JPH06506675A - アリールモルホリン化合物、製造方法および使用 - Google Patents

アリールモルホリン化合物、製造方法および使用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アリールモルホリン化合物、製造方法および使用本発明は、医薬として育用な新 規アリールモルホリン化合物、これらの化合物の製造方法、これらの化合物を含 有する医薬組成物およびそれらの調製方法、これらの化合物を医薬として使用す ること、ならびに新規化学中間体およびその製造に関するものである。
下記式(+)で表される新規モルホリン化合物およびその塩が、抗うつ病活性を 有することが見出だされた二式中、RおよびR1はそれぞれ、水素またはフッ素 のどちらかであり、モしてR2は水素またはメチルである。
この活性は、抗うつ病活性の評価に係わり薬理学分野で採用されており、広く認 められている技術、例えばげっ歯頚動物におけるテトラベナジン誘導鎮静試験に より証明された。これらの化合物は、いかなる治療有効投与量範囲においても、 痙彎誘発(proconvulsant)活性を実質的に有していないという利 点を有する。
構造式〇)は、全ての幾何学的異性体および光学異性体におよび、これらを包含 するものと理解されるべきである。
式(1)に包含される好適化合物には、下記の化合物フルオロフェニル)−3, 5−ジメチルモルホリン(2S、3S、5R)−2−(3,4−ジフルオロフェ ニル)−3,5−ジメチルモルホリン(+−) −(2R” 、3R” 、5S ” )−2−(3−フルオロフェニル)−3,4,5−トリメチルモルホリン (+−) −(2R” 、3R” 、5S” )−2−(4−フルオロフェニル )−3,5−ジメチルモルホリン(2R,3R,5S) −2−(4−フルオロ フェニル)−3,5−ジメチルモルホリン (+−)−(2R” 、3R” 、5S” ’)−2−(2゜3−ジフルオロフ ェニル)−3,5−ジメチルモルホリン (23,3S、5R) −2−(3−フルオロフェニル)−3,4,5−トリメ チルモルホリン(+−) −(2R” 、3R” 、5S” ’)−2−(4− フルオロフェニル)−3,4,5−)ジメチルモルホリンおよび (2S、3S、5R)−2−(4−フルオロフェニル)−3,5−ジメチルモル ホリン およびその塩、特にその医薬として許容される塩。
上記初めの2種の化合物(それらの塩を含む)は特に好ましい。式(1)で表さ れる化合物およびそれらの塩は、類似構造を有する化合物の製造に関して当技術 で公知の方法により合成することができ、この点に関しては、これらに制限され ないものとして下記の標準学術書を例として挙げることができる: l)「ブロテクティプ グループ イン オルガニツクケミストリイJ (Pr otective Groups in OrganicChemistry) 、マコーミイ(J、 F、 W、 MacOmie)著、プレナム プレス(P lenum Press)(1973)、I S BN−0−306−3071 7−0; 自)「コンベンジラム オブ オルガニック シンテテイック メソードJ ( Compendiun of OrganicSynthetic Metho ds)、ハリソンおよびハリソン著(1,T、Harrison and S、 、Harrison)、ライレイ−インターサイエンス(Wiley [nte rscience)、第1巻(1971)、l5BN−0−471−35550 −X 。
第1t巻(1974)、l5BN−0−471−35551−8;および第11 1巻[ヘゲダスおよびウエード(L、S、Hegedus and L、Wad e)著] (1977)、l5BN−0−471−36752−4、および 111)ロッドの[ケミストリイ オブ カーボン コンパウンドJ (Rod d’s Chemistry of CarbonCompaunds”) 、 第2版、エルセピア−出版社(Elsevier Publishing Co mpany)。
従って、式(1)で表される化合物は、式(ID :(式中、R,R’およびR 2は式(I)に関して定義されているとおりである) で表される化合物を、溶媒、例えばジクロロメタン中で、0°Cにおいて脱水剤 、例えば硫酸により処理するか、あるいは110−160°Cにおいて溶融状態 で、p−)/レニンスルホン酸と反応させることにより、製造することができる 。
式(1)において、R1がメチルである化合物はまた、式(I)において、R1 が水素である相当する化合物を、例えばs o −t o o ’cにおいて、 水性ホルムアルデヒドおよびぎ酸を用いて:50−100°Cにおいて、アセト ニトリル中でヨウ化メチルを使用して:ホルミル化および引き続く還元により; およびまたルイス酸、例えばボロトリフルオライドエーテレートの存在の下で、 ジアゾメタンと反応させることにより;製造することができる。
式(11)で表される化合物は、式(III):(式中、R,R’およびR2は 式(1)に関して定義されているとおりである) で表される化合物を、テトラヒドロフラン中の95%エタノールまたはジポラン 中で、温和な還元剤、例えばホウ水素化ナトリウムまたはその他の適当な還元剤 を使用して、選択的に還元することによって製造することができる。
式(III)で表されるモルホリノール化合物は、相当するキラリティを有する 下記式(m (式中、R1は式(1)に関して定義されているとおりである)で 表される化合物を適当な溶媒、例えばアセトニトリル、エタノール、メタノール またはジクロロメタン中で、塩基、例えば2,6−ルチジンの存在の下に、下記 式(V)[式中、RおよびR1は式(1)に関して定義されているとおりであり 、そしたしは脱離性原子または基、例えばハロ(例えは、ブロモ、クロロまたは ヨウドである)コで表される化合物と反応させることによって製造することがで きる この反応は好ましくは、20−40°Cの範囲の温度において行なうことができ る。
この方法で、ラセミ体化合物(IV)、すなわちdl−2−アミノ−1−プロパ ツールを使用すると、式は明白なことである。
さらにまた、上記方法において、式(III)の(十−)式(I)および式([ IDで表される(2盈、3旦。
5旦)および(2R,3R,5S)化合物はまた、相当するC+−’)−(2旦 9.3旦0.5旦0)ラセミ体化合物の分割により、選択的に得ることができる 。この分割は、適当な溶媒、例えば水性エタノール中で光学活性酸、例えば(+ )−または(−)−酒石酸あるいは(+)−または(−)−ジベンゾイル−L− またはD−酒石酸!水和物を使用して、(+−)−(2R’ 。
を生成させ、次いでこのジアステレオマー塩を再結晶させ、そしてモルホリン1 丑ルホリノール遊離塩基を単離することによって達成することができる。
式(1)て表される化合物およびそれらの医薬として許容される塩は、うつ病で あると診断されたヒトにおけるうつ病の処置に使用することができ、この処置は 、式(1)で表される化合物およびそれらの医薬として許容される塩の抗うつ病 有効、無毒性量(投与量)を、好ましくは単位用量形聾て投与することからなる 。
式(I)で表される化合物およびそれらの医薬として許容される塩による処置か 特に有効であるうつ症状は、ダイナグツスティック アンド スタチステイカル  マニュアル 才ブ メンタル 才ブ ディスオーダー(Diagnostic  and 5tatistical Manual of Disorders )、3版−リパイスト、アメリカン ブシキアトリック アップニージョン(A merican Psychiatric As5ociation)、ワシン トン(Washinton)、 D、 C,(1987)(DSM−111−R )において、情動障害があるものとして分類されている症状であり、コノ症状に は、情緒障害(DSM−Ill−R,296,2X−296゜6X) 、(−( 7)他の病的障害(301,13おヨヒ300.40)、別段には特定されてい ない二極性およびうつ性障害(296,70および311.00)が含まれる。
ヒトの治療における、これらの化合物およびその塩のその他の用途には、下記の 症状が含まれる;記載されている場合に、この分類は、 DSM−[I I−Rに従うものである:不安障害、これには恐怖神経症(30 0,00,300,21,300゜22、300.23および300.29)  、不安神経症(300,01,300,02および300.30) 、および外 傷後ストレス障害(309,89)が含まれる; 食症(307,51)が含まれる。
性覚醒障害 または男性勃起障害(302,72)、女性オルガニズム抑制(302,73) または 男性オルガニズム抑制(302,74)、早発精液症(302,75)、性感異 常(302,76)、腟疼(302,51)、および別段の特徴のない性的機能 不全(302,70)が含まれる。
頭痛、これには片頭痛、筋肉痙彎および混合頭痛(すなわち片頭痛と筋肉痙彎と の合併症)が含まれる;ナルコレブシーー力タレブシー症候群、この症状の特徴 は、しばしば睡眠発作の形態をとる過剰睡眠(ナルコレブシー)、感情の発現を 伴って生じる短期間の筋肉緊張性の喪失(これは、しばしば1分よりも短い間、 持続する)(カタレプシー)を伴う、うわへの押さえられない、通常約15分間 またはそれ以下の時間持続する睡眠要求エピソードにある。
本発明の化合物およびその塩はまた、ヒトの下記の医療に使用することかできる : 不法な薬物乱用の中止に際して、引き続いて生じる禁断症状の軽減; モルヒネまたは類似の麻薬性鎮痛剤により誘発される痛覚消失の強化: 催眠誘発性ベンゾジアゼピン トランキライザーの投与後の機能減退および低下 の防止;上記化合物またはその塩とこのようなベンゾジアゼピンとの組み合わせ 投与が適する処置には、a)機能上の減退もしくは低下が望ましくない場合にお ける不安症およびうつ症の合併症の処置、およびまたb)機能上の減退もしくは 低下が望ましくない場合における不安症の処置、が含まれる;ベンゾジアゼピン  トランキライザーの投与後の記憶障害の防止; エタノール飲用後に急激に損なわれる精神的機能の回復; プロラクチン放出または分泌の抑制、例えば分娩後乳汁分泌の抑制における、ま たは高プロリン血症およびプロラクチン感受性乳癌から生じる無月経症、高プロ リン血症および乳汁分泌過多症におけるプロラクチン放出または分泌の抑制。
良性老化に伴う記憶喪失またはその他の記憶障害。
上記指示のそれぞれに係わり、式(1)で表される化合物またはその塩(塩基と して見積もる)の非経口投与(皮下、筋肉内および静脈内投与を含む)に好適な 薬用量は、0.05−10 mg/体重kg/日の範囲にある。最も好適な薬用 量は、0.25−5 mg/体重kg/日の範囲にある。
経口、直腸、局所(口腔および舌下を含む)または経皮投与方式の場合には、式 (1)で表される化合物またはその塩(塩基として見積もる)の好適な薬用量は 、0゜25−20 mg/体重kg/日の範囲にあり、最も好適な薬用量は、0 .5−10mg/体重kg/日の範囲にある。
実際の薬用量は多くの臨床上の因子、例えば摂取者の年齢およびまた対象症状お よびその重篤度に依存するものと理解する。
経口、直腸または局所(口腔および舌下を含む)投与の場合の、式(1)で表さ れる化合物またはその塩(塩基として見積もる)の好適単位用量は、2.5−2 00mgの範囲にあり、さらに好ましい単位用量は、5−150mgの範囲にあ り、最も好適な単位用量は、10−100@gの範囲にある。
非経口投与(皮下、筋肉内および静脈内を含む)の場合には、好適単位用量は、 1−125mgの範囲にあり、さらに好ましい単位用量は、2.5−100mg の範囲にあり、最も好適な単位用量は、5−50mgの範囲にある。
上記用量はいづれも、塩基としての重量であるが、式(1)で表される化合物は 、その医薬として許容される塩の形態で投与すると好ましい。
式(r)で表される化合物またはその塩は好ましくは、−日四回投与されるが、 処置される患者および医師の判断により変えることができる。
活性化合物、すなわち式(1)で表される化合物またはその医薬として許容され る塩は、化学物質それ自体として単独で投与することができるが、式(1)で表 される化合物(またはその医薬として許容される塩)を、調剤用の許容される担 体とともに含有する医薬組成物として存在させると好ましい。
この担体は、組成物中のその他の成分と適合し、かつまたその摂取者にとって有 害ではないという観点で、許容されるものでなければならない。
活性成分か組成物の5−95ffi量%を占めていると好ましい。
これらの組成物は、経口、直腸または局所(口腔および舌下を含む)投与、非経 口投与(皮下、筋肉内および静脈内を含む)、あるいは経皮投与に適するものを 包含する。
これらの組成物は、単位用量形態で好ましく提供することができ、そしてまた調 剤技術で公知の方法のいづれかによって調製することができる。これらの方法は いずれも、活性化合物を一種または二種以上の補助成分を構成する担体と一緒に 合わせる工程を包含する。一般に、これらの組成物は液状担体または微粉砕した 固体担体あるいはその両方と活性成分とを均一にかっまた緊密に混和し、必要に 応じて、この生成物を成形することにより調製される。
経口投与に適する本発明の組成物は、予め定められた量の活性成分をそれぞれ含 有する、分離した単位、例えばカプセル、錠剤または糖衣錠として、マイクロカ プセル封入形態または時間放出性形態を含む顆粒または粉末として、あるいは水 性液体または非水性液体中の溶液または懸濁液、例えばシロップ、エレキシル、 エマルジョンまたはドロートとして、提供することができる。
錠剤は、場合により、一種または二種以上の補助成分とともに、圧縮または成形 することにより製造することができる。圧縮錠剤は適当な機械で圧縮することに より提供され、この場合には、活性成分は自由流動性、例えば顆粒または粉末で あり、場合により結合剤、崩壊剤、滑剤、界面活性剤または分散剤と混合する。
成形錠剤は、粉末状活性成分およびいずれか適当な担体からなり、適当な機械で 成形することにより製造する。
直腸投与に適する組成物は、慣用の担体、例えばカカオ脂、水素添加した脂肪ま たは水素添加した脂肪カルボン酸を用いて座薬として提供することかできる。
口内に、例えば口腔内または舌下に、局所投与するのに適する組成物には、風味 付与した基剤、例えば庶糖とアラヒアゴムまたはトラガカントゴム中に活性成分 を含有するトローチ剤およびゼラチンとグリセリンまたは庶糖とアラヒアゴムな との基剤中に活性成分を含有するペストリーか含まれる。
非経口投与に適する組成物は好ましくは、活性成分の兼菌水性溶液からなり、こ の溶液は好ましくは意図する服用者の血液と等張にする。この種の組成物は、単 位用量容器または多回用量容器、例えば密封したアンプルまたはバイアル中に入 れて提供することができ、これらは使用の直前に、無菌の液状担体、例えば水を 添加するだけを要する凍結乾燥状態で保存することができる。別様には、活性化 合物をリポソームの形態で提供することもてきる。
経皮投与に適する組成物は、使用者の皮膚と密に接触して、延長した時間にわた り留めるのに適する、分離した貼布剤として提供することかできる。このような 貼布剤は適当には、l)緩衝されていてもよい水性溶液、2)接着剤中に溶解お よび(または)分散されている、あるいは3)ポリマー中に分散されている、活 性成分を含有するものであり、活性成分の 適当濃度は、約1%−35%、好ま しくは約3%−15%(重量/重量)の範囲である。一つの特定の例として、フ ァーマスーチカル リサーチ (Pharmceutical Re5earc h)、3(6)、318(1986)に一般的に記載されているような、電気的 移送またはイオントホレシス(iontophoresis)によって、活性成 分を貼布剤から放出させることもできる。
本発明の組成物は、上記成分に加えて、稀釈剤、風味付与剤、結合剤、崩壊剤、 界面活性剤、増粘剤、滑剤、保存剤(酸化防止剤を含む)などをさらに含有する ことかできる。医薬として使用する場合に、式(I)で表される化合物の塩は、 医薬的に許容されるものであるべきであるか、医薬的に許容されない塩も、相当 する遊離塩基の生成に、またはその医薬的に許容される塩の生成に、適当に使用 することかでき、このような塩もまた本発明の範囲に包含される。
このような医薬的に許容される塩には、下記の酸から生成される塩が含まれるか 、これらに制限されるものではない:塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、 サリチル酸、p−トルエンスルホン酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、 マレイン酸、フマール酸、マロン酸、コハク酸、イセチオン酸、ラクトビオン酸 、ナフタレン−2−スルホン酸、スルファミン酸、エタンスルホン酸およびベン ゼンスルホン酸。
発行済み特許明細書、US−A−4803200i:l;t、広い範囲にわたる ジアルキルアミン化合物、そのチオール類縁体およびそのl、4−オキサジン縮 合誘導体が記載されており、式(I)の化合物はこの中に包含される。
この特許にはまた、それらの化合物を動物、特に牛、羊、山羊、馬、バッファロ ー、鹿などの動物におけるウィルス感染、特に輸送熱を起こすウィルス感染に対 する戦いにおける使用が開示されている。このUS−A明細書にはまた、その目 的化合物のある種が製造されたことが記載されており、また下記の刊行物にはこ れらの化合物が抗腫瘍剤であることが報告されている:アール、イー、ラップお よびアール、ニス、マーフェイによるジェイ、アム、ケミ、ソシ、(R,S、L utz andR,S、 Murphey、 J、 Am、 Chem、 So c、 )、 71.478(1949)、アール、イー、ラップおよびジエイ、 ダブユリュー。
ベーカーによるジェイ、オルグ、ケミ、(R,S、Lutz andJ、 W、  Baker、 J、 Org、 Chem、 )、 21.49 (1956 ) 、およびアール、イー、ラップ、ジエイ、エイ、フリークおよびアール、ニ ス、マーフエイによるジエイ、アム、ケミ。
ソソ、(R,S、Lutz、J、A、Freek andR,S、Murphe y、J、Am。
Chem、 Soc、 )、 70.2015(1948)。
上記US−A明細書それ自体、または上記刊行物で、特に確認されている化合物 の中で、本発明の式(1)の中に包含される化合物はない。
前記記載から、種々の態様の中で、特に本発明が下記の態様を提供するものであ ることは明白である:(1)上記定義のとおりの式(1)で表される化合物およ び上記したとおりのそれらの製造方法;(2)上記定義のとおりの医薬組成物お よび上記したとおりのそれらの調製方法: (3)ヒトおよび動物の医療、特にヒトにおけるうつ病の処置に使用するための 式(1)で表される化合物およびその医薬として許容される塩; (4)ヒトにおけるうつ病の処置用の医薬の製造に、式(1)で表される化合物 およびその医薬として許容される塩を使用するすること; (5)式(1)で表される化合物およびその医薬として許容される塩を投与する ことからなる、ヒトにおけるうつ病の処置方法; (6)新規化学中間体化合物およびそれらの上記製造方法。
以下の例は、本発明を説明するものであり、いかなる点でも、本発明を制限する ものではない。
例1 C+−)−(2R”、3R”、5S”)−2−(3−フルオロフェニル)−3, 5−ジメチルモルホリン塩酸塩 ジオキサン(300ml)中の3′−フルオロプロピオフェノン(Aldric h Chemical Co、、Milwaukee、W153233)(61 g10.4モル)の溶液に、ジオキサン(200ml)中のノオキサンジブロマ イド(99g、0.4モル)の溶液を加えた。[このジオキサンジブロマイド溶 液は、ジオキサン(200ml)中に臭素(64g、0.4モル)を添加するこ とによって製造される]。この反応混合物を、室温で1時間攪拌し、水で稀釈し 、次いでジクロロメタンにより抽出した。この有機層を集め、ブラインにより洗 浄し、乾燥させ(炭酸カリウム)、次いで減圧の下に濃縮し、粗製の2−ブロモ −3′−フルオロプロピオフェノン(103g)を得た。
アセトニトリル(150ml)中の2−ブロモ−3′−フルオロプロピオフェノ ン(46,2g、0.2モル)の溶液に、アセトニトリル(100ml)中のd i−2−アミノ−1−プロパツール(Aldrich Chemical Co 。
Milwaukee、 W153233) (16,5g、 0.22モル)お よび2.6−ルチジン(23,6g、0.22モル)の溶液を加えた。生成する 混合物を室温で72時間攪拌した。この反応混合物を濾過し、固形物を少量のア セトニトリルにより、次いで乾燥ジエチルエーテルにより洗浄し、乾燥させ、( +−)−(2R” 、3R” 、5S” )−3,5−ツメチル−2−(3−フ ルオロフェニル)−2−モルホリノール臭化水素酸塩29.6gを得た。
50−50エタノール−水(200ml)中の(十−)−(2R’、3R”、5 S”)−3,5−ジメチル−2−(3−フルオロフェニル)−2−モルホリノー ル臭化水素酸塩(29,6g、0.097モル)の溶液に、0°Cにおいて、水 (200ml)中のホウ水素化ナトリウム(14,6g、0.387モル)の溶 液を加えた。生成する混合物を、室温で16時間攪拌し、濃塩酸で処理し、次い で減圧の下に濃縮した。この残留物を水に溶解し、塩基性にしく50%水性水酸 化ナトリウム)、次いでジクロロメタンにより抽出した。この有機層を集め、ブ ラインにより洗浄し、乾燥させ(炭酸カリウム)、次いで減圧の下に濃縮し、( 1尺1.2旦”)−2−[[(ll5)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチルコ アミノ]−1−(3−フルオロフェニル)プロパツール23.6gを白色固形物 として得た。
濃H2So、(75ml)に、0°Cにおいて、ジクロロミノ]−1−(3−フ ルオロフェニル)プロパツールo、oqり (21,6g、嚇*皐÷4モル)の溶液を加えた。生成する混合物を、室温で1 6時間攪拌し、氷水で稀釈した。
この水性相を40%水性水酸化ナトリウムにより塩基性にし、次いでジエチルエ ーテルにより抽出した。このジエチルエーテル層を集め、ブラインにより洗浄し 、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、次いで減圧の下に濃縮し、粗製生成物を遊離塩 基として得た。この粗製生成物をジエチルエーテル中に溶解し、次いでエタノー ル性塩化水素により処理した。エタノール−ジエチルエーテル混合物)−2−( 3−フルオロフェニル)−3,5−ジメチルモルホリン塩酸塩17.7gを白色 固形物として得た;融点:268−269°CO NMR−’H: (DMSO−d、)δ0.98 (d、 3H,cut)、  1.22 (d。
3H,CL)、 3.42 (広い多重線、2H,CH)、 3.62 (dd 、 IH。
CH2,J=11.09.11.61)、 4.02 (dd、 18. C1 ,、J・3.12゜11.91)、 4.44 (d、 II(、CM、 J= 9.92)、 7.15−7.49 (芳香族H’s)、 9.46および10 .00 (広い、2H,HCIおよびNH)。
元素分析: C,tl(、、CIFNO(叱w、 245.724)に係り 北 !竺: C,58,65%;H,6,97%;N、5.70%、実測値:C,5 8゜72%、H,7,旧%、N、5.68%。
例2 (2S、3S、5R)−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3,5−ジメチ ルモルホリン塩酸塩3’、4’−ジフルオロプロピオフェノン(AlfaPro ducts、Denvers、MAO1923) (90,5g、0.53モル )に、ジオキサン(500ml)中のジオキサンジブロマイト(131,4g、 0.53モル)を加えた。この反応混合物を、例1と同様に仕上げ処理し、粗製 2−ブロモ−3’、4’−ジフルオロプロピオフェノン(130,5g)を得た 。
アセトニトリル(100ml)中の2−ブロモ−3′。
4′−ジフルオロプロピオフェノン(47,3g、0.19モル)の溶液に、ア セトニトリル(50ml)中の旦−2−アミノ−1−プロパツール(Aldri ch Chemical Co、。
Milwaukee、 W153233) (15g、0.20モル)および2 .6−ルチジン(23,6g、0.22モル)を加えた。
この反応混合物を、例1と同様に仕上げ処理し、(2S。
3S、5R)−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3,5−ジメチル−2− モルホリノール臭化水素酸塩2669gを得た。
水中の(2S、33.5R)−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3,5− ジメチル−2〜モルホリノール臭化水素酸塩(4,85g、 0.015モル) の溶液を、40%水性水酸化ナトリウムにより塩基性にし、次いでジエチルエー テルにより抽出した。このジエチルエーテル層を集め、ブラインにより洗浄し、 乾燥させ(炭酸カリウム)、次いで減圧の下に濃縮し、遊離塩基を得た。
この遊離塩基をエーテル中に溶解し、次いでエタノール性塩化水素により処理し た。この塩酸塩を、エタノール−ジエチルエーテル混合物から再結晶させ、(2 S、3S、5R)−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3゜5−ジメチルモ ルホリノール塩酸塩3.26 gを白色固形物として得た;融点:223−22 5°C(分解)。
元素分析+ C1,H,ICIP2NO2(m、 W、 279.71)に係り  計算値: C,51,52%、 H,5,77%、N、5.01%、実測値: C,51゜54%、H,5,80%、 N、 4.98%、 〔α) o ”= + 42.16°(Cm0.676、無水エタノール) 50−50エタノール−水(300ml)中の(2S。
3S、5R)−2−(3,4−ジフルオロフェニル)=3.5−ジメチル−2− モルホリノール臭化水素酸塩(25,4g、 0.078モル)の溶液に、0° Cにおいて、1λO 水(≠+4 m l)中のホウ水素化ナトリウム(11,9g、0.31モル) の溶液を加えた。生成する混合物を、室温で16時間攪拌した。この反応混合物 を、濃塩酸で処理し、次いて減圧の下に濃縮した。この残留物を水に溶解し、塩 基性にしく40%水性水酸化ナトリウム)、次いてジクロロメタンにより抽出し た。この有機層を集め、ブラインにより洗浄し、乾燥させ(炭酸カリウム)、ジ クロロメタン(500ml)中の(IR,2S)−1−(3,4−ジフルオロフ ェニル’)−2−[[(IR)−2−ヒドロキソ−1−メチルエチル]アミノ] プロパツールの溶液を得た。この溶液50m1を、減圧の下に濃縮し、遊離塩基 1.9 gを白色固形物として得た。この遊離塩基を、ジエチルエーテル中に溶 解し、次いでエタノール性塩化水素により処理した。この塩酸塩を、エタノール −ジエチルエーテル混合物から再結晶させ、(IR。
ミノ]プロパツール塩酸塩1.1 gを白色固形物として得た:融点:116− 117℃。
元素分析: Cl2H+mCIhN(h Cm、 L 281.73)に係り  計算貴 C,51,16%、 H,6,4496、N、 4.97%、実測値:  C,51゜0686:H,6,48%、N、4.9596. (α〕、 ”= −29,0° (9596エタノール)。
濃H2SO4(100m1)に、ジクロロタン(10メチルエチル〕アミノ]プ ロパツール(17,1g、0.07モル)の溶液を加えた。この反応混合物を、 例1と同様に仕上げ処理し、粗製反応生成物を遊離塩基として得た。この粗製生 成物をジエチルエーテル中に溶解し、次いてエタノール性塩化水素により処理し た。この塩酸塩を、エタノール−ジエチルエーテル混合物から再結晶させ、(2 S、33,5R)−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3,5−ジメチルモ ルホリン塩酸塩9.2g(理論量の49.8%)を白色固形物として得た;融点 :318°C: (α) o ”=+ 24.6° (Cm0.710. 95 %エタノール)。
NMR−’I(: (DMSO−d@)δ0.96 (d、 3H,CH,)、  1.20 (d。
3H,CHs)、 3.42 (広い多重線、2)1. CH)、 3.59  (dd、 IH。
CI2. J=10.94.11.67)、 4.01 (dd、 It(、C H2,J=2.97゜11.72)、 4.40 (d、 CH,J=9.81 )、 7.21−7.58 (芳香族H’s)、 9.36および9.95(広 い、2H,HCIおよびNH)。
元素分析:C12旧s CIFJO(m、 w、 263.71)に係り 計算 値: C,54,65%、H,6,12%;N、5.31%、実測値: C,5 4゜74%; H,6,15%、N、5.30%。
下記の例3−13の化合物を、上記例1および2に記載の方法と同様の方法を使 用して、相当する出発物質から合成した。(2R,3R,5S)化合物の場合に は、Co 、Milwaukee、W153233)を使用した。
例3 (2S、3S、5R)−2−(3−フルオロフェニル)−3,5−ジメチルモル ホリン塩酸塩;融点:324−325°C; (cr) o ”=+ 20.9 ° (c=0.721゜95%エタノール)。
NMR−’H: (DMSO−ds)δ0.97 (d、 3H,CHs)、  1.21 Cd。
3H,CHI)、 3.41 (広い多重線、28. CH)、 3.58 ( dd、 IH。
CI(、、J=IO,94,11,72)、 4.01 (dd、 IH,CH ,、J・2.97゜11.87)、 4.42 (d、 IH,CH,J=9. 96)、 7.15−7.48 (芳香72%、H,7,00%、N、5.66 %。
例4 (2R,3R,5S)−2−(3−フルオロフェニル)−3,5−ジメチルモル ホリン塩酸塩:融点:323 325’C; Ca) o ”= 23.1°  (C=0.671゜95%エタノール)。
NMR−’H・(DMSO−d@)δ0.98 (d、 3H,C)ls)、  1.22 (d。
3H,CH,)、 3.43 (広い多重線、2H,C)l)、 3.63 ( dd、 I)l。
CH,、J=IO,98,11,72)、 4.02 (dd、 IH,CH, 、J・3.08゜11.71)、 4.44 (d、 IH,CH,J=9.8 1)、 7゜17−7.49 (芳香族H’s)、 9.46および10.01 (広い、2H,HCIおよびNH)。
元素分析:i社会i幹C+t)l+tclFNO(L IF、 254.72)  G:係り 計算値: C,58,6696、H,6,97% 、 N、5.7 096.寒μ*: C,58,74%;H,7,01%、 N、 5.71%。
例5 C+−)−(2尺0,3旦0,5旦” )−2−(2−フルオロフェニル)−3 ,5−ジメチルモルホリン塩酸塩:融点:228−230℃。
NMR=H: (DIJSO−di)δ 1.01 (d、 38. C1,) 、 1.22 (d。
3)f、 CH,)、 3.46 (広い多重線、2H,CH)、 3.66  (dd、 IH。
CHI、 J=10.94.12.15>、 4.04 (dd、 IH,CH I、 J=3.04゜11.65)、 4.78 (d、 IH,CH,J=9 .96)、 7.20〜7.55 (芳香族H’s)、 9.45および9.9 5(広い、2H,HCJおよびNH)。
例6 (2R,3R,5S)−2−(4−フルオロフェニル)−3,5−ジメチルモル ホリン塩酸塩;融点コ299−300°C; ((Z) D ”−’=−24, 9° (c=0.708.95%エタノール)。
NMR−’I(: CDMSO−d@)δ0.96 (d、 3H,CH婁)、  1.22 (d。
3H,cHs)、 3.42 (広い多重線、2H,CH)、 3.62 (d d、 IH。
CHz、 J=10.94.11.72)、 4.01 (dd、 IH,CH t、 J=3.08゜11.72)、 4.41 (d、 IH,CH,J=9 .96)、 7.17−7.47 (芳香族H’s)、 9.42および9.9 6(広い、2H,HCIおよびNH)。
73%、 H,7,0096; N、 5.66%。
例7 (+−) −(2R”、3R”、5S”)−2−(2゜3−ジフルオロフェニル )−3,5−ジメチルモルホリン塩酸塩;融点:285−286℃。
NMR−’H: (DMSO−d、)61.04 (d、 31(、CH,)、  1.23 (d。
3H,CH,)、 3.41 (広い多重線、2H,CH)、 3.69 (d d、 IH。
CHI、 Jll、17.11.92)、 4.04 (dd、 IH,CHz 、 J=3.32゜11.93)、 4.84 (d、 IH,CH,J=9. 96)、 7.21〜7.53 (芳香族H’s)、 9.58および10.0 5 (広い、2H,HCIおよびNH)。
5796 ; H,6,14%: N、 5.27%。
例8 (+−)−(2R’、3R”、5S”)−2−(3゜4−ジフルオロフェニル) −3,5−ジメチルモルホリン塩酸塩:融点:256−257℃。
NMR−’H: (DMSO−d、)δ0.98 (d、 3H,CHs)、  1.21 (6゜3H,C1h)、3.46 (広い多重線、2H,CH)、  3.61 (dd、 IH。
CH2,J=IO,94,11,72)、 4.01 (dd、 IH,CHz 、 J・3.09゜11.72)、 4.42 (d、 IH,CH,J−9, 97)、 7.22−7.59 (芳香族H’s)、 9.42および10.0 2 (広い、2H,HCIおよびNH)。
73% ;H,6,15% 、N、5.25%。
例9 (+−) −(2R” 、 3R” 、 5S” ) −2−(3゜5−ジフル オロフェニル)−3,5−ジメチルモルホリン塩酸塩:融点:331−334° C(昇華)。
NMR−’H: (DMSO−d、)δ 1.00 (d、 3H,CHI)、  1.22 (d。
3H,CHs)、 3.39 (広い多重線、28. CH)、 3.63 ( dd、 11(。
CH,、J=10.94.11.87)、 4.01 (dd、 IH,CHI 、 J=3.12゜11.76)、 4.46 (d、 IH,CH,J=9. 92)、 7.11−7.31 (芳香族H’s)、 9.52および10.1 6 (広い、2H,HCIおよびNH)。
57%;H,6,12%;N、5.28%。
例10 (+−)−(2R” 、3R0,5S” )−3,5−ジメチル−2−(2,4 ,5−4リフルオロフエニル)モルホリン塩酸塩;融点:260−263℃。
3H,CHI)、 3.47 (広い多重線、2H,CH)、 3.65 (d d、 18゜C)It、J’11.09.119J)、4.03 (dd、IH ,CHI−J=3.32゜12.11)、 4.75 (d、 IH,CB、  J=9.92)、 7.56−7.73 (芳香族I’s)、 9.45および 10.01 (広い、2H,HCIおよびNH)。
26%、H,5,40%、N、4.98%。
例11 (+−)−(2二8.3旦0,5各” )−2−(2゜4−ジフルオロフェニル )−3,5−ジメチルモルホリン塩酸塩;融点:254−256℃。
NMR−’H: (DMSO−d、)δ 1.01 (d、 3H,CHI)、  1.22 (d。
3H,CHs)、 3.42 (広い多重線、2H,CH)、 3.66 (d d、 IH。
CH,、J=11.09.11.91)、 4.02 (dd、 IH,CH, 、J・3.32゜11.96)、 4.76 (d、 IH,CH,J=9.9 6)、 7.12−7.63 (芳香族H’ s)、 9.45および10.0 5 (l(CIおよびN)I)。
6096 、 H,6,15%、 N、 5.32%。
例12 (2S、3S、5R)−2−(4−フルオロフェニル)−3,5−ジメチルモル ホリン塩酸塩;融点=298−299°C; (α) o ′。’=+ 25. 0° (c=0.814.9594エタノール)。
3H,CHs)、 3.42 (広い多重線、2H,CH)、 3.61 (d d、 IH。
CHI、J=10.99.11.67)、4.01 (dd、 IH,CHI、 J=2.93゜11.67)、 4.40 (d、 IH,CH,J=9.97 )、 7.17−7.47 (芳香族H’s)、 9.40および9.92(広 い、2H,HCIおよびNH)。
72%;H,7,01%、N、5.67%。
例13 (+−)−(2旦”、3R”、5S” )−2−(4−フルオロフェニル)−3 ,5−ジメチルモルホリン塩酸塩:融点:238−240″cO NMR−’H: (DMSO−d@) 60.98 (d、 3H,CHI)、  1.24 (d。
3H,CHs)、 3.41 (広い多重線、2H,CH)、 3.68 (d d、 IH。
CH2,J=I1.13.11.87)、 3.99 (dd、 IH,CI( 1,J=3.34゜12.06)、 4.48 (d、 IH,CH,J=9. 98)、 7.16−7.46 (芳香族I’s)、 9.75 (広い、II (、HCIまたはNH)、その他のプロトンはスペクトルに含まれない。
75%、H,6,99%、 N、 5.69%。
例14 (+−)−(2旦9,3足3.5旦” )−2−(3−フルオロフェニル)−3 ,4,5−1−ジメチルモルホリン塩酸塩 95%ギ酸(2,5mL 0.069 %ル) ニ、(+−) −(2R” 、 3R” 、5S” )−2−(3−フルオロフェニル)−3,5−ジメチル モ ルホリン(例1)(4,1g、0.0196モル)および37%水性ホルムアル デヒド(2,2ml、0.076モル)を加えた。この混合物を、水蒸気浴上て 15時間加熱し、IN塩酸により処理し、次いで減圧の下に濃縮した。この残留 物を水中に取り、ジエチルエーテルにより洗浄し、 次いでこのエーテル抽出液 を捨てた。水性相は、4096水酸化ナトリウムにより塩基性にし、次いでジエ チルエーテルにより抽出した。このエーテル層を集め、ブラインで洗浄し、乾燥 させ(炭酸カリウム)、次いで減圧の下に濃縮し、遊離塩基を得た。この遊離塩 基をエーテルに溶解し、次いでエーテル性塩酸により処理した。この塩酸塩をエ タノール−ジエチルエーテル混合物から再結晶させ、(十−)エニル)−3,4 ,5−)ジメチルモルホリン塩酸塩3゜93gを白色固形物として得た。
融点:188−191°C0 3H,CH2)、 2.82 (d、 3H,N−Me)、 3.48 (広い 多重線、2)1. CH)、 3.78 (dd、 IH,CH,、J=11. 18.12.26)、 4.01(dd、 IH,CL、 J・3.52.12 .50)、 4.56(d、 CH,J・9.96)。
7.33−7.38 (芳香族H’s)、 11.2 (広い、IH,HCI) 。
2196 、 H,7,42%;N、5.37%。
下記の例15−21の化合物は、上記例14に記載の方法と同様の方法を使用し て、相当する出発物質から製造した: 例15 (+−)−(2旦0,3尺0.5旦” )−2−(2−フルオロフェニル)−3 ,4,5−トリメチルモルボリン 4−トルエンスルホネート 融点:l6l− 163″cO NMR−’H: (DAJSO−d、) δ1.05 (d、 3H,CHj) 、 1.26 (d。
3H,CH,)、 2.28 (S 3H,ArMe) ; 2.92 (S、  3H,N−Me) ;3.55(広イm、 2H,CH) ; 3.66 ( dd、 IH,CH,、J=11.13゜12.22)、 4.09 (dd、  18. CH2,J=3.02.12.38)、 4.76(d。
IH,CH,J=IO,12)、 7.10−7.52 (芳香族H’ s)、  9.55 (広い、S、 IH,SO,H)。
83%;H,6,67%; N、 3.54%。
例16 (2旦、3旦、5尺)−2−(3−フルオロフェニル)−3,4,5−トリメチ ルモルホリン塩酸塩;融点:192−194°C: ((2) o ”=+ 3 5.4°(C=0.713.95%エタノール)。
NMR−’H: (DMSO−ds) 61.07 (d、 3H,CHI)、  1.31 (d。
3H,CHs)、 2.82 (d、 3H,N−Me) ; 3.51 (広 いm、 2H,CH) ;3.79 (dd、 IH,C1,、J=10.94 .12.65)、 4.02 (dd、 IH。
CH,、J=3.67、12.55)、 4.61 (d、 IH,C1,J= 9.96)、 7゜17−7.51 (芳香族H’ s)、 11.23 (広 し1、S、 IH,HCI)。
06%、H,7,40%; N、 5.37%。
例17 (2に、3に、5旦)−2−(4−フルオロフェニル)−3,4,5−)リメチ ルモルホIJン塩酸塩;融点:193−194℃; 〔α) o ””−38,9° (c=0.703.95%エタノ3H,CH, )、 2.83 (d、 3H,N−Me) ; 3.48 (広し1m、 2 H,CH)。
3.78 (dd、 1)1. cHt、 J=lO,98,12,70)、  4.02 (dd、 IH。
CHl、 J=3.56.12.54)、 4.58 (d、 IH,CH,J =9.96)、 7゜17−7.49 (芳香族H’S)、 11.09(広U )、S、 IH,HCI)。
87%、H,7,42%:N、5.35%。
例1B (+−)−(2R” 、3R” 、5S” )−2−(4−フルオロフェニル) −3,4,5−)IJメチルモルホン:融点ニア2−74°C0 CHI)、 2.23 (広いm, IH. CH): 2.32 (S. 3 H. N−Me) ; 2。
44(広いm. 1)1. CH)、3.45(dd, IH. CHt. J =10.94. 10。
98)、3.81 (dd. IH. CH.、J=3.32. 11.33)  ; 4.10 (d。
IH. CH. J・ta.ls>、 7.3s−7.6t (芳香族H’ s )。
%;H,8.14%.N,6.25%。
例19 (2S.3S.5R)−2− (3.4−ジフルオロフェニル)−3.4.5− )リメチルモルホリン塩酸塩;融点:228−229℃; (α) o ”=+ 35. 9° (C=0.691.95%エタノール)。
NMR−’H : (DMSO−d.)δ 1.08 (d. 3H. CHs )、 1.31 (d。
31(、 CH.)、 2.81 (d, 3H. N−Me)、 3.50  (広い01. 2H,CI)。
3、80 (dd. IH. CHt, J=IO.64. 12.53)、  4.02 (dd. IH。
CHa. J=3.55, 12.54) ; 4.65 (d, IH, C I, J=10.16)。
7、23−7.58 (芳香族I’s)、 11.35(広い、S. IH.  HCI)。
22%;H.6.57%;N.4.98%。
例20 (23.33.5R)−2−(4−フルオロフェニル)−3.4.5−トリメチ ルモルホリン塩酸塩;融点:193−194°C;〔α) D””=+38.  1’ (c=0.674.95%エタノール)。
NMR−’H : (DMSO−dl) δ 1.05 (d. 31(、CH I)、1.31 (d。
3H. CHI)、 2.82 (d, 38. N−Me)、3.49 (広 いm, 28,CI)。
3、79 (dd. IH. C1.、J=10.74. 12.65)、4. 01 (dd. IH。
cHt. J=3.71. 12.70) ; 4.60 (d. 1)!,  CH, J=9.96)、 7。
17−7、50 (芳香族H’s)、 11.21 (広い、S. IH, H CI)。
0296 ; H,7.39%.N,5.38%。
例21 (2足,3に,5旦)−2− (3−フルオロフェニル)−3.4.5−トリメ チルモルホリン塩酸塩;融点:193−194℃:〔α) o ” ”− 35 . 0°(C=0.696.95%エタノール)。
NMR−’F( : (DMSO−dl)δ 1.07 (d. 31(、 C Hs)、 1.31 (d。
38、 CHs)、 2.82 (d. 3H. N−Me)、3.52 (広 いm, 2H.CH)。
3、80 (dd, IH. CH.、 J=10.94, 12.50)、  4.02 (dd. 1)1。
CH2. J=3.60, 12.54) ; 4.62 (d, IH, C )1. J=9.96)、 7。
17−7、51 (芳香族H’s)、 11.26 (広い、S, IH. H CI)。
元素分析: C+J+*CIFNO (叱w. 259.75)に係り u値:  C.60.11%.H,7.37%+N.5.39%.実測値: C.60。
22%.H,7.39%.N,5.41%。
例22 抗テトラベナジン試験 ベルニエール等(Vernier 、et. al. )の方法[ファーストハ ーネマン シンポジウム オン ブシコソマテイツクメジシン(First H ahnemann Symposium onPsychosomatic M edicine) 、ノジムおよびモイヤー(Nodimand Mayer) 著、リーおよびフェビガー出版社(pub. Lea and Febiger )、Philadel phia.1962 ]の変法を使用して、テトラベナ ジン誘発鎮静の防止を評価した。
一群12匹のCDI雄マウマウスれぞれに、生理塩類溶液中の式(I)で表され る化合物の塩酸塩を、あるいは生理塩類溶液のみを、腹腔内注射した(i.p. )。
30分後に、マウスのそれぞれに、テトラベナジン塩酸塩の溶液を、注射した( i.p、、3 5mg/kg)。テトラベナジンの注射後の30分の時点で、探 索挙動のレベルに係わり観察し、ベルニエール等により定められた特殊尺度を修 正して評価した。EDi。とじて第1表に示した結果は、被験動物の50%で、 テトラベナジンの効果を逆転させるのに要する被験化合物の量である。
第1表 マウスにおける抗テトラベナジン活性 例2 (HCI) 8 例6 (HCI) 1 0 例7 (HCI) 4 例12 (HCI) 6 例13 (HCI) 4 例14 (HCI) 8 例16 (HCI) 8 例186 例23 組成物: A1錠剤 式(1)表される化合物 (塩基として計算) 50a+g 乳糖 85mg コーンスターチ 50mg 微粉砕シリカゲル 10mg ポリビニルピロリドン 5mg 乳糖、コーンスターチおよび式(1)表される化合物を一緒に混合し、結合剤( アルコール性溶液中のポリビニルピロリドン)により顆粒にし、顆粒を形成する 。この顆粒を16−20メツシユのふるいに通し、次(膚で空気乾燥させ、微粉 砕シリカゲルにより滑らかにし、次いで錠剤に圧縮する。所望により、フィルム コートを施すことができる。
B、カプセル剤 式(1)表される化合物 (塩基として計算) 50mg 乳糖 125mg コーンスターチ 125mg 上記成分を混合し、2部式硬質ゼラチンカプセルに充填する。
C1非経口溶液 式(1)表される化合物 25+ng (医薬として許容される (塩基として計算)塩として計算) 注射用無菌水 全量を1. Oifにする量式(1)表される化合物の医薬とし て許容される塩を無菌条件の下に、無菌水に溶解し、1.0mlにする。この溶 液を、単位用量の密封無菌アンプルまたは多回用量の無菌バイアルに充填する。
組成物を多回用量容器に収納する場合には、静菌剤、例えば0.2−0.5%( 重量/容量)のフェノールの添加か好ましい。
D、座薬 式(1)表される化合物の塩酸塩(塩基として計算して、50mg)を軟化させ た、または溶融したカカオ脂と混合し、型中で冷却し、成形することにより座薬 を形成する。
国際調査報告 国際調査報告 GB 9200733 フロントページの続き (72)発明者 ケリー、ジェームズ レロイアメリカ合衆国27614 ノー ス カロライナ州うレイ、レブン ロック ドライブ

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、RおよびR1はそれぞれ、水素 またはフッ素のどちらかであり、そしてR2は水素またはメチルである、で表さ れる化合物およびその塩。
  2. 2.請求項1に記載の(+−)−(2R*,3R*,5S*)ラセミ体およびそ の塩。
  3. 3.請求項1に記載の(2S,3S,5S)化合物およびその塩。
  4. 4.請求項1に記載の(2R,3R,5R)化合物およびその塩。
  5. 5.(十−)−(2R*,3R*,5S*)−2−(3−フルオロ フェニル) −3,5−ジメチルモルホリンおよびその塩。
  6. 6.(2S,3S,5R)−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3,5−ジ メチルモルホリンおよびその塩。
  7. 7.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物の塩。
  8. 8.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物の医薬として許容される塩。
  9. 9.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物の塩酸塩。
  10. 10.ヒトの医療処置に使用するための、請求項1−6のいづれか一項に記載の 化合物あるいはその医薬として許容される塩。
  11. 11.ヒトにおける精神的障害の処置に使用するための、請求項1−6のいづれ か一項に記載の化合物あるいはその医薬として許容される塩。
  12. 12.ヒトにおけるうつ病の処置に使用するための、請求項1−6のいづれか一 項に記載の化合物あるいはその医薬として許容される塩。
  13. 13.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物あるいはその医薬として許容 される塩の、ヒトの医療処置用の医薬の調製のための使用。
  14. 14.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物あるいはその医薬として許容 される塩の、ヒトにおける精神的障害用の医薬の調製のための使用。
  15. 15.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物あるいはその医薬として許容 される塩の、ヒトにおけるうつ病処置用の医薬の調製のための使用。
  16. 16.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物あるいはその医薬として許容 される塩を、許容される調剤用担体を含有する医薬組成物。
  17. 17.経口投与に適する、請求項16に記載の組成物。
  18. 18.カプセル剤または錠剤の形態である、請求項17に記載の組成物。
  19. 19.組成物用諸成分を混合することからなる、請求項16−18のいづれか一 項に記載の組成物の調製方法。
  20. 20.式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、RおよびR1はそれぞれ、水素 またはフッ素のどちらかであり、そしてR2は水素またはメチルである、で表さ れる化合物およびその塩の製造方法であって、a)化合物(II):▲数式、化 学式、表等があります▼(II)式中、R、R1およびR2は式(I)に係わり 定義されているとおりである、 に相当する化合物を環化させる;あるいはb)R2がメチルである場合に、式( I)において、R2が水素である相当する化合物をメチル化する;あるいは c)(2S,3S,5R)化合物および(2R,3R,5S)化合物を製造する 場合に、相当する(+−)−(2R*,3R*,5S*)ラセミ体を分割する、 ことからなり、所望により、次いで生成物をその遊離塩基に、またはその塩に変 換する、上記製造方法。
  21. 21.(+−)−(2R*,3R*.5S*)ラセミ体またはその塩を製造する ための、請求項20に記載の方法。
  22. 22.(2S,3S,5R)化合物またはその塩を製造するための、請求項20 に記載の方法。
  23. 23.(2R,3R,5S)化合物またはその塩を製造するための、請求項20 に記載の方法。
  24. 24.(1R*,2S*)−2−[[(1RS)−2−ヒドロキシ−1−メチル エチル]アミノ]−1−(3−フルオロフェニル)プロパノールを環化させるこ とにより、(+−)−(2R*,3R*,5S*)−2−(3−フルオロフェニ ル)−3,5−ジメチルモルホリンを製造する、請求項20のa)に記載の方法 。
  25. 25.(1R,2S)−1−(3,4−ジフルオロフェニル)−2−[[(1R )−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]アミノ]プロパノールを環化させるこ とにより、(2S,3S,5R)−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3, 5−ジメチルモルホリンを製造する、請求項20のa)に記載の方法。
  26. 26.生成物を、塩として単離する、請求項20−25のいづれか一項に記載の 方法。
  27. 27.生成物を、その医薬として許容される塩として単離する、請求項20−2 5のいづれか一項に記載の方法。
  28. 28.生成物を、塩酸塩として単離する、請求項20−25のいづれか一項に記 載の方法。
  29. 29.請求項20−28のいづれか一項に記載の方法により製造される、請求項 20に記載の式(I)で表される化合物またはその塩。
  30. 30.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物あるいはその医薬として許容 される塩の治療有効量を、ヒトに投与することからなる、ヒトにおける精神的障 害を処置する方法。
  31. 31.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物あるいはその医薬として許容 される塩の治療有効量を、ヒトに投与することからなる、ヒトにおけるうつ病を 処置する方法。
  32. 32.上記化合物あるいはその塩を経口投与する、請求項30および31のどち らかに記載の方法。
  33. 33.上記化合物あるいはその塩を、調剤用の許容される担体とともに投与する 、請求項30に記載の方法。
  34. 34.上記化合物あるいはその塩を、経口消化されるカプセル剤または錠剤の形 態で投与する、請求項33に記載の方法。
  35. 35.例1−11を特に引用して、本明細書に実質的に記載されている請求項1 −6のいづれか一項に記載の化合物およびその塩。
  36. 36.請求項1−6のいづれか一項に記載の化合物およびその塩の製造に係わり 、例1−21を特に引用して実質的に記載されている方法。
  37. 37.例23を特に引用して、本明細書に実質的に記載されている医薬組成物。
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