JPH0652030U - 磁気テープカセット装置 - Google Patents

磁気テープカセット装置

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JPH0652030U
JPH0652030U JP048664U JP4866493U JPH0652030U JP H0652030 U JPH0652030 U JP H0652030U JP 048664 U JP048664 U JP 048664U JP 4866493 U JP4866493 U JP 4866493U JP H0652030 U JPH0652030 U JP H0652030U
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    • G11B15/29Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal through pinch-rollers or tape rolls

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2個の押圧ローラを担持する押圧ローラブラ
ケット切り換え用の簡単な伝達路を有するそれ自体既知
の切り換えレバーを使用する磁気テープカセット装置を
提供する。 【構成】 押圧ローラブラケット41はフォーク48を具
え、このフォークの枝部48a は切り替えレバー29の動作
範囲に突入する。切り換えレバー29を回動してリール駆
動機構09を一方の送り方向から他方の送り方向に切り換
える場合、切り換え手段は枝部48a と連係動作し、同時
に切り換えレバー29が押圧ブラケット41及び押圧ローラ
42a 及び42b を一方のキャプスタン3c又は3dから他方の
キャプスタン3d又は3cに切り換える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気テープカセット用のデッキを具え、順方向及び逆方向で再生及 び速巻モード用に構成し、 再生方向を、切り換えプロセスの終了時で切り換えレバーにより、リール駆動 機構を前記デッキの一方のリールディスクから他方のリールディスクに切り換え る切り換え機構によって変え、 押圧ローラにより、前記磁気テープをキャプスタンに押し付け、前記磁気テー プ送りを生じることができるようにし、 前記押圧ローラを、両ローラに共通の回動自在な押圧ローラブラケットに支持 し、 前記押圧ローラブラケットを、前記切り換え機構の一部によって回動させる磁 気テープカセット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような磁気テープカセット装置は、欧州特許出願明細書第428,219 号(特 開平3-194755号公報)に記載されている。オートリバースデッキを有するこの磁 気テープカセット装置は、このタイプのデッキに必要とされる順方向及び逆方向 動作用の2個のキャプスタンを具える。この磁気テープカセット装置では磁気テ ープを常に、一方のキャプスタン又は他方のキャプスタンを介して磁気ヘッドを 通過させる。この目的のために2個の押圧ローラを設け、その結果選択的に一方 のローラを一方の再生方向用の一方のキャプスタンに当接し、かつ、他方のロー ラを他方の再生方向用の他方のキャプスタンに当接することができる。
【0003】 この磁気テープカセット装置では、リールディスク上のテープスプールを駆動 できるリール駆動機構を、一方のリールディスクから他方のリールディスクに切 り換えることができ、またその逆に切り換えることができる。切り換えには、中 心の切り換えレバーを具える切り換え機構によって行う。
【0004】 またこの磁気テープカセット装置では、2個の押圧ローラを、双方の押圧ロー ラに共通で、かつ、ヘッド支持体に配置した押圧ローラブラケットに支持し、キ ャプスタンに対して対称的に存在する回動軸線の周りで回動自在としている。こ の押圧ローラブラケットを、デッキの順方向及び逆方向の再生方向を規定する異 なる位置(これらの位置は押圧ローラブラケットの回動位置を規定する)逆転プ レートによって回動させ、逆転プレートのカムによりこのプレートが動作すると きに押圧ローラブラケットを切り換えるようにする。このカムはヘッド支持体と 連係動作し、したがって押圧ローラブラケットの回動位置は逆転プレート及び支 持体の位置によって依存する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
スライドを介して押圧ローラ又はこれらの支持体を回動することができるカム は、独国特許公開明細書30 38 380 号に記載されている。互いに相対的に保持さ れているスライドによって、カムは別個の予め取り付けたバネを介して分離して 支持された押圧ローラに作用する。この構成は複雑であり、かつ、非常に多くの 部品点数を必要とする。
【0006】 米国特許第4,511,939 号明細書には、レバーシステムを介して押圧ローラを切 り換えることが記載されている。押圧ローラ自体は、関連の別個部材に支持する 。関連の送り方向のための部材を、キャプスタンに対して対称的にデッキのシャ シに回動自在に支持した中間レバーによって動作させる。この中間レバーはT字 状とし、このレバーのベースの脚部に切り換えレバーの伝達ピンが掛合する輪郭 形成窪みを設ける。この切り換えレバーをデッキのシャシ上に回動自在に支持し 、巻き取りレバー又は切り換え手段によって動作させているが、これらの手段に ついてはこれ以上詳細に説明しない。この構成は、本発明が関連するカーラジオ 用のデッキの場合に要求されるようなコンパクトな構造には適さない。
【0007】 本考案の目的は、2個の押圧ローラを担持する押圧ローラブラケット切り換え 用の簡単な伝達経路を有するそれ自体既知の切り換えレバーを使用する磁気テー プカセット装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、この目的は、前記押圧ローラブラケットはフォークを具え、 このフォークの枝部は前記切り換えレバーの動作範囲に突入し、 前記切り換えレバーを回動して前記リール駆動機構を一方の送り方向から他方 の送り方向に切り換える場合、前記切り換えレバーが前記枝部と連係動作し、同 時に前記切り換えレバーが前記押圧ブラケット及び前記押圧ローラを一方の前記 キャプスタンから他方の前記キャプスタンに切り換えることによって達成される 。
【0009】 この構成は、実質的な作用移動を行う作用レバーが押圧ローラブラケットに適 切な作用移動を伝達することができるという利点を有する。
【0010】 本考案の他の実施例では、切り換えレバーがいかなる問題もなく押圧ローラブ ラケットに直接移動を伝達できるとしても、回動自在な作用レバーを、前記切り 換えレバーと前記押圧ローラブラケットの前記フォークとの間の作用経路に配置 する。この結果伝達経路がより短くなる。本考案の他の実施例では、前記作用レ バーを前記シャシ上に固定された回動軸の周りで回動自在とし、前記フォークに 伝達した作用移動を、前記切り換えレバー上のピンを介した前記切り換えレバー によって前記作用レバーに与え、前記ピンが前記作用レバー中の長手方向の溝孔 と掛合する。
【0011】 本考案の他の実施例では、前記作用レバーは摺動端縁を有し、この摺動端縁に 沿って前記枝部は、押圧ローラブラケットを摺動させて所定の回動位置で回動さ せることができ、したがって前記キャプスタンに前記押圧ローラを当接させる。 この場合押圧バネの各スプリングアームは、必要とされる公差の補償を行う。
【0012】 本考案の他の実施例では、前記磁気テープを、押圧バネを介した前記押圧ロー ラにより前記キャプスタンに対して押し付けることができ、 前記押圧ローラの前記スピンドルが移動することができる長手方向の溝孔を有 する前記共通の押圧ローラブラケットを、磁気ヘッドを具えるヘッド支持体に支 持するとともに前記キャプスタンに対して対称的に配置したスピンドルの周りで 回動自在とし、 前記2個の押圧ローラのスピンドル端部に作用する前記押圧バネを前記押圧ロ ーラの位置で分岐させ、前記押圧バネの端部に、前記スピンドル端部に対してそ れぞれ圧着する2個のスプリングアームを形成して、このスプリングアームを有 する前記押圧バネにより、互いに独立的に個々のスピンドル端部を、前記長手方 向の溝孔内の前記キャプスタンに向かって押圧し、かつ、これらスピンドル端部 を前記キャプスタンに圧着させる。
【0013】 この構成の利点は、キャプスタン軸線及び押圧ローラ軸線がテープの送り方向 にほぼ平行になるよう、単一の押圧バネのスプリングアームによりキャプスタン にスピンドル端部を押圧できるということである。この押圧手段を押圧バネ自体 のスプリングアームで形成する。
【0014】 この場合、キャプスタンと連係動作する押圧ローラ表面をほぼ直円柱表面とす ることができる。直円柱の押圧ローラ表面とは、この表面のすべての部分が押圧 ローラの軸線から等しい距離にあるということを意味する。したがって、押圧ロ ーラは広い表面領域に亘って必要とする圧力を生じさせることができる。
【0015】
【実施例】
本考案を図面を参照して詳細に説明する。 図1において、シャシ1上のデッキの可動部分をどのようにして駆動するかを 示す。ベルト2を介して、一方向のみに回転するモータ23により、逆方向再生 (REV) 用のキャプスタン3c及び順方向再生(NOR) 用のキャプスタン3dのフラ イホイール3を駆動する。キャプスタン3c及びキャプスタン3dは歯3a及び 3bを有する。ベルト2を、ガイドローラ4に通過させる。
【0016】 モータ23により駆動され、図2の断面図に示すリール駆動機構09を、NOR 用の順方向リールディスク12a及びREV 用の逆方向リールディスク12bを駆 動するのに使用する。シャフト23aとともにモータ23により、中間駆動ホイ ール14を介して再生駆動カップリングを駆動する。この駆動カップリングは歯 付駆動リング9aを有する一次カップリングホイール9を具え、歯付駆動リング 9aは、シャフト23aとともにモータ23が回転する間スピンドル9dの周り を回転する。一次カップリングホイール9は、摩擦カップリング11を介して、 一次カップリングホイール9と同心上の二次カップリングホイール10を駆動す る。摩擦カップリングは例えば、トーション−バネカップリング、フェルトカッ プリング又は電気機械的なカップリングとしてもよい。
【0017】 二次カップリングホイール10を中間ホイール17に噛合させ、中間ホイール 17を切り換えレバー29のスピンドル29aの周りで回転自在とする。順方向 動作(NOR) の端部位置及び逆方向動作(REV) の端部位置にセットし保持すること ができる切り換えレバー29を、本例では図1のNOR 位置に時計方向に押圧し、 図2及び図4のREW 位置の反時計方向に押圧する。歯付ホイール17を歯付ホイ ール16に噛合させ、歯付ホイール16を図1においてNOR リールディスク12 aに噛合させる。
【0018】 噛合力が個々の歯付ホイールに作用してNOR リールディスク12a/回動ホイ ール16対が掛合し、かつ、二次カップリングホイール10/中間ホイール17 対が離脱する。図1に示したNOR 位置では、切り換えレバー29を、切り換えレ バーバネ(図示せず)により時計方向に押圧する。このときバネ負荷を、切り換 えレバー29を右側すなわち時計方向に、NOR リールディスク12aに向かって 押圧する。
【0019】 リール駆動機構09は二重の歯付バイパスホイール57を具え、このバイパス ホイール57のスピンドル57cを、2本のアームを有し、軸58bの周りで回 動自在なバイパスホイールレバー58に配置する。図2の双頭矢印58dで示す ように、バイパスホイール57を一次カップリングホイール9及び二次カップリ ングホイール10に対して掛合又は離脱できるようにし、摩擦カップリングホイ ール11が掛合状態ではバイパスさせ、離脱状態で動作する。バイパスホイール 57により、NOR リールディスク12a及びREV リールディスク12bの速巻を 行うために迅速回転するよう切り換えることができる。より速い速巻速度を得る ために伝達比を、一次カップリングホイール9の歯の数が二次カップリングホイ ール10の歯の数より多く、かつ、一次歯付ホイール9に噛合するバイパスホイ ール57aの歯の数が二次カップリングホイール10に噛合するバイパスホイー ル57bの数より少なくなるように選択する。
【0020】 リール駆動機構09はさらに、二次カップリングホイール10と常に噛合して いる逆転ホイール15を具える。逆転動作を行う場合、図3に示すように、逆転 ホイール15により中間ホイール17及び回動ホイール16を介してREV リール ディスク12bを駆動できる。
【0021】 2本のアームを有するバイパスレバー58の一方のアーム58dはバイパスホ イール57を担持し、バイパスホイールレバー58の他方のアーム58cは作用 ピン58aを担持する。作用ピン58aはヘッド支持体39の案内輪郭39aに 噛合する。案内輪郭39aを連続した案内経路として構成する。この案内経路は 、(図では左側で折り曲がっている)上方に傾いた左側の経路輪郭39aa及び 直線状の平坦な復帰経路部分39arを具える。これらの経路部分の両端を相互 接続する。作用ピン58aを案内輪郭39aの周りで移動可能とする。ヘッド支 持体39を再生位置から速巻位置に移動させると、作用ピン58aは左側の経路 部39aaに進入する。このとき作用ピン58aは左側に移動し、バイパスホイ ール57は一次カップリングホイール9及び二次カップリングホイール10に噛 合するように回動する。ヘッド支持体39が再生位置に留まるとき、バイパスホ イール57は一次カップリングホイール9と二次カップリングホイール10との 間でバイパス連結を生ずる。バイパスホイール57を介した二次カップリングホ イール9から二次カップリングホイール10への伝達を選択して、二次カップリ ングホイール10がより高速に回転できるようにするので、この駆動形態ではリ ールディスク12a,12bを迅速回転させることができる。この迅速回転によ り、順方向速巻(FFW) 又は逆方向速巻(FRW) が可能となる。
【0022】 図1は順方向の再生モード(NOR) を示しているのに対して、図3は逆方向の再 生モード(REV) を示している。図3に、軸29cの回りで回動自在な切り換えレ バー29が反時計方向に回動している状態を示す。この位置では、中間ホイール 17は逆転ホイール15に噛合する。したがってモータ23により、モータシャ フト23a、中間駆動ホイール14及びREV 方向で常に時計方向に回転する一次 カップリングホイール9の歯付駆動リング9aを介して、REV 方向にREV リール ディスク12bを駆動する。一次カップリングホイール9により、摩擦カップリ ング11を介して二次カップリングホイール10を駆動する。次に二次カップリ ングホイール10により逆転ホイール15を駆動し、この逆転ホイールにより中 間ホイール17及び回動ホイール16を介して時計方向にREV リールディスク1 2bを回転する。
【0023】 REV 動作を行う場合には、噛合力が個々の歯付ホイールに作用して、REV リー ルディスク12b/回動軸16対が掛合し、かつ、逆転ホイール15/中間ホイ ール17対が離脱する。切り換えレバー29を切り換えレバーバネにより反時計 方向に押圧する。切り換えレバー29を、噛合力に抗して左側に押圧するようバ ネ負荷を加える。
【0024】 図3に示すREV 再生モードでは、バイパスホイール57を第1のカップリング ホイール9及び第2のカップリングホイール10に離脱し、これらのカップリン グホイールを摩擦カップリングホイール11のみを介して、すなわちスリップ可 能に互いに連結する。
【0025】 図1の再生方向から図3の他の再生方向に変えるには、駆動を逆転しなければ ならない。この逆転プロセスは、テープ送りが止まると、再生モード又は速巻モ ードのテープ端部位置で自動的に生じる。しかしながら、逆転はボタンを押すこ とによって行うことができる。
【0026】 このデッキは磁気ヘッド(図示せず)を担持するヘッド支持体39を具える。 押圧ローラブラケット41を、キャプスタン3c,3dに対して対称的にヘッド 支持体39のスピンドル40に回動自在に取り付ける。押圧ローラブラケット4 1はスピンドル40からキャプスタン3c,3dに向かって両側に延在し、ベー ス及び2個のフランジを有したU字状輪郭を有する。押圧ローラブラケット41 の両端に、フランジに長手方向の溝孔41a及び41bを設け、溝孔41a及び 41b内で、押圧ローラ42a,42bのスピンドル43の端部43a,43b を移動自在にする。長手方向の溝孔41a及び41bを、押圧バネ44のスプリ ングアーム44a及び44bの両側に配置する。
【0027】 押圧バネ44を、中央でクランプ部材45に固定し、かつ、端部で分岐してス プリングアーム44a及び44bを形成するスチール細条で構成する。 押圧バネ44のスプリングアーム44a及び44bにより、溝孔41a及び4 1b中の押圧ローラ42a及び42bをキャプスタン3c及び3d方向に押圧す る。このときスプリングアーム対44a又は44bそれぞれのスプリングアーム 44a及び44bは、スピンドル40の端部43a,43bに対してそれぞれ圧 着し、押圧ローラ42a,42bを整列する。スプリングアーム44a及び44 bの自由端を折り曲げてフック形状のスプリング部分44cを形成し、圧力を及 ぼすことによりスプリングアーム44a及び44bの部分を補強する。
【0028】 押圧バネ44に形成されたスプリングアームを分岐した結果、キャプスタン3 c,3dに対する押圧ローラのスピンドル46の位置を自動整列し、したがって 常に関連の軸線を平行状態にする。不規則性が生じても傾動がおこることがなく なる。
【0029】 押圧ローラ42a,42bのこの位置的整列の結果、押圧ローラ表面47を完 全な直円柱表面又はほぼ完全な直円柱表面とすることができる。したがって、キ ャプスタン3c又は3dに押し付けられる磁気テープの接触領域はほぼ直線状と なり、これまで用いられた球面形状の押圧ローラ表面のように点形状とはならな い。この結果明らかに、磁気テープの張力がより均一となる。
【0030】 押圧ローラブラケットは、キャプスタン3c,3dの間に切り換えレバー29 の軸29c方向へ突出するフォーク48を有する。フォークの枝部48aを、摺 動端縁50を有する作用レバー49と連結動作させ、摺動端縁50に沿って枝部 48aを摺動させ、所定回動位置に押圧ローラブラケット41を回動させること ができる。作用レバー49はシャシ上の回動軸51の周りで回動自在とする。作 用レバー49は長手方向の溝孔53を有し、切り換えレバーのピン54を溝孔5 3に貫通させる。
【0031】 図1の状態では、押圧ローラ42aをキャプスタン3dに当接している。押圧 ローラ42bはキャプスタン3cから持ち上がっている。切り換えレバー29が 反時計方向に回動するとき、作用レバー49もピン54を介して反時計方向に移 動し、摺動端縁50を右側の枝部48aに対して圧着する。その結果押圧ローラ 42aがキャプスタン3dから持ち上がり、押圧ローラ42bがキャプスタン3 cに当接する。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動系及び押圧ローラブラケットを具える磁気
テープカセット装置の磁気テープカセット用のデッキの
順方向の再生(NOR) にセットした状態を示す線図的説明
図である。
【図2】デッキのリール駆動機構の断面図である。
【図3】図1のデッキの逆方向の再生(REV) にセットし
た状態を示す線図的説明図である。
【図4】押圧バネを有する押圧ローラブラケット及び押
圧ローラブラケットと連係動作する作用機構の逆再生方
向動作状態を示す拡大した説明図である。
【図5】スプリングアーム対を有する押圧バネの平面図
である。
【符号の説明】
1 シャシ 2 ベルト 3 フライホイール 3a,3b 歯 3c,3d キャプスタン 4 ガイドローラ 9,10 カップリングホイール 9a 駆動リング 9d,29a,40,43,46,57c スピンドル 09 リール駆動機構 11 摩擦カップリング 12a 順方向リールディスク 12b 逆方向リールディスク 14 中間駆動ホイール 15 逆転ホイール 16 回動ホイール 17 中間ホイール 23 モータ 23a シャフト 29 切り換えレバー 29c,51,58b 軸 39 ヘッド支持体 39a 案内輪郭 39aa,39ar 経路輪郭 41 押圧ローラブラケット 41a,41b,53 溝孔 42a,42b 押圧ローラ 43a,43b 端部 44 押圧バネ 44a,44b スプリングアーム 44c スプリング部 45 クランプ部 47 押圧ローラ表面 48 フォーク 48a 枝部 49 動作レバー 50 摺動端縁 54 ピン 57,57d,59b バイパスホイール 58 バイパスレバー 58a 作用ピン 58c,58d アーム 58d 双頭矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ディーター ミューラー ドイツ連邦共和国 デー−6301 シュタウ フェンベルク 2 プフィングストコプヴ ェーク 1

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープカセット用のデッキを具え、順
    方向及び逆方向で再生及び速巻モード用に構成し、 再生方向を、切り換えプロセスの終了時で切り換えレバ
    ー(29)により、リール駆動機構(09)を前記デッ
    キの一方のリールディスク(12a)から他方のリール
    ディスク(12b)に切り換える切り換え機構によって
    変え、 押圧ローラ(42a,42b)により、前記磁気テープ
    をキャプスタン(3c,3d)に押し付け、前記磁気テ
    ープ送りを生じることができるようにし、 前記押圧ローラ(42a,42b)を、両ローラに共通
    の回動自在な押圧ローラブラケット(41)に支持し、 前記押圧ローラブラケット(41)を、前記切り換え機
    構の一部によって回動させる磁気テープカセット装置に
    おいて、 前記押圧ローラブラケット(41)はフォーク(48)
    を具え、このフォークの枝部(48a)は前記切り換え
    レバー(29)の動作範囲に突入し、 前記切り換えレバー(29)を回動して前記リール駆動
    機構(09)を一方の送り方向から他方の送り方向に切
    り換える場合、前記切り換えレバー(29)が前記枝部
    (48a)と連係動作し、同時に前記切り換えレバー
    (29)が前記押圧ブラケット(41)及び前記押圧ロ
    ーラ(42a及び42b)を一方の前記キャプスタン
    (3c又は3d)から他方の前記キャプスタン(3d又
    はc)に切り換えることを特徴とする磁気テープカセッ
    ト装置。
  2. 【請求項2】回動自在な作用レバー(49)を、前記切
    り換えレバー(29)と前記押圧ローラブラケット(4
    1)の前記フォーク(48)との間の作用経路に配置す
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気テープカセット
    装置。
  3. 【請求項3】前記作用レバー(49)を前記シャシ上に
    固定された回動軸(51)の周りで回動自在とし、前記
    フォーク(48)に伝達した作用移動を、前記切り換え
    レバー(29)上のピン(54)を介した前記切り換え
    レバー(29)によって前記作用レバー(49)に与
    え、前記ピン(54)が前記作用レバー(49)中の長
    手方向の溝孔(53)と掛合することを特徴とする請求
    項1又は2記載の磁気テープカセット装置。
  4. 【請求項4】前記作用レバー(49)は摺動端縁(5
    0)を有し、この摺動端縁(50)に沿って前記枝部
    (48a)は、押圧ローラブラケット(41)を摺動さ
    せて所定の回動位置で回動させることができ、したがっ
    て前記キャプスタン(3c,3d)に前記押圧ローラ
    (42a,42b)を当接させることを特徴とする請求
    項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の磁気テープカ
    セット装置。
  5. 【請求項5】前記磁気テープを、押圧バネ(44)を介
    した前記押圧ローラ(42a,42b)により前記キャ
    プスタン(3c,3d)に対して押し付けることがで
    き、 前記押圧ローラ(42a,42b)の前記スピンドル
    (43)が移動することができる長手方向の溝孔(5
    3)を有する前記共通の押圧ローラブラケット(41)
    を、磁気ヘッドを具えるヘッド支持体(39)に支持す
    るとともに前記キャプスタン(3c,3d)に対して対
    称的に配置したスピンドル(40)の周りで回動自在と
    し、 前記2個の押圧ローラ(42a及び42b)のスピンド
    ル端部(43a及び43b)に作用する前記押圧バネ
    (44)を前記押圧ローラ(42a及び42b)の位置
    で分岐させ、前記押圧バネ(44)の端部に、前記スピ
    ンドル端部(43a及び43b)に対してそれぞれ圧着
    する2個のスプリングアーム(44a及び44b)を形
    成して、このスプリングアーム(44a及び44b)を
    有する前記押圧バネ(44)により、互いに独立的に個
    々のスピンドル端部(43a及び43b)を、前記長手
    方向の溝孔(41a及び41b)内の前記キャプスタン
    (3c,3d)に向かって押圧し、かつ、これらスピン
    ドル端部(43a及び43b)を前記キャプスタン(3
    c,3d)に圧着させることを特徴とする請求項1記載
    の磁気テープカセット装置。
  6. 【請求項6】前記スプリングアーム(4a及び4b)の
    自由端を折り曲げてフック形状のスプリング部(44
    c)を形成し、このスプリング部(44c)を前記押圧
    ローラ(42a及び42b)のスピンドル(43)のス
    ピンドル端部(43a及び43b)に圧着するよう構成
    したことを特徴とする請求項5記載の磁気テープカセッ
    ト装置。
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