JPH065061Y2 - 鋸盤の切削終了検出装置 - Google Patents

鋸盤の切削終了検出装置

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JPH065061Y2
JPH065061Y2 JP1987181908U JP18190887U JPH065061Y2 JP H065061 Y2 JPH065061 Y2 JP H065061Y2 JP 1987181908 U JP1987181908 U JP 1987181908U JP 18190887 U JP18190887 U JP 18190887U JP H065061 Y2 JPH065061 Y2 JP H065061Y2
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JP
Japan
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saw blade
cutting
workpiece
detection device
cutting head
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JP1987181908U
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JPH0187826U (ja
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秀一 斉藤
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は横型帯鋸盤等に適用して好適である鋸盤の切削
終了検出装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば横型帯鋸盤においては、切削終了検出装置
としては、リミットスイッチとワーク幅に応じて手作業
にて設定するドグとによって行われている。また、帯鋸
盤の下降端設定装置として自動的にドグが位置決めされ
るものが案出されている(実開昭61−131220
号)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、手作業でドグを設定するものは作業が煩
雑で作業性が悪く、且つ危険を伴い問題となっている。
また、実開昭61−131220号に開示されているも
のは、ワーク幅を一旦、上下方向の変位に変換するため
に、構造が複雑になると共に原価高となり、問題となっ
ている。
本考案はかかる現状に鑑みてなされたものであり、ワー
ク幅に関係なく自動的に切削終了が検出でき、しかも、
構造が簡単で安価である鋸盤の切削終了検出装置を提供
することを目的とするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、機台上に
固定されたワークピースを切断するための鋸刃を備えた
カッティングヘッドを上下動自在に設け、上記鋸刃を案
内すべくカッティングヘッドに備えた鋸刃ガイドに、前
記鋸刃の背面に接触した作動体を鋸刃に対して接近離反
する方向へ往復動自在に設けると共に鋸刃の背面に常に
接触すべく鋸刃の方向へ付勢して設け、前記ワークピー
スの切削時における切削抵抗により鋸刃を介して前記作
動体が付勢力に抗して押圧移動された状態の位置から前
記付勢力により戻されたことを検出する検出手段を設け
てなるものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。
横型帯鋸盤1は、概略的にはベース3上にピン5を介し
て水平に旋回自在に支承された機台7と、機台7の上方
に上下動自在に設けられたカッティングヘッド9より構
成されている。
機台7上にはワークピースWの切断位置より後側におい
てワークピースWを挾持固定する旋回バイス装置11が
設けられている。カッティングヘッド9は機台7に垂直
に立設したメインポスト13に上下動自在に支承されて
いる。また、カッティングヘッド9は適宜に傾斜したビ
ーム部材15の両側にそれぞれハウジング部17,19
を備えたC形状をなしており、各ハウジング部17,1
9内には駆動軸21,従動軸23を介してそれぞれ駆動
ホイール25、従動ホイール27が回転自在に内装され
ている。
駆動ホイール25と従動ホイール27に渡ってワークピ
ースWを切削し切断するためのエンドレス状の帯鋸刃2
9が掛回されており、この帯鋸刃29のワークピースW
を切削する部分は鋸刃ガイド31,33によって垂直に
ひねり起こされている。
なお、図において35はカッティングヘッド9を上下動
させるための昇降用シリンダ、37はメインポスト13
と共にカッティングヘッド9を案内するためのサブガイ
ドポスト、39はワークピースWをクランプするための
基準固定バイスジョー、41は同じくワークピースWを
クランプするための可動バイスジョー、43は該可動バ
イスジョー41を作動させるためのバイスシリンダをそ
れぞれ示している。
カッティングヘッド9を下降してワークピースWの切断
を行うとき、ワークピースWの切断幅が大きく、例えば
第1図に示されるように切断幅がAであるときには帯鋸
刃29をa位置まで下降する必要がある。また、切断幅
がBであるときにはb位置まで、さらに切断幅がCであ
るときにはc位置まで下降する必要がある。すなわち、
ワークピースWの切断幅が小さいときには、必ずしもカ
ッティングヘッド9を最下降位置まで下降する必要がな
く、ワークピースWの切削終了位置で上昇復帰せしめる
ことが作業能率向上の上で必要である。
第2図において、鋸刃ガイド31,33には、帯鋸刃2
9の表裏両側面を摺接案内する挾持ロール45や案内溝
を形成した案内体47等によって案内装置49が設けら
れている。案内装置49は取付枠51に設けられ、さら
にこの取付枠51は前記ハウジング部17,19に設け
たブラケット53に対してボルト55等によって上下移
動調節自在に設けられている。
取付枠51には案内体57の案内溝の天井部に、帯鋸刃
29の切削抵抗による反力を受けて、帯鋸刃29が上側
が凸となるように彎曲することに追従して上動しうる上
下動自在の作動体57が設けられている。また、該作動
体57の上部には上下動自在の摺動ピン59を介して枢
支ピン61の回りに回動自在の回動体63が設けられて
いる。さらに、該回動体63の先端部と対向して横方向
へばね65に抗して摺動自在のロッド67が設けられて
いる。これによって、案内体57が帯鋸刃29における
切削抵抗による押上圧力を受けると、摺動ピン59、回
動体63等を介してロッド67をばね65に抗して作動
させる。
各ブラケット53,53には、切削抵抗の有無を検出す
る切削抵抗検出手段の一例としてのリミットスイッチL
S1、LS2が設けられ、ロッド67によってこのリミ
ットスイッチLS1またはLS2がON、OFFし得る
構成である。これら各リミットスイッチLS1、LS2
は、OFFすることによって信号出力手段の一例として
のNOR回路(NOR)を経てリレーXに出力されるも
ので、切削終了検出装置を構成するものである。切断終
了の信号が出力されてリレーXに出力されると、昇降用
シリンダ35に接続したソレノイドバルブ(図示せず)
が切換えられ、カッティングヘッド9が上昇されるもの
である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案は、機台7上に固定されたワークピースWを
切断するための鋸刃29を備えたカッティングヘッド9
を上下動自在に設け、上記鋸刃29を案内すべくカッテ
ィングヘッド9に備えた鋸刃ガイド33,35に、前記
鋸刃29の背面に接触した作動体57を鋸刃29に対し
て接近離反する方向へ往復動自在に設けると共に鋸刃2
9の背面に常に接触すべく鋸刃29の方向へ付勢して設
け、前記ワークピースWの切削時における切削抵抗によ
り鋸刃29を介して前記作動体57が付勢力に抗して押
圧移動された状態の位置から前記付勢力により戻された
ことを検出する検出手段を設けてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案においては、鋸刃
ガイド33,35に備えた作動体57を鋸刃29の背部
に接触して設けると共に鋸刃29の方向へ付勢して設
け、鋸刃29によるワークピースWの切削時に、切削抵
抗に起因して鋸刃29が上方へ凸状となるように彎曲
し、切削終了時に鋸刃29が元の状態に復帰したことを
検出すべく、前記作動体57が付勢力に抗して押圧移動
された状態の位置から戻されたことを検出する検出手段
を設けた構成である。
切削抵抗に起因する鋸刃29の上方向への彎曲は鋸刃2
9が弾性変形することによって生じるものであり、元の
状態に復元しようとする復元力は大きなものであるか
ら、ワークピースの切断終了後に、例えばワークピース
の折断面と鋸刃29が接触した状態にあって摩擦抵抗に
より大きな負荷が作用しているような場合であっても、
鋸刃29は元の状態に復元するものであり、ワークピー
スの切削終了を確実に検出することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る一実施例を示すもの
で、第1図は横型帯鋸盤の正面図、第2図は要部の機構
概念図である。 29……帯鋸刃、49……案内装置 57……作動体、59……摺動ピン 61……枢支ピン、63……回動体 65……ばね、67……ロッド LS1,LS2……リミットスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台(7)上に固定されたワークピース
    (W)を切断するための鋸刃(29)を備えたカッティ
    ングヘッド(9)を上下動自在に設け、上記鋸刃(2
    9)を案内すべくカッティングヘッド(9)に備えた鋸
    刃ガイド(33,35)に、前記鋸刃(29)の背面に
    接触した作動体(57)を鋸刃(29)に対して接近離
    反する方向へ往復動自在に設けると共に鋸刃(29)の
    背面に常に接触すべく鋸刃(29)の方向へ付勢して設
    け、前記ワークピース(W)の切削時における切削抵抗
    により鋸刃(29)を介して前記作動体(57)が付勢
    力に抗して押圧移動された状態の位置から前記付勢力に
    より戻されたことを検出する検出手段(LS1,LS
    2)を設けてなることを特徴とする鋸盤の切削終了検出
    装置。
JP1987181908U 1987-12-01 1987-12-01 鋸盤の切削終了検出装置 Expired - Lifetime JPH065061Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0187826U JPH0187826U (ja) 1989-06-09
JPH065061Y2 true JPH065061Y2 (ja) 1994-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149198A (ja) * 1982-02-26 1983-09-05 リファインテック株式会社 マイクロコンピユ−タ制御の工作機械のテ−ブル送り装置
DE3226333C1 (de) * 1982-07-14 1984-02-09 Gebr. Heller Maschinenfabrik GmbH, 7440 Nürtingen Vorrichtung zum Steuern des Saegeschlittenvorschubs

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