JP4294773B2 - 仕分システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を仕分する仕分システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品を仕分ける仕分システムは、例えば宅配便などを仕分ける際に用いられている。
【0003】
近年、宅配便は、生鮮食品などの宅配も可能となってきており、保冷車などを用いて生鮮食品を低温に保ったまま宅配する低温輸送も行える様になってきている。
【0004】
温度管理の必要の無い物品である場合、宅配車から受けた物品をステーションと称する仕分場所で仕分け、それぞれの地域に送られるわけであるが、低温輸送の場合、ステーションの室内自体を冷房(例えば、5℃程度)して仕分けしなければならない。
【0005】
この様に、ステーション内を物品の保冷温度に合わせて冷房すると、仕分け作業者の作業環境が苛酷なものとなる。また、室内全体を所定温度にまで冷房するには時間がかかるため、宅配車が物品を搬入する前から冷房を始めなければならず、省エネルギーの見地からも好ましいものではなかった。
【0006】
これらの問題を解決するため、従来では特開平10−132439号公報(F25D 13/06)には、コンベア上の物品を冷却する冷却装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、上述した様な従来技術は、コンベア毎に冷却装置が設けられているため、やはり省エネルギーの見地からは望ましくないものである。
【0008】
特に、物品を仕分けるステーションなどで用いる場合、コンベアを多数設置する必要があり、多大なコストがかかると共に、冷却装置のメンテナンスもコンベア毎に行わなければならず、手間がかかる問題がある。
【0009】
本発明は、上述した様な問題点に鑑みてなされたもので、低コストで、エネルギー消費を極力抑え、メンテナンス性も良好とすることを目的とした仕分システムを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための手段として、本発明の請求項1では、内部に冷却装置を有し、冷却装置にて所定の低温に冷却される領域中に搬入された物品の仕分けを行う自動仕分装置と、この自動仕分装置にて仕分された物品を搬送するコンベアとを備え、このコンベアに前記自動仕分装置から冷気を導入し、前記物品を冷却すると共に、物品冷却後の冷気を前記自動仕分装置に戻す仕分システムを提供する。
【0011】
このため、自動仕分装置の冷却装置でもってコンベアにて搬送される物品を冷却することができる。
【0012】
また、請求項2の発明では、コンベアの搬送面より下には、自動仕分装置からの冷気を導入する冷気導入ダクトと、前記自動仕分装置に熱交換後の冷気を戻す冷気導出ダクトとを備えた請求項1記載の仕分システムを提供する。
【0013】
このため、冷気導入ダクトや冷気導出ダクトが、コンベア上を搬送される物品の邪魔となることを極力防止する事ができる。
【0014】
また、請求項3の発明では、コンベアは自動仕分装置に対して着脱可能な請求項1又は請求項2いずれか記載の仕分システムを提供する。
【0015】
このため、使用しないコンベアは片づける事ができる。
【0016】
また、請求項4の発明では、コンベアに物品を搬送するためのローラユニットを着脱自在に設けた請求項1乃至請求項3いずれか記載の仕分システムを提供する。
【0017】
このため、ローラユニット上を搬送される物品からゴミや埃が落ちても、ローラユニットを取り外して清掃できる。
【0018】
また、請求項5の発明では、搬送物品を冷却可能なコンベアと、コンベアの搬送方向の両側に直立する板材とを設け、この板材をコンベア外方に回動可能とした請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の仕分システムを提供する。
【0019】
このため、作業する場所では、板材を水平、即ち90度に保ち、作業台として用いる、若しくは下におろし、即ち180度回動させて作業の邪魔とならない様にする事ができると共に、立設状態では、冷気を滞留させる事ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1は本発明の仕分システム全体の斜視図、図2は本発明の仕分システムの側面図、図3は本発明の仕分システムの平面図、図4は本発明の仕分システムにおけるコンベア装置の斜視図、図5はコンベア装置の正面からの断面図、図6はコンベア装置の側断面図、図7は作業状態を示す側断面図である。
【0022】
図1は宅配会社などのステーション内を示す。このステーションは、顧客から宅配要請を受けた物品(以下、荷物と称する)1を各地域ごとに仕分けたり、同一地域であれば届け先まで配送する配送車に分配する場所である。ここで仕分けられた荷物1が他の地域に送るものであれば、他の地域のステーションに送り、そこから配送するものである。
【0023】
尚、本実施形態における荷物1は、特に、生鮮食品などの所定の保冷温度(例えば、5℃〜10℃)で宅配する必要のあるものを対象としており、発泡スチロールなどの断熱材で箱状に形成されている。
【0024】
このステーション内には、荷物1を自動的に仕分ける自動仕分装置2と、図示しない配送車が顧客から預かった荷物1をおろし、その荷物1を自動仕分装置2に搬送するため、搬入ラインに設置される搬入コンベア3と、仕分けられた荷物を搬出及び仕分けるため、仕分けラインに設置される搬出コンベア4、4と、搬出コンベア4、4の近傍に置かれる保冷庫5と、自動仕分装置2で仕分けられない、所謂読みとりエラーとなった荷物1が退避するため、仕掛りラインに設置される退避コンベア6とを備えている。
【0025】
前記搬入コンベア3は搬送面に多数のローラを有し、このローラが回転する事により荷物1を搬送し易くするものである。即ち、配送車からおろした荷物1を作業者Aが搬入コンベア3上に載せて自動仕分装置2方向に押してやるものである。尚、この搬入コンベア3は図示しない駆動装置を設け、自動的に前記自動仕分装置2に送るものでも良い。
【0026】
また、前記自動仕分装置2には、図1中向かって右側に前記搬入コンベア3の搬入ライン入口7が形成されており、その左側に前記退避コンベア6の仕掛りライン出口8が形成されている。更に、その左側には、前記搬出コンベア4、4への仕分けライン搬出口9A、9B、9C、9Dが設けられている。尚、この搬出コンベア4の左側には更に搬出コンベア4が設置されているが、図1においては使われていない状態を示している。
【0027】
前記搬入ライン入口7、仕掛りライン出口8、仕分けライン搬出口9A、9B、9C、9Dには、その上端部から吊り下げた細い短冊状のビニールシートを横方向に複数枚設けたビニールカーテン10が設けられている。
【0028】
また、前記自動仕分装置2の内部には、上下2段の移送コンベア11、11が設けられており、仕分けライン搬出口9A、9B、9C、9Dは左右及び上下に4つ設けられているものである。
【0029】
更に、自動仕分装置2には図示しないが、荷物1につけられたラベルを読みとりどこに配送するか判別する判別装置が設けられている。この判別装置は、例えばラベルにつけられたバーコードなどを読みとるものである。
【0030】
更にまた、自動仕分装置2内を冷却するため、冷却装置が設けられている。自動仕分装置2は断熱材にて外郭を形成しており、内部に冷却器及び冷気循環ファン12が設けられている。この冷却器は図示しない凝縮器、圧縮機などと冷凍サイクルを構成するものであり、これら凝縮器、圧縮機はステーションの建物の外に設置するものである。この様に、自動仕分装置2内は約0〜5℃まで冷却されているものである。
【0031】
また、保冷庫5は、所謂コールドロールボックスと称する冷却貯蔵庫で、荷物1を配送する場合には、荷物1を保冷庫5に入れたまま配送車に積み込むものである。
【0032】
この保冷庫5は、断熱材にて形成された断熱箱体13内を貯蔵室14とし、前面に開口15を有し、この前面開口15から荷物1を出し入れするものである。尚、開口15は断熱扉にて開閉自在に閉塞されているものである。また、この断熱箱体13の後底部には、図示しない冷却器及び凝縮器と共に、冷凍サイクルを構成する圧縮機16が設けられている。更に、断熱箱体13内の天部には、蓄冷剤18が設けられている。尚、17は保冷庫5を移動可能に支持するローラ付き台脚である。
【0033】
保冷庫5は以上の様な構成であり、電源がある屋内では前記圧縮機16を運転し、貯蔵室14を冷却すると共に蓄冷剤18に蓄冷する。そして、電源のない配送車に積み込む場合、蓄冷剤18にて内部に貯蔵した荷物1を冷却するものである。
【0034】
また、前記搬出コンベア4は、搬送部19と滞留部20とからなるもので、搬送部19は図示しない駆動源を有する駆動部21と、ローラ部22とよりなるものである。
【0035】
この搬送部19の駆動部21は回転駆動されるベルト上を荷物1が搬送されるもので、ローラ部22はローラが回転する事により、前記駆動部21にて押し出された荷物1の移動を容易にするものである。
【0036】
このため、図2に示す如く、前記自動仕分装置2内の移送コンベア11から荷物1を引き込む前記仕分けライン搬出口9A、9B、9C、9Dには駆動部21が接続される。
【0037】
本実施形態においては、この搬出コンベア4の搬送部19は、上下左右に4つの仕分けライン搬出口9A、9B、9C、9Dに設けられているため、上と下の搬送部19A、19Bの駆動部21とローラ部22の組み合わせが異なる。
【0038】
先ず、上の搬送部19Aは、前述した如く上の仕分けライン搬出口9A、9Bに駆動部21が接続され、ついで下方向に傾斜しているローラ部22、ほぼ水平に設置された駆動部21、下方傾斜して前記滞留部20に接続されたローラ部22の構成となっている。
【0039】
次に、下の搬送部19Bは、やはり下の仕分けライン搬出口9C、9Dに駆動部21が接続され、ついで上方に傾斜している駆動部21、ほぼ水平に設置された駆動部21、下方傾斜して前記滞留部20に接続されたローラ部22の構成となっている。
【0040】
次に、搬出コンベア4の滞留部20は、図4乃至図7に示す如く、断熱材にて形成された底板23と、この底板23の左右両端から上方に垂設され、断熱材にて形成された左右側壁24と、前記底板23のほぼ中央に設けられ、コンベア搬送方向に延在する冷気導出ダクト25と、この冷気導出ダクト25の上に設けられ、コンベア搬送方向に延在する冷気導入ダクト26と、この冷気導入ダクト26の上に設けられ、コンベア搬送方向に延在し、上方に冷気を吐出する冷気吐出部27と、前記左右側壁24の上端と冷気導入ダクト26の上端との間に架設される複数のローラ体28からなるローラユニット29と、前記左右側壁24と同方向、即ち垂直方向に直立すると共に、90度の水平方向及び180度の垂下方向に回動可能とした冷気流出防止用の板材30とよりなるものである。尚、この板30を90度の水平方向として使用する場合、図示しない保持機構にて水平状態を保持するものである。
【0041】
また、滞留部20の最終端には終端板31が設けられており、この終端板31にも回動可能な板材30が設けられている。
【0042】
前記ローラユニット29は図7に示す如く、前記冷気導入ダクト26と、前記左右側壁24の内側に設けられたL字金具との間に載置されており、図7の左側に示した様に着脱可能となっている。
【0043】
ここで、前記荷物1は外部から搬入されるため、ゴミや埃で汚れている。このため、搬送される荷物1からゴミや埃がローラユニット29のローラ体28間から下に落ちる事が考えられる。然し乍ら、ローラユニット29を図7左側の様に取り外す事により、容易に清掃する事ができる。
【0044】
また、ローラユニット29より下には、冷気導出ダクト25及び冷気導入ダクト26が設けられているが、二列のローラユニット29間に設けられているため、ローラユニット29を取り外して清掃する際にも、前記冷気導出ダクト25及び冷気導入ダクト26は実質的に邪魔とならないものである。
【0045】
更に、前記ローラユニット29自体も荷物1により汚れるため、その際にはローラユニット29を取り外して水洗いなどの清掃を行う。
【0046】
また、前記冷気吐出部27は、図7中に矢印で示した様に、上方に冷気を吐出し、降下してきた冷気にて荷物1を冷却するものであるが、冷気吐出部27の左右両側面に吹出口を形成し、冷気を直接荷物1に当てる様にしても良い。
【0047】
更に、前記冷気導出ダクト25の左右両側面には、荷物1と熱交換した後の冷気を回収する冷気吸込穴32が複数個形成されている。
【0048】
また、前記自動仕分装置2と前記冷気導出ダクト25及び冷気導入ダクト26とは冷気導入管33及び冷気導出管34にて接続されており、これら冷気導入管33及び冷気導出管34の自動仕分装置2側には、それぞれ冷気導入ファン35及び冷気導出ファン36が設けられている。
【0049】
このため、自動仕分装置2内の冷気は、前記冷導入ファン35にて冷気導入管33を介して前記冷気導入ダクト26に導かれ、冷気吐出部27から上方に吐出される。冷気は、室内温度より低いため、すぐに下降し、前記滞留部20のローラユニット29上の荷物1を冷却する。荷物1と熱交換した後の冷気はローラユニット29のローラ体28間から底板23上に降下し、前記冷気導出ファン36によて前記冷気導出ダクト25の冷気吸込穴32から吸い込まれ、前記冷気導出ダクト25、冷気導出管34を介して前記自動仕分装置2内に回収される。
【0050】
以上の構成にして、本実施形態では、作業者Aが配送車から荷物1を下ろし、その荷物1を前記搬入コンベア3上に置いた後、前記自動仕分装置2方向に押し出す。但し、前述した如く、駆動装置にて自動仕分装置2方向に案内するものでも良い。
【0051】
搬入コンベア3上の荷物1は前記搬入ライン入口7から自動仕分装置2内に導入され、上下に振り分けられて移送コンベア11、11にて移送される。この時、自動仕分装置2で荷物1が仕分けされる。そして、自動仕分装置2内で仕分けできない荷物1は、前記仕掛りライン出口8から仕掛りラインの退避コンベア6に退避され、作業者Aが目視で届け先を確認する。
【0052】
尚、前記自動仕分装置2内は、前述した如く冷却装置にて冷却されているため、自動仕分装置2内で移送されている途中で温度上昇してしまう事を極力防止できる。
【0053】
また、自動仕分装置2内で仕分けられた荷物1は、仕分けライン搬出口9A、9B、9C、9Dから搬送部19A、19Bに振り分けられて滞留部20に送られる。
【0054】
上の移送コンベア11にて仕分けされた荷物1は、搬出コンベア4の上の搬送部19Aに送られ、水平に設置された駆動部21にて傾斜したローラ部22に送られる。次いで水平に設置された駆動部21に送られ、次に設置されている傾斜したローラ部22を下り、前記滞留部20に送られる事となる。
【0055】
ここで、仕分けライン搬出口9Aからの荷物1は滞留部20の向かって左側に送られ、仕分けライン搬出口9Bからの荷物1は滞留部20の向かって右側に送られる。
【0056】
また、搬出コンベア4の下の移送コンベア11にて仕分けされた荷物1は、下の搬送部19Bに送られ、上方傾斜した駆動部21及び水平に設置された駆動部21上を送られ、下方傾斜したローラ部22を下り前記滞留部20に送られる事となる。
【0057】
荷物1は搬出コンベア4の滞留部20に一度溜められた後、保冷庫5に入れられるため、滞留部20で冷却しなければならない。このため、前記自動仕分装置2内の冷気を、前記冷気導入ダクト26に導入し、冷気吐出部27から吐出して滞留部20に送られた荷物1を冷却する。この際、滞留部20の板材30を直立される事により、吐出冷気を滞留部20に滞留させ、冷気の流出防止を図る。
【0058】
滞留部20に一定量の荷物1がたまると、作業者Aは、作業場所の板材30を水平にして作業台として用いる、又は垂下させて荷物1の取り出し作業の邪魔とならない様にする。
【0059】
ここで、前記搬出コンベア4の下部には、図示しないが、搬出コンベア4の外壁に発生する結露水を受けるため、露受部が設けられている。これは、受皿内に搬出コンベア4を設置するものでも良いし、搬出コンベア4の周囲に露受けを設けるものでも良い。この露受部が受けた露は、前記自動仕分装置2の冷却装置の露受けに導入され、この冷却装置の除霜水や結露水と共に排水される。
【0060】
以上の様に、仕分けられた荷物1を保冷庫5につみこんだ後、保冷庫5を適宜の配送車に振り分け配送する。ここで、荷物1を保冷庫5に積み込む際には、保冷庫5はステーション内の適宜の場所に電源を接続し、圧縮機10を運転して保冷庫5の貯蔵室14を冷却するものであるが、配送車につまれた状態では、電源が確保できないため、蓄冷剤18の融解潜熱にて貯蔵室14を冷却するものである。
【0061】
尚、この蓄冷剤18は通常、5〜9時間貯蔵室14を冷却する事ができる。
【0062】
以上説明した如く、自動仕分装置2内の冷気を搬出コンベア4に導入するため、自動仕分装置2及び搬出コンベア4での荷物1の温度上昇を極力防止できる。
【0063】
尚、前記搬入コンベア3にも搬出コンベア4同様に、自動仕分装置2の冷気を導入するか、独自の冷却装置を設ける事により、更に荷物1の温度管理を確実なものとする事ができる。
【0064】
【発明の効果】
以上詳述した如く、請求項1の発明によると、コンベア毎に冷却装置を用いる必要が無いため低コストとする事ができると共に、必要な場所のみを冷却するためエネルギー消費を極力抑える事ができる。
【0065】
また、請求項2の発明によると、冷気導入ダクトや冷気導出ダクトが、コンベア上を搬送される物品の邪魔となることを極力防止する事ができ、作業性向上を図る事ができる。
【0066】
また、請求項3の発明によると、コンベア毎に冷却装置を用いる必要が無いため低コストとする事ができると共に、着脱自在であるため、無駄なスペースの発生を極力防止する事ができる。
【0067】
また、請求項4の発明によると、ローラユニットの下にゴミや埃が落ちても、ローラユニットを取り外す事により、容易に清掃できるため、コンベアを清潔に保つ事ができる。
【0068】
また、請求項5の発明によると、作業者の荷物の積み込み作業性を向上する事ができると共に、物品の温度上昇をも極力防止する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仕分システム全体の斜視図である。
【図2】本発明の仕分システムの側面図である。
【図3】本発明の仕分システムの平面図である。
【図4】本発明の仕分システムにおけるコンベア装置の斜視図である。
【図5】コンベア装置の正面からの断面図である。
【図6】コンベア装置の側断面図である。
【図7】作業状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 物品(荷物)
2 自動仕分け装置
4 搬出コンベア
25 冷気導出ダクト
26 冷気導入ダクト

Claims (5)

  1. 内部に冷却装置を有し、冷却装置にて所定の低温に冷却される領域中に搬入された物品の仕分けを行う自動仕分装置と、この自動仕分装置にて仕分された物品を搬送するコンベアとを備え、このコンベアに前記自動仕分装置から冷気を導入し、前記物品を冷却すると共に、物品冷却後の冷気を前記自動仕分装置に戻すことを特徴とする仕分システム。
  2. コンベアの搬送面より下には、自動仕分装置からの冷気を導入する冷気導入ダクトと、前記自動仕分装置に熱交換後の冷気を戻す冷気導出ダクトとを備えたことを特徴とする請求項1記載の仕分システム。
  3. コンベアは自動仕分装置に対して着脱可能なことを特徴とする請求項1又は請求項2いずれか記載の仕分システム。
  4. コンベアに物品を搬送するためのローラユニットを着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載の仕分システム。
  5. コンベアの搬送方向の両側に直立する板材を設けるとともに、この板材をコンベア外方に回動可能に設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の仕分システム。
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