JPH07169148A - ビデオカセットレコーダのリールテーブル駆動装置 - Google Patents

ビデオカセットレコーダのリールテーブル駆動装置

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JPH07169148A
JPH07169148A JP6221550A JP22155094A JPH07169148A JP H07169148 A JPH07169148 A JP H07169148A JP 6221550 A JP6221550 A JP 6221550A JP 22155094 A JP22155094 A JP 22155094A JP H07169148 A JPH07169148 A JP H07169148A
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Daiu Denshi Kk
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/43Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor

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  • Braking Arrangements (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカセットレコーダ(VCR) の作動モード
の変更中に、磁気テープの弛緩を防止するのみならず、
一対のアイドラによって、リールテーブルを制動し得る
リールテーブル駆動装置を提供する。 【構成】 VCR のデッキに回転自在に装着された供給リ
ールテーブル54と巻取リールテーブル56との間に配
設された第1,第2アイドラ50,52と、デッキ上に
固定されて第1,第2アイドラを上下方向へ移動可能に
支持した支持板58と、第1,第2アイドラを上方へ付
勢させるコイルばね70と、デッキに摺動自在に装着さ
れて少なくとも第1,第2アイドラの中の一つを供給リ
ールテーブル,巻取リールテーブルの中の一つと選択的
に係合,係脱させる摺動板60と、第1,第2アイドラ
の中の一つを通じて供給リールテーブル,巻取リールテ
ーブルの中の一つを駆動するための駆動機構82とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リールテーブル駆動機
構に関するもので、特に、作動モードの変更中に、ビデ
オカセットレコーダ(以下、“VCR ”という)内にロー
ディングされた磁気テープの弛緩を防止できるVCR のリ
ールテーブル駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、VCR は、リールテーブル駆
動機構の選択的な作動を通じて、多様な作動モード、例
えば、停止モード、再生モード、検索モード、巻き返し
モード、高速前進モード、制動モードなどで作動され
る。通常、作動モードの変更は、VCR の供給リールテー
ブルおよび巻取リールテーブルを選択的に駆動すること
によって行われる。一般的に、かかるリールテーブル駆
動機構は、供給リールテーブルと巻取リールテーブルと
の間に配設されたアイドラを備え、このアイドラは時計
方向および反時計方向へ転換されて、その駆動力を供給
リールテーブルおよび巻取リールテーブルの中の一つに
選択的に伝達することによって、VCR がある変更された
モードで作動されるようにする。また、リールテーブル
は作動モードの変更時、制動機構によって一時的に停止
される。しかし、VCR はある作動モードの変換中に、ア
イドラの転換運動の遅延およびリールテーブルの慣性な
どによって、テープの弛緩が生じるようになって、映像
の欠落、および歪曲および雑音が生じるという問題があ
る。
【0003】これと関連して、作動モードの変更中に、
テープの弛緩を防止するための多様なリールテーブル駆
動装置が提案されている。例えば、米国特許第4,754,34
7 号には、供給リールテーブルおよび巻取リールテーブ
ルの第1および第2アイドラ係合部と係合するアイドラ
ホイールと、前記アイドラホイールを正方向または逆方
向へ回転させる駆動ベルト車と、前記供給リールテーブ
ルおよび前記巻取リールテーブルの第1および第2の制
動係合部と同時に係合および係脱する一対の制動部材
と、前記供給リールテーブルの前記第1アイドラ係合部
と前記第1制動係合部を連結する一方向クラッチとを備
えるリールテーブルの制動機構が開示されている。しか
し、従来のかかる制動機構において、アイドラホイール
は、駆動ベルト車の駆動力によって、リールテーブルの
中の一つに向かって移動されてそれと係合するため、作
動モードの変更中に、アイドラホイールの転換動作の遅
延を伴うことになるので、VCR 内にローディングされた
磁気テープの弛緩が生じる。また、かかる制動機構は、
リールテーブルを同時に制動するための一対の制動部材
を備えることになるので、VCR の構造が複雑になる。
【0004】英国公開特許第2,239,550 号には、作動モ
ードの変更中に、ローディングされたテープの弛緩を防
止するためのもので、アイドラとリールディスクとの間
に配設された、多数の中間動力伝達装置を備えたテープ
レコーダのリール駆動システムが提示されている。かか
るリール駆動システムは、その意図する目的には有用で
あるが、多数の中間動力伝達装置が、アイドラとリール
ディスクとの間に配設されているので、VCR のデッキを
構造的に変更しなければならなく、リール駆動システム
の比較的複雑な組立て工程が要求される短所がある。
【0005】VCR の通常的な構造を概略的に示すと、図
6のようになる。図6に示す通り、VCR 内にローディン
グされたカセット2から引出された磁気テープTは、VC
R のデッキ4の上に提供された所定の経路に沿って移動
され、ヘッドドラム6と接触してビデオ情報がその上に
書き込まれるか、記録された情報がそれから読出され
る。後述のように、VCR はデッキ2に互いに独立された
関係で装着されたリールテーブル駆動および制動機構を
備える。
【0006】図7は、VCR に一般的に採用されている、
典型的なリールテーブル駆動機構を示したものである。
この駆動機構は、供給リールテーブル12と巻取リール
テーブル14との間に配設されたアイドルギア10を備
え、このアイドルギア10は、左、右方向へ移動されて
リールテーブル12,14の中の一つと係合する。ま
た、アイドルギア10は、ピン18に回転自在に枢着さ
れたブラケット16に支持される。駆動ギア20は、ピ
ン18に回転自在に枢着され、アイドルギア10と歯合
されている。駆動ベルト車22は、キャプスタンモータ
26の軸24に固設されている。従動ベルト車28は、
ピン18に回転自在に枢着され、ベルト30を通じて、
駆動ベルト車22と連動されている。したがって、キャ
プスタンモータ26の正、逆回転力は、ベルト30によ
り従動ベルト車28へ伝達されて、駆動ギア20を駆動
することになる。この時、ブラケット16は、従動ベル
ト車28の駆動力によって、時計方向または反時計方向
へ回動されるので、アイドルギア10がリールテーブル
12,14の中の一つと選択的に係合されて、VCR が転
換されたモードで作動される。
【0007】図8には、図7に示したリールテーブル駆
動機構と共に、通常、VCR に用いられているリールテー
ブル制動装置が示されている。この制動装置は、リール
テーブル12,14に隣接して配設され、共通のコイル
ばね34によって、リールテーブル12,14側へ付勢
されている一対の制動部材32と、デッキ4に摺動可能
に装着されて、制動部材32を同時に作動させる摺動板
36と、摺動板36の一端部に遊設された回動レバー3
8と、回動レバー38を作動させるカムギア40とを備
えている。かかる制動装置において、作動モードを変更
する場合、例えば、高速前進または巻き返しモードから
停止モードへの変更が要求される時、カムギア40が反
時計方向へ回転されるので、摺動板36は回動レバー3
8の回動を通じて右側へ移動される。よって、各制動部
材34のピン42は、摺動板36の溝44と係合するの
で、各制動部材32がコイルばね34の付勢力によっ
て、リールテーブル12,14側へ加圧されて、リール
テーブル12,14を制動することになる。
【0008】前述のように、かかる従来のリールテーブ
ル駆動および制動機構は、アイドルギア10が、キャプ
スタンモータ26の駆動力によって、リールテーブル1
2,14の中の一つへ転換されるので、キャプスタンモ
ータ26の駆動開始の始点とアイドルギア10の転換完
了の始点との間には時間差が存在することになる。その
結果、アイドルギアの転換動作の完了の前に、VCR 内に
ローディングされた磁気テープTは、ある変更されたモ
ード下で非常に長く移送されるので、必然的に弛緩が生
じることになって、作動モードの変更中に、映像の欠
落、歪曲および雑音などが発生することになる。さら
に、従来のリールテーブル駆動装置は、リールテーブル
を制動するための多数の制動部材を備えているので、そ
の製造過程が複雑となり、費用も増加する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、作動モードの変更中に、ローディングされた磁
気テープの弛緩を防止するように、キャプスタンモータ
とリールテーブルとを同時に駆動し得るVCR のリールテ
ーブル駆動装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、VCR の全体的な構造
を単純化させるように、VCR の作動モードの変更時、一
対のアイドラがリールテーブルを迅速に制動し得るよう
に設計されたVCR のリールテーブル駆動装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のこれら目的は、
デッキに回転自在に装着された、供給リールテーブルお
よび巻取リールテーブルを有するビデオカセットレコー
ダのリールテーブル駆動装置において、前記供給リール
テーブルと選択的に係合するように、前記供給リールテ
ーブルに隣接して配設された第1アイドラと、前記巻取
リールテーブルと選択的に係合するように、前記巻取リ
ールテーブルに隣接して配設された第2アイドラと、前
記デッキに装着されて、前記第1および第2アイドラを
支持し、前記第1および第2アイドラの上、下移動を個
別的に案内する支持板と、前記第1および第2アイドラ
を上方へ付勢させる手段と、前記デッキに摺動自在に装
着されて、少なくとも前記第1および第2アイドラの中
の一つが、前記供給リールテーブルおよび前記巻取リー
ルテーブルと選択的に係合および係脱されるように作動
させる摺動板と、前記第1および第2アイドラの中の一
つを通じて、前記供給リールテーブルおよび前記巻取リ
ールテーブルを駆動させる手段とを備え、前記第1およ
び第2アイドラは、前記供給リールテーブルおよび前記
巻取リールテーブルと共に互いに対して選択的に係合し
て、前記供給リールテーブルおよび前記巻取リールテー
ブルを制動し得るように、前記供給リールテーブルと前
記巻取リールテーブルとの間に配置されているビデオカ
セットレコーダのリールテーブル駆動装置を提供するこ
とによって達成される。
【0012】前記支持板は、互いに対向するように形成
され、第1および第2アイドラの軸を各々受容するに適
合な、一対の湾曲型長孔を備えている。また、支持板の
各々の湾曲型長孔は、作動モードの変更中に、第1およ
び第2アイドラの軸の上、下移動を独立的に案内する役
目をする。摺動板は、その下部に形成され、多様な作動
モード位置、例えば、停止モード位置、再生および高速
前進モード位置、検索および巻き返しモード位置、制動
モード位置とを有する一連のカム面を備える。第1およ
び第2アイドラの各々の軸は、摺動板の横方向移動によ
って、第1および第2アイドラの一つまたは全部が、リ
ールテーブルの一つまたは全部に選択的に係合するよう
に、カム面のモード位置の中の一つに置かれるようにな
る。よって、VCR の要求された作動モードの変更が成さ
れる。
【0013】
【作用】本発明のリールテーブル駆動装置は、供給リー
ルテーブルと巻取リールテーブルとの間に配設された、
第1および第2アイドラの中の少なくとも一つが、摺動
板の横方向移動によって下降されて、供給リールテーブ
ルと巻取リールテーブルの中の一つおよび駆動ギアと選
択的に係合されることによって、リールテーブルの中の
一つを駆動するようになり、また第1および第2アイド
ラが各リールテーブルと共に互いに選択的に係合されて
各リールテーブルを制動することになる。
【0014】
【実施例】以下、図1ないし図5の添付図面を参照しつ
つ、本発明の実施例を説明する。
【0015】図1には、本発明のVCR のリールテーブル
駆動装置が示されている。本発明のリールテーブル駆動
装置は、VCR のデッキ(図示せず)に回転自在に装着さ
れた供給リールテーブル54と巻取リールテーブル56
との間に配設された、第1および第2アイドラ50,5
2と、デッキに固設され、第1および第2アイドラ5
0,52を上、下方向へ移動可能に支持する支持板58
と、デッキに摺動可能に装着され、その横方向移動によ
って、第1および第2アイドラ50,52を作動させる
摺動板60とを備える。
【0016】図1に示す通り、第1および第2アイドラ
50,52は、供給リールテーブル54および巻取リー
ルテーブル56に隣接して配設されて、その中の一つま
たは全部が供給リールテーブル54および巻取リールテ
ーブル56の中の一つまたは全部と選択的に係合および
係脱するようになっている。また、第1および第2アイ
ドラ50,52は、供給リールテーブル54と巻取リー
ルテーブル56と共に、互いに対して選択的に係合する
ように隣接して配置されている。支持板58は互いに対
向関係に形成され、第1および第2アイドラ50,52
の軸66,68を流動自在に受容するに適合する一対の
湾曲型長孔62,64を備える。支持板58の各々の湾
曲型長孔62,64は作動モードの変更中に、第1およ
び第2アイドラ50,52の軸66,68の上、下方向
移動を個別的に案内するように設計されている。また、
第1および第2アイドラ50,52の軸66,68の端
部には、第1および第2アイドラ50,52を上方へ付
勢させるに役立つコイルばね70が固設されている。
【0017】摺動板60は、VCR の作動モードに応じて
その横方向移動を通じて、第1および第2アイドラ5
0,52を独立的に作動させるように、第1および第2
アイドラ50,52の軸66,68と連動されている。
また、摺動板60の下部には、第1および第2アイドラ
50,52の軸66,68と係合するに適合な一連のカ
ム面72が形成されている。摺動板60のカム面72
は、多様な作動モード位置、例えば、停止モード位置
A,A’、検索および巻き返しモード位置B、再生およ
び高速前進モード位置C、制動モード位置D,D’,
D″とを有するように設計されている。したがって、後
述するように、第1および第2アイドラ50,52の軸
66,68は、摺動板60のカム面72のモード位置の
中の一つに置かれるようになっているので、作動モード
の変更中に、摺動板60の横方向移動によって、第1お
よび第2アイドラ50,52の中の一つまたは全部が、
供給リールテーブル54および巻取リールテーブル56
の中の一つまたは全部と選択的に係合または係脱し得る
ようになる。回動レバー74が、摺動板60の一側に遊
設されており、その中間部でピン76に回動自在に枢着
されている。また、回動レバー74が、カムギア80の
カム溝78と係合されている。したがって、カムギア5
0が、正、逆回転するようになると、回動レバー74
が、ピン76を中心に、時計方向および反時計方向へ回
動するようになって、摺動反60を左、右側へ移動させ
ることになる。
【0018】図1に示す通り、リールテーブル駆動装置
は、キャプスタンモータ84の駆動力を第1および第2
アイドラ50,52の中の一つに伝達するためのアイド
ラ駆動機構82を備えている。このアイドラ駆動機構8
2は、キャプスタンモータ84の軸94に固定された駆
動ベルト車86と、ベルト90により駆動ベルト車86
と連動されている従動ベルト車88と、従動ベルト車8
8に接続されている駆動ギア92とを備える。駆動ギア
92は、第1および第2アイドラ50,52の中の一つ
と選択的に係合するように、第1および第2アイドラ5
0,52に隣接して配設されている。したがって、第1
および第2アイドラ50,52の中の一つが、要求され
た作動モードへの変更中に、摺動板60の横方向移動に
よって、支持板58の湾曲型長孔62,64の中の一つ
に沿って下降することになると、リールテーブル54,
56の中の一つとアイドラ駆動機構82の駆動ギア92
と係合するようになる。その結果、駆動ギア92の駆動
力は、下降されたアイドラを通じて、リールテーブル5
4,56の中の一つに伝達される。
【0019】一方、VCR 内にローディングされた磁気テ
ープTは、キャプスタンモータ84の軸96とピンチロ
ーラ96との間に提供された、所定の経路に沿って走行
する。
【0020】以下、図1ないし5の添付図面を参照しつ
つ、作動モードの変更による本発明のリールテーブルの
駆動過程を説明する。図2は、VCR の停止モード作動状
態を示したものである。この停止モード作動状態におい
ては、第1および第2アイドラ50,52の各々の軸6
6,68は、摺動板60のカム面72の停止モード位置
A,A’に置かれるようになるので、第1および第2ア
イドラ50,52全部は、リールテーブル54,56と
駆動ギア92からの係脱状態にあるようになる。よっ
て、各リールテーブル54,56は、VCR の停止モード
作動時、停止状態にあるようになる。
【0021】図3に示したように、作動モードを変更す
る場合、例えば、VCR の停止モードから再生モードまた
は高速前進モードへ変更する場合、カムギア80が、反
時計方向へ回転すると、摺動板60が、回動レバー74
を通じて右方向へ移動するようになる。この時に、第2
アイドラ52の軸68がコイルばね70の付勢力を克服
して、支持板58の湾曲型64に沿って下降した後、摺
動板60のカム面72の再生および高速前進モード位置
Cに置かれるようになって、第2アイドラ52は、巻取
リールテーブル56と駆動ギア92とに同時に係合する
ようになる。したがって、巻取リールテーブル56は、
キャプスタンモータ84によって、第2アイドラ52を
通じて駆動されて、VCR が再生または高速前進モードで
作動されるようにする。しかし、第1アイドラ50の軸
66は、カム面72の停止モード位置Aに保持されるの
で、第1アイドラ50は、VCR の再生または高速前進モ
ード作動中、供給リールテーブル54と駆動ギア92と
係脱された状態にあるようになる。
【0022】反面、図4に示したように、VCR の検索ま
たは巻き返しモードの作動の場合、摺動板60が、カム
ギア80の時計方向回転によって、左方向へ移動するこ
とになるので、第1アイドラ52の軸66は、摺動板6
0のカム面72の検索および巻き返しモード位置Bに至
るが、第2アイドラ52の軸68は、カム面72の停止
モード位置A’に置かれるようになる。その結果、第1
アイドラ50は、コイルばね70の付勢力を克服して、
支持板58の湾曲型長孔62に沿って下降して、供給リ
ールテーブル54と駆動ギア92と係合する反面、第2
アイドラ52は、巻取リールテーブル56と駆動ギア9
2とから係脱された状態になる。したがって、キャプス
タンモータ84の駆動力は、第1アイドラ50を通じ
て、供給リールテーブル54へ伝達されるので、検索ま
たは巻き返しモード作動を達成することになる。
【0023】前述したように、本発明のリールテーブル
駆動装置において、第1および第2アイドラ50,52
は、摺動板60の横方向移動によって作動されるので、
キャプスタンモータ84とリールテーブル54または5
6が、アイドラ50または52の転換動作の完了と同時
に、同期的に駆動されることによって、作動モードの変
更中に、ローディング磁気テープTが弛緩されることが
防止される。
【0024】また、図5に示したように、図4に示した
検索または巻き返しモード状態から制動モードへ変更す
る場合、摺動板60が、カムギア80の時計方向回転に
よって左方向へさらに移動するようになると、第1およ
び第2アイドラ50,52の軸66,68は、摺動板6
0のカム面72の制動モード位置(D’,D″)に置か
れるようになると同時に、コイルばね70の復元力によ
って、支持板58の各々の湾曲型長孔62,64に沿っ
て上昇することになる。その結果、第1および第2アイ
ドラ50,52は、その運動接続と同時に、供給リール
テーブル54および巻取リールテーブル56と各々係合
することになり、よって、リールテーブル54,56
は、第1および第2アイドラ50,52の相互反作用に
よって迅速に制動される。また、この時に、キャプスタ
ンモータ84の駆動は停止される。これと類似に、図3
に示した再生または高速前進モード状態から制動モード
へ変更する時には、接続板60が、カムギア80の反時
計方向回転によって、さらに右方向へ移動されるので、
第1および第2アイドラ50,52の各々の軸66,6
8は、カム面72の停止モード位置Aと再生および高速
前進モード位置Cから脱離した後、制動モード位置D,
D’に置かれるようになる。したがって、リールテーブ
ル54,56は、前記と同じ過程を経て制動が行われ
る。
【0025】前述のように、本発明のリールテーブル駆
動装置によると、第1および第2アイドラ50,52
が、リールテーブル54,56を制動する機能を行うの
で、通常の制動機構を除去し得ることになって、VCR の
全体的な構造をより単純化させ得る。
【0026】
【発明の効果】前述のように、本発明は、供給リールテ
ーブルと巻取リールテーブルとの間に配設された第1お
よび第2アイドラの中の一つまたは全部が、摺動板の横
方向移動によって、供給リールテーブルと巻取リールテ
ーブルの中の一つまたは二つ共に選択的に係合されるの
で、キャプスタンモータとリールテーブルを同期的に駆
動し得ることになって、作動モードの変更中に、磁気テ
ープの弛緩を防止し得るのみならず、第1および第2ア
イドラが、リールテーブルの制動機能を行うため、従来
のリールテーブル制動機構を備える必要がなく、VCR の
構造を単純化させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のVCR のリールテーブル駆動装置の平面
図である。
【図2】本発明による、VCR の停止モード作動状態を示
したもので、図1に示したリールテーブル駆動装置の第
1および第2アイドラが、リールテーブルおよび駆動ギ
アとから係脱されている状態を示したものである。
【図3】リールテーブル駆動装置の第2アイドラが、VC
R の再生または高速前進モード作動下で、巻取リールテ
ーブルを駆動するように、巻取リールテーブルおよび駆
動ギアと係合されている状態を示したものである。
【図4】リールテーブル駆動装置の第1アイドラが、VC
R の検索または巻き返しモード作動下で、巻取リールテ
ーブルを駆動するように、供給リールテーブルと係合さ
れている状態を示したものである。
【図5】本発明のリールテーブル駆動装置による、リー
ルテーブル制動作動状態を示したもので、第1および第
2アイドラが、互いに運動接続されると同時に、供給リ
ールテーブルおよび巻取リールテーブルと係合されてい
る状態を示したものである。
【図6】VCR の典型的な作動システムの概略的な平面図
である。
【図7】図6に示したVCR に一般に用いられている従来
のリールテーブル駆動装置の平面図である。
【図8】図7に示したリールテーブル駆動装置と共に用
いられている従来のリールテーブル制動機構の平面図で
ある。
【符号の説明】
50 第1アイドラ 52 第2アイドラ 54 供給リールテーブル 56 巻取リールテーブル 58 支持板 60 摺動板 62,64 湾曲型長孔 66,68 第1および第2アイドラの軸 70 コイルばね 72 摺動板のカム面 74 回動レバー 80 カムギア 82 アイドラ駆動機構 84 キャプスタンモータ 86 駆動ベルト車 88 従動ギア 90 ベルト 92 駆動ギア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デッキに回転自在に装着された、供給リ
    ールテーブルおよび巻取リールテーブルを有するビデオ
    カセットレコーダのリールテーブル駆動装置において、 前記供給リールテーブルと選択的に係合するように、前
    記供給リールテーブルに隣接して配設された第1アイド
    ラと、 前記巻取リールテーブルと選択的に係合するように、前
    記巻取リールテーブルに隣接して配設された第2アイド
    ラと、 前記デッキに装着されて、前記第1および第2アイドラ
    を支持し、前記第1および第2アイドラの上、下移動を
    個別的に案内する支持板と、 前記第1および第2アイドラを、上方へ付勢させる手段
    と、 前記デッキに摺動自在に装着されて、少なくとも前記第
    1および第2アイドラの中の一つが、前記供給リールテ
    ーブルおよび前記巻取リールテーブルと選択的に係合お
    よび係脱されるように作動させる摺動板と、 前記第1および第2アイドラの中の一つを通じて、前記
    供給リールテーブルおよび前記巻取リールテーブルを駆
    動させる手段とを備え、前記第1および第2アイドラ
    は、前記供給リールテーブルおよび前記巻取リールテー
    ブルと共に互いに対して選択的に係合して、前記供給リ
    ールテーブルおよび前記巻取リールテーブルを制動し得
    るように、前記供給リールテーブルと前記巻取リールテ
    ーブルとの間に配置されているビデオカセットレコーダ
    のリールテーブル駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記第1および第2ア
    イドラに近接して配設された駆動ギアを備え、前記駆動
    ギアは、前記摺動板の横方向移動によって、前記支持板
    に沿って、前記第1および第2アイドラの中で、下降移
    動されたアイドラと選択的に係合するようになる請求項
    1記載のビデオカセットレコーダのリールテーブル駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 前記支持板は、互いに対向に形成され、
    前記第1および第2アイドラの軸を各々受容するに適合
    な、一対の湾曲型長孔を備えた請求項2記載のビデオカ
    セットレコーダのリールテーブル駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記摺動板は、その下部に形成され、停
    止モード位置と、再生および高速前進モード位置と、検
    索および巻き返しモード位置と、制動モード位置とを有
    する一連のカム面を備えた請求項3記載のビデオカセッ
    トレコーダのリールテーブル駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2アイドラの各々の軸
    は、前記カム面のモード位置の中の一つのモード位置に
    置かれている請求項4記載のビデオカセットレコーダの
    リールテーブル駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記付勢手段は、前記第1および第2ア
    イドラの各々の軸に固定されている請求項3記載のビデ
    オカセットレコーダのリールテーブル駆動装置。
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