JPH06511306A - 調節可能な幅を持つ溝を具備する食品用空気処理プラント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 調節可能な幅を持つ溝を具備する食品用空気処理プラント本発明は、概して、ハ ウジングと、その中に設置され処理される食品を受容するための細長い溝と、熱 交換装置と、熱交換装置を通って溝まで行き熱交換装置へ戻る循環空気流をつく るためのファン組立てとを具備している食品用空気処理プラントに関する。

本発明は特に冷凍プラントに関するが、例えば冷却、乾燥、或いは加熱するため の別の空気処理プラントにも応用可能である。冷凍プラントに於て、熱交換装置 は冷却コイル装置である。

この型の従来の冷凍プラントは孔を有する底部を持つ溝と、そして成る場合には 孔を有する底部上に亘って通っている孔を有するコンベヤ・ベルト、或いは代り にそれを入替えして使用する。溝の底部の孔は、少なくとも幾つかの食品を溝内 で流動体化させるように寸法を決められ得る。これは凍結速度を上げ、個々の食 料品、例えばえんどう豆が互いに凍結子るのを妨げる。代りに、孔は流動体化の 代りに攪拌をもたらすように寸法を決められ得て、これは時々食料品が互いに凍 結するのを防ぐのに十分であり得るし、また成る流動体にするのが難しい食品に 対して唯一の実行可能な選択である。

従って、公知の冷凍プラントは、冷凍モードに関して、即ち流動体化か或いは非 流動体化に関して、及び処理され得る食品のタイプに関してしばしばかなりの限 定を受ける。更に、それらは単位時間に処理される食品の量に関して限定され、 食品の墓の大きな変化に対処できない。従って食品製造者の要求に応答するため に、処理される食品の種類、及び単位時間当りの処理される量の両方に関して、 色々なふうに作動し、色々な処理能力を有する幾つかの冷凍プラントが要求され 得る。

従来の技術の冷凍プラントの上記の説明は、冒頭部によって述べられた型の公知 の空気処理プラントに全体的に適応される。

従って本発明の目的は、この明細書の冒頭部で述べられた型の空気処理プラント を作業の色々なモード、色々な食品、色々な処理能力の要求に対して適用可能に するように改良することである。

本発明によると、この目的は溝の一方の側部壁を横方向に調節して溝の幅を変え 得ることで達成される。

このようにして、溝の容積は容易に変えることができ、これは作業モード、即ち 流動体化か或いは非流動体化か、を変えることなしに単位時間当りの処理される 食品の量を望ましい量に変えることができる。非流動体化モードの作業は、普通 、溝に在る処理される食品のより浅い深さの一ベットを要求するより大きい溝の 幅のために、ファン組立ての最大容量からみてより深いベッドの深さ及び通常は より小さい溝の幅を要求する流動体化モードの作業に於けるよりも単位時間当り の処理される食品の総量を少なくすることなしに使用されることもできる。

勿論、溝の幅に応じてファン組立ての空気流れ容量を上手く調節可能とすること によって、空気処理プラントの適応性は向上する。

従って、本発明の単一の空気処理プラントで、従来の型の幾つかの空気処理プラ ントの代りをすることができるようになる。

本発明の空気処理プラントの好ましい実施例で、調節可能な側部壁は空気の流れ のためのダクトの境界壁に上方で連結する。それから側部壁は境界壁と一緒に或 いはそれと相対的に可動であり得る。後者の場合、側部壁は１枚以上の中間壁に よって境界壁に連結されることによって溝の横方向に可動であり得る。側部壁と 境界壁との間の相対的な動きは、単数或いは１夏数の中間壁が、互いに及び／或 いは側部壁及び／或いは境界壁の夫々に関節接合される及び／或いは可動的に連 結されことにより達成され得る。

特に好ましい実施例に於て、側部壁及び境界壁及び単数或いは複数の中間壁は、 夫々、溝の長さに亘って幾つかの部分に分割される。これらの部分は、個々に可 動で、その結果溝の幅は溝の長さに亘って変えられ得る。

溝の底部のような孔のあいたベルトを使用することによって、固定され孔を何す る底部を有する従来の溝、即ち静止ベルトの場合と固定され孔を有する底部とそ の上を動（孔を有するベルトとを有する従来の溝との両方を模擬することができ る。更に、本発明の孔を有するベルトを溝の唯一の底部として使用することは、 空気流か溝まで非常に正確にガイドされることができないしまた溝の底部を通る 圧力低下も非常に正確には調整されることはできない従来の技術の孔を有するベ ルトと較べて有利である。

本発明は、特に冷凍プラントの型の空気処理プラントに応用される場合について 、下記でより詳細に添付の図面を使用して説明されるであろう。図１は、本発明 の冷凍プラントの略側面図である。図２及び３は図１の冷凍プラントの断面図で あり、それの２つの別々の調節状態を示す。図４Ａ乃至４Ｆは本発明の冷凍プラ ントの側部壁の移動の色々な基本的変化例を示す。図５は本発明の冷凍プラント で使用されることができる孔を有するコンベヤ・ベルトの部分を示す。

本発明の冷凍プラントの実施例は、図１乃至３に示されるように側部壁２及び３ 、端部壁４及び５、屋根６、及び底部７を持つハウジング１を有する。端部壁４ 及び５は、ハウジング１を横切り、供給ステーション９及び排出ステーションｌ Ｏを有するベルト・コンベヤ８のための開口部を有する。

ハウジング１は、スウェーデン特許出願第９１０２８６１−３号明細書により詳 しく開示された、ベルト・コンベヤ８の長手方向を横切って延在している数多く のほぼ同一のモジュールに分割される。

図２及び３に示されるように、ハウジングは溝ＩＩ、冷却コイル装置ユニット１ ２、及びファン・モータ１４を持つファン１３を収容する。溝１１の底部はベル ト・コンベヤ８の孔を有するコンベヤ・ベルト１５によって形成される。溝１１ の外側側部壁はハウジング１の側部壁２によって形成され、この側部壁は滑らか な表面を提供するためのライニング１６を有する。溝１１の内側側部壁１７は、 少なくとも溝ｌｌの最大のベットの深さに対応する高さまでベルト１５から垂直 方向上方に延在し、その後角度を付けられて、ベッドの上に拡がっている空気ダ クトを形成する。空気ダクトはハウジング１の内側壁と側部壁１７に連結する境 界壁、及び追加の境界壁１９乃至２２との間に形成される。境界壁２２は、モー タ１４と一緒にアングルの取付は具２４によってハウジング１の底部７の上に装 着される、ファン１３の吸引部分２３のための開口部を有する。

冷凍プラントのファン組立ては、溝１１の長さに亘って装着され、夫々がモータ １４を有する数多くのファン１３を具備する。

同じように、冷凍プラントの冷却コイル装置は、溝１１の長さに亘って配置され る幾つかの冷却コイル装置ユニット１２を具備する。霜取り装置２５は冷却コイ ル・ユニット１２の下方部分の外側に取付けられ得てその上方部分は除かれるこ とができる。

上で説明された設計によって、ファン組立て１３は図２及び３内の矢印、即ち冷 却コイル装置ユニット１２、ファン組立て１３を通って、溝１１まで行き、冷却 コイル装置ユニット１２へ戻る閉鎖パスの、空気の流れを作る。側部壁１７は、 図２及び３に示される端部の位置の間で、溝１１の長手方向に対して横方向に調 節可能であり、それによって溝１１の幅は連続的に変えられることができる。側 部壁１７の全ての位置で空気ダクトを完全に保つために、中間壁２６が側部壁１ ７と境界壁１８との間に配置される。壁２６は境界壁１８に、より詳しくはその 長手方向縁部の一方に関節接合され、側部壁１７の上方の長手方向縁部は中間壁 ２６の下方側部と摺動接触しながら移動可能となる。

側部壁１７と中間壁２６との間の、及び壁２６と境界壁１８との間の連結はほぼ 気密に作られて、空気の流れの短絡を防ぐ。

本発明によると、ファン組立１３の容量も溝１１の如何なる調節された幅に対し ても変えられることができ、それによって数多くの異なった作業例を具現するこ とができる。例えば、溝１１の幅がこの実施例で可能な最も小さい幅である図２ に示される場合は、溝１１に保持される製品ベット２７の比較的に深い深さでの 流動体化モードの作業に関連する。溝１１の幅がこの実施例で可能な最も大きい 幅である図３に示される作業の場合は、製品ベッド２７の比較的に最も浅い深さ での非流動体化モードの作業に関連する。

溝１１の幅及びファン組立て１３の容量を変えることによって、望ましいモード の作業、即ち流動体化か或いは非流動体化の、及び色々な種類の食品に対する単 位時間当りに処理される食品の望ましい墓に適応することができるということが 理解される。別の可変のものはベルト１５の運動のパターンである。

例えば、ベルト１５は静止して保持され、従って固定された底部を持つ溝１１を 獲得するか、或いは前方へ移動するかの何れかが可能である。

流動体化モードの作業の場合に、溝１１の底部を通って吹き上げる空気の流れの 誘導は、ベッド２７を、流動状態に変化させ、その状態にそれを維持することが できるかそうでないかどうかを決定する。ワイヤ・ネットの形の孔を有するベル トを使った従来の技術の冷凍プラントは、安定した流動体化された状態を達成す るには空気の流れの不適切な誘導をする。

従来の技術によると、これは、特に決められた寸法のこの孔を持つ固定された底 部を必要とする。本発明で図５に示される型の孔を有するベルトを使用すること によって、安定した流動体状態はこの孔を有するベルトだけで達成することがで きる。図５は、任意の数で長手方向と横方向の両方に相互連結され、望ましい長 さ及び幅のコンベヤ・ベルト１５に形成することができる２枚の同一のプレート ２８をより詳しく示す。

本発明によると、プレート２８は、それらの全表面の上に貫通孔２９の形の孔と 、それに加えてベルト１５の長手方向にプレートを一緒に連結するために使用さ れる関節継ぎ平部に沿ったスロット３０とを有する。図５に部分的に示されるよ うなデザインのベルトに関して、プレート２８の厚さによって、ベルト１５の形 で溝１１の底部を通る空気の流れを正確に誘導することができ、こうして安定し た流動状態を確実にするのを可能にする孔をつけることができる。

？ｆｋ１１の横方向での側部壁１７の可動性は勿論、図２及び３に示されたもの とは別の方法で達成される事ができる。側方壁１７の変位の幾つかの変形例は図 ４Ａ乃至４Ｆに示される。

図４Ａに示されるように、この場合は側部壁１７は、側部壁１７と一緒に動くこ とができる境界壁１８に固着的に連結される。

図４Ｂ及び４Ｄに示されるように、側部壁１７は満１１の底部１５と、境界壁１ ８の溝１１の底部と平行している夫々の延在部３１及び３２との両方と摺動接触 しながら変位する事ができる。

図４０は図２及び３に於けるものと同じ実施例を示す。

図４Ｅに示されるように、境界壁１８に関節接合され、側部壁１７に関節接合さ れてそして変位可能なように連結された中間壁３３が具備される。

図４Ｆに示されるように、互いに、また側部壁１７及び境界壁１８との両方に関 節接合された中間壁３４及び３５が具備される。

ハウジング１がモジュールに上手い具合に分割されるので、それに連結される単 数或いは複数の側部壁１７は同一の区分に分割されることができ、夫々は溝１１ の長さに亘って個々のモジュールに対応する。そしてこの側部壁１７と一緒に動 くことができる壁の部分のように、側部壁１７の別々の部分は、個々に動けるよ うにすることは可能であり、その結果溝１１の幅はその長さに亘って変化するこ とができる。このことに対する条件は、勿論、側部壁１７と一緒に動くことがで きる壁の部分のように、側部壁１７の別々の部分が空気ダクトを完全に維持させ るような端部壁の箇所を持つことである。

本発明の冷凍プラントが流動体化モードの作業によって操作させられる時、幾つ かの種類の食品は既定の溝の長さと幅の比率を要求する。従って溝の幅の変化は 溝の長さ、即ち流動体化が生じる長さの変化を必要とする。本発明に於て、その ような長さの調節は、何等かの型の空気遮断物、例えばコンベヤ・ベルトによっ て形成されるのが好ましい孔を有する溝の底部の下で変位可能である連続プレー ト、によって具現されることができる。この長さ調節は冷凍プラントの排出端部 で上手い具合に行われ、その結果溝を通る空気循環は溝の長さの一部でそこに限 定される。

本発明は上で説明された冷凍プラントの特定の実施例に限定されず、従来の設計 の底部を持つ溝に於ける時に、具備される構成要素の別の相互の位置で冷凍プラ ントに使用されることもできるということが明白である。

最後に、本発明は全体として空気処理プラントに応用可能であり、冷凍プラント に限定されないということが指摘されるべきである。

ＦＩＧ、１ ＦＩＧ、２ 国際調査報告 ＦＩＧ、４ 国際調査報告 ｐＣＴ／ＳＥ　９２１００６９０ フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ （ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、　ＭＲ， ＳＮ、　ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　 ＣＨ，Ｃ３゜ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、 　ＬＵ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　ＮＬ、　ＮＯ，ＰＬ、Ｒ○、ＲＵ、ＳＤ、 ＳＥ、ＵＳ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．ハウジング（１）と、その中に配置され、処理される食品を受容するための 細長い溝（１１）と、熱交換装置（１２）と、熱交換装置を通って、溝まで行き 、そして熱交換装置へ戻る空気流循環を作るためのファン組立て（１３）とを具 備する食品用空気処理プラントであり、溝（１１）の一方の側部壁（１７）が溝 の幅を変えるために横方向に調節可能であることを特徴とする食品用空気処理プ ラント。
2. ２．ファン組立て（１３）の空気流の容量が、特に溝（１１）の幅に応じて、調 節可能であることを特徴とする請求項１記載の空気処理プラント。
3. ３．側部壁（１７）が空気の流れのためのダクトの境界壁（１８）と上方で連結 することを特徴とする請求項１或いは２の何れか１項記載の空気処理プラント。
4. ４．側部壁（１７）が境界壁（１８）と一緒に動くことができることを特徴とす る請求項３記載の空気処理プラント。
5. ５．側部壁（１７）が境界壁（１８）に関連して動くことができる請求項３記載 の空気処理プラント。
6. ６．側部壁が溝（１１）の底部（１５）と、底部と平行な境界壁（１８）の延在 部（３１、３２）との間の空間内で変位可能であることを特徴とする請求項５記 載の空気処理プラント。
7. ７．側部壁（１７）が、互いに及び／或いは側部壁及び境界壁の夫々と関節接合 される及び／或いは変位可能なように連結される１枚以上の中間壁（３３乃至３ ５）を介して境界壁（１８）に連結されることを特徴とする請求項５記載の空気 処理プラント。
8. ８．側部壁（１７）、境界壁（１８）、及び単数或いは複数の中間壁（２６、３ １乃至３５）の夫々が、溝（１１）の長さに亘って選択的に個々に動くことがで きる幾つかの部分に分割されることを特徴とする請求項１乃至７の何れか１項記 載の空気処理プラント。
9. ９．溝（１１）の底部が孔を有するベルト（１５）と、溝の長さの調節可能な部 分を通る空気循環を妨げるための空気遮断装置とを具備することを特徴とする請 求項１乃至８の何れか１項記載の空気処理プラント。
10. １０．溝（１１）の底部が孔を有するベルト（１５）を具備することを特徴とす る請求項１乃至９の何れか１項記載の空気処理プラント。
11. １１．それが冷凍プラントを構成することを特徴とする請求項１乃至１０の何れ か１項記載の空気処理プラント。