JP2605258B2 - 通信システムの消費電力低減装置 - Google Patents

通信システムの消費電力低減装置

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JP2605258B2
JP2605258B2 JP60194374A JP19437485A JP2605258B2 JP 2605258 B2 JP2605258 B2 JP 2605258B2 JP 60194374 A JP60194374 A JP 60194374A JP 19437485 A JP19437485 A JP 19437485A JP 2605258 B2 JP2605258 B2 JP 2605258B2
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太蔵 水谷
久貴 堀田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、送信システムからの送信信号を待っている
状態での受信システムの消費電力を低減させるための装
置に関し、ハンディ・トランシーバから、車両用のワイ
ヤレスドアロック・コントロール装置のような種々のリ
モートコントロール装置に適用することができる。
〔従来の技術〕
従来、トランシーバ等の通信装置では、スタンバイ時
には、他の送信器からの送信信号があるかどうかを監視
するために、電源をオンさせておく必要があった。
しかし、電源を連続的にオン状態にさせておくと、実
際には通信を行なわないにもかかわらず、受信回路で電
力が消費され、電源に電池等を使用している場合には、
電池の消耗を促進させてしまう。
そこで、従来では、スタンバイ時に電源を所定のデュ
ーティ比で周期的にオン・オフさせ送信信号が入力され
た時から電源を連続的にオン状態にさせて、装置の消費
電力を低減させるようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の装置では、目的とする送信信号とは別
の信号、例えば、他の通信に使用される同周波数の電
波、雪等によるノイズ電波等の信号が受信された場合に
も電源は連続オン状態になり、消費電力が増加してしま
うという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもの
で、スタンバイ状態の時に、目的の送信信号以外の信号
が入力された時には、電源を連続オン状態にさせないよ
うに構成し、さらに、この構成にて消費される電力をよ
り低減させた通信システムの消費電力低減装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明では、上記目的を達成するために、 自身が固有なものであることを示すコードを含む信号
を送信する送信機と、この送信機から送信される前記信
号に基づいて所定のアクチュエータを駆動させる受信機
とからなる通信システムであって、 前記受信機は、 前記送信機からの信号を受信し、信号を出力する受信
回路と、 前記受信回路に電源を供給する第1電源回路と、 前記受信回路からの信号に応じて前記第1電源回路及
び前記アクチュエータを制御する演算処理回路と、 前記演算処理回路に常時電源を供給する第2電源回路
とからなり、 前記演算処理回路は、 受信信号が存在するか否かを判断する受信信号存在判
定手段と、 前記受信信号存在判定手段にて受信信号が存在すると
判定したときは、その受信信号に含まれるコードを解読
し、解読したコード中に前記送信機に定められた固有の
コードが含まれているか否かを判断するコード判定手段
と、 前記受信信号存在判定手段にて受信信号が存在しない
と判定したときには、前記第1電源回路の電源供給の動
作をオン・オフ断続作動させ続け、前記コード判定手段
にて前記固有のコードが含まれていないと判定したとき
にも、前記第1電源回路の電源供給の動作をオン・オフ
断続作動させ続け、前記受信回路をオン・オフ断続作動
させ続ける断続作動手段と、 前記コード判定手段にて前記固有のコードが含まれて
いると判定したときに、前記第1電源回路の電源供給の
動作を連続オン状態にさせ、前記受信回路を連続オン状
態にさせる連続作動手段と、 前記連続作動手段によって連続オン状態になった後
に、前記受信信号存在判定手段にて存在しないと判定し
たときは、前記第1電源回路の電源供給の動作をオン・
オフ断続作動させ、前記受信回路をオン・オフ断続作動
させる手段とを採用する。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明を車両用ワイヤレス・ドアロック制
御システムに適用した実施例を示す。このシステムは運
転者が所持可能な小形送信機1と、自動車に搭載された
受信機2、およびドアを施錠、解錠するためのソレノイ
ド3を有するドアロック制御装置4とから構成されてい
る。送信機1は、発振回路10、変調回路11、増幅回路1
2、コード発生回路13および送信アンテナ14から構成さ
れている。コード発生回路13は、送信信号が、この送信
機1からのものであることを示すこの送信機固有のコー
ドを発生する。そして、変調回路11は、コード発生回路
13から出力されたコードに基づいて、発振回路10から出
力された信号を変調し、この変調信号は増幅回路12で増
幅されて送信アンテナ14から放射される。
次に、ドアロック制御装置4の構成について説明す
る。
受信機2は、受信アンテナ21に入射された信号を受信
する受信回路22を備え、ここで受信された受信信号は、
受信信号検出回路23に送られ、その信号に応じたディジ
タル信号に変換されて、マイクロコンピュータ24に入力
される。マイクロコンピュータ24は、後述の制御プログ
ラムに基づいて、受信信号が、送信機1からの信号かど
うかを判別し、ソレノイド駆動回路25および電源回路26
に出力信号を発生する。
ソレノイド駆動回路25は、マイクロコンピュータ24か
らの指令を受け、ドアがロックされている時には、ドア
ロックソレノイド3に順方向に電流を流してドアをアン
ロックし、ドアがアンロックされているときには、ドア
ロックソレノイド3に逆方向電流を流してドアロックす
るように構成されている。
電源回路26は、車載のバッテリ27に接続されており、
受信回路22に供給する第1電源回路26aとマイクロコン
ピュータ24をバックアップする第2電源回路26bとから
構成されている。
次に、上記構成を有する本実施例の作動を、第2図〜
第4図を用いて説明する。
第2図は、マイクロコンピュータ24の制御プログラム
のフローチャートを示し、マイクロコンピュータ24は、
ステップ100〜160の制御プログラムを実行する。プログ
ラムの実行がスタートすると、ステップ110に進み、受
信信号があるかどうかを判断し、受信信号がない場合
は、ステップ160に進んで第3図および第4図に示すよ
うに、第1電源回路26aは、T1時間(例えば0.1秒)オン
し、T2時間(例えば0.5秒)オフする断続作動を行なっ
ている。またステップ110で受信信号があると判断する
と、ステップ120に進んで受信信号のコードを読み込
み、ステップ130に進む。ステップ130では、送信機1か
らの送信信号があることを示すコードが受信信号に含ま
れているかどうかを判断する。
ここで、第3図に示す時刻t1〜t2の間に、送信機1以
外の他の送信装置、あるいは電波ノイズを受信した場
合、その受信信号には、上記コード信号が含まれてない
ことをステップ130で判断するため、ステップ160に進み
第1電源回路26aのオン・オフ断続作動を続けさせる。
また、第4図の時刻t3〜t4の間に、送信機1からの送
信信号が受信されると、ステップ140に進んで第1電源
回路26aを時刻t5〜t6の間連続オン状態にする。さら
に、ステップ150でソレノイド駆動回路25が作動し、ド
アロックソレノイド3に電流が流れる。
なお、第3図および第4図において、3A,4Aの波形図
は、受信回路22の出力信号S1の波形を示し、3B,4Bの波
形図は第1電源回路26aの出力信号S2の波形を示してい
る。
上記の実施例は、車両用のワイヤレス・ドアロック制
御装置に本発明を適用したものであるが、本発明は、上
述の実施例に限定されることなく、種々のリモートコン
トロール装置、通信システムに適用できる。
また、通信に使用する信号は、電波に限らず、超音
波、光等を信号として用いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、受信回路が送信機からの信号を待っ
ている間に、目的とする送信機からの固有のコード以外
の信号を受信した場合には、受信回路を連続オン状態に
しないため、受信回路の消費電力が有効に低減できる。
また、受信信号の存在を判定し、かつ受信信号の存在が
判定されて初めてコードの一致を判定する2つの判定手
段によって判定がなされるため、信号を待っている間の
受信回路のオン・オフ動作のオン時間は、受信信号があ
るかないか、その存在を確認できるだけの極く短い時間
さえ確保されていれば問題なく動作する。したがって、
コードの一致まで判定する構成でありながら、その消費
電力は十分に低減される。さらに、電源回路を2系統に
分け、常時電源が供給されるのは演算処理回路のみとし
て所定の処理がなされるため、オン時間を極く短く設定
しても問題なく動作する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成を示すブロック図、第2図は
第1図に示すマイクロコンピュータのフローチャート、
第3図および第4図は、第1図に示す受信機各部の波形
図である。 1…送信機,2…受信機,22…受信回路,24…マイクロコン
ピュータ,26…電源回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自身が固有なものであることを示すコード
    を含む信号を送信する送信機と、この送信機から送信さ
    れる前記信号に基づいて所定のアクチュエータを駆動さ
    せる受信機とからなる通信システムであって、 前記受信機は、 前記送信機からの信号を受信し、信号を出力する受信回
    路と、 前記受信回路に電源を供給する第1電源回路と、 前記受信回路からの信号に応じて前記第1電源回路及び
    前記アクチュエータを制御する演算処理回路と、 前記演算処理回路に常時電源を供給する第2電源回路と
    からなり、 前記演算処理回路は、 受信信号が存在するか否かを判断する受信信号存在判定
    手段と、 前記受信信号存在判定手段にて受信信号が存在すると判
    定したときは、その受信信号に含まれるコードを解読
    し、解読したコード中に前記送信機に定められた固有の
    コードが含まれているか否かを判断するコード判定手段
    と、 前記受信信号存在判定手段にて受信信号が存在しないと
    判定したときは、前記第1電源回路の電源供給の動作を
    オン・オフ断続作動させ続け、前記コード判定手段にて
    前記固有のコードが含まれていないと判定したときに
    も、前記第1電源回路の電源供給の動作をオン・オフ断
    続作動させ続け、前記受信回路をオン・オフ断続作動さ
    せ続ける断続作動手段と、 前記コード判定手段にて前記固有のコードが含まれてい
    ると判定したときに、前記第1電源回路の電源供給の動
    作を連続オン状態にさせ、前記受信回路を連続オン状態
    にさせる連続作動手段と、 前記連続作動手段によって連続オン状態になった後に、
    前記受信信号存在判定手段にて存在しないと判定したと
    きは、前記第1電源回路の電源供給の動作をオン・オフ
    断続作動させ、前記受信回路をオン・オフ断続作動させ
    る手段と、 を備えたことを特徴とする通信システムの消費電力低減
    装置。
JP60194374A 1985-09-03 1985-09-03 通信システムの消費電力低減装置 Expired - Lifetime JP2605258B2 (ja)

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