JP2010266079A - ピッキングシステムの冷凍・冷蔵貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】庫内にピッキング棚2を設置した前面開放形の冷凍・冷蔵貯蔵庫1にエアーカーテン装置7,8を装備し、貯蔵庫の開放面に冷気エアーカーテン12,外気エアーカーテン13を形成し、該貯蔵庫のフロント側には冷気エアーカーテン12用リターンダクト9、および該リターンダクトの前方に並べてピッキング作業用足場11との間の床側に外気エアーカーテン用冷気回収ダクト14を設けて、リターンダクト9の吸込口にレベルを合わせて、冷気回収ダクト14の吸込口,および足場11の高さを面一に嵩上げした上で、ダクト9,14の双方に跨がって吸込口の上面に単体(1部品)のグレーチング15を敷設し、リターンダクト9と冷気回収ダクト14との間を断熱構造の仕切板16で仕切る。
【選択図】図1
Description
次に、前記ピッキングシステムの冷凍・冷蔵貯蔵庫、および貯蔵庫に装備したエアーカーテン装置の従来構成を図4,図5に示す。各図において、1は建屋内に構築した前面開放形の冷凍・冷蔵貯蔵庫、2は冷凍・冷蔵保管庫1の庫内に設置したピッキング棚(傾斜流動棚)、3はピッキング棚2の背後(入庫側)に配置した物品搬入用コンベア、4はスタッカークレーン、5は貯蔵庫1の前方のピッキング作業領域に配した仕分け配送用のコンベア、6は貯蔵庫1の庫内冷却器(冷凍機のエバポレータ)、7は貯蔵庫1の前面側上部に備えた冷気エアーカーテン装置、8は外気エアーカーテン装置、9は外気エアーカーテン装置8の吹出口に対向して貯蔵庫1の下部前面のフロントパネル1aの内側に画成したリターンダクト(リターングリル)、10はリターンダクト9を通じて回収した冷気エアーカーテン13の冷気流をピッキング棚2の床面側を通して庫内背後に向けて送風する庫内ファン、11は貯蔵庫1のフロント側で建屋の床面に構築したピッキング作業用の足場である。
一方、外気エアーカーテン装置8は冷気エアーカーテン装置7の外側に配置されており、建屋内の周囲から取り込んだ空気を冷気エアーカーテン12に沿って外気エアーカーテン13を吹き出し形成する。なお、この外気エアーカーテン13はそのまま貯蔵庫前方の床面側に流下して周囲に拡散する。
上記構成で、物品搬入用コンベア3を経由して冷凍・冷蔵貯蔵庫1に搬入された物品は、スタッカークレーン4により仕分けしてピッキング棚2にロードされ、流動棚の上を滑動して前方に送られる。そして、この冷凍・冷蔵貯蔵庫1の出庫側に立って作業するピッキング作業員は、中央指令室からのピッキング指示に基づきピッキング棚2から指定の物品をピックアップして配送用のコンベア5に移載する。
そこで、先記の足場11を床暖房するほか、図6で示すように貯蔵庫1の下部フロントに設けた冷気エアーカーテン回収用のリターンダクト9とその前方の足場11との間に外気エアーカーテン13の気流を回収する冷気回収ダクト14を追加し、外気エアーカーテン13がコールドアイル13aとなってピッキング作業員の足下側に拡散するのを防ぐようにしたフロント構造がこの発明と同一出願人より特願2008−069638号として先に提案されており、このフロント構造が実際に多くのピッキング設備に採用されている。なお、冷気回収ダクト14にて回収した冷気は床面下を経由して建屋内の天井側に放出するか、あるいは外気エアーカーテン装置8に戻して再び外気エアーカーテン13に利用ようにしている。なお、9a,14aは、リターンダクト9,冷気回収ダクト14の吸込口上面に敷設したグレーチング(スチール製の格子蓋)である。
一方、貯蔵庫1の前方に立ってピッキング作業を行う作業員は、ピッキング棚2の上部側の棚段から物品をピックアップする場合の挙動として、できるだけ棚2に近寄って上方に手を延ばす、あるいは足場11よりも一段高いリターンダクト9を踏み台代わりに利用し、この上に足を掛けてピッキング作業を行うことが多い。このために、ピッキング作業中の作業員が足下の前期段差につまずいて転倒したりする事故例が報告されている。
そのほか、従来構造ではリターンダクト9と冷気回収ダクト14とが段差を隔てて分離しているために別々にグレーチング9a,14を用意する必要があって設備資材がコスト高となる問題もある。
この発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決してピッキング作業の安全性向上、外気回収ダクトのアイスバンクによる目詰まり防止、設備コストの低減化が図れるようにフロント構造を改良したピッキングシステムの冷凍・冷蔵貯蔵庫を提供することにある。
前記リターンダクトの吸込口上面にレベルを合わせて、冷気回収ダクトの吸込口,および作業用足場の高さを面一に嵩上げした上で、リターンダクトおよび冷気回収ダクトの吸込口上面にグレーチングを敷設するものとし(請求項1)、具体的には次記の態様で構成するものとする。
(1)前記構成の冷凍・冷蔵貯蔵庫において、リターンダクトおよび冷気回収ダクトの双方に跨がってダクト上面に単体のグレーチングを敷設する(請求項2)。
(2)前記構成において、リターンダクトと冷気回収ダクトとの間を断熱構造の仕切板で仕切る(請求項3)。
(1)まず、リターンダクトの吸込口上面に高さレベルを合わせて、冷気回収ダクトの吸込口,および作業用足場の高さを面一に嵩上げして構築したことで、作業員が作業中に貯蔵庫のフロントパネルに足を引っ掛けてつまずいたりする危険がなく、ピッキング作業を安全に行うことかできる。
(2)また、リターンダクトと冷気回収ダクトの吸込口高さを揃えたことで、これらダクトの上面に敷設するグレーチングを従来のように二つの部品に分けて敷設する必要がなく、単体のグレーチングで対応できるので設備コストを節減できる。
(3)リターンダクトと冷気回収ダクトとの間を断熱構造の仕切板で仕切ることにより、冷凍・冷蔵貯蔵庫の保冷運転中にリターンダクトから冷気回収ダクトへの伝熱が抑制され、冷気回収ダクト側の仕切板表面に生じた着霜,着氷が原因でダクト内の通風路が狭まったり塞がれるトラブルを回避できる。
すなわち、図示実施例のフロント構造では、リターンダクト9の吸込口に高さレベルを合わせて、該リターンダクト9の前方に並べて構築した冷気回収ダクト14の吸込口,および作業用足場11の高さを従来構造よりも嵩上げし、リターンダクト9と冷気回収ダクト14の吸込口,および足場11の上面とが同じ高さレベルLで面一に並ぶようにした上で、リターンダクト9,冷気回収ダクト14の上にグレーチング15を敷設してフロント構造を構成するようにしている。また、リターンダクト9と冷気回収ダクト14との間は断熱構造の仕切板16で仕切るようにしている。
上記の構成により、リターンダクト9と冷気回収ダクト14,作業用足場11との間には、図6に示した従来のフロント構造のような段差がなく、作業員は作業中につまずいて転倒するようなおそれなしに安全にピッキング作業を行うことができる。
さらに、リターンダクト9,冷気回収ダクト14の吸込口の上面に敷設するグレーチング15については、図2(a),(b)のように2部品のグレーチング15aと15bとに分けて個別に敷設することもできるほか、前記のようにダクトの高さレベルを合わせることで、図3(a),(b)のようにリターンダクト9と冷気回収ダクト14の双方に跨がって幅の広い単体のグレーチング15を敷設して対応させることもでき、これによりグレーチングの使用枚数が減って設備資材のコスト低減化が図れるほか、ダクト吸込口に広い開口面積を確保して通風抵抗を低減できる。
2 ピッキング棚
6 庫内冷却器
7 冷気エアーカーテン装置
8 外気エアーカーテン装置
9 リターンダクト
11 作業用足場
12 冷気エアーカーテン
13 外気エアーカーテン
14 冷気回収ダクト
15 グレーチング
16 断熱構造の仕切板
Claims (3)
- 庫内にピッキング棚を設置した前面開放形の冷凍・冷蔵貯蔵庫にエアーカーテン装置を装備し、該エアーカーテン装置を通じて貯蔵庫の開放面に冷気エアーカーテンと外気エアーカーテンからなる二層のエアーカーテンを吹き出し形成したピッキングシステムの冷凍・冷蔵貯蔵庫であり、該貯蔵庫のフロント側には冷気エアーカーテンの流下気流を庫内に回収するリターンダクト、および該リターンダクトの前方に並べてピッキング作業用足場との間の床側に外気エアーカーテンの流下気流を回収する冷気回収ダクトを設けたものにおいて、
前記リターンダクトの吸込口上面に高さレベルを合わせて、冷気回収ダクトの吸込口,および作業用足場の高さを面一に嵩上げした上で、リターンダクトおよび冷気回収ダクトの吸込口上面にグレーチングを敷設したことを特徴とするピッキングシステムの冷凍・冷蔵貯蔵庫。 - 請求項1に記載の冷凍・冷蔵貯蔵庫において、リターンダクトおよび冷気回収ダクトの双方に跨がってダクト上面に単体のグレーチングを敷設したことを特徴とするピッキングシステムの冷凍・冷蔵貯蔵庫。
- 請求項1または2項のいずれかに記載の冷凍・冷蔵貯蔵庫において、リターンダクトと冷気回収ダクトとの間を断熱構造の仕切板で仕切ったことを特徴とするピッキングシステムの冷凍・冷蔵貯蔵庫。
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2009
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