JP2016175381A - テープ印刷装置およびテープ印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】テープカートリッジの着脱を円滑に行うことができるテープ印刷装置等を提供する。
【解決手段】プラテンローラー120および被ガイド部182を有するテープカートリッジ100が、着脱自在に装着されるカートリッジ装着部5と、テープカートリッジ100を把持するための指が挿入される2箇所の窪み部16と、プラテンローラー120が挿入されるプラテン支軸48と、被ガイド部182が挿入されるガイドピン50と、を備え、ガイドピン50は、プラテン支軸48に対し、2箇所の窪み部16を結ぶ仮想線を跨いで反対側に位置し、且つ2箇所の窪み部のうちの、プラテン支軸48からより遠い位置の窪み部との間の距離が、プラテン支軸48からより近い位置の窪み部16との間の距離より、近い部位に配設されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、テープカートリッジが着脱自在に装着されるカートリッジ装着部を備えたテープ印刷装置およびテープ印刷システムに関する。
従来、この種のテープ印刷装置として、テープカセットが着脱自在に装着されるカセット装着部を備えたテープ印字装置が知られている(特許文献1参照)。
このテープカセットには、テープ送りローラーと、第1のテープが巻回された第1テープスプールと、インクリボンが巻回されたリボンスプールと、インクリボンを巻き取るリボン巻取スプールとが収容されている。また、テープカセットのカセットケースには、テープ送りローラーに対応するローラー支持孔と、第1テープスプールに対応する第1テープ支持孔と、リボン巻取スプールに対応する巻取支持孔とが形成されている。さらに、カセットケースには、テープカセットの装着をガイドするためのガイド孔と、カセットケースを位置決めするための2つのピン孔とが形成されている。
一方、テープ印字装置のカセット装着部には、ローラー支持孔に対応するテープ駆動軸と、巻取支持孔に対応するリボン巻取軸と、ガイド孔に対応するガイド軸と、2つのピン孔に対応する2本の位置決めピンとが立設されている。
カセット装着部にテープカセットを装着すると、テープ送りローラーにテープ駆動軸が嵌装され、リボン巻取スプールにリボン巻取軸が嵌装され、ガイド孔にガイド軸が挿入され、2つのピン孔に2本の位置決めピンが挿入される。
この場合、テープ駆動軸とガイド軸とは、カセット装着部から大きく突出しており、これら対応するテープ送りローラー(ローラー支持孔)とガイド孔とは、テープカセットにおける平面視対角位置に配置されている。これにより、テープカセットは、カセット装着部に対し、正確かつスムーズに装着される。
特開2012−126141号公報
このような、従来のテープ印字装置では、カセット装着部から大きく突出しているテープ駆動軸とガイド軸とが十分に離間していないと、言い換えれば、テープカセットのローラー支持孔とガイド孔とが十分に離間していないと、テープカセットが傾いて着脱が円滑に行われない問題がある。また、テープカセットを把持する部位と、ローラー支持孔およびガイド孔とがバランスよく配置されていないと、装着する力や引抜く力が偏り、この点でも、テープカセットが傾いてコジリが生じ、着脱が円滑に行われない問題が生ずる。
本発明は、テープカートリッジの着脱を円滑に行うことができるテープ印刷装置およびテープ印刷システムを提供することを課題としている。
本発明のテープ印刷装置は、着脱方向に延在すると共に相互に離間して配設された第1受入部および第2受入部を有するテープカートリッジが、着脱自在に装着されるカートリッジ装着部と、カートリッジ装着部に連なり、装着されたテープカートリッジを把持するための指が挿入される2箇所の窪み部と、カートリッジ装着部に設けられ、装着したテープカートリッジの第1受入部に挿入される第1挿入軸と、カートリッジ装着部に設けられ、装着したテープカートリッジの第2受入部に挿入される第2挿入軸と、を備え、テープカートリッジの装着方向から見て、第2挿入軸は、第1挿入軸に対し、2箇所の窪み部を結ぶ仮想線を跨いで反対側に位置し、且つ2箇所の窪み部のうちの、第1挿入軸からより遠い位置の窪み部との間の距離が、第1挿入軸からより近い位置の窪み部との間の距離より、近い部位に配設されていることを特徴とする。
この構成によれば、第2挿入軸は、第1挿入軸に対し、2箇所の窪み部を結ぶ仮想線を跨いで反対側に位置し、且つ2箇所の窪み部のうちの、第1挿入軸からより遠い位置の窪み部との間の距離が、第1挿入軸からより近い位置の窪み部との間の距離より、近い部位に配設されているため、第1挿入軸と第2挿入軸との間の距離が遠くなる。このため、第1挿入軸(第1受入部)および第2挿入軸(第2受入部)は、窪み部を介して把持されるテープカートリッジの把持位置に対し、バランスの良い対角的位置関係となる。したがって、テープカートリッジの着脱に際し、把持する部位を介して加える力が、第1受入部(第1挿入軸)および第2受入部(第2挿入軸)に比較的均一に作用する。これにより、テープカートリッジは、第1挿入軸および第2挿入軸に対しコジリを生じ難く、着脱を円滑に行うことができる。また、第1挿入軸および第2挿入軸は、カートリッジ装着部上において認識しやすい場所に存在し、テープカートリッジの第1受入部および第2受入部と共に、装着の際の前後左右の向きが容易に認識できるランドマークとして機能する。これにより、テープカートリッジを正しい向きに向かせ、カートリッジ装着部へ装着することができ、この点でも、テープカートリッジの着脱を円滑に行うことができる。
この場合、前記第1挿入軸は、前記テープカートリッジが装着された状態で、前記テープカートリッジに設けられ前記第1受入部を軸穴とするプラテンローラーを回転自在に支持することが好ましい。
この構成によれば、プラテンローラーを回転自在に支持する軸と、第1挿入軸とを兼用させることができ、テープカートリッジの着脱を案内するために設けられる部品の、部品点数を削減することができる。
この場合、第2挿入軸と第2受入部との間のクリアランスは、プラテンローラーとプラテンローラーを回転自在に支持するカートリッジケースのローラー受入部との間のクリアランスより小さいことが好ましい。
この構成によれば、テープカートリッジの着脱に際し、プラテンローラーおよびローラー受入部を介して生ずる、第1受入部と第1挿入軸(プラテンローラー)との間のコジリを、第2挿入軸と第2受入部との挿入・離脱により抑制することができる。したがって、この点でもテープカートリッジの着脱を円滑に行うことができる。また、テープカートリッジをカートリッジ装着部上で、精度良く位置決めすることができる。
また、テープカートリッジが装着された状態で、第1挿入軸および第2挿入軸は、テープカートリッジを貫通することが好ましい。
この構成によれば、第1挿入軸と第1受入部との接触寸法、および第2挿入軸と第2受入部との接触寸法を最大限に長く執ることができる。これにより、着脱に際しテープカートリッジが傾き難くなるため、テープカートリッジの着脱を円滑に行うことができる。
さらに、第2挿入軸は、テープカートリッジが着座するカートリッジ装着部の装着ベース部と一体に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、第2挿入軸を簡単に形成することができる。
同様に、第2挿入軸は、基端部で、テープカートリッジが着座するカートリッジ装着部の装着ベース部に螺合していることが好ましい。
この構成によれば、第2挿入軸を、所定の位置精度を持ってカートリッジ装着部に簡単に設置することができる。
同様に、第1挿入軸および第2挿入軸は、基端部で装置フレームに固定され、テープカートリッジが着座するカートリッジ装着部の装着ベース部を貫通して延在していることが好ましい。
この構成によれば、第1挿入軸と第2挿入軸とを、強固に且つ高い位置決め精度を持って設置することができる。
一方、第2挿入軸の先端部は、半球状に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、テープカートリッジの装着に際し、第2受入部と第2挿入軸との位置合わせを容易に行うことができ、テープカートリッジの装着を円滑に行うことができる。
本発明のテープ印刷システムは、上記したテープ印刷装置と、カートリッジ装着部に着脱自在に装着されるテープカートリッジと、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、テープカートリッジの着脱を円滑に行うことができ、テープ印刷装置の取扱い性を向上させることができる。
実施形態に係るテープ印刷装置の開蓋状態の外観斜視図である。 実施形態に係るテープカートリッジの平面図(a)および側面図(b)である。 カートリッジ装着部の平面図である。 開閉蓋を裏面側から見た斜視図である。 上ケースと上ケースを取り去った状態のテープカートリッジの平面図(a)および上ケースの裏面図(b)である。 テープカートリッジを裏面側から見た斜視図である。 カートリッジ装着部の拡大斜視図である。 第1実施形態に係るテープカートリッジの平面図である。 第1実施形態に係るテープカートリッジをカートリッジ装着部に装着した状態の平面図(a)、および断面図(b)である。 第1実施形態の変形例に係るガイドピン廻りの構造図である。 第2実施形態に係るテープカートリッジをカートリッジ装着部に装着した状態の平面図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置およびテープ印刷システムについて説明する。このテープ印刷装置は、装着したテープカートリッジから印刷テープおよびインクリボンを繰り出しながら印刷を行い、印刷テープの印刷済み部分を切断して、ラベル(テープ片)を作成するものである。また、テープ印刷システムは、このテープ印刷装置とこれに装着して用いられるテープカートリッジと、により構成したものである。
[テープ印刷装置の概要]
図1は、テープ印刷装置およびこれに装着されるテープカートリッジの外観斜視図である。同図に示すように、テープ印刷装置1は、外殻を構成する装置ケース3と、テープカートリッジ100が着脱自在に装着されるカートリッジ装着部5と、カートリッジ装着部5を開閉する開閉蓋7と、を備えている。装置ケース3の上面には、奥側にカートリッジ装着部5が設けられ、中央にディスプレイ11が設けられ、手前側にキーボード13が設けられている。開閉蓋7の近傍には、指掛け用の窪入部15が設けられている。開閉蓋7は、この窪入部15に指を掛け引き上げることにより開放される。そして、装置ケース3の側面(左側面)には、印刷テープ102が排出される縦長のテープ排出口17が設けられている。
また、テープ印刷装置1は、カートリッジ装着部5に立設された印刷ヘッド21を有する印刷機構部23と、カートリッジ装着部5の裏側空間に内蔵したテープ送り機構部25と、テープ排出口17の近傍に内蔵したテープ切断機構部27と、を備えている。ユーザーは、キーボード13から印刷情報を入力し、ディスプレイ11で印刷情報を確認した後、キー操作により印刷を実行する。印刷が指令されると、テープ送り機構部25が駆動することで、印刷テープ102とインクリボン110とが並走する。さらに、これに印刷機構部23からインクリボン110に加えられる熱によって、インクリボン110のインクが印刷テープ102に転写することで印刷が行われる。この印刷送りにより、印刷テープ102はテープ排出口17から排出されてゆき、印刷が完了すると、テープ切断機構部27が駆動して、印刷テープ102の印刷済み部分が切り離される。
[テープカートリッジの概要]
図2および図5に示すように、テープカートリッジ100は、印刷テープ102をテープコア104に巻回したテープロール106と、インクリボン110を繰出しコア112に巻回したリボンロール114と、を備えている。また、テープカートリッジ100は、使用後のインクリボン110を巻き取る巻取りコア116と、印刷ヘッド21が当接すると共に印刷テープ102およびインクリボン110を送るプラテンローラー120(プラテン)と、を備えている。さらに、テープカートリッジ100は、これらテープロール106、リボンロール114、巻取りコア116およびプラテンローラー120を収容したカートリッジケース130と、を備えている。このように、本実施形態のテープカートリッジ100は、外殻をカートリッジケース130で覆われた、いわゆるシェル構造を有している。
また、テープカートリッジ100には、テープ印刷装置1に装着されたときに、印刷ヘッド21が挿入される挿入開口134が、カートリッジケース130に形成されている。テープカートリッジ100は、カートリッジケース130に形成され印刷テープ102が送り出されるテープ送出口138と、を備えている。なお、詳細は後述するが、テープロール106は、カートリッジケース130の内側に突設した円筒状のコア軸192に回転自在に支持されている。
上記のテープ送り機構部25により、プラテンローラー120および巻取りコア116が駆動されると、印刷テープ102はテープコア104から繰り出され、インクリボン110は繰出しコア112から繰り出される。繰り出された印刷テープ102およびインクリボン110は、プラテンローラー120の部分で並走し、印刷ヘッド21によって印刷に供される。印刷が行われた印刷テープ102の繰出し端部(印刷済部分)は、テープ送出口138からテープ排出口17に向かって送り出される。一方、インクリボン110は、挿入開口134の周壁部分を周回し、巻取りコア116に巻き取られる。なお、テープカートリッジ100には、印刷テープ102のテープ幅に応じて、厚みの異なる複数種のものが用意されている。
[テープ印刷装置の詳細]
図1および図3に示すように、カートリッジ装着部5は、テープカートリッジ100の平面形状と相補的な平面形状に形成されると共に、装着可能な複数種のテープカートリッジ100のうち、最大厚のテープカートリッジ100に対応する深さを有して、窪入形成されている。この場合、カートリッジ装着部5の底板部を構成する装着ベース31(装着ベース部)と側板部33とは、樹脂等で一体に形成(成形)されている。カートリッジ装着部5と上記のテープ排出口17との間には、スリット状のテープ排出経路35が形成されており、この部分に、上記のテープ切断機構部27が内蔵されている。
また、カートリッジ装着部5の両側には、カートリッジ装着部5に連なる2つの窪み部16が設けられている。両窪み部16は、テープカートリッジ100をカートリッジ装着部5に装着するとき、およびカートリッジ装着部5に装着されたテープカートリッジ100を引き抜く(離脱)ときに、テープカートリッジ100を把持した指或いは把持する指が挿入される挿入空間を構成している。すなわち、2つの窪み部16は、カートリッジ装着部5に隣接し、テープカートリッジ100を把持する部分に対応する位置に配設されている。そして、2つの窪み部16は、装着ベース31を延長した部分で形成され、カートリッジ装着部5と共に開閉蓋7により開閉されるようになっている。
一方、カートリッジ装着部5の装着ベース31には、上記のコア軸192が嵌合して位置決めされる位置決め突起41と、ヘッドカバー43に覆われた印刷ヘッド21と、プラテンローラー120を回転駆動するプラテン駆動軸45(第1挿入軸)と、巻取りコア116を回転駆動する巻取り駆動軸47と、が立設されている。また、プラテン駆動軸45に対し対角となる位置には、ガイドピン50(第2挿入軸)が立設されている。さらに、巻取り駆動軸47の近傍に位置して装着ベース31には、印刷テープ102の種別(属性情報)を検出するテープ検出部51と、繰出しコア112および巻取りコア116の回転止めを解除するコア解除部53と、が設けられている。
さらに、装着ベース31には、その対角位置に一対の小突起55が設けられている。加えて、装着したテープカートリッジ100の中間部を掛け止めする一対の掛止め片57が設けられている。一方、装着ベース31の裏側空間には、プラテン駆動軸45および巻取り駆動軸47を回転させるモーターおよびギヤ列(いずれも、図示省略)等が構成される、上記のテープ送り機構部25が内蔵されている。テープ送り機構部25は、ギヤ列で動力分岐し、プラテン駆動軸45および巻取り駆動軸47を同期回転させる。
印刷機構部23は、サーマルヘッドで構成された印刷ヘッド21と、印刷ヘッド21を支持すると共に回動させるヘッド支持フレーム61と、を有している。また、印刷機構部23は、ヘッド支持フレーム61を介して印刷ヘッド21を印刷位置と退避位置との間で回動させるヘッドリリース機構(図示省略)と、印刷ヘッド21(およびヘッド支持フレーム61)を覆うヘッドカバー43と、を有している。
ヘッドリリース機構は、上記の開閉蓋7の開閉に連動して作動し、開閉蓋7の閉塞動作に連動して印刷ヘッド21を印刷位置に移動(回動)させる。また、ヘッドリリース機構は、開放動作に連動して印刷ヘッド21を退避位置に移動(回動)させる。印刷位置に移動した印刷ヘッド21は、プラテンローラー120にインクリボン110および印刷テープ102を介して当接し、退避位置に移動した印刷ヘッド21は、プラテンローラー120から離間する。これにより、テープカートリッジ100を着脱する際に、印刷テープ102やインクリボン110の印刷ヘッド21への干渉が防止される。
印刷ヘッド21には、複数の発熱素子が設けられ、複数の発熱素子は、プラテンローラー120の軸方向と同方向に列設されている。そして、印刷テープ102およびインクリボン110の送りと、複数の発熱素子の選択的駆動により印刷が行われる。ヘッドカバー43は、平面視略矩形に形成されおり、上記の装着ベース31(カートリッジ装着部5)と一体に形成(成形)されている。また、ヘッドカバー43は、装着ベース31から垂直に大きく突出しており、その内側において印刷ヘッド21の回動を許容し、外側においてテープカートリッジ100の装着ガイドとして機能する。
テープ検出部51は、複数のマイクロスイッチ51aで構成されており、後述するテープカートリッジ100の被検出部180に対し選択的に係合し、印刷テープ102のテープ幅やテープ色、材質等の種別を検出する。そして、この検出結果に基づいて、印刷ヘッド21やテープ送り機構部25の駆動が制御される。
コア解除部53は、繰出しコア112用および巻取りコア116用の2つの解除ピン53aで構成されている。詳細は後述するが、カートリッジケース130には、繰出しコア112および巻取りコア116にそれぞれ掛止めされる回転止めフック206が設けられており(図6参照)、テープカートリッジ100を装着すると、これら回転止めフック206に解除ピン53aが係合し、繰出しコア112および巻取りコア116の回転止めが解除される。
プラテン駆動軸45は、プラテンローラー120を挿通するように長く延びたプラテン支軸48(第1挿入軸)と、プラテン支軸48の基部に回転自在に軸支されたスプライン形状の回転駆動軸49を有している(図3参照)。テープ送り機構部25の回転動力は、この回転駆動軸49に伝達され、更に回転駆動軸49からプラテンローラー120に伝達される(詳細は、後述する)。なお、詳細は後述するが、このプラテン支軸48と上記のガイドピン50とは、テープカートリッジ100の着脱を案内する機能を有している。
巻取り駆動軸47は、固定軸47aと、固定軸47aに回転自在に軸支されたスプライン形状の可動軸47bとを有している。この場合も、テープ送り機構部25の回転動力は、可動軸47bに伝達され、更に可動軸47bから巻取りコア116に伝達される。
テープカートリッジ100をカートリッジ装着部5に装着すると、位置決め突起41にコア軸192(テープコア104)が係合し、プラテン駆動軸45にプラテンローラー120か係合し、更に巻取り駆動軸47に巻取りコア116が係合する。そして、開閉蓋7を閉塞すると、印刷ヘッド21が回動し、印刷テープ102およびインクリボン110を挟んでプラテンローラー120に当接して、テープ印刷装置1は印刷待機状態となる。
図1および図4に示すように、開閉蓋7は、奥側に設けたヒンジ部71を介して、装置ケース3に回動自在に、すなわち開閉自在に取り付けられている。開閉蓋7は、開閉蓋本体73と、開閉蓋本体73の中央に設けた覗き窓75と、を有している。また、開閉蓋7は、開閉蓋本体73の裏面に突設されヒンジ部71に回動自在に軸支された一対の軸支片77と、開閉蓋本体73の裏面に突設され印刷ヘッド21を回動させる作動レバー79と、を有している。さらに、開閉蓋7は、開閉蓋本体73の裏面に突設されテープカートリッジ100を押し込む2つの押込み突起81と、開閉蓋本体73の裏面に突設され、内蔵する蓋閉塞検出スイッチ(図示省略)を作動(ON)させる押下突起83と、を有している。
覗き窓75は、横長に形成され、開閉蓋本体73とは別体となる透明(可視光に対し透明)な樹脂で構成されている。この覗き窓75越しに、カートリッジ装着部5に装着されたテープカートリッジ100が、視認(印刷テープ102の種別やテープ残量)できるようになっている。また、一対の軸支片77、作動レバー79、押込み突起81、押下突起83および押え部85と、開閉蓋本体73とは、樹脂で一体に形成(成形)されている。
作動レバー79は、開閉蓋本体73の裏面から大きく突出しており、開閉蓋7の閉塞に伴って、カートリッジ装着部5の側方に設けたスリット開口87に挿入される。スリット開口87に挿入された作動レバー79は、上記のヘッドリリース機構を作動させ、印刷ヘッド21を回動させる。同様に、押下突起83は、開閉蓋7の閉塞に伴って、スリット開口87に隣接する矩形開口91に挿入され、蓋閉塞検出スイッチを作動(ON)させる。押込み突起81は、テープカートリッジ100のプラテンローラー120の近傍位置に対応しており、開閉蓋7の閉塞に伴って、テープカートリッジ100がカートリッジ装着部5の装着ベース31に着座するようにこれを押し込む。
[テープカートリッジの詳細]
次に、図2、図5および図6を参照して、テープカートリッジ100について詳細に説明する。なお、テープカートリッジ100の説明では、図2を例に、テープカートリッジ100の上正面である装着方向手前の面を「表面」と、逆側の装着方向奥側の面を「裏面」と、左側の側面を「左側面」と、右側の側面を「右側面」と、上側の円弧状の側面を「先端面」と、下側の側面を「基端面」と、称呼するものとする。
テープカートリッジ100は、上述のように、カートリッジケース130と、これに収容したテープロール106、リボンロール114、巻取りコア116およびプラテンローラー120と、を備えている。また、テープカートリッジ100は、カートリッジケース130に形成され挿入開口134と、プラテンローラー120の近傍において左側面に形成したテープ送出口138と、テープロール106が収容されている部位の表面、左側面および右側面に亘って貼着された識別シール141(図1参照)と、を備えている。識別シール141には、カートリッジケース130に収容された印刷テープ102のテープ幅やテープ色、材質等が、表面および左側面の2箇所に表示されている。
カートリッジケース130は、テープカートリッジ100の外郭を構成するものであり(シェル構造)、右側面の基端側が幾分突出した、平面視「L」字状の外観を呈している。表裏方向においてカートリッジケース130は、カートリッジ装着部5に装着したときに奥側となる下ケース150と、手前側となる上ケース152と、で構成されている。実施形態のカートリッジケース130は、上ケース152が透明な樹脂の成型品で構成され、下ケース150が不透明な樹脂の成型品で構成されている。
上ケース152は、カートリッジケース130の表面を構成する天壁部156と、天壁部156の周縁部に垂設された上周壁部158と、で一体に形成(成形)されている。また、下ケース150は、カートリッジケース130の裏面を構成する底壁部160と、底壁部160の周縁部に立設された下周壁部162と、上記の挿入開口134を画成すべく底壁部160に立設された開口周壁部164と、で一体に形成(成形)されている。
上ケース152における上周壁部158の下端面には、適宜の間隔で複数の接合ピン170が設けられる一方、下ケース150の下周壁部162には、この複数の接合ピン170に対応して複数の接合孔172が設けられている(図5参照)。下ケース150に、テープロール106やリボンロール114等の構成部品をセットした後、複数の接合孔172に複数の接合ピン170を圧入するように上ケース152を接合することにより、テープカートリッジ100が組み立てられる。なお、各接合孔172は、成形の容易性を考慮し貫通孔となっている。
また、平面視において、プラテンローラー120(第1受入部)に対し対角となる位置には、ガイドピン50が挿通される被ガイド部182(第2受入部)が設けられている。具体的には、被ガイド部182は、上ケース152の天壁部156に貫通形成された第1貫通孔184と、下ケース150の底壁部160に貫通形成された第2貫通孔186と、を有する貫通孔で構成されている(詳細は、後述する)。
一方、下ケース150の左側面および右側面には、上記の一対の掛止め片57に掛け止めされる一対の掛止受け部174が設けられている(図2および図6参照)。装着したテープカートリッジ100の一対の掛止受け部174に、カートリッジ装着部5側の一対の掛止め片57が掛け止めされることにより、テープカートリッジ100の浮き上がりが防止される。また、下ケース150の裏面には、上記の一対の小突起55が幾分余裕をもって嵌合する嵌合小穴176が設けられている(図6参照)。装着したテープカートリッジ100の一対の嵌合小穴176に、カートリッジ装着部5側の一対の小突起55が嵌合することにより、装着ベース31上におけるテープカートリッジ100の簡単な位置決めが為される。
さらに、下ケース150の裏面には、基端面側の左隅部(表面側から見て右隅部)に位置して、上記のテープ検出部51に対応する被検出部180が設けられている(図6参照)。被検出部180は、テープ検出部51の複数のマイクロスイッチ51aに対応する部分に構成され、この部分に設けた受け穴180aの有無により、複数のビットパターンを得るようにしている。すなわち、このビットパターンが、上記した印刷テープ102の種別に対応している。
図5に示すように、カートリッジケース130内の上側空間(先端面側)には、広くテープロール106が収容されるテープ収容エリア190が構成されている。テープ収容エリア190の中央には、下ケース150に一体に形成(成形)されたコア軸192が立設されている。コア軸192は、円筒状に形成されており、その外周面にはテープロール106(テープコア104)が回転自在に軸支されている。また、プラテンローラー120の近傍に位置してテープ収容エリア190には、繰り出された印刷テープ102をプラテンローラー120に導くテープガイド194が、下ケース150に一体に立設されている。
すなわち、カートリッジケース130の内部には、テープロール106を起点とし、テープガイド194およびプラテンローラー120を経てテープ送出口138に至るテープ送り経路196が構成されている。テープロール106から繰り出された印刷テープ102は、テープガイド194を介してプラテンローラー120に導かれ、ここで印刷に供され、更にプラテンローラー120からテープ送出口138に導かれる。
テープロール106は、印刷テープ102およびテープコア104を有すると共に、ロール状の印刷テープ102の両端面に貼着された2枚のフイルム198を有している。この2枚のフイルム198は、テープコア104に巻回した印刷テープ102のバラケを防止している。また、テープコア104には、図示では省略したが、逆転止め機構が組み込まれている。テープカートリッジ100を持ち運びするときには、この逆転止め機構により、印刷テープ102の逆転が防止される。一方、テープカートリッジ100をテープ印刷装置1のカートリッジ装着部5に装着すると、上記の位置決め突起41により逆転止め機構の逆転止めが解除され、印刷テープ102の送りが可能になる。
カートリッジケース130内の基部右側には、挿入開口134に隣接してリボン収容エリア200が構成されている。リボン収容エリア200の右寄りには、リボンロール114(繰出しコア112)を回転自在に支持する繰出し側軸受部202が、また左寄りには、巻取りコア116を回転自在に支持する巻取り側軸受部204が、それぞれカートリッジケース130に一体に形成されている。すなわち、上ケース152および下ケース150に、それぞれ繰出し側軸受部202および巻取り側軸受部204が形成されている。
下ケース150に形成された繰出し側軸受部202および巻取り側軸受部204の切欠き部分には、先端部をこれら繰出し側軸受部202および巻取り側軸受部204に臨ませた回転止めフック206が、それぞれ一体に形成されている。そして、一方の回転止めフック206は繰出しコア112に、他方の回転止めフック206は巻取りコア116に、それぞれ回転止め状態に係合している。
繰出し側軸受部202の近傍に位置してリボン収容エリア200には、繰り出されたインクリボン110をプラテンローラー120に導く第1リボンガイド210が、下ケース150に一体に立設されている。また、上記の開口周壁部164の外周側には、インクリボン110の周回をガイドする複数の第2リボンガイド212が一体に形成されている。
すなわち、カートリッジケース130の内部には、リボンロール114を起点とし、第1リボンガイド210、プラテンローラー120および複数の第2リボンガイド212を経て巻取りコア116に至るリボン送り経路214が構成されている。リボンロール114から繰り出されたインクリボン110は、第1リボンガイド210を介してプラテンローラー120に導かれ、ここで印刷に供され、更にプラテンローラー120から開口周壁部164(複数の第2リボンガイド212)を周回して巻取りコア116に巻き取られる。
リボンロール114は、インクリボン110および繰出しコア112を有すると共に、繰出しコア112に制動負荷を付与する円環状の板ばね220を有している(図5(b)参照)。板ばね220は、周方向において波状に形成されており、軸方向において上ケース152の天壁部156と繰出しコア112との間に介設されている。すなわち、繰出しコア112には、この板ばね220の弾発力により回転制動負荷が付与される。これにより、巻取りコア116により繰り出されてゆくインクリボン110には、バックテンションが付与されその弛みが防止される。
繰出しコア112は円筒状に形成され、その下ケース150側の端部には、周方向に複数の切欠き222が形成されている(図6参照)。そして、複数の切欠き222には、上記の回転止めフック206が係脱するようになっている。なお、繰出しコア112を支持する下ケース150側の繰出し側軸受部202は円形の開口で構成されているが、上ケース152側の繰出し側軸受部202は、円筒状の突出部分で構成されている。そして、この突出部分に上記の板ばね220が装着されている(いずれも、図5(b)参照)。
同様に、巻取りコア116は円筒状に形成され、その下ケース150側の端部には、周方向に複数の切欠き224が形成されている。そして、複数の切欠き224には、上記の回転止めフック206が係脱する。また、巻取りコア116の内周面にはスプライン溝226が形成され、上記の巻取り駆動軸47にスプライン係合する。これにより、巻取り駆動軸47の回転力が巻取りコア116に伝達され、インクリボン110が巻き取られる。
カートリッジケース130内の基部左側には、挿入開口134に隣接してプラテン収容エリア230が構成されている。プラテン収容エリア230の中央には、下ケース150に形成した楕円状(長円状)開口の下軸受部234と(図6参照)、上ケース152に形成した楕円状開口の上軸受部232と(図5(b)参照)が設けられている。そして、上軸受部232および下軸受部234には、プラテンローラー120が回転自在且つ僅かに横移動可能に支持されている。すなわち、楕円状の上軸受部232および下軸受部234に支持されたプラテンローラー120は、プラテン駆動軸45に係合するホーム位置と、印刷テープ102を挟み込んでテープガイド194に接する挟持位置との間で、横移動(微小移動)可能に構成されている。
ところで、このテープカートリッジ100は、印刷テープ102の繰出し端部を、テープ送出口138から外部に僅かに突出された状態で持ち運びされる(図1参照)。その際、誤って印刷テープ102の繰出し端部に押込み力や引込み力が作用すると、これに引きずられたプラテンローラー120が上記の挟持位置に移動する。これにより、印刷テープ102の繰出し端部が、テープ送出口138からカートリッジケース130内に引き込まれることが防止される。
プラテンローラー120は、円筒状のローラー基体240と、ローラー基体240の外周面に装着したゴムローラー242と、を有している。ゴムローラー242は、軸方向において印刷ヘッド21に対応する長さを有しており、印刷位置に移動した印刷ヘッド21は、印刷テープ102およびインクリボン110を挟み込んでこのゴムローラー242に接触する。また、ローラー基体240の内周面にはスプライン溝244が形成され、このスプライン溝244に上記プラテン駆動軸45の回転駆動軸49にスプライン係合する。これにより、プラテン駆動軸45の回転力がプラテンローラー120に伝達され、印刷テープ102(およびインクリボン110)が印刷送りされる。
[プラテン駆動軸およびガイドピン廻りの構造(第1実施形態)]
次に、図7ないし図9を参照して、第1実施形態に係るプラテン駆動軸45およびガイドピン50廻りの構造について、テープカートリッジ100の被ガイド部182およびプラテンローラー120の構造と共に詳細に説明する。上述のように、カートリッジ装着部5には、相互に離間してプラテン駆動軸45およびガイドピン50(第2挿入軸)が設けられ、これに対応して、テープカートリッジ100には、プラテンローラー120および被ガイド部182(第2受入部)が設けられている。
図7および図9に示すように、プラテン駆動軸45は、装着ベース31の下方に位置する装置フレーム260に立設されたプラテン支軸48(第1挿入軸)と、プラテン支軸48の下部に回転自在に支持された回転駆動軸49と、を有している。プラテン支軸48は、装置フレーム260に片持ち状態で固定され、装着ベース31を貫通してテープカートリッジ100の着脱方向に延在している。また、プラテン支軸48は、ヘッドカバー43と略同一の高さまで延びている。
カートリッジ装着部5にテープカートリッジ100を装着すると、プラテン支軸48が、プラテンローラー120のローラー基体240に挿通する。このため、プラテン支軸48(プラテン駆動軸45)は、プラテンローラー120を回転自在に支持すると共に、プラテンローラー120を介して、テープカートリッジ100の着脱ガイドとしても機能している。
ガイドピン50は、カートリッジ装着部5の装着ベース31に立設され、プラテン支軸48と同様に、テープカートリッジ100の着脱方向に延在している。すなわち、ガイドピン50は、装着ベース31と一体に形成(成形)され、プラテン支軸48と略同一高さまで延びている。この場合、ガイドピン50およびプラテン支軸48は、最も厚手のテープカートリッジ100に対応する長さを有している。すなわち、ガイドピン50およびプラテン支軸48は、装着したテープカートリッジ100を装着方向に貫通する長さを有している。また、ガイドピン50の先端部は、テープカートリッジ100の装着性を向上させるために半球状に面取りされている。
カートリッジ装着部5にテープカートリッジ100を装着すると、ガイドピン50が、カートリッジケース130の被ガイド部182に挿通する。これにより、ガイドピン50は、被ガイド部182を介して、テープカートリッジ100の着脱ガイドとして機能している。
図10は、ガイドピン50廻りの変形例を表している。
図10(a)の第1変形例では、ガイドピン50が、その基端部で装着ベース31に螺合している。すなわち、ガイドピン50の基端部には、雄ねじ50aが形成され、装着ベース31には、雄ねじ50aに対応する雌ねじ31aが形成されている。ガイドピン50を装着ベース31の雌ねじ31aに螺合することにより、ガイドピン50が装着ベース31に立設された状態となる。なお、この雄ねじ50aと雌ねじ31aとは、接着剤等で固着することが好ましい。このような第1変形例では、ガイドピン50を精度良く形成することができると共に、装着ベース31に簡単に取り付けることができる。
図10(b)の第2変形例では、ガイドピン50が、基端部で装置フレーム260に固定されている。上述のように、プラテン支軸48は、圧入等により装置フレーム260に固定されており、同様に、ガイドピン50も、圧入等により装置フレーム260に固定されている。すなわち、プラテン支軸48およびガイドピン50は、装置フレーム260に立設され、装着ベース31を貫通して延在している。このような第2変形例では、ガイドピン50およびプラテン支軸48を相互に位置決め精度良く設けることができる。
一方、図8および図9に示すように、テープカートリッジ100には、上ケース152の上軸受部232と下ケース150の下軸受部234とに支持されるようにして、プラテンローラー120が設けられている。また、テープカートリッジ100には、上ケース152に貫通形成された第1貫通孔184と、下ケース150に貫通形成された第2貫通孔186と、を有する被ガイド部182が設けられている。
上述のように、プラテンローラー120は、ローラー基体240とゴムローラー242とを有している。ローラー基体240は、ゴムローラー242を保持する円筒状のローラー保持部300と、ローラー保持部300の下側に連なるスプライン溝244を形成した環状係合部302と、で一体に形成されている。また、ローラー基体240は、カートリッジケース130の上軸受部232および下軸受部234に、幾分余裕を持って支持されており、ローラー保持部300の軸孔(第1受入部)に挿通したプラテン支軸48により位置決めされるようになっている。
被ガイド部182の第1貫通孔184は、上ケース152の上周壁部158近傍に位置して天壁部156に形成されている。同様に、第2貫通孔186は、下ケース150の下周壁部162の近傍に位置して底壁部160に形成されている。すなわち、被ガイド部182は、これに挿通したガイドピン50が、テープロール106と、上周壁部158および下周壁部162との間隙に位置すると共に、上周壁部158および下周壁部162に添うように、形成されている。なお、上周壁部158および下周壁部162が、厚肉に形成されている場合には、被ガイド部182を、この上周壁部158および下周壁部162に貫通形成するようにしてもよい。
ところで、テープカートリッジ100を引き抜く場合、引抜き初期において、上記の一対の掛止め片57から一対の掛止受け部174が外れるが、構造上、一対の掛止受け部174が一対の掛止め片57から同時に外れることは稀である。したがって、テープカートリッジ100は、引抜き初期において傾き易いものとなる。一方で、プラテン駆動軸45とプラテンローラー120との関係において、プラテン軸48(第1挿入軸)がローラー保持部300の軸穴(第1受入れ部)に挿入されるが、この両者のクリアランスClAは、印刷品質に影響を与えるため非常に小さく設定されている。
但し、上述のように、プラテンローラー120は、カートリッジケース130に対して横移動(微小移動)可能となるように余裕を持って、カートリッジケース130に支持されている。すなわち、カートリッジケース130の上軸受部232(ローラー受入部)および下軸受部234(ローラー受入部)と、プラテンローラー120のローラー保持部300との間のクリアランスClBは、微小移動を可能とするために大きく設定されている。
このため、引抜き初期において、テープカートリッジ100が傾くことがあっても、クリアランスClB以内であれば、ローラー保持部300およびプラテン軸48は直線性を維持し、引き抜きに対し大きな抵抗とはならない。逆に、テープカートリッジ100の傾きがクリアランスClBを越えると、カートリッジケース130がローラー保持部300の移動を規制し、ローラー保持部300およびプラテン軸48が傾いて、引き抜きに対し大きな抵抗となる。
したがって、引き抜きをガイドするガイドピン50は、テープカートリッジ100の傾きがクリアランスClBを越えないように、カートリッジケース130の傾きを抑えるように機能する。具体的には、カートリッジケース130の第1貫通孔182(第2受入部)および第2貫通孔186(第2受入部)と、ガイドピン50(第2挿入軸)との間のクリアランスClCが、クリアランスClBより小さくなるようにしている。すなわち、クリアランスClA<クリアランスClBであって、クリアランスClC<クリアランスClBである。このようにすることで、印刷品質に影響を与えることになく、特にテープカートリッジ100の円滑な引き抜きを実現することが可能となる。
上記の第1貫通孔184と第2貫通孔186は、プラテンローラー120の上軸受部232と下軸受部234(スプライン溝244を形成した環状係合部302)とを組み合わせて見ると、上ケース152側から見ても、下ケース150側から見ても、互いに離れた距離で認識しやすい場所に存在している。よって、目の前にテープ印刷装置1を置き、カートリッジ装着部5を見ながらテープカートリッジ100を手に取った時に、その表裏(スプライン溝244は外観が単なる穴と異なることで識別が容易)、前後左右の向きが容易に認識できるランドマークとして機能する。これにより、テープカートリッジ100を正しい向きに向かせ、カートリッジ装着部5へ装着することができる。
また、テープカートリッジ100は、カートリッジケース130の左右両側面(把持可能な互いに反対側の面)に一対の指掛け突起304(把持する部分)を有し、把持動作するに際し指が滑り難く、確実にグリップができるようにしている。一対の指掛け突起304は、下ケース150における下周壁部162の左右の外面に一体に形成されている。
しかし、指掛け突起304は必ずしも必要ではなく、テープ印刷装置1のカートリッジ装着部5の左右両側に連なる上記の窪み部16に対向するテープカートリッジ100の上周壁部158の部分をそのまま把持する部分として利用することもできる。その場合は把持する時のグリップ力は多少劣るものの、デザインとしてはすっきりとしたものとなる。
前述の通り、第1貫通孔184と第2貫通孔186及び、プラテンローラー120の上軸受部232と下軸受部234(スプライン溝244を形成した環状係合部302)をランドマークとしてテープカートリッジ100の表裏、前後左右の向きが認識できる。よって、テープカートリッジ100をテープ印刷装置1のカートリッジ装着部5に装着するに際しては、指掛け突起304の有無にかかわらず必然的に、上記左右の窪み部16に対応するテープカートリッジ100の上周壁部158の位置を把持部として使用することになる。
このように構成されたテープカートリッジ100において、図8、図9に示すように被ガイド部182は、平面視(着脱方向から見て)プラテンローラー120に対し、一対の指掛け突起304を結ぶ仮想線L1を跨いで最遠位となるカートリッジケース130の遠位部位に配設されている。そして、被ガイド部182と、図8、図9において右側の把持部に該当する指掛け突起304(プラテンローラー120から遠い方の把持部)との距離は、被ガイド部182と、図8、図9において左側の把持部に該当する指掛け突起304(プラテンローラー120から近い方の把持部)との距離より短い。
一方、一対の指掛け突起304と、2つの窪み部16とが対応しているため、上記の位置関係をテープ印刷装置1側(カートリッジ装着部5側)から見ると、以下のようになる。すなわち、ガイドピン50は、平面視(着脱方向から見て)プラテン支軸48に対し、2つの窪み部16を結ぶ仮想線L1を跨いで最遠位となるカートリッジケース130の遠位部位に対応する位置に配設されている。そして、ガイドピン50と、図8、図9において右側の把持部分に対応する窪み部16(プラテンローラー120から遠い方の窪み部16)との距離は、ガイドピン50と、図8、図9において左側の把持部分に対応する窪み部16(プラテンローラー120から近い方の窪み部16)との距離より短い。
このような位置関係は、2か所の指掛け突起304(把持部分)を指で把持しながらテープカートリッジ100をテープ印刷装置1のカートリッジ装着部5に着脱するに際し、テープカートリッジ100の姿勢傾きや、力の入れ方のアンバランスが起こりにくい。また、引っ掛かりのないスムーズな着脱を可能にすると共に、プラテンローラー120と被ガイド部182とは、互いに距離の離れた位置に目視可能に存在することで、テープカートリッジ100を装着する向きを誤認する心配がない。
また、このプラテンローラー120および被ガイド部182の配置位置に対応して、カートリッジ装着部5のプラテン支軸48(プラテン駆動軸45)およびガイドピン50が、それぞれ配設されている。そして、製造上におけるプラテンローラー120および被ガイド部182と、プラテン支軸48およびガイドピン50との位置的誤差は、プラテンローラー120がカートリッジケース130に余裕を持って軸支されていることで吸収される。
[プラテン駆動軸およびガイドピン廻りの構造(第2実施形態)]
次に、図11を参照して、第2実施形態に係るプラテン駆動軸45およびガイドピン50廻りの構造について、テープカートリッジ100の被ガイド部182およびプラテンローラー120の構造と共に詳細に説明する。また、第2実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。
図11に示すように、第2実施形態におけるテープカートリッジ100の被ガイド部182は、カートリッジケース130の外周面に溝として凹設されている。具体的には、被ガイド部182は、下ケース150の上周壁部158および下ケース150の下周壁部162を、プラテンローラー120側に向かって、略半円状に窪入するように形成されている。この溝としての被ガイド部182は、プラテンローラー120とこの被ガイド部182とを結ぶ仮想線L2を考えると、その仮想線L2と交差する位置に壁があるような向きに凹設されている。その為、効果的にこの壁により着脱時にガイドがなされる。
そしてこの場合も、被ガイド部182はプラテンローラー120に対し、一対の指掛け突起304を結ぶ仮想線L1を跨いで最遠位となる、カートリッジケース130の遠位部位に配設されている。また、このプラテンローラー120および被ガイド部182の配置位置に対応して、カートリッジ装着部5のプラテン支軸48(プラテン駆動軸45)およびガイドピン50が配設されている。
以上のように、被ガイド部182が、プラテンローラー120に対し、一対の指掛け突起304を結ぶ仮想線L1を跨いで最遠位となる、カートリッジケース130の遠位部位に配設されているため、プラテンローラー120および被ガイド部182をランドマークとして正しい向きにテープカートリッジ100を2か所の指掛け突起304において把持することができる。
また、テープカートリッジ100をテープ印刷装置1のカートリッジ装着部5に着脱するに際し、一対の指掛け突起304を介して、テープカートリッジ100に加える力が、被ガイド部182およびプラテンローラー120に比較的均一に作用することで、テープカートリッジ100の姿勢傾きや力の入れ方のアンバランスが起こりにくく、引っ掛かりのないスムーズな着脱を可能にする。すなわち、向きを正した上での着脱に際し、摩擦抵抗の大きい被ガイド部182およびプラテンローラー120に、着脱の力を均一に作用させることができる。このため、テープカートリッジ100が傾くことがなく、カートリッジ装着部5に対しテープカートリッジ100の着脱を円滑に行うことができる。
また、プラテンローラー120に対し被ガイド部182を、十分に離間して配置しているため、装着する力や引抜く力が偏り難く、この点でも、カートリッジ装着部5に対しテープカートリッジ100の着脱を円滑に行うことができる。なお、本実施形態のガイドピン50および被ガイド部182は、断面円形としたが、断面半円形や断面多角形等であってもよい。また、プラテンローラー120(プラテン)とは別に、或いはプラテンローラー120に代えて、送りローラーが設けられている場合には、送りローラーの支軸を、プラテン支軸48に代えて、着脱ガイドとして機能させてもよい。
1 テープ印刷装置、3 装置ケース、5 カートリッジ装着部、7 開閉蓋、16 窪み部、21 印刷ヘッド、23 印刷機構部、25 テープ送り機構部、31 装着ベース、45 プラテン駆動軸、47 巻取り駆動軸、48 プラテン支軸、49 回転駆動軸、50 ガイドピン、100 テープカートリッジ、102 印刷テープ、110 インクリボン、120 プラテンローラー、130 カートリッジケース、150 下ケース、152 上ケース、156 天板部、158 上周壁部、160 底壁部、162 下周壁部、182 被ガイド部、184 第1貫通孔、186 第2貫通孔、300 ローラー保持部、304 指掛け突起、ClB,ClC クリアランス、L1,L2 仮想線

Claims (9)

  1. 着脱方向に延在すると共に相互に離間して配設された第1受入部および第2受入部を有するテープカートリッジが、着脱自在に装着されるカートリッジ装着部と、
    前記カートリッジ装着部に連なり、装着された前記テープカートリッジを把持するための指が挿入される2箇所の窪み部と、
    前記カートリッジ装着部に設けられ、装着した前記テープカートリッジの前記第1受入部に挿入される第1挿入軸と、
    前記カートリッジ装着部に設けられ、装着した前記テープカートリッジの前記第2受入部に挿入される第2挿入軸と、を備え、
    前記テープカートリッジの装着方向から見て、
    前記第2挿入軸は、前記第1挿入軸に対し、前記2箇所の窪み部を結ぶ仮想線を跨いで反対側に位置し、且つ前記2箇所の窪み部のうちの、前記第1挿入軸からより遠い位置の前記窪み部との間の距離が、前記第1挿入軸からより近い位置の前記窪み部との間の距離より、近い部位に配設されていることを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 前記第1挿入軸は、前記テープカートリッジが装着された状態で、前記テープカートリッジに設けられ前記第1受入部を軸穴とするプラテンローラーを回転自在に支持することを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 前記第2挿入軸と前記第2受入部との間のクリアランスは、前記プラテンローラーと前記プラテンローラーを回転自在に支持するカートリッジケースのローラー受入部との間のクリアランスより小さいことを特徴とする請求項2に記載のテープ印刷装置。
  4. 前記テープカートリッジが装着された状態で、前記第1挿入軸および前記第2挿入軸は、前記テープカートリッジを貫通することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のテープ印刷装置。
  5. 前記第2挿入軸は、前記テープカートリッジが着座する前記カートリッジ装着部の装着ベース部と一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のテープ印刷装置。
  6. 前記第2挿入軸は、基端部で、前記テープカートリッジが着座する前記カートリッジ装着部の装着ベース部に螺合していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のテープ印刷装置。
  7. 前記第1挿入軸および前記第2挿入軸は、基端部で装置フレームに固定され、前記テープカートリッジが着座する前記カートリッジ装着部の装着ベース部を貫通して延在していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のテープ印刷装置。
  8. 前記第2挿入軸の先端部は、半球状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のテープ印刷装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のテープ印刷装置と、
    前記カートリッジ装着部に着脱自在に装着される前記テープカートリッジと、を備えたことを特徴とするテープ印刷システム。
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