JP6397719B2 - テープカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、テープ印刷装置のカートリッジ装着部に装着され、テープ印刷装置によって印刷に供されるテープカートリッジに関する。
テープ印刷装置のカートリッジ装着部に装着される、従来のテープカートリッジとして、以下の構成のものが知られている(特許文献1参照)。
このテープカートリッジは、印刷テープをテープコアに巻回したテープ体と、インクリボンをリボン繰出しコアに巻回したリボン体と、使用後のインクリボンを巻き取るリボン巻取りコアと、印刷テープをテープコアから繰り出して送るプラテンローラーと、これらテープ体、リボン体、リボン巻取りコアおよびプラテンローラーを収容するカートリッジケースと、を備えている。
また、カートリッジケースは、着座側の下ケースと、下ケースに対応する上ケースとを有しており、下ケースには、テープ体を回転自在に軸支する中空のテープ軸受部が一体に形成されている。そして、テープ軸受部(テープ体)の中心とプラテンローラーの中心とは、装着方向から見て、カートリッジケースの両把持部位を結ぶ仮想線を跨ぐように配設されている。
テープカートリッジをカートリッジ装着部に装着すると、カートリッジ装着部の位置決め突起にテープ軸受部が、プラテン駆動軸にプラテンローラーが、リボン巻取り駆動軸にリボン巻取りコアが、それぞれ係合(嵌合)する。
特開2012−20543号公報
このような、従来のテープカートリッジでは、テープ体がテープカートリッジ構成部品の中で最も重いため、傾いて把持される可能性が高い。すなわち、テープカートリッジを装着する際に、これを手指で把持した場合、水平になるように意識して把持しない限り、テープロールを配置した側が重力の影響で傾く可能性が高い。このため、従来のテープカートリッジでは、プラテン駆動軸に対するプラテンローラーの嵌合に先行して、位置決め突起にテープ軸受部が嵌合し始める可能性が高い。したがって、位置決め突起に対しテープ軸受部が精度良く位置決めされていない限り、プラテン駆動軸にプラテンローラーがつかえ、或いは指先の微調整を強いられる等、テープカートリッジの装着動作が煩雑になる問題があった。
本発明は、テープ印刷装置の装着部への装着を円滑に行うことができるテープカートリッジを提供することを課題としている。
本発明のテープカートリッジは、テープ状の印刷媒体に印刷を行う印刷ヘッドと、印刷媒体に搬送力を付与する駆動軸と、印刷媒体を収容したカートリッジ種別を識別する識別部と、を備えたテープ印刷装置の、装着部に装着されるための、テープカートリッジであって、印刷媒体が巻回されたテープロールと、テープ印刷装置の装着部に装着された場合に、駆動軸に嵌合する第1嵌合部を有するプラテンローラーと、テープロールの軸方向から視てテープロールの中心部に設けられ、テープ印刷装置の装着部に装着された場合に、識別部に嵌合する第2嵌合部と、を備え、第2嵌合部は、テープ印刷装置の装着部に装着された場合に、装着部と対峙位置となる陥没部に配設されていることを特徴とする。
この構成によれば、第2嵌合部は、装着時にテープ印刷装置の装着部と対峙する陥没部に、すなわち窪んだ部分に配設されている。このため、装着に際して、テープ印刷装置の識別部に対し第2嵌合部が嵌合を開始する前に、識別部がいったん陥没部に突き当たりカートリッジの姿勢が矯正される。このため、識別部に第2嵌合部が嵌合を開始する前に、テープ印刷装置の駆動軸に第1嵌合部が嵌合を開始する可能性を高めることができる。すなわち、装着に際して、第2嵌合部側に傾いた姿勢で装着が開始されても、第1嵌合部から嵌合を開始することができる。
これにより、第1嵌合部が駆動軸につかえる等の不具合を抑制することができる。また、第2嵌合部に対し第1嵌合部の嵌合が先行することで、装着開始時に、テープカートリッジの傾きや位置を矯正することができる。さらに、第1嵌合部の嵌合開始と第2嵌合部の嵌合開始との間でタイミングの差を設けることで、装着時の衝撃力を分散させることもできる。したがって、テープカートリッジのテープ印刷装置の装着部への装着を円滑に行うことができる。
また、第2嵌合部は陥没部に配設されているため、第2嵌合部を実質的に短くすることができ、適度な強度を持たせることができる。しかも、第2嵌合部は、落下衝撃等に対し直接の衝撃力を受ける可能性が低い。したがって、第2嵌合部を破損し難い構造とすることができる。さらに、陥没部により、第2嵌合部に突起等があってもこれがテープカートリッジの外表面から突出することがなく、テープカートリッジを重ねて保管する場合に、突起等が邪魔になることがない。
なお、識別部に嵌合する第2嵌合部は、凹形状だけでなく凸形状も組み合わせて用いることで、嵌合の組み合わせを容易に多数化(種別の識別)することができる。
また、カートリッジ種別は、いわゆるテープ種別ではなく、テープカートリッジの仕様上の或いは仕向け上の種別(国別やOEM別)であることが好ましい。
この場合、テープ印刷装置の識別部は、識別作動される被作動部を有し、第2嵌合部は、識別部の被作動部を作動させる作動部を有することが好ましい。
この場合、作動部は、装着方向に凸となる突起部であることが好ましい。
これらの構成によれば、テープ印刷装置の装着部にテープカートリッジを装着するだけで、テープカートリッジの識別を行うことができると共に、テープカートリッジが適切に装着されたことを検出することができる。また、テープ印刷装置の識別部側の構造を単純化することができる。なお、作動部は、装着方向に凸となる突起部の他、凹となる凹部であってもよい。
また、作動部の位置または形状は、カートリッジ種別によって異なることが好ましい。
この構成によれば、単純な構造で、種別の異なるテープカートリッジの識別を、確実に行うことができる。
また、プラテンローラーの軸方向と、テープロールの軸方向と、カートリッジ着脱方向と、が同一であることが好ましい。
この構成によれば、着脱方向を誤らない限り、テープカートリッジの着脱を、違和感なく円滑に行うことができる。
さらに、第2嵌合部は、第1嵌合部より、テープロールの軸方向から視て重心部に近いことが好ましい。
この構成によれば、例えば第2嵌合部にテープ印刷装置の識別部を作動させる作動部を備えた場合、テープ印刷装置の動作中の振動などによるテープカートリッジの浮き上がりの影響を受けにくく、識別部の誤動作を防止することができる。また、第2嵌合部は、重力方向視において2次元的に重心部に近いのみならず、3次元的にも重心部に近いため、陥没部の無い部分に第2嵌合部を設けものに比べ、動作中の振動を効果的に抑制することができる。
また、第1嵌合部は、駆動軸を嵌合するための誘い形状を有することが好ましい。
この構成によれば、装着に際し、第1嵌合部が駆動軸につかえる等の不具合を抑制することができ、第1嵌合部と駆動軸との嵌合を円滑に行うことができる。
一方、装着に際して、第1嵌合部は、第2嵌合部が識別部と嵌合し始めるより先に、駆動軸と嵌合し始めることが好ましい。
この構成によれば、装着開始時において、テープカートリッジの傾きや位置を矯正することができる。また、装着時の衝撃力を分散させることもできる。したがって、テープ印刷装置の装着部への装着を円滑に行うことができる。
また、装着に際して、第1嵌合部が駆動軸に嵌合してから嵌合完了するまでの移動ストロークは、第2嵌合部が識別部に嵌合してから嵌合完了するまでの移動ストロークより長いことが好ましい。
この構成によれば、第1嵌合部の駆動軸への嵌合により、テープカートリッジの傾きが矯正されるため、第2嵌合部の識別部への嵌合に際し、こじり等が生ずることがない、したがって、テープ印刷装置の装着部への装着を円滑に行うことができる。
また、駆動軸は、スプライン軸部を有し、第1嵌合部は、スプライン軸部に対応するスプラインボス部を有していることが好ましい。
この構成によれば、テープ印刷装置の装着部にテープカートリッジを装着するだけで、駆動部とプラテンローラーと、を動力伝達可能な状態とすることができる。
この場合、スプラインボス部の溝数は、スプライン軸部の歯数よりも多いことが好ましい。
同様に、スプラインボス部の複数の溝の間隔は、スプライン軸部の複数の歯の間隔より小さいことが好ましい。
この構成によれば、スプラインボス部とスプライン軸部との接触面積を小さくすることができ、テープカートリッジの装着負荷を小さくすることができる。したがって、テープ印刷装置の装着部への装着を円滑に行うことができる。
また、プラテンローラーの軸方向と重力方向とが一致するような姿勢をとった場合に、第1嵌合部の下端は、第2嵌合部の下端より下方に位置することが好ましい。
この構成によれば、第1嵌合部は、第2嵌合部が識別部と嵌合し始めるより先に、駆動部と嵌合し始める可能性を高めることができる。これにより、装着開始時において、テープカートリッジの傾きや位置を矯正することができる。また、装着時の衝撃力を分散させることもできる。したがって、テープ印刷装置の装着部への装着を円滑に行うことができる。
実施形態に係るテープ印刷装置の開蓋状態の外観斜視図である。 実施形態に係るテープカートリッジの平面図(a)、裏面図(b)、正面図(c)、背面図(d)、左側面図(e)、右側面図(f)である。 実施形態に係るテープカートリッジの平面視斜視図(a)、および裏面視斜視図(b)である。 図2(a)におけるA−A線断面図(a)、およびB−B線断面図(b)である。 カートリッジ装着部の平面図である。 開閉蓋を裏面側から見た斜視図である。 上ケースと上ケースを取り去った状態のテープカートリッジの平面図(a)および上ケースの裏面図(b)である。 プラテン駆動軸およびプラテンローラーの拡大断面図(a)およびそのスプライン係合部分の拡大図(b)である。 カートリッジ装着部の斜視図(a)、およびベース凸部廻りの拡大斜視図(b)である。 テープカートリッジの裏面右方から視た拡大斜視図(a)、裏面左方から視た拡大斜視図(b)、およびコア凹部廻りの拡大平面図である(c)。 テープカートリッジのカートリッジ装着部に対する非装着状態の断面図(a)、および装着状態の断面図(b)である。 テープカートリッジのカートリッジ装着部に対する非装着状態の断面図(a)、および装着状態の断面図(b)である(第1変形例)。 テープカートリッジのカートリッジ装着部に対する非装着状態の断面図(a)、および装着状態の断面図(b)である(第2変形例)。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るテープカートリッジにつき、これが装着されるテープ印刷装置と共に説明する。このテープ印刷装置は、装着したテープカートリッジから印刷テープおよびインクリボンを繰り出しながら印刷を行い、印刷テープの印刷済み部分を切断して、ラベル(テープ片)を作成するものである。
[テープ印刷装置の概要]
図1は、テープ印刷装置およびこれに装着されるテープカートリッジの外観斜視図である。同図に示すように、テープ印刷装置1は、外殻を構成する装置ケース3と、テープカートリッジ100が着脱自在に装着されるカートリッジ装着部5と、カートリッジ装着部5を開閉する開閉蓋7と、を備えている。装置ケース3の上面には、奥側にカートリッジ装着部5が設けられ、中央にディスプレイ11が設けられ、手前側にキーボード13が設けられている。開閉蓋7の近傍には、指掛け用の窪入部15が設けられており、開閉蓋7は、この窪入部15を介して跳ね上げるように開放される。そして、装置ケース3の側面(左側面)には、印刷テープ102が排出される縦長のテープ排出口17が設けられている。
また、テープ印刷装置1は、カートリッジ装着部5に立設された印刷ヘッド21を有する印刷機構部23と、カートリッジ装着部5の裏側空間に内蔵したテープ送り機構部25と、テープ排出口17の近傍に内蔵したテープ切断機構部27と、を備えている。
ユーザーは、キーボード13から印刷情報を入力し、ディスプレイ11で印刷情報を確認した後、キー操作により印刷を実行する。印刷が指令されると、テープ送り機構部25が駆動して、印刷テープ102とインクリボン110とを並走させ、これに印刷機構部23で熱転写による印刷が行われる。この印刷送りにより、印刷テープ102はテープ排出口17から排出されてゆき、印刷が完了すると、テープ切断機構部27が駆動して、印刷テープ102の印刷済み部分が切り離される。
[テープカートリッジの概要]
図2および図7に示すように、テープカートリッジ100は、印刷テープ102をテープコア104に巻回したテープロール106と、インクリボン110を繰出しコア112に巻回したリボンロール114と、を備えている。また、テープカートリッジ100は、使用後のインクリボン110を巻き取る巻取りコア116と、印刷ヘッド21がインクリボン110および印刷テープ102を介して当接すると共に印刷テープ102およびインクリボン110を送るプラテンローラー120(プラテン)と、を備えている。さらに、テープカートリッジ100は、これらテープロール106、リボンロール114、巻取りコア116およびプラテンローラー120を収容したカートリッジケース130を備えている。このように、本実施形態のテープカートリッジ100は、外殻をカートリッジケース130で覆われた、いわゆるシェル構造を有している。
また、テープカートリッジ100には、テープ印刷装置1に装着されるときに、印刷ヘッド21が挿入される挿入開口134が、カートリッジケース130に形成されている。また、テープカートリッジ100は、カートリッジケース130に形成され、印刷テープ102が送り出されるテープ送出口138を備えている。なお、詳細は後述するが、テープロール106は、カートリッジケース130の内側に突設した円筒状のコア軸部192に回転自在に支持されている(図4参照)。
上記のテープ送り機構部25により、プラテンローラー120および巻取りコア116が駆動されると、印刷テープ102はテープコア104から繰り出され、インクリボン110は繰出しコア112から繰り出される。繰り出された印刷テープ102およびインクリボン110は、プラテンローラー120の部分で並走し、印刷ヘッド21により印刷に供される。印刷が行われた印刷テープ102の繰出し端部(印刷済部分)は、テープ送出口138からテープ排出口17に向かって送り出される。一方、インクリボン110は、挿入開口134の周壁部分を周回し、巻取りコア116に巻き取られる。なお、テープカートリッジ100には、印刷テープ102のテープ幅に応じて、厚みの異なる複数種のものが用意されている。
[テープ印刷装置の詳細]
図1および図5に示すように、カートリッジ装着部5は、テープカートリッジ100の平面形状と相補的な平面形状に形成されると共に、装着可能な複数種のテープカートリッジ100うち、最大厚のテープカートリッジ100に対応する深さを有して、窪入形成されている。この場合、カートリッジ装着部5の底板部を構成する装着ベース31と側板部33とは、樹脂等で一体に形成(成形)されている。カートリッジ装着部5と上記のテープ排出口17との間には、スリット状のテープ排出経路35が形成されており、この部分に、上記のテープ切断機構部27が内蔵されている。
カートリッジ装着部5の装着ベース31には、テープカートリッジ100が装着されたときにそのテープカートリッジ100のコア軸部192(図4参照)の内周部が嵌合する、識別部としてのベース凸部40が立設されている。詳細は後述するが、ベース凸部40は、装着ベース31上に立設した円形の台座部41と、台座部41上に立設した識別凸部42と、を有している。
また、装着ベース31には、ヘッドカバー43に覆われた印刷ヘッド21と、プラテンローラー120を回転駆動するプラテン駆動軸45と、巻取りコア116を回転駆動する巻取り駆動軸47と、が立設されている。また、巻取り駆動軸47の近傍に位置して装着ベース31には、印刷テープ102の種別(属性情報)を検出するテープ検出部51と、繰出しコア112および巻取りコア116の回転止めを解除するコア解除部53と、が設けられている。
さらに、装着ベース31には、対角位置に一対の小突起55が設けられ、加えて装着したテープカートリッジ100の中間部を掛け止めする一対の掛止め片57が設けられている。一方、装着ベース31の裏側空間には、プラテン駆動軸45および巻取り駆動軸47を回転させるモーターおよびギヤ列(いずれも、図示省略)を有する上記のテープ送り機構部25が内蔵されている。テープ送り機構部25は、ギヤ列で動力分岐し、プラテン駆動軸45および巻取り駆動軸47を同期回転させる。
印刷機構部23は、サーマルヘッドで構成された印刷ヘッド21と、印刷ヘッド21を支持すると共に回動させるヘッド支持フレーム61と、ヘッド支持フレーム61を介して印刷ヘッド21を印刷位置と退避位置との間で回動させるヘッドリリース機構(図示省略)と、印刷ヘッド21(およびヘッド支持フレーム61)を覆うヘッドカバー43と、を有している。
ヘッドリリース機構は、上記の開閉蓋7の開閉に連動して作動し、開閉蓋7の閉塞動作に連動して印刷ヘッド21を印刷位置に移動(回動)させ、開放動作に連動して印刷ヘッド21を退避位置に移動(回動)させる。印刷位置に移動した印刷ヘッド21は、テープカートリッジ100のプラテンローラー120に、インクリボン110および印刷テープ102を介して当接し、退避位置に移動した印刷ヘッド21は、プラテンローラー120から離間する。これにより、テープカートリッジ100を着脱する際に、印刷テープ102やインクリボン110の印刷ヘッド21への干渉が防止される。
印刷ヘッド21には、複数の発熱素子が設けられ、複数の発熱素子は、プラテンローラー120の軸方向と同方向に列設されている。そして、印刷テープ102およびインクリボン110の送りと、複数の発熱素子の選択的駆動と、により印刷が行われる。ヘッドカバー43は、平面視略矩形に形成されおり、上記の装着ベース31(カートリッジ装着部5)と一体に形成(成形)されている。また、ヘッドカバー43は、装着ベース31から垂直に突出しており、その内側において印刷ヘッド21の回動を許容する。
テープ検出部51は、複数のマイクロスイッチ51aで構成されており、後述するテープカートリッジ100の被検出部180に対し選択的に係合し、印刷テープ102のテープ幅やテープ色、材質等の種別を検出する。そして、この検出結果に基づいて、印刷ヘッド21やテープ送り機構部25の駆動が制御される。
コア解除部53は、繰出しコア112用および巻取りコア116用の2つの解除ピン53aで構成されている。詳細は後述するが、カートリッジケース130には、繰出しコア112および巻取りコア116にそれぞれ掛止めされる回転止めフック206が設けられている(図6参照)。テープカートリッジ100を装着すると、これら回転止めフック206に解除ピン53aが係合し、繰出しコア112および巻取りコア116の回転止めが解除される。
プラテン駆動軸45は、プラテンローラー120を挿通するように設けられた固定支軸48と、固定支軸48の基部に回転自在に軸支されたスプライン形状のスプライン駆動軸49(駆動軸)と、を有している(図5および図8参照)。テープ送り機構部25の回転動力は、このスプライン駆動軸49に伝達され、更にスプライン駆動軸49からプラテンローラー120に伝達される(詳細は、後述する)。
同様に、巻取り駆動軸47は、固定軸47aと、固定軸47aに回転自在に軸支されたスプライン形状の可動軸47bとを有している。この場合も、テープ送り機構部25の回転動力は、可動軸47bに伝達され、更に可動軸47bから巻取りコア116に伝達される。
テープカートリッジ100をカートリッジ装着部5に装着すると、ベース凸部40にコア軸部192(後述するコア凹部260)が係合し(図11参照)、プラテン駆動軸45にプラテンローラー120が係合し、更に巻取り駆動軸47に巻取りコア116が係合する。そして、開閉蓋7を閉塞すると、印刷ヘッド21が回動し、印刷テープ102およびインクリボン110を挟んでプラテンローラー120に当接して、テープ印刷装置1は印刷待機状態となる。
図1、図5および図6に示すように、開閉蓋7は、奥側に設けたヒンジ部71を介して、装置ケース3に回動自在に、すなわち開閉自在に取り付けられている。開閉蓋7は、開閉蓋本体73と、開閉蓋本体73の中央に設けた覗き窓75と、を有している。また、開閉蓋7は、開閉蓋本体73の裏面に突設されヒンジ部71に回動自在に軸支された一対の軸支片77と、開閉蓋本体73の裏面に突設され印刷ヘッド21を回動させる作動レバー79と、を有している。さらに、開閉蓋7は、開閉蓋本体73の裏面に突設されテープカートリッジ100を押し込む2つの押込み突起81と、開閉蓋本体73の裏面に突設され、内蔵する蓋閉塞検出スイッチ(図示省略)を作動(ON)させる押下突起83と、を有している。
覗き窓75は、横長に形成され、開閉蓋本体73とは別体となる透明(可視光に対し透明)な樹脂で構成されている。この覗き窓75越しに、カートリッジ装着部5に装着されたテープカートリッジ100が、視認(印刷テープ102の種別やテープ残量)できるようになっている。また、一対の軸支片77、作動レバー79、2つの押込み突起81および押下突起83と、開閉蓋本体73とは、樹脂で一体に形成(成形)されている。
作動レバー79は、開閉蓋本体73の裏面から大きく突出しており、開閉蓋7の閉塞に伴って、カートリッジ装着部5の側方に設けたスリット開口87に挿入される。スリット開口87に挿入された作動レバー79は、上記のヘッドリリース機構を作動させ、印刷ヘッド21をプラテンローラー120に向かって回動させる。同様に、押下突起83は、開閉蓋7の閉塞に伴って、スリット開口87に隣接する矩形開口91に挿入され、蓋閉塞検出スイッチをONさせる。
一方の押込み突起81は、テープカートリッジ100のプラテンローラー120の近傍位置に対応しており、他方の押込み突起81は、上記のテープ検出部51の直上位置に対応している。開閉蓋7を閉塞すると、2つの押込み突起81は、テープカートリッジ100がカートリッジ装着部5の装着ベース31に着座するようにこれを押し込むと共に、テープカートリッジ100の浮き上がりを防止する。
[テープカートリッジの詳細]
次に、図2ないし図4、および図7を参照して、テープカートリッジ100について詳細に説明する。なお、テープカートリッジ100の説明では、図1を例に、テープカートリッジ100の上正面である装着方向手前の面を「表面」と、逆側の装着方向奥側の面を「裏面」と、左側の側面を「左側面」と、右側の側面を「右側面」と、上側の円弧状の側面を「先端面」と、下側の側面を「基端面」と、称呼するものとする。
テープカートリッジ100は、上述のように、カートリッジケース130と、これに収容したテープロール106、リボンロール114、巻取りコア116およびプラテンローラー120と、を備えている(図7参照)。また、テープカートリッジ100は、カートリッジケース130に形成され挿入開口134と、プラテンローラー120の近傍において左側面に形成したテープ送出口138と、テープロール106が収容されている部位の表面、左側面および右側面に亘って貼着された識別シール141(図1参照)と、を備えている。識別シール141には、収容された印刷テープ102のテープ幅やテープ色、材質等(属性情報の一部)が、表面および左側面の2箇所に表示されている。
カートリッジケース130は、テープカートリッジ100の外郭を構成するものであり(シェル構造)、右側面の基端側が幾分突出した、平面視「L」字状の外観を呈している。表裏方向においてカートリッジケース130は、カートリッジ装着部5に装着したときに奥側となる下ケース150と、手前側となる上ケース152と、を有している。実施形態のカートリッジケース130は、上ケース152が透明な樹脂の成型品で構成され、下ケース150が不透明な樹脂の成型品で構成されている。
上ケース152は、カートリッジケース130の表面を構成する天壁部156と、天壁部156の周縁部に垂設された上周壁部158と、で一体に形成(成形)されている。また、下ケース150は、カートリッジケース130の裏面を構成する底壁部160と、底壁部160の周縁部に立設された下周壁162と、上記の挿入開口134を画成すべく底壁部160に立設された開口周壁部164と、で一体に形成(成形)されている。
上ケース152における上周壁部158の下端面には、適宜の間隔で複数の接合ピン170が設けられる一方、下ケース150の下周壁162には、この複数の接合ピン170に対応して複数の接合孔172が設けられている(図7参照)。下ケース150に、テープロール106やリボンロール114等の構成部品をセットした後、複数の接合孔172に複数の接合ピン170を圧入するように上ケース152を接合することにより、テープカートリッジ100が組み立てられる。なお、各接合孔172は、成形の容易性を考慮し貫通孔となっている。
一方、下ケース150の左側面および右側面には、上記の一対の掛止め片57に掛け止めされる一対の掛止受け部174が設けられている(図2(e),(f)および図3(b)参照)。装着したテープカートリッジ100の一対の掛止受け部174に、カートリッジ装着部5側の一対の掛止め片57が掛け止めされることにより、テープカートリッジ100の浮き上がりが防止される。また、下ケース150の裏面には、上記の一対の小突起55が幾分余裕をもって嵌合する嵌合小穴176が設けられている(図3(b)参照)。装着したテープカートリッジ100の一対の嵌合小穴176に、カートリッジ装着部5側の一対の小突起55が嵌合することにより、装着ベース31上におけるテープカートリッジ100の簡単な位置決めが為される。
さらに、下ケース150の裏面には、基端面側の左隅部(表面側から見て右隅部 )に位置して、上記のテープ検出部51に対応する被検出部180が設けられている(図3(b)参照)。被検出部180は、テープ検出部51の複数のマイクロスイッチ51aに対応する部分で構成され、この部分に設けた受け孔180aの有無により、複数のビットパターンを得るようにしている。すなわち、このビットパターンが、上記した印刷テープ102の種別に対応している。
図4および図7に示すように、カートリッジケース130内の上側空間(先端面側)には、広くテープロール106が収容されるテープ収容エリア190が構成されている。テープ収容エリア190の中央には、下ケース150に一体に形成(成形)されたコア軸部192が立設されている。コア軸部192は、段付き円筒状に形成されており、その外周面192bにはテープロール106(テープコア104)が回転自在に軸支されている(図4参照)。
詳細は後述するが、段付き円筒状に形成されコア軸部192には、その内周側に上記のベース凸部40が嵌合するコア凹部260が形成されている。コア凹部260は、ベース凸部40の台座部41が嵌合する陥没部262と、識別凸部42が嵌合する、第2嵌合部としての識別凹部264と、を有している。また、コア凹部260の上部には、コイルスプリングで構成されたテープロール106の逆転止め用ばね193が組み込まれている。
また、図7に示すように、プラテンローラー120の近傍に位置してテープ収容エリア190には、繰り出された印刷テープ102をプラテンローラー120に導くテープガイド194が、下ケース150に一体に立設されている。すなわち、カートリッジケース130の内部には、テープロール106を起点とし、テープガイド194およびプラテンローラー120を経てテープ送出口138に至るテープ送り経路196が構成されている。テープロール106から繰り出された印刷テープ102は、テープガイド194を介してプラテンローラー120に導かれ、ここで印刷に供され、更にプラテンローラー120からテープ送出口138に導かれる。
テープロール106は、印刷テープ102およびテープコア104を有すると共に、ロール状の印刷テープ102の両端面に貼着された2枚の円形フィルム198を有している。この2枚の円形フィルム198は、テープコア104に巻回した印刷テープ102のバラケを防止している。
図4および図7に示すように、テープコア104は、印刷テープ102が巻装されたリール部104aと、リール部104aの内側に複数の内向きリブ104bを介して設けた転接部104cと、を有し、この転接部104cにより、上記のコア軸部192に回転自在に軸支されている。また、転接部104cの端面には、放射状の複数の端面溝104dが形成され、この端面溝104dに、上記の逆転止め用ばね193が係脱するようになっている。すなわち、コア軸部192の上部には、軸方向に延びる縦スリット192aが形成され、この縦スリット192aから、逆転止め用ばね193の線材端部が突出し、転接部104cの端面溝104dに係合している。
テープカートリッジ100を持ち運びするときには、この逆転止め用ばね193により、テープロール106(印刷テープ102)の逆転が防止される。一方、テープカートリッジ100をカートリッジ装着部5に装着すると、上記のベース凸部40により逆転止め用ばね193が圧縮され、その線材端部が転接部104cの端面溝104dから離脱し逆転止めが解除される(いずれも図11参照)。これにより、印刷テープ102の送りが可能になる。
図7に示すように、カートリッジケース130内の基部右側には、挿入開口134に隣接してリボン収容エリア200が構成されている。リボン収容エリア200の右寄りには、リボンロール114(繰出しコア112)を回転自在に支持する繰出し側軸受部202が、また左寄りには、巻取りコア116を回転自在に支持する巻取り側軸受部204が、それぞれカートリッジケース130に一体に形成されている。すなわち、上ケース152および下ケース150に、それぞれ繰出し側軸受部202および巻取り側軸受部204が形成されている。
下ケース150に形成された繰出し側軸受部202および巻取り側軸受部204の切欠き部分には、先端部をこれら繰出し側軸受部202および巻取り側軸受部204に臨ませた回転止めフック206が、それぞれ一体に形成されている。そして、一方の回転止めフック206は繰出しコア112に、他方の回転止めフック206は巻取りコア116に、それぞれ回転止め状態に係合している。
繰出し側軸受部202の近傍に位置してリボン収容エリア200には、繰り出されたインクリボン110をプラテンローラー120に導く第1リボンガイド210が、下ケース150に一体に立設されている。また、上記の開口周壁部164の外周側には、インクリボン110の周回をガイドする複数の第2リボンガイド212が一体に形成されている。
すなわち、カートリッジケース130の内部には、リボンロール114を起点とし、第1リボンガイド210、プラテンローラー120および複数の第2リボンガイド212を経て巻取りコア116に至るリボン送り経路214が構成されている。リボンロール114から繰り出されたインクリボン110は、第1リボンガイド210を介してプラテンローラー120に導かれ、ここで印刷に供され、更にプラテンローラー120から開口周壁部164(複数の第2リボンガイド212)を周回して巻取りコア116に巻き取られる。
リボンロール114は、インクリボン110および繰出しコア112を有すると共に、繰出しコア112に制動負荷を付与する円環状の板ばね220を有している(図7(b)参照)。板ばね220は、周方向において波状に形成されており、軸方向において上ケース152の天壁部156と繰出しコア112との間に介設されている。すなわち、繰出しコア112には、この板ばね220の弾発力により回転制動負荷が付与される。これにより、巻取りコア116により繰り出されてゆくインクリボン110には、バックテンションが付与されその弛みが防止される。
繰出しコア112は円筒状に形成され、その下ケース150側の端部には、周方向に複数の切欠き222が形成されている(図3(b)参照)。そして、複数の切欠き222には、上記の回転止めフック206が係脱するようになっている。なお、繰出しコア112を支持する下ケース150側の繰出し側軸受部202は円形の開口で構成されているが、上ケース152側の繰出し側軸受部202は、円筒状の突出部分で構成されている。そして、この突出部分に上記の板ばね220が装着されている(いずれも、図7(b)参照)。
同様に、巻取りコア116は円筒状に形成され、その下ケース150側の端部には、周方向に複数の切欠き224が形成されている(図3(b)参照)。そして、複数の切欠き224には、上記の回転止めフック206が係脱する。また、巻取りコア116の内周面にはスプライン様のスリット溝226が形成され、上記の巻取り駆動軸47にスプライン係合する。これにより、巻取り駆動軸47の回転力が巻取りコア116に伝達され、インクリボン110が巻き取られる。
カートリッジケース130内の基部左側には、挿入開口134に隣接してプラテン収容エリア230が構成されている。プラテン収容エリア230の中央には、下ケース150に形成した楕円状開口の下軸受部234と(図3(b)参照)、上ケース152に形成した楕円状開口の上軸受部232と(図7(b)参照)が設けられている。そして、上軸受部232および下軸受部234には、プラテンローラー120が回転自在且つ僅かに横移動可能に支持されている。すなわち、楕円状の上軸受部232および下軸受部234に支持されたプラテンローラー120は、プラテン駆動軸45に係合するホーム位置と、印刷テープ102を挟み込んでテープガイド194に接する挟持位置との間で、横移動(微小移動)可能に構成されている。
ところで、このテープカートリッジ100は、印刷テープ102の繰出し端部を、テープ送出口138から外部に僅かに突出させた状態で持ち運びされる(図1参照)。その際、誤って印刷テープ102の繰出し端部に押込み力や引込み力が作用すると、これに引きずられたプラテンローラー120が上記の挟持位置に移動する。これにより、印刷テープ102の繰出し端部が、テープ送出口138からカートリッジケース130内に引き込まれることが防止される。
プラテンローラー120は、円筒状のローラー基体240と、ローラー基体240の外周面に装着したゴムローラー242と、を有している(図8参照)。ゴムローラー242は、軸方向において印刷ヘッド21に対応する長さを有しており、印刷位置に移動した印刷ヘッド21は、印刷テープ102およびインクリボン110を挟み込んでこのゴムローラー242に接触する。
また、ローラー基体240の基部には、第1嵌合部としてのスプラインボス部244が形成され、スプラインボス部244には、上記のプラテン駆動軸45のスプライン駆動軸49(駆動軸)がスプライン係合する(図8参照)。これにより、プラテン駆動軸45の回転力がプラテンローラー120に伝達され、印刷テープ102(およびインクリボン110)が印刷送りされる。
[コア凹部およびプラテンローラーの構造]
次に、図8ないし図11を参照して、テープカートリッジ100のコア凹部260およびプラテンローラー120の構造について、カートリッジ装着部5のベース凸部40およびプラテン駆動軸45と共に詳細に説明する。上述のように、カートリッジ装着部5には、相互に離間してプラテン駆動軸45およびベース凸部40が設けられ、これに対応して、テープカートリッジ100にはプラテンローラー120およびコア凹部260が設けられている。
図8(a)に示すように、プラテン駆動軸45は、装着ベース31の下方に位置する装置フレーム270に立設された固定支軸48と、固定支軸48の下部に回転自在に支持されたスプライン駆動軸49とを有している。固定支軸48は、装置フレーム270に片持ちで固定され、装着ベース31を貫通してテープカートリッジ100の着脱方向に延在している。スプライン駆動軸49は、基部の歯車部272と、歯車部272から延びるスプライン軸部274とを有し、歯車部272に、上記のテープ送り機構部25のギヤ列が連結されている。
一方、プラテンローラー120は、上述のようにローラー基体240とゴムローラー242とを有し、ローラー基体240の基部にスプラインボス部244が形成されている。すなわち、ローラー基体240には、上記のスプライン軸部274にスプライン係合するスプラインボス部244が形成されている。
テープカートリッジ100をカートリッジ装着部5に装着すると、プラテンローラー120のローラー基体240にプラテン駆動軸45の固定支軸48が挿通する。また、プラテンローラー120のスプラインボス部244にプラテン駆動軸45のスプライン軸部274が係合する。
図8(b)に示すように、スプライン軸部274には、周方向に複数のスプライン歯274aが形成され、スプラインボス部244には、複数のスプライン歯274aに対応する複数のスプライン溝244aが形成されている。この場合、一般的なスプラインの構造と異なり、スプライン溝244aの溝数は、スプライン歯274aの歯数よりも多いものとなっている。また、複数のスプライン溝244aの周方向の間隔は、複数のスプライン歯274aの周方向の間隔より小さく形成されている。具体的には、スプライン溝244aの溝数が6つで、スプライン歯274aの歯数が3つとなっており、スプライン歯274aは、スプライン溝244aに1つおきに噛み合うようになっている。また、スプラインボス部244の内周面基部は、面取りされており、いわゆる誘い形状となっている(図8(a)参照)。
このように、スプライン係合における溝数と歯数の相違、およびスプラインボス部244の誘い形状により、スプライン軸部274のスプラインボス部244への嵌合(係合)が円滑に行われる。すなわち、テープカートリッジ100のカートリッジ装着部5への装着が円滑に行われるようになっている。
図9および図11に示すように、ベース凸部40は、装着ベース31上に立設した台座部41と、台座部41上に立設した識別凸部42と、で一体に形成されている。台座部41は、円形に形成され、その周方向の一部に切欠き開口部280を有している。また、識別凸部42は、円柱状(中空)の凸部本体282と、凸部本体282の外周面に十字状を為すように設けた4つの突条部284と、凸部本体282から台座部41の上面に添うように径方向に突出した舌片286と、を有している。
一方、図10および図11に示すように、コア凹部260は、ベース凸部40の台座部41が嵌合する陥没部262と、識別凸部42が嵌合する識別凹部264と、を有している。陥没部262と識別凹部264とは、一体の空間を構成している。そして、識別凹部264には、この空間に向かって軸方向に突出するように、切欠き開口部280に対応する嵌合凸部290(突起部)が設けられている。また、識別凹部264には、この空間から没入するように、識別凸部42の舌片286に対応する嵌合凹部292が設けられている。
テープカートリッジ100をカートリッジ装着部5に装着すると、ベース凸部40の台座部41がコア凹部260の陥没部262に嵌合すると同時に、ベース凸部40の識別凸部42が、コア凹部260の識別凹部264に嵌合する(図11参照)。また、この嵌合に合わせて、嵌合凸部290が切欠き開口部280に嵌合し、嵌合凹部292に舌片286が嵌合する。
ところで、本実施形態のテープカートリッジ100では、構成部品の中でテープロール106が極端に重く、平面視においてテープコア104の近傍に重心が存在する。このため、装着に際しテープカートリッジ100を把持すると、特に意識しない限り、テープカートリッジ100が先下がり斜めに傾く傾向が強い。かかる場合に、識別凹部264に識別凸部42が嵌合する前に、識別凸部42が陥没部262に突き当たり易く、これにより傾いたテープカートリッジ100の姿勢が矯正される。すなわち、装着に際し、テープカートリッジ100が水平姿勢に矯正されるため、装着を円滑に行うことができる(詳細は後述する)。
また、本実施形態では、コア凹部260とベース凸部40との協働により、カートリッジ種別の識別を行えるようにしている。この場合のカートリッジ種別は、印刷テープ102の種別ではなく(テープ種別は、テープ検出部51による)、例えば用途(工業用や家庭用)、仕向け地域(米国向けやヨーロッパ向け)等の識別を行う。
このため、特に図示しないが、コア凹部260における嵌合凹部292の位置を、周方向に例えば90°ピッチでずらした(位相をずらした)、仕向け地域別(用途別)の複数種のテープカートリッジ100を用意するようにしている。また、これに対応して、ベース凸部40における舌片286の位相をずらした、仕向け地域別(用途別)の複数種のテープ印刷装置1を用意するようにしている(第1識別パターン)。
また、カートリッジ種別の多数化を図るべく、コア凹部260における嵌合凸部290の位相をずらしたパターン(ベース凸部40における切欠き開口部280の位相をずらしたパターン)も加えるようにしている(第2識別パターン)。なお、位相ずらすこと(第1識別パターンおよび/または第2識別パターン)に代えて、或いは位相ずらすことに加えて、嵌合凹部292(舌片286)や嵌合凸部290(切欠き開口部280)の形状を変えるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態のテープカートリッジ100によれば、識別凹部264が陥没部262に配設されているため、装着に際して、ベース凸部40の識別凸部42に対し識別凹部264が嵌合を開始する前に、識別凸部42がいったん陥没部262に突き当たりテープカートリッジ100の姿勢が矯正される。このため、識別凸部42に識別凹部264が嵌合を開始する前に、スプライン駆動軸49(スプライン軸部274)にスプラインボス部244が嵌合を開始する可能性を高めることができる。すなわち、テープカートリッジ100の装着に際して、傾いた姿勢で装着が開始されても、スプラインボス部244から嵌合を開始することができる。
これにより、スプラインボス部244がスプライン駆動軸49につかえる等の不具合を抑制することができる。また、識別凹部264に対しスプラインボス部244の嵌合が先行することで、装着開始時に、テープカートリッジ100の傾きや位置を矯正することができる。さらに、スプラインボス部244の嵌合開始と識別凹部264の嵌合開始との間でタイミングの差を設けることで、装着時の衝撃力を分散させることもできる。したがって、テープカートリッジ100のテープ印刷装置1の装着部への装着を円滑に行うことができる。
また、識別凹部264が陥没部262に設けられているため、識別凹部264(コア軸部192)を実質的に短くすることができ、適度な強度を持たせることができる。しかも、識別凹部264は、落下衝撃等に対し直接の衝撃力を受ける可能性が低い。したがって、識別凹部264を破損し難い構造とすることができる。さらに、陥没部262により、識別凹部264に嵌合凸部290等の突起があってもこれがテープカートリッジ100の外表面から突出することがなく、テープカートリッジ100を重ねて保管する場合に、嵌合凸部290等が邪魔になることがない。
[第1変形例]
次に、図12を参照して、上記実施形態の第1変形例について説明する。同図に示すように、この第1変形例では、ベース凸部40の内部にカートリッジ検出部300(被作動部)を組み込むようにしている。このカートリッジ検出部300は、上記コア凹部260の嵌合凸部290を作動部として作動され、上記のカートリッジ種別における適正なテープカートリッジ100の装着を検出する。したがって、第1変形例における嵌合凸部290は、テープカートリッジ100側の被検出部としても機能する。
カートリッジ検出部300は、ベース凸部40における台座部41の内部に組み込まれており、作動部である嵌合凸部290より下動する被作動部材302と、被作動部材302に下側から接触するスイッチ本体304と、を有している。スイッチ本体304は、固定的に設けられたマイクロスイッチ等で構成されている。また、被作動部材302は、キャップ状に形成され、台座部41の内周面に上下動自在に設けられている。
テープカートリッジ100をカートリッジ装着部5に装着すると、コア凹部260の嵌合凸部290が、ベース凸部40の切欠き開口部280を介して被作動部材302に当接し、これを下動させる。この被作動部材302の下動によりスイッチ本体304が作動(ON)し、テープカートリッジ100の装着が検出される。
このように、第1変形例によれば、ベース凸部40内にカートリッジ検出部300を設けることにより、仕向け地域別(用途別)のテープカートリッジ100が適正に装着されたことを、検出することができる。また、カートリッジ検出部300は、被作動部材302を介してスイッチ本体304を作動させる構造であり、且つ被作動部材302がキャップ状に形成されているため、カートリッジ識別のために切欠き開口部280の位置や形状を変更しても、カートリッジ検出部300側に変更を加える必要がない。
なお、テープカートリッジ100に、寒冷地用等の仕向け地域(用途)が存在する場合には、カートリッジ検出部300の検出結果に基づいて、テープ印刷装置1を寒冷地モードに切り替える等の動作を行ってもよい。
[第2変形例]
次に、図13を参照して、上記実施形態の第2変形例について説明する。同図に示すように、この第2変形例では、ベース凸部40の内部に組み込まれたカートリッジ検出部300において、被作動部材302Aが舌片286を兼ねる構造を有している。したがって、第2変形例では、舌片286に対応するコア凹部260の嵌合凹部292が、テープカートリッジ100側の被検出部として機能する。
このカートリッジ検出部300では、被作動部材302Aが、軸状部310と、舌片286を兼ねる舌状部312とで一体に形成されている。軸状部310は、ベース凸部40における凸部本体282の内周面に上下動自在に設けられている。また、舌状部312は、凸部本体282の側面から台座部41の上面に亘って設けたL字スリット部316に上下動自在に設けられている。この場合、舌状部312は、作動ストロークを考慮し、初期位置が上記の舌片286より幾分高い位置に設定されている。
テープカートリッジ100をカートリッジ装着部5に装着すると、コア凹部260の嵌合凹部292(の天面)が、被作動部材302Aの舌状部312に当接し、被作動部材302Aを下動させる。この被作動部材302Aの下動によりスイッチ本体304が作動(ON)し、テープカートリッジ100の装着が検出される。
このように、第2変形例によれば、ベース凸部40内にカートリッジ検出部300を設けることにより、仕向け地域別(用途別)のテープカートリッジ100が適正に装着されたことを、検出することができる。また、被作動部材302Aが舌片286を兼ねる構造であるため、部品点数を削減することができる。
1 テープ印刷装置、3 装置ケース、5 カートリッジ装着部、7 開閉蓋、21 印刷ヘッド、23 印刷機構部、25 テープ送り機構部、31 装着ベース、40 ベース凸部、41 台座部、42 識別凸部、45 プラテン駆動軸、48 固定支軸、49 スプライン駆動軸、100 テープカートリッジ、102 印刷テープ、104 テープコア、106 テープロール、110 インクリボン、120 プラテンローラー、130 カートリッジケース、150 下ケース、152 上ケース、192 コア軸部、240 ローラー基体、244 スプラインボス部、244a スプライン溝、260 コア凹部、262 陥没部、264 識別凹部、274 スプライン軸部、274a スプライン歯、280 切欠き開口、282 凸部本体、286 舌片、290 嵌合凸部、292 嵌合凹部、300 カートリッジ検出部、302,302A 被作動部材、304 スイッチ本体、310 軸状部、312 舌状部

Claims (13)

  1. テープ状の印刷媒体に印刷を行う印刷ヘッドと、前記印刷媒体に搬送力を付与する駆動軸と、前記印刷媒体を収容したカートリッジ種別を識別する識別部と、を備えたテープ印刷装置の、装着部に装着されるための、テープカートリッジであって、
    前記印刷媒体が巻回されたテープロールと、
    前記テープ印刷装置の装着部に装着された場合に、前記駆動軸に嵌合する第1嵌合部を有するプラテンローラーと、
    前記テープロールの軸方向から視て前記テープロールの中心部に設けられ、前記テープ印刷装置の装着部に装着された場合に、前記識別部に嵌合する第2嵌合部と、を備え、
    前記第2嵌合部は、前記テープ印刷装置の装着部に装着された場合に、前記装着部と対峙位置となる陥没部に配設されていることを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 前記テープ印刷装置の前記識別部は、識別作動される被作動部を有し、
    前記第2嵌合部は、前記識別部の前記被作動部を作動させる作動部を有することを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
  3. 前記作動部は、装着方向に凸となる突起部であることを特徴とする請求項2に記載のテープカートリッジ。
  4. 前記作動部の位置または形状は、前記カートリッジ種別によって異なることを特徴とする請求項2または3に記載のテープカートリッジ。
  5. 前記プラテンローラーの軸方向と、前記テープロールの軸方向と、カートリッジ着脱方向と、が同一であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のテープカートリッジ。
  6. 前記第2嵌合部は、前記第1嵌合部より、前記テープロールの軸方向から視て重心部に近いことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のテープカートリッジ。
  7. 前記第1嵌合部は、前記駆動軸を嵌合するための誘い形状を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載のテープカートリッジ。
  8. 装着に際して、前記第1嵌合部は、前記第2嵌合部が前記識別部と嵌合し始めるより先に、前記駆動軸と嵌合し始めることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のテープカートリッジ。
  9. 装着に際して、前記第1嵌合部が前記駆動軸に嵌合してから嵌合完了するまでの移動ストロークは、前記第2嵌合部が前記識別部に嵌合してから嵌合完了するまでの移動ストロークより長いことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のテープカートリッジ。
  10. 前記駆動軸は、スプライン軸部を有し、
    前記第1嵌合部は、前記スプライン軸部に対応するスプラインボス部を有していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のテープカートリッジ。
  11. 前記スプラインボス部の溝数は、前記スプライン軸部の歯数よりも多いことを特徴とする請求項10に記載のテープカートリッジ。
  12. 前記スプラインボス部の複数の溝の間隔は、前記スプライン軸部の複数の歯の間隔より小さいことを特徴とする請求項10に記載のテープカートリッジ。
  13. 前記プラテンローラーの軸方向と重力方向とが一致するような姿勢をとった場合に、
    前記第1嵌合部の下端は、前記第2嵌合部の下端より下方に位置することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一項に記載のテープカートリッジ。
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