JPH0650782Y2 - 停電検出回路 - Google Patents
停電検出回路Info
- Publication number
- JPH0650782Y2 JPH0650782Y2 JP1985144256U JP14425685U JPH0650782Y2 JP H0650782 Y2 JPH0650782 Y2 JP H0650782Y2 JP 1985144256 U JP1985144256 U JP 1985144256U JP 14425685 U JP14425685 U JP 14425685U JP H0650782 Y2 JPH0650782 Y2 JP H0650782Y2
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- JP
- Japan
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- power failure
- circuit
- detection circuit
- failure detection
- voltage
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は単相交流電源の停電検出回路の改善に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕 単相交流電源の停電検出方法として第3図に示す回路方
式が知られている。第3図において11は単相交流電源、
12は整流器、13はサンプルホールド回路(以下S/H回路
と記す)、14は比較器、15は零点検出器、16は遅れ回
路、17はワンシヨツト回路、18は設定器である。
式が知られている。第3図において11は単相交流電源、
12は整流器、13はサンプルホールド回路(以下S/H回路
と記す)、14は比較器、15は零点検出器、16は遅れ回
路、17はワンシヨツト回路、18は設定器である。
第4図は第3図における電圧波形及び停電検出タイミン
グを示すものである。第3図において零点検出器15は単
相交流電圧の零点を検出し、遅れ回路16に零点信号を送
出する。遅れ回路16は所定時間信号を遅延させて、S/H
回路13のサンプル指令を与える。S/H回路13の出力信
号は第2図に示す直流電圧となり、比較器14で設定
器18の電圧と比較し、<の時停電と判定し、信
号を送出する。従来、このような方式の停電検出回路に
おいては、停電のしかたにより検出時間が遅くなるとい
う問題点が有つた。これは交流電源の停電時の位相、停
電のしかた、同系統につながる負荷状況等により、停電
後の交流電源の電圧波形によつて零点検出器15が正常に
動作しないことによる。第5図はその例を示すものであ
る。第5図のt点で停電が発生したにもかかわらずS/H
回路13の出力では、t点以降S/H回路にサンプル指令
が出ない為、前回のサンプル値を維持し、比較器14で検
出ができなくなつた例を示している。これは停電時零点
検出器15が動作しないことに原因がある。第6図は第5
図点波形を拡大した図で、t1,t2点は零点検出器15の
動作点を示すものである。零点検出器15では通常検出オ
フセツト誤差がある為、電圧が△Vを超えた時検出動作
する。ところがt3点のように停電が発生しても電圧波形
が△Vを超える状態が無いと零点検出器15が動作しない
と言う問題が有る。
グを示すものである。第3図において零点検出器15は単
相交流電圧の零点を検出し、遅れ回路16に零点信号を送
出する。遅れ回路16は所定時間信号を遅延させて、S/H
回路13のサンプル指令を与える。S/H回路13の出力信
号は第2図に示す直流電圧となり、比較器14で設定
器18の電圧と比較し、<の時停電と判定し、信
号を送出する。従来、このような方式の停電検出回路に
おいては、停電のしかたにより検出時間が遅くなるとい
う問題点が有つた。これは交流電源の停電時の位相、停
電のしかた、同系統につながる負荷状況等により、停電
後の交流電源の電圧波形によつて零点検出器15が正常に
動作しないことによる。第5図はその例を示すものであ
る。第5図のt点で停電が発生したにもかかわらずS/H
回路13の出力では、t点以降S/H回路にサンプル指令
が出ない為、前回のサンプル値を維持し、比較器14で検
出ができなくなつた例を示している。これは停電時零点
検出器15が動作しないことに原因がある。第6図は第5
図点波形を拡大した図で、t1,t2点は零点検出器15の
動作点を示すものである。零点検出器15では通常検出オ
フセツト誤差がある為、電圧が△Vを超えた時検出動作
する。ところがt3点のように停電が発生しても電圧波形
が△Vを超える状態が無いと零点検出器15が動作しない
と言う問題が有る。
本考案の目的は前述の問題点を除去するためになされた
ものであつで、停電時どのような電圧波形でも確実に動
作する停電検出回路を提供することにある。
ものであつで、停電時どのような電圧波形でも確実に動
作する停電検出回路を提供することにある。
本考案は、S/H回路のサンプル指令を送出する零点検出
器のかわりにレベル検出回路を設け、交流電圧の立下り
時点でサンプル指令となる信号を送出するようにしたこ
とにより停電検出を確実にしたものである。
器のかわりにレベル検出回路を設け、交流電圧の立下り
時点でサンプル指令となる信号を送出するようにしたこ
とにより停電検出を確実にしたものである。
以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の実施例を示す構成図である。第1図に
おいて第3図と同じ番号のものは同一機能の素子を示
し、19はレベル検出回路、20は反転回路を示す。第2図
は第1図に示す〜点の電圧波形、停電検出タイミン
グを示す。第1図においてレベル検出回路19は単相交流
電圧の電圧V1を検出し、波形を送出する。この信号を
反転回路20で反転し、遅れ回路16で所定時間遅らせて、
ワンシヨツト回路17よりS/H回路のサンプル指令を得て
いる。
おいて第3図と同じ番号のものは同一機能の素子を示
し、19はレベル検出回路、20は反転回路を示す。第2図
は第1図に示す〜点の電圧波形、停電検出タイミン
グを示す。第1図においてレベル検出回路19は単相交流
電圧の電圧V1を検出し、波形を送出する。この信号を
反転回路20で反転し、遅れ回路16で所定時間遅らせて、
ワンシヨツト回路17よりS/H回路のサンプル指令を得て
いる。
以上に示すように、本考案によれば零点検出回路のかわ
りにレベル検出回路によつて交流電圧の立下り点を検出
し、その信号を所定時間遅らせてからS/H回路のサンプ
ル指令を得ているので、停電以降必らずS/H回路のサン
プル指令を与えるので、停電時の電圧波形によらず確実
に動作する停電検出回路を提供できる。
りにレベル検出回路によつて交流電圧の立下り点を検出
し、その信号を所定時間遅らせてからS/H回路のサンプ
ル指令を得ているので、停電以降必らずS/H回路のサン
プル指令を与えるので、停電時の電圧波形によらず確実
に動作する停電検出回路を提供できる。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図は第1
図の動作波形を示す図、第3図は従来の停電検出回路の
構成図、第4図,第5図,第6図は第3図を説明する為
の動作波形を示した図である。 11…単相交流電源、12…整流器 13…サンプルホールド回路、14…比較器 15…零点検出器、16…遅れ回路 17…ワンシヨツト回路、18…設定器 19…レベル検出回路、20…反転回路
図の動作波形を示す図、第3図は従来の停電検出回路の
構成図、第4図,第5図,第6図は第3図を説明する為
の動作波形を示した図である。 11…単相交流電源、12…整流器 13…サンプルホールド回路、14…比較器 15…零点検出器、16…遅れ回路 17…ワンシヨツト回路、18…設定器 19…レベル検出回路、20…反転回路
Claims (1)
- 【請求項1】単相交流電圧の両波整流電圧の瞬時値をサ
ンプリング指令信号が与えられるタイミング毎に記憶す
るサンプルホールド回路を持ち、該サンプルホールド回
路の出力と設定値を比較して停電検出を行なう停電検出
回路において、前記両波整流電圧が所定レベルまで立ち
下ったことを検出するレベル検出回路と、このレベル検
出回路の出力に応答し、前記両波整流電圧が所定レベル
まで立ち下った時点から所望時間遅れて前記サンプリン
グ指令信号を発生する回路を具備したことを特徴とする
停電検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985144256U JPH0650782Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 停電検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985144256U JPH0650782Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 停電検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6253370U JPS6253370U (ja) | 1987-04-02 |
JPH0650782Y2 true JPH0650782Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31054683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985144256U Expired - Lifetime JPH0650782Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 停電検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650782Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58143277A (ja) * | 1982-02-22 | 1983-08-25 | Nec Corp | 停電検出装置 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP1985144256U patent/JPH0650782Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6253370U (ja) | 1987-04-02 |
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