JPH06504994A - アルコールの製造方法 - Google Patents
アルコールの製造方法Info
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- JPH06504994A JPH06504994A JP4503521A JP50352192A JPH06504994A JP H06504994 A JPH06504994 A JP H06504994A JP 4503521 A JP4503521 A JP 4503521A JP 50352192 A JP50352192 A JP 50352192A JP H06504994 A JPH06504994 A JP H06504994A
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
アルコールの製造方法
本発明は、固体燐酸触媒を用いて触媒重合することによって、低分子量オレフィ
ンから得られた特定の高分子量オレフィンからのアルコール製造に関し、より具
体的には、ブテンの三員重合によって得られたオクテンからのノニルアルコール
の製造に関する。本発明はまた、該アルコールのエステルおよび該エステルの可
塑剤としての用途にも関する。
通常は水素化およびテトラエチル鉛の添加の後ガソリンに使用するために、場合
によってプロペンと混合したブテンを、燐酸触媒を用いて、オクテンおよびヘプ
テンに変換することは古くから知られていた(例えば、′触媒および関連課題の
進歩” (”Advances in Catalysis and Re1a
ted 5ubjects”)8巻、219−238ページ(Edwin K、
Jones) 、アカデミツクブレス社刊、1956年参照)。
他の物質も重合またはオリゴマー化のこの種の反応を触媒するために用いられて
きたが、固体燐酸触媒は、他の触媒(例えば硫黄、アセチレン列炭化水素、酸素
含有化合物および水)を汚す不純物に耐え、広く使用されている。この不純物の
除去の必要性が他の触媒を使用する経済的魅力を失わせる。したがって、本発明
においては、固体燐酸触媒を使用する。
公表された先行技術の多くはガソリン、アルキルアリールスルフォネート洗浄剤
、および重合生成物の最終用途としてのアルキルベンゼンについて開示している
が、それらはまたオキソ法の原料ストックとしても使用でき、生じたアルデヒド
は酸化されて酸になるか、または水素添加されてアルコールを生成し、後者は次
にエステル化されて可塑剤、例えばジオクチルおよびジノニルフタレートを生成
する。
英国特許公開公報第477128号では、反応のために必要とされる重合条件の
重要性(反応時間および温度により測られる)は、イソブチン、n−ブテンおよ
びプロペンのシリーズを通して次第に増加することが指摘され(上記に引用した
Jonesの文献では、ブテンの存在下ではプロペンは該ブテンよりも反応性が
高いことが述べられているカリ、さらに、イソブチンの場合には、主要な生成物
は、水素添加に際して2. 2. 4−トリメチルペンタンを生じる化合物(ガ
ソリンのオクタン価が測定されるスタンダード)であることが指摘されている。
n−ブテンの重合生成物のオクタン価は低い。
米国特許第3309421号では、同様な観察が為され、I−および2−ブテン
の間で区別が為された。与えられ変換を実施するために、2−ブテンはl−ブテ
ンより高温、高圧および低い空間率を必要とする。与えられた原料ストックから
最大のオクタン価をもつガソリンを供給するために、重合は、可能な限りl−ブ
テンに比して2−ブテンの反応を最小にする条件下で実施され、未反応2−ブテ
ンは反応生成物流から蒸留し、さらに、アルキル化のための原料ストックに使用
する。一方、重合物は水素添加され、3本の分校を有する物質を、用いられた原
料物質から得られえる最大の割合で含むガソリン成分を生成する。
同様な反応条件、およびベンゼンのアルキル化に用いる、所望の反応生成物を得
るために必要な制御を開示しているその他の文献では、取り分は米国特許第26
95326号が挙げられよう。これは、圧力11000psi (70bar)
、原料供給率0.32米国ガロン/時間/ボンド触媒(2,67dm”/時間/
kg)、反応温度450°F(およそ232℃)において、モル百分率で、プロ
ペン21.3%、n−ブテン17.3%、イソブチン8.9%を含み、プロペン
5.7%およびブタン46.2%で希釈されている原料から、C7オレフィン2
8.7%およびC8からCI+オレフィン55.4%を含む生成物が得られるこ
とを、その第3段の表IIで開示している。
これらの文献はアルコール製造のためにオレフィンを使用すること、または可塑
剤製造においてアルコールを使用することに関するものではない。可塑剤の品質
、特に可塑化ポリ(塩化ビニル)の低温特性と、三員重合工程によって製造され
たオクテンの3分岐分子の割合との間には密接な逆の相関性が存在する。
ここに至って、アルコール、特に、改良された低温特性を付与するジノニル可塑
剤の製造用ノニルアルコールは、ノニルラジカルが選ばれた反応条件下で、選ば
れたブテン原料ストックから製造されたオクテンから得られるならば、上記に記
載したタイプのすキラ法によって製造できることが分かった。
したがって、本発明は、オレフィン列原料ストックを触媒的に工員重合すること
によって得られるオレフィンをオキソ化し、さらにオキソ化生成物を水素添加す
ることを含むアルコールの製造方法を提供する。この原料ストックはブテンおよ
び場合によってプロペンを含み、さらに、オレフィンの全重量を基準にして少な
くとも50%のモル比のブテンを含んでいて、該ブテンはせいぜい55%、有利
にはせいぜい25%、好ましくはせいぜい5%のイソブチンを含んでおり、ここ
で該反応は、リアクターの放出口で測定したとき、少なくとも200℃で、有利
には少なくとも210℃で、好ましくは少なくとも220℃で、しかし高くとも
235℃で維持され、空間流速は、せいぜい0.5USG/時間/ポンド触媒(
せいぜいおよそ4.1dm’/時間/kg触媒)で、該温度における生成物およ
び変換される全オレフィンの重量比は、有利には少なくとも200で、好ましく
は少なくとも210である。
この成果を、本明細書では以下”厳正度”と呼ぶ。変換される全オレフィンの重
量比は少なくとも0.90、有利には0.95、好ましくは0.97であること
が好ましい。
有利には、リアクター内の圧は500から1200P、S、1.の範囲(およそ
3.45から8.27mPa)にあり、空間流速は好ましくは0. 1から0.
4USG/時間/ポンド(およそ0.8から3.36m’/時間/k g)の範
囲にある。
そのような工員重合工程を用いるならば、生成物中の3分枝オクテンの割合を最
小にし、さらに、3分枝オクテンを生成物中の全オクテンのせいぜい20%、有
利には15%、より有利には12%、好ましくは10%に維持することができる
ことが分かった。
所望の3分岐成分を有するオクテンを得るための反応条件は、第一には原料のす
レフイン成分におけるブテンの割合、およびブテン成分中のイソブチンの割合に
依存する。しかし、一般には以下のようにいうことができる:(a)オレフィン
中のブテンの割合が高いほど、厳正度は高くなる;(b)全ブテン中のイソブチ
ンの割合が高いほど、所望される厳正度は高い;(c)触媒は反応が進行するに
つれ活性を失うので、所望される厳正度を維持するために、空間流速を減少させ
、および/または温度を上記に特定したように最高温度(235℃)まで高める
ことが必要である。
オクテンの全異性体によって表される生成全オレフィンの割合(オクテンに対す
る選択度)は、厳正度の増加とともに減少する。
オクテンの品質は、オレフィン変換が高くなるにつれ、さらに温度が高くなるに
つれ改良され、これらの効果は、原料中のブテンの割合が増加するにつれより顕
著になる。
用いられる触媒は固体燐酸触媒で、固体担体上に燐酸、例えばオルト−、ピロー
、メタ−1またはポリ−燐酸を含む。担体は、例えば、合成もしくは天然の多孔
性シリカ、または他の酸化物−含有物質(例えばケイセルガー、カオリン、圭藻
土、活性白土、ゼオライト、アルミニウムの酸化物、ジルコニウム、チタニウム
またはトリウム)でもよい。当該酸を担体と混ぜ合わせ、ペーストを生成し、こ
のペーストを続いて焙焼し生じた塊を粉砕するか、またはペーストを押し出し丸
薬としてから焙焼して均質な触媒粒子を得る。
触媒には、他の成分、例えば鉱物タルク、フラー土、および種々の金属またはそ
れらの酸化物、リン酸化物、ピロリン酸化物、例えばニッケル、銅、コバルト、
亜鉛、マンガン、および特に鉄を含有させ、その活性または物理的特性(例えば
熱伝導度、強度および摩擦抵抗)を変化させてもよい。
固体燐酸触媒は、有利には重量で50から90%の燐酸を含む。
上記に示したように、触媒の活性は、反応が進行するにつれ徐々に低下し、した
がって、与えられた条件下で変換オレフィンの割合は低下する。原料ストックは
、異なる活性を有する触媒と異なるリアクター中で連続的に接触させてもよく(
この場合、異なるリアクターにおける反応条件は異なっていてもよい)、または
、異なる触媒の混合物を用いてもよい。簡便には、3種の異なる活性レベルで触
媒を用いてもよい。
操作中は、触媒は有利には水和状態で保たれるが、これは活性の消失速度を減少
させる。簡便には、これは、少量、例えば500から3000ppmの水をオレ
フィン原料ストックに取り込ませることによって達成できる。
有利には、三員化反応のためのオレフィン原料ストックは、またパラフィン、好
ましくはブタンを含み、これは非反応性で、希釈剤および反応溶媒として働き、
したがって、温度制御薬剤、オリゴマー化反応は発熱性である。
本発明の方法は、ジエン含有原料ストック、特に5000ppmもジエンを含有
するものに応用できる。
該オリゴマー化方法の別の具体例では、プロペンおよびブテンを含むオレフィン
原料ストックは、蒸留によって比較的プロペンに富む流れと比較的ブテンに富む
流れとに分けられ、富ブテン流は、比較的イソブチンに富む流れと比較的n−ブ
テンに富む流れとに分けられ、富n−ブテン流を上記に記載したようにオリゴマ
ー化に付す。プロペンとブテンが分離されるこの操作によって、混合Cs/C4
原料ストックから所望のノネンおよびオクテンの製造を最大にすることが可能で
ある。
さらに、原料中のイソブチン量を低(抑えておくことによって、触媒の寿命を延
長することができる。
本発明のオクテンは、本発明の終末産物である異性体の混合物であることは理解
されるところであろう。
オリゴマー化から得られる生成物は、必要な場合には分画され、オクテンを含む
該分画は、続いてオキソ化、水素添加およびエステル化に付され、可塑剤(例え
ばジノニルフタレート)が得られる。これらは、それ自体既知の方法によって実
施され、ここでは詳細には述べない。
本発明の工程においては常套的なすキソ化条件を用いることができ、さらに、実
施温度、圧および他の条件(例えば合成ガス組成)は、所望のアルコールの収量
を最大とするために、当業者の通常の専門知識にしたがい制御することができる
。例えば、ヒドロホルミル化反応は、圧1l50−300atで、120℃がら
190℃の間の温度で実施できる。
該触媒は所望の活性形態で、例えば、オレフィン列原料を基準にして金属(好ま
しくはコバルト)として0.05−3重量%、好ましくは0.05および1重量
%の濃度で用いてもよい。典型的には、用いられる該合成ガスは、0.9:1−
1.5二Iの範囲のHt:C0体積比を有していてもよい。
該オキソ化反応は、典型的にはアルコールおよびアルデヒドの混合物を生じる。
アルコール収量を高めるためには、オキソ化の生成物は水素添加されるが、ここ
で高級アルコールは未変換のままで、高級アルデヒドは高級アルコールに変換さ
れる。さらに、オレフィン列炭化水素は減少するか、または飽和炭化水素に関し
ては未変化のままで、その後の蒸留工程では、高級アルコールは全工程の所望の
生成物として取り除かれる。
いずれの慣用的水素添加技術も用いることができる。好ましい方法では、オキソ
化生成物は、慣用的な水素添加連続手順に付されるが、ここで、Cu/Crおよ
びNi触媒、50barの水素圧および120−170℃の温度を用いて、高級
アルデヒド、蟻酸塩およびアセタールを含む該生成物は、所望の高級アルコール
を含む水素化生成物の混合物に変換された。
したがって、本発明はまた、生成アルコールのエステル、より具体的にはノニル
アルコールのフタレートエステルを提供する。
本発明はさらに、ポリマー、より具体的には塩化ビニルのホモポリマーおよびコ
ポリマー、および本発明のエステル、より具体的にはフタレートエステルを含む
ポリマー組成物を提供する。
以下の実施例は本発明を詳述する。
実施例I
U、 0. P、社の固体燐酸触媒を用いて、以下の組成を有する原料ストック
を与えられた条件下で重合させた。
プロピレン 0・ 2
飽和物 50.0
反応条件
リアクタ一温度:取り入れ口、℃ 207放出口、℃ 232
圧力、MPa 6.9
空間流速、d m’/時間/kg 2.17ブテン変換、% 99.9
オレフイン生成物は以下の通りであった:炭素 +5−6 7 8 9 10
11 12 13+重量%:2.8 4.7 40.2 12.4 6.2 6
.8 20.1 6.8オクテンの百分率組成は以下の通りであった:直鎖 1
. 7
分枝1個 24.4
分枝2個 63.4
分枝3個 1O15
生成物を蒸留し、104から135℃の間で沸騰する分画を得たが、以下の組成
でブテンの43重量%の収量を示していた:炭素数= 7 8 9
重量%:2.9 86.4 10.7
この分画をオキフ化し、さらに還元し、生じたアルコールを無水フタル酸でエス
テル化してジイソノニルフタレートを製造した。
このジイソノニルフタレートを樹脂100部につき50部の量で用いて、可塑化
ポリ(塩化ビニル)を製造し、該組成物の特性を、 (A)ジー2−エチルへキ
ノニルフタレートで可塑化したポリマーとで比較した。
比較
可塑剤 実施例lA3
100%モジュラス、MPa 11.4 10.3 12.8低温屈曲性、
クラッシュバーブ、℃ −27−29−17石鹸溶液、%ロス 1.1 5.0
2.0実施例2から9は、改良されたジノニルフタレート可塑剤の製造に有用
なノニルアルコールに変換するために適した低級3分枝オクテンのまた別の製造
説明である。
実施例2
同じ原料ストックおよび同じブテン変換速度を用いて、実施例1の操作を繰り返
した。反応条件は以下のように変えた:リアクタ一温度:取り入れ口、℃ 20
4放出口、℃ 216
圧力、MPa 4.1
空間流速、dm”/時間/kg 1.25生じたオクテンの百分率組成は以下の
通りであった:直鎖 2.6
分枝1個 27.5
分枝2個 63.7
分枝3個 6. 1
実施例3
以下の通りに変更したりアクタ一温度を用いて実施例2の操作を繰り返した:取
り入れ口、192℃; 放出口、204℃生じたオクテンの百分率組成は以下の
通りであった:直鎖 1. 1
分枝1個 20.9
分枝2個 68.4
分枝3個 9.6
更の影響を詳述する。プロペンおよびブテン含有オレフィン列原料ストック(4
8モル%ブテン;全ブテン内容物の51.78%のイソブチン)を、空間流速お
よびオレフィン変換率を変えながら、リアクターの放出口温度を420″F(2
16℃)とし、1000psi(6゜89MPa)の圧で固体燐酸触媒上を通し
た。結果を以下に示す:
空間流速(dm”/時間/kg) 変換率、% C,3分枝、%2、 5 93
. 6 7. 6
2.5 97.6 4.37
2、 5 9g、2 3. 72
4.1? 96.9 7.18
4.17 97.3 7.02
実施例5
この実施例は、3分枝オクテンの割合におけるリアクター放出口の温度変化の影
響を詳述する。原料ストックはプロペンおよびブテンを含み(46,7モル%ブ
テン;全ブテンの50.91%のイソブチン);実施例4の圧力で空間流速は2
.5dm”/時間/kg0
放出口温度、℃ オレフィン変換、% 3分枝、%204 98、 5 10.
64
215 98、 4 5. 32
実施例6
実施例5の操作を、プロペンおよびブテンを含有する(79.3モル%ブテン;
全ブテンの51.16%のイソブチン)原料ストックについて繰り返した。圧力
は実施例4の通りで、空間流速は2.5dm’/時間/kg。
放出口温度、℃ オレフィン変換、% 3分枝、%215 97.3 20.3
3
232 97、 5 9. 15
232 97.7 8.58
結果は、リアクタ一温度の増加は3分枝を顕著に減少させ、一方、オレフィン変
換率の増加もまた生成物を改良する。
実施例7
この実施例は、原料ストック中のプロペン:ブテン比の変化の影響を示している
。反応条件は実施例4の通りで、空間流速は2.5dm”/時間/k g。
C4、% C4に対するイソ−C4、% 変換、% 3分枝、%49.5 52
.55 97.5 4.9278.7 51.02 97.7 28.56実施
例8
この実施例は、3分枝における圧力の影響を示している。原料ストックはプロペ
ンおよびブテン;ブテン78.7%、全ブテンの51.16%のイソブチンで、
リアクター放出口温度は215℃、空間流速は2.5dm”/時間/kg。
圧、MPa 変換、% 3分枝、%
4.83 97.1 26.81
この実施例は、厳正度の概念、すなわちリアクター放出口温度の所産およびオレ
フィン変換割合(2数の比)を表している。プロペンおよびブテンの等モル比(
イソブチン濃度が全ブテンの21%)を含むオレフィン列原料ストックを、種々
のりアクタ−放出口温度およびオレフィン変換率で、固体燐酸触媒上でオリゴマ
ー化した。
リアクター放出口温度:℃ オレフィン変換 3分岐二% 厳正度204 0.
839 23.1 171204 0.937 1?、3 191218 0.
865 15.8 189218 0.958 10.8 209232 0.
90g 11.2 211232 0.972 5.6 226
表から明らかであるか、厳正度と3分枝との間の実質的な逆比例関係は、リアク
タ一温度またはオレフィン変換率を調節して、十分に低い割合の3分枝異性体を
有するオクテン生成物を得ることを可能にする。
国際調査報告
Mms Oagmar FRANに
一一−^s″′””” PCT/EP 92100245AriJI−I AN
(i M NhJE:X AhjhJ@EXE:
Claims (20)
- 1.オレフィンをオキソ化し、オキソ化生成物を水素添加することを含むアルコ ールの製造方法であって、該オレフィンが、ブテンおよび場合によってプロペン を含み、さらに全オレフィン含有量を基準にして少なくとも50%のモル比のブ テンを含み、該ブテンのイソブテン含有量が多くとも50%であるオレフィン原 料ストックを固体燐酸触媒の存在化でオリゴマー化することによって得られたも のであり、ここで、リアクター放出口温度が200℃から235℃の範囲内で維 持され、空間流速が速くとも4.1dm3/時間/kg触媒である、アルコール の製造方法。
- 2.オリゴマー化されるオレフィンの重量比が少なくとも0.90である、請求 の範囲第1項に記載の方法。
- 3.ブテンのイソブテン含有量が多くとも25%である、請求の範囲第1項に記 載の方法。
- 4.リアクター放出口温度が少なくとも210℃である、請求の範囲第1項から 第3項のいずれか1項に記載の方法。
- 5.オリゴマー化されるオレフィンの割合が少なくとも0.95である、請求の 範囲第1項から第4項のいずれか1項に記載の方法。
- 6.当該割合が少なくとも0.97である、請求の範囲第5項に記載の方法。
- 7.該リアクター放出口温度の所産およびオリゴマー化されるオレフィンの割合 、すなわち厳正度が少なくとも200である、請求の範囲第1項から第6項のい ずれか1項に記載の方法。
- 8.該厳正度が少なくとも210である、請求の範囲第7項に記載の方法。
- 9.該オレフィン列原料ストックが飽和炭化水素希釈剤を含む、請求の範囲第1 項から第8項のいずれか1項に記載の方法。
- 10.該希釈剤がプロパン、ブタンまたはその混合物である、請求の範囲第9項 に記載の方法。
- 11.該触媒が異なる活性をもつ固体燐酸触媒の混合物である、請求の範囲第1 項から第10項のいずれか1項に記載の方法。
- 12.触媒活性が、原料ストック中の有効な割合の水によって維持されている、 請求の範囲第1項から第11項のいずれか1項に記載の方法。
- 13.該原料ストックが、プロペン/ブテン原料ストックから、ブテンに富む分 画を調製し、さらにこのブテンに富む分画を処理してn−ブテンに富む分画を提 供することによって得られる、請求の範囲第1項から第12項のいずれか1項に 記載の方法。
- 14.オキソ化および水素添加前に、該オクテン分画が回収され、分画される、 請求の範囲第1項から第13項のいずれか1項に記載の方法。
- 15.固体燐酸触媒上でブテンをオリゴマー化して得られ、15%より少ない3 本の分枝かれを有するオクテンの用途。
- 16.請求の範囲第15項に記載された方法で得られたノニルアルコール。
- 17.請求の範囲第16項のノニルアルコールのエステル化によって得られるエ ステル。
- 18.該アルコールがフタル酸またはその誘導体でエステル化されている、請求 の範囲第17項に記載のエステル。
- 19.ポリマーおよび請求の範囲第18項のエステルを含むポリマー組成物。
- 20.該ポリマーが塩化ビニルのホモポリマーまたはコポリマーである、請求の 範囲第19項に記載の組成物。
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