JPH06509132A - 深いエンボス加工されたプラスチックフィルム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 深いエンボス加工されたプラスチックフィルム発明の背景 本発明は深いエンボス加工されたプラスチックフィルムに向けられておりそして さらに特定的には１種またはそれ以上の多数のミクロセルまたはくぼみと一緒に 多数の深いエンボスマクロセルを存するプラスチックフィルムに向けられている 。

エンボス加工されたプラスチックフィルムは当業界に知られておりそして織物の 代替品として使用される。エンボス加工されたフィルムはおむつライナー、パン ティライナーおよび衛生ナプキンのような多くの異なる目的のために使用される ことができる。

先行技術のフィルムの例は米国特許第３，９１１．１８７号および同第４．５１ ８．６４３号に開示されている。

おむつライナーとしてまたは衣服織物材料の代替品として使用される場合、深い エンボス化工されたフィルムを提供する多くの先行技術のフィルムは審美的品質 を有しない。また、多くの先行技術のフィルムは見た目に魅力を感じさせない仕 上り光沢を有した。多くの先行技術のフィルムは仕上りフィルム製品に魅力的“ 感触”品質を提供する触感特性を有しなかった。

したがって、本発明の目的は先行技術のプラスチックフィルムに見い出されなか った特性を有する改良された深いエンホス加工されたプラスチックフィルムを提 供することである。

発明の概要 本発明に深いエンホス加工されたプラスチックフィルムに関する。深いエンボス 加工されたプラスチックフィルムは多数のエンボスマクロセルを有する。マクロ セルは隣接しているセル間に延びるランドにより相互接続されている。フィルム はまた少なくとも１種の多数のミクロセルまたはくぼみを含む。池の態様におい て、少なくとも２種の多数のミクロセルまたはくぼみがフィルム上に設けられて いる。

図面の簡単な記載 図１は本発明に従う、深いエンボス加工されたプラスチックフィルムを製造する ための典型的な装置の図解的正面図である。

図２は本発明に従う、深いエンボス加工されたプラスチックフィルムを製造する ための他の態様の装置を示す、図１と同様な図である。

図３は本発明に従う、深いエンボス加工されたプラスチックフィルムの断片の平 面図である。

図４は図３の線４−４に沿って取り上げた拡大横断面図である。

図５は本発明に従う、深いエンボス加工されたプラスチックフィルムの他の態様 の、図３と同様な断片平面図である。

図６は図５の線６−６に沿って取り上げた拡大断面図図１に関して、本発明によ る深いエンボス加工されたプラスチックフィルムを製造するための装置が参照番 号ｌＯにより一般に示される。熱可塑性フィルム１１の予かしめ形成された平ら な縦方向に延びるウェブか駆動されている引っ張りロール１２および１３のニッ プ中に供給される。熱可塑性フィルム１１は注量方法かまたは吹込み（ｂｌｏｗ ｎ）方法のいずれかにより形成されることができるがしかしながら吹込み方法が 通常好ましい。熱可塑性フィルム１１は一般にポリエチレンのようなポリオレフ ィンである。しかしなから本発明はポリオレフィンフィルムに限定されない。

フィルム１１は間隔をおいて離れた対向する加熱器１４と１５との間を下方向に 通過する。加熱器１４および１５はフィルム１１をその軟化点以上に上昇させる 。次にエンボス加工用金属ロール１８とゴムまたはゴム様物質のような弾性材料 の外層でカバーされた支持ロール１９とにより形成されたニップ１７中に、加熱 軟化されたフィルムＩＩを通過させる。本態様においてフィルムｌＩがロール１ ８とロール１９との間を通過されるにつれて、エンボスマクロパターンおよびエ ンホスミクロパターンが付与されて本発明による深いエンボス加工された熱可塑 性フィルム２０を生成する。

ポリオレフィンタイプの熱可塑性フィルムの他のタイプはポリプロピレン；エチ レン−酢酸ビニル共重合体のようなポリオレフィン類の共重合体、または従来の 充てん剤で変性されたポリエチレンまたはポリプロピレンのような変性ポリオレ フィン重合体を含む。

エンボス加工されていない熱可塑性フィルムＩＯの厚さは通常０．５ミル〜６ミ ルであり、好ましい範囲は０．５ミル〜３ミルである。図３〜図６に示される深 いエンボス加工されたフィルム２０を生成するために使用されるフィルムＩＯの エンボス加工されていない厚さはｌミルである。おむつライナーを包含する多く の応用分野のために、ｒミルかエンボス加工されていないフィルムｌＯの好まし い厚さである。

エンホス加工用金属ロール１８はその外側表面上におす（出っ張り）パターンを 有していてマクロパターンを提供してもよくあるいはその外側表面上にめすパタ ーンを有していてマクロパターンを提供してもよい。図３および図４に関して、 深いエンボス加工されたプラスチックフィルム２０は多数の深いエンボスマクロ セル２１を有する。マクロセル２１は隣接するマクロセル２１間に延びるラント （ｌａｎｄ）　２２により相互接続されている。

図３の態様において、第１の多数のランダムミクロくほみ２４がマクロセル２１ およびランド２２の領域に設けられている。本態様において、図１に関してマク ロセル２１はエンボス加工用金属ロール１８上のめずパターンにより提供される 。第１の多数のミクロパターン２４はエンボス加工用金属ロール１８の表面上に 粗いサンドブラスト（５ａｎｄｂｌａｓｔ）パターンを置くことにより提供され る。池の態様において、図２の装置に関して以下に記載されるように、第１のセ ットのエンボス加工用ローラーかミクロパターンをつくるために用いられ、次に 第２のセットのエンボス加工用ローラーかマクロパターンをつくるために用いら れることができる。

図４に示されるように、深さＤ”は２．５ミル〜１５ミルが好ましい。図３およ び図４に示されるフィルム２０の深さ“Ｄ″は４ミルである。

図３および図４において示される深いエンボス加工されたプラスチック２０にお いて、第１の多数のミクロくほみ２４はエンボス加工用金属ロール１８上に粗い サンドブラストパターンを置くことにより付与される。ミクロくほみ２４のラン ダムパターンを生ずるこの粗いサンドブラストパターンはフィルム２０に改良さ れた触感品質を与えて仕上げフィルム２０の所望の“感触”を生じることか分か った。好ましくは、ロール１８上の粗いサンドブラストパターンはパーツメータ ー（ｐｅｒｔｈｏｍｅｔｅｒ）上て測定されて５０〜２５０ミクロインチＲＡの 範囲内に入る。好しい範囲は７５〜１５０ミクロインチＲＡである。上に記載し たようにこのサンドブラストパターンはエンボス加工用金属ロール１８の上かあ るいは図２において示されるように他の対のロール上に置かれることかできる。

本態様において、フィルム２０中に第２の多数のミクロくほみ２６がある。本態 様において第２の多数のミクロくほみ２６はランダムに置かれそしてエンボス加 工用金属ロール１８上に置かれた微細なサンドブラストパターンにより形成され る。第２の多数のミクロくぼみ２６は光沢をなくしそして審美的に心地よい外観 を有する深いエンボス加工されたフィルムを形成する助けとなることが分かった 。好ましくは、第２の多数のミクロ（ぼみ２６はロール１８上に８５ミクロイン チＲＡより小さいそして好ましくは５０ミクロインチＲＡより小さいパーツメー ター測定値を有する微細なサンドブラストパターンを置くことにより形成される 。本態様において弾性ロール１９は３５〜７５ミクロインチＲＡのパーツメータ ー範囲に砕かれるのが好ましい。

フィルム２０は１インチあたり８〜１２０個のマクロセル２１を「する。さらに 特定的には図３に示される態様は１インチあたり２２個のマクロセル２１を有す る。

上に記載したように、フィルム２０は３種のすべてのパターンがエンボス加工用 金属ロール１８上に置かれている一段階方法により造られる。フィルム１１がロ ール１８とロール１９との間を通過するとき、３種のパターンはマクロセル２１ 、第１の多数のミクロくぼみ２４および第２の多数のミクロくほみ２６を形成す る。

本態様において、幅は変化するけれども、ランド２２の輻“Ｗ”は０．０２０イ ンチである。輻Ｗは深さ“Ｄ″に関して反比例して変化することが理解される。

通常、エンホス加工用金属ロール１８かおすロールである場合深さはより深く、 １５ミルの深さに近づくだろう。この状態において、ランド２２の輻“Ｗ”は減 少される。

図２に関して、本発明に従って深いエンボス加工された熱可塑性フィルム３０を 製造するために使用される装置の他の態様は参照番号３１により一般に示される 。上に記載されたフィルム１１に類似の予かしめ形成された熱可塑性フィルム３ ２は一対の引っ張りロール３３と３４とのニップ中に供給される。次に熱可塑性 フィルム３２はフィルム３２の相対向する側方に配置された加熱器３５および３ ６により軟化される。次に加熱軟化されたフィルム３２はエンボス加工用金属ロ ール３８と支持ロール３９とにより形成されたニップ３７中に供給される。

支持ロール３９はまた上記のような弾性のゴムまたはゴム様表面を存している。

次に、フィルムは第２のエンボス加工用金属ロール４３と第２の弾性支持ロール ４４とにより形成されたニップ４２中に供給される。本発明に従って完成された 深いエンボス加工された熱可塑性フィルム３０は巻き取りロール（図示せず）に 取り出される。

図５および６に関して、本発明に従う深いエンボス加工された熱可塑性フィルム ３０は多数のマクロセル４６を含む。また、フィルム３０中に１インチあたり８ 〜１２０個のマクロセル４６かあるのが好ましい。エンボス加工用金属ロール４ ３はおす（出っ張り）パターンまたはめずパターンのいずれかを有してもよい。

マクロセル４６は軟化された熱可塑性フィルム３２がロール４３とロール４４と の第２の対の間を通過するにつれて形成される。深いエンボス加工された熱可塑 性フィルム３０はまた第１の多数のミクロくぼみまたはセル４７を含む。

本態様において、第１の多数のミクロセル４７は図３の態様のランダムなパター ンとは反対に、一般にダイアモンド形に形づくられそして一定の構成されたパタ ーンを有する。第１の多数のミクロセル４７は軟化されたフィルム３２が第１の 対のロール３８とロール３９との間を通過するにつれて形成される。この態様に おいてダイアモンド形状パターンがエンボス加工用金属ロール３８上に置かれて ダイアモンド形状ミクロセル４７を形成する。

深いエンボス加工された熱可塑性フィルム３０において１インチあたり約１２０ 〜１５０個のミクロセル４７がある。

マクロセル４６または２１は多種類の形状を有してもよい。幾何学的形状は三角 形、四辺形または円形になるまでに辺を増大させての多角形を包含しそして円形 も包含する。同様に、構成パターン４７はダイアモンド形パターン以外のパター ンであることが出来そして本発明の範囲内に入る。

深いエンホス加工された熱可塑性フィルム３０のダイアモンド形状ミクロセル４ ７はまた適当な“感触”を生じる触感的品質を提供する。本態様はまた第２の多 数のランダムなミクロセルまたはくほみ４９を含む。第２の多数のランダムなく ぼみ４９はエンボス加工用金属ロール４３上に微細なサンドブラストパターンを 置くことにより形成される。第１の態様において事実であったように、ロール４ ３上に置かれたサンドブラストパターンは５０ミクロインチＲＡより小さい好ま しいパーツメーター読み取り値を有する。ミクロセル４７を形成する構成された ダイアモンド形状パターンは上方にあるエンボス加工用金属ロール３８上に置か れそしてマクロセル４６を形成するマクロパターンと一緒にミクロセル４９を形 成する微細なサンドブラストパターンの両方は下方にあるエンボス加工用金属ロ ール４３に置かれるが、本発明の範囲から離れることなしに、種々の種類のパタ ーンが他のエンボス加工用金属ロール３８または４３に移動させるかあるいは３ 種類のすべてのパターンが一つのロール３８または４３上に置かれることができ ることが理解されるべきである。

エンボス加工されていないフィルム３２は０．５〜６ミルの厚さを存するのが好 ましい。フィルム３２の好ましい厚さはＩミルである。

本発明に従うフィルム２０および３０は使い捨ての分野、農業用応用分野および 包装用応用分野において使用するのに適している。フィルム２０および３０およ び本発明に従う他の態様はおむつバックシート、パンティライナーおよび衛生ナ プキンに特に使用されることができる。

本発明の範囲から、または次の請求の範囲から離れることなしに、トに開示され た特定の態様に多くの修正および変更かなされることかできる。

−Ｆ工Ｇ、４ −壬ＩＧ、５ −壬工Ｇ、６ 補正書の写しく翻訳文）提出書（曲法制８４条の７第１組

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．隣接するマクロセル間に延びるランド（２２）により相互に接続されている 多数の深いエンボスマクロセル（２１，４６）および少なくとも１種の多数のミ クロくぼみ（２４，２６，４７，４９）を有する深いエンボス加工された熱可塑 性フィルム（２０，３０）。
2. ２．前記熱可塑性フィルムがポリオレフィンフィルムである請求の範囲１に記載 の深いエンボス加工された熱可塑性フィルム（２０，３０）。
3. ３．前記ミクロくぼみ（２４，２６，４７，４９）が前記ランド（２２）上に設 けられている請求の範囲１に記載の深いエンボス加工された熱可塑性フィルム（ ２０，３０）。
4. ４．前記ミクロくぼみ（２４，２６，４７，４９）が前記ランド（２２）上にそ して前記マクロくぼみ（２１，４６）中に設けられている請求の範囲１に記載の 深いエンボス加工された熱可塑性フィルム（２０，３０）。
5. ５．前記熱可塑性フィルムが２種の多数のミクロくぼみ（２４，２６および４７ ，４９）を含む請求の範囲１に記載の深いエンボス加工された熱可塑性フィルム （２０，３０）。
6. ６．前記熱可塑性フィルムが一定の構成のパターンからなる１種の多数のミクロ くぼみ（４７）を含む請求の範囲１に記載の深いエンボス加工された熱可塑性フ ィルム（３０）。
7. ７．前記一定の構成のパターンがダイアモンド形状パターン（４７）である請求 の範囲６に記載の深いエンボス加工された熱可塑性フィルム（３０）。
8. ８．ランダムなサンドブラストパターンからなる第２の多数のミクロくぼみ（２ ６，４９）を有する請求の範囲６に記載の深いエンボス加工された熱可塑性フィ ルム（２０，３０）。
9. ９．第１の多数のミクロくぼみ（２４）が粗いサンドブラストパターンからなり そして第２の多数のミクロくぼみ（２６）が微細なサンドプラストパターンから なる請求の範囲５に記載の深いエンボス加工された熱可塑性フィルム（２０，３ ０）。
10. １０．後記の隣持するマクロセル間に延びるランド（２２）により相互に接続さ れている多数の深いエンボスマクロセル（２１，４６）、粗いサンドプラストパ ターンからなる第１の多数のランダムなミクロくぼみ（２４）および微細なサン ドブラストパターンからなる第２の多数のランダムなミクロくぼみ（２６，４９ ）を有する深いエンボス加工されたポリオレフィンフィルム（２０，３０）。
11. １１．前記マクロセル（２１，４６）が２．５ミル〜１５ミルの深さを有する請 求の範囲１０に記載の深いエンボス加工されたポリオレフィンフィルム（２０， ３０）。
12. １２．前記フィルムが８〜２０個／インチのマクロセルを含む請求の範囲１１に 記載の深いエンボス加工されたポリオレフィンフィルム（２０，３０）。
13. １３．前記フィルムがおむつバックシート、パンティライナーまたは衛生ナプキ ンに使用される請求の範囲１または１０に記載の深いエンボス加工されたフィル ム。