JPH11263437A - 低温仕分けシステム - Google Patents

低温仕分けシステム

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Publication number
JPH11263437A
JPH11263437A JP6856298A JP6856298A JPH11263437A JP H11263437 A JPH11263437 A JP H11263437A JP 6856298 A JP6856298 A JP 6856298A JP 6856298 A JP6856298 A JP 6856298A JP H11263437 A JPH11263437 A JP H11263437A
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JP
Japan
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blower
opening
cooling
conveyor
cooler
Prior art date
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Application number
JP6856298A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kawaguchi
剛 川口
Kiyokazu Goto
清和 後藤
Shigemi Okamoto
繁實 岡本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47FSPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F3/00Show cases or show cabinets
    • A47F3/06Show cases or show cabinets with movable or removable shelves or receptacles
    • A47F2003/066Show cases or show cabinets with movable or removable shelves or receptacles with movable or removable trolley for easy restocking
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/25Control of valves
    • F25B2600/2511Evaporator distribution valves

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンベアを用いて低温物品を仕分ける仕分け
システムにおいて、物品の品質劣化を生じること無く、
作業空間の環境を改善する。 【解決手段】 低温仕分けシステムは、仕分け室内に設
置されたコンベアを用いて低温物品をカートに仕分ける
ものであって、コンベアとの間に所定の作業空間を存し
て設置され、当該コンベア側に開口部12を有すると共
に、この開口部12よりカートが納出自在に収納される
冷却庫7と、この冷却庫内を冷却するための冷却装置
と、前記冷却庫7の開口部12上縁に設けられた送風装
置50とを備え、この送風装置50は、冷却庫7の開口
部12の内側にエアーカーテンを形成する送風機17と
開口部12の外側にエアーカーテンを形成する送風機3
3Aを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベア上を流れ
てくる低温物品をカートに仕分けするための仕分けシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりスーパーマーケットのプロセス
センターや低温宅配便業者においては、仕分け工場にコ
ンベアを設置すると共に、輸送・配送する食品などの低
温物品を当該コンベアを用いて流し、作業員がコンベア
から低温物品を取り上げて(ピッキング)、例えば行く
先別にカート(ロールパレット或いはコンテナカートな
どと称される)に仕分けする作業が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、仕分けされ
た低温物品は仕分けが終了するまで比較的長時間カート
内に保持されることになるため、温度上昇によって品質
が劣化してしまう。そこで、従来では工場の仕分け室内
全体を空調装置によって0℃〜+15℃に冷房していた
が、作業員の周囲も低温となるため、夏場でも防寒着を
着用しなければならないなど、劣悪な作業環境となって
いた。
【0004】一方、例えば実開平5−40781号公報
(F25D13/00)には、コンベア上を流れる物品
を直接冷却する凍結装置が示されているが、コンベア上
に低温物品が存在する時間は長くても数十秒であるた
め、係る装置を上述の如き仕分け工場に採用してコンベ
ア上のみを冷やし、室内は常温としたとしても、仕分け
後の品質劣化の防止には殆ど意味を持たない。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、コンベアを用いて低温物
品を仕分ける仕分けシステムにおいて、物品の品質劣化
を生じること無く、作業空間の環境を改善することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の低温仕分けシス
テムは、仕分け室内に設置されたコンベアを用いて低温
物品をカートに仕分けるものであって、コンベアとの間
に所定の作業空間を存して設置され、当該コンベア側に
開口部を有すると共に、この開口部より前記カートが納
出自在に収納される冷却庫と、この冷却庫内を冷却する
ための冷却装置と、前記冷却庫の開口部上縁に設けられ
た送風装置とを備え、この送風装置は、前記冷却庫の開
口部の内側にエアーカーテンを形成する第一の送風機と
前記開口部の外側にエアーカーテンを形成する第二の送
風機を備えているものである。
【0007】本発明によれば、コンベアとの間に所定の
作業空間を存し、当該コンベア側に開口部を有して、こ
の開口部よりカートが納出自在に収納される冷却庫を設
置すると共に、この冷却庫内は冷却装置により冷却する
ようにしたので、コンベアから取り上げられ、カートに
仕分けされた低温物品をカートごと冷却庫内にて保冷す
ることができるようになる。
【0008】これにより、仕分け室内全体を冷房するこ
と無く、仕分け中物品を保冷して置くことができるよう
になるので、低温物品の品質劣化を防止しつつ、作業空
間の環境改善を図ることができるようになる。また、冷
却庫はコンベア側に開口部を備えているので、カートの
納出やコンベアから取り上げた低温物品をカート内に収
納する作業にも支障が生じない。
【0009】更に、冷却庫の開口部上縁に送風装置を設
けると共に、この送風装置は、冷却庫の開口部の内側に
エアーカーテンを形成する第一の送風機と開口部の外側
にエアーカーテンを形成する第二の送風機を備えている
ので、作業空間と冷却庫内を二重のエアーカーテンによ
り区画することができるようになる。これにより、冷却
庫から漏出した冷気によって作業者の足下が冷やされる
ことを抑制し、作業空間と冷却庫内のそれぞれを適温に
維持することができるようになる。
【0010】特に、送風装置はこれら各送風機を一体化
して備えているので、冷却庫の組立作業性が著しく改善
されるものである。
【0011】請求項2の送風装置は、請求項1の低温物
品仕分けシステムに加えて、冷却庫の開口部に取り付け
られた状態で庫内側となる位置に冷却装置の冷却器を備
え、第一の送風機はこの冷却器に送風することにより、
開口部の内側に冷気エアーカーテンを形成するものであ
る。
【0012】請求項2の発明によれば、請求項1の低温
物品仕分けシステムに加えて送風装置が、冷却庫の開口
部に取り付けられた状態で庫内側となる位置に冷却装置
の冷却器を備えており、第一の送風機はこの冷却器に送
風することにより、開口部の内側に冷気エアーカーテン
を形成するように構成したので、冷却庫内を冷却する冷
却器と、この冷却器により開口部に冷気エアーカーテン
を形成しつつ冷却庫内に冷気を循環する第一の送風機と
が送風装置内に一体化される。
【0013】これにより、上記冷却器や第一の送風機の
取付作業性を一層簡素化することができるようになるも
のである。
【0014】請求項3の送風装置は、請求項1又は請求
項2の低温仕分けシステムに加えて、冷却庫の開口部に
取り付けられた状態で庫外側となる位置に冷却装置の凝
縮器を備え、第二の送風機はこの凝縮器に送風すること
により、前記開口部の外側に暖気エアーカーテンを形成
するものである。
【0015】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明に加えて送風装置は、冷却庫の開口部に取
り付けられた状態で庫外側となる位置に冷却装置の凝縮
器を備え、第二の送風機はこの凝縮器に送風することに
より、開口部の外側に暖気エアーカーテンを形成するよ
うに構成したので、第二の送風機により開口部の外側に
エアーカーテンを形成しつつ、凝縮器からの暖気を作業
者の周囲に送り込むことができるようになる。
【0016】これにより、作業空間の更なる環境改善を
図ることが可能となると共に、同様に凝縮器と第二の送
風機も送風装置内に一体化されるので、取付作業性の尚
一層の改善を図ることができるようになるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の低温仕分けシステムを
適用したスーパーマーケットのプロセスセンターにおけ
る仕分け室1の斜視図、図2は同じく仕分け室1の側面
図、図3は図2の拡大図、図4は本発明の低温仕分けシ
ステムの冷却装置30の冷媒回路図、図5は同じく送風
装置50の縦断側面図をそれぞれ示している。
【0018】仕分け室1内には、行き先別に食品などの
低温物品が仕分けされ、行き先のラベルなども投入され
た低温物品2を搬送するための主コンベア3が設置され
ると共に、この主コンベア3には複数の副コンベア4・
・・が分岐するかたちで設置されている。
【0019】当初主コンベア3上を流れる低温物品2
は、所定の副コンベア4のところまで流れると図示しな
い仕分け装置によって、当該副コンベア4側に押し出さ
れ、その後は当該副コンベア4によって末端に向け搬送
されるものである。
【0020】各副コンベア4・・には、それとの間に所
定の作業空間6を存して冷却庫7が平行に設置されてい
る。この冷却庫7は背面の断熱パネル8、天面の断熱パ
ネル9及び前面の断熱パネル11から構成されており、
副コンベア4側の断熱パネル11と床面との間に開口部
12が形成されており、冷却装置30にて冷却庫7内が
冷却されている。
【0021】そして、前面の断熱パネル11の下端には
開口部12の上縁に位置して送風装置50が取り付けら
れており、この送風装置50については後述する。
【0022】21はロールパレット、保冷パレット或い
はコンテナカートなどと称されるカートであり、底面に
は移動用の車輪22・・・が取り付けられて移動自在と
されている。このカート21には低温物品2が仕分けさ
れて積み上げられることになる。
【0023】ここで、前記冷却庫7はカート21を充分
余裕をもって内部に収納可能な寸法を有していると共
に、その開口12もカート21が通過可能な寸法、例え
ば開口部12の高さ(実際には送風装置50の下面まで
の高さ)が床面から170乃至180cmであるのに対
してカート21が150乃至160cmであるものとさ
れている。
【0024】次に、前記冷却装置30について図4を参
照して説明する。冷却装置30は、圧縮機36と、三方
弁43と、後述する送風装置50内に設置された凝縮器
としての室内凝縮器33と、仕分け室1の外に設置され
た室外凝縮器37と、逆止弁44、44と、膨張弁45
と、これも後述する送風装置50内に設置された冷却器
17とから冷媒回路が構成されている。また、41は冷
却庫7庫内に取り付けられたセンサであり、42はこの
センサ41により作動する制御装置である。
【0025】この場合、圧縮機36の吐出側に三方弁4
3を介して室内凝縮器33と室外凝縮器37が並列に接
続されており、次いでそれぞれの凝縮器33、37の三
方弁43が接続されていない側、即ち冷媒下流側に膨張
弁45側を順方向とする逆止弁44、44がそれぞれ接
続されている。そして、両逆止弁44、44の下流側で
合流し、膨張弁45及び冷却器14が順次接続され、冷
却器14は圧縮機36の吸入側と接続されている。
【0026】また、送風装置50内の室内凝縮器33と
冷却器14のそれぞれに対応して送風機33A、送風機
17が設けられ、室外凝縮器37に対応して送風機37
Aが設けられている。更に、センサ41の出力に応じて
制御装置42が作動し、三方弁43を制御して、係る冷
却装置30の冷媒流通を室内凝縮器33又は室外凝縮器
37へ切り換え、温度制御を行うように構成されてい
る。
【0027】次に、前記送風装置50について図5を用
いて説明する。送風装置50はL字金具56、56を用
いて断熱パネル11の前面及び後面から送風装置50上
面中央部をビス止めすることにより、断熱パネル11の
下縁に固定されている。
【0028】この送風装置50は矩形状の本体51によ
り構成されており、係る本体51の中央には断熱材で形
成されている仕切体60が設けられ、これにより、本体
51内は前部と後部に分割されている。この場合におい
て、本体51の前部は当該送風装置50を冷却庫7に取
り付けた際に冷却庫7の外側に位置する部分であり、本
体51の後部は当該送風装置50を冷却庫7に取り付け
た際に冷却庫7の内側に位置する部分となる。
【0029】また、本体51の前面及び後面には、開口
52、52が形成されており、更に、前部及び後部に対
応する位置の下面にはそれぞれ開口53、53が形成さ
れている。係る開口53、53には、それぞれ整流作用
を奏するハニカム材57、57が取り付けられている。
【0030】また、本体51の後部、即ち冷却庫7に送
風装置50を取り付けた際に庫内側となる部分には、前
記冷却装置30を構成する前記冷却器14が取り付けら
れ、本体51の後面に形成された開口52には、本体5
1側に空気を吸い込むように前記送風機17が取り付け
られている。係る送風機17は冷却庫7の上方から冷却
庫7内の冷気を吸引して開口53から下方の開口部12
の内側に向けて吹き出すもので、これによって開口部1
2の内側には冷気のエアーカーテンが形成される。
【0031】更に、本体51の後部において、送風機1
7から吸い込まれた空気と冷却器14を通過した後の空
気の混合を防ぐために本体51の後部の中央付近に、本
体51下面から冷却器14の下方にかけて仕切体59が
形成されている。
【0032】以上の構成により、冷却庫7内を冷却する
冷却器14と、この冷却器14により開口部12に冷気
エアーカーテンを形成しつつ冷却庫7内に冷気を循環す
る送風機17とが送風装置50内に一体化される。
【0033】これにより、冷却器14や送風機17の取
付作業性を簡素化することができる。
【0034】また、係る冷却器14の下端部には係る冷
却器14から滴下するドレン水を受容するためのドレン
受け54が前端部から後端部に向けて低く傾斜して取り
付けられており、ドレン受け54の下端部には受容した
ドレン水を庫外に排出するためのドレンホース55が取
り付けられている。
【0035】一方、本体51の前部、即ち冷却庫7に送
風装置50を取り付けた際に庫外側となる部分には、前
記冷却装置30を構成する前記室内凝縮器33が取り付
けられており、本体51前面に形成された開口52に
は、本体51側に空気を吸い込むように前記送風機33
Aが取り付けられている。係る送風機33Aは冷却庫7
の上方から仕分け室1内の空気を吸引して下方の開口部
12の外側に向けて吹き出すもので、これによって開口
部12の外側に暖気エアーカーテンを形成するものであ
る。
【0036】更に、本体51の前部において、送風機3
3Aから吸い込まれた空気と凝縮器33を通過した後の
空気の混合を防ぐために本体51の前部の中央付近に、
本体51下面から凝縮器33の下面にかけて仕切体58
が形成されている。
【0037】以上の構成により、冷却庫7の開口部12
の外側に暖気エアーカーテンが凝縮器33からの暖気を
作業者の周囲に送り込むことができるようになる。
【0038】これにより、後述する如く作業空間6の更
なる環境改善を図ることが可能となると共に、同様に凝
縮器33と送風機33Aも送風装置30内に一体化され
るので、取付作業性の一層の改善を図ることができるよ
うになる。
【0039】以上の構成で動作を説明する。冷却装置3
0の圧縮機36が運転されると、圧縮機36から吐出さ
れた高温高圧の冷媒は、制御装置42の制御により、室
内凝縮器33又は室外凝縮器37のいずれかの凝縮器に
て流され、そこで凝縮される。
【0040】尚、制御装置42はセンサ41の出力に基
づき、庫内温度が設定温度より上昇したら室外凝縮器3
7に冷媒を流し、低下したら室内凝縮器33に冷媒を流
すよう三方弁43を制御する。これにより、冷却装置3
0の廃熱を仕分け室1の内外に振り分けて冷却庫7の庫
内温度を制御するものである。
【0041】また、室内凝縮器33に冷媒が流れている
状態では前述の如く暖気を仕分け室1に供給して暖房作
用を発揮する。
【0042】何れか一方の凝縮器で凝縮された冷媒は、
膨張弁45にて減圧された後、冷却器14内に流入す
る。冷媒はそこで蒸発した後、圧縮機36に帰還する
が、このとき吸熱作用にて冷却器14は冷却作用を発揮
する。この冷却器14にて冷却された冷気は後述の如く
送風機17にて冷却庫7内に供給され庫内を冷却する。
【0043】次に、係る送風装置50による冷気及び暖
気の流れを詳述する。冷却庫7の内側の冷気は、送風装
置50の後部(冷却庫7の内側)に取り付けられた送風
機17により吸引され、冷却器14を通過して熱交換し
た後、仕切体59及び仕切体60により区画された本体
51に流入し、係る本体51後部下面に形成された開口
53のハニカム材57を介して開口部12に冷気エアー
カーテンを形成する。更に、冷気エアーカーテンを形成
した後の冷気は、冷却庫7内に循環すると共に、係る冷
却庫7内を冷却する。
【0044】一方、冷却庫7の外側の空気は、送風装置
50の前部(冷却庫7の外側)に取り付けられた送風機
33Aにより吸引され、室内凝縮器33を通過して熱交
換した後、仕切体58及び仕切体60により区画された
本体51に流入し、係る本体51前部下面に形成された
開口53のハニカム材57を介して開口部12に暖気エ
アーカーテンを形成する。更に、暖気エアーカーテンを
形成した後の暖気は、作業空間6に配置された作業者1
9の足下に送られることになる。
【0045】以上のように、送風装置50が冷却庫7の
開口部12上縁に設けられていると共に、係る送風装置
50は冷却庫7の開口部12の内側に冷気エアーカーテ
ンを形成する送風機14と開口部12の外側に暖気エア
ーカーテンを形成する送風機33Aを備えているため、
作業空間6と冷却庫7内を二重のエアーカーテンにより
区画することができる。
【0046】これにより、冷却庫7から漏出した冷気に
よって作業者19の足下が冷やされることを抑制し、作
業空間6と冷却庫7内のそれぞれを適温に維持すること
ができる。
【0047】特に、送風装置50はこれら各送風機1
7、33Aを一体化して備えているので、冷却庫7の組
立作業性が著しく改善される。
【0048】また、コンベア4から取り上げられ、カー
ト21に仕分けされた低温物品2をカート21ごと冷却
庫7内にて保冷することができるので、仕分け室1内全
体を冷房すること無く、仕分け中物品を保冷して置くこ
とができるようになる。従って、低温物品2の品質劣化
を防止しつつ、作業空間6の環境改善を図ることができ
る。また、冷却庫7はコンベア4側に開口部12を備え
ているので、カート21の納出やコンベア4から取り上
げた低温物品2をカート21内に収納する作業にも支障
が生じない。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、コン
ベアとの間に所定の作業空間を存し、当該コンベア側に
開口部を有して、この開口部よりカートが納出自在に収
納される冷却庫を設置すると共に、この冷却庫内は冷却
装置により冷却するようにしたので、コンベアから取り
上げられ、カートに仕分けされた低温物品をカートごと
冷却庫内にて保冷することができるようになる。
【0050】これにより、仕分け室内全体を冷房するこ
と無く、仕分け中物品を保冷して置くことができるよう
になるので、低温物品の品質劣化を防止しつつ、作業空
間の環境改善を図ることができるようになる。また、冷
却庫はコンベア側に開口部を備えているので、カートの
納出やコンベアから取り上げた低温物品をカート内に収
納する作業にも支障が生じない。
【0051】更に、冷却庫の開口部上縁に送風装置を設
けると共に、この送風装置は、冷却庫の開口部の内側に
エアーカーテンを形成する第一の送風機と開口部の外側
にエアーカーテンを形成する第二の送風機を備えている
ので、作業空間と冷却庫内を二重のエアーカーテンによ
り区画することができるようになる。これにより、冷却
庫から漏出した冷気によって作業者の足下が冷やされる
ことを抑制し、作業空間と冷却庫内のそれぞれを適温に
維持することができるようになる。
【0052】特に、送風装置はこれら各送風機を一体化
して備えているので、冷却庫の組立作業性が著しく改善
されるものである。
【0053】請求項2の発明によれば、上記において送
風装置は、冷却庫の開口部に取り付けられた状態で庫内
側となる位置に冷却装置の冷却器を備えており、第一の
送風機はこの冷却器に送風することにより、開口部の内
側に冷気エアーカーテンを形成するように構成したの
で、冷却庫内を冷却する冷却器と、この冷却器により開
口部に冷気エアーカーテンを形成しつつ冷却庫内に冷気
を循環する第一の送風機とが送風装置内に一体化され
る。
【0054】これにより、上記冷却器や第一の送風機の
取付作業性を一層簡素化することができるようになるも
のである。
【0055】請求項3の発明によれば、上記各発明にお
いて送風装置は、冷却庫の開口部に取り付けられた状態
で庫外側となる位置に冷却装置の凝縮器を備え、第二の
送風機はこの凝縮器に送風することにより、開口部の外
側に暖気エアーカーテンを形成するように構成したの
で、第二の送風機により開口部の外側にエアーカーテン
を形成しつつ、凝縮器からの暖気を作業者の周囲に送り
込むことができるようになる。
【0056】これにより、作業空間の更なる環境改善を
図ることが可能となると共に、同様に凝縮器と第二の送
風機も送風装置内に一体化されるので、取付作業性の尚
一層の改善を図ることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温仕分けシステムを適用したスーパ
ーマーケットのプロセスセンターにおける仕分け室の斜
視図である。
【図2】同じく仕分け室の側面図である。
【図3】図2の拡大図である。
【図4】本発明の低温仕分けシステムの冷却装置の冷媒
回路図である。
【図5】本発明の低温仕分けシステムの送風装置の縦断
側面図である。
【符号の説明】
1 仕分け室 2 低温物品 4 コンベア 6 作業空間 7 冷却庫 12 開口部 14 冷却器 17、33A 送風機 21 カート 30 冷却装置 33 室内凝縮器 50 送風装置 51 本体 52、53 開口 56 L字金具 57 ハニカム材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕分け室内に設置されたコンベアを用い
    て低温物品をカートに仕分けするシステムにおいて、 前記コンベアとの間に所定の作業空間を存して設置さ
    れ、当該コンベア側に開口部を有すると共に、この開口
    部より前記カートが納出自在に収納される冷却庫と、こ
    の冷却庫内を冷却するための冷却装置と、前記冷却庫の
    開口部上縁に設けられた送風装置とを備え、この送風装
    置は、前記冷却庫の開口部の内側にエアーカーテンを形
    成する第一の送風機と前記開口部の外側にエアーカーテ
    ンを形成する第二の送風機を備えていることを特徴とす
    る低温仕分けシステム。
  2. 【請求項2】 送風装置は、冷却庫の開口部に取り付け
    られた状態で庫内側となる位置に冷却装置の冷却器を備
    え、第一の送風機はこの冷却器に送風することにより、
    前記開口部の内側に冷気エアーカーテンを形成すること
    を特徴とする請求項1の低温仕分けシステム。
  3. 【請求項3】 送風装置は、冷却庫の開口部に取り付け
    られた状態で庫外側となる位置に冷却装置の凝縮器を備
    え、第二の送風機はこの凝縮器に送風することにより、
    前記開口部の外側に暖気エアーカーテンを形成すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2の低温仕分けシステ
    ム。
JP6856298A 1998-03-18 1998-03-18 低温仕分けシステム Pending JPH11263437A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2090853A3 (de) * 2008-02-12 2013-05-08 Hupfer Metallwerke GmbH & Co. Vorrichtung zur Verteilung gekühlter Speisen, insbesondere für Großküchen
CN103625881A (zh) * 2013-01-16 2014-03-12 世源科技工程有限公司 密闭式自洁净搬运系统
JP2016070606A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 三機工業株式会社 チルドコンベヤ用作業ブース

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