JP3671583B2 - 車両遠隔制御装置及び車両遠隔制御方法 - Google Patents

車両遠隔制御装置及び車両遠隔制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばエンジンの始動やドアのロック解除等の所定の車両操作を、例えば電波信号や光信号等の無線信号を用いて遠隔地から行う車両遠隔制御装置及び車両遠隔制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両において、簡便のため、キーをキーシリンダに差し込まずにドアロックを解除したり、遠隔地からエンジンを始動したりするための車両遠隔制御装置が利用されるようになってきた。この車両遠隔制御装置は、図6の如く、車両ごとに割り当てられた識別コードの信号として例えば60MHz帯の電波または光信号を送信機1で送信することで、この電波または光信号を車両側のアンテナ2で受信し、分配器3で分配した後、各駆動制御部4によってドアロック機構5やエンジン始動機構6の駆動制御を行う。
【0003】
この場合、受信側では、受信動作のための電源を供給する必要があり、そのために、図7の如く、車両制御用のCPUについてウェークアップ状態及びスリープ状態を所定のタイミングで繰返すことで、車載バッテリの過放電状態を防止するもの(特開平5−91996号公報)があった。この従来例では、車載バッテリ111から給電されるCPU117は、常時においてスリープモードで待機し、発振器114からのパルス信号Spにより周期的にウェークアップされる。CPU117は、ウェークアップ状態において所定の割合でトランジスタ113をオン状態に切換えて高周波ユニット115に給電し、この給電状態で高周波ユニット115から送られてくる検波信号Sdに遠隔操作信号が含まれていた場合には、当該遠隔操作信号に基づいたドアロック機構116の動作制御を行う。この場合、CPU117は、そのウェークアップ時にトランジスタ113をオン状態に切換える割合を、ドアロック機構116の非制御状態の継続時間が長くなるのに応じて減少させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示した従来例の場合は、上述した通り、CPU117についてウェークアップ状態及びスリープ状態を所定のタイミングで繰返していたが、通常のスリープモードではCPUはその機能が全く停止してしまうか、カウンタのカウンタアップ等極めて限定された機能しか動作しない。このため、ウェークアップ状態及びスリープ状態を常に繰返すのでは、若干の弊害が生じる。例えば遠隔操作によるドアロック/アンロック切換えをスリープ状態にしてしまえば、次にドアロック/アンロック切換えを遠隔操作したい場合や、リモート・エンジン・スタート等のその他の機能について遠隔操作したい場合でも、CPU117がスリープ状態であるため遠隔操作信号の受信を行うことは不可能である。そして、このスリープ状態において上記遠隔操作信号の受信を行いたい場合は、遠隔操作信号を受信した旨を判断するCPUを別途に用意しなければならず、故に全体的に省部品化、小型化及び簡略化を図ることが困難であった。
【0005】
そこで、この発明の課題は、ドアロック/アンロック等のリモート信号を受信する機能を有する車両において、所定時間の経過後でも、一定の時間以内であれば遠隔操作信号の受信機能を損うことなく、且つ長期間に亘って車両を使用しない場合にバッテリの消費電力を軽減し得る車両遠隔制御装置及び車両遠隔制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、この発明は、車両の所定の駆動機構を遠隔地から制御する車両遠隔制御装置として、携帯用の送信部から発せられた無線信号を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナで受信された信号を処理する信号処理部と、前記信号処理部に対する電源の供給切換を間欠周期的に行うスイッチング回路と、前記信号処理部からの出力に基づいて車両の所定の駆動機構及び前記スイッチング回路を制御する制御部と、前記制御部の処理動作の基準となるクロック信号の周波数を規律するクロック発生手段とを備える。
【0007】
ここで、前記制御部は、前記信号処理部からの出力に基づいて前記車両の所定の駆動機構を制御する機構制御手段と、前記駆動機構の所定の基準動作がなされた旨を前記信号処理部または前記機構制御手段からの出力に基づいて認識し、当該所定の基準動作からの経過時間を測定する経過時間測定手段と、前記経過時間測定手段で測定された時間の大小に対応して、前記スイッチング回路の前記信号処理部に対する間欠周期的な電源の供給切換の頻度を変化させる給電タイミング変化手段と、前記機構制御手段からの出力に基づき、前記所定の基準動作のなされる前において前記クロック発生手段を高速クロックに設定する高速クロックモードと、前記所定の基準動作のなされた後の少なくとも一時期において前記クロック発生手段を低速クロックに設定する低速クロックモードと、の少なくとも2段階に変化させるクロック切換手段とを備える。
【0008】
そして、前記給電タイミング変化手段は、前記低速クロックモードにおいて、前記経過時間測定手段で測定された時間が所定の第1の時間範囲内にあるときに前記電源の供給切換の頻度を高く設定する高頻度設定モードと、前記経過時間測定手段で測定された時間が前記第1の時間範囲より大の少なくとも第2の時間範囲内にあるときに前記電源の供給切換の頻度を低く設定する低頻度設定モードと、の少なくとも2段階に切り換えるモード切換手段と、前記モード切換手段で切り換えられた給電頻度モードに従って前記スイッチング回路の間欠周期的な電源の供給切換を制御するスイッチタイミング制御手段とを備えるものである。
【0009】
かかる構成において、まず携帯用の送信部から発せられた無線信号を前記受信アンテナで受信して前記信号処理部で処理し、前記信号処理部からの出力に基づいて前記車両の所定の駆動機構を前記機構制御手段によって制御する。ここで、予め定められた所定の基準動作がある前には、クロック切換手段によりクロック発生手段を高速クロックモードにし、所定の基準動作があった後には、クロック切換手段によりクロック発生手段を低速クロックモードにする。また、この低速クロックモードに切り換ると同時に、その切り換りからの経過時間を前記経過時間測定手段によって測定し、前記給電タイミング変化手段によって、前記経過時間測定手段で測定された時間が第1の時間範囲にあるときに前記電源の供給切換の頻度を高く設定し、前記経過時間測定手段で測定された時間が前記第1の時間範囲より大の第2の時間範囲内にあるときに前記電源の供給切換の頻度を低く設定する。
【0010】
ここで、望ましくは、前記クロック切換手段は、前記低速クロックモードにおいて、前記経過時間測定手段で測定された時間が前記第2の時間範囲より大のときに前記クロック信号を停止し、前記モード切換手段は、前記低速クロックモードにおいて、前記経過時間測定手段で測定された時間が前記第2の時間範囲より大のときに前記信号処理部への電源の供給を停止するようにすれば、長時間車両を操作しないときに電源を完全にオフ状態にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の車両遠隔制御装置は、遠隔地からドアロック及びドアロック解除を行うことができる電波受信型のものであって、特に、車両側での受信の頻度によって電源供給の間欠時間を調整してバッテリの消費電力を軽減しようとするものである。以下、この発明の一の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、簡便のため、車両遠隔制御装置としてドアロック制御機構を例に挙げて説明する。
【0012】
図1はこの発明の一の実施形態の車両遠隔制御装置を示す回路ブロック図である。このドアロック制御機構は、携帯用の送信ユニット(送信部)10の送信アンテナ11から発せられた電波を受信する受信アンテナ12と、受信された信号を増幅し且つA/D変換して出力する受信アンプ(信号処理部)13と、受信アンプ13からの出力に基づいてドアロックをON/OFF切換する制御ユニット14とを備える。
【0013】
ここで、制御ユニット14は、ドアロックをON/OFF切換するためのドアロックモータ21を駆動制御するドライブ回路22と、車載のバッテリ20と受信アンプ13との間にあって受信アンプ13のON/OFF切換を行うスイッチング回路23と、受信アンプ13から与えられた第1の制御信号(受信状態信号)S1及び第2の制御信号(シリアルデータ信号)S2に基づいてドライブ回路22及びスイッチング回路23を切換制御する制御部24(CPU)と、この制御部24の処理動作の基準となるクロック信号の周波数を規律するクロック発生手段14aとを備える。
【0014】
ここで、第1の制御信号S1は、受信電波が所定以下の強さの場合はロー、所定以上の強さになったときはハイとするもので、ノイズ等の微弱な信号の受信時はシリアルデータ信号を処理しない旨を判断するための信号である。
【0015】
そして、制御部24は、受信アンプ13からの第1の制御信号S1または第2の制御信号S2に基づいてドライブ回路22を制御するドアロック制御手段(機構制御手段)25と、受信アンプ13からの両制御信号S1,S2またはドアロック制御手段25からの信号に基づいてドアロック(所定の基準動作)されてからの経過時間を測定する経過時間測定手段26と、経過時間測定手段26で測定された時間の大小によって受信アンプ13への複数の給電頻度モード及び給電停止モード(以下、これらを総称して「給電頻度モード等」と称す)を切換設定するモード切換手段27と、モード切換手段27で切換設定されたモードに従ってスイッチング回路23の周期的なON駆動の間欠タイミングを制御するスイッチタイミング制御手段28と、ドアロック制御手段25からの信号及び経過時間測定手段26からの信号に基づいてクロック発生手段14aのクロック周波数を変化させるクロック切換手段29とを備える。そして、モード切換手段27及びスイッチタイミング制御手段28が、併せて給電タイミング変化手段として機能し、この給電タイミング変化手段が経過時間測定手段26で測定された時間の大小に対応してスイッチング回路23の周期的な電源の間欠供給タイミングを制御し、受信アンプ13への給電頻度を変化させ、あるいは給電停止切換えを行うとともに、さらにクロック切換手段29がクロック発生手段14aのクロック周波数を切換えることで、電源消費量を使用頻度によって変化させる。
【0016】
具体的には、クロック切換手段29は、ドアロック制御手段25でのドアロックのオンオフ、及び経過時間測定手段26で測定された経過時間Tの大小によって、クロック発生手段14aのクロック周波数を次の(a)〜(c)のようにモード切換えする。
【0017】
(a)ドアロックが解除されている間… 高速クロック(10MHz)モード
(b)ドアロックされてから1週間が経過するまでの間… 低速クロック(32kHz)モード
(c)ドアロック後1週間が経過してからドアロックが解除されるまでの間… スリープモード(クロック停止)モード
したがって、図4のように、上記(a)の高速クロックモードが設定されると(Tw0)、この状態は、次にドアロックされる時点(Tw1)まで継続することになる。また、(b)の低速クロックモードが設定されると(Tw1)、この状態は、次に受信アンプ13から第1の制御信号S1または第2の制御信号S2を受け、または手動によるキー操作等でドアロックが解除される時点(Tw0)、あるいは経過時間測定手段26での計測時間Tが1週間経過する時点(Tw3)まで継続することになる。さらに、(c)のスリープモードが設定されると(Tw3)、この状態は次に手動でのキー操作によりドアロックが解除される時点(Tw0)まで継続することになる。
【0018】
また、モード切換手段27で設定する給電頻度モードとしては、経過時間測定手段26で測定された経過時間Tの大小によって、次の2種類が設定される。
【0019】
▲1▼高頻度設定モード:0秒<T≦24時間
▲2▼低頻度設定モード:24時間<T≦1週間
そして、これらの給電頻度モードに加えて、さらに次の給電停止モードが付加される。
【0020】
▲3▼給電停止モード:1週間<T
そして、スイッチタイミング制御手段28は、モード切換手段27で設定された給電頻度モード等の種類によって、図3の如く、スイッチング回路23の周期的なON駆動の間欠時間t1〜t3を次のように規定する。
【0021】
▲1▼高頻度設定モード→t1=100ms
▲2▼低頻度設定モード→t2=200ms
▲3▼給電停止モード→t3=∞(給電なし)
したがって、図4のように、上記▲1▼の高頻度設定モードが設定されると(Tw1)、給電頻度は10回/secとなり、かかる状態は、次にドアロックが解除される時点(図示せず)または経過時間測定手段26での測定時間Tが24時間経過する時点(Tw2)まで継続することになる。また、▲2▼の低頻度設定モードが設定されると(Tw2)、給電頻度は5回/secとなり、かかる状態は、次にドアロックされる時点(Tw0)または上記Tが1週間経過する時点(Tw3)まで継続することになる。さらに、▲3▼の給電停止モードが設定されると(Tw3)、この状態は次に手動でのキー操作によりドアロックが解除される時点(Tw0)まで継続することになる。
【0022】
これらドアロック制御手段25、経過時間測定手段26、モード切換手段27、スイッチタイミング制御手段28及びクロック切換手段29は、具体的にはRAM及びROMに接続されたCPU内で所定のソフトウェアプログラムに従って動作する機能要素である。
【0023】
なお、制御部24のドアロック制御手段25は、車両のイグニッションスイッチ31を介してバッテリ20に接続されている。また、符号32はドアキーシリンダにてキーを用いてドアロックをロックするときにONするドアキーロックスイッチ、符号33はドアキーシリンダにてキーを用いてドアロックを解除するときにONするドアキーアンロックスイッチ、符号34はドアの内側に配置されてドアをロックするときにONするドアロックスイッチ、符号35はドアの内側に配置されてドアロックを解除するときにONするドアアンロックスイッチ、符号36はイグニッションスイッチ31が挿入されているときにONするキースイッチ、符号37は運転席ドアが開いている状態を検知するドア開閉スイッチをそれぞれ示している。そして、ドアロック制御手段25は、上記ドアキーロックスイッチ32、ドアキーアンロックスイッチ33、ドアロックスイッチ34、ドアアンロックスイッチ35、キースイッチ36、及びドア開閉スイッチ37を介して接地される。また、符号38は車両が一定速度以上で走行している際にかかる車速に連動してドアロックをロックするようパルス状の車速信号を出力する車速センサである。
【0024】
図2は各種のスイッチの動作を示すタイミングチャートであって、図2中の(A)はドライブ回路22のアンロック(ロック解除)動作、(B)はドライブ回路22のロック動作、(C)はスイッチング回路23のON/OFF動作をそれぞれ示している。制御部24のドアロック制御手段25は、ドアキーアンロックスイッチ33のON動作、ドアアンロックスイッチ35のON動作、及び送信ユニット10からのワイヤレスドアアンロック(ロック解除)信号に基づいて、ドライブ回路22を通じて各ドアロックモータ21をロック解除動作させる(図2(A))とともに、ドアキーロックスイッチ32がON動作したとき、ドアロックスイッチ34がON動作したとき、車速センサ38によって車両が一定速度以上で走行している旨を検知したとき、または送信ユニット10からワイヤレスドアロック信号が送信されたとき、ドライブ回路22を通じて各ドアロックモータ21をロック動作させる(図2(B))。
【0025】
次に、送信ユニット10による車両遠隔制御動作を説明する。受信アンプ13に対する給電タイミングとしては、通常時には、制御ユニット14内のスイッチタイミング制御手段28によって、例えば図3のように給電周期t1(100ms:上記高頻度設定モード)の周期でスイッチング回路23をONに制御する。なお、ON信号の実質的な送信時間をt0とするとt0<t1となる必要があり、具体的にはt0として例えば約10msが設定される。
【0026】
ここで、ドアロックされた状態の車両に乗り込もうとする人が送信ユニット10を操作して送信アンテナ11から受信アンテナ12に向けてワイヤレスドアアンロック信号を無線送信する。この際、アンロック信号の長さw1がほぼ受信アンプ13に対する給電周期tと同等かあるいはこれより長い場合は、図5中の実線のように送信ユニット10からのアンロック信号と受信アンプ13への給電タイミングとが重複するタイミング(図中の斜線部)が存在するため、受信アンプ13によってアンロック信号を確実に受信できる。一方、図5中の破線のようにアンロック信号の長さw2が受信アンプ13への給電周期tに比べて短い場合は、受信アンプ13への給電時に送信ユニット10からのアンロック信号を受信できない事態が生じるが、操作者によって繰り返し送信作業を行うことで、受信アンプ13での受信が達成される。
【0027】
このようにして車両側でアンロック信号の受信が行われると、この受信信号を受信アンプ13によって増幅し、さらにA/D変換して第1の制御信号S1および第2の制御信号S2を生成し、これを制御ユニット14のドアロック制御手段25及び経過時間測定手段26へ出力する。ドアロック制御手段25は、第1の制御信号S1及び第2の制御信号S2に基づいてドライブ回路22を動作させ、ドアロックモータ21を駆動させてドアロックを解除する。
【0028】
このドアロック解除の状態は、通常は操作者が運転等の何らかの動作を予定しているときであるため、操作者からの信号の送信の蓋然性が極めて高い状態である。したがって、操作信号の確実な伝送を達成するために、クロック発生手段14aのクロック周波数を高めておくことが望ましい。このことに鑑み、クロック切換手段29は、ドアロック制御手段25からの信号に基づいて、ドアロックが解除された旨を認識する。そして、図4中の時刻Tw0のように、クロック発生手段14aのクロック周波数を高速クロック(10MHz)モードに設定する。
【0029】
次に、Tw1の時点において、手動でのキー操作よ無線指示等によりまたは無線指示によりドアロックがなされると、暫くはドアアンロックの指示が与えられない可能性がある。このため、クロック切換手段29はその旨をドアロック制御手段25からの指示に基づいて認識し、クロック発生手段14aを高速クロック(10MHz)モードから低速クロック(32kHz)モードに切換える。
【0030】
そして、ドアロック動作と同時に、経過時間測定手段26は、第1の制御信号S1及び第2の制御信号S2が入力されることによってゼロ値に初期化され、以後、第1の制御信号S1または第2の制御信号S2を受けるたびにそれらの信号S1,S2を受けてからの経過時間Tを計測する。
【0031】
ここで、経過時間Tが24時間以下の場合は、モード切換手段27によって高頻度設定モードが選択され、スイッチタイミング制御手段28によって給電周期としてt1=100msが設定される。
【0032】
また、経過時間Tが24時間より大きくて且つ1週間以下となった場合は、モード切換手段27によって低頻度設定モードが選択され、スイッチタイミング制御手段28によって給電周期としてt2=200msが設定される。
【0033】
さらに、経過時間Tが1週間より大きくなった場合は、モード切換手段27によって給電停止モードが選択され、スイッチタイミング制御手段28によって給電が停止される(t3=∞)。
【0034】
このように、ドアロックがなされてからの経過時間Tの大小によって、給電周期t1〜t3を変化させることで、車両に長期間乗らない場合の給電を緩和または遮断することができ、特別の部品を必要としなくても、車両のバッテリの消費電力を容易に軽減できる。
【0035】
なお、この実施形態では、送信ユニット10からアンロック信号を送信する場合の動作を説明したが、ドアロックを行う場合も、全く同様にして送信ユニット10からワイヤレスドアロック信号(図2参照)を遠隔操作で送信すれば、上記と同様の動作によって車両のドアロックが行われる。そして、かかるロック信号を受信した場合も、受信アンプ13から第1の制御信号S1または第2の制御信号S2を出力するようにすることで、経過時間測定手段26の経過時間測定は、送信ユニット10からのロック信号及びアンロック信号のいずれが送信された場合においても、モード切換手段27が高頻度設定モードを選択し、またクロック切換手段29がクロック発生手段14aのクロック周波数を切換えることになる。
【0036】
ところで、1週間以上の極めて長期間に亘って自動車を使用しない場合、クロック切換手段29によりスリープモードになり、またモード切換手段27によって給電停止モード(給電停止状態)が選択されるため、受信アンプ13は動作せず、この状態で送信ユニット10から電波を送信しても、受信アンプ13を通じて制御ユニット14が信号を得ることはできない。したがって、かかる状態の場合は、ドアキーによってドアロックを解除するか、直接ドアを開閉するか、イグニッションキーを挿入孔に挿入した時点のいずれかのタイミングで、制御部24がこのことを検知する。すなわち、作業者がドアキーでドアロックを解除すると、ドアキーアンロックスイッチ33がON状態に切換わる。また、作業者が直接ドアを開閉すると、ドア開閉スイッチ37がON状態に切換わる。さらに、作業者がイグニッションキーを挿入孔に挿入すると、キースイッチ36がON状態に切換わる。したがって、これらドアキーアンロックスイッチ33、ドア開閉スイッチ37及びキースイッチ36のいずれかがON状態に切換わった時点で、モード切換手段27によって再び高頻度設定モードを選択し、受信アンプ13に対する周期的な給電を再開する。
【0037】
以上のように、ロック/アンロックの動作を行わない状態の経過時間を測定し、かかる時間の大小に応じて、受信アンプ13に対する給電タイミングを変化させ、かつ制御ユニット14内のクロック周波数を変化させているので、使用頻度に応じて消費電力を段階的に節約でき、相対的に長期間に亘って自動車を使用しない場合も、車両のバッテリの消費電力を容易に軽減できる。
【0038】
しかも、ドアがロックされてから少なくとも1週間が経過するまでは、第2及び第3の給電頻度モードのように電源供給頻度が少ない状態に設定されていても、完全に電源を切るわけではないので、CPUの機能を全く停止してしまう従来例に比べて、アンロック切換え等の他の遠隔操作等の信号を有効に受信できる。したがって、制御部について他の機能を兼ね備えるものを使用して車両の全体的な高密度電装化を図りながらも、消費電力の低減を図り得る。
【0039】
また、経過時間測定手段26での測定時間Tが予め設定されたしきい値(1週間)を越えたときに、スイッチング回路23をOFFにするので、極めて長期間に亘って自動車を使用しない場合、バッテリの消費電力をゼロにでき、バッテリ上がりを防止できる。
【0040】
なお、上記実施形態では、遠隔制御によって車両を操作するものとしてドアロック及びドアアンロックについて説明したが、これに限るものではなく、例えば、エンジンの始動、サンルーフ、パワーウィンドゥまたはバックドア等の駆動等の制御について適用してもよい。
【0041】
また、コントロールユニットが多重通信機能を有する場合でも、同様の車両遠隔制御装置を適用できる。
【0042】
さらに、上記実施形態では給電停止モードとして、スイッチング回路23の周期的なON駆動の間欠時間t3=∞(給電なし)の状態を想定していたが、この給電停止モードを省略してもよい。
【0043】
さらにまた、給電を間欠的に行うモードとして高頻度設定モード及び低頻度設定モードの2つのモードを想定したが、これに加えて例えば中頻度設定モード等を加えて3つ以上の給電頻度モードを準備しても良い。勿論、クロック周波数の変化にも、さらなるバリエーションを付加することは本発明の技術的範囲内のものとして許容されるものである。
【0044】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、携帯用の送信部から発せられた無線信号を受信アンテナで受信して信号処理部で処理し、信号処理部からの出力に基づいて車両の所定の駆動機構を機構制御手段によって制御する際、予め定められた所定の基準動作がある前には、クロック切換手段によりクロック発生手段を高速クロックモードにし、所定の基準動作があった後には、クロック切換手段によりクロック発生手段を低速クロックモードにし、また、この低速クロックモードに切り換ると同時に、その切り換りからの経過時間を経過時間測定手段によって測定し、給電タイミング変化手段によって、経過時間測定手段で測定された時間が第1の時間範囲にあるときに電源の供給切換の頻度を高く設定し、経過時間測定手段で測定された時間が第1の時間範囲より大の少なくとも第2の時間範囲内にあるときに電源の供給切換の頻度を低く設定するようにしているので、使用頻度に応じて消費電力を段階的に節約でき、バッテリの消費電力を大幅に軽減できる。しかも、所定時間の経過後に低頻度設定モードに設定されている場合は、小電力化を図りつつも完全に電源を切るわけではないので、CPUの機能を全く停止してしまう従来例に比べて、アンロック切換え等の他の遠隔操作等の信号を有効に受信できる。したがって、制御部について他の機能を兼ね備えるものを使用して車両の全体的な高密度電装化を図りながらも、消費電力の低減を図り得る。
【0045】
また、請求項2に記載の発明によれば、クロック切換手段が、経過時間測定手段で測定された時間が第2の時間範囲より大のときにクロック信号を停止する機能を有しており、モード切換手段が、経過時間測定手段で測定された時間が第2の時間範囲より大のときに信号処理部への電源の供給を停止するようにしているので、長時間車両を操作しないときに電源を完全にオフ状態にでき、消費電力の低減を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施形態の車両遠隔制御装置を示す制御ブロック図である。
【図2】この発明の一の実施形態の車両遠隔制御装置において各種スイッチまたは信号とドライブ回路の動作関係を示すタイミングチャートである。
【図3】各給電頻度モード等における給電動作を示すタイミングチャートである。
【図4】各給電頻度モード等におけるクロック及び給電頻度の変化を示すタイミングチャートである。
【図5】送信ユニットからの信号と受信アンプに対する給電との関係を示すタイミングチャートである。
【図6】従来の車両遠隔制御装置を示すブロック図である。
【図7】従来の車両遠隔制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 送信ユニット
11 送信アンテナ
12 受信アンテナ
13 受信アンプ
14 制御ユニット
20 バッテリ
21 ドアロックモータ
22 ドライブ回路
23 スイッチング回路
24 制御部
25 ドアロック制御手段
26 経過時間測定手段
27 モード切換手段
28 スイッチタイミング制御手段
31 イグニッションスイッチ
32 ドアキーロックスイッチ
33 ドアキーアンロックスイッチ
34 ドアロックスイッチ
35 ドアアンロックスイッチ
36 キースイッチ
37 ドア開閉スイッチ
38 車速センサ

Claims (2)

  1. 車両の所定の駆動機構を遠隔地から制御する車両遠隔制御装置であって、
    携帯用の送信部から発せられた無線信号を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナで受信された信号を処理する信号処理部と、
    前記信号処理部に対する電源の供給切換を間欠周期的に行うスイッチング回路と、
    前記信号処理部からの出力に基づいて車両の所定の駆動機構及び前記スイッチング回路を制御する制御部と、
    前記制御部の処理動作の基準となるクロック信号の周波数を規律するクロック発生手段と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記信号処理部からの出力に基づいて前記車両の所定の駆動機構を制御する機構制御手段と、
    前記駆動機構の所定の基準動作がなされた旨を前記信号処理部または前記機構制御手段からの出力に基づいて認識し、当該所定の基準動作からの経過時間を測定する経過時間測定手段と、
    前記経過時間測定手段で測定された時間の大小に対応して、前記スイッチング回路の前記信号処理部に対する間欠周期的な電源の供給切換の頻度を変化させる給電タイミング変化手段と、
    前記機構制御手段からの出力に基づき、前記所定の基準動作のなされる前において前記クロック発生手段を高速クロックに設定する高速クロックモードと、前記所定の基準動作のなされた後の少なくとも一時期において前記クロック発生手段を低速クロックに設定する低速クロックモードと、の少なくとも2段階に変化させるクロック切換手段と
    を備え、
    前記給電タイミング変化手段は、
    前記低速クロックモードにおいて、前記経過時間測定手段で測定された時間が所定の第1の時間範囲内にあるときに前記電源の供給切換の頻度を高く設定する高頻度設定モードと、前記経過時間測定手段で測定された時間が前記第1の時間範囲より大の少なくとも第2の時間範囲内にあるときに前記電源の供給切換の頻度を低く設定する低頻度設定モードと、の少なくとも2段階に切り換えるモード切換手段と、
    前記モード切換手段で切り換えられた給電頻度モードに従って前記スイッチング回路の間欠周期的な電源の供給切換を制御するスイッチタイミング制御手段と
    を備える車両遠隔制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両遠隔制御装置を用いた車両遠隔制御方法であって、
    前記クロック切換手段は、前記低速クロックモードにおいて、前記経過時間測定手段で測定された時間が前記第2の時間範囲より大のときに前記クロック信号を停止し、この状態が、前記基準動作による結果の状態が解除されるまで継続し、
    前記モード切換手段は、前記低速クロックモードにおいて、前記経過時間測定手段で測定された時間が前記第2の時間範囲より大のときに前記信号処理部への電源の供給を停止し、この状態が、前記基準動作による結果の状態が解除されるまで継続することを特徴とする車両遠隔制御方法。
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