JP3625641B2 - 低温仕分けシステム - Google Patents

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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンベア上を流れてくる低温物品をカートに仕分けするための仕分けシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりスーパーマーケットのプロセスセンターや低温宅配便業者においては、仕分け工場にコンベアを設置すると共に、輸送・配送する食品などの低温物品を当該コンベアを用いて流し、作業員がコンベアから低温物品を取り上げて(ピッキング)、例えば行く先別にカート(ロールパレット或いはコンテナカートなどと称される)に仕分けする作業が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この場合、仕分けされた低温物品は仕分けが終了するまで比較的長時間カート内に保持されることになるため、温度上昇によって品質が劣化してしまう。そこで、従来では工場の仕分け室内全体を空調装置によって0℃〜+15℃に冷房していたが、作業員の周囲も低温となるため、夏場でも防寒着を着用しなければならないなど、劣悪な作業環境となっていた。
【0004】
一方、例えば実開平5−40781号公報(F25D13/00)には、コンベア上を流れる物品を直接冷却する凍結装置が示されているが、コンベア上に低温物品が存在する時間は長くても数十秒であるため、係る装置を上述の如き仕分け工場に採用してコンベア上のみを冷やし、室内は常温としたとしても、仕分け後の品質劣化の防止には殆ど意味を持たない。
【0005】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、コンベアを用いて低温物品を仕分ける仕分けシステムにおいて、物品の品質劣化を生じること無く、作業空間の環境を改善することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の低温仕分けシステムは、仕分け室内に設置されたコンベアを用いて低温物品をカートに仕分けするものであって、コンベアとの間に所定の作業空間を存して設置され、当該コンベア側に開口部を有すると共に、この開口部よりカートが納出自在に収納される冷却庫と、圧縮機、仕分け室内に設置された室内凝縮器及び仕分け室外に設置された室外凝縮器の並列回路、減圧装置及び冷却庫内に設けられた冷却器とを順次環状に配管接続して構成された冷却装置と、冷却庫内の温度を検出するセンサと、このセンサの出力に基づいて室内凝縮器に冷媒を流すか、室外凝縮器に冷媒を流すかを制御する制御装置とを備え、この制御装置は、センサが検出する冷却庫内温度が下限温度より低い場合には室内凝縮器に冷媒を流し、上限温度より高い場合には室外凝縮器に冷媒を流すものである。
【0007】
本発明によれば、仕分け室内のコンベアとの間に所定の作業空間を存し、当該コンベア側に開口部を有して、この開口部よりカートが納出自在に収納される冷却庫を設置すると共に、この冷却庫内は冷却装置の冷却器を設けて冷却するようにしたので、コンベアから取り上げられ、カートに仕分けされた低温物品をカートごと冷却庫内にて保冷することができるようになる。また、仕分け室内には室内凝縮器を設置しているので、この室内凝縮器からの放熱によって仕分け室内を暖房することができるようになる。
【0008】
これらにより、仕分け室内の温度を維持しながら、仕分け中物品を保冷して置くことができるようになり、低温物品の品質劣化を防止しつつ、作業空間の環境改善を行うことができるようになる。また、冷却庫はコンベア側に開口部を備えているので、カートの納出やコンベアから取り上げた低温物品をカート内に収納する作業にも支障が生じない。
【0009】
特に、冷却装置は、圧縮機、前記室内凝縮器及び仕分け室外に設置された室外凝縮器の並列回路、減圧装置及び前記冷却器とを順次環状に配管接続して構成されると共に、冷却庫内の温度を検出するセンサの出力に基づいて室内凝縮器に冷媒を流すか、室外凝縮器に冷媒を流すかを制御する制御装置を設け、この制御装置により、センサが検出する冷却庫内温度が下限温度より低い場合には室内凝縮器に冷媒を流し、上限温度より高い場合には室外凝縮器に冷媒を流すよう構成しているので、冷却庫内の温度が低い場合には室内凝縮器にて冷却装置の廃熱を仕分け室内に放出し、冷却庫内の温度が高い場合には、冷却装置の廃熱を室外凝縮器にて仕分け室外に放出することができるようになる。
【0010】
これにより、仕分け室内を作業に適した温度としながら、冷却庫内の温度を所定の温度に維持することが可能となるものである。
【0011】
請求項2の発明の低温仕分けシステムは、請求項1の発明に加えて、圧縮機と室内凝縮器及び室外凝縮器間に介設された三方弁を備えて成るものであり、制御装置は、この三方弁により各凝縮器への冷媒流通を制御するものである。
【0012】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において圧縮機と室内凝縮器及び室外凝縮器間に三方弁を介設し、制御装置が、この三方弁により各凝縮器への冷媒流通を制御するようにしたので、冷媒流通の切り換えを確実且つ円滑に行って的確な温度制御を実現することができるようになるものである。
【0013】
請求項3の発明の低温仕分けシステムは、請求項1又は請求項2の発明に加えて室内凝縮器と室外凝縮器の冷媒下流側には、減圧装置側を順方向とする逆止弁をそれぞれ設けているものである。
【0014】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明において室内凝縮器と室外凝縮器の冷媒下流側には、減圧装置側を順方向とする逆止弁をそれぞれ設けたので、何れか一方の凝縮器を出た冷媒が他方の凝縮器に逆流することが無くなり、温度制御性が一層向上するものである。
【0015】
請求項4の発明の低温仕分けシステムは、仕分け室内に設置されたコンベアを用いて低温物品をカートに仕分けするものであって、コンベアとの間に所定の作業空間を存して設置され、当該コンベア側に開口部を有すると共に、この開口部よりカートが納出自在に収納される冷却庫と、圧縮機、仕分け室外に設置された室外凝縮器、仕分け室内に設置された室内凝縮器、減圧装置及び前記冷却庫内に設けられた冷却器とを順次環状に配管接続して構成された冷却装置と、室外凝縮器に外気を通風する送風機と、冷却庫内の温度を検出するセンサと、このセンサの出力に基づいて送風機の運転を制御する制御装置とを備え、この制御装置は、センサが検出する冷却庫内温度が下限温度より低い場合には送風機を停止若しくは減速することを特徴とするものである。
【0016】
請求項4の発明によれば、仕分け室内のコンベアとの間に所定の作業空間を存し、当該コンベア側に開口部を有して、この開口部よりカートが納出自在に収納される冷却庫を設置すると共に、この冷却庫内は冷却装置の冷却器を設けて冷却するようにしたので、コンベアから取り上げられ、カートに仕分けされた低温物品をカートごと冷却庫内にて保冷することができるようになる。また、仕分け室内には室内凝縮器を設置しているので、この室内凝縮器からの放熱によって仕分け室内を暖房することができるようになる。
【0017】
これらにより、仕分け室内の温度を維持しながら、仕分け中物品を保冷して置くことができるようになり、低温物品の品質劣化を防止しつつ、作業空間の環境改善を行うことができるようになる。また、冷却庫はコンベア側に開口部を備えているので、カートの納出やコンベアから取り上げた低温物品をカート内に収納する作業にも支障が生じない。
【0018】
特に、冷却装置は、圧縮機、仕分け室外に設置された室外凝縮器、室内凝縮器、減圧装置及び前記冷却器とを順次環状に配管接続して構成されると共に、室外凝縮器に外気を通風する送風機と、冷却庫内の温度を検出するセンサの出力に基づいて送風機の運転を制御する制御装置とを設け、この制御装置により、センサが検出する冷却庫内温度が下限温度より低い場合には送風機を停止若しくは減速するよう構成しているので、冷却庫内の温度が低い場合には室外凝縮器による放熱を少なくし、室内凝縮器にて冷却装置の廃熱をより多く仕分け室内に放出することができるようになる。
【0019】
これにより、仕分け室内を作業に適した温度としながら、冷却庫内の温度を所定の温度に維持することが可能となるものである。
【0020】
請求項5の発明の低温仕分けシステムは、仕分け室内に設置されたコンベアを用いて低温物品をカートに仕分けするシステムであって、コンベアとの間に所定の作業空間を存して設置され、当該コンベア側に開口部を有すると共に、この開口部より前記カートが納出自在に収納される冷却庫と、圧縮機、仕分け室内に設置された室内凝縮器、仕分け室外に設置された室外凝縮器、減圧装置及び冷却庫内に設けられた冷却器とを順次環状に配管接続して構成された冷却装置と、室内凝縮器に仕分け室内の空気を通風する送風機と、冷却庫内の温度を検出するセンサと、このセンサの出力に基づいて送風機の運転を制御する制御装置とを備え、この制御装置は、前記センサが検出する冷却庫内温度が上限温度より高い場合には送風機を停止若しくは減速するものである。
【0021】
請求項5の発明によれば、仕分け室内のコンベアとの間に所定の作業空間を存し、当該コンベア側に開口部を有して、この開口部よりカートが納出自在に収納される冷却庫を設置すると共に、この冷却庫内は冷却装置の冷却器を設けて冷却するようにしたので、コンベアから取り上げられ、カートに仕分けされた低温物品をカートごと冷却庫内にて保冷することができるようになる。また、仕分け室内には室内凝縮器を設置しているので、この室内凝縮器からの放熱によって仕分け室内を暖房することができるようになる。
【0022】
これらにより、仕分け室内の温度を維持しながら、仕分け中物品を保冷して置くことができるようになり、低温物品の品質劣化を防止しつつ、作業空間の環境改善を行うことができるようになる。また、冷却庫はコンベア側に開口部を備えているので、カートの納出やコンベアから取り上げた低温物品をカート内に収納する作業にも支障が生じない。
【0023】
特に、冷却装置は、圧縮機、室内凝縮器、仕分け室外に設置された室外凝縮器、減圧装置及び冷却器とを順次環状に配管接続して構成されると共に、室内凝縮器に仕分け室内の空気を通風する送風機と、冷却庫内の温度を検出するセンサの出力に基づいて送風機の運転を制御する制御装置とを設け、この制御装置により、センサが検出する冷却庫内温度が上限温度より高い場合には送風機を停止若しくは減速するよう構成しているので、冷却庫内の温度が高い場合には室内凝縮器による放熱を少なくし、室外凝縮器にて冷却装置の廃熱をより多く仕分け室外に放出することができるようになる。
【0024】
これにより、仕分け室内を作業に適した温度としながら、冷却庫内の温度を所定の温度に維持することが可能となるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の低温仕分けシステムを適用したスーパーマーケットのプロセスセンターにおける仕分け室1の斜視図、図2は同じく仕分け室1の側面図、図3は図2の拡大図、図4は低温仕分けシステムの冷却装置30の冷媒回路図をそれぞれ示している。
【0026】
各図において、仕分け室1内には行き先別に食品などの低温物品が仕分けされ、行き先のラベルなども投入されたコンテナ2を搬送するための主コンベア3が設置されると共に、この主コンベア3には複数の副コンベア4・・・が分岐するかたちで設置されている。
【0027】
当初主コンベア3上を流れるコンテナ2は、所定の副コンベア4のところまで流れると図示しない仕分け装置によって、当該副コンベア4側に押し出され、その後は当該副コンベア4によって末端に向け搬送されるものである。
【0028】
各副コンベア4・・には、それとの間に所定の作業空間6を存して冷却庫7が平行に設置されている。この冷却庫7は背面の断熱パネル8、天面の断熱パネル9及び前面の断熱パネル11から構成されており、副コンベア4側の断熱パネル11と床面との間に開口部12が形成されている。
【0029】
天面の断熱パネル9の内側には後述する冷却装置と共に冷凍サイクルを構成する冷却器14が取り付けられており、この冷却器14から吹き出された冷気は冷却庫7内を循環して冷却するものである。また、冷却庫7の開口部12の上縁に位置する断熱パネル11の内側及び外側には、送風装置17、18が左右に渡ってそれぞれ設置されている。
【0030】
内側の送風装置17は上方から冷却庫7内の冷気を吸引して下方の開口部12に向けて吹き出すもので、これによって開口部12の内側には冷気のエアーカーテンが形成される。また、外側の送風装置18は上方から仕分け室1内の空気を吸引して下方の開口部12に向けて吹き出すもので、これによって開口部12の外側にもエアーカーテンが形成される。
【0031】
これによって、冷却庫7の開口部12には二重のエアーカーテンが形成されると共に、内側の送風装置17によって下方に吹き出された冷気は、開口部12にエアーカーテンを形成した後、冷却庫7内に循環し、外側の送風装置18によって下方に吹き出された空気は、開口部12にエアーカーテンを形成した後、作業空間6に配置された作業者19の足下に送られることになる。
【0032】
一方、21はロールパレット、保冷パレット或いはコンテナカートなどと称されるカートであり、底面には移動用の車輪22・・・が取り付けられて移動自在とされている。このカート21にはコンテナ2が仕分けされて積み上げられることになる。
【0033】
ここで、前記冷却庫7はカート21を充分余裕をもって内部に収納可能な寸法を有していると共に、その開口12もカート21が通過可能な寸法とされている。これにより、カート21は冷却庫7内に納出自在に収納される。
【0034】
そのため、カート21の納出やコンベア4から取り上げた低温物品2をカート21内に収納する作業にも支障が生じない。
【0035】
他方、仕分け室1の天井1Aには前記冷却器14と共に冷却装置30を構成する後述する室内凝縮器33が設けられている。この室内凝縮器33は高温冷媒の通過により放熱作用を生じるもので、係る高温冷媒の放熱によって仕分け室1内を暖房する機能を奏する。
【0036】
以上の構成で実際の仕分け作業を説明する。前述の如く冷却庫7内には各図に示す如く例えば行き先別のカート21が複数収納されると共に、冷却庫7内は前述の如く冷却器14によって所定温度に冷却されている。そして、作業員19は副コンベア4と冷却庫7間の作業空間6に配置される。
【0037】
そして、副コンベア4上を前述の如くコンテナ2が搬送されて来ると、作業員19はコンテナ2を取り上げ(ピッキング)、投入された前記ラベルを見て行き先を確かめる。そして、冷却庫7の開口部12から、当該行き先のカート21内にコンテナ2を収納し、積み上げて行く。
【0038】
そして、複数のコンテナ2・・が積み上げられ、仕分け作業が終了したら、カート21を冷却庫7内から引き出し、そのまま配送車に積載するか、別な冷蔵庫に保管するものである。
【0039】
以上のように構成されていることにより、低温物品2は仕分け室1内においてコンベア4から取り上げられ、カート21に仕分けされた後、カート21ごと冷却庫7内にて保冷することができる。また、仕分け室1内には室内凝縮器33が設置されているので、この室内凝縮器33からの放熱によって仕分け室1内を暖房することができる。
【0040】
これらにより、仕分け室1内の温度を維持しながら、仕分け中物品2を保冷して置くことができるようになり、低温物品2の品質劣化を防止しつつ、作業空間の環境改善を行うことができる。
【0041】
次に上記低温仕分けシステムで用いられる冷却装置の一実施例について図4、図5を用いて説明する。図4は冷却装置30の冷媒回路図、図5は制御装置42の動作フローチャートである。
【0042】
冷却装置30は、圧縮機36と、仕分け室1内に設置された前記室内凝縮器33と、仕分け室1の外に設置された室外凝縮器37と、減圧装置としての膨張弁45と、冷却庫7内に取り付けられた前記冷却器14と、三方弁43と、逆止弁44、44とを備えて周知の冷媒回路を構成して成るものである。
【0043】
この場合、圧縮機36の吐出側に三方弁43を介して室内凝縮器33と室外凝縮器37が並列に接続されており、次いでそれぞれの凝縮器33、37の下流側に膨張弁45側を順方向とする逆止弁44、44がそれぞれ接続されている。そして、両凝縮器33、37と直列に膨張弁45及び冷却器14が順次接続され、冷却器14が圧縮機36の吸込側に接続されている。
【0044】
逆止弁44がそれぞれの凝縮器33、37の下流側に設けられていることにより、何れか一方の凝縮器を出た冷媒が他方の凝縮器に逆流することが無くなり、温度制御性が向上する。
【0045】
一方、室内凝縮器33、室外凝縮器37、冷却器14のそれぞれに対応して送風機33A、送風機37A、送風装置17が設けられている。
【0046】
更に、冷却庫7内には、冷却庫7内の温度を検出するためのセンサ41が設けられている。このセンサ41の出力は制御装置42に入力され、制御装置42の出力は三方弁43に接続されており、係るセンサ41で検出された温度によって制御装置42により三方弁43の制御がなされる。
【0047】
これにより、冷媒流通の室内凝縮器33又は室外凝縮器37への切り換えを確実且つ円滑に行って的確な温度制御を実現することができる。
【0048】
係る制御装置42の動作を図5を用いて説明する。冷却庫7内の上限温度T2と下限温度T1を予め設定する。制御装置42は、ステップS1にてセンサ41が検出した冷却庫7内の温度TがT1以下(T≦T1)か、T2よりも高い(T>T2)かを判断する。
【0049】
ステップS1の判断にてセンサ41で検出した温度TがT1以下の場合はステップS2に進む。係るステップS2では、前記三方弁43を室内凝縮器33へ切り替え、冷媒を室内凝縮器33に流す。これにより、室内凝縮器33が放熱する。
【0050】
また、ステップS1の判断にてセンサ41で検出した温度TがT2よりも高い場合はステップS3に進む。係るステップS3では、前記三方弁43を室外凝縮器37へ切り替え、冷媒を室外凝縮器37に流す。これにより、室外凝縮器37が放熱する。尚、ステップS2、ステップS3は、随時ステップS1に戻り、係る判断を繰り返すものである。また、ステップS1の判断において、センサ41で検出した温度TがT1<T≦T2である場合は、現状を維持するものする。
【0051】
以上の構成により、圧縮機36が運転されると、圧縮機36から吐出された高温高圧の冷媒は、制御装置42の制御により、室内凝縮器33又は室外凝縮器37のいずれかの凝縮器にて凝縮される。
【0052】
この際に、前記三方弁43が室内凝縮器33に切り替えられている場合は、この室内凝縮器33の放熱にて暖められた空気は送風機33Aにて仕分け室1内を暖房する。一方、前記三方弁43が室外凝縮器37に切り替えられている場合は、この室外凝縮器33にて放熱された熱量は送風機37Aにて仕分け室1外に排出される。
【0053】
そして、これらで凝縮された冷媒は、膨張弁45にて減圧された後、冷却器14内に流入する。冷媒はそこで蒸発した後、圧縮機36に帰還するが、このとき吸熱作用にて冷却器14は冷却作用を発揮する。この冷却器14にて冷却された冷気は送風装置17にて冷却庫7内を冷却する。
【0054】
本実施例は以上のように構成したことにより、センサ41が検出する冷却庫7内温度が低い場合には室内凝縮器33に冷媒を流し、高い場合には室外凝縮器37に冷媒を流すため、冷却庫7内の温度が低い場合には室内凝縮器33にて冷却装置30の廃熱を仕分け室1内に放出し、冷却庫7内の温度が高い場合には、冷却装置30の廃熱を室外凝縮器37にて仕分け室1外に放出することができる。
【0055】
これにより、仕分け室1内を作業に適した温度としながら、冷却庫7内の温度を所定の温度に維持することが可能となる。
【0056】
次に、上記低温仕分けシステムで用いられる冷却装置の他の実施例について図6を用いて説明する。図6はこの実施例の低温仕分けシステムの冷却装置31の冷媒回路図である。尚、図4と同様の符号のものは係る実施例においても同様又はこれに類する機能を有するものとする。
【0057】
この実施例の低温仕分けシステムの冷却装置31は、圧縮機36と、仕分け室1内に設置された室内凝縮器34と、仕分け室1の外に設置された室外凝縮器38と、減圧装置としての膨張弁45と、冷却器14と、冷却庫7庫内に取り付けられたセンサ41と、センサ41により作動する制御装置46を備えて構成して成るものである。
【0058】
この場合冷媒回路は、圧縮機36と、室外凝縮器38と、室内凝縮器34と、膨張弁45及び冷却器14とが順次直列に接続されている。また、室外凝縮器38、室内凝縮器34、冷却器14のそれぞれに対応して送風機38A、送風機34A、送風装置17が設けられている。
【0059】
そして、冷却庫7内には、前述と同様に冷却庫7内の温度を検出するためのセンサ41が設けられている。このセンサ41の出力は制御装置46に入力され、制御装置46の出力は前記室外凝縮器38に対応して設けられた送風機38Aに接続されており、係るセンサ41で検出された温度によって送風機38Aの制御がなされる。
【0060】
係る制御装置46の動作は、前述と同様に冷却庫7内の設定温度が予め設定されている。はじめ制御装置46は、センサ41で検出した温度Tが設定温度よりも高いか低いかを判断する。
【0061】
センサ41で検出した温度が設定温度に基づく上限温度よりも高い場合には、送風機38Aを運転(ON)とする。また、センサ41で検出した温度が下限温度以下の場合には、送風機38Aの運転を停止(OFF)若しくは減速する。
【0062】
以上の構成により、圧縮機36が運転されると、圧縮機36から吐出された高温高圧の冷媒は、室外凝縮器38と室内凝縮器34に順次流入して凝縮される。
【0063】
このとき上述の如くセンサ41で検出した温度が上限温度よりも高い場合には、室外凝縮器38に対応する送風機38Aが運転され、係る室外凝縮器38を通過する冷媒は主に仕分け室1外で放熱され、当該室外凝縮器38の下流側に設置された室内凝縮器34には、放熱後の、即ち、温度の低い冷媒が流入することになる。
【0064】
一方、センサ41で検出した温度が設定温度以下の場合には、室外凝縮器38に対応する送風機38Aを停止若しくは減速し、高温高圧の冷媒は殆ど放熱されることなく、当該室外凝縮器38の下流側に設置された室内凝縮器34に流入し、係る室内凝縮器34にて前記送風機34Aにより冷却装置31の廃熱を仕分け室1内に放出する。
【0065】
そして、室外凝縮器38及び室内凝縮器34を通過すると共に凝縮された冷媒は、膨張弁45にて減圧された後、冷却器14内に流入する。前述同様に冷媒はそこで蒸発した後、圧縮機36に帰還するが、このとき吸熱作用にて冷却器14は冷却作用を発揮する。この冷却器14にて冷却された冷気は送風装置17にて冷却庫7内を冷却する。
【0066】
本実施例においては以上のように冷却装置31を構成したことにより、制御装置46が、センサ41が検出する冷却庫7内の温度が低い場合には送風機38Aを停止若しくは減速し、室外凝縮器38による放熱を少なくし、室内凝縮器34にて冷却装置31の廃熱をより多く仕分け室1内に放出することができる。
【0067】
そして、冷却庫7内の温度が高い場合には、室外凝縮器38における放熱を行って、室内凝縮器34ではあまり放熱しないようにする。これにより、仕分け室1内を作業に適した温度としながら、冷却庫7内の温度を所定の温度に維持することが可能となる。
【0068】
次に、上記低温仕分けシステムで用いられる冷却装置のもう一つの他の実施例について図7を用いて説明する。図7はこの場合の低温仕分けシステムの冷却装置32の冷媒回路図である。尚、図4と同様の符号のものは係る実施例においても同様又はこれに類する機能を有するものとする。
【0069】
この場合の低温仕分けシステムの冷却装置32は、圧縮機36と、仕分け室1内に設置された室内凝縮器35と、仕分け室1の外に設置された室外凝縮器39と、減圧装置としての膨張弁45と、冷却器14と、冷却庫7庫内に取り付けられたセンサ41と、センサ41により作動する制御装置47を備えて構成して成るものである。
【0070】
この場合の冷媒回路は、圧縮機36と、室内凝縮器35と、室外凝縮器39と、膨張弁45及び冷却器14とが順次直列に接続されている。また、室内凝縮器35、室外凝縮器39、冷却器14のそれぞれに対応して送風機35A、送風機39A、送風装置17が設けられている。
【0071】
そして、冷却庫7内には、最初の実施例と同様に冷却庫7内の温度を検出するためのセンサ41が設けられている。このセンサ41の出力は制御装置47に入力され、制御装置47の出力は前記室内凝縮器35に対応して設けられた送風機35Aに接続されており、係るセンサ41で検出された温度によって送風機35Aの制御がなされる。
【0072】
係る制御装置47の動作は、前述同様に冷却庫7内の設定温度が予め設定されている。はじめ制御装置47は、センサ41で検出した温度Tが設定温度よりも高いか低いかを判断する。
【0073】
センサ41で検出した温度が設定温度に基づく上限温度よりも高い場合には、送風機35Aを運転を停止(OFF)若しくは減速する。また、センサ41で検出した温度が設定温度よりも低い場合には、送風機35Aを運転(ON)する。
【0074】
以上の構成により、圧縮機36が運転されると、圧縮機36から吐出された高温高圧の冷媒は、室内凝縮器35と室外凝縮器39に順次流入して凝縮される。
【0075】
このとき上述の如くセンサ41で検出した温度が上限温度よりも高い場合には、室内凝縮器35に対応する送風機35Aは停止若しくは減速され、高温高圧の冷媒はあまり放熱することなく、当該室内凝縮器35の下流側に設置された室外凝縮器39に流入し、係る室外凝縮器39にて前記送風機39Aにより冷却装置32の廃熱を仕分け室1外に排出する。
【0076】
一方、センサ41で検出した温度が設定温度以下の場合には、室内凝縮器35に対応する送風機35Aが運転され、係る室内凝縮器35を通過する冷媒は仕分け室1内で放熱し、当該室内凝縮器35の下流側に設置された室外凝縮器39には、放熱後の温度の低い冷媒が流入することになる。
【0077】
そして、室内凝縮器35及び室外凝縮器39を通過すると共に凝縮された冷媒は、膨張弁45にて減圧された後、冷却器14内に流入する。そして、同様に冷媒はそこで蒸発した後、圧縮機36に帰還するが、このとき吸熱作用にて冷却器14は冷却作用を発揮する。この冷却器14にて冷却された冷気は送風装置17にて冷却庫7内を冷却する。
【0078】
本実施例においては以上のように冷却装置32を構成したことにより、センサ41が検出する冷却庫7内の温度が高い場合には、制御装置47が送風機35Aを停止若しくは減速し、室内凝縮器35による放熱を少なくして、室外凝縮器39にてより多く廃熱を室外に放出する。そして、温度が引い場合には、送風機35Aを運転して室内凝縮器35にて室内に廃熱を放出する。
【0079】
これにより、仕分け室1内を作業に適した温度としながら、冷却庫7内の温度を所定の温度に維持することが可能となる。
【0080】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、仕分け室内のコンベアとの間に所定の作業空間を存し、当該コンベア側に開口部を有して、この開口部よりカートが納出自在に収納される冷却庫を設置すると共に、この冷却庫内は冷却装置の冷却器を設けて冷却するようにしたので、コンベアから取り上げられ、カートに仕分けされた低温物品をカートごと冷却庫内にて保冷することができるようになる。また、仕分け室内には室内凝縮器を設置しているので、この室内凝縮器からの放熱によって仕分け室内を暖房することができるようになる。
【0081】
これらにより、仕分け室内の温度を維持しながら、仕分け中物品を保冷して置くことができるようになり、低温物品の品質劣化を防止しつつ、作業空間の環境改善を行うことができるようになる。また、冷却庫はコンベア側に開口部を備えているので、カートの納出やコンベアから取り上げた低温物品をカート内に収納する作業にも支障が生じない。
【0082】
特に、冷却装置は、圧縮機、前記室内凝縮器及び仕分け室外に設置された室外凝縮器の並列回路、減圧装置及び前記冷却器とを順次環状に配管接続して構成されると共に、冷却庫内の温度を検出するセンサの出力に基づいて室内凝縮器に冷媒を流すか、室外凝縮器に冷媒を流すかを制御する制御装置を設け、この制御装置により、センサが検出する冷却庫内温度が下限温度より低い場合には室内凝縮器に冷媒を流し、上限温度より高い場合には室外凝縮器に冷媒を流すよう構成しているので、冷却庫内の温度が低い場合には室内凝縮器にて冷却装置の廃熱を仕分け室内に放出し、冷却庫内の温度が高い場合には、冷却装置の廃熱を室外凝縮器にて仕分け室外に放出することができるようになる。
【0083】
これにより、仕分け室内を作業に適した温度としながら、冷却庫内の温度を所定の温度に維持することが可能となるものである。
【0084】
請求項2の発明によれば、上記において圧縮機と室内凝縮器及び室外凝縮器間に三方弁を介設し、制御装置が、この三方弁により各凝縮器への冷媒流通を制御するようにしたので、冷媒流通の切り換えを確実且つ円滑に行って的確な温度制御を実現することができるようになるものである。
【0085】
請求項3の発明によれば、上記各発明において室内凝縮器と室外凝縮器の冷媒下流側には、減圧装置側を順方向とする逆止弁をそれぞれ設けたので、何れか一方の凝縮器を出た冷媒が他方の凝縮器に逆流することが無くなり、温度制御性が一層向上するものである。
【0086】
請求項4の発明によれば、仕分け室内のコンベアとの間に所定の作業空間を存し、当該コンベア側に開口部を有して、この開口部よりカートが納出自在に収納される冷却庫を設置すると共に、この冷却庫内は冷却装置の冷却器を設けて冷却するようにしたので、コンベアから取り上げられ、カートに仕分けされた低温物品をカートごと冷却庫内にて保冷することができるようになる。また、仕分け室内には室内凝縮器を設置しているので、この室内凝縮器からの放熱によって仕分け室内を暖房することができるようになる。
【0087】
これらにより、仕分け室内の温度を維持しながら、仕分け中物品を保冷して置くことができるようになり、低温物品の品質劣化を防止しつつ、作業空間の環境改善を行うことができるようになる。また、冷却庫はコンベア側に開口部を備えているので、カートの納出やコンベアから取り上げた低温物品をカート内に収納する作業にも支障が生じない。
【0088】
特に、冷却装置は、圧縮機、仕分け室外に設置された室外凝縮器、前記室内凝縮器、減圧装置及び前記冷却器とを順次環状に配管接続して構成されると共に、室外凝縮器に外気を通風する送風機と、冷却庫内の温度を検出するセンサの出力に基づいて送風機の運転を制御する制御装置とを設け、この制御装置により、センサが検出する冷却庫内温度が下限温度より低い場合には送風機を停止若しくは減速するよう構成しているので、冷却庫内の温度が低い場合には室外凝縮器による放熱を少なくし、室内凝縮器にて冷却装置の廃熱をより多く仕分け室内に放出することができるようになる。
【0089】
これにより、仕分け室内を作業に適した温度としながら、冷却庫内の温度を所定の温度に維持することが可能となるものである。
【0090】
請求項5の発明によれば、仕分け室内のコンベアとの間に所定の作業空間を存し、当該コンベア側に開口部を有して、この開口部よりカートが納出自在に収納される冷却庫を設置すると共に、この冷却庫内は冷却装置の冷却器を設けて冷却するようにしたので、コンベアから取り上げられ、カートに仕分けされた低温物品をカートごと冷却庫内にて保冷することができるようになる。また、仕分け室内には室内凝縮器を設置しているので、この室内凝縮器からの放熱によって仕分け室内を暖房することができるようになる。
【0091】
これらにより、仕分け室内の温度を維持しながら、仕分け中物品を保冷して置くことができるようになり、低温物品の品質劣化を防止しつつ、作業空間の環境改善を行うことができるようになる。また、冷却庫はコンベア側に開口部を備えているので、カートの納出やコンベアから取り上げた低温物品をカート内に収納する作業にも支障が生じない。
【0092】
特に、冷却装置は、圧縮機、前記室内凝縮器、仕分け室外に設置された室外凝縮器、減圧装置及び前記冷却器とを順次環状に配管接続して構成されると共に、室内凝縮器に仕分け室内の空気を通風する送風機と、冷却庫内の温度を検出するセンサの出力に基づいて送風機の運転を制御する制御装置とを設け、この制御装置により、センサが検出する冷却庫内温度が上限温度より高い場合には送風機を停止若しくは減速するよう構成しているので、冷却庫内の温度が高い場合には室内凝縮器による放熱を少なくし、室外凝縮器にて冷却装置の廃熱をより多く仕分け室外に放出することができるようになる。
【0093】
これにより、仕分け室内を作業に適した温度としながら、冷却庫内の温度を所定の温度に維持することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温仕分けシステムを適用したスーパーマーケットのプロセスセンターにおける仕分け室の斜視図である。
【図2】同じく仕分け室の側面図である。
【図3】図2の拡大図である。
【図4】低温仕分けシステムの冷却装置の冷媒回路図である。
【図5】図4の制御装置のフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例の低温仕分けシステムの冷却装置の冷媒回路図である。
【図7】本発明のもう一つの他の実施例の低温仕分けシステムの冷却装置の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 仕分け室
2 コンテナ
3 主コンベア
4 副コンベア
6 作業空間
7 冷却庫
12 開口部
14 冷却器
17、18 送風装置
21 カート
30、31、32 冷却装置
33、34、35 室内凝縮器
36 圧縮機
37、38、39 室外凝縮器
41 センサ
42、46、47 制御装置
43 三方弁
44 逆止弁
45 膨張弁

Claims (5)

  1. 仕分け室内に設置されたコンベアを用いて低温物品をカートに仕分けするシステムにおいて、
    前記コンベアとの間に所定の作業空間を存して設置され、当該コンベア側に開口部を有すると共に、この開口部より前記カートが納出自在に収納される冷却庫と、圧縮機、前記仕分け室内に設置された室内凝縮器及び仕分け室外に設置された室外凝縮器の並列回路、減圧装置及び前記冷却庫内に設けられた冷却器とを順次環状に配管接続して構成された冷却装置と、前記冷却庫内の温度を検出するセンサと、このセンサの出力に基づいて前記室内凝縮器に冷媒を流すか、前記室外凝縮器に冷媒を流すかを制御する制御装置とを備え、この制御装置は、前記センサが検出する冷却庫内温度が下限温度より低い場合には前記室内凝縮器に冷媒を流し、上限温度より高い場合には前記室外凝縮器に冷媒を流すことを特徴とする低温仕分けシステム。
  2. 圧縮機と室内凝縮器及び室外凝縮器間に介設された三方弁を備え、制御装置は、この三方弁により各凝縮器への冷媒流通を制御することを特徴とする請求項1の低温仕分けシステム。
  3. 室内凝縮器と室外凝縮器の冷媒下流側には、減圧装置側を順方向とする逆止弁をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2の低温仕分けシステム。
  4. 仕分け室内に設置されたコンベアを用いて低温物品をカートに仕分けするシステムにおいて、
    前記コンベアとの間に所定の作業空間を存して設置され、当該コンベア側に開口部を有すると共に、この開口部より前記カートが納出自在に収納される冷却庫と、圧縮機、前記仕分け室外に設置された室外凝縮器、前記仕分け室内に設置された室内凝縮器、減圧装置及び前記冷却庫内に設けられた冷却器とを順次環状に配管接続して構成された冷却装置と、前記室外凝縮器に外気を通風する送風機と、前記冷却庫内の温度を検出するセンサと、このセンサの出力に基づいて前記送風機の運転を制御する制御装置とを備え、この制御装置は、前記センサが検出する冷却庫内温度が下限温度より低い場合には前記送風機を停止若しくは減速することを特徴とする低温仕分けシステム。
  5. 仕分け室内に設置されたコンベアを用いて低温物品をカートに仕分けするシステムにおいて、
    前記コンベアとの間に所定の作業空間を存して設置され、当該コンベア側に開口部を有すると共に、この開口部より前記カートが納出自在に収納される冷却庫と、圧縮機、前記仕分け室内に設置された室内凝縮器、前記仕分け室外に設置された室外凝縮器、減圧装置及び前記冷却庫内に設けられた冷却器とを順次環状に配管接続して構成された冷却装置と、前記室内凝縮器に仕分け室内の空気を通風する送風機と、前記冷却庫内の温度を検出するセンサと、このセンサの出力に基づいて前記送風機の運転を制御する制御装置とを備え、この制御装置は、前記センサが検出する冷却庫内温度が上限温度より高い場合には前記送風機を停止若しくは減速することを特徴とする低温仕分けシステム。
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