JP4270462B2 - ピッキング用冷凍冷蔵庫及び冷凍冷蔵商品用ピッキングシステム - Google Patents

ピッキング用冷凍冷蔵庫及び冷凍冷蔵商品用ピッキングシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4270462B2
JP4270462B2 JP2004276564A JP2004276564A JP4270462B2 JP 4270462 B2 JP4270462 B2 JP 4270462B2 JP 2004276564 A JP2004276564 A JP 2004276564A JP 2004276564 A JP2004276564 A JP 2004276564A JP 4270462 B2 JP4270462 B2 JP 4270462B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
product
air
picking
carry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004276564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006090619A (ja
Inventor
政幸 櫻井
猛 榎本
Original Assignee
中野冷機株式会社
株式会社菱食
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中野冷機株式会社, 株式会社菱食 filed Critical 中野冷機株式会社
Priority to JP2004276564A priority Critical patent/JP4270462B2/ja
Publication of JP2006090619A publication Critical patent/JP2006090619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4270462B2 publication Critical patent/JP4270462B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

本発明は、倉庫内に貯蔵してある商品をレストランやスーパーマーケット等の各種店舗へ配送する際のピッキング作業を行うための冷凍冷蔵庫の構成に関する。
近年、倉庫内に保管された商品の大規模なピッキング作業を支援するためのシステムとして、配送対象となる商品の補充及びピッキング作業指示を管理装置により集中制御する、いわゆるデジタルピッキングシステムが採用されている。ここで、デジタルピッキングシステムとは、ピッキング対象となる商品を管理装置により集中制御されたベルトコンベア等の商品搬送装置及びスタッカークレーン等の商品移載装置等を用いて自動的に商品を棚装置に補充するとともに、各ピッキング作業者に対し、棚装置に設けられた表示装置により商品の保管場所及びピッキング数を示し、ピッキング作業の効率化を図るものを指す。このようなデジタルピッキングシステムによれば、各ピッキング作業者は、限られた範囲の棚装置を担当し、表示装置により指示された棚装置から所定の商品を表示された数だけ配送用ボックスに積み込むこととなる。従って、商品の保管場所及びピッキング数については表示装置を確認すればよく、作業効率を向上させることが可能となっている。
また、冷凍,冷蔵商品についてピッキング作業を可能とするための構成として、一方の側壁に商品補充を行うための商品搬入口を設けるとともに、他方の側壁にピッキング作業を行うための商品搬出口としての開口を設けた冷凍冷蔵庫内に、商品を保管する棚装置を複数配設し、前記商品搬出口に冷気エアカーテンを形成するための送風装置及び吸気装置を備えた構成が公知となっている(例えば、特許文献1)。
実開平02−041076号公報
前記特許文献1に記載の構成では、冷凍冷蔵庫内の冷却装置から冷気を吹出すとともに、ピッキング作業を行うための商品搬出口に冷気エアカーテンを形成することにより、冷凍冷蔵庫内を適切に保冷している。従って、商品搬出口側にビニールカーテン等の遮蔽部材を取付けることが不要となっていた。
しかし、前記特許文献1の構成では、冷凍冷蔵庫内の冷却は考慮されているものの、庫外のピッキング作業スペースにおける作業環境は考慮されていなかった。即ち、冷凍冷蔵庫の商品搬出口に形成された冷気エアカーテンのオーバーフロー等によりコールドアイルが発生し、作業者の足元が冷やされてしまうという問題があった。特に、いわゆるデジタルピッキングシステムを利用した場合には、作業者は限られた範囲の棚装置から商品を配送用ボックスに移し替えるだけであるため、その場に止まっての作業であることから運動量が少なく、2〜3時間程度の作業であってもコールドアイルによる体調への影響が大きなものとなっていた。従って、前記特許文献1の構成では、デジタルピッキングシステムを利用することが現実的には不可能となっていた。
本発明は、前記課題を解決するためのものであり、ピッキング作業中における冷凍冷蔵商品の劣化を防ぐとともに、作業スペースにおけるコールドアイルを解消することにより快適な作業環境を形成し、特に、デジタルピッキングシステムにおいても冷凍冷蔵商品の取扱いを可能とするピッキング用冷凍冷蔵庫及び倉庫システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため本発明に係るピッキング用冷凍冷蔵庫は、一方の側壁に商品搬出口としての開口を形成した冷凍冷蔵庫内に、該庫内を冷却する冷却装置と、配送対象商品を載置する棚装置と、前記搬出口の上方から床面方向に向けて冷気を吹出す第1の送風装置と、前記第1の送風装置に対応して配設された吸気装置とを備えるピッキング用冷凍冷蔵庫であって、前記冷凍冷蔵庫外に、前記搬出口上部の断熱壁を介して前記第1の送風装置に対向配置され、前記搬出口の上方から床面方向に向けて外気を吹出す第2の送風装置を備えるとともに、前記搬出口上部の断熱壁下端に、下方に向かって細幅となる側断面視略台形状で、かつ、庫内側に傾斜面を形成した断熱パネルを備えることを特徴とする。
また、前記配送対象商品を載置する棚装置には、前記搬出口側の上部先端から前記第1の送風装置までの隙間を塞ぐ風防部材を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るピッキング用冷凍冷蔵庫は、一方の側壁に商品搬出口としての開口を形成した冷凍冷蔵庫内に、該庫内を冷却する冷却装置と、配送対象商品を載置する棚装置と、前記搬出口の上方から床面方向に向けて冷気を吹出す第1の送風装置と、前記第1の送風装置に対応して配設された吸気装置とを備えるピッキング用冷凍冷蔵庫であって、前記冷凍冷蔵庫外に、前記搬出口上部の断熱壁を介して前記第1の送風装置に対向配置され、前記搬出口の上方から床面方向に向けて外気を吹出す第2の送風装置を備えるとともに、前記棚装置には、前記搬出口側の上部先端から前記第1の送風装置までの隙間を塞ぐ風防部材を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る冷凍冷蔵商品用倉庫システムは、作業フロア内に、前記棚装置の作業スペース側先端部に商品毎のピッキング数を表示する表示装置を備える前記ピッキング用冷凍冷蔵庫を複数配設するとともに、在庫管理フロアから前記ピッキング用冷凍冷蔵庫に連設された第1の商品搬送装置と、前記冷凍冷蔵庫内に備えられ、前記第1の商品搬送装置により搬送された商品を前記棚装置に移載する商品移載装置と、前記搬出口側に配設されるとともに、配送フロアに連設された第2の商品搬送装置とを備えることを特徴とする。
以上、説明したように、本発明のピッキング用冷凍冷蔵庫によれば、次のような効果を奏する。
(1)商品搬出口の開口の内外それぞれにエアカーテンを形成するための第1,第2の送風装置を備えることとしたので、冷凍冷蔵庫内を適切に保冷することが出来るととともに、作業スペースを適度な温度に保つことができる。従って、冷凍冷蔵商品についてデジタルピッキングシステムを用いたピッキング作業を行う場合において、より快適な作業環境を形成することができる。
(2)この場合、第1,第2送風装置の吹出口近傍に断面視略台形状で冷凍冷蔵庫内側に傾斜面を有する断熱パネルを設けることにより、外気の流入等を防ぎ、適切なエアカーテンの形成を確保することができ、庫内負荷の増加を防止することができる。さらに、開口部に下部断熱壁を立ち上げることにより、作業者の足元におけるコールドアイルをより確実に解消することが可能となる。
(3)また、棚装置の商品搬出口側上部の隙間を塞ぐ風防部材を設けることとしたので、冷却装置からの冷気の吹出しによるエアカーテンの乱れを防止することができる。
(4)また、前記吸気装置の吸込み風量を第1,第2送風装置からの吹出し風量の合計よりも少なくすることで、庫内への外気の流入を適切に防止することが可能となる。
(5)また、吸気装置として床面に設置する形態のものを用いることにより、冷凍冷蔵庫の設置の際に、床下等の工事が不要となるため、施工作業を簡略化することが可能となる。
(6)また、冷却装置の廃熱を利用した熱交換器等により外気又は作業スペースの床を暖めることにより、より快適な作業環境を提供することが可能となる。
(7)また、デジタルピッキングシステムとして、商品搬送装置及び商品移載装置を用いることにより、商品の在庫補充作業等の自動化及び無人化が可能となり、冷凍冷蔵商品についても効率の良いピッキング作業を行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るピッキング用の冷凍冷蔵庫の概略構成を示す側断面図であり、図2は本実施の形態に係る冷凍冷蔵庫を複数備えた作業フロア全体の概略構成を示す平面図である。
本実施の形態に係る冷凍冷蔵庫1は、図1に示すように、断熱材2で略箱型に形成されており、作業フロアF内に複数設置されている。
冷凍冷蔵庫1内には、複数の棚装置3が設置されるとともに、庫内を保冷するための冷却装置4が備えられている。棚装置3は、複数段の傾斜棚3aで構成され、傾斜棚3aの後部に載置された商品を作業スペースS1側先端まで移動させる。棚装置3の作業スペースS1側先端部には、配送対象となる商品の保管位置をランプ等により示すとともに、ピッキング数を示す表示器3bが備えられている。
冷凍冷蔵庫1は、作業スペースS1側の側壁を構成する断熱壁2Aに商品搬出口5としての開口が設けられている。
商品搬出口5の上部断熱壁2aには、商品搬出口5の開口の内外それぞれに冷気エアカーテンCAと外気エアカーテンFAとを形成する一対の第1,第2送風装置6,7が備えられている。
第1,第2送風装置6,7は、床面に向けて略垂直方向に冷気又は外気を吹出すものであり、冷凍冷蔵庫1内の床面には、第1送風装置6に対応する吸気装置8が設置されている。また、商品搬出口5の下側は、下部断熱壁2bが吸気装置8の高さよりも高い位置まで立ち上げられている。
吸気装置8は、棚装置3の脚部間に配置されており、第1送風装置6の吹出口に対向する位置に設けられた吸込口8aと、吸込口8aから庫内方向に延長するダクト8bと、ダクト8bの後端部に連設し、冷凍冷蔵庫1の略中央付近に配置された吸込ファン8cとを有する。
一方、冷凍冷蔵庫1の外側上部には、作業フロアFの天井との間の空間に、冷却装置4の廃熱を利用する熱交換器9としてヒートリクレイム熱交換器が設置され、作業フロアF内を所定温度(5℃程度)に保っている。
上部断熱壁2aの下端には、第1,第2送風装置6,7の吹出口近傍に整流部材としての断熱パネル10が設けられている。断熱パネル10は、図1に示すように、側断面視略台形状で、下方に向かって細くなるように庫内側が傾斜面となっている。
棚装置3の作業スペースS1側上部先端から第1送風装置6までの間の隙間には、冷却装置4からの冷気に対する風防部材としての区画板11が設けられ、また、区画板11の上方には、冷却装置4から吹出された冷気を区画板11に向けて落とすためのカーテン部材12が設けられている。
デジタルピッキングシステムを構成する各装置として、冷凍冷蔵庫1内には、商品搬入装置として商品保管庫から連設された第1ベルトコンベア13と、第1ベルトコンベア13により所定位置まで搬入された商品を棚装置3に移す移載装置としてのスタッカークレーン14とを備える。また、作業スペースS1には、商品搬出装置として配送フロアに連設された第2ベルトコンベア15を備える。冷凍冷蔵庫1の一角には、第1ベルトコンベア13により搬送される商品を通すための商品搬入口が設けられている。スタッカークレーン14は、冷凍冷蔵庫1内を横断する走行レール上を移動する移動手段と、昇降手段と、移載手段とを備え、複数の棚装置3の後部を移動して第1ベルトコンベア13により所定の棚装置3に対応する位置まで搬送された商品を受取り、所定段の傾斜棚3a上に商品を移載する。
デジタルピッキングシステムを構成する第1ベルトコンベア13,スタッカークレーン14,棚装置3に設けられた表示器及び第2ベルトコンベア15は、例えば、管理フロア等に設置された管理装置により集中制御されている。なお、棚装置3の各傾斜棚3aにはセンサ等の在庫確認手段が備えられており、在庫確認手段からの情報に基づき管理装置からの指示に応じて商品の補充が行われる。
作業フロアFでは、図2に示すように、複数の冷凍冷蔵庫1が設置されており、図外の商品保管庫に連設された第1ベルトコンベア13の一部が各冷凍冷蔵庫1内に配設されている。
一方、作業スペースS1側に配設された第2ベルトコンベア15は、検品スペースS2を経て、図外の配送フロアに連設されている。
以上の構成に基づき、本実施の形態に係る冷凍冷蔵庫1内外の冷気等の循環構造について説明する。
冷凍冷蔵庫1内では、複数の冷却装置4により吹出された冷気が冷凍冷蔵庫1内を冷却するとともに、図1に示すように、カーテン部材12,区画板11により規制されて第1送風装置6に送られる。この場合、冷却装置4からの吹出しは、第1送風装置6の吹出し方向に対し略垂直(略水平方向)となるようにすることが好ましい。第1送風装置6は、庫内の冷気を下方に吹出し、冷凍冷蔵庫1内の床に設置された吸気装置8で吸込むことにより商品搬出口5に冷気エアカーテンCAが形成され、吸気装置8を経て庫内に吹出されることにより、冷凍冷蔵庫1内が−10℃等、所定の温度に保冷される。
一方、冷凍冷蔵庫1外では、冷凍冷蔵庫1の上方に設置された熱交換器9により暖められた外気を第2送風装置7により下方に吹出すことにより、商品搬出口5の外側に外気エアカーテンFAが形成され、作業スペースが5℃程度に保たれる。
この場合、上部断熱壁2aの下端の断熱パネル10により、各エアカーテンCA,FAの乱れを防止している。即ち、冷凍冷蔵庫1内が負圧となるため、断面で見た場合に、上部側では庫内への外気の侵入が起きる一方、下部側では冷気の吹出しが起きることとなる。従って、上部側において、第1送風装置6からの吹出しが庫外側に向くように庫内側を傾斜面に形成している。さらに、下部断熱壁2bを立ち上げることにより、下部側でのコールドアイルの発生を防止している。
また、吸気装置8の吸込み風量を、第1,第2送風装置6,7の吹出し風量の合計よりも少なくすることにより、庫内への外気の流入を防止している。
作業フロアFにおける流れとしては、搬入装置及び移載装置による商品の補充,作業者によるピッキング作業,搬出装置による配送商品の搬送の順で行われる。
商品の補充では、まず、管理装置により制御された第1ベルトコンベア13により、商品が冷凍冷蔵庫1内に搬入される。冷凍冷蔵庫1内では、スタッカークレーン14により、棚装置3の所定の傾斜棚3a上に商品が移載されて商品の補充が行われる。
ピッキング作業では、棚装置3の作業スペースS1側先端部に設けられた表示器3bの表示に従い、作業者が所定の傾斜棚3aから商品を取り出し、第2ベルトコンベア15上の配送用ボックス16内に収納する。
配送商品の搬送では、第2ベルトコンベア15により、配送用ボックス16内に収納された商品を作業スペースS1から検品スペースS2まで搬送させ作業者による検品作業を行った後、配送フロアに搬送させる。
以上のように、本実施の形態に係る冷凍冷蔵庫1では、商品搬出口5の開口の内外それぞれにエアカーテンCA,FAを形成するための第1,第2送風装置6,7を備えることとしたので、冷凍冷蔵庫1内を適切に保冷することが出来るととともに、作業スペースS1を適度な温度に保つことができる。従って、より快適な作業環境を確保することができ、冷凍冷蔵商品についてもデジタルピッキングシステムを利用することが可能となる。
この場合、第1,第2送風装置6,7の吹出口近傍に断面視略台形状で冷凍冷蔵庫内側に傾斜面を有する断熱パネル10を設けることにより、外気の流入等を防ぎ、適切なエアカーテンCA,FAの形成を確保することができ、庫内負荷の増加を防止することができる。さらに、開口部に下部断熱壁を立ち上げることにより、作業者の足元におけるコールドアイルをより確実に解消することが可能となる。
また、棚装置3の作業スペースS1側上部に区画板11を設けることとしたので、冷却装置4からの冷気の吹出しによるエアカーテンCA,FAの乱れを防止することができる。さらに、区画板11上部にカーテン部材12を設けることにより、冷却装置1からの冷気の流れを適切に規制することができ、庫内の乱流でエアカーテンCA,FAの形成が阻害されるのを防止することが可能となる。従って、第1送風装置6の吹出風量を少なく抑えることが可能となる。
また、前記吸気装置8の吸込み風量を第1,第2送風装置6,7からの吹出し風量の合計よりも少なくすることで、庫内への外気の流入を適切に防止することが可能となる。
また、吸気装置8として床面に設置する形態のものを用いることとしたので、冷凍冷蔵庫1の設置の際に、床下等の工事が不要となるため、施工作業を簡略化することが可能となる。
また、冷凍冷蔵庫1外の外気を暖める熱交換器9として、冷却装置4の廃熱を利用するヒートリクレイム式の熱交換器を用いることとしたので、外気を効率良く暖めることが可能となる。
また、デジタルピッキングシステムを採用することにより、商品搬入口5を第1ベルトコンベア13及び搬入商品が通過できる程度の開口とすることができるため、商品搬入口からの冷気の流出を最小限に抑えることができる。また、第1ベルトコンベア13及びスタッカークレーン14を用いることにより、商品の在庫補充作業等の自動化及び無人化が可能となる。
なお、前記実施の形態では、熱交換器により暖められた外気エアカーテンを吹出す送風装置を備えることにより作業スペースを暖めることとしているが、これに加えて、作業スペースの床部を暖める床暖房装置を備えることとしてもよい。これにより、作業スペースの外気を暖めるだけでなく、ピッキング作業者の足元を直接暖めることができるため、より快適な作業環境を提供することが可能となる。この場合の床暖房装置としては、例えば、作業スペースの床下に温水パイプやヒータ等の暖房手段を配設したものを用いることができる。さらに、床暖房装置で利用する熱源として、冷凍冷蔵庫内の冷却装置の廃熱を利用したヒートリクレイム式の熱交換器を用いることとしてもよい。
また、商品搬出口5としての開口に設けられた整流部材としては、前記実施の形態の断熱パネルに限られるものではなく、カーテン部材等を用いることとしてもよい。さらに、前記断熱パネル10の下端にカーテン部材等を取り付けて整流効果を高めることとしてもよい。
また、デジタルピッキングシステムを構成する商品搬入装置及び商品移載装置は、前記実施の形態に示すものに限らず、単一の装置により構成することとしてもよい。
また、冷凍商品についてのピッキング作業を行う場合には、冷凍冷蔵庫1の商品搬出口5をカーテン部材等で仕切ることとしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る冷凍冷蔵庫の概略構成を示す側断面図である。 本発明の一実施の形態に係る冷凍冷蔵庫を備える作業フロア全体の概略構成を示す平面図である。
1 冷凍冷蔵庫
2 断熱材
2a 上部断熱壁
2b 下部断熱壁
3 棚装置
3a 傾斜棚
3b 表示器
4 冷却装置
5 商品搬出口
6 第1送風装置
7 第2送風装置
8 吸気装置
9 熱交換器
10 断熱パネル(整流部材)
11 区画板(風防部材)
12 カーテン部材
13 第1ベルトコンベア
14 スタッカークレーン
15 第2ベルトコンベア
F 作業フロア
S1 作業スペース
S2 検品スペース
CA 冷気エアカーテン
FA 外気エアカーテン

Claims (4)

  1. 一方の側壁に商品搬出口としての開口を形成した冷凍冷蔵庫内に、該庫内を冷却する冷却装置と、配送対象商品を載置する棚装置と、前記搬出口の上方から床面方向に向けて冷気を吹出す第1の送風装置と、前記第1の送風装置に対応して配設された吸気装置とを備えるピッキング用冷凍冷蔵庫であって、
    前記冷凍冷蔵庫外に、前記搬出口上部の断熱壁を介して前記第1の送風装置に対向配置され、前記搬出口の上方から床面方向に向けて外気を吹出す第2の送風装置を備えるとともに、前記搬出口上部の断熱壁下端に、下方に向かって細幅となる側断面視略台形状で、かつ、庫内側に傾斜面を形成した断熱パネルを備えることを特徴とするピッキング用冷凍冷蔵庫。
  2. 前記配送対象商品を載置する棚装置には、前記搬出口側の上部先端から前記第1の送風装置までの隙間を塞ぐ風防部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のピッキング用冷凍冷蔵庫。
  3. 一方の側壁に商品搬出口としての開口を形成した冷凍冷蔵庫内に、該庫内を冷却する冷却装置と、配送対象商品を載置する棚装置と、前記搬出口の上方から床面方向に向けて冷気を吹出す第1の送風装置と、前記第1の送風装置に対応して配設された吸気装置とを備えるピッキング用冷凍冷蔵庫であって、
    前記冷凍冷蔵庫外に、前記搬出口上部の断熱壁を介して前記第1の送風装置に対向配置され、前記搬出口の上方から床面方向に向けて外気を吹出す第2の送風装置を備えるとともに、前記棚装置には、前記搬出口側の上部先端から前記第1の送風装置までの隙間を塞ぐ風防部材を備えることを特徴とするピッキング用冷凍冷蔵庫。
  4. 作業フロア内に、前記棚装置の作業スペース側先端部に商品毎のピッキング数を表示する表示装置を備える前記請求項1〜3のいずれかに記載のピッキング用冷凍冷蔵庫を複数配設するとともに、在庫管理フロアから前記ピッキング用冷凍冷蔵庫に連設された第1の商品搬送装置と、前記冷凍冷蔵庫内に備えられ、前記第1の商品搬送装置により搬送された商品を前記棚装置に移載する商品移載装置と、前記搬出口側に配設されるとともに、配送フロアに連設された第2の商品搬送装置とを備えることを特徴とする冷凍冷蔵商品用ピッキングシステム。
JP2004276564A 2004-09-24 2004-09-24 ピッキング用冷凍冷蔵庫及び冷凍冷蔵商品用ピッキングシステム Expired - Lifetime JP4270462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276564A JP4270462B2 (ja) 2004-09-24 2004-09-24 ピッキング用冷凍冷蔵庫及び冷凍冷蔵商品用ピッキングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276564A JP4270462B2 (ja) 2004-09-24 2004-09-24 ピッキング用冷凍冷蔵庫及び冷凍冷蔵商品用ピッキングシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006090619A JP2006090619A (ja) 2006-04-06
JP4270462B2 true JP4270462B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=36231774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004276564A Expired - Lifetime JP4270462B2 (ja) 2004-09-24 2004-09-24 ピッキング用冷凍冷蔵庫及び冷凍冷蔵商品用ピッキングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4270462B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4960797B2 (ja) * 2007-08-03 2012-06-27 トーヨーカネツソリューションズ株式会社 冷凍冷蔵倉庫用のラック及びエアカーテン装置の運転方法
JP2009097782A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Toyo Kanetsu Solutions Kk 冷凍冷蔵倉庫
JP5476669B2 (ja) * 2008-03-18 2014-04-23 富士電機株式会社 ピッキング用棚装置
JP2009222333A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ピッキング用冷凍冷蔵倉庫
JP2009222334A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ピッキング用冷凍冷蔵倉庫
JP5136136B2 (ja) * 2008-03-18 2013-02-06 富士電機株式会社 ピッキング用冷凍冷蔵倉庫
JP5136137B2 (ja) * 2008-03-18 2013-02-06 富士電機株式会社 ピッキング用冷凍冷蔵倉庫及び冷凍冷蔵ピッキングシステム
JP2010127558A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷凍冷蔵倉庫
JP5401958B2 (ja) * 2008-12-09 2014-01-29 富士電機株式会社 冷凍冷蔵倉庫
JP2010266079A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ピッキングシステムの冷凍・冷蔵貯蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006090619A (ja) 2006-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1072171C (zh) 温控集装箱及集装箱的控温方法
JP2000327111A (ja) 自動冷凍冷蔵倉庫
JP4270462B2 (ja) ピッキング用冷凍冷蔵庫及び冷凍冷蔵商品用ピッキングシステム
CN104424705A (zh) 自动售货机
KR100986920B1 (ko) 냉동탑차의 냉장장치
JP5401958B2 (ja) 冷凍冷蔵倉庫
JP2009036496A (ja) 冷凍冷蔵倉庫用のラック及びエアカーテン装置の運転方法
KR102570748B1 (ko) 에너지 절약형 대형 냉동/냉장 장치
JP4093810B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2020098086A (ja) 空気調和システム
JP2012179256A (ja) 商品収納装置
JP2009097782A (ja) 冷凍冷蔵倉庫
JP7426878B2 (ja) クリーンルームの空調システム
JP3948876B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2009085543A (ja) ショーケースおよび配送システム
JPH0620061Y2 (ja) ピッキング用冷凍冷蔵庫
JP2008185241A (ja) 多室式保冷車
JP2000274935A (ja) 低温ラック
JP6378523B2 (ja) 低温荷物仕分け作業台
JP5272463B2 (ja) コンベア装置
TW200303974A (en) Walking open show case
JP7474625B2 (ja) クリーンルームの空調システム
JP7205023B2 (ja) 冷凍又は冷蔵ラックブース
JP5136137B2 (ja) ピッキング用冷凍冷蔵倉庫及び冷凍冷蔵ピッキングシステム
JP5625402B2 (ja) 冷蔵倉庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090218

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4270462

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250