票から固定値を
呼出し、その空白データを図12に示す出力帳票のセル
10Aの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部
8から印刷出力させ(ステップS27)、指定行対応セ
ル位置9Aの罫線情報を、先に出力した項目データ位置
10Aにコピーするように出力する(ステップS2
8)。
【0196】そして、セル9Aの右側セル9Bも同様に
空白セルであるため、同様にステップS23、S24〜
ステップS28の処理を行って、その空白セル9Bを図
12の出力帳票のセル10Bに展開し、セル9Bの右側
にデータが定義されたセルが有るか否かを、図11の定
義票から判定する(ステップS29)。図11の場合
は、9行目のセル9Bの右側には、セル9Cを展開開始
位置として“#仕向地名”がセル9C〜9Eまで設定さ
れているため、先に出力したセル10Bの右側のセル1
0Cを指定し(ステップS30)、ステップS23に戻
って、そのセル種を、セル書式メモリ5に格納された対
応するセル9Cの書式情報を参照して判定する。
【0197】この場合、#項目であるためステップS2
5に進み、図3のレコードデータから対応するキーレベ
ルのデータを呼出し、図3の場合はレコード2から“O
EM”を呼出し、その項目データ“OEM”を上記セル
書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)に従っ
て出力形態を変更して、図10に示す出力帳票のセル1
0C〜10Eの位置に、表示部7で表示させるとともに
印刷部8から印刷出力させ(ステップS27)、指定行
対応セル位置9C〜9Eの罫線情報を、先に出力した項
目データ位置10C〜10Eにコピーするように出力す
る(ステップS28)。
【0198】そして、セル9Eの右側にデータが定義さ
れたセルが有るか否かを、図11の定義票から判定する
(ステップS29)。図11の場合は、セル9F〜9H
まで“=#売上金額”が設定されているため、先に出力
したセル10Eの右側のセル10Fを指定し(ステップ
S30)、ステップS23に戻って、そのセル種をセル
書式メモリ5に格納された対応するセル9Fの書式情報
を参照して判定する。この場合、“#項目”であるた
め、対応するキーレベル項目をレコードファイル9内の
レコードデータから呼出し、図3の場合はレコード1の
“OEM”の右側の項目データ部分に“#売上金額”が
格納されているとして、その項目データを呼出し、その
項目データ“#売上金額”を上記セル書式情報に設定さ
れている書式情報(修飾情報)に従って出力形態を変更
して、図12に示す出力帳票のセル10F〜10Hの位
置に、表示部7で表示させ、印刷部8から印刷出力させ
るとともに(ステップS27)、指定行対応セル位置9
F〜9Hの罫線情報を、先に出力した項目データ位置1
0F〜10Hにコピーするように出力する(ステップS
28)。
【0199】ここまでの図11の出力形態定義票に基づ
く処理で、図12に示す出力帳票の印刷結果においてキ
ーレベルG0で示すセル範囲(1A〜1I,2A〜2
I,…9A〜9I,)と、その下のキーレベル3で示す
セル範囲(10A〜10I)に、図3のレコード1、2
のレコードデータ及び図4の集計データの展開が終了し
たことになる。
【0200】そして、引続き上記図11の出力形態定義
票による解析処理を実行することにより、図12に示す
出力帳票の印刷結果において上記セル範囲(1A〜1
I,…10A〜10I)までのレコード1、2の展開処
理に加えて、キーレベルG2、キーレベル3及びキーレ
ベルG1で示すセル範囲(11A〜11I,…20A〜
20I)に、図3のレコード3以降のレコードデータ及
び図4の集計データの帳票への展開が終了する。
【0201】次に、図13(a)に示す出力形態定義票
(例4)に基づいて図3のレコードデータを図13
(b)に示す出力帳票の印刷結果(例4)へ展開する場
合を説明する。図13(a)に示す出力形態定義票の場
合は、上記図11に示した場合と同様の列方向の属性と
してレコードデータをグループ化するためのキーレベル
が設定されているとともに、その定義行の6行目に改頁
を指定する“P”が設定されている。
【0202】したがって、上記図5の帳票出力処理及び
図6の出力形態定義票解析処理を実行することにより、
上記例3の場合と同様に、図13(a)の出力形態定義
票に基づいて図13(b)に示す出力帳票の形態が展開
されるが、図13(a)の出力形態定義票の6行目の先
頭セル6Aで改頁マーク“P”を判定すると(ステップ
S23)、ステップS36に進み、改頁処理を行って、
図13(b)に示すように、キーレベルG2に対応する
レコードデータ部分で印刷する出力帳票頁が切り替えら
れる。図3のレコードデータの場合は、レコード2とレ
コード3の変化キーレベル2の時、すなわち、キー2の
北米と欧州が変化部分で改頁が行われている。
【0203】また、図14(a)に示す出力形態定義票
(例5)に基づいて図3のレコードデータを図14
(b)に示す出力帳票の印刷結果(例5)へ展開する場
合は、図13(a)に示した出力形態定義票の場合と同
様に、その定義行の6行目に改頁を指定する“P”が設
定されているが、そのキーレベルが“G1”に設定され
ている。
【0204】したがって、上記図5の帳票出力処理及び
図6の出力形態定義票解析処理を実行することにより、
上記例3の場合と同様に、図14(a)の出力形態定義
票に基づいて図14(b)に示す出力帳票の形態が展開
されるが、図14(a)の出力形態定義票の6行目の先
頭セル6Aで改頁マーク“P”を判定すると(ステップ
S23)、ステップS36に進み、改頁処理を行って、
図14(b)に示すように、キーレベルG1に対応する
レコードデータ部分で印刷する出力帳票頁が切り替えら
れる。図3のレコードデータの場合は、レコード5とレ
コード6の変化キーレベル1の時、すなわち、キー1の
電卓と時計が変化部分で改頁が行われている。
【0205】次に、図15に示す出力形態定義票(例
6)に基づいて図3のレコードデータを図16に示す出
力帳票の印刷結果(例6)へ展開する場合を説明する。
図15に示す出力形態定義票の場合は、行方向に出力帳
票内における各定義内容の表示開始位置(イメージ枠の
開始位置)を行方向のセル単位で示す属性としてキーレ
ベルG1、G2、3が設定されている。
【0206】まず、上記と同様に図5の帳票出力処理を
開始し、ステップS1〜ステップS4の処理により図3
のレコードデータを集計し、その集計データを、図4に
示した集計データメモリ10に格納する。この集計デー
タ処理が終了した後、ステップS5に進み、図9の定義
票の最下位キーレベルをチェックし、最下位キーレベル
が“3”であることを確認する。次いで、変化キーレベ
ルを“G0”にセットし(ステップS6)、レコードフ
ァイル9の図3に示したレコードデータから先頭レコー
ドデータを読み出す(ステップS7)。
【0207】そして、定義票の先頭行を指定し(ステッ
プS8)、その先頭行のキーレベルは最下位レベルに設
定されているか否かをチェックする(ステップS9)。
図15では、先頭行にはキーレベルが設定されていない
為、ステップS12に進み、前のレコードのキー変化の
最上位変化レベルを変化キーレベルとし、すなわち、こ
の場合は、先頭レコードより前のレコードは無いため、
上記ステップS6で設定された変位キーレベルG0を変
化キーレベルとする。次いで、定義票解析処理部6によ
り定義票解析処理のサブルーチンを実行し(ステップS
13)、すなわち、図6に示すフローチャートに移行す
る。
【0208】図6において、まず、上記ステップS8で
指定された先頭行のキーレベルG0が、上記ステップS
12でセットした変化キーレベルG0以上か否かを判別
する(ステップS21)。この場合、“0=0”である
ため、ステップS22に進み、図15の定義票の先頭行
の先頭セル1Aを指定し、その先頭セル1Aのセル種
を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル1Aの
書式情報を参照して判定する(ステップS23)。
【0209】そのセル種判定の結果、図11の場合は先
頭セル1Aは、“#品目名”であるため#項目であると
判定し、ステップS25に進み、対応するキーレベルG
1項目をレコードファイル9内のレコードデータから呼
出し、図3の場合はレコード1の“電卓”を呼出し、そ
の項目データを図16に示す出力帳票のセル1Aの位置
に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出
力させ(ステップS27)、指定行対応セル位置1Aの
罫線情報を、先に出力した項目データ位置1Aにコピー
するように出力する(ステップS28)。
【0210】次いで、セル1Aの右に定義セルが有るか
否かを図15の定義票から判定する(ステップS2
9)。図15の場合は、1行目のセル1Bとして“#仕
向地区分”が設定されているため、先に出力したセル1
Aの右側のセル1Bを指定し(ステップS30)、ステ
ップS23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5
に格納された対応するセル1Bの書式情報を参照して判
定する。この場合、#項目であるためステップS25に
進み、図3のレコードデータから対応するキーレベルの
データを呼出し、図3の場合はレコード1から“北米”
を呼出し、その項目データ“北米”を上記セル書式情報
に設定されている書式情報(修飾情報)に従って出力形
態を変更して、図10に示す出力帳票のセル1Bの位置
に、表示部7で表示させるとともに印刷部8から印刷出
力させ(ステップS27)、指定行対応セル位置1Bの
罫線情報を、先に出力した項目データ位置1Bにコピー
するように出力する(ステップS28)。
【0211】次いで、セル1Bの右に定義セルが有るか
否かを図15の定義票から判定する(ステップS2
9)。図15の場合は、1行目のセル1Cとして“#仕
向地名(網かけ)”が設定されているため、先に出力し
たセル1Bの右側のセル1Cを指定し(ステップS3
0)、ステップS23に戻って、そのセル種を、セル書
式メモリ5に格納された対応するセル1Cの書式情報を
参照して判定する。この場合、#項目であるためステッ
プS25に進み、図3のレコードデータから対応するキ
ーレベルのデータを呼出し、図3の場合はレコード1か
ら“インク”を呼出し、その項目データ“インク”を上
記セル書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)
に従って出力形態を変更して、図10に示す出力帳票の
セル1Cの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷
部8から印刷出力させ(ステップS27)、指定行対応
セル位置1Cの罫線情報を、先に出力した項目データ位
置1Cにコピーするように出力する(ステップS2
8)。
【0212】次いで、セル1Cの右に定義セルが有るか
否かを図15の定義票から判定する(ステップS2
9)。図15の場合は、1行目のセル1Dとして“=#
売上金額”が設定されているため、先に出力したセル1
Cの右側のセル1Dを指定し(ステップS30)、ステ
ップS23に戻って、そのセル種を、セル書式メモリ5
に格納された対応するセル1Dの書式情報を参照して判
定する。この場合、#項目であるためステップS25に
進み、図3のレコードデータから対応するキーレベルの
データを呼出し、図3の場合はレコード1から“イン
ク”の右側に“売上金額”が格納されているとし、その
売上金額を呼出し、その項目データ“売上金額”を上記
セル書式情報に設定されている書式情報(修飾情報)に
従って出力形態を変更して、図10に示す出力帳票のセ
ル1Dの位置に、表示部7で表示させるとともに印刷部
8から印刷出力させ(ステップS27)、指定行対応セ
ル位置1Dの罫線情報を、先に出力した項目データ位置
1Dにコピーするように出力する(ステップS28)。
【0213】次いで、セル1Cの右に定義セルが有るか
否かを図15の定義票から判定する(ステップS2
9)。図15の場合は、セル1Dの右側に定義セルが無
いため、次行に定義行が有るか否かを判定し(ステップ
S31)、定義行が無いため、次レコードであるレコー
ド2を図3のレコードファイルから読み出し(ステップ
S33、S34)、定義票の先頭行を指定して(ステッ
プS35)、図5のステップS12に戻る。
【0214】ステップS12において、レコード1とレ
コード2のキー変化レベルの最上位を求めると、キー1
とキー2は同一データ(電卓と北米)であり、キー3だ
けが異なるデータ(インクとOEM)であるため、変化
キーレベルとして“3”を設定し、図6のサブルーチン
に移行する。
【0215】ステップS21において、指定行の先頭セ
ルのキーレベルは無いため、ステップS22に進み、指
定行の先頭セル1Aを指定し、ステップS23でセル種
を、セル書式メモリ5に格納された対応するセル1Aの
書式情報を参照して判定する。そのセル種判定の結果、
図11の場合は先頭セル1Aは、“#品目名”であるた
め#項目であると判定し、ステップS25に進み、対応
するキーレベルG1項目をレコードファイル9内のレコ
ードデータから呼出し、図3の場合はレコード2の“電
卓”を呼出すが、定義票の属性のキーレベルには“G1
サ”と設定されているため、すなわち“サ”はサプレス
処理を意味するため、図16の出力帳票に示すように、
“電卓”は印刷させない。次いで、指定行対応セル位置
1Aの罫線情報を、先に出力した項目データ位置1Aに
コピーするように出力する(ステップS28)。
【0216】また、図15の定義票のセル1Bの属性の
キーレベルにも“G2サ”とサプレス処理が設定されて
いるため、レコード2のセル1Bに対応する項目“北
米”は出力されず、そのセル1Bの罫線情報のみが出力
帳票の2Bの位置にコピーされ、続いて展開されるセル
1C“#仕向地名(網かけ)”に対応するレコード2の
項目“OEM”が、図16の出力帳票のセル2Cの位置
に展開され、指定行対応セル位置1Cの罫線情報が、先
に出力した項目データ位置2Cにコピーするように出力
される。
【0217】さらに、定義票のセル1D“=#売上金
額”に対応するレコード2の“OEM”右側の項目デー
タが、図16の出力帳票のセル2Dの位置に展開され、
指定行対応セル位置1Dの罫線情報が、先に出力した項
目データ位置2Dにコピーするように出力される。
【0218】ここまでの図15の出力形態定義票に基づ
く処理で、図16に示す出力帳票の印刷結果においてセ
ル範囲(1A〜1D,2A〜2D)に、図3のレコード
1、2のレコードデータの展開が終了したことになる。
【0219】そして、引続き上記図15の出力形態定義
票により解析処理を実行することにより、図16に示す
出力帳票の印刷結果において上記セル範囲(1A〜1
D,2A〜2D)までのレコード1、2の展開処理に加
えて、セル範囲(3A〜3D,…7A〜7D)に、図3
のレコード3以降のレコードデータの帳票への展開が終
了する。
【0220】以上のように、本実施例のコンピュータシ
ステムでは、表データメモリ4に格納した出力形態定義
票に表を構成するセル単位に定義設定された出力帳票の
基本フォームに従ってCPU2の帳票出力処理及び定義
票解析処理部6の出力形態定義票解析処理が実行され、
レコードファイル9に格納された複数のレコードデータ
が出力帳票に展開される。
【0221】そして、出力形態定義票の表の列方向に
は、レコードデータを列方向にグループ化するキーレベ
ルG0G1、G2、3が属性として設定されるととも
に、表の行方向には、レコードデータを行方向に展開す
る位置を指定するキーレベルキーレベルG0G1、G
2、3が属性として設定されて、その出力帳票へのレコ
ードデータの展開に際しては、列方向に設定された属性
のキーレベルに従ってレコードデータの出力帳票への展
開順位が判定され、行方向に設定された属性のキーレベ
ルに従ってレコードデータの出力帳票への行方向の展開
位置が判定される。
【0222】したがって、出力帳票を定義作成する際に
は、複数セルで構成される表上で、実際の帳票イメージ
枠を設定するとともに、実際に出力される項目や、その
項目中の字体や網かけ等の修飾情報をイメージ的に設定
するだけで良いため、従来の帳票作成時の操作のよう
に、複数の専用の設定画面を表示させて細かく設定する
必要がなくなり、簡便に出力帳票の作成することができ
る操作環境を提供することができ、初心者でも容易に出
力帳票を設計することができる。
【0223】また、表上で作成した出力帳票のイメージ
がそのまま出力されるため、コンバート等の作業が不要
となり、その表イメージのまま画面上で加工することが
可能となり、使用者の作業効率を向上させることができ
る。
【0224】さらに、出力形態定義票には、集計処理、
強制改頁やサプレス処理等のグループ変化により、様々
の処理機能を設定可能としたため、出力帳票の出力形態
のバリエーションの変化に容易に対応することができ、
括り形式、見出し等の複雑な形態の帳票を自動作成する
ことができる。また、この自動作成という機能自体の特
性により、大量のデータの処理、分析にも本発明を適用
可能である。
【0225】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数のレ
コードデータを属性の設定により様々にグループ化して
種々の出力形態の帳票を、セル構成の表上で容易に定義
設定して出力することができる。
【0226】請求項2記載の発明によれば、複数のレコ
ードデータを属性の設定により出力帳票への展開位置
を、セル構成の表上で容易に定義設定することができ、
複雑なレイアウトの帳票を容易に出力することができ
る。
【0227】請求項3記載の発明によれば、複数のレコ
ードデータを属性の設定により様々にグループ化して種
々の出力形態の帳票を、セル構成の表上で容易に定義設
定することができるとともに、複数のレコードデータを
属性の設定により出力帳票への展開位置を、セル構成の
表上で容易に定義設定することができ、複雑なレイアウ
トの帳票を容易に出力することができる。その結果、簡
便に出力帳票の作成することができる操作環境を提供す
ることができ、初心者でも容易に出力帳票を設計するこ
とができる。
【0228】請求項4記載の発明によれば、サプレス情
報の設定により出力形態定義票上の定義設定機能を向上
させることができ、出力帳票の定義設定操作をより簡便
にすることができる。
【0229】請求項5記載の発明によれば、出力帳票の
自動作成機能の向上を図ることができ、使用者の操作負
担を軽減することができる。
【0230】請求項6記載の発明によれば、出力帳票を
定義設定する際に必要とする情報設定の種類及び設定操
作を省略することができ、使用者の操作負担を一層軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコンピュータシステムの要部
ブロック構成図。
【図2】図1のセル書式メモリに格納されるセル書式デ
ータのデータ構成を示す図。
【図3】図1のレコードファイル内のデータ構成を示す
図。
【図4】図1の集計データメモリに格納される集計デー
タのデータ構成を示す図。
【図5】本実施例のコンピュータシステムにより実行さ
れる帳票出力処理のフローチャート。
【図6】図5のサブルーチンにおいて図1の定義票解析
処理部により実行される帳票解析処理のフローチャー
ト。
【図7】図6の帳票解析処理において参照される出力形
態定義票(例1)を示す図。
【図8】図7の出力形態定義票に基づいて出力された帳
票の印刷結果(例1)を示す図。
【図9】図6の帳票解析処理において参照される出力形
態定義票(例2)を示す図。
【図10】図7の出力形態定義票に基づいて出力された
帳票の印刷結果(例2)を示す図。
【図11】図6の帳票解析処理において参照される出力
形態定義票(例3)を示す図。
【図12】図7の出力形態定義票に基づいて出力された
帳票の印刷結果(例3)を示す図。
【図13】図6の帳票解析処理において参照される出力
形態定義票(例4)及びその出力形態定義票に基づいて
出力された帳票の印刷結果(例4)を示す図。
【図14】図6の帳票解析処理において参照される出力
形態定義票(例5)及びその出力形態定義票に基づいて
出力された帳票の印刷結果(例5)を示す図。
【図15】図6の帳票解析処理において参照される出力
形態定義票(例6)を示す図。
【図16】図7の出力形態定義票に基づいて出力された
帳票の印刷結果(例6)を示す図。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 CPU 3 キー入力部 4 表データメモリ 5 セル書式メモリ 6 定義票解析処理部 7 表示部 8 印刷部 9 レコードファイル 10 集計データメモリ 11 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数セルから構成される表に対して設定さ
    れた定義データに基づいて複数レコードに基づく帳票を
    出力する帳票出力方法であって、 前記複数セルから構成される表において出力帳票の基本
    フォームを、各セル位置を基準にして定義設定し、 この設定内容に従って展開される前記セル単位のデータ
    の種類を示すセル種情報を記憶し、 前記複数のレコードデータをグループ化する属性情報
    を、前記基本フォームを定義設定した表の列方向に設定
    し、 前記属性情報に基づいて前記複数のレコードデータのグ
    ループ順位を判定し、この判定したグループ順位に従っ
    て当該レコードデータの列方向の展開順位を設定し、前
    記基本フォーム及び前記セル種情報に従って複数のレコ
    ードデータを前記展開順位で出力帳票の所定位置に繰り
    返し展開することを特徴とする帳票出力方法。
  2. 【請求項2】複数セルから構成される表に対して設定さ
    れた定義データに基づいて複数レコードに基づく帳票を
    出力する帳票出力方法であって、 前記複数セルから構成される表において出力帳票の基本
    フォームを、各セル位置を基準にして定義設定し、 この設定内容に従って展開される前記セル単位のデータ
    の種類を示すセル種情報を記憶し、 前記複数のレコードデータをグループ化する属性情報
    を、前記基本フォームを定義設定した表の行方向に設定
    し、 前記属性情報に基づいて前記複数のレコードデータを展
    開する際の行方向の展開位置を判定し、前記基本フォー
    ム及び前記セル種情報に従って複数のレコードデータを
    前記行方向の展開位置で出力帳票にの所定位置に繰り返
    し展開することを特徴とする帳票出力方法。
  3. 【請求項3】複数セルから構成される表に対して設定さ
    れた定義データに基づいて複数レコードに基づく帳票を
    出力する帳票出力方法であって、 前記複数セルから構成される表において出力帳票の基本
    フォームを、各セル位置を基準にして定義設定し、 この設定内容に従って展開される前記セル単位のデータ
    の種類を示すセル種情報を記憶し、 前記複数のレコードデータをグループ化する属性情報
    を、前記基本フォームを定義設定した表の列方向と行方
    向に設定し、 前記列方向の属性情報に基づいて前記複数のレコードデ
    ータのグループ順位を判定し、この判定したグループ順
    位に従って当該レコードデータの列方向の展開順位を設
    定し、前記行方向の属性情報に基づいて前記複数のレコ
    ードデータを展開する際の行方向の展開位置を判定し、
    前記基本フォーム及び前記セル種情報に従って複数のレ
    コードデータを前記展開順位及び前記行方向の展開位置
    で出力帳票の所定位置に繰り返し展開することを特徴と
    する帳票出力方法。
  4. 【請求項4】前記属性情報には、サプレス情報を設定
    し、前記基本フォーム及び前記セル種情報に従って複数
    のレコードデータを出力帳票に展開する際に、該サプレ
    ス情報が設定されたセル位置には、同一のレコードデー
    タを連続して展開しないようにしたことを特徴とする請
    求項1、2あるいは3記載の帳票出力方法。
  5. 【請求項5】前記出力帳票の基本フォームを表のセル単
    位で定義する際に、改頁を制御する改頁制御情報を定義
    し、この定義内容に従って前記複数のレコードデータを
    出力帳票に展開するるともに、改頁制御情報に従って出
    力帳票を改頁することを特徴とする請求項1、2あるい
    は3記載の帳票出力方法。
  6. 【請求項6】前記セル種情報は、データの種類を示す情
    報とともに当該データを修飾する修飾情報や該当セルの
    罫線情報を記憶し、前記レコードデータを出力帳票に展
    開する際には、該修飾情報及び罫線情報によりレコード
    データを修飾して出力することを特徴とする請求項1、
    2あるいは3記載の帳票出力方法。
JP7064836A 1995-02-27 1995-02-27 帳票出力方法 Pending JPH08235285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7064836A JPH08235285A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 帳票出力方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7064836A JPH08235285A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 帳票出力方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08235285A true JPH08235285A (ja) 1996-09-13

Family

ID=13269734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7064836A Pending JPH08235285A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 帳票出力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08235285A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7366978B1 (en) Method and system for creating a grid-like coordinate system for addressing data contained in an irregular computer-generated table
US20020184261A1 (en) Process of inputting and outputting a display table derived from a worksheet and data storage media programmed to perform the same
JPH08235285A (ja) 帳票出力方法
JPH07144459A (ja) 記録制御方法及び記録装置
JPH01229673A (ja) 英殴文印刷制御方式
JP3567299B2 (ja) グラフ生成出力装置
JP3275629B2 (ja) レイアウト修正装置
JP3407537B2 (ja) 帳票出力方法
JPH08305777A (ja) 表データ処理装置
JP3275628B2 (ja) レイアウト修正装置
JPH07114541A (ja) 文書作成装置と背景パターン作成方法
JP2928512B2 (ja) 文書処理装置及び方法
JPH05189424A (ja) 文書編集装置及び文書編集方法
JPH09185603A (ja) 文書作成装置及び文字列形態制御方法
JPH04353478A (ja) 縮小印刷制御装置
JPS6238979A (ja) グラフ作成装置
JP2002259894A (ja) 帳票出力装置、及びプログラム
JPH0944580A (ja) レコード作成方法
JPH01229650A (ja) 英欧文印刷制御方式
JPH05158924A (ja) 文書編集装置及び文書編集方法
JPH09134355A (ja) 文書作成装置及び文書配置変更方法
JPH06270374A (ja) 組版システム
JPH0581249A (ja) 文書処理装置
JPS6359658A (ja) 文書処理装置
JPH0470961A (ja) パターン表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406