JPH06509899A - 省電力リモートキーレスエントリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 省電カリモートキーレスエントリ 技術分野 この発明は、自動車のキーレスエントリシステムのような乗り物用の遠隔制御シ ステムに関する。

背景技術 自動車においては、遠隔操作型（キーレス）のセキュリティシステムがますます 普及してきている。これらのシステムは、一般に、小型のキー回路発信機を用い ている。オペレータがボタンを押すと、赤外線あるいはＲＦ搬送波を用いて電磁 気的な発信コード信号としてコマンドが発せられる。この信号は、乗り物の受信 機に受信される。受信機においては、信号処理部がデコードされた情報を翻訳処 理し、ドアの解錠や、乗り物から多少離れた位置で聞こえる可聴信号（チーチー 音）の供給などのようなコマンド機能を実行させ、かつコマンドの受信および完 了を確認する。

受信機および上記処理部は、常に、コマンドを待つフルパワーの待機状態にあり 、かなりのバッテリの消耗を生じ、特に乗り物が相当の期間、寒い気候の下に駐 車している場合には、使用可能なバッテリ電力が低温度により著しく減少してし まう。敗退間離れていた運転者が乗り物に戻ると、それ以外は低出力状態として いる乗り物で、上記の継続的な電力の流出によって、バッテリが消耗しきってい ることを発見するであろう。もしかすると、時計には電力が供給されていたかも しれないが、時計は、通常、乗り物が駐車中は省電力のために、表示部が消され ている。

発明の概要 この発明によれば、受信機の各部分が、セキュリティ機能の実行後、例えばドア のロック後に、パワーダウン状態（スリーブモード）となる。ユーザーが遠隔発 信機を押すと、コード信号が発信され、信号受信機がパワーアップ（覚醒）−さ れる。それから、コード化されたコマンドが受け入れられる。

この発明によれば、信号処理部は、コマンドへの応答前に、パワーアップ信号が 取り除かれるまで、待機する。

本発明のある見地においては、不活性アラーム信号となるパワーアップ信号は、 複数のトーン符号化パルスからなる。受信機は、特に受信したパルスのみに応答 するトーンデコーダを有している。発信されるパルスの周波数は、デコーダの検 出周波数と一致し、指定された数のパルスが受信されなければならない。デコー ダは、これらの条件が満たされたときに制御信号を生成する。制御信号によって 、バッテリは、受信機のパワーダウンしている各部に電力を供給する。

本発明の他の見地においては、受信機はコマンドを完了した後に、スリーブ状態 となる。

本発明のさらに他の見地においては、最後のトーンパルス（覚醒信号の最後のパ ルス）は、覚醒信号に続くデジタルコマンドを翻訳処理するマイクロプロセッサ のルーチンを初期化する。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の実施例に係るキーレスエントリシステムの機能ブロック図。

第２図は、覚醒信号およびコマンド信号を示す時間線図。

本発明の最適実施例 第１図において、携帯型の遠隔制御発信機１０は、発信ボタン１０．１を備えて いる。ユーザーがボタンを押すと、発信機１０は、第２図に示すトーンパルスＴ ＰおよびデータビットＤＢによって変調された搬送波（ＲＦあるいは赤外線）を 発信する。これらの信号は、覚醒信号、送信周波数におけるトーンパルスの最初 の突然の増大、データビットからなるデジタル単語であるコマンド、から構成さ れている。ボタンの押圧により、ＲＦデジタル出力部１０．３に接続されている トーンゼネレータ１０．２が活性化する。ＲＦデジタル出力部１０．３は、アン テナ１０．４から出力される変調されたＲＦ搬送波を生成するものである。第２ 図に示すトーンパルスＴＰおよびデータビットＤＢを含む変調されたＲＦ搬送波 は、乗り物に関連し、かつ乗り物のバッテリ１４から電力供給される遠隔受信機 １２に送信される。ＲＦ搬送波は、アンテナ１２を介して受信され、かつ超再生 式の受信機１４に与えられる。受信機１４は、ＲＦ搬送波を復調し、線１２．２ を介して２つの信号ＴＰ、　ＤＢ　（一方はトーンパルスＴＰの周波数Ｆの送信 パルス、他方は信号ＤＢのデータビットのデータ特性を有するパルス幅を変調し たデジタル語）を生成する。信号ＤＢの０と１とは、デユーティサイクル毎に識 別される。

信号ＴＰは、トーンデコーダ１２．３に入力される。トーンデコーダ１２．３は 、正規の送信周波数と線１２．３１を介して覚醒信号ＳＴＧ、１を出力するよう に正規のパルス数を有し、かつ信号ＴＰに、すぐ応答し得る。覚醒信号は、信号 処理部１２．４に入力される。信号処理部１２．４は、覚醒信号に応答してデー タ増幅器１２．６へ電力を供給するスイッチＳＷを制御する。上記デコーダは、 周波数ＦでＮ個のパルスが検出された場合にのみ作動する。後述するように、上 記処理部は、覚醒信号が消失したとき（信号ＴＰにおけるＮ＋Ｘ個のパルスの最 後のパルスが消失したとき）にコマンド検出ルーチンを開始するマイクロプロセ ッサ１２．６を含んでおり、もしコードが正しければ、コマンドが実行される。

例えば、ドアが施錠され、あるいは解錠される。

データ増幅器２０は分離したものとして示されているが、信号処理システム１８ の一部として見るべきである。しかし、これには、パンテリから電力が個別に与 えられている。データ増幅器２０は、信号ＤＢを、上記プロセッサの入出力（Ｉ 　１０）部に、線２０．１を介して信号ＤＡＴＡとして与える。信号ＤＡＴＡを 受け取ったときに、上記プロセッサは、信号ＤＡＴＡのデコードルーチンを開始 し、ドアロック２４を制御するセキュリティシステム２２に信号Ｓ［；、２を送 る。コマンドＤＢに関連した機能（例えば、ドアロックの施錠あるいは解錠）を 一度完了してしまえば、上記マイクロプロセッサは再びスリーブモードに入り、 データ増幅器およびマイクロプロセッサへの電力はスイッチｓｗの作動により取 り除がれる。

前述の記載によって、当業者が、下記の請求範囲に包含された本発明の真の範囲 および精神を変更して記述された本発明の上記実施例の一部あるいは全体に変更 を加えることが可能である。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．セキュリティ機能を実行するためのデータ信号に先行する限定された持続期 間の符号を含む信号、を送信する送信手段を含む携帯型送信機と、 上記信号を受信する手段、上記符号および上記データ信号を検出する手段、上記 データ信号に応答して上記セキュリティ機能を開始する第１の制御手段、上記符 号に応答して上記第１の制御手段に電力供給するように第１信号を与え、かつ上 記セキュリティ機能が実行された後に上記第１信号を中止する第２の制御手段、 を含み、バッテリにより電力供給されている受信機と、を有することを特徴とす る遠隔操作型セキュリティシステム。
2. ２．上記符号は、限定された持続期間のＮ個の音響トーンパルスを含み、上記第 ２の制御手段は、上記トーンに応答して出力信号を供給するトーンデコーダを含 むことを特徴とする請求項１記載の遠隔操作型セキュリティシステム。
3. ３．上記コマンド機能は、上記データ信号におけるパルスのデューティサイクル によって識別され、上記第１の制御手段は、上記のＮ個のパルスの最後の一つに 関連して上記デューティサイクルを決定することを特徴とする請求項２記載の遠 隔操作型セキュリティシステム。
4. ４．上記第１の制御手段は、クロックとデータ増幅器とを有する信号処理部を含 み、上記クロックおよびデータ増幅器は、上記第１信号に応答してバッテリによ り作動し、また、上記第１信号がなくなり、かつ上記の最後のトーンパルスによ り上記クロックがトリガされたときに電力停止状態となることを特徴とする請求 項３記載の遠隔操作型セキュリティシステム。
5. ５．信号処理部を含む遠隔操作型セキュリティ制御システムを備えた乗り物のバ ッテリ節約方法であって、上記制御システムにより機能が実行された後、上記信 号処理部の部分をパワーダウン状態とするステップと、上記の部分をパワーアッ プする旨の符号化された指示および命令されたセキュリティ機能を実行する旨の 符号化された指示を含む信号を遠隔的に発信するステップと、 上記の指示をデコードするとともに命令された機能を実行するように、符号化さ れた指示が中止されるまで待機するステップと、を有することを特徴とするバッ テリ節約方法。
6. ６．上記の部分には、データ増幅器と処理部のクロックとが含まれていることを 特徴とする請求項５記載のバッテリ節約方法。
7. ７．上記の符号化された指示は、上記の命令された指示に先行する複数のトーン 符号化パルスを含み、かつ上記の命令された指示は、上記のトーン符号化パルス の最後のものに関連してデコードされることを特徴とする請求項６記載のバッテ リ節約方法。