JP2001152716A - キーレスエントリーシステム - Google Patents

キーレスエントリーシステム

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JP2001152716A
JP2001152716A JP33308899A JP33308899A JP2001152716A JP 2001152716 A JP2001152716 A JP 2001152716A JP 33308899 A JP33308899 A JP 33308899A JP 33308899 A JP33308899 A JP 33308899A JP 2001152716 A JP2001152716 A JP 2001152716A
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JP
Japan
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door
push switch
vehicle
data
radio signal
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Application number
JP33308899A
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English (en)
Inventor
Yoichi Ido
洋一 井戸
Hiroshi Miyamoto
博史 宮本
Haruo Kayama
春夫 嘉山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯機側の消費電力を少なくしながら、運転
者等が携帯機を持ったまま、分かり易い簡単な操作を行
うだけで、ドアのロック、アンロックを行う。 【解決手段】 運転者等が携帯機2を持ったまま、車載
装置3のドアロックトリガプッシュスイッチ8またはド
アアンロックトリガプッシュスイッチ9を押したとき、
車載装置3がウェイクアップし、携帯機2と通信を行っ
て、IDデータを読み出し、これが予め登録されている
IDデータ(設定IDデータ)と一致しているとき、ド
アロックトリガプッシュスイッチ8またはドアアンロッ
クトリガプッシュスイッチ9で指定されたドアのロック
処理、ドアのアンロック処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的なキーを用
いることなく、車両などに搭載された各装置を制御する
キーレスエントリーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用のキーレスエントリーシステムと
して、従来、特開平11−13320号に記載されてい
る「キーレスエントリー装置」、特開平9−25752
号に記載されている「キーレスエントリー装置」、特開
平9−32378号に記載されている「ロック装置およ
び施錠システム」などが知られている。
【0003】これらの公報記載の従来技術は、何れのも
のも、携帯機側のIDと、車載機側のIDとが一致した
場合に、携帯機を所持した者を正当な運転者等と判定し
て、車両のドアをロック状態にしたり、アンロック状態
にしたりする。これにより、ロックまたはアンロックの
手動操作を不要にして、ドアのロックまたはアンロック
を自動化し、利用者の利便性を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のキーレスエントリーシステムにおいては、次に
述べるような問題があった。
【0005】上記従来例では、携帯機を持った運転者等
が車両に近づき、車両に接触するなどの条件が満たされ
たとき、ドアのロックを解除させたりしているが、これ
では、車両の近くに携帯機を持った運転者等がいる状態
で、他の人が車両にタッチしたとき、ドアのロックが解
除されてしまうことから、車両の近くに他の人がいると
き、使いづらいという問題があった。
【0006】また、上記従来例では、携帯機を持った運
転者等の接近を感知して、ドアのロックを解除させるよ
うにしており、携帯機から常時、あるいは間欠的に電波
を送信させなければならないことから、携帯機側の消費
電力が大きくなってしまうのみならず、車両側に搭載し
たコントローラの受信部を常時動作させておかなければ
ならないことから、車両側の消費電力も大きくなってし
まうという問題があった。
【0007】また、このようなシステムでは、運転者等
が車両のドアをロックしたり、ロックを解除したりする
とき、必ず車両に近づいたり、遠ざかるなどの行動を起
こさなければならないことから、運転者等に不要な動作
を強制させてしまい、不快感を与えることが多く、また
運転者等の移動を確実に検知しているかどうか、運転者
等の目で見ることができないことから、確実にロックさ
れたか、確実にアンロックされたかが分からず、運転者
等を不安にさせてしまうことが多い。
【0008】さらに、上記従来例では、ドアノブと連動
したドアスイッチを使用して、ドアをロックさせたり、
ドアのロックを回避させたりしているシステムもある
が、このシステムでは、ドアスイッチが動作してから、
ドアロックモータが動作するまでに必要な時間より、ゆ
っくりと時間をかけてドアノブを操作しなければならな
いことから、急いでいるとき、運転者等にもどかしさを
感じさせてしまうのみならず、操作手順が他のキーレス
エントリーシステムの操作手順と大幅に異なることか
ら、運転者等を戸惑わせてしまうことが多いという問題
があった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑み、消費電力を極
力少なくしつつも、運転者等が携帯機を持ったまま、分
かり易い簡単な操作を行うだけで、ドアのロック、アン
ロックを行うことができるとともに、ドアノブを引い
て、ドアがロックされているか、アンロックされている
かどうを確認するという一般的な確認方法で、ドアのロ
ック、アンロックを確認させることができるキーレスエ
ントリーシステムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、車両のユーザによって携
帯され、読み出し要求を含む無線信号を受信したとき、
予め登録されているIDデータを含んだ無線信号を送信
する携帯機と、車両側に搭載され、車両のドアをロッ
ク、またはアンロックするときに操作されるトリガプッ
シュスイッチと、車両側に搭載され、前記トリガプッシ
ュスイッチが操作されたとき、前記読み出し要求を含む
無線信号を送信するとともに、この無線信号の送信から
予め設定されている所定時間以内に受信した無線信号中
に、予め登録されている設定IDデータに対応するID
データが含まれているとき、前記ドアをロック状態、ま
たはアンロック状態にするロック/アンロック制御部と
を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2では、請求項1に記載のキーレス
エントリーシステムにおいて、前記ロック/アンロック
制御部は、前記トリガプッシュスイッチが操作されたと
き、スリープ状態からアクティブ状態に移行して送信回
路をアクティブにし、読み出し要求を含む無線信号を送
信させた後、前記送信回路をデアクティブにするととも
に受信回路をアクティブにし、IDデータを含む無線信
号が受信されたとき、あるいは所定時間が経過したと
き、前記受信回路をデアクティブにして、IDデータの
照合処理、ドアのロック、アンロック処理を行い、これ
らの処理が終了した時点でスリープ状態に戻ることを特
徴としている。
【0012】請求項3では、車両のユーザによって携帯
され、読み出し要求を含む無線信号を受信したとき、予
め登録されているIDデータを含んだ無線信号を送信す
る携帯機と、前記車両側に搭載され、前記車両の各ドア
が閉じられたとき、これを各々検知して前記各ドアをロ
ック状態にするロック制御部と、車両側に搭載され、車
両のドアをアンロックするときに操作されるトリガプッ
シュスイッチと、車両側に搭載され、前記トリガプッシ
ュスイッチが操作されたとき、読み出し要求を含む無線
信号を送信するとともに、この無線信号の送信から予め
設定されている所定時間以内に受信した無線信号中に、
予め登録されている設定IDデータに対応するIDデー
タが含まれているとき、前記ドアをアンロック状態にす
るアンロック制御部とを備えたことを特徴としている。
【0013】請求項4では、請求項3に記載のキーレス
エントリーシステムにおいて、前記アンロック制御部
は、前記トリガプッシュスイッチが操作されたとき、ス
リープ状態からアクティブ状態に移行して送信回路をア
クティブにし、読み出し要求を含む無線信号を送信させ
た後、前記送信回路をデアクティブにするとともに受信
回路をアクティブにし、IDデータを含む無線信号が受
信されたとき、あるいは所定時間が経過したとき、前記
受信回路をデアクティブにしてIDデータの照合処理、
ドアのロック、アンロック処理を行い、これらの処理が
終了した時点でスリープ状態に戻ることを特徴としてい
る。
【0014】請求項5では、車両のユーザによって携帯
され、読み出し要求を含む無線信号を受信したとき、予
め登録されているIDデータを含む無線信号を送信する
携帯機と、前記車両側に搭載され、車両のドアをロック
するときに操作される発光器付きのプッシュスイッチ
と、車両側に搭載され、車両のドアをアンロックすると
きに操作されるトリガプッシュスイッチと、前記車両側
に搭載され、前記ドアのロック条件が整ったとき、前記
プッシュスイッチの発光器を点灯させ、この状態で前記
プッシュスイッチが操作されたときに前記ドアをロック
状態にするとともに、前記発光器を消灯させ、また前記
トリガプッシュスイッチが操作されたときに読み出し要
求を含む無線信号を送信し、この無線信号の送信から予
め設定されている所定時間以内に受信した無線信号中
に、予め登録されている設定IDデータに対応するID
データが含まれているとき、前記ドアをアンロック状態
にするロック/アンロック制御部とを備えたことを特徴
としている。
【0015】請求項6では、請求項5に記載のキーレス
エントリーシステムにおいて、前記ロック/アンロック
制御部は、前記ドアのロック条件が整ったとき、スリー
プ状態からアクティブ状態に移行して、前記プッシュス
イッチの発光器を点灯させ、この状態で前記プッシュス
イッチが操作されたとき、前記ドアをロック状態にする
とともに、前記発光器を消灯させてスリープ状態に戻
り、また前記トリガプッシュスイッチが操作されたと
き、スリープ状態からアクティブ状態に移行して送信回
路をアクティブにし、読み出し要求を含む無線信号を送
信させた後、前記送信回路をデアクティブにするととも
に受信回路をアクティブにし、IDデータを含む無線信
号が受信されたとき、あるいは所定時間が経過したと
き、前記受信回路をデアクティブにしてIDデータの照
合処理、ドアのロック、アンロック処理を行い、これら
の処理が終了した時点でスリープ状態に戻ることを特徴
としている。
【0016】請求項7では、請求項5または6に記載の
キーレスエントリーシステムにおいて、前記発光器付き
のプッシュスイッチは、ドアノブの鍵穴部分に配置され
ることを特徴としている。
【0017】請求項8では、請求項1乃至7のいずれか
に記載のキーレスエントリーシステムにおいて、前記ト
リガプッシュスイッチは、ドアのノブ部分、またはドア
の下部分のいずれかに配置されることを特徴としてい
る。
【0018】上記の構成により、請求項1では、車両に
設けられたトリガプッシュスイッチが操作されたとき、
この車両側に搭載されたロック/アンロック制御部によ
って、読み出し要求を含む無線信号を送信して、車両の
ユーザによって携帯された携帯機からIDデータを含ん
だ無線信号を送信させるとともに、この無線信号中に含
まれているIDデータが予め登録されている設定IDデ
ータに対応しているとき、ドアをアンロック状態、また
はロック状態にすることにより、携帯機側の消費電力を
少なくしながら、運転者等が携帯機を持ったまま、分か
り易い簡単な操作を行うだけで、ドアのロック、アンロ
ックを行うとともに、ドアノブを引いて、ドアがロック
されているか、アンロックされているかどうを確認する
という一般的な確認方法で、ドアのロック、アンロック
を確認させる。
【0019】請求項2では、トリガプッシュスイッチが
操作されたとき、車両側パッシブエントリーコントロー
ラをスリープ状態からアクティブ状態に移行させて、送
信回路をアクティブにさせ、読み出し要求を含む無線信
号を送信させた後、送信回路をデアクティブにさせると
ともに、受信回路をアクティブにさせ、この受信回路に
よって、IDデータを含む無線信号が受信されたとき、
あるいは所定時間が経過したとき、受信回路をデアクテ
ィブにさせて、車両側パッシブエントリーコントローラ
をIDデータの照合処理、ドアのロック、アンロック処
理を行わせ、これらの処理が終了した時点で、スリープ
状態に戻すことにより、携帯機側のみならず、車両側の
消費電力をも少なくしながら、運転者等が携帯機を持っ
たまま、分かり易い簡単な操作を行うだけで、ドアのロ
ック、アンロックを行うとともに、ドアノブを引いて、
ドアがロックされているか、アンロックされているかど
うを確認するという一般的な確認方法で、ドアのロッ
ク、アンロックを確認させる。
【0020】請求項3では、車両の各ドアが閉じられた
とき、車両側に搭載されたロック制御部によって、これ
を検知して、各ドアをロックさせ、また車両側に搭載さ
れたトリガプッシュスイッチが操作されたとき、車両側
に搭載されたロック制御部によって、読み出し要求を含
む無線信号を送信し、この後予め設定されている所定時
間以内に、車両のユーザによって携帯されている携帯機
から、予め登録されているIDデータを含んだ無線信号
が送信されたとき、ドアをアンロック状態にすることに
より、携帯機側の消費電力を少なくしながら、運転者等
が携帯機を持ったまま、分かり易い簡単な操作を行うだ
けで、ドアのアンロックを行い得るようにするととも
に、ドアノブを引いて、ドアがロックされているか、ア
ンロックされているかどうを確認するという一般的な確
認方法で、ドアのロック、アンロックを確認させる。
【0021】請求項4では、トリガプッシュスイッチが
操作されたとき、アンロック制御部をスリープ状態から
アクティブ状態に移行させて、送信回路をアクティブに
させ、読み出し要求を含む無線信号を送信させた後、送
信回路をデアクティブにさせるとともに、受信回路をア
クティブにさせ、IDデータを含む無線信号が受信され
たとき、あるいは所定時間が経過したとき、受信回路を
デアクティブにさせて、アンロック制御部にIDデータ
の照合処理、ドアのロック、アンロック処理を行わせ、
これらの処理が終了した時点で、アンロック制御部をス
リープ状態に戻すことにより、携帯機側のみならず、車
両側の消費電力をも少なくしながら、運転者等が携帯機
を持ったまま、分かり易い簡単な操作を行うだけで、ド
アのアンロックを行い得るようにするとともに、ドアノ
ブを引いて、ドアがロックされているか、アンロックさ
れているかどうを確認するという一般的な確認方法で、
ドアのロック、アンロックを確認させる。
【0022】請求項5では、ドアのロック条件が整った
とき、車両側パッシブエントリーコントローラによっ
て、車両側に搭載されたプッシュスイッチの発光器を点
灯させ、この状態でプッシュスイッチが操作されたと
き、ドアをロック状態にするとともに、発光器を消灯さ
せ、また車両側に搭載されたトリガプッシュスイッチが
操作されたとき、ロック/アンロック制御部によって、
読み出し要求を含む無線信号を送信し、この後予め設定
されている所定時間以内に、車両のユーザによって携帯
されている携帯機から予め登録されている設定IDデー
タに対応するIDデータを含む無線信号が送信されたと
き、ドアをアンロック状態にすることにより、携帯機側
の消費電力を少なくしながら、運転者等が携帯機を持っ
たまま、分かり易い簡単な操作を行ったとき、ドアのロ
ック、アンロックを行うとともに、ドアノブを引いて、
ドアがロックされているか、アンロックされているかど
うを確認するという一般的な確認方法で、ドアのロッ
ク、アンロックを確認させる。
【0023】請求項6では、ドアのロック条件が整った
とき、車両側パッシブエントリーコントローラをスリー
プ状態からアクティブ状態に移行させて、プッシュスイ
ッチの発光器を点灯させ、この状態でプッシュスイッチ
が操作されたとき、ドアをロック状態にするとともに、
発光器を消灯させて、車両側パッシブエントリーコント
ローラをスリープ状態に戻し、またトリガプッシュスイ
ッチが操作されたとき、ロック/アンロック制御部をス
リープ状態からアクティブ状態に移行させて、送信回路
をアクティブにし、読み出し要求を含む無線信号を送信
させた後、送信回路をデアクティブにするとともに、受
信回路をアクティブにして、IDデータを含む無線信号
が受信されたとき、あるいは所定時間が経過したとき、
受信回路をデアクティブにして、IDデータの照合処
理、ドアのロック、アンロック処理を行い、これらの処
理が終了した時点で、ロック/アンロック制御部をスリ
ープ状態に戻すことにより、携帯機側のみならず、車両
側の消費電力をも少なくしながら、運転者等が携帯機を
持ったまま、分かり易い簡単な操作を行ったとき、ドア
のロック、アンロックを行うとともに、ドアノブを引い
て、ドアがロックされているか、アンロックされている
かどうを確認するという一般的な確認方法で、ドアのロ
ック、アンロックを確認させる。
【0024】請求項7では、プッシュスイッチを、ドア
ノブの鍵穴部分に配置することにより、プッシュスイッ
チの存在を分かり難くして、プッシュスイッチが悪戯さ
れるのを防止するとともに、携帯機側、車両側の消費電
力を少なくし、さらにドアノブを引いて、ドアがロック
されているか、アンロックされているかどうを確認する
という一般的な確認方法で、ドアのロック、アンロック
を確認させる。
【0025】請求項8では、トリガプッシュスイッチ
を、ドアのノブ部分、ドアの下部分のいずれかに配置す
ることにより、携帯機側、車両側の消費電力を少なくし
ながら、運転者等が携帯機を持ったまま、手による、分
かり易い簡単な操作、または足による、分かり易い簡単
な操作を行うだけで、ドアのロック、アンロックを行う
とともに、ドアノブを引いて、ドアがロックされている
か、アンロックされているかどうを確認するという一般
的な確認方法で、ドアのロック、アンロックを確認させ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>図1は本発明
によるキーレスエントリーシステムの第1の実施の形態
の構成を示すブロック図である。この実施の形態は請求
項1、2、8に対応している。
【0027】この図に示すキーレスエントリーシステム
1aは、運転者等によって携帯され、読み出し要求を含
む無線信号を受信したとき、予め設定されているIDデ
ータを含む無線信号を送信する携帯機2と、車両側に搭
載され、運転者等が簡単なボタン操作を行ったとき、携
帯機2と通信を行って、ドアのロック、またはアンロッ
クを行う車載装置3とを備えており、運転者等が携帯機
2を持ったまま、車載装置3のドアロックトリガプッシ
ュスイッチ8またはドアアンロックトリガプッシュスイ
ッチ9を押したとき、車載装置3がウェイクアップし、
携帯機2と通信を行って、IDデータを読み出し、これ
が予め登録されているIDデータ(設定IDデータ)と
一致しているとき、ドアロックトリガプッシュスイッチ
8またはドアアンロックトリガプッシュスイッチ9で指
定されたドアのロック処理、ドアのアンロック処理を行
う。
【0028】携帯機2は、カード状に形成される携帯機
筐体4と、この携帯機筐体4内に配置され、車載装置3
と無線信号の授受を行うアンテナ5と、携帯機筐体4内
に配置され、アンテナ5を介して車載装置3とデータな
どの授受を行い、登録されているIDデータを知らせる
携帯側パッシブエントリーコントローラ6とを備えてお
り、車載装置3から読み出し要求を含む無線信号が送信
され、これがアンテナ5によって受信されて、受信信号
が生成されたとき、携帯側パッシブエントリーコントロ
ーラ6によって、受信信号を復調、デコードして、読み
出し要求を再生するとともに、この読み出し要求に応じ
て、予め登録されているIDデータをエンコードし、変
調して、アンテナ5からIDデータを含む無線信号を送
信する。
【0029】また、車載装置3は、車両の所定部分に配
置され、携帯機2と無線信号の授受を行うアンテナ7
と、図2(A)、または同図(B)に示すように、車両
のドアノブ近傍などに配置され、運転者等がドアをロッ
クするときに操作されるドアロックトリガプッシュスイ
ッチ8と、このドアロックトリガプッシュスイッチ8と
並んで配置され、運転者等がドアをアンロックするとき
に操作されるドアアンロックトリガプッシュスイッチ9
と、これらドアロックトリガプッシュスイッチ8、ドア
アンロックトリガプッシュスイッチ9が操作されたと
き、スリープ状態からウェイクアップし、送信回路(図
示は省略する)に電源を供給して、アンテナ7から読み
出し要求を含む無線信号を送信させた後、送信回路の電
源をカットする処理、この処理が終了した後、受信回路
(図示は省略する)に電源を供給して、アンテナ7で受
信された無線信号を復調、デコードさせた後、受信回路
の電源をカットする処理、この処理で得られたIDデー
タが予め登録されている設定IDデータと一致していか
どうかを判定する処理、この処理で携帯機2から送信さ
れた無線信号中に含まれているIDデータと設定IDデ
ータとが一致していると判定されたとき、ロック機構
(図示は省略する)を制御して、車両のドアをロック状
態、またはアンロック状態にする処理などを行う車両側
パッシブエントリーコントローラ10とを備えている。
【0030】そして、運転者等が携帯機2を持ったま
ま、ドアロックトリガプッシュスイッチ8またはドアア
ンロックトリガプッシュスイッチ9を押したとき、車両
側パッシブエントリーコントローラ10が起動して、携
帯機2からIDデータを読み出し、これが予め登録され
ているIDデータ(設定IDデータ)と一致していると
き、ロック機構を制御して、ドアロックトリガプッシュ
スイッチ8またはドアアンロックトリガプッシュスイッ
チ9で指定されたドアのロック処理、ドアのアンロック
処理を行う。
【0031】次に、図3〜図6に示す各フローチャート
を参照しながら、この実施の形態の動作について説明す
る。
【0032】まず、図3のフローチャートに示すよう
に、車両に設けられた車載装置3の電源が投入されたと
き、あるいはリセットスイッチなどが操作されたとき、
車載装置3の車両側パッシブエントリーコントローラ1
0によって、装置各部が初期化されるとともに(ステッ
プST1)、割込み許可フラグが立てられた後(ステッ
プST2)、車両側パッシブエントリーコントローラ1
0がスリープ状態にされて、待ち状態になる(ステップ
ST3)。
【0033】この後、携帯機2を持っている運転者等に
よって、車両に設けられたドアロックトリガプッシュス
イッチ8またはドアアンロックトリガプッシュスイッチ
9が操作され、車両側パッシブエントリーコントローラ
10のCPU(図示は省略する)にハードウェア割込み
がかけられると(ステップST4)、車両側パッシブエ
ントリーコントローラ10がウェイクアップされて、ス
イッチ入力判定処理が開始される(ステップST5)。
【0034】第1の実施形態のスイッチ入力判定処理で
は、図4のフローチャートに示すように、車両側パッシ
ブエントリーコントローラ10によって、現在、送信処
理中、ドアロック処理中、ドアアンロック処理中かどう
かが判定され、現在、送信処理、ドアロック処理、ドア
アンロック処理などが実行中であれば、これら送信処
理、ドアロック処理、ドアアンロック処理などが継続さ
れる(ステップST11〜ST13)。
【0035】また、送信処理、ドアロック処理、ドアア
ンロック処理などが実行中でなければ、車両側パッシブ
エントリーコントローラ10によって、ドアロックトリ
ガプッシュスイッチ8、ドアアンロックトリガプッシュ
スイッチ9のどちらが操作されたかが判定され、ドアロ
ックトリガプッシュスイッチ8が操作されていれば(ス
テップST14)、ドアロック処理が開始される(ステ
ップST15)。
【0036】ドアロック処理では、図4のフローチャー
トに示すように、先ず車両側パッシブエントリーコント
ローラ10によって、送信回路に電源が供給され、これ
がオン状態にされるとともに(ステップST21)、読
み出し要求が生成されて、これがエンコード、変調さ
れ、アンテナ7から読み出し要求を含む無線信号が送信
される(ステップST22)。
【0037】次いで、車両側パッシブエントリーコント
ローラ10のCPUによって、送信回路に対する電源供
給が停止させられ、これがオフ状態にされるとともに
(ステップST23)、受信回路に電源が供給されて、
これがオン状態にされた後、アンテナ7で、無線信号が
受信されているかどうかがチェックされる(ステップS
T24)。
【0038】そして、受信回路に電源が投入したときか
ら、予め設定されている所定時間が経過する前に、読み
出し要求を含む無線信号を受信した携帯機2からIDデ
ータを含む無線信号が送信され、これがアンテナ7によ
って受信されて、受信信号が生成されるとともに、受信
回路によって、受信信号が復調、デコードされて、ID
データが再生されたとき(ステップST25)、車両側
パッシブエントリーコントローラ10のCPUによっ
て、受信回路に対する電源供給が停止させられ、これが
オフ状態にされるとともに(ステップST26)、この
IDデータと、予め登録されている設定IDデータとが
一致しているかどうかがチェックされ(ステップST2
7)、これらが一致しているとき(ステップST2
8)、ロック機構(図示は省略する)が制御されて、ド
アのロックが行われる(ステップST29)。
【0039】また、受信回路によって再生されたIDデ
ータと、予め登録されている設定IDデータとが一致し
ていなければ、予め登録された携帯機2と異なる携帯機
を持っている人によってドアロックトリガプッシュスイ
ッチ8が操作されたと判定されて、ドアのロック処理が
スキップされ、車両側パッシブエントリーコントローラ
10がスリープ状態に戻される(ステップST28)。
【0040】また、受信回路に電源を投入したときか
ら、予め設定されている所定時間が経過しても、アンテ
ナ7によって、無線信号が受信されなければ、車両側パ
ッシブエントリーコントローラ10のCPUによって、
携帯機2を持たない人によってドアロックトリガプッシ
ュスイッチ8が操作されたと判定されて、上述したID
照合処理、ドアのロック処理がスキップされ、車両側パ
ッシブエントリーコントローラ10がスリープ状態に戻
される(ステップST30)。
【0041】また、上述したスイッチ判定動作で、ドア
アンロックトリガプッシュスイッチ9が操作されている
と判定されていれば(ステップST14)、ドアアンロ
ック処理が開始される(ステップST16)。
【0042】ドアアンロック処理では、図6のフローチ
ャートに示すように、車両側パッシブエントリーコント
ローラ10によって、送信回路に電源が供給され、これ
がオン状態にされるとともに(ステップST41)、読
み出し要求が生成されて、これがエンコード、変調さ
れ、アンテナ7から読み出し要求を含む無線信号が送信
される(ステップST42)。
【0043】次いで、車両側パッシブエントリーコント
ローラ10のCPUによって、送信回路に対する電源供
給が停止させられ、これがオフ状態にされるとともに
(ステップST43)、受信回路に電源が供給され、こ
れがオン状態にされた後、アンテナ7で、無線信号が受
信されているかどうかがチェックされる(ステップST
44)。
【0044】そして、受信回路に電源が投入したときか
ら、予め設定されている所定時間が経過する前に、読み
出し要求を含む無線信号を受信した携帯機2からIDデ
ータを含む無線信号が送信され、これがアンテナ7によ
って受信されて、受信信号が生成されるとともに、受信
回路によって、受信信号が復調、デコードされて、ID
データが再生されたとき(ステップST45)、車両側
パッシブエントリーコントローラ10のCPUによっ
て、受信回路に対する電源供給が停止させられ、これが
オフ状態にされるとともに(ステップST46)、この
IDデータと、予め登録されている設定IDデータとが
一致しているかどうかがチェックされ(ステップST4
7)、これらが一致しているとき(ステップST4
8)、ロック機構(図示は省略する)が制御されて、ド
アのアンロックが行われる(ステップST49)。
【0045】また、受信回路によって再生されたIDデ
ータと、予め登録されている設定IDデータとが一致し
ていなければ、予め登録された携帯機2と異なる携帯機
を持っている人によってドアアンロックトリガプッシュ
スイッチ9が操作されたと判定されて、ドアのアンロッ
ク処理がスキップされ、車両側パッシブエントリーコン
トローラ10がスリープ状態に戻される(ステップST
48)。
【0046】また、受信回路に電源を投入したときか
ら、予め設定されている所定時間が経過しても、アンテ
ナ7によって、無線信号が受信されなければ、車両側パ
ッシブエントリーコントローラ10のCPUによって、
携帯機2を持たない人によってドアアンロックトリガプ
ッシュスイッチ9が操作されたと判定されて、上述した
ID照合処理、ドアのアンロック処理がスキップされ、
車両側パッシブエントリーコントローラ10がスリープ
状態に戻される(ステップST50)。
【0047】このように、この実施の形態では、運転者
等が携帯機2を持ったまま、車載装置3のドアロックト
リガプッシュスイッチ8またはドアアンロックトリガプ
ッシュスイッチ9を押したとき、車載装置3がウェイク
アップし、携帯機2と交信を行って、IDデータを読み
出し、これが予め登録されているIDデータ(設定ID
データ)と一致しているとき、ドアロックトリガプッシ
ュスイッチ8またはドアアンロックトリガプッシュスイ
ッチ9で指定されたドアのロック処理、ドアのアンロッ
ク処理を行うようにしているので、車載装置3と、携帯
機2とをほぼスリープ状態に保ちながら、車載装置3
と、携帯機2との間で、1回の送受信動作を行わせるだ
けで、通信を完了することができ、これによって待機中
の消費電力、通信に要する消費電力を従来の数分の1な
いし数十分の1にすることができる(請求項1、2の効
果)。
【0048】また、運転者等が携帯機2を持ったまま、
ドアロックトリガプッシュスイッチ8またはドアアンロ
ックトリガプッシュスイッチ9を押すという分かり易い
簡単な操作を行うだけで、運転者等の意思を車両側に伝
えて、ドアのロック、アンロックを行うことができると
ともに、ドアノブを引いて、ドアがロックされている
か、アンロックされているかどうを確認するという一般
的な確認方法で、ドアのロック、アンロックを確認させ
ることができる(請求項1、2、8の効果)。
【0049】また、この実施の形態では、ドアノブと連
動していない、ドアロックトリガプッシュスイッチ8ま
たはドアアンロックトリガプッシュスイッチ9を使用し
て、ドアのロック、アンロックを行うようにしているの
で、ドアノブをゆっくり引くなどといった気遣いを不要
にして、使い勝手を向上させることができる。
【0050】なお、上述した実施の形態では、車両側に
ドアノブ部分に、ドアロックトリガプッシュスイッチ8
と、ドアアンロックトリガプッシュスイッチ9とを設け
るようにしているが、ドアの下部分に、2つのフットス
イッチを設け、これらの各フットスイッチを各々、ドア
ロックトリガプッシュスイッチ8と、ドアアンロックト
リガプッシュスイッチ9として使用させるようにしても
良い。
【0051】これにより、運転者等が両手に荷物を持っ
ているようなときでも、車両のドアをアンロックさせた
り、ロックさせたりすることができる(請求項3の効
果)。
【0052】また、上述した実施の形態では、車両側に
ドアロックトリガプッシュスイッチ8と、ドアアンロッ
クトリガプッシュスイッチ9とを各々、設けるようにし
ているが、車両側に1つのプッシュスイッチを設け、こ
のプッシュスイッチに、ドアロックトリガプッシュスイ
ッチ8の機能と、ドアアンロックトリガプッシュスイッ
チ9の機能とを持たせるようにしても良い。
【0053】これにより、ドアノブ部分に配置されるス
イッチの数を少なくして、ドア部分の見た目をすっきり
としたものにすることができる。
【0054】また、上述した実施の形態では、車両側に
ドアノブ部分に、ドアロックトリガプッシュスイッチ8
と、ドアアンロックトリガプッシュスイッチ9とを設け
るようにしているが、車両のドア部分以外の部分、例え
ばトランク部分なども、ドアロックトリガプッシュスイ
ッチ8、ドアアンロックトリガプッシュスイッチ9を設
けるようにしても良い。
【0055】これにより、ドアをロック状態、またはア
ンロック状態にしたまま、トランク部分のロックした
り、ロックを解除したりすることができる。
【0056】<第2の実施形態>図7は本発明によるキ
ーレスエントリーシステムの第2の実施の形態の構成を
示すブロック図である。この実施の形態は請求項3、
4、8に対応している。
【0057】この図に示すキーレスエントリーシステム
1bは、運転者等によって携帯され、読み出し要求を含
む無線信号を受信したとき、予め設定されているIDデ
ータを含む無線信号を送信する携帯機2と、車両側に搭
載され、車両のドアが閉じられたとき、これを検知し
て、ドアをロックし、また運転者等が簡単なボタン操作
を行ったとき、携帯機2と通信を行って、ドアのアンロ
ックを行う車載装置3とを備えており、車両のドアが閉
じられたとき、車載装置3がウェイクアップして、各ド
アを自動的にロックした後、スリープ状態に入り、また
運転者等が携帯機2を持ったまま、車載装置3のドアア
ンロックトリガプッシュスイッチ9を押したとき、車載
装置3がウェイクアップし、携帯機2と通信を行って、
IDデータを読み出し、これが予め登録されているID
データ(設定IDデータ)と一致しているとき、ドアの
アンロック処理を行い、スリープ状態に入る。
【0058】車載装置3は、車両の所定部分に配置さ
れ、携帯機2と無線信号の授受を行うアンテナ7と、車
両の各ドアなどに配置され、運転者、同乗者などがドア
を閉めたとき、これを検知する4つのドアカーテシース
イッチ8a〜8dと、各ドアが全て閉じられて、各ドア
カーテシースイッチ8a〜8dからドア閉検知信号が出
力されているとき、ドアロック許可信号(ハードウェア
割込み信号となる信号の1つ)を生成するアンド回路1
1と、車両のドア外側などに配置され、運転者等がドア
をアンロックするときに操作されるドアアンロックトリ
ガプッシュスイッチ9(図2参照)と、アンド回路11
からドアロック許可信号が出力されたとき、スリープ状
態からウェイクアップして、ドアロック信号を生成し、
またドアアンロックトリガプッシュスイッチ9が操作さ
れてハードウェア割込みがかけられたとき、スリープ状
態からウェイクアップして、送信回路(図示は省略す
る)に電源を供給し、アンテナ7から読み出し要求を含
む無線信号を送信させた後、送信回路の電源をカットす
る処理、この処理が終了した後、受信回路(図示は省略
する)に電源を供給して、アンテナ7で受信された無線
信号を復調、デコードさせた後、受信回路の電源をカッ
トする処理、この処理で得られたIDデータが予め登録
されている設定IDデータと一致していかどうかを判定
する処理、この処理で携帯機2から送信された無線信号
中に含まれているIDデータと設定IDデータとが一致
していると判定されたとき、ドアアンロック信号を生成
する処理などを行う車両側パッシブエントリーコントロ
ーラ10と、各ドア内に各々、配置され、車両側パッシ
ブエントリーコントローラ10からドアロック信号が出
力されたとき、各ドアをロックし、また車両側パッシブ
エントリーコントローラ10からドアアンロック信号が
出力されたとき、各ドアをアンロックする複数のドアロ
ックモータ12とを備えている。
【0059】そして、各ドアが閉じられたとき、車両側
パッシブエントリーコントローラ10が起動して、各ド
アロックモータ12を起動させて、各ドアをロックさ
せ、また運転者等が携帯機2を持ったまま、ドアアンロ
ックトリガプッシュスイッチ9を押したとき、車両側パ
ッシブエントリーコントローラ10が起動して、携帯機
2からIDデータを読み出し、これが予め登録されてい
るIDデータ(設定IDデータ)と一致しているとき、
各ドアロックモータ12を起動させて、各ドアをアンロ
ックさせる。
【0060】次に、図3、図8に示すフローチャートを
参照しながら、第2の実施形態の動作について説明す
る。
【0061】初めに、図3を参照して初期の処理を説明
すると、車両に設けられた車載装置3の電源が投入され
る毎、あるいはリセットスイッチなどが操作される毎
に、装置各部が初期化されるとともに(ステップST
1)、ハードウェア割込みを許可する割込み許可フラグ
が立てられた後(ステップST2)、車両側パッシブエ
ントリーコントローラ10がスリープ状態にされる(ス
テップST3)。
【0062】この後、携帯機2を持っている運転者等に
よって、車両の外から、車両に設けられたドアアンロッ
クトリガプッシュスイッチ9が操作され、車両側パッシ
ブエントリーコントローラ10のCPU(図示は省略す
る)に割込みがかけられると(ステップST4)、この
車両側パッシブエントリーコントローラ10がウェイク
アップされて、スイッチ入力判定処理が開始される(ス
テップST5)。
【0063】第2の実施形態のスイッチ入力判定処理で
は、図8のフローチャートに示すように、先ず車両側パ
ッシブエントリーコントローラ10によって、現在、送
信処理中かどうか、ドアロック処理中であるかどうか、
ドアアンロック処理中であるか、ドアカーテシースイッ
チ8a〜8dが各ドアのドア閉を検知しているかどうか
などがチェックされ、現在、送信処理、ドアロック処
理、ドアアンロック処理が行われていない状態で、ドア
カーテシースイッチ8a〜8dによって、各ドアが閉状
態になっていることが検知されているとき(ステップS
T61、ST62、ST64)、送信回路に対する電源
供給が開始されて(ステップST66)、読み出し要求
が生成された後、これがエンコード、変調されて、アン
テナ7から読み出し要求を含む無線信号が送信される
(ステップST67)。
【0064】この後、車両側パッシブエントリーコント
ローラ10のCPUによって、送信回路に対する電源供
給が停止させられるとともに(ステップST68)、受
信回路に対する電源供給が開始されて、アンテナ7で、
無線信号が受信されているかどうかがチェックされる
(ステップST69)。
【0065】そして、受信回路に電源が投入されたとき
から、予め設定されている所定時間が経過する前に、読
み出し要求を含む無線信号を受信した携帯機2からID
データを含む無線信号が送信され、これがアンテナ7に
よって受信されて、受信信号が生成されるとともに、受
信回路によって、受信信号が復調、デコードされて、I
Dデータが再生されたとき(ステップST70)、車両
側パッシブエントリーコントローラ10のCPUによっ
て、受信回路に対する電源供給が停止させられるととも
に(ステップST72)、このIDデータと、予め登録
されている設定IDデータとが一致しているかどうかが
チェックされ(ステップST73)、これらが一致して
いるとき(ステップST74)、各ドアロックモータ1
2が制御されて、ドアのロックが解除される(ステップ
ST75)。
【0066】また、受信回路によって再生されたIDデ
ータと、予め登録されている設定IDデータとが一致し
ていないとき、予め登録された携帯機2と異なる携帯機
を持っている人によってドアアンロックトリガプッシュ
スイッチ9が操作されたと判定されて、ドアのアンロッ
ク処理がスキップされた後、車両側パッシブエントリー
コントローラ10がスリープ状態にされる(ステップS
T74)。
【0067】また、上述した受信処理で、受信回路に電
源を投入したときから、予め設定されている所定時間が
経過しても、アンテナ7によって、無線信号が受信され
ないとき、車両側パッシブエントリーコントローラ10
のCPUによって、携帯機2を持たない人によってドア
アンロックトリガプッシュスイッチ9が操作されたと判
定されて、上述したID照合処理、ドアのアンロック処
理がスキップされた後、車両側パッシブエントリーコン
トローラ10がスリープ状態にされる(ステップST7
1)。
【0068】また、上述した処理動作判定処理で、送信
処理中かどうか、ドアロック処理中であるかどうか、ド
アアンロック処理中であるか、ドアカーテシースイッチ
8a〜8dが各ドアのドア閉を検知しているかどうかな
どをチェックしたとき、ドアロック処理中、あるいはド
アアンロック処理中であれば(ステップST62)、車
両側パッシブエントリーコントローラ10によって、ド
アロック処理、ドアアンロック処理が継続される(ステ
ップST63)。
【0069】また、車両に設けられた各ドアが各々、閉
じられ、各ドアカーテシースイッチ8a〜8dによっ
て、これが検知され、アンド回路11からドアロック許
可信号が出力され、車両側パッシブエントリーコントロ
ーラ10のCPU(図示は省略する)に割込みがかけら
れたとき(図3のステップST4参照)、この車両側パ
ッシブエントリーコントローラ10がウェイクアップさ
れて、スイッチ入力判定処理が開始される(図3のステ
ップST5)。
【0070】そして、図8のフローチャートに示すよう
に、車両側パッシブエントリーコントローラ10によっ
て、現在、送信処理中かどうか、ドアロック処理中であ
るかどうか、ドアアンロック処理中であるか、ドアカー
テシースイッチ8a〜8dが各ドアのドア閉を検知して
いるかどうかなどがチェックされ、現在、送信処理、ド
アロック処理、ドアアンロック処理が行われていない状
態で、ドアカーテシースイッチ8a〜8dによって、各
ドアが閉状態になっていることが検知されているとき
(ステップST61、62、64)、ロック信号が生成
されて、各ドアロックモータ12が起動され、各ドアが
ロックされた後、車両側パッシブエントリーコントロー
ラ10がスリープ状態にされる(ステップST65)。
【0071】このように、この実施の形態では、車両の
各ドアが閉じられたとき、各ドアカーテシースイッチ8
a〜8d、アンド回路11によって、これを検知して、
車載装置3をウェイクアップさせ、各ドアのロック処理
を行わせ、また運転者等が携帯機2を持ったまま、車載
装置3のドアアンロックトリガプッシュスイッチ9を押
したとき、車載装置3をウェイクアップさせて、携帯機
2からIDデータを読み出させ、これが予め登録されて
いるIDデータ(設定IDデータ)と一致していると
き、ドアのアンロック処理を行わせるようにしているの
で、車載装置3と、携帯機2とをほぼスリープ状態に保
ちながら、車載装置3と、携帯機2との間で、1回の送
受信動作を行わせるだけで、通信を完了させることがで
き、これによって待機中の消費電力、通信に要する消費
電力を従来の数分の1ないし数十分の1にすることがで
きる。
【0072】また、車両のドアが閉じられたとき、各ド
アをロックし、また運転者等が携帯機2を持ったまま、
ドアアンロックトリガプッシュスイッチ9を押すという
分かり易い簡単な操作を行わせるだけで、運転者等の意
思を車両側に伝えて、ドアのロック、ドアのアンロック
を行わせることができるとともに、ドアノブを引いて、
ドアがロックされているか、アンロックされているかど
うを確認するという一般的な確認方法で、ドアのロッ
ク、アンロックを確認させることができる。
【0073】また、この実施の形態では、ドアノブと連
動していない、ドアアンロックトリガプッシュスイッチ
9を使用して、ドアのアンロックを行うようにしている
ので、ドアノブをゆっくり引くなどといった気遣いを不
要にして、使い勝手を向上させることができる。
【0074】また、上述した実施の形態では、車両側に
ドアノブ部分に、ドアアンロックトリガプッシュスイッ
チ9を設けるようにしているが、ドアの下部分に、フッ
トスイッチを設け、これをドアアンロックトリガプッシ
ュスイッチ9として使用させるようにしても良い。
【0075】これにより、運転者等が両手に荷物を持っ
ているようなときでも、車両のドアをアンロックさせる
ことができる。
【0076】また、上述した実施の形態では、車両側に
ドアノブ部分に、ドアアンロックトリガプッシュスイッ
チ9を設けるようにしているが、車両のドア部分以外の
部分、例えばトランク部分なども、ドアアンロックトリ
ガプッシュスイッチ9を設けるようにしても良い。
【0077】これにより、ドアをロック状態、またはア
ンロック状態にしたまま、トランク部分のロックを解除
することができる。
【0078】<第3の実施形態>図9は本発明によるキ
ーレスエントリーシステムの第3の実施の形態の構成を
示すブロック図である。この実施の形態は、請求項5乃
至8に対応している。
【0079】この図に示すキーレスエントリーシステム
1cは、図1に示すキーレスエントリーシステム1aと
同様、運転者等によって携帯され、読み出し要求を含む
無線信号を受信したとき、予め設定されているIDデー
タを含む無線信号を送信する携帯機2と、車両側に搭載
され、車両のドアが閉じられたとき、プッシュスイッチ
13を点灯させ、この後このプッシュスイッチ13が操
作されたとき、ドアをロックさせてプッシュスイッチ1
3を消灯させ、また運転者等がドアアンロックトリガス
イッチ9を操作したとき、携帯機2と通信を行って、ド
アのアンロックを行う車載装置3とを備えており、車両
のドアが閉じられたとき、車載装置3がウェイクアップ
してプッシュスイッチ13を点灯させ、この後このプッ
シュスイッチ13が操作されたとき、ドアをロックさせ
てプッシュスイッチ13を消灯させた後、スリープ状態
に入り、また運転者等が携帯機2を持ったまま、車載装
置3のドアアンロックトリガプッシュスイッチ9を押し
たとき、車載装置3がウェイクアップし、携帯機2と通
信を行って、IDデータを読み出し、これが予め登録さ
れているIDデータ(設定IDデータ)と一致している
とき、ドアのアンロック処理を行い、スリープ状態に入
る。
【0080】車載装置3は、車両の所定部分に配置さ
れ、携帯機2と無線信号の授受を行うアンテナ7と、車
両の各ドアなどに配置され、運転者、同乗者などがドア
を閉めたとき、これを検知する4つのドアカーテシース
イッチ8a〜8dと、各ドア内に各々、配置され、ドア
ロック信号が入力されたとき、各ドアをロックし、また
ドアアンロック信号が入力されたとき、各ドアをアンロ
ックする複数のドアロックモータ12と、各ドアが全て
閉じられて、各ドアカーテシースイッチ8a〜8dから
ドア閉検知信号が出力されているとき、ドアロック許可
信号(ハードウェア割込み信号となる信号の1つ)を生
成するアンド回路11と、図10に示すように、車両の
ドアパネル外側などに配置され、運転者等がドアをロッ
クするときに操作されるプッシュスイッチ13と、図1
0に示すように、このプッシュスイッチ13の内奥に配
置されるLED14と、車両のドア外側などに配置さ
れ、運転者等がドアをアンロックするときに操作される
ドアアンロックトリガプッシュスイッチ9(図2参照)
とを備えている。
【0081】さらに、車載装置3は、アンド回路11か
らドアロック許可信号が出力されて、ハードウェア割込
みがかけられたとき、スリープ状態からウェイクアップ
して、LED14を点灯させた後、プッシュスイッチ1
3が操作されたとき、ドアロック信号を生成して、各ド
アをロックさせた後、LED14を消灯させる処理を行
い、またドアアンロックトリガプッシュスイッチ9が操
作されてハードウェア割込みがかけられたとき、スリー
プ状態からウェイクアップして、送信回路(図示は省略
する)に電源を供給し、アンテナ7から読み出し要求を
含む無線信号を送信させた後、送信回路の電源をカット
する処理、この処理が終了した後、受信回路(図示は省
略する)に電源を供給して、アンテナ7で受信された無
線信号を復調、デコードさせた後、受信回路の電源をカ
ットする処理、この処理で得られたIDデータが予め登
録されている設定IDデータと一致していかどうかを判
定する処理、この処理で携帯機2から送信された無線信
号中に含まれているIDデータと設定IDデータとが一
致していると判定されたとき、ドアアンロック信号を生
成して、各ドアをアンロックさせる処理などを行う車両
側パッシブエントリーコントローラ10を備えている。
【0082】そして、各ドアが閉じられたとき、車両側
パッシブエントリーコントローラ10が起動して、プッ
シュスイッチ13内に配置されたLED14を点灯さ
せ、この後このプッシュスイッチ13が操作されたと
き、各ドアロックモータ12を起動させて、各ドアをロ
ックさせるとともに、プッシュスイッチ13内のLED
14を消灯させた後、スリープ状態に入り、また運転者
等が携帯機2を持ったまま、ドアアンロックトリガプッ
シュスイッチ9を押したとき、車両側パッシブエントリ
ーコントローラ10が起動して、携帯機2からIDデー
タを読み出し、これが予め登録されているIDデータ
(設定IDデータ)と一致しているとき、各ドアロック
モータ12を起動させて、各ドアをアンロックさせる。
【0083】次に、図3、図11に示すフローチャート
を参照しながら、この実施の形態の動作について説明す
る。
【0084】まず、図3のフローチャートに示すよう
に、車両に設けられた車載装置3の電源が投入される
毎、あるいはリセットスイッチなどが操作される毎に、
装置各部が初期化され(ステップST1)、ハードウェ
ア割込みを許可する割込み許可フラグが立てられた後
(ステップST2)、車両側パッシブエントリーコント
ローラ10がスリープ状態にされる(ステップST
3)。
【0085】この後、車両に設けられた各ドアが各々、
閉じられ、各ドアカーテシースイッチ8a〜8dによっ
て、これが検知され、アンド回路11からドアロック許
可信号が出力されて、車両側パッシブエントリーコント
ローラ10のCPU(図示は省略する)に割込みがかけ
られたとき(ステップST4)、この車両側パッシブエ
ントリーコントローラ10がウェイクアップされて、ス
イッチ入力判定処理が開始される(ステップST5)。
【0086】第3の実施形態のスイッチ入力判定処理で
は、図11のフローチャートに示すように、車両側パッ
シブエントリーコントローラ10によって、現在、送信
処理中かどうか、ドアロック処理中であるかどうか、ド
アアンロック処理中であるか、ドアカーテシースイッチ
8a〜8dが各ドアのドア閉を検知しているかどうかな
どがチェックされ(ステップST81、ST82、ST
84)、現在、送信処理、ドアロック処理、ドアアンロ
ック処理が行われていない状態で、ドアカーテシースイ
ッチ8a〜8dによって、各ドアが閉状態になっている
ことが検知されているとき(ステップST84)、プッ
シュスイッチ13内に配置されたLED14が点灯され
て、ドアのロック操作が促される(ステップST8
5)。
【0087】次いで、運転者等によって、プッシュスイ
ッチ13が操作されたとき(ステップST86)、車両
側パッシブエントリーコントローラ10によって、各ド
アロックモータ12が起動されて、各ドアがロックされ
るとともに(ステップST87)、プッシュスイッチ1
3内のLED14が消灯され(ステップST88)、車
両側パッシブエントリーコントローラ10がスリープ状
態にされる(図3のステップST3)。
【0088】また、携帯機2を持っている運転者等によ
って、車両の外から、車両に設けられたドアアンロック
トリガプッシュスイッチ9が操作され、車両側パッシブ
エントリーコントローラ10のCPU(図示は省略す
る)に割込みがかけられると(ステップST4)、この
車両側パッシブエントリーコントローラ10がウェイク
アップされて、スイッチ入力判定処理が開始される(図
3のステップST5)。
【0089】そして、図11のフローチャートに示すよ
うに、車両側パッシブエントリーコントローラ10によ
って、現在、送信処理中かどうか、ドアロック処理中で
あるかどうか、ドアアンロック処理中であるか、ドアカ
ーテシースイッチ8a〜8dが各ドアのドア閉を検知し
ているかどうかなどがチェックされ(ステップST8
1、ST82、ST84)、現在、送信処理、ドアロッ
ク処理、ドアアンロック処理が行われていない状態で、
各ドアがロックされているとき(ステップST84)、
送信回路に対する電源供給が開始されて(ステップST
89)、読み出し要求が生成された後、これがエンコー
ド、変調されて、アンテナ7から読み出し要求を含む無
線信号が送信される(ステップST90)。
【0090】この後、車両側パッシブエントリーコント
ローラ10のCPUによって、送信回路に対する電源供
給が停止させられるとともに(ステップST91)、受
信回路に対する電源供給が開始されて(ステップST9
2)、アンテナ7で、無線信号が受信されているかどう
かがチェックされる(ステップST93、ST94)。
【0091】そして、受信回路に電源が投入されたとき
から、予め設定されている所定時間が経過する前に、読
み出し要求を含む無線信号を受信した携帯機2からID
データを含む無線信号が送信され、これがアンテナ7に
よって受信されて、受信信号が生成されるとともに、受
信回路によって、受信信号が復調、デコードされて、I
Dデータが再生されたとき(ステップST93)、車両
側パッシブエントリーコントローラ10のCPUによっ
て、受信回路に対する電源供給が停止させられるととも
に(ステップST95)、このIDデータと、予め登録
されている設定IDデータとが一致しているかどうかが
チェックされ(ステップST96)、これらが一致して
いるとき(ステップST97)、各ドアロックモータ1
2が制御されて、ドアのロックが解除された後(ステッ
プST98)、車両側パッシブエントリーコントローラ
10がスリープ状態にされる(図3のステップST
3)。
【0092】また、受信回路によって再生されたIDデ
ータと、予め登録されている設定IDデータとが一致し
ていないとき(ステップST97)、予め登録された携
帯機2と異なる携帯機を持っている人によってドアアン
ロックトリガプッシュスイッチ9が操作されたと判定さ
れて、ドアのアンロック処理がスキップされた後、車両
側パッシブエントリーコントローラ10がスリープ状態
にされる(図3のステップST3)。
【0093】また、上述した受信処理で、受信回路に電
源を投入したときから、予め設定されている所定時間が
経過しても、アンテナ7によって、無線信号が受信され
ないとき(ステップST94)、車両側パッシブエント
リーコントローラ10のCPUによって、携帯機2を持
たない人によってドアアンロックトリガプッシュスイッ
チ9が操作されたと判定されて、上述したID照合処
理、ドアのアンロック処理がスキップされた後、車両側
パッシブエントリーコントローラ10がスリープ状態に
される(図3のステップST3)。
【0094】また、上述した処理動作判定処理で、送信
処理中かどうかをチェックしたとき、送信処理中であれ
ば、車両側パッシブエントリーコントローラ10によっ
て、送信処理が継続され(ステップST81)、またド
アロック処理中かどうか、ドアアンロック処理中かどう
かをチェックしたとき、ドアロック処理中、あるいはド
アアンロック処理中であれば(ステップST82)、車
両側パッシブエントリーコントローラ10によって、ド
アロック処理、ドアアンロック処理が継続される(ステ
ップST83)。
【0095】このように、この実施の形態では、車両の
各ドアが閉じられたとき、各ドアカーテシースイッチ8
a〜8d、アンド回路11によって、これを検知して、
車載装置3をウェイクアップさせるとともに、プッシュ
スイッチ13を点灯させ、この後このプッシュスイッチ
13が操作されたとき、ドアをロックさせるとともに、
プッシュスイッチ13を消灯させ、また運転者等が携帯
機2を持ったまま、車載装置3のドアアンロックトリガ
プッシュスイッチ9を押したとき、車載装置3をウェイ
クアップさせて、携帯機2からIDデータを読み出さ
せ、これが予め登録されているIDデータ(設定IDデ
ータ)と一致しているとき、ドアのアンロック処理を行
わせるようにしているので、車載装置3と、携帯機2と
をほぼスリープ状態に保ちながら、車載装置3と、携帯
機2との間で、0回または1回の送受信動作を行わせる
だけで、通信を完了させることができ、これによって待
機中の消費電力、通信に要する消費電力を従来の数分の
1ないし数十分の1にすることができる。
【0096】また、車両のドアが閉じられたとき、プッ
シュスイッチ13に設けられたLED14を点灯させ
て、運転者等にドアがアンロック状態であることを知ら
せた後、プッシュスイッチ13が操作されたとき、各ド
アをロックし、また運転者等が携帯機2を持ったまま、
ドアアンロックトリガプッシュスイッチ9を押したと
き、ドアをアンロックさせるようにしているので、分か
り易い簡単な操作で、運転者等の意思を車両側に伝え
て、ドアのロック、ドアのアンロックを行わせることが
できるとともに、ドアノブを引いて、ドアがロックされ
ているか、アンロックされているかどうを確認するとい
う一般的な確認方法で、ドアのロック、アンロックを確
認させることができる。
【0097】また、この実施の形態では、ドアノブと連
動していない、プッシュスイッチ13、ドアアンロック
トリガプッシュスイッチ9を使用して、ドアのロック、
アンロックを行わせるようにしているので、ドアノブを
ゆっくり引くなどといった気遣いを不要にして、使い勝
手を向上させることができる。
【0098】さらに、この実施の形態では、プッシュス
イッチ13にのみLED14を配置して、ドアが閉じら
れただけで、これがロックされていないとき、LED1
4を点灯させるようにしているので、プッシュスイッチ
13と、ドアアンロックトリガプッシュスイッチ9とを
隣接させていても、車両のドアをロックするとき、ドア
アンロックトリガプッシュスイッチ9を操作するなどの
間違いを無くすことができる。
【0099】なお、上述した第3の実施形態では、プッ
シュスイッチ13が操作されたとき、ドアがロックされ
たかどうかにかかわらず、プッシュスイッチ13内のL
ED14を消灯させるようにしているが、ドアロックモ
ータとして、モータの動作完了位置を検知できるタイプ
のものを使用している場合には、プッシュスイッチ13
が操作されているにもかかわらず、ドアがロックされな
いとき、これを検知して、LED14を点滅させ、運転
者等に施錠不良を知らせるようにしても良い。
【0100】また、上述した第3の実施形態では、ドア
ノブ部分にプッシュスイッチ13を配置するようにして
いるが、プッシュスイッチ13の形状を、ドアに設けら
れたキーシリンダと同じ形状にして、他人にプッシュス
イッチ13が押されるなどの悪戯を防止するようにして
も良い。
【0101】さらに、上述した第3の実施形態では、ド
アが閉じられたとき、各ドアカーテシースイッチ8a〜
8dによって、これを検知して、プッシュスイッチ13
内のLED14を点灯させた後、プッシュスイッチ13
が操作されるまで、LED14を点灯させ続けるように
しているが、LED14を点灯させてから、一定時間が
経過したとき、プッシュスイッチ13が操作されてい
る、いないにかかわらず、LED14を消灯させて、ド
アのロックされていないことが第三者に分からないよう
にしても良い。
【0102】さらに、上述した第3の実施形態では、車
両側にドアノブ部分に、プッシュスイッチ13と、ドア
アンロックトリガプッシュスイッチ9とを設けるように
しているが、ドアの下部分に、フットスイッチを設け、
これらをプッシュスイッチ13、ドアアンロックトリガ
プッシュスイッチ9として使用させるようにしても良
い。
【0103】これにより、運転者等が両手に荷物を持っ
ているようなときでも、車両のドアをロック、アンロッ
クさせることができる。
【0104】さらに、上述した第3の実施形態では、車
両側にドアノブ部分に、プッシュスイッチ13と、ドア
アンロックトリガプッシュスイッチ9とを設けるように
しているが、車両のドア部分以外の部分、例えばトラン
ク部分なども、プッシュスイッチ13、ドアアンロック
トリガプッシュスイッチ9を設けるようにしても良い。
【0105】これにより、ドアをロック状態、またはア
ンロック状態にしたまま、トランク部分のロックを解除
することができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1のキーレスエントリーシステムでは、携帯機側の
消費電力を少なくしながら、運転者等が携帯機を持った
まま、分かり易い簡単な操作を行うだけで、ドアのロッ
ク、アンロックを行うことができるとともに、ドアノブ
を引いて、ドアがロックされているか、アンロックされ
ているかどうを確認するという一般的な確認方法で、ド
アのロック、アンロックを確認させることができる。
【0107】請求項2のキーレスエントリーシステムで
は、携帯機側のみならず、車両側の消費電力をも少なく
しながら、運転者等が携帯機を持ったまま、分かり易い
簡単な操作を行うだけで、ドアのロック、アンロックを
行うことができるとともに、ドアノブを引いて、ドアが
ロックされているか、アンロックされているかどうを確
認するという一般的な確認方法で、ドアのロック、アン
ロックを確認させることができる。
【0108】請求項3のキーレスエントリーシステムで
は、携帯機側の消費電力を少なくしながら、運転者等が
携帯機を持ったまま、分かり易い簡単な操作を行うだけ
で、ドアのアンロックを行うことができるとともに、ド
アノブを引いて、ドアがロックされているか、アンロッ
クされているかどうを確認するという一般的な確認方法
で、ドアのロック、アンロックを確認させることができ
る。
【0109】請求項4のキーレスエントリーシステムで
は、携帯機側のみならず、車両側の消費電力をも少なく
しながら、運転者等が携帯機を持ったまま、分かり易い
簡単な操作を行うだけで、ドアのアンロックを行うこと
ができるとともに、ドアノブを引いて、ドアがロックさ
れているか、アンロックされているかどうを確認すると
いう一般的な確認方法で、ドアのロック、アンロックを
確認させることができる。
【0110】請求項5のキーレスエントリーシステムで
は、携帯機側の消費電力を少なくしながら、運転者等が
携帯機を持ったまま、分かり易い簡単な操作を行うだけ
で、ドアのロック、アンロックを行うことができるとと
もに、ドアノブを引いて、ドアがロックされているか、
アンロックされているかどうを確認するという一般的な
確認方法で、ドアのロック、アンロックを確認させるこ
とができる。
【0111】請求項6のキーレスエントリーシステムで
は、携帯機側のみならず、車両側の消費電力をも少なく
しながら、運転者等が携帯機を持ったまま、分かり易い
簡単な操作を行うだけで、ドアのロック、アンロックを
行うことができるとともに、ドアノブを引いて、ドアが
ロックされているか、アンロックされているかどうを確
認するという一般的な確認方法で、ドアのロック、アン
ロックを確認させることができる。
【0112】請求項7のキーレスエントリーシステムで
は、プッシュスイッチの存在を分かり難くして、プッシ
ュスイッチが悪戯されるのを防止することができるとと
もに、携帯機側、車両側の消費電力を少なくし、さらに
ドアノブを引いて、ドアがロックされているか、アンロ
ックされているかどうを確認するという一般的な確認方
法で、ドアのロック、アンロックを確認させることがで
きる。
【0113】請求項8のキーレスエントリーシステムで
は、携帯機側、車両側の消費電力を少なくしながら、運
転者等が携帯機を持ったまま、手による、分かり易い簡
単な操作、または足による、分かり易い簡単な操作を行
うだけで、ドアのロック、アンロックを行うことができ
るとともに、ドアノブを引いて、ドアがロックされてい
るか、アンロックされているかどうを確認するという一
般的な確認方法で、ドアのロック、アンロックを確認さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるキーレスエントリーシステムの第
1の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】ドアロックトリガプッシュスイッチとドアアン
ロックトリガプッシュスイッチの取付位置を一例を示す
説明図である。
【図3】本発明によるキーレスエントリーシステムのメ
イン動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態におけるスイッチ入力判定処理
の手順を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態におけるドアロック処理の手順
を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態におけるドアアンロック処理の
手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明によるキーレスエントリーシステムの第
2の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施形態におけるスイッチ入力判定処理
の手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明によるキーレスエントリーシステムの第
3の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図10】プッシュスイッチとLEDの取付位置の一例
を示す説明図である。
【図11】第3の実施形態におけるスイッチ入力判定処
理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a,1b,1c:キーレスエントリーシステム 2:携帯機 3:車載装置 4:携帯機筐体 5:アンテナ 6:携帯側パッシブエントリーコントローラ 7:アンテナ 8:ドアロックトリガプッシュスイッチ(トリガプッシ
ュスイッチ) 8a〜8d:ドアカーテシースイッチ 9:ドアアンロックトリガプッシュスイッチ(トリガプ
ッシュスイッチ) 10:車両側パッシブエントリーコントローラ(ロック
/アンロック制御部、ロック制御部、アンロック制御
部) 11:アンド回路 12:ドアロックモータ 13:プッシュスイッチ 14:LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嘉山 春夫 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB35 DD06 FF27 FF28 FF36 HH01 JJ03 KK03 LL01 SS01 SS02 SS11 TT04 UU03 VV01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のユーザによって携帯され、読み出
    し要求を含む無線信号を受信したとき、予め登録されて
    いるIDデータを含んだ無線信号を送信する携帯機と、 車両側に搭載され、車両のドアをロック、またはアンロ
    ックするときに操作されるトリガプッシュスイッチと、 車両側に搭載され、前記トリガプッシュスイッチが操作
    されたとき、前記読み出し要求を含む無線信号を送信す
    るとともに、この無線信号の送信から予め設定されてい
    る所定時間以内に受信した無線信号中に、予め登録され
    ている設定IDデータに対応するIDデータが含まれて
    いるとき、前記ドアをロック状態、またはアンロック状
    態にするロック/アンロック制御部と、 を備えたことを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキーレスエントリーシ
    ステムにおいて、 前記ロック/アンロック制御部は、前記トリガプッシュ
    スイッチが操作されたとき、スリープ状態からアクティ
    ブ状態に移行して送信回路をアクティブにし、読み出し
    要求を含む無線信号を送信させた後、前記送信回路をデ
    アクティブにするとともに受信回路をアクティブにし、
    IDデータを含む無線信号が受信されたとき、あるいは
    所定時間が経過したとき、前記受信回路をデアクティブ
    にして、IDデータの照合処理、ドアのロック、アンロ
    ック処理を行い、これらの処理が終了した時点でスリー
    プ状態に戻る、 ことを特徴とするキーレスエントリーシステム。
  3. 【請求項3】 車両のユーザによって携帯され、読み出
    し要求を含む無線信号を受信したとき、予め登録されて
    いるIDデータを含んだ無線信号を送信する携帯機と、 前記車両側に搭載され、前記車両の各ドアが閉じられた
    とき、これを各々検知して前記各ドアをロック状態にす
    るロック制御部と、 車両側に搭載され、車両のドアをアンロックするときに
    操作されるトリガプッシュスイッチと、 車両側に搭載され、前記トリガプッシュスイッチが操作
    されたとき、読み出し要求を含む無線信号を送信すると
    ともに、この無線信号の送信から予め設定されている所
    定時間以内に受信した無線信号中に、予め登録されてい
    る設定IDデータに対応するIDデータが含まれている
    とき、前記ドアをアンロック状態にするアンロック制御
    部と、 を備えたことを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のキーレスエントリーシ
    ステムにおいて、 前記アンロック制御部は、前記トリガプッシュスイッチ
    が操作されたとき、スリープ状態からアクティブ状態に
    移行して送信回路をアクティブにし、読み出し要求を含
    む無線信号を送信させた後、前記送信回路をデアクティ
    ブにするとともに受信回路をアクティブにし、IDデー
    タを含む無線信号が受信されたとき、あるいは所定時間
    が経過したとき、前記受信回路をデアクティブにしてI
    Dデータの照合処理、ドアのロック、アンロック処理を
    行い、これらの処理が終了した時点でスリープ状態に戻
    る、 ことを特徴とするキーレスエントリーシステム。
  5. 【請求項5】 車両のユーザによって携帯され、読み出
    し要求を含む無線信号を受信したとき、予め登録されて
    いるIDデータを含む無線信号を送信する携帯機と、 前記車両側に搭載され、車両のドアをロックするときに
    操作される発光器付きのプッシュスイッチと、 車両側に搭載され、車両のドアをアンロックするときに
    操作されるトリガプッシュスイッチと、 前記車両側に搭載され、前記ドアのロック条件が整った
    とき、前記プッシュスイッチの発光器を点灯させ、この
    状態で前記プッシュスイッチが操作されたときに前記ド
    アをロック状態にするとともに、前記発光器を消灯さ
    せ、また前記トリガプッシュスイッチが操作されたとき
    に読み出し要求を含む無線信号を送信し、この無線信号
    の送信から予め設定されている所定時間以内に受信した
    無線信号中に、予め登録されている設定IDデータに対
    応するIDデータが含まれているとき、前記ドアをアン
    ロック状態にするロック/アンロック制御部と、 を備えたことを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のキーレスエントリーシ
    ステムにおいて、 前記ロック/アンロック制御部は、前記ドアのロック条
    件が整ったとき、スリープ状態からアクティブ状態に移
    行して、前記プッシュスイッチの発光器を点灯させ、こ
    の状態で前記プッシュスイッチが操作されたとき、前記
    ドアをロック状態にするとともに、前記発光器を消灯さ
    せてスリープ状態に戻り、また前記トリガプッシュスイ
    ッチが操作されたとき、スリープ状態からアクティブ状
    態に移行して送信回路をアクティブにし、読み出し要求
    を含む無線信号を送信させた後、前記送信回路をデアク
    ティブにするとともに受信回路をアクティブにし、ID
    データを含む無線信号が受信されたとき、あるいは所定
    時間が経過したとき、前記受信回路をデアクティブにし
    てIDデータの照合処理、ドアのロック、アンロック処
    理を行い、これらの処理が終了した時点でスリープ状態
    に戻る、ことを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載のキーレスエン
    トリーシステムにおいて、 前記発光器付きのプッシュスイッチは、ドアノブの鍵穴
    部分に配置される、 ことを特徴とするキーレスエントリーシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載のキー
    レスエントリーシステムにおいて、 前記トリガプッシュスイッチは、ドアのノブ部分、また
    はドアの下部分のいずれかに配置される、 ことを特徴とするキーレスエントリーシステム。
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