JP3770519B2 - 低温食品搬送用ベルトコンベア装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食肉・水産加工場等の食品工場における食材、食品搬送の捌きにおける移送で使用される低温食品搬送ベルトコンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
低温状態で加工することを要する食品の加工現場においては、品質および衛生面から加工食品を10℃以下に保つことが要求されるのであるが、作業環境を考慮するとやむを得ず、室内温床が比較的高い15℃〜20℃程度で、室内に配置したベルトコンベア等を利用して低温食品を搬送しながらベルトコンベアの左右両側に配した加工台上で作業者がベルトコンベアより食品を取り出し、所定の加工を施した後、再度前記ベルトコンベアに戻すことが行われてきた。
前述した従来のこの種の装置では、以下のような問題があった。すなわち、従来の食品加工場では、作業空間を食品の鮮度を保つために冷蔵温度を10℃以下に保つ必要があるため、大規模な空調設備を要し、省エネルギーという観点からも問題があった。しかも、過度に冷却された環境は作業者にとって不自然な作業環境となり、作業能率を阻害するばかりでなく、作業者の健康管理上からも問題があった。
さらに、作業空間の温度管理が不十分で、所定温度以上に上昇した場合、品質および衛生上の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来の問題点を解決するためになされたもので、食品を加工、搬送するベルトコンベア面を冷却するとともに冷風吹き出しによりベルトコンベア表面に冷蔵空間を形成することにより、環境温度に左右されずに食品の品質および衛生管理を可能にするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記技術課題を達成する為に、本発明は以下のように構成されている。
本第1の発明は、駆動ドラムと従動ドラムとにエンドレスに掛回したベルトコンベアと、該ベルトコンベアの周囲空間に設けられた冷却部と、該冷却部と連通し前記ベルトコンベアの側方に設けられた冷風吹き出し口と、前記冷却部と連通し前記ベルトコンベアを挟んで前記冷風吹き出し口と対峙して設けられた冷風吸い込み口とを有し、前記ベルトコンベアの表面に冷蔵空間を形成するとともに、
前記ベルトコンベアの搬送方向の始端部及び終端部の側方に対峙して設けられた空気吹き出し口と空気吸い込み口とを有し、前記始端部及び終端部に常温空間を形成したことを特徴とする。
特に本第1発明においては、前記ベルトコンベアの搬送方向の始端部及び終端部の側方に対峙して設けられた空気吹き出し口と空気吸い込み口とを有し、前記始端部及び終端部に常温空間を形成したことを要旨とする。
特にこれを設けない場合は、コンベア上の冷蔵空間の冷気が両端から流れ、コンベア上の冷蔵空間の厚みが保持できないという課題を解消できる。
本第2発明は、前記ベルトコンベアの近傍にいる作業者がベルトコンベア上を搬送されてきた低温食品に所定の作業を行うことができるように、ベルトコンベア上に開放された作業空間と、該ベルトコンベア上に開放された作業空間のうち、前記冷風吹き出し口と冷風吸い込み口とに挟まれるベルトコンベアの表面上に冷蔵空間を形成したことを特徴とする。
そしていずれの発明においても、前記冷却部と連通し前記ベルトコンベアの背面に設けられた冷風吹き付け部を有し、前記ベルトコンベアの背面に冷蔵空間を形成し、又前記冷風吹き出し口及び吸い込み口を前記ベルトコンベアを挟んでその幅方向両側に向かい合うように設けるのがよい。
又前記冷風吹き付け部と連通した前記冷風吹き出し口及び該冷風吹き出し口の冷風を受け取り前記冷却部に循環する吸い込み口とを連通する冷風通路に風量調節機構を設けてもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の低温食品搬送用ベルトコンベア装置を図に示される実施形態について詳細に説明する。但し、実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特定的な記載がない限り、本発明の範囲を限定するものではなく、単なる実施形態にすぎない。
【0006】
図1は本発明の第1の実施形態に係る低温食品搬送用ベルトコンベア装置の斜視図、図2は図1のA−A矢視の概略断面図を示す。図3は本発明の第2の実施形態に係る低温食品搬送用ベルトコンベア装置の斜視図を示す。図4は、本発明の冷風吸い込み口の形状を表し、図1のB−B矢視図を示す。図5は、本発明の空気吸い込み口の形状を表し、図3のC−C矢視図を示す。そして、図面には本発明の実施形態に係る低温食品搬送用ベルトコンベア装置が符号Mで示されている。
【0007】
(第1の実施形態)
図1、図2及び図4において、低温食品搬送用ベルトコンベアMは架台1により作業床Fに立設され、搬送方向Sに沿って左右両側に冷蔵空間Rを創製する冷風吹き出し口と吸い込み口を備える。架台1は、ベルトコンベア2を支持する。ベルトコンベア2は、帯状あるいはメッシュ状のステンレス製のエンドレスベルトから構成され、架台1の両端に設けられたドラム3a、3bにより駆動されるようになっている。ベルトコンベア2は、ステンレス製を用いたが、他の金属材あるいは合成樹脂等でも構わない。必要に応じて、ベルトコンベア2の背面に揺動を防止するためのVロープ2c等の案内を固着する。ドラム3bの回転軸には、プーリ、ベルトを介してモータ10からの回転動力を与える。冷風吹き出し口4a及び吸い込み口4bをベルトコンベア2を挟んで両側に向かい合うように設ける。冷風吹き出し口4a及び吸い込み口4bは多数の格子状またはスリット状に形成してある。上位ベルトコンベア2aの背面側に噴流スリット8を設ける。上位ベルトコンベア2aと下位ベルトコンベア2bに挟まれた空間に冷却部5を設ける。冷却部5を搬送装置内の冷凍機または装置外の冷凍機から冷媒供給する冷媒蒸発器もしくはブライン熱交換器5aと送風機5bとで構成する。冷却部5の冷媒蒸発器もしくはブライン熱交換器5aで冷却された冷風は、送風機5bにより噴流スリット8からベルトコンベア吹き付け部6及び連通する冷風吹き出し口4aに送気され、ベルトコンベア2の表面を覆い、吸い込み口4bから吸い込まれて循環するとともに送風機5bに連通する空隙7に連通する通路を循環する。すなわち、ベルトコンベア2の表面に低温食品の搬送方向Sに沿って冷蔵空間Rが創製されるとともにベルトコンベア2の背面も所定の温度に冷却される。ベルトコンベア2の表面に覆われた冷蔵空間Rにより、環境温度とは遮断されるとともにベルトコンベア2の表面は所定の温度に保持される。必要に応じて調節板9などの風量調節機構により空隙7の間隙を代えることにより、吹き付け部6から空隙7を経て送風機5bに至る通路をバイパスする冷風量を調節して温度をコントロールすることができる。
【0008】
いま、凍結冷却装置(図示省略)において、所定の温度に冷却された低温食品がベルトコンベア2に載せられて搬送され、ベルトコンベア2の近傍にいる作業者が搬送されてきた低温食品を、ベルトコンベア2上で取り出し作業を行うものとする。この間、ベルトコンベア2の表面及び背面の冷蔵空間Rは冷風により常に冷却されており、ベルトコンベア2上に載せられた低温食品は所定の温度に保たれる。尚、図2の90はブライン熱交換器5aに冷ブラインを供給するブラインクーラ若しくは冷媒蒸発器5aを冷凍サイクルの一部とする冷凍機である。
【0009】
従って、環境温度の影響を受けることなく、低温食品加工の流れ作業を所定の温度に保ちながら、極めて衛生的に実施することができる。しかも、作業者が常温環境で仕事ができるため、快適な温度環境下で作業することができる。そして、ベルトコンベア周囲の限られた空間のみを冷却するだけでよく、冷却設備も小型のもので済ませることができる。
【0010】
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態の低温食品搬送用ベルトコンベア装置である。 図3及び図5に示す第2の実施形態において、前記の第1の実施形態と同様に低温食品搬送用ベルトコンベアMは架台1により作業床Fに立設され、搬送方向Sに沿って左右両側に冷蔵空間Rを創製する冷風吹き出し口4aと吸い込み口4bを備える。架台1は、ベルトコンベア2を支持する。ベルトコンベア2は、ステンレス製で、背面に揺動を防止するためのVロープ2cが固着されたエンドレスベルトから構成され、架台1の両端に設けられたドラム3a、3bにより駆動されるようになっている。ドラム3bの回転軸に、プーリ、ベルトを介してモータ10からの回転動力を与える。冷風吹き出し口4a及び吸い込み口4bをベルトコンベア2を挟んで両側に向かい合うように設ける。冷風吹き出し口4a及び吸い込み口4bは多数の格子状またはスリット状に形成してある。図1、図2の実施例と同様に上位ベルトコンベア2aの下面側に噴流スリット8を設ける。図1、図2の実施形態では、冷却部5を冷媒蒸発器5aと送風機5bとで構成したものを、図3の実施形態では、冷却部5をベルトコンベア2の外部にあるブラインクーラー90から供給される冷ブライン熱交換器5aと送風機5bとで構成する。冷却部5の冷ブライン熱交換器5aで冷却された冷風を送風機5bを介して、上位ベルトコンベア2aと下位ベルトコンベア2bとの間の空間に送風することにより、ベルトコンベア2に冷蔵空間Rを創製する。冷ブラインとしては、不凍液、エチレグリコール、プロピレン等の冷媒を用いる。さらに、ベルトコンベア2の始端部12と終端部13に循環空気回路Pを形成することにより、前記冷蔵空間R側から始端部に、終端部13において外部に漏洩する冷気を遮断し、所定の冷蔵空間Rを形成する。循環空気回路Pは、ベルトコンベア2の始端部12空気吹き出し口14a及び吸い込み口14bをベルトコンベア2を挟んで両側に向かい合うように配置し、ベルトコンベア2の背面でダクト14により連通して設けた通路である。
循環空気回路Pは、ベルトコンベア2の終端部13にも設ける。即ち、空気吹き出し口15a及び吸い込み口15bをベルトコンベア2を挟んで両側に向かい合うように配置し、ベルトコンベア2の背面でダクト15により連通して設ける。空気吸い込み口14b、15bは、図5に示すように前記冷風吸い込み口4bと同様に多数の格子状またはスリット状に形成してある。循環空気回路Pにそれぞれ送風機(図示せず)を配置し、空気吹き出し口14a、15aから送風した空気を、それぞれ吸い込み口14b、15bから吸入して、ベルトコンベア2の始端部12と終端部13において、循環空気回路Pを創製することにより、冷蔵空間Rの冷気を外気と遮断する。また、循環空気回路Pの創製で冷蔵空間Rと外気との間に温度勾配を持たせることにより、冷蔵空間Rとの間に結露の発生を抑制する。
【0011】
ここで、上述と同様に低温食品がベルトコンベア2に載せられて搬送され、ベルトコンベア2の近傍にいる作業者が低温食品を、ベルトコンベア2上で取り出し作業を行うものとする。この間、ベルトコンベア2の上面及び下面の冷蔵空間Rは、冷却機5からの冷風により常に冷却されており、ベルトコンベア2上の低温食品は所定の温度に保たれる。また、ベルトコンベア2の始端部12と終端部13に常温の循環空気回路Pを創製したので、冷蔵空間Rの冷気が外部に漏出するのが少なくなり、冷蔵空間Rの温度上昇を防止するとともに冷蔵空間と外気との境に結露が発生するのを抑制することができる。
【0012】
従って、安定した低温下で低温食品加工の流れ作業を衛生的に実施することができる。しかも、作業者が常温環境で仕事ができるため、快適な温度環境下で作業することができる。また、ベルトコンベア上下の限られた冷蔵空間を冷却するだけでよいので、冷却設備も小型のもので済ませることができる。さらに冷蔵空間Rの冷気の外部への漏出が少ないので、省エネルギーの効果が大きい。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の低温食品搬送用ベルトコンベア装置によれば、a)所定の温度に冷却された低温食品は、背面から冷却されたコンベアベルト面と冷風の吹き出しで創製される冷蔵空間内を搬送されるため搬送中での環境温度の影響を受けず、食品は品質管理された状態で加工、移送することができる。b)ベルトコンベアの環境温度を多大なエネルギーを使って低温下に保持する必要もなく、また、ベルトコンベアの環境を低温下に維持できない屋外等においても、低温食品の搬送時における環境温度に左右されずに品質維持の管理システムを提供することができる。
c)冷却部に冷ブライン熱交換器を用いたので、常温の環境温度下においても容易に低温の冷風を発生させることができ、低温下での加工を自動化することが簡単にできる。
d)ベルトコンベアの始端部と終端部に常温の循環空気回路を設けたので、冷蔵空間の冷気が外部に漏出するのを少なくして冷蔵空間の温度上昇を防止することができる。また、冷蔵空間と外気との境に結露が発生するのを抑制することができる。
e)ベルトコンベアを囲む冷蔵空間だけを冷却すればよいので、作業者が常温環境で仕事ができ、さらに作業空間を過度に冷却するという余分な冷却負荷を軽減できる。また、冷却設備を小型化することができ、しかも省エネルギーに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の低温食品搬送用ベルトコンベア装置の斜視図である。
【図2】図1のA−A矢視の概略断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の低温食品搬送用ベルトコンベア装置の斜視図である。
【図4】図1のB−B矢視図である。
【図5】図3のC−C矢視図である。
【符号の説明】
2 ベルトコンベア
4a 冷風吹き出し口
4b 冷風吸い込み口
5 冷却部
14a、15a 空気吹き出し口
14b、15b 空気吸い込み口
M 低温食品搬送用ベルトコンベア装置
R 冷蔵空間
P 循環空気回路
Claims (5)
- 駆動ドラムと従動ドラムとにエンドレスに掛回したベルトコンベアと、該ベルトコンベアの周囲空間に設けられた冷却部と、該冷却部と連通し前記ベルトコンベアの側方に設けられた冷風吹き出し口と、前記冷却部と連通し前記ベルトコンベアを挟んで前記冷風吹き出し口と対峙して設けられた冷風吸い込み口とを有し、前記ベルトコンベアの表面に冷蔵空間を形成するとともに、
前記ベルトコンベアの搬送方向の始端部及び終端部の側方に対峙して設けられた空気吹き出し口と空気吸い込み口とを有し、前記始端部及び終端部に常温空間を形成したことを特徴とする低温食品搬送用ベルトコンベア装置。 - 前記ベルトコンベアの近傍にいる作業者がベルトコンベア上を搬送されてきた低温食品に所定の作業を行うことができるように、ベルトコンベア上に開放された作業空間と、該ベルトコンベア上に開放された作業空間のうち、前記冷風吹き出し口と冷風吸い込み口とに挟まれるベルトコンベアの表面上に冷蔵空間を形成したことを特徴とする請求項1記載の低温食品搬送用ベルトコンベア装置。
- 前記冷風吹き出し口及び吸い込み口を前記ベルトコンベアを挟んでその幅方向両側に向かい合うように設けたことを特徴とする請求項1若しくは2に記載の低温食品搬送用ベルトコンベア装置。
- 前記冷却部と連通し前記ベルトコンベアの背面に設けられた冷風吹き付け部を有し、前記ベルトコンベアの背面に冷蔵空間を形成したことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の低温食品搬送用ベルトコンベア装置。
- 前記冷風吹き付け部と連通した前記冷風吹き出し口及び該冷風吹き出し口の冷風を受け取り前記冷却部に循環する吸い込み口とを連通する冷風通路に風量調節機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の低温食品搬送用ベルトコンベア装置。
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