JPH1092060A - ビデオカセットレコーダ用リールテーブル駆動装置 - Google Patents
ビデオカセットレコーダ用リールテーブル駆動装置Info
- Publication number
- JPH1092060A JPH1092060A JP9233425A JP23342597A JPH1092060A JP H1092060 A JPH1092060 A JP H1092060A JP 9233425 A JP9233425 A JP 9233425A JP 23342597 A JP23342597 A JP 23342597A JP H1092060 A JPH1092060 A JP H1092060A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotator
- moving member
- reel table
- pulley
- cassette recorder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/50—Controlling, regulating, or indicating speed by mechanical linkage, e.g. clutch
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/26—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
- G11B15/32—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through the reels or cores on to which the record carrier is wound
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動作モードに応じて繰り出しリールテーブ
ル及び巻き取りリールテーブルに異なるトルクの駆動力
が伝達できるビデオカセットレコーダ用リールテーブル
駆動装置を提供する。 【解決手段】 駆動装置200は支持シャフト100
を有する第1ローテータ105、支持シャフト100の
下部に回転可能に外挿されるプーリ110、プーリ11
0と第1ローテータ105との間に配置されるフェルト
112、プーリ110の上面に配置されるスプリングホ
ルダー130、スプリングホルダー130の上部に上下
移動可能に結合される移動部材160、移動部材160
とスプリングホルダー130との間に配置されるスプリ
ング170及び移動部材の上部に配置される第2ローテ
ータ120を有する。
ル及び巻き取りリールテーブルに異なるトルクの駆動力
が伝達できるビデオカセットレコーダ用リールテーブル
駆動装置を提供する。 【解決手段】 駆動装置200は支持シャフト100
を有する第1ローテータ105、支持シャフト100の
下部に回転可能に外挿されるプーリ110、プーリ11
0と第1ローテータ105との間に配置されるフェルト
112、プーリ110の上面に配置されるスプリングホ
ルダー130、スプリングホルダー130の上部に上下
移動可能に結合される移動部材160、移動部材160
とスプリングホルダー130との間に配置されるスプリ
ング170及び移動部材の上部に配置される第2ローテ
ータ120を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオカセットレコ
ーダに関するものであり、より詳細には多様な動作モー
ドにより繰り出しリールテーブル及び巻き取りリールテ
ーブルに異なるトルクの駆動力を伝達できるビデオカセ
ットレコーダ用リールテーブル駆動装置に関するもので
ある。
ーダに関するものであり、より詳細には多様な動作モー
ドにより繰り出しリールテーブル及び巻き取りリールテ
ーブルに異なるトルクの駆動力を伝達できるビデオカセ
ットレコーダ用リールテーブル駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカセットレコーダは、テ
ープ走行係に沿って走行する磁気テープに映像及び/ま
たはオーディオ信号を記録したり、これに記録された信
号を再生したりする装置である。磁気テープはカセット
内に備えられた一対のリールに巻かれており、カセット
がカセットローディングメカニズムに沿ってテープレコ
ーダのデッキ上に装着されると一対のリールがデッキ上
に設置された巻き取りリールテーブル及び繰り出しリー
ルテーブルにそれぞれ装着される。
ープ走行係に沿って走行する磁気テープに映像及び/ま
たはオーディオ信号を記録したり、これに記録された信
号を再生したりする装置である。磁気テープはカセット
内に備えられた一対のリールに巻かれており、カセット
がカセットローディングメカニズムに沿ってテープレコ
ーダのデッキ上に装着されると一対のリールがデッキ上
に設置された巻き取りリールテーブル及び繰り出しリー
ルテーブルにそれぞれ装着される。
【0003】次いで、前記巻き取りリールテーブル及び
繰り出しリールテーブルはキャプスタンモータの駆動に
より回転されることにより再生、録音、早送り、巻き戻
しなどのような所定の走行動作を遂行するが、このと
き、磁気テープは巻き取りリール及び繰り出しリールの
回転方向により繰り出しリールで解かれ巻き取りリール
に巻かれるか、またはその逆に巻かれる。
繰り出しリールテーブルはキャプスタンモータの駆動に
より回転されることにより再生、録音、早送り、巻き戻
しなどのような所定の走行動作を遂行するが、このと
き、磁気テープは巻き取りリール及び繰り出しリールの
回転方向により繰り出しリールで解かれ巻き取りリール
に巻かれるか、またはその逆に巻かれる。
【0004】図5には一般に使用されるビデオカセット
レコーダ500の構造が概略的に示されている。ここ
で、テープ501は繰り出しリール510または巻き取
りリールテーブル520が選択的に駆動されることによ
り順方向(forward direction)または逆方向に走行す
る。また、前記テープ501はキャプスタンシャフト5
50とピンチローラ540により一定の速度で走行でき
る。一般に、前記リールテーブル510,520を選択
的に駆動させることはキャプスタンモータ530の駆動
力を伝達するアイドラギヤ560によってなされる。
レコーダ500の構造が概略的に示されている。ここ
で、テープ501は繰り出しリール510または巻き取
りリールテーブル520が選択的に駆動されることによ
り順方向(forward direction)または逆方向に走行す
る。また、前記テープ501はキャプスタンシャフト5
50とピンチローラ540により一定の速度で走行でき
る。一般に、前記リールテーブル510,520を選択
的に駆動させることはキャプスタンモータ530の駆動
力を伝達するアイドラギヤ560によってなされる。
【0005】前記アイドラギヤ560は前記キャプスタ
ンモータ530の回転方向により前記繰り出しリールテ
ーブル510または巻き取りリール520に選択的に係
合し、これにより前記繰り出しリール510または巻き
取りリール520が選択的に回転する。しかし、1つの
動作モードから他の動作モードに転換されるとき、アイ
ドラギヤ560の移動が遅延されることによりまたは、
リールテーブル510,520の慣性モーメントにより
テープ501の弛緩が発生され、このようなテープ50
1の弛緩が誤動作や騒音などを誘発させ得る。
ンモータ530の回転方向により前記繰り出しリールテ
ーブル510または巻き取りリール520に選択的に係
合し、これにより前記繰り出しリール510または巻き
取りリール520が選択的に回転する。しかし、1つの
動作モードから他の動作モードに転換されるとき、アイ
ドラギヤ560の移動が遅延されることによりまたは、
リールテーブル510,520の慣性モーメントにより
テープ501の弛緩が発生され、このようなテープ50
1の弛緩が誤動作や騒音などを誘発させ得る。
【0006】このような見地で、前記キャプスタンモー
タ530に隣接している前記巻き取りリールテーブル5
20はテープ501を順方向に駆動させる場合に相対的
に小さいトルクを必要とし、前記キャプスタンモータ5
30から離れている前記繰り出しリールテーブル510
はテープ501を逆方向に駆動させる場合に相対的に大
きいトルクを必要とする。
タ530に隣接している前記巻き取りリールテーブル5
20はテープ501を順方向に駆動させる場合に相対的
に小さいトルクを必要とし、前記キャプスタンモータ5
30から離れている前記繰り出しリールテーブル510
はテープ501を逆方向に駆動させる場合に相対的に大
きいトルクを必要とする。
【0007】また、テープ501が高速に走行する巻き
戻しモードまたは早送りモードでは前記リールテーブル
510,520を回転させるために、より大きいトルク
が必要になる。このようなトルクの伝達はリールテーブ
ル駆動メカニズムにより遂行される。
戻しモードまたは早送りモードでは前記リールテーブル
510,520を回転させるために、より大きいトルク
が必要になる。このようなトルクの伝達はリールテーブ
ル駆動メカニズムにより遂行される。
【0008】図6には従来ビデオカセットレコーダ50
0のリールテーブル駆動メカニズム300の一例が示さ
れている。図6に示すように、前記リールテーブル駆動
メカニズム300はデッキ16に固定されている支持シ
ャフト14に回転可能に装着された第1ローテータ1
2、該第1ローテータ12のハブ13の周りに回転可能
に挿入されフェルト部材34を通して第1ローテータ1
2と摩擦接触する駆動プーリ18、及び前記第1ローテ
ータ12のハブ13上に固定的に結合される第2ローテ
ータ22を有する。
0のリールテーブル駆動メカニズム300の一例が示さ
れている。図6に示すように、前記リールテーブル駆動
メカニズム300はデッキ16に固定されている支持シ
ャフト14に回転可能に装着された第1ローテータ1
2、該第1ローテータ12のハブ13の周りに回転可能
に挿入されフェルト部材34を通して第1ローテータ1
2と摩擦接触する駆動プーリ18、及び前記第1ローテ
ータ12のハブ13上に固定的に結合される第2ローテ
ータ22を有する。
【0009】移動部材20は第2ローテータ22に結合
されており、前記移動部材20は駆動プーリ18の駆動
力が第2ローテータ22に直接的に伝達できるように、
駆動プーリ18の開口部32に選択的に係合される。第
2ローテータ22にはスプリング24が位置されてお
り、前記スプリング24は移動部材20を上向きに偏向
させることにより前記移動部材20を駆動プーリ18の
開口部32から離脱させ、これにより駆動プーリ18の
駆動力がフェルト部材34を通して第1ローテータ12
に伝達される。
されており、前記移動部材20は駆動プーリ18の駆動
力が第2ローテータ22に直接的に伝達できるように、
駆動プーリ18の開口部32に選択的に係合される。第
2ローテータ22にはスプリング24が位置されてお
り、前記スプリング24は移動部材20を上向きに偏向
させることにより前記移動部材20を駆動プーリ18の
開口部32から離脱させ、これにより駆動プーリ18の
駆動力がフェルト部材34を通して第1ローテータ12
に伝達される。
【0010】駆動ギヤ10は前記第1ローテータ12の
ハブ13の周りに回転可能に挿入され、アイドラギヤ5
60と係合されている。また、第2ローテータ22と駆
動ギヤ10との間には該駆動ギヤ10を上向きに偏向さ
せ、アイドラギヤ560と係合させるスプリング26が
配置されている。前記駆動プーリ18はキャプスタンモ
ータ530の駆動方向により順逆回転できるようにベル
ト30を通してキャプスタンモータ530に連結されて
いる。
ハブ13の周りに回転可能に挿入され、アイドラギヤ5
60と係合されている。また、第2ローテータ22と駆
動ギヤ10との間には該駆動ギヤ10を上向きに偏向さ
せ、アイドラギヤ560と係合させるスプリング26が
配置されている。前記駆動プーリ18はキャプスタンモ
ータ530の駆動方向により順逆回転できるようにベル
ト30を通してキャプスタンモータ530に連結されて
いる。
【0011】再生または逆再生モードの場合に、移動部
材20は前記プーリ18から分離される。従って、プー
リ18の駆動力はフェルト部材34と摩擦接触している
第1ローテータ12に伝達され、相対的に軽減されたト
ルクが第2ローテータ22及びスプリング26を通して
駆動ギヤ10に伝達される。その結果、アイドラギヤ5
60が巻き取りリール520または繰り出しリール51
0に向いて移動され、それらと係合されることにより再
生モードまたは逆再生モードを実行する。ビデオカセッ
トレコーダ500の動作中に駆動ギヤ10に過度の負荷
がかかる場合には、前記プーリ18と第1ローテータ1
2との間にスリップが発生することによりテープ501
にスラックが発生することを防止する。
材20は前記プーリ18から分離される。従って、プー
リ18の駆動力はフェルト部材34と摩擦接触している
第1ローテータ12に伝達され、相対的に軽減されたト
ルクが第2ローテータ22及びスプリング26を通して
駆動ギヤ10に伝達される。その結果、アイドラギヤ5
60が巻き取りリール520または繰り出しリール51
0に向いて移動され、それらと係合されることにより再
生モードまたは逆再生モードを実行する。ビデオカセッ
トレコーダ500の動作中に駆動ギヤ10に過度の負荷
がかかる場合には、前記プーリ18と第1ローテータ1
2との間にスリップが発生することによりテープ501
にスラックが発生することを防止する。
【0012】巻き戻しモードまたは早送りモードの場合
に、前記移動部材20は圧縮部材(図示せず)により下
向きに移動して駆動プーリ18の開口部32を通して駆
動プーリ18と係合する。それで、プーリ18の駆動力
が駆動ギヤ10に直接的に伝達され、これにより高いト
ルクに繰り出しリールテーブルまたは巻き取りリールテ
ーブル510,520を駆動させられる。
に、前記移動部材20は圧縮部材(図示せず)により下
向きに移動して駆動プーリ18の開口部32を通して駆
動プーリ18と係合する。それで、プーリ18の駆動力
が駆動ギヤ10に直接的に伝達され、これにより高いト
ルクに繰り出しリールテーブルまたは巻き取りリールテ
ーブル510,520を駆動させられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリールテーブル駆動メカニズム300におい
ては再生モード及び逆再生モードの場合に繰り出しリー
ルテーブル510及び巻き取りリールテーブル520に
同一のトルクが加えられるためにこれらのモードを遂行
する過程においてテープの弛緩またはスラックが発生し
得るという短所を有する。
うな従来のリールテーブル駆動メカニズム300におい
ては再生モード及び逆再生モードの場合に繰り出しリー
ルテーブル510及び巻き取りリールテーブル520に
同一のトルクが加えられるためにこれらのモードを遂行
する過程においてテープの弛緩またはスラックが発生し
得るという短所を有する。
【0014】従って、本発明は以上のような従来技術の
問題点を解決するためのものであり、本発明の目的は多
様の動作モードによりリールテーブルを差異なるトルク
で駆動させられるビデオカセットレコーダ用リールテー
ブル駆動メカニズムを提供することにある。
問題点を解決するためのものであり、本発明の目的は多
様の動作モードによりリールテーブルを差異なるトルク
で駆動させられるビデオカセットレコーダ用リールテー
ブル駆動メカニズムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、第1ディスク部及び該第1ディスク部の上
面中心部に一体的に形成された支持シャフトで構成され
た第1ローテータと、キャプスタンモータにベルトを通
して連結され、前記支持シャフトの下部に回転可能に外
挿されるプーリと、前記プーリの回転力を前記第1ロー
テータに伝達する手段と、前記プーリの上面に同軸的に
配置され、前記支持シャフトに所定の間隔をおいて外挿
されるスプリングホルダーと、前記スプリングホルダー
の上部に上下移動可能に結合され、前記支持シャフトに
所定の間隔をおいて外挿される移動部材と、前記移動部
材とスプリングホルダーとの間に配置され、それらの間
を弾性的に支持するスプリングと、前記移動部材の上部
に配置され、前記支持シャフトに固定的に外挿され、第
1方向に回転時には前記移動部材と係合された状態を維
持し、前記第1方向と反対である第2方向に回転時には
前記移動部材を所定距離だけに下向きに移動させる第2
ローテータと、前記第2ローテータと共に回転できるよ
うに前記第2ローテータの周りに固定的に外挿され、ア
イドラと係合されている駆動ギヤを有することを特徴と
するビデオカセットレコーダ用リールテーブル駆動メカ
ニズムを提供する。
の本発明は、第1ディスク部及び該第1ディスク部の上
面中心部に一体的に形成された支持シャフトで構成され
た第1ローテータと、キャプスタンモータにベルトを通
して連結され、前記支持シャフトの下部に回転可能に外
挿されるプーリと、前記プーリの回転力を前記第1ロー
テータに伝達する手段と、前記プーリの上面に同軸的に
配置され、前記支持シャフトに所定の間隔をおいて外挿
されるスプリングホルダーと、前記スプリングホルダー
の上部に上下移動可能に結合され、前記支持シャフトに
所定の間隔をおいて外挿される移動部材と、前記移動部
材とスプリングホルダーとの間に配置され、それらの間
を弾性的に支持するスプリングと、前記移動部材の上部
に配置され、前記支持シャフトに固定的に外挿され、第
1方向に回転時には前記移動部材と係合された状態を維
持し、前記第1方向と反対である第2方向に回転時には
前記移動部材を所定距離だけに下向きに移動させる第2
ローテータと、前記第2ローテータと共に回転できるよ
うに前記第2ローテータの周りに固定的に外挿され、ア
イドラと係合されている駆動ギヤを有することを特徴と
するビデオカセットレコーダ用リールテーブル駆動メカ
ニズムを提供する。
【0016】本発明の望ましい実施例によると、前記プ
ーリの回転力を前記第1ロータに伝達する手段は前記プ
ーリの底面と前記第1ローテータの第1ディスク部の上
面の間に介在されるフェルトを有する。
ーリの回転力を前記第1ロータに伝達する手段は前記プ
ーリの底面と前記第1ローテータの第1ディスク部の上
面の間に介在されるフェルトを有する。
【0017】前記スプリングホルダーには前記移動部材
の摺動移動を案内する一対のガイドグルーブが形成され
ている。前記移動部材は中空形円筒体の形状を有し、そ
の上面は交互に形成された3つの第1垂直部及び第1傾
斜部で構成され、その下面には前記スプリングホルダー
のガイドグルーブに摺動可能に係合される一対の延長部
が形成されている。
の摺動移動を案内する一対のガイドグルーブが形成され
ている。前記移動部材は中空形円筒体の形状を有し、そ
の上面は交互に形成された3つの第1垂直部及び第1傾
斜部で構成され、その下面には前記スプリングホルダー
のガイドグルーブに摺動可能に係合される一対の延長部
が形成されている。
【0018】前記第2ローテータは円筒形の形状を有
し、前記移動部材と同軸的に配置され、その内側底部に
は前記移動部材の上面と係合される凹部が形成されてい
る。前記凹部には前記移動部材の3つの第1傾斜部とそ
れぞれ接触する3つの第2傾斜部及び前記移動部材の3
つの第1垂直部とそれぞれ接触する3つの第2垂直部が
形成されている。
し、前記移動部材と同軸的に配置され、その内側底部に
は前記移動部材の上面と係合される凹部が形成されてい
る。前記凹部には前記移動部材の3つの第1傾斜部とそ
れぞれ接触する3つの第2傾斜部及び前記移動部材の3
つの第1垂直部とそれぞれ接触する3つの第2垂直部が
形成されている。
【0019】前記第1垂直部に隣接した前記移動部材の
外壁上部の所定位置には第1突起がそれぞれ互いに対し
て規則的に離隔され形成されており、前記凹部の外壁に
は前記第2ローテータが第2方向に所定の角度だけに回
転したとき前記第1突起と接触する第2突起が提供され
る。
外壁上部の所定位置には第1突起がそれぞれ互いに対し
て規則的に離隔され形成されており、前記凹部の外壁に
は前記第2ローテータが第2方向に所定の角度だけに回
転したとき前記第1突起と接触する第2突起が提供され
る。
【0020】このような構成を有する本発明によるリー
ルテーブル駆動メカニズムは次のように動作する。ま
ず、再生モードの場合、前記キャプスタンモータは第1
方向に回転して前記プーリに駆動力を伝達する。前記駆
動力はフェルトを通して第1ローテータに伝達され第1
ローテータが第1方向に回転する。
ルテーブル駆動メカニズムは次のように動作する。ま
ず、再生モードの場合、前記キャプスタンモータは第1
方向に回転して前記プーリに駆動力を伝達する。前記駆
動力はフェルトを通して第1ローテータに伝達され第1
ローテータが第1方向に回転する。
【0021】前記第1ローテータが第1方向に回転する
ことにより、前記支持シャフトの上部に固定的に結合さ
れている第2ローテータも第1方向に回転する。前記キ
ャプスタンモータが順方向に回転する場合には前記第2
ローテータと前記移動部材が係合された状態を維持する
ために、前記移動部材は下向きに移動しない。従って、
正常的なトルクが前記駆動ギヤとアイドラを通して巻き
取りリールテーブルに伝達され再生モードを遂行する。
ことにより、前記支持シャフトの上部に固定的に結合さ
れている第2ローテータも第1方向に回転する。前記キ
ャプスタンモータが順方向に回転する場合には前記第2
ローテータと前記移動部材が係合された状態を維持する
ために、前記移動部材は下向きに移動しない。従って、
正常的なトルクが前記駆動ギヤとアイドラを通して巻き
取りリールテーブルに伝達され再生モードを遂行する。
【0022】一方、逆再生モードの場合、前記キャプス
タンモータは第2方向に回転する。前記キャプスタンモ
ータの駆動力は前記プーリ及びフェルトを通して第1ロ
ーテータに伝達され第1ローテータが第2方向に回転す
る。
タンモータは第2方向に回転する。前記キャプスタンモ
ータの駆動力は前記プーリ及びフェルトを通して第1ロ
ーテータに伝達され第1ローテータが第2方向に回転す
る。
【0023】前記第1ローテータが第2方向に回転する
ことにより、前記第1ローテータの支持シャフトの上部
に固定的に結合されている第2ローテータも第2方向に
回転する。前記キャプスタンモータが逆方向に回転する
場合には、前記移動部材が下向きに移動する。
ことにより、前記第1ローテータの支持シャフトの上部
に固定的に結合されている第2ローテータも第2方向に
回転する。前記キャプスタンモータが逆方向に回転する
場合には、前記移動部材が下向きに移動する。
【0024】前記移動部材の下向きの移動により、前記
移動部材とスプリングホルダーとの間に配置されている
スプリングが圧縮される。このようなスプリングの圧縮
力はプーリにより伝達されるために、前記プーリとフェ
ルトとの間のスリップ率が減少される。
移動部材とスプリングホルダーとの間に配置されている
スプリングが圧縮される。このようなスプリングの圧縮
力はプーリにより伝達されるために、前記プーリとフェ
ルトとの間のスリップ率が減少される。
【0025】その結果、より大きいトルクが駆動ギヤ及
びアイドラを通して繰り出しリールテーブルに伝達され
逆再生モードを遂行する。
びアイドラを通して繰り出しリールテーブルに伝達され
逆再生モードを遂行する。
【0026】以上で説明したように、本発明によるリー
ルテーブル駆動メカニズムは種々のモードにより巻き取
りリールテーブル及び繰り出しリールテーブルを異なる
トルクで駆動させられるために、前記モードが遂行され
る間にテープが安定に走行できる長所を有する。
ルテーブル駆動メカニズムは種々のモードにより巻き取
りリールテーブル及び繰り出しリールテーブルを異なる
トルクで駆動させられるために、前記モードが遂行され
る間にテープが安定に走行できる長所を有する。
【0027】以上のような本発明の目的と別の特徴及び
長所などは次ぎに参照する本発明のいくつかの好適な実
施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
長所などは次ぎに参照する本発明のいくつかの好適な実
施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て本発明の望ましい実施例をより詳細に説明する。図1
には本発明の実施例によるビデオカセットレコーダ用リ
ールテーブル駆動メカニズム200を示す。図1に示す
ように、本発明のリールテーブル駆動メカニズム200
は第1ディスク部102及び前記第1ディスク部102
の中心に一体的に形成されている支持シャフト100で
構成された第1ローテータ105を有する。キャプスタ
ンモータ(図示せず)にベルト114を通して連結され
前記キャプスタンモータから回転力が伝達されるプーリ
110は前記第1ローテータ105の支持シャフト10
0の下部に回転可能に外挿される。
て本発明の望ましい実施例をより詳細に説明する。図1
には本発明の実施例によるビデオカセットレコーダ用リ
ールテーブル駆動メカニズム200を示す。図1に示す
ように、本発明のリールテーブル駆動メカニズム200
は第1ディスク部102及び前記第1ディスク部102
の中心に一体的に形成されている支持シャフト100で
構成された第1ローテータ105を有する。キャプスタ
ンモータ(図示せず)にベルト114を通して連結され
前記キャプスタンモータから回転力が伝達されるプーリ
110は前記第1ローテータ105の支持シャフト10
0の下部に回転可能に外挿される。
【0029】前記プーリ110の底面と前記第1ローテ
ータ105の第1ディスク部102の上面の間には前記
プーリ110の回転力を前記第1ローテータ105に伝
達するためのフェルト112が介在されている。前記プ
ーリ110の上面には前記支持シャフト100に所定の
間隔をおいて外挿されるスプリングホルダー130が同
軸的に配置される。
ータ105の第1ディスク部102の上面の間には前記
プーリ110の回転力を前記第1ローテータ105に伝
達するためのフェルト112が介在されている。前記プ
ーリ110の上面には前記支持シャフト100に所定の
間隔をおいて外挿されるスプリングホルダー130が同
軸的に配置される。
【0030】本発明の別の実施例によると、前記スプリ
ングホルダー130の底面と前記プーリ110の上面の
間には前記プーリ110の回転力を前記スプリングホル
ダー130に伝達するためのフェルトが介在され得る。
このような場合、前記スプリングホルダー130の底面
と前記プーリ110の上面の間に介在されるフェルトの
摩擦係数は前記プーリ110の底面と前記第1ローテー
タ105の第1ディスク部102の上面の間に介在され
るフェルト112の摩擦係数より小さ区なければならな
い。
ングホルダー130の底面と前記プーリ110の上面の
間には前記プーリ110の回転力を前記スプリングホル
ダー130に伝達するためのフェルトが介在され得る。
このような場合、前記スプリングホルダー130の底面
と前記プーリ110の上面の間に介在されるフェルトの
摩擦係数は前記プーリ110の底面と前記第1ローテー
タ105の第1ディスク部102の上面の間に介在され
るフェルト112の摩擦係数より小さ区なければならな
い。
【0031】図3を参照すると、前記スプリングホルダ
ー130は前記プーリ110の上面に配置される第2デ
ィスク部132及び前記第2ディスク部の上面中心部に
一体的に形成される中空形円筒部134を有する。前記
中空形円筒部134の上部所定部分は互いに対向される
ように配置される一対のガイドグルーブ135を形成で
きるように切開されている。また、前記スプリングホル
ダー130の中空形円筒部134の内部には第1スプリ
ングシート136が形成されている。
ー130は前記プーリ110の上面に配置される第2デ
ィスク部132及び前記第2ディスク部の上面中心部に
一体的に形成される中空形円筒部134を有する。前記
中空形円筒部134の上部所定部分は互いに対向される
ように配置される一対のガイドグルーブ135を形成で
きるように切開されている。また、前記スプリングホル
ダー130の中空形円筒部134の内部には第1スプリ
ングシート136が形成されている。
【0032】再び図1を参照すると、前記スプリングホ
ルダー130の上部には移動部材160が上下移動可能
に結合されている。前記移動部材160は前記スプリン
グホルダー130に対して同軸的に配置され、前記支持
シャフト100に所定の間隔をおいて外挿されている。
また、前記移動部材160の外径は前記スプリングホル
ダー130の中空形円筒体134の外径と同一に形成さ
れる。
ルダー130の上部には移動部材160が上下移動可能
に結合されている。前記移動部材160は前記スプリン
グホルダー130に対して同軸的に配置され、前記支持
シャフト100に所定の間隔をおいて外挿されている。
また、前記移動部材160の外径は前記スプリングホル
ダー130の中空形円筒体134の外径と同一に形成さ
れる。
【0033】図3に詳細に示すように、前記移動部材1
60は中空形円筒体の形状を有し、その上面260は交
互に形成された3つの第1垂直部162及び第1傾斜部
164で構成され、その下面には前記スプリングホルダ
ー130の一対のガイドグルーブ135に摺動可能に係
合される一対の延長部166が一体的に形成されてい
る。本発明の望ましい実施例によると、前記3つの第1
垂直部162の高さは互いに同一に形成され、前記3つ
の第1傾斜部164の長さも互いに同一に形成される。
60は中空形円筒体の形状を有し、その上面260は交
互に形成された3つの第1垂直部162及び第1傾斜部
164で構成され、その下面には前記スプリングホルダ
ー130の一対のガイドグルーブ135に摺動可能に係
合される一対の延長部166が一体的に形成されてい
る。本発明の望ましい実施例によると、前記3つの第1
垂直部162の高さは互いに同一に形成され、前記3つ
の第1傾斜部164の長さも互いに同一に形成される。
【0034】また、前記移動部材160の内部には第2
スプリングシート168が提供されている。前記スプリ
ングホルダー130の第1スプリングシート136と前
記移動部材160の第2スプリングシート168との間
には前記移動部材160と前記スプリングホルダー13
0を弾性的に支持するスプリング170が設置される。
スプリングシート168が提供されている。前記スプリ
ングホルダー130の第1スプリングシート136と前
記移動部材160の第2スプリングシート168との間
には前記移動部材160と前記スプリングホルダー13
0を弾性的に支持するスプリング170が設置される。
【0035】図1を参照すると、前記移動部材160の
上部には第2ローテータ120が同軸的に設置される。
前記第2ローテータ120は前記支持シャフト100の
上端部に固定的に外挿され、第1方向に回転時には前記
移動部材160と係合された状態を維持し、前記第1方
向とは反対の第2方向に回転時には、図2に示すよう
に、前記移動部材160を所定距離だけ下向きに移動さ
せる。
上部には第2ローテータ120が同軸的に設置される。
前記第2ローテータ120は前記支持シャフト100の
上端部に固定的に外挿され、第1方向に回転時には前記
移動部材160と係合された状態を維持し、前記第1方
向とは反対の第2方向に回転時には、図2に示すよう
に、前記移動部材160を所定距離だけ下向きに移動さ
せる。
【0036】図3に詳細に示すように、前記第2ローテ
ータ120は円筒形の形状を有し、その内側の底部には
前記移動部材160の上面260と係合される凹部22
0が形成されている。前記凹部220には前記移動部材
160の3つの第1傾斜部164とそれぞれ接触する3
つの第2傾斜部124及び前記移動部材160の3つの
第1垂直部162とそれぞれ接触する3つの第2垂直部
122が形成されている。
ータ120は円筒形の形状を有し、その内側の底部には
前記移動部材160の上面260と係合される凹部22
0が形成されている。前記凹部220には前記移動部材
160の3つの第1傾斜部164とそれぞれ接触する3
つの第2傾斜部124及び前記移動部材160の3つの
第1垂直部162とそれぞれ接触する3つの第2垂直部
122が形成されている。
【0037】本発明の望ましい実施例によると、前記第
2傾斜部124の幅は前記第1傾斜部164の幅より大
きく形成される。また、前記第1垂直部162に隣接し
た前記移動部材160の外壁上部所定位置には3つの第
1突起169がそれぞれ互いに対して規則的に離隔され
形成されており、前記凹部220の外壁には前記第2ロ
ーテータ120が第2方向に所定の角度だけ回転した場
合、前記第1突起169と接触する3つの第2突起12
6が互いに対して規則的に離隔され形成されている。
2傾斜部124の幅は前記第1傾斜部164の幅より大
きく形成される。また、前記第1垂直部162に隣接し
た前記移動部材160の外壁上部所定位置には3つの第
1突起169がそれぞれ互いに対して規則的に離隔され
形成されており、前記凹部220の外壁には前記第2ロ
ーテータ120が第2方向に所定の角度だけ回転した場
合、前記第1突起169と接触する3つの第2突起12
6が互いに対して規則的に離隔され形成されている。
【0038】再び図1を参照すると、前記第2ローテー
タ120の周りには駆動ギヤ140が固定的に外挿され
前記第2ローテータ120が回転することにより共に回
転できる。前記駆動ギヤ140はアイドラ(図示せず)
と係合されることに、前記キャプスタンモータの駆動力
をアイドラに伝達する。公知のように、前記アイドラは
前記キャプスタンモータの回転方向により巻き取りリー
ルテーブルまたは繰り出しリールテーブルと選択的に結
合して前記キャプスタンモータの駆動力を前記巻き取り
リールテーブルまたは繰り出しリールテーブルに伝達す
る役割をする。
タ120の周りには駆動ギヤ140が固定的に外挿され
前記第2ローテータ120が回転することにより共に回
転できる。前記駆動ギヤ140はアイドラ(図示せず)
と係合されることに、前記キャプスタンモータの駆動力
をアイドラに伝達する。公知のように、前記アイドラは
前記キャプスタンモータの回転方向により巻き取りリー
ルテーブルまたは繰り出しリールテーブルと選択的に結
合して前記キャプスタンモータの駆動力を前記巻き取り
リールテーブルまたは繰り出しリールテーブルに伝達す
る役割をする。
【0039】一方、前記駆動ギヤ140の底部にはクラ
ッチ150が外挿されている。このクラッチ150は、
巻き戻しまたは早送りのモードの場合に、圧力部材15
5により下向きに移動され前記プーリ110の上面に設
置されているリブ180を下向きに付勢させることによ
り、前記巻き取りリールテーブルまたは繰り出しリール
テーブルに、より大きいトルクが印加されるようにす
る。
ッチ150が外挿されている。このクラッチ150は、
巻き戻しまたは早送りのモードの場合に、圧力部材15
5により下向きに移動され前記プーリ110の上面に設
置されているリブ180を下向きに付勢させることによ
り、前記巻き取りリールテーブルまたは繰り出しリール
テーブルに、より大きいトルクが印加されるようにす
る。
【0040】このような構成を有する本発明によるリー
ルテーブル駆動メカニズム200は次のように動作す
る。まず、再生モードの場合に、前記キャプスタンモー
タは図1に矢印50で示されている方向と同じである第
1方向、すなわち、順方向に回転する。前記キャプスタ
ンモータの駆動力は前記ベルト114を通してプーリ1
10に伝達される。次いで、前記駆動力は前記プーリ1
10と第1ローテータ105の第1ディスク部102の
間に介在されたフェルト112を通して第1ローテータ
105に伝達され第1ローテータ105が第1方向に回
転する。
ルテーブル駆動メカニズム200は次のように動作す
る。まず、再生モードの場合に、前記キャプスタンモー
タは図1に矢印50で示されている方向と同じである第
1方向、すなわち、順方向に回転する。前記キャプスタ
ンモータの駆動力は前記ベルト114を通してプーリ1
10に伝達される。次いで、前記駆動力は前記プーリ1
10と第1ローテータ105の第1ディスク部102の
間に介在されたフェルト112を通して第1ローテータ
105に伝達され第1ローテータ105が第1方向に回
転する。
【0041】このとき、前記プーリ110と前記第1デ
ィスク部102との間には所定のスリップが発生する。
従って、前記キャプスタンモータの駆動力が前記第1ロ
ーテータ105に完全に伝達されない。
ィスク部102との間には所定のスリップが発生する。
従って、前記キャプスタンモータの駆動力が前記第1ロ
ーテータ105に完全に伝達されない。
【0042】前記第1ローテータ105が第1方向に回
転することにより、前記第1ローテータ105の支持シ
ャフト100の上部に固定的に結合されている第2ロー
テータ120も第1方向に回転する。前記第2ローテー
タ120が第1方向に回転する場合には、前記第2ロー
テータ120の凹部220の第2垂直部122が前記移
動部材160の第1垂直部162を押すようになってい
るために、前記第2ローテータ120と前記移動部材1
60が係合された状態を維持するようになり、前記移動
部材160は下向きに移動されない。
転することにより、前記第1ローテータ105の支持シ
ャフト100の上部に固定的に結合されている第2ロー
テータ120も第1方向に回転する。前記第2ローテー
タ120が第1方向に回転する場合には、前記第2ロー
テータ120の凹部220の第2垂直部122が前記移
動部材160の第1垂直部162を押すようになってい
るために、前記第2ローテータ120と前記移動部材1
60が係合された状態を維持するようになり、前記移動
部材160は下向きに移動されない。
【0043】従って、正常のトルクが前記駆動ギヤ14
0とアイドラを通して巻き取りリールテーブルに伝達さ
れ再生モードを遂行する。
0とアイドラを通して巻き取りリールテーブルに伝達さ
れ再生モードを遂行する。
【0044】一方、逆再生(review)モードの場合には、
前記キャプスタンモータは図1に矢印52で示されてい
る方向と同じである第2方向、すなわち、逆方向に回転
する。再生モードの場合と類似に、前記キャプスタンモ
ータの駆動力は前記ベルト114を通してプーリ110
に伝達される。次いで、前記駆動力は前記プーリ110
と第1ローテータ105の第1ディスク部102の間に
介在されたフェルト112を通して第1ローテータ10
5に伝達され第1ローテータ105が第2方向に回転す
る。
前記キャプスタンモータは図1に矢印52で示されてい
る方向と同じである第2方向、すなわち、逆方向に回転
する。再生モードの場合と類似に、前記キャプスタンモ
ータの駆動力は前記ベルト114を通してプーリ110
に伝達される。次いで、前記駆動力は前記プーリ110
と第1ローテータ105の第1ディスク部102の間に
介在されたフェルト112を通して第1ローテータ10
5に伝達され第1ローテータ105が第2方向に回転す
る。
【0045】前記第1ローテータ105が第2方向に回
転することにより、前記第1ローテータ105の支持シ
ャフト100の上部に固定的に結合されている第2ロー
テータ120も第2方向に回転する。図4に示すよう
に、前記第2ローテータが第2方向に回転する場合に
は、前記第2ローテータ120の凹部220の第2傾斜
部124が前記移動部材160の第1傾斜部164を押
すようになっているために、前記第2ローテータ120
により前記移動部材160に力Fが加えられる。前記力
Fは前記移動部材160を下方向に移動させる第1分力
F1と第2分力F2とで分かれる。
転することにより、前記第1ローテータ105の支持シ
ャフト100の上部に固定的に結合されている第2ロー
テータ120も第2方向に回転する。図4に示すよう
に、前記第2ローテータが第2方向に回転する場合に
は、前記第2ローテータ120の凹部220の第2傾斜
部124が前記移動部材160の第1傾斜部164を押
すようになっているために、前記第2ローテータ120
により前記移動部材160に力Fが加えられる。前記力
Fは前記移動部材160を下方向に移動させる第1分力
F1と第2分力F2とで分かれる。
【0046】従って、前記移動部材160は、図2に示
すように、分力F2により下方向に移動する。すなわ
ち、前記移動部材160の延長部166が前記スプリン
グホルダー130のガイドグルーブ136に沿って下向
きに移動する。しかし、前記第2ローテータ120が第
2方向に所定の角度だけ回転すると、前記移動部材16
0の外壁に形成された第1突起169と第2ローテータ
120の前記凹部220内に形成された第2突起126
が互いに接触して前記移動部材160がそれ以上下の向
きに移動しないようにする。
すように、分力F2により下方向に移動する。すなわ
ち、前記移動部材160の延長部166が前記スプリン
グホルダー130のガイドグルーブ136に沿って下向
きに移動する。しかし、前記第2ローテータ120が第
2方向に所定の角度だけ回転すると、前記移動部材16
0の外壁に形成された第1突起169と第2ローテータ
120の前記凹部220内に形成された第2突起126
が互いに接触して前記移動部材160がそれ以上下の向
きに移動しないようにする。
【0047】前記移動部材160の下向の移動により、
前記移動部材160とスプリングホルダー130との間
に配置されているスプリング170は圧縮される。この
ようなスプリング170の圧縮力は前記スプリングホル
ダー130を通してプーリ110に伝達されるために、
前記プーリ110とフェルト112との間の摩擦力が大
きくなり、前記プーリ110とフェルト112との間の
スリップ率が減少する。
前記移動部材160とスプリングホルダー130との間
に配置されているスプリング170は圧縮される。この
ようなスプリング170の圧縮力は前記スプリングホル
ダー130を通してプーリ110に伝達されるために、
前記プーリ110とフェルト112との間の摩擦力が大
きくなり、前記プーリ110とフェルト112との間の
スリップ率が減少する。
【0048】その結果、より大きいトルクが前記第1ロ
ーテータ105、第2ローテータ120、駆動ギヤ14
0及びアイドラを通して繰り出しリールテーブルに伝達
され逆再生モードを遂行する。
ーテータ105、第2ローテータ120、駆動ギヤ14
0及びアイドラを通して繰り出しリールテーブルに伝達
され逆再生モードを遂行する。
【0049】一方、早送りまたは巻き戻しモードの場合
には、圧力部材155により前記クラッチ150が下向
きに移動して前記プーリ110の上面に設置されている
リブ180を下向付勢させる。従って、前記プーリ11
0とフェルト112との間の摩擦力がより大きくなるた
めに前記モードを遂行する場合には、より大きいトルク
が巻き取りリールテーブルまたは繰り出しリールテーブ
ルに伝達される
には、圧力部材155により前記クラッチ150が下向
きに移動して前記プーリ110の上面に設置されている
リブ180を下向付勢させる。従って、前記プーリ11
0とフェルト112との間の摩擦力がより大きくなるた
めに前記モードを遂行する場合には、より大きいトルク
が巻き取りリールテーブルまたは繰り出しリールテーブ
ルに伝達される
【0050】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によるリ
ールテーブル駆動メカニズムは種々のモードにより巻き
取りリールテーブル及び繰り出しリールテーブルを差別
的なトルクで駆動させられるために、前記モードが遂行
される間にテープが安定に走行できる長所を有する。
ールテーブル駆動メカニズムは種々のモードにより巻き
取りリールテーブル及び繰り出しリールテーブルを差別
的なトルクで駆動させられるために、前記モードが遂行
される間にテープが安定に走行できる長所を有する。
【0051】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
【図1】本発明の実施例によるビデオカセットレコーダ
用リールテーブル駆動メカニズムを示す断面図。
用リールテーブル駆動メカニズムを示す断面図。
【図2】図1と類似の図面として、移動部材が下向きに
移動された状態を示す断面図。
移動された状態を示す断面図。
【図3】本発明によるビデオカセットレコーダ用リール
テーブル駆動メカニズムを構成する必修構成要素らの分
解斜視図。
テーブル駆動メカニズムを構成する必修構成要素らの分
解斜視図。
【図4】移動部材に作用する回転力の分力方向を示す図
面。
面。
【図5】従来のビデオカセットレコーダの構造を示す概
略的な図面。
略的な図面。
【図6】従来のビデオカセットレコーダ用のリールテー
ブル駆動メカニズムを示す断面図。
ブル駆動メカニズムを示す断面図。
100 支持シャフト 102 第1ディスク部 105 第1ローテータ 110 プーリ 112 フェルト 114 ベルト 120 第2ローテータ 122 第2垂直部 124 第2傾斜部 126 第2突起 130 スプリングホルダー 132 第2ディスク部 134 中空形円筒体 135 ガイドグルーブ 136 第1スプリングシート 140 駆動ギヤ 150 クラッチ 155 圧力部材 160 移動部材 162 第1垂直部 164 第1傾斜部 166 延長部 168 第2スプリングシート 169 第1突起 170 スプリング 180 リブ 200 リールテーブル駆動メカニズム 220 凹部 260 移動部材の上面
Claims (11)
- 【請求項1】 第1ディスク部及び前記第1ディスク
部の上面中心部に一体的に形成された支持シャフトで構
成された第1ローテータと、 キャプスタンモータにベルトを通して連結され、前記支
持シャフトの下部に回転可能に外挿されるプーリと、 前記プーリの回転力を前記第1ローテータに伝達する手
段と、 前記プーリの上面に同軸的に配置され、前記支持シャフ
トに所定の間隔をおいて外挿されるスプリングホルダー
と、 前記スプリングホルダーの上部に上下移動可能に結合さ
れ、前記支持シャフトに所定の間隔をおいて外挿される
移動部材と、 前記移動部材とスプリングホルダーとの間に配置され、
それらの間を弾性的に支持するスプリングと、 前記移動部材の上部に配置され、前記支持シャフトに固
定的に外挿され、第1方向に回転時には前記移動部材と
係合された状態を維持し、前記第1方向と反対である第
2方向に回転時には前記移動部材を所定距離だけに下向
きに移動させる第2ローテータと、 前記第2ローテータと共に回転できるように前記第2ロ
ーテータの周りに固定的に外挿され、アイドラと係合さ
れている駆動ギヤを有することを特徴とするビデオカセ
ットレコーダ用リールテーブル駆動メカニズム。 - 【請求項2】 前記プーリの回転力を前記第1ロータ
に伝達する手段は、前記プーリの底面と前記第1ローテ
ータの第1ディスク部の上面の間に介在されるフェルト
を有することを特徴とする請求項1に記載のビデオカセ
ットレコーダ用リールテーブル駆動メカニズム。 - 【請求項3】 前記スプリングホルダーは、前記プー
リの上面に配置される第2ディスク部及び前記第2ディ
スク部の上面の中心部に一体的に形成される中空形円筒
部を有し、 前記中空形円筒部の上部所定部分は、互いに対向される
ように形成され前記移動部材の摺動移動を案内する一対
のガイドグルーブを形成するように、切開されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のビデオカセットレコー
ダ用リールテーブル駆動メカニズム。 - 【請求項4】 前記移動部材は中空形円筒体の形状を
有し、その上面は交互に形成された3つの第1垂直部及
び第1傾斜部で構成され、その下面には前記スプリング
ホルダーのガイドグルーブに摺動可能に係合される一対
の延長部が形成されていることを特徴とする請求項3に
記載のビデオカセットレコーダ用リールテーブル駆動メ
カニズム。 - 【請求項5】 前記スプリングホルダーの中空形円筒
部の内部には第1スプリングシートが形成されており、
前記移動部材の内部には第2スプリングシートが形成さ
れており、前記スプリングは前記第1スプリングシート
と前記第2スプリングシートとの間に介在されることを
特徴とする請求項4に記載のビデオカセットレコーダ用
リールテーブル駆動メカニズム。 - 【請求項6】 前記3つの第1垂直部の高さは互いに
同一に形成され、前記3つの第1傾斜部の長さも互いに
同一に形成されることを特徴とする請求項4に記載のビ
デオカセットレコーダ用リールテーブル駆動メカニズ
ム。 - 【請求項7】 前記移動部材の外径は前記スプリング
ホルダーの中空形円筒体の外径と同一に形成されること
を特徴とする請求項4に記載のビデオカセットレコーダ
用リールテーブル駆動メカニズム。 - 【請求項8】 前記第2ローテータは円筒形の形状を
有し、前記移動部材と同軸的に配置され、その内側底部
には前記移動部材の上面と係合される凹部が形成されて
おり、前記凹部には前記移動部材の3つの第1傾斜部と
それぞれ接触する3つの第2傾斜部及び前記移動部材の
3つの第1垂直部とそれぞれ接触する3つの第2垂直部
が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のビ
デオカセットレコーダ用リールテーブル駆動メカニズ
ム。 - 【請求項9】 前記3つの第2垂直部の高さは互いに
同一に形成され、前記3つの第2傾斜部の長さも互いに
同一に形成されることを特徴とする請求項8に記載のビ
デオカセットレコーダ用リールテーブル駆動メカニズ
ム。 - 【請求項10】 前記第2傾斜部の幅は前記第1傾斜
部の幅より大きく形成されることを特徴とする請求項8
に記載のビデオカセットレコーダ用リールテーブル駆動
メカニズム。 - 【請求項11】 前記第1垂直部に隣接した前記移動
部材の外壁上部所定位置には第1突起がそれぞれ互いに
対して規則的に離隔され形成されており、前記凹部の外
壁には前記第2ローテータが第2方向に所定の角度だけ
に回転したとき前記第1突起と接触して前記移動部材の
下向きに移動を防止する第2突起が提供されることを特
徴とする請求項10に記載のビデオカセットレコーダ用
リールテーブル駆動メカニズム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1996-37647 | 1996-08-31 | ||
KR1019960037647A KR100207234B1 (ko) | 1996-08-31 | 1996-08-31 | 비데오 카세트테이프 레코더의 릴 구동장치 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1092060A true JPH1092060A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=19472371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9233425A Pending JPH1092060A (ja) | 1996-08-31 | 1997-08-29 | ビデオカセットレコーダ用リールテーブル駆動装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5884858A (ja) |
JP (1) | JPH1092060A (ja) |
KR (1) | KR100207234B1 (ja) |
GB (1) | GB2316796B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3536652B2 (ja) * | 1998-03-19 | 2004-06-14 | 松下電器産業株式会社 | リール台 |
JP3148714B2 (ja) * | 1998-03-26 | 2001-03-26 | 三洋電機株式会社 | リール台駆動装置 |
JP2001266437A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-09-28 | Orion Denki Kk | リール台駆動用の摩擦動力伝達機構 |
JP3538808B2 (ja) * | 2000-04-26 | 2004-06-14 | オリオン電機株式会社 | ビデオデッキにおけるリール台駆動用のクラッチ装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1585084A (en) * | 1977-04-25 | 1981-02-25 | North East Audio Ltd | Tape recorders |
JPS62133235U (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-22 | ||
KR930010478B1 (ko) * | 1990-10-29 | 1993-10-25 | 주식회사 금성사 | 브이씨알의 릴토오크장치 |
-
1996
- 1996-08-31 KR KR1019960037647A patent/KR100207234B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-08-29 JP JP9233425A patent/JPH1092060A/ja active Pending
- 1997-08-29 GB GB9718398A patent/GB2316796B/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-08-29 US US08/920,859 patent/US5884858A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5884858A (en) | 1999-03-23 |
GB2316796B (en) | 2000-06-14 |
GB2316796A (en) | 1998-03-04 |
KR100207234B1 (ko) | 1999-07-15 |
GB9718398D0 (en) | 1997-11-05 |
KR19980017830A (ko) | 1998-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1092060A (ja) | ビデオカセットレコーダ用リールテーブル駆動装置 | |
JPH07169148A (ja) | ビデオカセットレコーダのリールテーブル駆動装置 | |
US5833163A (en) | Reel table driving apparatus for tape cassette recorder | |
US5428488A (en) | Head drum and tape transport driving device for a video tape recorder | |
US6702080B2 (en) | Clutch device for magnetic recording/reproducing apparatus | |
KR100211868B1 (ko) | 브이씨알의 릴 브레이크 장치 | |
US5833164A (en) | Tape reel driving device | |
JP3169375B2 (ja) | リール台駆動機構 | |
KR960006676B1 (ko) | 자기기록재생기의 모드 진행방법 | |
JP3277627B2 (ja) | リール駆動切換機構 | |
JP2607724B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0528586Y2 (ja) | ||
JP3099666U (ja) | ビデオカセットレコーダ | |
JP3031800B2 (ja) | エンドレステープカセット | |
JP2982284B2 (ja) | カセットテーププレーヤ | |
JP3099704U (ja) | ビデオカセットレコーダ | |
JPS6341634Y2 (ja) | ||
KR940001072Y1 (ko) | 테이프 구동장치 | |
USRE39701E1 (en) | Clutch device for magnetic recording/reproducing apparatus | |
JPH1092059A (ja) | ビデオカセットレコード用のリールテーブル駆動装置 | |
JPS6163950A (ja) | 動力伝達装置 | |
JPS60201552A (ja) | テ−プレコ−ダの駆動機構 | |
JPH0325857B2 (ja) | ||
JPS6412022B2 (ja) | ||
JPS61190710A (ja) | 磁気テ−プ装置 |