JP2606290Y2 - 磁気テープカセット装置 - Google Patents

磁気テープカセット装置

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JP2606290Y2 JP1993048664U JP4866493U JP2606290Y2 JP 2606290 Y2 JP2606290 Y2 JP 2606290Y2 JP 1993048664 U JP1993048664 U JP 1993048664U JP 4866493 U JP4866493 U JP 4866493U JP 2606290 Y2 JP2606290 Y2 JP 2606290Y2
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B15/26Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
    • G11B15/28Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
    • G11B15/29Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal through pinch-rollers or tape rolls

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、磁気テープカセット用
のデッキを具え、順方向及び逆方向で再生及び速巻モー
ド用に構成し、再生方向を、切り換えプロセスの終了時
で切り換えレバーにより、リール駆動機構を前記デッキ
の一方のリールディスクから他方のリールディスクに切
り換える切り換え機構によって変え、押圧ローラによ
り、前記磁気テープをキャプスタンに押し付け、前記磁
気テープ送りを生じることができるようにし、前記押圧
ローラを、両ローラに共通の回動自在な押圧ローラブラ
ケットに支持し、前記押圧ローラブラケットを、前記切
り換え機構の一部によって回動させる磁気テープカセッ
ト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような磁気テープカセット装置は、
欧州特許出願明細書第428,219 号(特開平3-194755号公
報)に記載されている。オートリバースデッキを有する
この磁気テープカセット装置は、このタイプのデッキに
必要とされる順方向及び逆方向動作用の2個のキャプス
タンを具える。この磁気テープカセット装置では磁気テ
ープを常に、一方のキャプスタン又は他方のキャプスタ
ンを介して磁気ヘッドを通過させる。この目的のために
2個の押圧ローラを設け、その結果選択的に一方のロー
ラを一方の再生方向用の一方のキャプスタンに当接し、
かつ、他方のローラを他方の再生方向用の他方のキャプ
スタンに当接することができる。
【0003】この磁気テープカセット装置では、リール
ディスク上のテープスプールを駆動できるリール駆動機
構を、一方のリールディスクから他方のリールディスク
に切り換えることができ、またその逆に切り換えること
ができる。切り換えには、中心の切り換えレバーを具え
る切り換え機構によって行う。
【0004】またこの磁気テープカセット装置では、2
個の押圧ローラを、双方の押圧ローラに共通で、かつ、
ヘッド支持体に配置した押圧ローラブラケットに支持
し、キャプスタンに対して対称的に存在する回動軸線の
周りで回動自在としている。この押圧ローラブラケット
を、デッキの順方向及び逆方向の再生方向を規定する異
なる位置(これらの位置は押圧ローラブラケットの回動
位置を規定する)逆転プレートによって回動させ、逆転
プレートのカムによりこのプレートが動作するときに押
圧ローラブラケットを切り換えるようにする。このカム
はヘッド支持体と連係動作し、したがって押圧ローラブ
ラケットの回動位置は逆転プレート及び支持体の位置に
よって依存する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】スライドを介して押圧
ローラ又はこれらの支持体を回動することができるカム
は、独国特許公開明細書30 38 380 号に記載されてい
る。互いに相対的に保持されているスライドによって、
カムは別個の予め取り付けたバネを介して分離して支持
された押圧ローラに作用する。この構成は複雑であり、
かつ、非常に多くの部品点数を必要とする。
【0006】米国特許第4,511,939 号明細書には、レバ
ーシステムを介して押圧ローラを切り換えることが記載
されている。押圧ローラ自体は、関連の別個部材に支持
する。関連の送り方向のための部材を、キャプスタンに
対して対称的にデッキのシャシに回動自在に支持した中
間レバーによって動作させる。この中間レバーはT字状
とし、このレバーのベースの脚部に切り換えレバーの伝
達ピンが掛合する輪郭形成窪みを設ける。この切り換え
レバーをデッキのシャシ上に回動自在に支持し、巻き取
りレバー又は切り換え手段によって動作させているが、
これらの手段についてはこれ以上詳細に説明しない。こ
の構成は、本発明が関連するカーラジオ用のデッキの場
合に要求されるようなコンパクトな構造には適さない。
【0007】本考案の目的は、2個の押圧ローラを担持
する押圧ローラブラケット切り換え用の簡単な伝達経路
を有するそれ自体既知の切り換えレバーを使用する磁気
テープカセット装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、この目
的は、前記押圧ローラブラケットはフォークを具え、こ
のフォークの枝部は前記切り換えレバーの動作範囲に突
入し、前記切り換えレバーを回動して前記リール駆動機
構を一方の送り方向から他方の送り方向に切り換える場
合、前記切り換えレバーが前記枝部と連係動作し、同時
に前記切り換えレバーが前記押圧ブラケット及び前記押
圧ローラを一方の前記キャプスタンから他方の前記キャ
プスタンに切り換え、回動自在な作用レバーを、前記切
り換えレバーと前記押圧ローラブラケットの前記フォー
クとの間の作用経路に配置することによって達成され
る。
【0009】この構成は、実質的な作用移動を行う作用
レバーが押圧ローラブラケットに適切な作用移動を伝達
することができるという利点を有する。
【0010】本考案では、切り換えレバーがいかなる問
題もなく押圧ローラブラケットに直接移動を伝達できる
としても、回動自在な作用レバーを、前記切り換えレバ
ーと前記押圧ローラブラケットの前記フォークとの間の
作用経路に配置する。この結果伝達経路がより短くな
る。本考案の他の実施例では、前記作用レバーを前記シ
ャシ上に固定された回動軸の周りで回動自在とし、前記
フォークに伝達した作用移動を、前記切り換えレバー上
のピンを介した前記切り換えレバーによって前記作用レ
バーに与え、前記ピンが前記作用レバー中の長手方向の
溝孔と掛合する。
【0011】本考案の他の実施例では、前記作用レバー
は摺動端縁を有し、この摺動端縁に沿って前記枝部は、
押圧ローラブラケットを摺動させて所定の回動位置で回
動させることができ、したがって前記キャプスタンに前
記押圧ローラを当接させる。この場合押圧バネの各スプ
リングアームは、必要とされる公差の補償を行う。
【0012】本考案の他の実施例では、前記磁気テープ
を、押圧バネを介した前記押圧ローラにより前記キャプ
スタンに対して押し付けることができ、前記押圧ローラ
の前記スピンドルが移動することができる長手方向の溝
孔を有する前記共通の押圧ローラブラケットを、磁気ヘ
ッドを具えるヘッド支持体に支持するとともに前記キャ
プスタンに対して対称的に配置したスピンドルの周りで
回動自在とし、前記2個の押圧ローラのスピンドル端部
に作用する前記押圧バネを前記押圧ローラの位置で分岐
させ、前記押圧バネの端部に、前記スピンドル端部に対
してそれぞれ圧着する2個のスプリングアームを形成し
て、このスプリングアームを有する前記押圧バネによ
り、互いに独立的に個々のスピンドル端部を、前記長手
方向の溝孔内の前記キャプスタンに向かって押圧し、か
つ、これらスピンドル端部を前記キャプスタンに圧着さ
せる。
【0013】この構成の利点は、キャプスタン軸線及び
押圧ローラ軸線がテープの送り方向にほぼ平行になるよ
う、単一の押圧バネのスプリングアームによりキャプス
タンにスピンドル端部を押圧できるということである。
この押圧手段を押圧バネ自体のスプリングアームで形成
する。
【0014】この場合、キャプスタンと連係動作する押
圧ローラ表面をほぼ直円柱表面とすることができる。直
円柱の押圧ローラ表面とは、この表面のすべての部分が
押圧ローラの軸線から等しい距離にあるということを意
味する。したがって、押圧ローラは広い表面領域に亘っ
て必要とする圧力を生じさせることができる。
【0015】
【実施例】本考案を図面を参照して詳細に説明する。図
1において、シャシ1上のデッキの可動部分をどのよう
にして駆動するかを示す。ベルト2を介して、一方向の
みに回転するモータ23により、逆方向再生(REV) 用の
キャプスタン3c及び順方向再生(NOR) 用のキャプスタ
ン3dのフライホイール3を駆動する。キャプスタン3
c及びキャプスタン3dは歯3a及び3bを有する。ベ
ルト2を、ガイドローラ4に通過させる。
【0016】モータ23により駆動され、図2の断面図
に示すリール駆動機構09を、NOR用の順方向リールデ
ィスク12a及びREV 用の逆方向リールディスク12b
を駆動するのに使用する。シャフト23aとともにモー
タ23により、中間駆動ホイール14を介して再生駆動
カップリングを駆動する。この駆動カップリングは歯付
駆動リング9aを有する一次カップリングホイール9を
具え、歯付駆動リング9aは、シャフト23aとともに
モータ23が回転する間スピンドル9dの周りを回転す
る。一次カップリングホイール9は、摩擦カップリング
11を介して、一次カップリングホイール9と同心上の
二次カップリングホイール10を駆動する。摩擦カップ
リングは例えば、トーション−バネカップリング、フェ
ルトカップリング又は電気機械的なカップリングとして
もよい。
【0017】二次カップリングホイール10を中間ホイ
ール17に噛合させ、中間ホイール17を切り換えレバ
ー29のスピンドル29aの周りで回転自在とする。順
方向動作(NOR) の端部位置及び逆方向動作(REV) の端部
位置にセットし保持することができる切り換えレバー2
9を、本例では図1のNOR 位置に時計方向に押圧し、図
2及び図4のREW 位置の反時計方向に押圧する。歯付ホ
イール17を歯付ホイール16に噛合させ、歯付ホイー
ル16を図1においてNOR リールディスク12aに噛合
させる。
【0018】噛合力が個々の歯付ホイールに作用してNO
R リールディスク12a/回動ホイール16対が掛合
し、かつ、二次カップリングホイール10/中間ホイー
ル17対が離脱する。図1に示したNOR 位置では、切り
換えレバー29を、切り換えレバーバネ(図示せず)に
より時計方向に押圧する。このときバネ負荷を、切り換
えレバー29を右側すなわち時計方向に、NOR リールデ
ィスク12aに向かって押圧する。
【0019】リール駆動機構09は二重の歯付バイパス
ホイール57を具え、このバイパスホイール57のスピ
ンドル57cを、2本のアームを有し、軸58bの周り
で回動自在なバイパスホイールレバー58に配置する。
図2の双頭矢印58dで示すように、バイパスホイール
57を一次カップリングホイール9及び二次カップリン
グホイール10に対して掛合又は離脱できるようにし、
摩擦カップリングホイール11が掛合状態ではバイパス
させ、離脱状態で動作する。バイパスホイール57によ
り、NOR リールディスク12a及びREV リールディスク
12bの速巻を行うために迅速回転するよう切り換える
ことができる。より速い速巻速度を得るために伝達比
を、一次カップリングホイール9の歯の数が二次カップ
リングホイール10の歯の数より多く、かつ、一次歯付
ホイール9に噛合するバイパスホイール57aの歯の数
が二次カップリングホイール10に噛合するバイパスホ
イール57bの数より少なくなるように選択する。
【0020】リール駆動機構09はさらに、二次カップ
リングホイール10と常に噛合している逆転ホイール1
5を具える。逆転動作を行う場合、図3に示すように、
逆転ホイール15により中間ホイール17及び回動ホイ
ール16を介してREV リールディスク12bを駆動でき
る。
【0021】2本のアームを有するバイパスレバー58
の一方のアーム58dはバイパスホイール57を担持
し、バイパスホイールレバー58の他方のアーム58c
は作用ピン58aを担持する。作用ピン58aはヘッド
支持体39の案内輪郭39aに噛合する。案内輪郭39
aを連続した案内経路として構成する。この案内経路
は、(図では左側で折り曲がっている)上方に傾いた左
側の経路輪郭39aa及び直線状の平坦な復帰経路部分
39arを具える。これらの経路部分の両端を相互接続
する。作用ピン58aを案内輪郭39aの周りで移動可
能とする。ヘッド支持体39を再生位置から速巻位置に
移動させると、作用ピン58aは左側の経路部39aa
に進入する。このとき作用ピン58aは左側に移動し、
バイパスホイール57は一次カップリングホイール9及
び二次カップリングホイール10に噛合するように回動
する。ヘッド支持体39が再生位置に留まるとき、バイ
パスホイール57は一次カップリングホイール9と二次
カップリングホイール10との間でバイパス連結を生ず
る。バイパスホイール57を介した二次カップリングホ
イール9から二次カップリングホイール10への伝達を
選択して、二次カップリングホイール10がより高速に
回転できるようにするので、この駆動形態ではリールデ
ィスク12a,12bを迅速回転させることができる。
この迅速回転により、順方向速巻(FFW) 又は逆方向速巻
(FRW) が可能となる。
【0022】図1は順方向の再生モード(NOR) を示して
いるのに対して、図3は逆方向の再生モード(REV) を示
している。図3に、軸29cの回りで回動自在な切り換
えレバー29が反時計方向に回動している状態を示す。
この位置では、中間ホイール17は逆転ホイール15に
噛合する。したがってモータ23により、モータシャフ
ト23a、中間駆動ホイール14及びREV 方向で常に時
計方向に回転する一次カップリングホイール9の歯付駆
動リング9aを介して、REV 方向にREV リールディスク
12bを駆動する。一次カップリングホイール9によ
り、摩擦カップリング11を介して二次カップリングホ
イール10を駆動する。次に二次カップリングホイール
10により逆転ホイール15を駆動し、この逆転ホイー
ルにより中間ホイール17及び回動ホイール16を介し
て時計方向にREV リールディスク12bを回転する。
【0023】REV 動作を行う場合には、噛合力が個々の
歯付ホイールに作用して、REV リールディスク12b/
回動軸16対が掛合し、かつ、逆転ホイール15/中間
ホイール17対が離脱する。切り換えレバー29を切り
換えレバーバネにより反時計方向に押圧する。切り換え
レバー29を、噛合力に抗して左側に押圧するようバネ
負荷を加える。
【0024】図3に示すREV 再生モードでは、バイパス
ホイール57を第1のカップリングホイール9及び第2
のカップリングホイール10に離脱し、これらのカップ
リングホイールを摩擦カップリングホイール11のみを
介して、すなわちスリップ可能に互いに連結する。
【0025】図1の再生方向から図3の他の再生方向に
変えるには、駆動を逆転しなければならない。この逆転
プロセスは、テープ送りが止まると、再生モード又は速
巻モードのテープ端部位置で自動的に生じる。しかしな
がら、逆転はボタンを押すことによって行うことができ
る。
【0026】このデッキは磁気ヘッド(図示せず)を担
持するヘッド支持体39を具える。押圧ローラブラケッ
ト41を、キャプスタン3c,3dに対して対称的にヘ
ッド支持体39のスピンドル40に回動自在に取り付け
る。押圧ローラブラケット41はスピンドル40からキ
ャプスタン3c,3dに向かって両側に延在し、ベース
及び2個のフランジを有したU字状輪郭を有する。押圧
ローラブラケット41の両端に、フランジに長手方向の
溝孔41a及び41bを設け、溝孔41a及び41b内
で、押圧ローラ42a,42bのスピンドル43の端部
43a,43bを移動自在にする。長手方向の溝孔41
a及び41bを、押圧バネ44のスプリングアーム44
a及び44bの両側に配置する。
【0027】押圧バネ44を、中央でクランプ部材45
に固定し、かつ、端部で分岐してスプリングアーム44
a及び44bを形成するスチール細条で構成する。押圧
バネ44のスプリングアーム44a及び44bにより、
溝孔41a及び41b中の押圧ローラ42a及び42b
をキャプスタン3c及び3d方向に押圧する。このとき
スプリングアーム対44a又は44bそれぞれのスプリ
ングアーム44a及び44bは、スピンドル40の端部
43a,43bに対してそれぞれ圧着し、押圧ローラ4
2a,42bを整列する。スプリングアーム44a及び
44bの自由端を折り曲げてフック形状のスプリング部
分44cを形成し、圧力を及ぼすことによりスプリング
アーム44a及び44bの部分を補強する。
【0028】押圧バネ44に形成されたスプリングアー
ムを分岐した結果、キャプスタン3c,3dに対する押
圧ローラのスピンドル46の位置を自動整列し、したが
って常に関連の軸線を平行状態にする。不規則性が生じ
ても傾動がおこることがなくなる。
【0029】押圧ローラ42a,42bのこの位置的整
列の結果、押圧ローラ表面47を完全な直円柱表面又は
ほぼ完全な直円柱表面とすることができる。したがっ
て、キャプスタン3c又は3dに押し付けられる磁気テ
ープの接触領域はほぼ直線状となり、これまで用いられ
た球面形状の押圧ローラ表面のように点形状とはならな
い。この結果明らかに、磁気テープの張力がより均一と
なる。
【0030】押圧ローラブラケットは、キャプスタン3
c,3dの間に切り換えレバー29の軸29c方向へ突
出するフォーク48を有する。フォークの枝部48a
を、摺動端縁50を有する作用レバー49と連結動作さ
せ、摺動端縁50に沿って枝部48aを摺動させ、所定
回動位置に押圧ローラブラケット41を回動させること
ができる。作用レバー49はシャシ上の回動軸51の周
りで回動自在とする。作用レバー49は長手方向の溝孔
53を有し、切り換えレバーのピン54を溝孔53に貫
通させる。
【0031】図1の状態では、押圧ローラ42aをキャ
プスタン3dに当接している。押圧ローラ42bはキャ
プスタン3cから持ち上がっている。切り換えレバー2
9が反時計方向に回動するとき、作用レバー49もピン
54を介して反時計方向に移動し、摺動端縁50を右側
の枝部48aに対して圧着する。その結果押圧ローラ4
2aがキャプスタン3dから持ち上がり、押圧ローラ4
2bがキャプスタン3cに当接する。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動系及び押圧ローラブラケットを具える磁気
テープカセット装置の磁気テープカセット用のデッキの
順方向の再生(NOR) にセットした状態を示す線図的説明
図である。
【図2】デッキのリール駆動機構の断面図である。
【図3】図1のデッキの逆方向の再生(REV) にセットし
た状態を示す線図的説明図である。
【図4】押圧バネを有する押圧ローラブラケット及び押
圧ローラブラケットと連係動作する作用機構の逆再生方
向動作状態を示す拡大した説明図である。
【図5】スプリングアーム対を有する押圧バネの平面図
である。
【符号の説明】
1 シャシ 2 ベルト 3 フライホイール 3a,3b 歯 3c,3d キャプスタン 4 ガイドローラ 9,10 カップリングホイール 9a 駆動リング 9d,29a,40,43,46,57c スピンドル 09 リール駆動機構 11 摩擦カップリング 12a 順方向リールディスク 12b 逆方向リールディスク 14 中間駆動ホイール 15 逆転ホイール 16 回動ホイール 17 中間ホイール 23 モータ 23a シャフト 29 切り換えレバー 29c,51,58b 軸 39 ヘッド支持体 39a 案内輪郭 39aa,39ar 経路輪郭 41 押圧ローラブラケット 41a,41b,53 溝孔 42a,42b 押圧ローラ 43a,43b 端部 44 押圧バネ 44a,44b スプリングアーム 44c スプリング部 45 クランプ部 47 押圧ローラ表面 48 フォーク 48a 枝部 49 動作レバー 50 摺動端縁 54 ピン 57,57d,59b バイパスホイール 58 バイパスレバー 58a 作用ピン 58c,58d アーム 58d 双頭矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, T he Netherlands (72)考案者 ディーター ミューラー ドイツ連邦共和国 デー−6301 シュタ ウフェンベルク 2 プフィングストコ プヴェーク 1 (56)参考文献 特開 平2−149965(JP,A) 特開 昭63−166059(JP,A) 特開 昭61−9857(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/29 G11B 15/44

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープカセット用のデッキを具え、
    順方向及び逆方向で再生及び速巻モード用に構成し、 再生方向を、切り換えプロセスの終了時で切り換えレバ
    ーにより、リール駆動機構を前記デッキの一方のリール
    ディスクから他方のリールディスクに切り換える切り換
    え機構によって変え、 押圧ローラにより、前記磁気テープをキャプスタンに押
    し付け、前記磁気テープ送りを生じることができるよう
    にし、 前記押圧ローラを、両ローラに共通の回動自在な押圧ロ
    ーラブラケットに支持し、 前記押圧ローラブラケットを、前記切り換え機構の一部
    によって回動させる磁気テープカセット装置において、 前記押圧ローラブラケットはフォークを具え、このフォ
    ークの枝部は前記切り換えレバーの動作範囲に突入し、 前記切り換えレバーを回動して前記リール駆動機構を一
    方の送り方向から他方の送り方向に切り換える場合、前
    記切り換えレバーが前記枝部と連係動作し、同時に前記
    切り換えレバーが前記押圧ブラケット及び前記押圧ロー
    ラを一方の前記キャプスタンから他方の前記キャプスタ
    ンに切り換え、 回動自在な作用レバーを、前記切り換えレバーと前記押
    圧ローラブラケットの前記フォークとの間の作用経路に
    配置することを特徴とする磁気テープカセット装置。
  2. 【請求項2】 前記作用レバーを前記シャシ上に固定さ
    れた回動軸の周りで回動自在とし、前記フォークに伝達
    した作用移動を、前記切り換えレバー上のピンを介した
    前記切り換えレバーによって前記作用レバーに与え、前
    記ピンが前記作用レバー中の長手方向の溝孔と掛合する
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気テープカセット装
    置。
  3. 【請求項3】 前記作用レバーは摺動端縁を有し、この
    摺動端縁に沿って前記枝部は、押圧ローラブラケットを
    摺動させて所定の回動位置で回動させることができ、し
    たがって前記キャプスタンに前記押圧ローラを当接させ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気テープカ
    セット装置。
  4. 【請求項4】 前記磁気テープを、押圧バネを介した前
    記押圧ローラにより前記キャプスタンに対して押し付け
    ることができ、 前記押圧ローラの前記スピンドルが移動することができ
    る長手方向の溝孔を有する前記共通の押圧ローラブラケ
    ットを、磁気ヘッドを具えるヘッド支持体に支持すると
    ともに前記キャプスタンに対して対称的に配置したスピ
    ンドルの周りで回動自在とし、 前記2個の押圧ローラのスピンドル端部に作用する前記
    押圧バネを前記押圧ローラの位置で分岐させ、前記押圧
    バネの端部に、前記スピンドル端部に対してそれぞれ圧
    着する2個のスプリングアームを形成して、このスプリ
    ングアームを有する前記押圧バネにより、互いに独立的
    に個々のスピンドル端部を、前記長手方向の溝孔内の前
    記キャプスタンに向かって押圧し、かつ、これらスピン
    ドル端部を前記キャプスタンに圧着させることを特徴と
    する請求項1記載の磁気テープカセット装置。
  5. 【請求項5】 前記スプリングアームの自由端を折り曲
    げてフック形状のスプリング部を形成し、このスプリン
    グ部を前記押圧ローラのスピンドルのスピンドル端部に
    圧着するよう構成したことを特徴とする請求項4記載の
    磁気テープカセット装置。
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