JP5625402B2 - 冷蔵倉庫 - Google Patents

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本発明は、冷蔵倉庫に関するものであって、保冷した商品のピッキングに適した冷蔵倉庫に関する。
物流拠点や配送拠点に建設された冷蔵倉庫は、内部に商品の保冷に好適な温度環境を有する冷凍庫を有している。冷凍庫は、断熱材によって箱形に形成され、作業スペースとの境界となる断熱壁には、商品搬出口となる開口が設けてある。冷凍庫には、商品搬出口に臨むように棚装置が設置してある。棚装置は、後方から前方に向けて漸次低くなるように傾斜した棚を備えており、後方から補充された商品は棚を移動し、前方から取り出し可能となる。また、冷凍庫の内部には、庫内の空気を冷却する冷却装置が設置してあり、冷凍庫の内部を所望の温度に保っている。
商品搬出口を構成する上部断熱壁の内側には冷気エアカーテンを生成する第1送風装置が設けてあり、上部断熱壁の外側には外気エアカーテンを生成する第2送風装置が設けてある。第1送風装置と第2送風装置とは、床面に向けて略垂直方向に冷気または外気(冷蔵倉庫内の空気)を吹き出すものであり、冷凍庫の床面には、第1送風装置に対応する吸気装置が設置してある。吸気装置は、第1送風装置の吹出口に対向する位置に設けられた吸込口と、吸込口から庫内方向に延長するダクトと、ダクトの後端部に連設された吸込ファンとを有している。そして、吸気装置の吸込風量を第1送風装置の吹出風量と第2送風装置の吹出風量との合計よりも少なくすることにより、冷凍庫内への外気(冷蔵倉庫内の空気)の流入を抑制している(たとえば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述した冷蔵倉庫において、第1送風装置の吹出風量と吸気装置の吸込風量とが同一の場合には、第1送風装置の吹出口から吸気装置の吸込口に向かうに連れて冷蔵倉庫から巻き込む空気の量が増大し、棚装置の上段における温度と下段における温度との差を小さくすることができない。
また、冷凍商品が保管される冷凍温度エリアとオペレータがピッキング作業を行う冷蔵温度エリアとを有し、両エリアを天井から垂下された仕切壁によって仕切られた冷蔵倉庫が知られている。冷凍温度エリアには、冷蔵温度エリアに臨むように棚装置が配置してある。棚装置は、冷凍温度エリアから冷蔵温度エリアに向けて漸次低くなるように傾斜した棚を備えており、冷凍温度エリアにおいて補充された商品は棚を移動し、冷蔵温度エリアから取り出し可能となる。また、冷凍温度エリアの内部には、冷凍温度エリアの空気を冷却する冷却装置が設置してあり、冷凍温度エリアを所望の温度に保っている。
棚装置の上方部には、冷気エアカーテンを生成する第1送風装置と、外気エアカーテンを生成する第2送風装置とが設けてある。第1送風装置と第2送風装置とは、床面に向けて冷気または外気(冷蔵温度エリアの空気)を吹き出すものであり、冷凍温度エリアの床面には、第1送風装置に対応する吸気装置が設置してある。吸気装置は、第1送風装置の吹出口に対向する位置に設けられた吸込口と、吸込口から庫内方向に延長するダクトと、ダクトの後端部に連設された吸込ファンとを有している。そして、第1送風装置の吹出風量と吸込装置の吸込風量とが同一となるように制御している(たとえば、特許文献2参照)。
特開2006−90619号公報 特開2009−36496号公報
しかしながら、第1送風装置の吹出風量と吸込装置の吸込風量とが同一となるように制御すると、第1送風装置の吹出口から吸気装置の吸込口に向かうに連れて冷蔵温度エリアから巻き込む空気の量が増大し、棚装置の上段における周囲温度と下段における周囲温度との差を小さくすることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、棚装置の上段における周囲温度と下段における周囲温度との差を小さくする冷蔵倉庫を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、前面が開口した冷凍庫と、前記冷凍庫の内部に配設され、後面が前記冷凍庫の内部に臨んで開口するとともに、前記冷凍庫の内部よりも高い温度環境を有する冷蔵領域に前面が臨んで開口し、かつ、前記冷凍庫において投入された商品を前記冷蔵領域に向けて搬送する棚を上下方向に複数段備えた棚装置と、前記冷凍庫の内部から空気を導入するとともに、導入した空気を前記棚装置の前方上方域に設けた吹出口から下方に向けて吹き出す吹出装置と、前記吹出口に対向して設けた吸込口から前記冷凍庫の内部に空気を吸い込む吸込装置とを備えた冷蔵倉庫において、前記吹出装置が吹き出す空気の量を前記吸込装置が吸い込む空気の量よりも少なく設定し、前記吹き出す空気の量と前記吸い込み空気の量との差分を前記棚装置の後面から前面へと吹き出させるように構成したことを特徴とする。
また、本発明は、前面が開口した冷凍庫と、前記冷凍庫の内部に配設され、前記冷凍庫の内部よりも高い温度環境を有する冷蔵領域に前面が臨み、かつ、前記冷凍庫において投入された商品を前記冷蔵領域に向けて搬送する棚を上下方向に複数段備えた棚装置と、前記棚装置の前面下方域に設けた吸込口から前記冷凍庫の内部に前記冷蔵領域の空気を吸い込む吸込装置と、前記冷凍庫の内部に吸込んだ空気を前記棚装置の前面から下方に向けて吹き出す吹出装置とを備え、前記棚装置は、棚の前方域と後方域とを遮断するカーテン部材を前記棚ごとに備え、前記カーテン部材には、前記冷凍庫の内部から前記冷蔵領域への空気の流通量を開口面積によって規制する通気口が設けられており、前記棚装置の上段に設けられたカーテン部材の通気口よりも下段に設けられたカーテン部材の通気口の開口面積を大きくしたことを特徴とする。
本発明にかかる冷蔵倉庫は、吹出装置が吹き出す空気の量を吸込装置が吸い込む空気の量よりも少なく設定したので、吸い込む空気の量と吹き出す空気の量との差分は、冷凍庫の内部から棚装置を経由して冷蔵領域に吹き出すことになる。この空気は冷却されているので、棚装置の下段における周囲温度を低下させ、棚装置の上段における周囲温度と下段における周囲温度との差を小さくできる。
本発明にかかる冷蔵倉庫は、棚装置の前面下方域に設けた吸込口から冷凍庫の内部に吸い込んだ空気に相当する量の空気が冷凍庫の内部から棚装置を経由して冷蔵領域に吹き出すことになる。この空気は冷却されているので、棚装置の下段における空気を低下させ、棚装置の上段における周囲温度と下段における周囲温度の差を小さくできる。
図1は、本発明の実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。 図2は、本発明の実施の形態2であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。 図3は、本発明の実施の形態3であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。 図4は、図3に示したスリットカーテンを示す正面図である。 図5は、本発明の実施の形態4であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。 図6は、図5に示したダクトとスリットカーテンとを示す正面図である。 図7は、図5に示したダクトとスリットカーテンとを示す縦断面図である。 図8は、本発明の実施の形態5であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。 図9は、図8に示したダクトとスリットカーテンとを示す正面図である。 図10は、図8に示したダクトとスリットカーテンとを示す縦断面図である。 図11は、本発明の実施の形態6であるピッキング用冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。 図12は、本発明の実施の形態7であるピッキング用冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。 図13は、図12に示したダクト、スリット、フェンスを示す縦断面図である。
以下に、本発明にかかる冷蔵倉庫の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、物流拠点や配送拠点に建設されたピッキング用の冷蔵倉庫を例に説明するが、ピッキング用の冷蔵倉庫に限られるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1は、冷凍領域を画成する冷凍庫2を備えている。冷凍庫2は、オペレータによって取り出される商品が陳列された状態で収納される倉庫であって、冷蔵倉庫(冷蔵領域)1の内部に構築されている。冷凍庫2は、プレハブ倉庫であって、プレハブ断熱材で構成されている。冷凍庫2は、前方領域を収納陳列領域4とし、後方領域を収容搬送領域6としている。収納陳列領域4は、床から天井までの高さが2メートル50センチ程度であり、前面が開口し、商品を陳列する複数台の棚装置41の設置を可能にしている。収容搬送領域6は、大型の設備機械(たとえば、後述する商品投入搬送装置66)の設置を可能にしている。そして、収納陳列領域4の天井と収容搬送領域6の天井との間に生じる隙間は、垂直な壁体21で塞がれ、当該壁体21は、収納陳列領域4と収容搬送領域6との間の段差となっている。
収納陳列領域4には、上述した複数台の棚装置41が横並びとなるように設置してある。棚装置41は、商品を保管するピッキング用の棚装置であって、前面及び後面が開口している。
棚装置41には、上下方向に複数段(本実施の形態の棚装置41は、四段)の棚42が架設してある。棚42は、後方から前方に向けて漸次低くなるように傾斜する態様で架設してあり、後方から投入された商品は、棚42の上面を転動又は滑走することにより、前方に搬送され、前方から後方に向けて順次集積される。
一つの棚42は、複数種類(本実施の形態の棚は6種類)の商品が収納可能であって、その前縁には、商品種類に対応するように、LED表示パネル43が配設してある。
たとえば、本実施の形態の一つの棚42は、6種類の商品が保管可能であるから、一つの棚42を6等分し、それぞれの前縁にLED表示パネル43が配設してある。したがって、本実施の形態の棚装置41は、24個のLED表示パネル43が配設してある。
LED表示パネル43は、後方から投入された商品を受け止め、商品を整列させるとともに、取り出す商品が保管されている収納位置を明示するものである。すなわち、LED表示パネル43は、フェンスとして機能するとともに、ピッキング指示パネルとしても機能する。
また、最上段となる棚42の上方となる収納陳列領域4の天井には、後方から前方に向けて延在するダクト45が配設してある。ダクト45は、冷凍庫2の前面開口に低温のエアカーテンを生成するためのものであり、後端が開口している。ダクト45の内部は、仕切板45aによって、上下に仕切られ、下側がインナダクト47を構成し、上側がミドルダクト48を構成している。
ダクト45の後端開口には、インナファン46aとミドルファン46bとが交互に横並びとなるように配設してあり、インナファン46aがインナダクト47に空気を導入し、ミドルファン46bがミドルダクト48に空気を導入する。
インナダクト47は、導入された空気を冷却し、冷凍庫2の前面開口内側に低温(たとえば、摂氏−30度)のエアカーテンを生成するためのもので、インナダクト47の内部には、蒸発器(エバポレータ)471が設置してあり、ダクト45の後端開口から導入された空気は、蒸発器471の周囲を通過する際に摂氏−30度程度まで冷却される。
そして、インナダクト47の内部であって、蒸発器471とインナファン46aとの間には、温度膨張弁44が配設してある。温度膨張弁44は、冷凍庫2の外部に設けられた冷凍機(図示せず)から供給された冷媒の圧力を減圧するためのもので、入口には冷凍機に繋がる配管が接続してあり、出口には蒸発器471の入口に繋がる配管が接続してある。
また、蒸発器471の近傍には、ヒータ(図示せず)が設置してある。ヒータは、蒸発器471に付着した霜を融解させるためのもので、冷却運転する場合に停止し、除霜運転する場合に駆動(通電)する。
ミドルダクト48は、導入された空気を冷凍庫2の前面開口内側であって、インナダクト47が生成するエアカーテンよりも外側に低温(たとえば、摂氏−25度)のエアカーテンを生成する。
インナダクト47を画成するダクト45の前端部下縁には、下方に延在するインナノズル472が取り付けてあり、インナダクト47とミドルダクト48を仕切る仕切板45aから下方に延びる仕切板45bの下面には、下方に延在するミドルノズル481が取り付けてある。そして、インナノズル472とミドルノズル481とは、冷凍庫2の前面開口内側において、下方に向かって開口し、インナダクト47に連通するインナダクト吹出口を構成している。
インナノズル472とミドルノズル481との間には、ハニカム(整流体)477が取り付けてある。そして、インナダクト47から供給され、ハニカム477を通過した空気は整流され、下方に向かって流れる。
ミドルダクト48を画成する冷凍庫2の前面開口下面から下方に向かって延びる壁体45cの下面には、下方に延在するアウターノズル491が取り付けてある。そして、ミドルノズル481とアウターノズル491とは、冷凍庫2の前面開口内側において、下方に向かって開口し、ミドルダクト48に連通するミドルダクト吹出口を構成している。
ミドルノズル481とアウターノズル491との間には、ハニカム(整流体)489が取り付けてある。そして、ミドルダクト48から供給され、ハニカム489を通過した空気は整流され、下方に向かって流れる。
また、冷凍庫2の前面開口外側には、上方から下方に延在するアウターダクト49が配設してある。アウターダクト49は、冷凍庫2の前面開口外側に室温のエアカーテンを生成するものであり、上面が開口している。この上面開口には、アウターファン(送風ファン)496が配設してある。このアウターファン496は、駆動させると冷蔵倉庫1(冷凍庫2の天井裏)から空気を導入する。
そして、アウターノズル491とアウターダクト49とは、冷凍庫2の前面開口外側において、下方に向かって開口し、アウターダクト吹出口497を構成している。
そして、アウターダクト吹出口497には、ハニカム(整流体)498が取り付けてある。そして、アウターダクト49から供給され、ハニカム498を通過した空気は、整流され、下方に向かって流れる。
最下段となる棚42の前方にリターングリル(開口)50が形成されるように、フロントパネル51が床に立設してある。リターングリル50は、インナダクト吹出口(ハニカム477)及びミドルダクト吹出口(ハニカム489)と対向するように形成され、インナダクト吹出口及びミドルダクト吹出口から吹き出され、冷凍庫2の前面開口にエアカーテンを生成した空気を吸い込む。
また、最下段となる棚42の下方には、リターンファン52が傾斜する態様で取り付けてあり、リターングリル50から吸い込んだ空気を収納陳列領域4から収容搬送領域6に送出する。
収容搬送領域6の床には、前方から後方に延在するダクト61が配設してある。ダクト61は、リターングリル50から吸い込んだ空気を収容搬送領域6に循環させるためのものであり、前端が最下段となる棚42と収納陳列領域4の床との間に形成された開口に対向し、開口している。また、後端は、冷凍庫2の奥壁近傍まで延在し、開口している。また、ダクト61の出口近傍となる内部には、循環ファン62が配設してある。循環ファン62は、最下段となる棚42と収納陳列領域4との間から送出された空気を吸い込み、奥壁に沿って循環させる。
収容搬送領域6の天井には、複数台(本実施の形態では3台)のクーリングコイル(冷却装置)63が据え付けてある。クーリングコイル63は、供給された空気を冷却して、送出するものであり、上述した棚42に均等に冷却した空気を送出するように、均等に配設してある。クーリングコイル63は、空気が通過する際に摂氏−25度程度まで冷却する。また、クーリングコイル63の空気送出能力は、ダクト45に配設したインナファン46aやミドルファン46bの数倍の能力を有している。
アウターダクト49の下方端外側には、ナイトカバー71と照明装置72とが並設してある。ナイトカバー71は、ロールスクリーンのように、巻き上げることにより収納可能なカバーであって、システム稼働中に収納し、稼働を停止した場合に降ろすことにより、冷凍庫2の前面開口を塞ぐことができる。照明装置72は、たとえば、蛍光灯であって、システム稼働中は点灯し、稼働を停止した場合に消灯する。
これら、ナイトカバー71と照明装置72とは、傘体73によって覆われている。傘体73の前面には、照明装置72を点灯あるいは消灯させるスイッチ(図示せず)が設けてある。このスイッチは、アウターファン496と連動しており、照明装置72を点灯させた場合にアウターファン496が駆動され、照明装置72を消灯させた場合にアウターファン496を停止させる。
また、このスイッチは、冷凍庫2の内部温度を調節する温度調節装置に指示信号を与える。たとえば、照明装置72を点灯した場合に設定温度を摂氏−18度にするように指示し、照明装置72を消灯した場合に設定温度を摂氏−15度にするように指示する。
また、収容搬送領域6には、冷凍庫2に商品を搬入するための商品搬入コンベア64、搬入した商品を一時保管する商品一時保管棚、商品一時保管棚から上述した棚装置41に商品を投入する商品投入搬送装置66が設置してある。
上述した実施の形態1である冷蔵倉庫1は、インナダクト吹出口(ハニカム477)及びミドルダクト吹出口(ハニカム489)から吹き出す空気の量がリターングリル50から吸い込む空気の量よりも少なくなるように、インナファン46a、ミドルファン46b、リターンファン52の風量が設定してある。
このように、インナダクト吹出口及びミドルダクト吹出口から吹き出す空気の量(吹出量)をリターングリル50から吸い込む空気の量(吸込量)よりも少なくすると、吸込量と吹出量との差分が棚装置41を経由して冷凍庫2から棚装置41の前面に吹き出すことになる。この空気は冷却されているので、棚装置41の下段における周囲温度を低下させ、棚装置41の上段における周囲温度と下段における周囲温度との差を小さくできる。
上述した実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1において、クーリングコイル63、インナファン46a、ミドルファン46b、リターンファン52、循環ファン62、アウターファン496を駆動すると、クーリングコイル63の周囲を通過した空気は、摂氏−25度程度まで冷却され、収納陳列領域4と収容搬送領域6との間に設けられた垂直な壁体に向けて送出される。送出された空気は、収納陳列領域4と収容搬送領域6との間に設けられた垂直な壁体(段差)に衝突することにより拡散され、クーリングコイル63からインナファン46a、ミドルファン46bに直接空気を送出する場合よりも、空気の流速が遅くなり、インナファン46a、ミドルファン46bに空気が均等に供給される。
そして、インナファン46aに供給された空気はインナダクト47に導入され、ミドルファン46bに供給された空気はミドルダクト48に導入される。インナダクト47に導入された空気は、蒸発器471の周囲を通過する際に摂氏−30度程度まで冷却され、インナダクト吹出口からリターングリル50に向けて吹き出すことにより、冷凍庫2の前面開口内側に摂氏−30度程度のエアカーテンを生成する。一方、ミドルダクト48に導入された空気は、ミドルダクト吹出口からリターングリル50に向けて吹き出すことにより、インナダクト47が生成するエアカーテンよりも外側に摂氏−25度程度のエアカーテンを生成する。
一方、アウターファン496を駆動することにより、冷蔵倉庫1から導入された空気は、上述したエアカーテンに沿って流れ、エアカーテンを生成する空気の乱れを抑制する。
他方、リターングリル50から回収された空気は、リターンファン52及び循環ファン62によって、奥方に送出され、奥壁に沿って循環する。そして、奥壁に沿って循環した空気は、再び、クーリングコイル63に供給される。このように循環され、クーリングコイル63、蒸発器471によって冷却された空気は、冷凍庫2の内部を冷却する。
上述した実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫は、リターングリル50から吸い込む空気の量とインナダクト吹出口及びミドルダクト吹出口から吹き出す空気の量との差分が棚装置41を経由して棚装置41の前面に吹き出すことになる。この空気は冷却されているので、棚装置41の下段における周囲温度を低下させ、棚装置41の上段における周囲温度と下段における周囲温度との差を小さくできる。
また、インナダクト吹出口及びミドルダクト吹出口から吹き出す空気の量を少なくするので、インナファン46a、ミドルファン46bが要する電力量も少なくなり、省エネルギーに寄与できる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の実施の形態2であるピッキング用の冷蔵倉庫101は、リターングリル50から吸い込んだ空気の量に相当する量の空気が棚装置41を経由して冷凍庫2から棚装置41の前面に吹き出すものであり、実施の形態2であるピッキング用の冷蔵倉庫101は、インナダクト及びミドルダクトを備えない点で実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1と相違する。
上述した実施の形態2であるピッキング用の冷蔵倉庫101において、リターンファン52を駆動すると、リターングリル50から空気が吸い込まれ、冷凍庫2の内部圧力が上昇する。すると、リターングリル50から吸い込んだ空気の量(吸込量)に相当する量の空気が棚装置41を経由して冷凍庫2から棚装置41の前面に吹き出すことになる。この空気は、リターンファン52の吸引力と密度差(冷却された空気のほうが重い)により、下方に導かれ、棚装置41の前面にエアカーテンを生成することになる。
上述した実施の形態2であるピッキング用の冷蔵倉庫101は、リターングリル50から吸い込んだ空気に相当する量の空気が棚装置41を経由して冷凍庫2から棚装置41の前面に吹き出すことになる。この空気は冷却されているので、棚装置41における周囲温度を低下させ、棚装置41の上段における周囲温度と下段における周囲温度との差を小さくできる。
また、実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1と異なり、インナダクト及びミドルダクトを備えないので、インナファン及びミドルファンを駆動することがなく、省エネルギーに寄与できる。
さらに、上面が開口した箱Bに詰められた状態で商品が棚装置41に収納された場合には、冷却された空気が箱Bに溜まることになり、リターングリル50から吸い込む空気の量を減らすことができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。図4は、図3に示したスリットカーテンを示す正面図である。実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、本発明の実施の形態3であるピッキング用の冷蔵倉庫201の棚装置41は、棚42ごとにスリットカーテン240が吊り下げてある。スリットカーテン240は、棚42の前方域と後方域とを遮断するものであり、可撓性の素材で作成してある。スリットカーテン240は、空気の流通を遮断する一方、商品の通過を許容するものである。図4に示すように、スリットカーテン240は、上下方向に延びる細長の切り込み(スリット)241が設けてあり、商品が通過する際に商品によって押し退けられやすくなっている。
また、スリットカーテン240は、棚42の下面に沿って空気が流れるように、上部領域に空気が通る通気口242が設けてある。通気口242の開口面積は、棚装置41の上段から下段に向けて段階的に大きくなるように設定してある。これは、上方から下方に向けて周囲温度が上昇することを鑑みたものであって、下段のスリットカーテン240の通気口242の開口面積を上段のスリットカーテン240の通気口242の開口面積よりも大きくすることにより、下段の通気量を上段の通気量よりも増大させている。なお、すべてのスリットカーテン240に通気口242を設ける必要はなく、たとえば、最上段のスリットカーテン240には通気口242を設けなくてもよい。
上述した実施の形態3であるピッキング用の冷蔵倉庫201の棚装置41は、棚42ごとに吊り下げたスリットカーテン240が冷凍庫2から棚装置41の前面への空気の流通を遮断する。一方、スリットカーテン240に設けた通気口242が冷凍庫2から棚装置41の前面への空気の通過を許容する。
上述した実施の形態3であるピッキング用の冷蔵倉庫201は、通気口242の開口面積を棚装置41の上段から下段に向けて段階的に大きくなるように設定してあるので、棚間に流れる空気の量は棚装置41の上段から下段に向けて段階的に増大し、棚装置41の上段における周囲温度と下段における周囲温度との差を小さくできる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。図6は、図5に示したダクトとスリットカーテンとを示す正面図であり、図7は、図5に示したダクトとスリットカーテンを示す縦断面図である。実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本発明の実施の形態4であるピッキング用の冷蔵倉庫301の棚装置41の上段域(本実施の形態では最上段の棚と上から二段目の棚)には、棚42ごとにスリットカーテン340が吊り下げてある。スリットカーテン340は、棚42の前方域と後方域とを遮断するものであり、可撓性の素材で作成してある。スリットカーテン340は、空気の流通を遮断する一方、商品の通過を許容するものである。スリットカーテン340は、上下方向に延びる細長の切り込み(スリット)が設けてあり、商品が通過する際に商品によって押し退けられやすくなっている。
棚装置41の下段域(本実施の形態では最下段の棚と下から二段目の棚)には、棚42ごとにダクト350が配設してある。ダクト350は、冷凍庫2から棚装置41の前面に吹き出す空気を案内するためのものであり、上棚42の下面に取り付けてある。ダクト350は、棚42の前後方向中程から前端まで延在している。
図6に示すように、ダクト350は、偏平な角筒形状を有しており、図7に示すように、後端及び前端が開口している。ダクト350の前端部351は、下方に向かって傾いており、前端開口は斜め下方を向いている。ダクト350の開口面積は下段のもののほうが大きくなるように設定してある。これは、上方から下方に向けて周囲温度が上昇することを鑑みたものであって、下段のダクト350の開口面積を上段のダクト350の開口面積よりも大きくすることにより、下段の通気量を上段の通気量よりも増大させている。
図7に示すように、ダクト350の後端には、スリットカーテン360が吊り下げてある。図6に示すように、スリットカーテン360は、スリットカーテン340と同様に、棚42の前方域と後方域とを遮断するものであり、可撓性の素材で作成してある。スリットカーテン360は、空気の流通を遮断する一方、商品の通過を許容するものである。スリットカーテン360は、上下方向に延びる細長の切り込み(スリット)361が設けてあり、商品が通過する際に商品によって押し退けられやすくなっている。
上述した実施の形態4であるピッキング用の冷蔵倉庫301の棚装置41の上段域は、棚42ごとに吊り下げたスリットカーテン340が冷凍庫2から棚装置41の前面への空気の流通を遮断する。
一方、棚装置41の下段域は、棚42ごとに配設したダクト350が冷凍庫2から棚装置41の前面へ冷却された空気を案内する。
上述した実施の形態4であるピッキング用の冷蔵倉庫301は、棚装置41の上段域に棚42ごとにスリットカーテン340を吊り下げることにより前方域と後方域とを遮断し、冷凍庫2から棚装置41の前面への空気の流通を遮断する。一方、棚装置41の下段域に棚42ごとにダクト350を配設したので、冷凍庫2から棚装置41の前面への空気の吹き出しが促進される。この結果、棚装置41の上段域における周囲温度と下段域における周囲温度との差が小さくなる。
また、ダクト350の前端開口が斜め下方を向いているので、ダクト350に案内された空気は斜め下方に吹き出し、インナダクト及びミドルダクトとリターングリルとの間に生成されたエアカーテンとの干渉が抑制される。
(実施の形態5)
図8は、本発明の実施の形態5であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。図9は、図8に示したダクトとスリットカーテンとを示す正面図であり、図10は、図8に示したダクトとスリットカーテンとを示す縦断面図である。実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本発明の実施の形態5であるピッキング用の冷蔵倉庫501の棚装置41の最上段には、スリットカーテン540が吊り下げてある。スリットカーテン540は、棚42の前方域と後方域とを遮断するものであり、可撓性の素材で作成してある。スリットカーテン540は、空気の流通を遮断する一方、商品の通過を許容するものである。スリットカーテン540は、上下方向に延びる細長の切り込み(スリット)が設けてあり、商品が通過する際に商品によって押し退けられやすくなっている。
棚装置41の上から二段目、上から三段目、最下段には、棚42ごとにダクト550が配設してある。ダクト550は、冷凍庫2から棚装置41の前面に吹き出す空気を案内するためのものであり、上棚42の下面に取り付けてある。ダクト550は、棚42の後端から前端まで延在している。
図9に示すように、ダクト550は、偏平な角筒形状を有しており、図10に示すように、後端及び前端が開口している。ダクト550の前端部551は、下方に向かって傾いており、前端開口は斜め下方を向いている。
図10に示すように、ダクト550の後端部には、送風装置552が配設してある。送風装置552は、冷凍庫2からダクト550の内部に空気を導入し、導入した空気を前端開口から吹き出させるものであり、風量調節が可能となっている。
ダクト550の後端には、スリットカーテン560が吊り下げてある。図9に示すように、スリットカーテン560は、収納陳列領域4と収容搬送領域6とを遮断するものであり、可撓性の素材で作成してある。スリットカーテン560は、空気の流通を遮断する一方、棚42に商品の投入を許容するものである。スリットカーテン560には、上下方向に延びる細長の切り込み(スリット)561が設けてあり、棚42に商品を投入する際に押し退けやすくなっている。
上述した実施の形態5であるピッキング用の冷蔵倉庫501は、棚装置41の最上段にスリットカーテン540を吊り下げることにより、前方域と後方域とを遮断し、冷凍庫2から棚装置41の前面への空気の流通を遮断する。また、棚装置41の上から二段目、上から三段目、最下段は、棚42ごとに送風装置552を備えたダクト550を配設したので、棚42ごとに風量調節が可能となり、棚装置41における温度差を小さくできる。
また、インナダクト吹出口、ミドルダクト吹出口、ダクト550から吹き出す空気の量の合計がリターングリル50から吸い込む空気の量と同一となるように制御することにより、冷凍庫2の庫内圧力を常圧に保つことができる。
なお、送風装置552は、ダクト550を設けない場合においても、適用可能である。
(実施の形態6)
図11は、本発明の実施の形態6であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図である。実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の実施の形態6であるピッキング用の冷蔵倉庫601は、リターングリル50から空気を吸い込む一方、冷凍庫2から棚装置41の前面に空気を吹き出すものであり、実施の形態6であるピッキング用の冷蔵倉庫601は、インナダクト及びミドルダクトを備えない点で実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫と相違する。
図11に示すように、本発明の実施の形態6であるピッキング用の冷蔵倉庫601の棚装置41は、棚42ごとにダクト650が配設してある。ダクト650は冷凍庫から棚装置41の前面に吹き出す空気を案内するためのものであり、収納陳列領域4の天井の下面および上棚42の下面に取り付けてある。
ダクト650は、偏平な角筒形状を有しており、後端及び前端が開口している。ダクト650の前端部651は、下方に向かって傾いており、前端開口は斜め下方を向いている。
ダクト650の後端部には、送風装置652が配設してある。送風装置652は、冷凍庫2からダクト650の内部に空気を導入し、導入した空気を前端開口から吹き出させるものであり、風量調節が可能となっている。
棚装置41は、棚42ごとに温度センサ653を備えており、各棚42における温度が計測可能となっている。
上述した実施の形態6であるピッキング用の冷蔵倉庫601は、棚42ごとに計測した温度に基づいて、送風装置652の風量を調節する。
上述した実施の形態6であるピッキング用の冷蔵倉庫601は、棚42ごとに計測した温度に基づいて、送風装置652の風量を調節するので、棚装置における温度差を小さくできる。
(実施の形態7)
図12は、本発明の実施の形態7であるピッキング用の冷蔵倉庫の要部を示す縦断面図であり、図13は、図12に示したダクトとスリットを示す縦断面図である。実施の形態1であるピッキング用の冷蔵倉庫1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、本発明の実施の形態7であるピッキング用の冷蔵倉庫701の棚装置41の最上段には、スリットカーテン740が吊り下げてある。スリットカーテン740は、棚42の前方域と後方域とを遮断するものであり、可撓性の素材で作成してある。スリットカーテン740は、空気の流通を遮断する一方、商品の通過を許容するものである。スリットカーテン740は、上下方向に延びる細長の切り込み(スリット)が設けてあり、商品が通過する際に商品によって押し退けられやすくなっている。
棚装置41の上から二段目、上から三段目、最下段には、棚42ごとにダクト750が配設してある。ダクト750は、冷凍庫2から棚装置41の前面に吹き出す空気を案内するためのものであり、上棚の下面に取り付けてある。ダクト750は、棚42の後端から前端まで延在している。
ダクト750は、偏平な角筒形状を有しており、図13に示すように、後端及び前端が開口している。ダクト750の前端部751は、下方に向かって傾いており、前端開口は、斜め下方を向いている。
図13に示すように、ダクト750の後端部には、送風装置752が配設してある。送風装置752は、冷凍庫2からダクト750の内部に空気を導入し、導入した空気を前端開口から吹き出させるものであり、風量調節が可能となっている。
また、棚42の前方には、間隔を空けてフェンス770が配設してある。フェンス770は、ダクト750から吹き出された空気が冷凍庫2の前面開口内側に形成されたエアカーテンに衝突する事態を回避するためのもので、ダクト750から吹き出された空気はフェンス770の内側を通って下方に流れることになる。
このフェンス770は、たとえば、棚42からのガイド(図示せず)を介して取り付けてある。
ダクト750の後端には、スリットカーテン760が吊り下げてある。スリットカーテン760は、空気の流通を遮断する一方、棚42に商品の投入を許容するものである。スリットカーテン760は、上下方向に延びる細長の切り込みが設けてあり、棚42に商品を投入する際に押し退けやすくなっている。
上述した実施の形態7であるピッキング用の冷蔵倉庫701は、棚装置41の最上段にスリットカーテン740を吊り下げることにより、前方域と後方域とを遮断し、冷凍庫2から棚装置41の前面への空気の流通を遮断する。また、棚装置41の上から二段目、上から三段目、最下段は、棚42ごとに送風装置752を備えたダクト750を配設したので、たな42ごとに風量調節が可能となり、棚装置41における温度差を小さくできる。
また、ダクト750から吹き出された空気は、フェンス770の内側を通って下方に流れるので、冷凍庫2の前面開口に形成されたエアカーテンの流れを乱すことがない。
なお、送風装置752は、ダクト750を設けない場合においても、適用可能である。
1 冷蔵倉庫
2 冷凍庫
4 収納陳列領域
41 棚装置
42 棚
45 ダクト
45a 仕切板
45b 仕切板
45c 壁体
46a インナファン
46b ミドルファン
47 インナダクト
477 ハニカム
48 ミドルダクト
489 ハニカム
49 アウターダクト
496 アウターファン
498 ハニカム
50 リターングリル
52 リターンファン
6 収容搬送領域
61 ダクト
62 循環ファン
63 クーリングコイル
101 冷蔵倉庫
201 冷蔵倉庫
240 スリットカーテン
242 通気口
301 冷蔵倉庫
340 スリットカーテン
350 ダクト
351 前端部
360 スリットカーテン
501 冷蔵倉庫
540 スリットカーテン
550 ダクト
551 前端部
552 送風装置
560 スリットカーテン
601 冷蔵倉庫
650 ダクト
651 前端部
652 送風装置
653 温度センサ
701 冷蔵倉庫
740 スリットカーテン
750 ダクト
751 前端部
752 送風装置
760 スリットカーテン
770 フェンス

Claims (2)

  1. 前面が開口した冷凍庫と、
    前記冷凍庫の内部に配設され、後面が前記冷凍庫の内部に臨んで開口するとともに、前記冷凍庫の内部よりも高い温度環境を有する冷蔵領域に前面が臨んで開口し、かつ、前記冷凍庫において投入された商品を前記冷蔵領域に向けて搬送する棚を上下方向に複数段備えた棚装置と、
    前記冷凍庫の内部から空気を導入するとともに、導入した空気を前記棚装置の前方上方域に設けた吹出口から下方に向けて吹き出す吹出装置と、
    前記吹出口に対向して設けた吸込口から前記冷凍庫の内部に空気を吸い込む吸込装置と
    を備えた冷蔵倉庫において、
    前記吹出装置が吹き出す空気の量を前記吸込装置が吸い込む空気の量よりも少なく設定し、前記吹き出す空気の量と前記吸い込み空気の量との差分を前記棚装置の後面から前面へと吹き出させるように構成したことを特徴とする冷蔵倉庫。
  2. 前面が開口した冷凍庫と、
    前記冷凍庫の内部に配設され、前記冷凍庫の内部よりも高い温度環境を有する冷蔵領域に前面が臨み、かつ、前記冷凍庫において投入された商品を前記冷蔵領域に向けて搬送する棚を上下方向に複数段備えた棚装置と、
    前記棚装置の前面下方域に設けた吸込口から前記冷凍庫の内部に前記冷蔵領域の空気を吸い込む吸込装置と、
    前記冷凍庫の内部に吸込んだ空気を前記棚装置の前面から下方に向けて吹き出す吹出装置と
    を備え、
    前記棚装置は、棚の前方域と後方域とを遮断するカーテン部材を前記棚ごとに備え、前記カーテン部材には、前記冷凍庫の内部から前記冷蔵領域への空気の流通量を開口面積によって規制する通気口が設けられており、
    前記棚装置の上段に設けられたカーテン部材の通気口よりも下段に設けられたカーテン部材の通気口の開口面積を大きくしたことを特徴とする冷蔵倉庫。
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