JPH06504903A - レニラ(renilla)ルシフェラーゼのクローニング及び発現 - Google Patents

レニラ(renilla)ルシフェラーゼのクローニング及び発現

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 レニラ(reni 1 1a)ルシフェラーゼのクローニング及び発現本発明は 遺伝子工学の分野に関し、特に遺伝子工学を含む方法によるタンパク質の発現に 関する。
ウミスミレとしても知られるレニラ(renilla)は花虫類として知られる 腔腸動物の綱に属する。レニラの他に花虫類の綱の代表的な生物発光属にはカバ ルヌラリア(Cavarnu1 aria) SプチロサルクX (Pt i  Iosarcus) 、スチラツラ(Stylatula)、アカントプチルム (Acantho t i lum)及びバラゾアンスス(Parazoant hus)が含まれる。これらの生物はすべて生物発光性であり、適した生物学的 条件下で基質(ルシフエリン)への酵素(ルシフエラーゼ)の作用の結果として 発光する。以前の研究により上記の花虫類のすべてが類似のルシフエラーゼ及び ルシフエリンを含んでいることが示された。例えばCormier et al ..JエCell.Physiol. (1973)旦1 : 291−298 を参照せよ。これらの花虫類のそれぞれからのルシフェラーゼ及びルシフエリン は互いに交差反応し、レニラ抽出物中に観察される特徴的な青いルミネセンスを 与える。これらのルシフエラーゼのそれぞれは類似の生物化学的性質を有し、生 物発光するための生物化学的条件はルシフエラーゼがどの花虫類から誘導された かにかかわらず同一である。
分析検定で用いられる放射活性標識をルミネセント標識などの他の種類と置き換 えることに近年かなりの興味が持たれている。かなり異なる構造の分子であり、 レニラ一様ルシフェリンと反応しないホタルルシフェラーゼはそのような標識と して用いるために提案された分子の1つである。しかしホタルルシフェラーゼは 多くの欠点を有し、そのためにこの分子は生物検定において最適以下のものとな っている。例えばATPがホタルルシフェラーゼ系のトリガーとして作用し、A TPの偏在性がこの変化の制御を困難にしている。
本発明者の1人による先行特許出願である1987年6月5日出願の米国特許出 願番号第059.137号は生物発光標識として腔腸動物−誘導ルシフェラーゼ 及び発光タンパク質の利用につき記載している。同発明者による他の出願、例え ば1988年3月17日出願の米国特許出願番号第173,045号、及び19 88年2月29日出願の第165゜422号は、発光タンパク質アポエクオリン を発現することができる組み替えDNAにつき記載している。
発光タンパク質エクオリン(腔腸動物ルシフェリン分子に結合したアポエクオリ ンを含む)及びレニラルシフエラーゼは両方とも同一の腔腸動物ルシフェリンを 利用し、両方の場合の発光の化学が同一であることが示された。しかしエクオリ ンのルミネセンスはカルシウムによりトリガーされ、溶解酸素を必要とせず、単 一回転現象(a singleturnover event)を示す。対照的 にレニラルシフエラーゼはカルシウムによりトリガーされず、腔腸動物ルシフェ リンの存在下で発光するために溶解酸素を必要とする。レニラルシフエラーゼは 真の酵素としても作用し、飽和量のルシフェリンの存在下で長期継続的ルミネセ ンスを触媒する。
そのルミネセンスは単一回転現象を示すが、光度計を用いてサブ−アットモル量 のエクオリンを検出することができる。レニラルシフェラーゼはその酵素的能力 の故にエクオリンより1−2桁低い量で検出可能なはずである。さらにレニラル シフェラーゼは熱に対して比較的安定であることが知られており、これは生理学 的温度におけるインキュベーションが含まれることが多い検定のために重要な考 慮である。従ってレニラルシフェラーゼは生物及び他の検定のための非常に有用 な標識である。
他方、レニラは海底の約30−100フイートの深さに住み、底ざらえ(dre gging)により集めなければならない。約12.000分の1までのタンパ ク質の精製を必要とする冗長な方法の後で1kgのレニラ(約1000体)から 約1mgの純粋なレニラルシフェラーゼが検出可能な標識としてのレニラルシフ ェラーゼは開発されなかった。
従ってこの分子が生物発光検定において商業的に用いられるようになる前に、純 粋なレニラルシフエラーゼの製造の改良法が必要である。
図面の簡単な説明 以下の詳細な説明及び実施例、ならびに本明細書の一部を形成する添付図面を参 照することにより、本発明がさらに理解されるであろう。図面中: 図1はレニラレニホルミス(rent 11a rent formis)ルシ フェラーゼcDNA配列を含むクローンのヌクレオチド配列である。
図2は図1で示したレニラルシフェラーゼcDNAの読み枠から誘導されたアミ ノ酸配列である。
図3は組み替えルシフェラーゼアミノ酸配列であり、異なる種類の下線をひいて 本来のルシフェラーゼをV−8プロテアーゼで消化することにより得たペプチド の位置を示しである。
図4はV−8プロテアーゼ消化により得たレニラレニホルミスペプチドのアミノ 酸配列を示す表である。オリゴヌクレオチドプローブの調製のために選ばれた低 線重度の領域を四角で示す。プローブは図の下部に示す。
図5はレニラルシフエラーゼcDNAに関する制限酵素地図の略図である。図5 の下部はレニラルシフェラーゼcDNAの配列決定法の略図である。
図6はレニラルシフェラーゼ発現プラスミドの地図である。
図7はプラスミドpTZRLuc−1の調節領域の略図である。
図8は組み替えルシフェラーゼの精製に用いられる精製案の略図である。
発明の概略 本発明はレニラルシフェラーゼをコードする遺伝物質を提供する。遺伝物質は、 生物発光検定における発光タグとして用いるため、及びそのような標識が望まれ ている他の目的のための酵素の製造に用いることができる。さらに遺伝物質は、 関連生物からの他のルシフェラーゼ遺伝子の同定のための核酸ハイブリッド形成 分析で用いることができるプローブの供給源として用いることができる。酵素の フラグメントは、関連生物からのルシフェラーゼ遺伝子の同定を目的とする抗体 の製造に用いることができる。特定の遺伝物質及びルシフェラーゼタンパク質を 以下の詳細な説明及び実施例にて開示する。
特定の具体化の説明 本発明は、以前に限られた量でしか入手できなかった腔腸動物レニラからのルシ フェラーゼをコードする遺伝物質を初めて同定し、得た。ルシフェラーゼは生物 発光標識として多くの用途を持ち、レニラルシフェラーゼはそれを標識として特 に有用なものとする多くの性質を有するので、純粋な形態の酵素をかなりの量で 入手できることは以前の供給源に優る有意な商業的利点を与える。レニラ遺伝物 質は、関連生物におけるルシフェラーゼ遺伝子の位置決定を可能にするハイブリ ッド形成法で用いる核酸プローブの供給源となる。レニラレニホルミスルシフェ ラーゼ遺伝子を含むクローンのためのcDNA配列を図1に示し、翻訳されたc DNAアミノ酸配列を図2に示す。図1においてクローンのコード配列はヌクレ オチド10から始まり、ヌクレオチド944の停止コドンまで続く。図3は発現 系により製造される完全組み替えレニラルシフエラーゼアミノ酸配列を示す。
本発明は明確に、図1(読み枠は図1の位置1から始まる)及び表1(下記)に 挙げられている可能なコドン選択に基づいて組み合わせを選択することにより作 られるポリヌクレオチドのそれぞれの、及びすべての可能な変型を含み、そのよ うな変型はすべて明確に開示され、図1の配列と同等であると考える。コドンは 酵素を生産する宿主細胞に合うように選択するのが好ましい。異種宿主における タンパク質の発現を最大にするコドンの選択は、既知の方法である。
そのようなペプチドをコードする他のDNA分子は、表1のコドンの表から容易 に決定することができ、同様に図1のDNA配列と同等であるものとする。実際 に、DNAコドンとペプチド中のアミノ酸の間の関係は確定しているので、ペプ チドにおける置換又は他の変更に関する本出願中のいずれの議論も対応するDN A配列又はDNA分子、組み替えベクター、あるいは配列が置かれた形質転換微 生物にも同様に適用される(逆も同様である)。
表1 遺伝コード 7−y−ン(AlaSA) CGASGCC,GCGSGCTアルギニン(Ar g、R) AGAlAGG、CGA、CGC,CGGSCGTアスパラギン(A sn、N) AAC,AATアスパラギン酸(Asp、D) GAC,GATシ スティン(Cys、C) TGCSTGTグルタミン(Gln、Q) CAA、 CAGグルタミン酸(G1 uSE) GAA、GAGグリシン(Gly、G)  GGA、GGCSGGGSGGTヒスチジン(HisSH) CACSCAT イソロイシン(I 1eSI) ATA、ATC,ATTロイシン(LeuSL ) CTA、CTC,CTG、CTT、TTASTTGリシン(LyS、K)  AAA、AAGメチオニン(MetSM) ATG フェニルアラニン(Phe、、F) TTCSTTTプロリン(Pro、P)  CCASCCCSCCG、CCTセリン(Set、S) AGC,AGTSTC ASTCC,、TCG、TCTトレオニン(ThrST) ACA、ACC,A CG、ACTトリプトファン(TrI)SW) TGGチロシン(TyrSY)  TAC,TATバリン(Val、V) GTA、GTC,GTG、GTT停止 シグナル TAA%TAG、TGA記:各3文字3重項は左に5°末端及び右に 3°末端を有するDNAのトリヌクレオチドを示す。ヌクレオチ)12列を形成 するプリン又はピリミジン塩基を表す文字:A=アデニン、G=ニブアニンC= シトシン及びT=チミン。RNAコードはU(ウラシル)をTと置換する以外は 同一である。
図1に挙げた特定のヌクレオチドの他に、本発明のDNA (又は対応するRN A)分子は、特に挙げられているヌクレオチドの前又は後に追加のヌクレオチド を有することができる。例えば3゛−末端にポリAを加えることができ;どちら の末端にも短い(例えば20ヌクレオチド以下)配列を加えて制限エンドヌクレ アーゼ部位に対応する末端配列を与えることができ、翻訳を停止させるためにペ プチド配列に停止コドンが続くことができる、などである。さらにプロモーター 領域又は他の調節領域を遺伝子から上流に含むDNA分子を製造することができ る。本発明の配列を含むすべてのDNA分子は最低でもフラグメント化し、オリ ゴヌクレオチドプローブを与え、生物学的供給源からのDNAの単離又は検出に 用いることができるので、少なくとも1つの目的に有用である。
本明細書で用いられる多(の用語は、その比較的共通の意味の他に特別な意味を 有する。“レニラルシフェラーゼ”はレニラ属のメンバーから単離されたルシフ ェラーゼ酵素、又は他の供給源からあるいは合成によって得た同等分子を意味す る。同等”は、2つのヌクレオチド配列に関して言及する場合、問題の2つのヌ クレオチド配列が同一のアミノ酸の配列をコードすることを意味する。“同等” が2つのペプチドに関して用いられる場合、それは2つのペプチドが実質的に同 一のアミノ酸配列を有することを意味する。“同等”が性質に言及している場合 、その性質は同程度で存在する必要はないが(例えば2つのペプチドは同種の酵 素活性を異なる速度で示すことができる)、性質は実質的に同一であることが好 ましい。“相補的”は、2つのヌクレオチド配列に対して言及する場合、2つの 配列が、向き合ったヌクレオチドの間で好ましくは25%以下、より好ましくは 15に以下、さらに好ましくは5%以下、最も好ましくはミスマツチがなくハイ ブリッド形成することができることを意味する。好ましいハイブリッド形成条件 (ミスマツチの特定の数に限られない)を実施例に示す。“実質的″という用語 は、関連技術における熟練者が理解する状況により変わり、一般に少な(とも7 0%、好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも90%、最も好 ましくは少な(とも95%である。“実質的に同一”という言い方は完全な同一 性、ならびに“実質的”に関する前の定義により定められた完全な同一性以下( 例えばアミノ酸配列又は酵素活性の)を含む。本文で用いられる“単離された” という用語は、例えば他のペプチド、DNA又はRNAから分離されたそれぞれ ペプチド、DNA又はRNAを言い、(もしあるとすれば)溶媒、緩衝液、イオ ン又はそれらの生物化学的溶液中に通常存在する他の成分の存在下で存在する。
“単離された”は、本来の状態の天然物質、あるいは(例えばアクリルアミドゲ ル中で2成分に分離されているが純粋な物質又は溶液として得られていない天然 物質を含まない。本文で用いられる“で置換された”又は“置換″という言い方 は、必ずしも起こらなければならない作用を言うとは限らず、示された“置換” アミノ酸が異なる式中でそこに存在することが示されたアミノ酸と同一位置に存 在する場合に存在するペプチドを言う(例えばアミノ酸11にバリンの代わりに ロイシンが存在する場合)。
レニラルシフェラーゼ遺伝子のDNA配列が同定されたので、合成化学によりD NA遺伝子全体を製造し、その後組み替えDNA法の既知の方法を用いて多くの 利用できるDNAベクターのいずれかに遺伝子を挿入することができる。従って 本発明は自由に入手でき、遺伝物質の供託を必要とせずに本特許出願の時点で公 有財産である試薬、プラスミド及び微生物を用いて行うことができる。
例えば100塩基長以上のヌクレオチド配列をA11)lied Biosys tems Model 380A DNA 5ynthesizerで、その商 業広告(例えばGenetic Engineering News、Nove mber/December 1984゜p、3)で証明されている通り容易に 合成することができる。そのようなオリゴヌクレオチドは、中でも重複相補配列 (例えば1−100のコーディング鎖、0−50及び51−150の相補鎖、1 01−200のコーディング鎖なと)を調製し、その後ハイブリッド形成、鎖の 連結を行う方法を用いて容易にスプライシングすることができる。そのようなり ier 5cience Publ、Co、、Inc、、New York ( 1986)に詳細に記載されている。その後本文に記載の宿主生物中でペプチド を発現することができる。
さらに本文に開示されるペプチドの多く、特に完全なレニラルシフエラーゼ酵素 以下のペプチドフラグメントの直接合成を容易に行えるようにする自動化装置も 利用できる。上記のGenetic Engineering Newsの同− 号にて、カップリング効率が99%以上の商業的に入手可能な自動ペプチド合成 機が広告されている(34ページ)。
そのような装置は直接合成による、又は他の方法を用いてカップリングさせるこ とができる一連のフラグメントの合成による、本発明のペプチドへの容易な道を 与える。
図2及び3に示す特定のポリペプチド配列の他に、これらの配列及びフラグメン トに基づ(ペプチドフラグメントならびにその小さい変異を示す全長配列は、ル シフェラーゼの生物活性の少な(とも一部を有し、従って適した状況下で有用で あろう。例えばルシフェラーゼ酵素配列のフラグメントを容易に調製し、ルシフ ェリン結合部位モデルとして用いるためにスクリーニングすることができる。小 さいポリペプチドフラグメント(例えば100アミノ酸以下)の調製にペプチド 合成機を用いることができ、例えば遺伝子工学の方法を用いてより大きなフラグ メントを調製することができる。適したポリペプチドフラグメントを同定する簡 単なスクリーニング法は、例えば腔腸動物ルシフェリン分子などの適した基質を アフィニティーカラムに結合させ、結合した基質により保持されるペプチドフラ グメントを捕獲することを含む。そのようなペプチドは遺伝的に操作された生物 によるルシフェラーゼの発現に関するスクリーニングに用いることができる抗体 の製造のための免疫原として用いることもでき(実際に用いられそうである)、 その場合結合基質は抗体、又はレニラルシフェラーゼに特異的に結合する類似分 子である。
大きなタンパク質から適した結合アフィニティーを有するペプチドフラグメント を調製し、選択できることは当該技術において周知であり、特許を含む多(の文 献に記載されている。例えば全ウィルスタンパク質と同一の抗体と結合するウィ ルスタンパク質の免疫学的活性フラグメントの調製につき記載した米国特許第4 .629,783号を参照せよ。
さらに当該技術における熟練者にわかる通り、前記のペプチド及びDNA分子の 小さい変異も、さらに詳細に示すペプチド及びDNA分子と同等であるものとす る。例えばインロイシン又はバリンを用いたロイシンの、グルタメートを用いた アスパルテートの、セリンを用いたトレオニンの隔離された置換、又は構造的に 関連するアミノ酸を用いたアミノ酸の類似の置換(保守的置換)は、特に置換が 結合部位又は生物活性の他の部位のアミノ酸を含まない場合、得られる分子の生 物活性に大きな影響を与えないことが合理的に予想される。さらに当該技術にお いて既知の通り2つの末端のいずれにも追加のアミノ酸が存在することができ、 あるいは末端の1つ又は両方からアミノ酸が欠失していることがSきる。
変化が機能性ペプチドを与えるかどうかは、修飾酵素(又はフラグメント)が天 然のルシフェラーゼ酵素(又はフラグメント)の正常な機能を行う能力に頼った 検定において機能に関して直接分析することにより容易に決定することができる 。例えば修飾ペプチドを、組み替えレニラルシフェラーゼ分子に関して下記に記 載する方法と同一の方法により腔腸動物ルシフェリンからの発光を触媒する能力 につき試験することができる。1つ以上の置換が行われたペプチドは、同様の方 法で容易に試験することができる。好ましいペプチドは、いずれの連続した20 個のアミノ酸の群の中でも異なるアミノ酸は12以下、より好ましくは5以下で ある。アミノ酸の置換が起こる場合それは、標準的同類群(standard  conservative group)内からが好ましい。
アミノ酸の標準的同類群を一文字アミノ酸コードを用いて括弧内に示す:非極性 (A、V、LSI5P、M):芳香族(FST、W);非帯電極性(G、S、T 、C%N、Q);酸性(D、E);塩基性(K、R。
H)o芳香族アミノ酸は広義の非極性(F、W)又は非帯電極性(T)群に属す ると考えられることもある。
本文に記載のいずれのペプチドの塩も、そのようなペプチドが種々のpHの水溶 液中で(又は単離された形態で)存在する場合に自然に存在する。示された生物 活性を有するペプチドの塩はすべて本発明の範囲内と考える。例としてカルボン 酸残基のアルカリ、アルカリ土類、及び他の金属塩、アミノ残基の酸付加塩(例 えばHCl) 、及び同一分子内のカルボン酸とアミノ残基の間の反応により形 成される両性イオンが含まれる。
遺伝子及び対応するタンパク質は上記で議論した全合成法により製造することが できるが、本発明の好ましい具体化の場合、遺伝情報を天然の供給源から得、本 文に記載の通りに同定する。遺伝物質を最初に、多数の現存する方法のいずれか を用いて遺伝子ライブラリの形態で得る。
方法の最初はゲノムDNAを無作為に剪断し、この剪断された物質を発現ベクタ ーに挿入することである。十分な組み替え体が生成されると問題の酵素に対応す る融合タンパク質を発現する少な(とも1つの組み替え体を集団の中に含む確率 が高い。
遺伝子ライブラリを製造する他の方法は、生物の全mRNA集団の相補的DNA  (cDNA)コピーを作り、これらを発現ベクター中で組み替え分子としてク ローニングすることである。生物の予想される性質(すなわち真核生物の特徴を 有することが予想された)は、所望の遺伝子のコード領域にイントロンが存在す ることを示した。剪断されたゲノムDNAの利用がイントロンにより妨げられる ことはないが、スクリーニングしなければならない組み替え体の数が増し、その 後の分析を実質的に複雑にする。この結果に基づき、c D N Aライブラリ を用いてレニラ遺伝子を得るのが好ましい。
そのようなライブラリは発明者等の実験室で生成され、ルシフェラーゼ活性を有 する遺伝子産物の発現に関してスクリーニングされた。この実施例の詳細は、遺 伝子の完全な配列を得るに至った実験の詳細を含んで下記に示す。しかし発明者 等により製造された配列及び操作された特定の生物が、本明細書に示す指針を用 いて製造することができる他のクローンより優れていると信じる理由はない。実 際にレニラルシフェラーゼの発現を、下記の実施例にて議論する通り他の発現系 の選択により本文に記載の発現より増加させることができるようである。
ここでレニラルシフェラーゼの配列が決定されたので、本発明の遺伝物質を得る ためにこれらに段階を通して行うことはもはや必要でない。
今やポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法を用いて簡単でより直接的な方法により 天然の供給源から遺伝子を単離することができる。診断における利用を含みPC R法は米国特許第4.683,202号に開示されており、それをここに参照と して挿入する。レニラ試料は世界中の海から容易に入手でき、本明細書に示す配 列を用いてPCRプローブを調製することができるので、PCR法及び天然に入 手できるレニラゲノム物質の供給源を用いて本文に示す配列のいずれの所望の切 片を得ることも可能である。レニラルシフエラーゼ染色体遺伝子を単離するため のそのような方法の特定の例を下記の実施例に記載する。クローニングされた遺 伝子をその後市販のベクター中に挿入し、発現することができる。
遺伝子の位置決定のための十分な情報が与えられているので、遺伝子工学に関す る当該技術における熟練者の知識及び前記の指針を組み合わせて用いると、上記 に示した方法により所望の遺伝子の単離及び組み替えDNAベクターにおけるそ の利用が容易に可能であるが、同様の結果に導(他の方法も既知であり、本発明 の組み替えDNAベクターの生成に用いることができる。
レニラタンパク質の発現は、形質転換宿主中に多数の遺伝子のコピーを含むこと により;宿主中で再生産されることが知られているベクターを選択して外因性挿 入DNAから多量のタンパク質を生産することにより(例えばpUC8; pt ac12 ; pIN−I I I−ompAl、2又は3:pOTS;pAs l;あるいはpKK223−3);あるいはペプチド発現を増加させる他の既知 の手段により増加させることができる。
普通の変法の1つは、融合ポリペプチドの形態で本発明のポリペプチドを製造す ることである。そのようなペプチドは典型的に宿主中で発現されることが知られ ている遺伝子のプロモーター領域を用い、本発明のアミノ酸配列の全体又は主要 部分をコードするヌクレオチドを宿主タンパク質のための遺伝子配列中に挿入す ることにより製造される。そのような融合タンパク質の例にはβ−ガラクトシダ ーゼ融合タンパク質が含まれる。必要なら、タンパク質分解酵素により認謙され る部位が2つの融合タンパク質の間の接合部に存在するように融合タンパク質を 設計することができる。その後タンパク質分解酵素を用いて発現タンパク質を切 断し、所望のルシフェラーゼ酵素を純粋な形態で得ることができる。
すべての場合に、DNA配列がベクター中に機能的に挿入されるとレニラルシフ ェラーゼが発現される。“機能的に挿入゛は当該技術における熟練者に十分理解 される通り正しい読み枠及び配向で挿入することを意味する。典型的に遺伝子は プロモーターから下流に挿入され、停止コドンが続(が、必要ならハイブリッド タンパク質としての製造(おそらく切断が続く)を用いることができる。
本発明の実行に従い組み替えDNA分子及び形質転換単細胞生物の製造に用いる ことができる上記の一般的方法の他に、他の既知の方法及びその修正法を本発明 の実行に用いることができる。特に遺伝子工学に関連する方法が近年爆発的な成 長及び発展を遂げた。最近の多くの米国特許はプラスミド、遺伝子操作された微 生物、及び本発明を行うのに用いることができる遺伝子工学の実行法を開示して いる。例えば米国特許第4.273,875号はプラスミド及びその単離法を開 示している。米国特許第4,304.863号はハイブリッドプラスミドを構築 し、それをバクテリア宿主の形質転換に用いる遺伝子工学によるバクテリアの製 造法を開示している。米国特許第4.419.450号は組み替えDNA研究に おいてクローニングビークルとして有用なプラスミドを開示している。米国特許 第4.362.867号は組み替えcDNA構築法及びそれによって製造された クローニング法で有用なハイブリッドヌクレオチドを開示している。米国特許第 4.403.036号は、DNA片の多量のコピーを含むプラスミドの生成のた めの遺伝試薬を開示している。米国特許第4.363.877号は組み替えDN A転移ベクターを開示している。米国特許第4.356.270号は、組み替え DNAクローニングビークルを開示しており、遺伝子工学で用いられる多くの用 語及びそこで用いられる基礎的方法を定義しているので、遺伝子工学の分野にお ける経験の限られた者にとって特に有用な開示である。米国特許第4.336. 336号は、融合遺伝子及びその製造法を開示している。米国特許第4,349 ,629号はプラスミドベクター及びその製造と利用を開示している。米国特許 第4.332.901号は組み替えDNAにおいて有用なりローニングベクター を開示している。これらの特許のいくつかは本発明の範囲内に含まれない特定の 遺伝子産物の製造を目的としているが、そこに記載されている方法は遺伝子工学 の技術における熟練者が本明細書に記載の本発明の実行のために容易に修正する ことができる。
本発明の意味は、有用な量のレニラルシフェラーゼ及び本発明の遺伝物質がハイ ブリッド形成検定の発展又はこれらの物質を用いた他の種類の検定において用い るために利用できるようになるという点で重要である。単離されたレニラルシフ ェラーゼcDNAの他の発現ベクターへの転移により、イー・コリ(E、col f)中のルシフェラーゼの発現を増す、又は他の宿主中でポリペプチドを発現す る構築物を製造することができる。
特に意図されているのは、本文に開示されている主な、及び変異ヌクレオチド配 列に基づ(オリゴヌクレオチドプローブを用いた、関連生物からの遺伝子の単離 である。そのようなプローブは全配列よりかなり短いことができるが少なくとも 10.好ましくは少なくとも14ヌクレオチドの長さでなければならない。20 −500.特に30−200ヌクレオチドの長さの中間オリゴヌクレオチドは特 に特異的で作用が迅速なプローブを与える。遺伝子の全長までのもっと長いオリ ゴヌクレオチドも有用である。RNA及びDNAプローブの両方を用いることが できる。
用いる場合プローブは典型的に検出可能な方法で標識しく例えばtp、sH1ビ オチン又はアビジン)、遺伝子をめている生物からの1本鎖DNA又はRNAと 共にインキュベートする。ハイブリッド形成は11本鎖及び2本鎖(ハイブリッ ド形成した)DNA (又はDNA/RNA)が(典型的にニトロセルロース紙 を用いて)分離された後に標識を用いて検出される。オリゴヌクレオチドの場合 に用いるのに適したハイブリラド形成法は周知である。通常プローブは検出可能 な標識と共に用いられ、それは同定を容易にするが、非標識オリゴヌクレオチド も標識プローブの前駆体として、及び2本鎖DNA (又はDNA/RNA)の 直接検出を与える方法で用いるために有用である。従って“オリゴヌクレオチド プローブという用語は標識及び非標識の両形態を言う。
要するに、発明者等はレニラレニホルミスルシフェラーゼのcDNAクローンの 単離及び配列決定により、本発明の実行を短縮した。第1メチオニン残基から始 まるこのcDNAからの推定アミノ酸配列は、本来のレニラルシフェラーゼの大 体の大きさである36kdと等しいM、のタンパク質を予言する。推定アミノ酸 配列もその中に、V−8プロテアーゼ−消化された本来のレニラルフェラーゼか らの6個のペプチド配列をすべて含んでいた。これらの2組のアミノ酸データに 間には1個だけミスマツチが見いだされ、それはペプチド配列中に存在するロイ シンのトリプトファンによる置換であった。本来のアミノ酸組成と予想組み替え ルシフェラーゼ組成の比較により、特定のアミノ酸残基の間で多くが同一であり 、非常に高度の類似性が明らかになった。
さらに遺伝的に操作された生物におけるルフェラーゼの発現が示された。最初の ルシフェラーゼクローンλRLuc−6の粗抽出物中でルシフェラーゼ活性が見 いだされた。cDNAをベクターpTZ18Rにサブクローニングすると、pT ZRLuc−1細胞から組み替えルシフェラーゼを精製するのに十分な程この活 性が向上した。組み替えルシフェラーゼは、本来のルシフェラーゼの精製で以前 に用いられた方法よりずっと簡単な方法により精製することができる。組み替え ルシフェラーゼはこれまで分析したすべての点で本来のルシフェラーゼと同様に 機能する。本来のルシフェラーゼと同様に組み替えルシフェラーゼはλmaxが 480nmであり、400nmに肩を有する発光スペクトルを有する。
組み替えルシフェラーゼの吸収スペクトルも本来のものと同一である。
さらに本来の、及び組み替えルシフェラーゼの両方共37℃で数時間非常に安定 であり、45℃でも有意な安定性を有する。本来のルシフェラーゼに関して決定 された比活性を用い、発光に基づいてなされたタンパク質決定はA!、。及びL owryタンパク質決定と非常に良い関連性を示し、組み替えルシフェラーゼの 比活性が本来のルシフェラーゼの比活性と同一でないとしても類似していること を示唆している。最後に、組み替えルシフェラーゼのアミノ−末端アミノ酸配列 分析は、残基2から18までのcDNA−予測アミノ酸配列と同一の配列を示す 。有意な量の組み替えタンパク質がおそらくN−ホルミルメチオニンによりアミ ノ末端で遮蔽されており、残基1でアミノ酸を決定できないことを説明している 。
ここで本発明を一般的に記載したが、以下の実施例を参照することによりさらに 良(理解できるであろう。実施例は単に例示を目的としており、そのように特定 されなければ本発明を制限すると考えるべきではない。
l)を1mlのルシフェラーゼ検定緩衝液(0,5M NaC1,O。
LM KPO4りH7,6,1mM EDTA、0.02% BSA及び0.0 04% NaN31に加え、12x75mm試験管で渦動した。合成ベンジルル シフェリン(2,5ナノモル/μl保存液、10μm)を反応に加え、最終濃度 を2.5xlO°8Mとし、混合物を4−5秒間激しく渦動した。管をすぐにT urner Model TD−20e光度計に入れ、極大発光を決定し、”N i放射活性発光キャリブレーション標準を用いて光子に変換した。
RNA単離及びcDNA合成 生きたレニラレニホルミスを、University of Ge。
rgia Marine In5tituteにてGeorgia州の5ape lo島の浅瀬における海底トローリングにより集めた。動物を新しい海水中で十 分に洗浄し、迅速に液体窒素中で凍結し、−80℃で保存した。凍結したレニラ を液体窒素下で乳棒と乳鉢を用いて微粉末に砕いた。粉末とした組織をその後4 Mのグアニジンチオシアナート中でWaringブレンダーを用いて均質化し、 Chtrgwin et−見±、、Biochemistry (1970)1 8:5294−5299に記載の通りに全RNAを単離した。その後金RNAに オリゴ−dTセルロースカラム上を通過させ、ポリアデニル化RNAを得、それ をエタノール沈澱物として一20℃で保存した。下記の通りGublerand  Hoffman法、Gubler et al、、Gene(1983)25  : 263−269の修正法によりポリA”RNAから1本鎖及び2本鎖cD NAを合成した。cDNAのT−4ポリメラーゼ平滑化及びメチル化の後、合成 EcoRIリンカ−を平滑末端連結した。
EcoRIで消化した後、低−融点アガロースゲル電気泳動により過剰のリンカ −をcDNAから分離した。長さが約650bp以上のcDNAのみが低融点ゲ ルから単離された。
λ tllライブラリの構築及びスクリーニング精製cDNAをEcoRI消化 λgtll中に連結した。その後DNAをλフアージ抽出物を用いてパッケージ した(Gigapack Plus Kit、Strategene)oパッケ ージされたライブラリの数留分をY1088細胞中で滴定した;これらの留分は IPTG−誘導可能β−ガラクトシダーゼ活性の欠如により決定して71%−8 1%組み替えファージの範囲であうた。組み替えファージの合計数は2゜1xl O’pfu(プラーク形成単位)に等しかった。その後−次ライブラリをY10 88細胞中で増幅し、7%DMSO中で一80℃にて保存した。増幅ライブラリ の力価は2.5xlO’pfu/mlであり、約65%組み替え体であった。
2つの17−塩基オリゴヌクレオチドプローブを、■−8プロテアーゼ消化され た本来のレニラルシフェラーゼから誘導された単離ペプチド′ からのアミノ酸 配列データに基づいて合成した。7つのV−8ルシフエラーゼペプチドのアミノ 酸配列を図4に示す。コドン重複度の最も低いアミノ酸配列を、ルシフェラーゼ オリゴヌクレオチドプローブ#1及びプローブ#2の合成のために選択し、それ を誘導ヌクレオチド配列と共に強調して示した(図4の下部)。プローブ#1は ペプチド7から誘導され、32重複度を含み、ペプチド1から誘導されたプロー ブ#2は64重複度を含んだ。プローブをT−4ポリヌクレオチドキナーゼを用 いて高特異的活性に末端標識した(4−9xlO’cpm/μg)。Y1088 細胞を3xlO’pfu/プレートを与えるのに十分なファージに感染させた。
感染細胞を50μg/mlのアンピシリンを含む直径が150mmのLuria プレート上に6mlのトップアガロース(t。
p agarose)中で平板培養した。37℃で終夜インキュベートした後、 プラークを採取する前にプレートを4℃で冷却した。誤った正の信号を除去する ために、各マスタープレートから二重のニトロセルロースフィルタープラークレ プリカを調製した。フィルターを塩基処理により加工し、その後トリス緩衝液中 で中和した。
フィルターを空気乾燥し、80℃にて真空中でベーキングした。予備ハイブリッ ド形成は6X SSC,50mMのリン酸ナトリウム(pH6,8)、5X デ ンハート溶液、及び1100u/m1の変性Herring精子DNA中で37 ℃にて少なくとも6時間行つた。ハイブリッド形成は、硫酸デキストランを10 %の最終濃度まで加えた予備ハイブリッド形成溶液中で37℃にて終夜行った。
標識プローブは1−2X10’cpm/mlにてハイブリッド形成溶液に加えた 。
フィルター洗浄は、Wood et al、、Proc、Nat、Acad、S ci、USA (1985)82:1585−1588中で17−塩基オリゴヌ クレオチドに関して記載されている条件下でテトラメチルアンモニウムクロリド の存在下で行った。スクリーニングの第1巡では各二重のフィルターを両方のプ ローブにハイブリツド形成させ、次の巡では二重のフィルターをプローブ#1又 はプローブ#2のいずれかにハイブリッド形成させた。すべてのcDNAクロー ンを3又は4巡のスクリーニングの後にプラーク精製した。ファージDNAを、 GrO8sberger、D、、Nuc、Ac1d、Res、(1987)1旦 (16):6737に記載の通りにグリセロール段階勾配上で各クローンから単 離した。
DNA配列分析 DNA配列分析はすべてM13ベクターmp18及びmp19中で行った。1本 鎖鋳型を準備し、United 5tates Biochemical Co rporationから得た56quenaseDNA配列決定キットを用いて ジデオキシヌクレオチド配列決定を行つた。配列決定反応はM13普遍プライマ ー、いくつかの構築物中に存在する外因性λgtll DNAにハイブリッド形 成したプライマー、あるいはオリゴヌクレオチドプローブを用いて開始させた。
cDNAの両端から得た配列データを、6塩基制限酵素部位に関して分析し、そ れを配列決定サブクローンの生成に用いた(図5)。この方法で全1.2kb  cDNAを両方の鎖について配列決定した(図5の下部)。すべてのDNA配列 及び翻訳タンパク質配列を集め、Beckmanから購入したMicrogen ie 5equence Softwareを用いて分析した。
E、coli中における発現 最初のルシフェラーゼcDNAクローン、λRLuc−6は発現ベクターλgt ll中にあった。クローンをY1088細胞中で増幅し、高力価材料を用いてY 1089中に溶源菌を形成した。その後λRLuc−6溶原菌をアンピシリン( 50μg/ml)を加えたLuriaブロス中で37℃にて成育した。細胞をベ レット化し、TE緩衝液中に再懸濁し、リゾチーム(2mg/ml)を用いて溶 解した。細胞破片をその後ペレット化し、上澄み液をルシフェラーゼ活性に関し て分析した。
3゛末端に結合したlkbのλgtll 1acZ DNAを含む2.2kbp のλRLuc−6挿入片を低融点ゲル上で単離し、pTZ18R(Pharma cia)のEcoRI/5stI部位にサブクローニングした。この構築物、p TZRLuc−1を組み替えレニラルシフエラーゼの発現及び精製に用いた。
電気泳動及びウェスターン分析 組み替えシルフェラーゼ試料をクーマシーー染色5DS−PAGEゲル上で特性 化した。ウェスターン分析の場合、Burnett、N。
30mAにてゲル上を移動させ、ニトロセルロースフィルターに移した。
フィルターを3%のBSAで遮蔽し、1/1000希釈のポリクローナルウサギ −抗−ルシフェラーゼ抗体と共にインキュベートした。次にフィルターをTBS 中で洗浄し、1/2500希釈のホースラディツシュパーオキシダーゼに複合さ せた二次抗体、ヒツジ−抗−ウサギIgG(Bio−Rad)と共にインキュベ ートした。最後にフィルターをTBS中で洗浄し、HRP−発色剤(Color  Developingreagent)(Bio−Rad)を用いて発色させ た。
発光スペクトル pTZLuc−1細胞の粗試料を本文にて前に記載した通りに調製した。試料を 1mlのルシフェラーゼ検定緩衝液に加え;1μlのルシフェリン(917ナノ モル/μl)を1−2分間隔で加えて信号を維持した。オン−ラインコンピュー ター化5PEX蛍光計を用いて生物発光スペクトルを得、集めた。多数のスペク トルを走査平均し、675nm−375nmで測定した最終的スペクトルを得た 。
タンパク質精製 pTZRLuc−I E、colt抽出物からの組み替えレニラルシフェラーゼ の精製を、3段階のクロマトグラフィーにより行った。組み替えルシフェラーゼ は以下の通りにしてpTZRLuc−1細胞から精製した: pTZRLuc− 1細胞を0Dsoo=0.6で20LのLuriaブロス中37℃にて成育し、 その時点でIPTGを0゜5mMの最終濃度まで加え:細胞の成育を30℃にて 終夜続けた。細胞を遠心により収穫し、TE中で洗浄し、細胞1g当たり5ml の10mM EDTA (pH8)中に再懸濁し、−20℃で凍結した。典型的 精製の場合、15−30グラムの細胞を解凍した。リゾチームを4−6mg/m lの最終濃度まで加え、細胞を氷上に45分間保った。DNAアーゼ(10−2 0mg)をライセードに加え、それを顕微鏡検査により細胞の90%の溶解が証 明されるまで、氷上でBranson Ce1l Disrup t e rか らの1分間バーストを用いて音波処理した。
粗材料を48Xgにて30分間遠心することにより透明化し、第1カラム上に負 荷した。抽出物を最初にDEAE−セルロースイオン−交換カラム、その後G− 1005ephad、exゲル濾過カラム、及びその後安息香酸−8ephar oseアフイニテイーカラムに流した。G−100カラムはIX レニラ標準緩 衝液(1,5mM トリス、1゜OmM EDTA pH7,8)中で流した。
他のカラムはIX緩衝液中で流し、IOX緩衝液(DEAE)又は10X緩衝液 中の安息香酸ナトリウム(安息香酸−3epharose)中で溶離した。第1 の安息香酸カラムを0.1Mの安息香酸ナトリウムパルスで溶離した。第2の安 息香酸カラムは0−0.5Mの安息香酸ナトリウム勾配で溶離した。
本来のルシフェラーゼの吸光係数(ε2.。、、0. 1%=2. 1)を用い たAzH測定により、本来のルシフェラーゼの比活性(1,8X101shv秒 −1m g −1)を用いた発光により、又はBradford、M、。
Analytfcal Biochemistry (1976)72:248 に記載のBradford検定によりタンパク質決定を行った。
Varian Model DMS−100分光光度計で吸収スペクトルを測定 し、集めた。
λRLuc−6の単離及び分析 lXl0’個の組み替えファージの一部スクリーニングにより、両レプリカフィ ルター上で同一のオートラジオグラフィー信号を与える9個のクローンが単離さ れた。最初に正であった9個から5個だけが二次スクリーニングで信号を与え、 5個の中の1個のみが両プローブとハイブリッド形成した。他の4個は配列重複 度が最大であるプローブ#2のみとハイブリッド形成した。5個のクローンの制 限酵素分析により、λRLuc−3及びλRLuc−3は同一であり、1.16 khの挿入片を含むことが明らかになった。λRLuc2.5及び6の挿入片の 大きさはそれぞれ0. 8.2.34及び1.2kbpであつた。λRLuc− 3及びλRLuc−3挿入片のみがEcoRI消化によりEcoRIクローニン グ部位から切り出された。他の3個の挿入片は明らかに1個のEcoRIリンカ 一部位を失っており;これらはEcoRI及び5stIにより切断されるべきも のであった。従ってこれらのcDNAのそれぞれは一端に結合したlkbのλg tll DNAを含んだ。λRLuc−6のみが両オリゴヌクレオチドプローブ にハイブリッド形成し、約36kdのタンパク質をコードするのに必要な大きさ のcDNAを含んでいたので、DNA配列分析にそれが選ばれた。
lkbのλgtll lac Z DNAを含む2.2kbのEc。
RE/5stIフラグメントをM13及びmp18ならびにmp19にサブクロ ーニングし、1.2kbのcDNAの両鏡を完全に配列決定した。全cDNA配 列はEcoRIリンカ−を除いて1196bpである(図1)。構造的にそれは ヌクレオチド10で始まる推定開始コドン、ヌクレオチド944の停止コドン、 ヌクレオチド1170のポリアデニル化共通配列、及び7塩基の短いポリアデニ ル化尾部を含む(図1)。
ヌクレオチド537−554 (プローブ#1)及びヌクレオチド820−83 6 (プローブ#2)に位置する2個のオリゴヌクレオチドハイブリッド形成部 位も図1にて下線で示す。cDNAの3°末端のEcoR1部位の消失は配列分 析により確認された。
cDNAは第1開始コドンを有する、又はそこから上流の枠内に停止コドンを含 まず、タンパク質コード領域が全長であることを示している。
しかしコード領域は下記の通り完全に活性なレニラルシフェラーゼの組み替え合 成を指示している。cDNA配列のアミノ酸配列への翻訳は、λRLuc−6c DNAがレニラルシフェラーゼcDNAであることの決定的証明を与える。翻訳 されたcDNA配列は314アミノ酸の読み枠を含む(図2)。最初のメチオニ ンの前に3個のアミノ酸があり、それは本来のタンパク質配列の一部であるか又 は一部でないかも知れない。生体内の翻訳が第1のメチオニンで開始される場合 、311アミノ酸の読み枠が得られ、それは36Kdの分子量(M、)のタンパ ク質をコードする。本来のレラニルシフエラーゼのM、は種々の方法で測定され 、その値は33Kd−38Kdの範囲である。この翻訳アミノ酸配列のアミノ酸 組成と以前に公開された本来のルシフェラーゼの組成を比較すると、2者の間に 多くの同一のアミノ酸があり、非常に密接な相同を示す(表2)。
表2 本来の、及び組み替えレニラレニホルミスルシフェラーゼのアミノ酸組成 リシン 26 27 ヒスチジン 10 10 アルギニン 12 13 アスパルテート* 31 30 トレオニン 96 セリン 20 19 グルタメート** 36 37 プロリン 17 18 バリン 23 23 メチオニン 79 イソロイシン 20 21 0イシン 23 22 チロシン 12 13 フエニルアラニン 15 15 *アルパルテート+アスパラギン **グルタメート+グルタミン 本来のルシフェラーゼ組成データはMatthews et al、。
cDNAがルシフェラーゼをコードするという別の証拠は、v−8プロテア一ゼ ペプチド配列と翻訳cDNA配列の比較により見ることができる(図3)。V− 3ペプチドはすべて、残基161から始まる翻訳コード領域のカルボキシル−末 端半分上に位置し;いくつかが互いに重複している。cDNA配列からはトリプ トファンが推定されるがペプチド6配列が同位置でロイシンを示している1個の 残基、219を除いて、すべてのペプチドが翻訳配列の領域と正確に合う。タン パク質配列の一端でペプチドが束になっているのは、本来のタンパク質のアミノ ル末端半分がV−8プロテアーゼが近付けないように折り畳まれているためであ ろう。
E、coliにおける組み替えルシフェラーゼの発現最初のλRLuc 6溶原 菌は、発光により測定して低量のルシフェラーゼ活性を示す。λRLuc−6溶 原菌のIPTG誘導は、活性を約50%減少させる。この結果は、後にDNA配 列データによりcDNAの3′末端がλgtllのlac Z配列に隣接するこ とが明らかになった時に説明された。従ってIPTG誘導の条件下で、転写はル シフェラーゼcDNA配向に関して誤った方向に強制されていた。おそら(この 構築物における非−誘導ルシフェラーゼ発現は、我々が決定していない部位にお けるλgtllの左端からのプロモーター活性による。
サザン及びノザン分析におけるプローブとして用いるためのDNAフラグメント の単離を簡単にするために構築物pTRLuv−1を形成した(図6)。このプ ラスミドが内在するE、coli細胞をpTZRLuc−1細胞と呼ぶ。λgt llと同様にpTZ系“ファージミド”は1acZ’遺伝子に隣接してポリリン カ一部位を含む。このベクター中で発現される遺伝子は、おそら(cDNA翻訳 産物に融合したβ−ガラクトシダーゼの最初の10−15アミノ酸を含んで発現 される。pTZRLuc−1細胞上澄み液を発光に関して分析すると、λRLu c−6と比較して高量のルシフェラーゼ活性が存在することを示した。さらに0 .5mMのIPTGを用いてpTZRLuc−1細胞を誘導すると、粗抽出物に おいてルシフェラーゼ活性が5−8倍増加する。
これらの粗上澄み液からの生物発光スペクトルは、以前に公開された本来のレニ ラルシフェラーゼに関する生物発光スペクトルと同一であった。発光の波長分布 は基本的に以前の報告と同一である。スペクトルは480nmにて極大発光(λ 1.8)を有し、400nm4:わずかな肩を持ち、それはおそらくルシフェラ ーゼ−オキジルシフェリン錯体中性種励起状態に対応する。
pTZRLuc−1粗上澄み液をさらに5DS−PAGEにより特性化した。ク ーマシーー染色ゲルは多数のバンドを含み、その1つは本来のルシフェラーゼに 近接して移動した。このバンドが組み替えルシフェラーゼであることを確認する ために、本来のレニラルシフェラーゼに対して誘起したウサギポリクローナル抗 体を用いてウェスターン分析を行った。展開ウェスターンは、本来のルシフェラ ーゼと同位置に移動する1つのバンドを示した。β−ガラトシダーゼールシフエ ラーゼ融合ポリペプチドであることを示す他の生成物は現れず、推定融合タンパ ク質が検出できない程低濃度であるか、又は融合タンパク質が形成されなかった かを示している。それはDNA配列分析により確認されなかったが、第1のcD NA開始コドンに隣接する最初の3個のコドン内のβ−ガラクトシダーゼATG 開始コドンにて開始するpTZRLuc−1翻訳産物は、なぜ我々が融合産物の 生産なしにルシフェラーゼ活性のI PTG誘導を観察したかを説明することが できる。
組み替えルシフェラーゼのIPTG誘導は、その転写がlac Zプロモーター により方向づけられることを示している。唯一のリポソーム結合部位(RBS) の候補はおそらくルシフェラーゼATGからあまりに位置が離れすぎて(18ヌ クレオチド)機能できないので、β−ガラクトシダーゼペプチドはルシフェラー ゼATGに隣接する停止コドンまで翻訳されていると思われる。β−ガラクトシ ダーゼペプチドの翻訳はルシフェラーゼATGコドンにおけるリポソーム再開始 を容品にすることができる(図7)。この現象はジヌクレオチドAGがルシフェ ラーゼcDNAのためのRBSとして作用する場合に起こり得る。このようにし てIPTG誘導可能な非−融合ルシフェラーゼポリペプチドが合成される。発現 ベクターとしてよりむしろ多目的試験管内転写ベクターとして設計されたpTZ 18ベクターを用いて組み替えルシフェラーゼ発現に成功すれば、現在得られて いるより多量にルシフェラーゼを発現する他のクローンを開発できることは明ら かである。
組み替えレニラルシフェラーゼの精製 本来のルシフェラーゼの比活性を用い、IPTG誘導pTZRLuc−1粗上澄 み液中に存在するルシフェラーゼの量に関して計算を行い、生産されている組み 替えルシフェラーゼの量が小規模で最初の精製を試みるのに十分であることを決 定した。
IPTG誘導pTZRLuc−1細胞において組み替えルシフェラーゼは、透明 化粗上澄み液中の全タンパク質の約12−14%となる。この最初の精製で組み 替えルシフェラーゼのかなりの損失を受けたが、出発材料の量及び含まれる時間 により、本来のルシフェラーゼの精製と比較して損失は重要でないと思われた。
組み替えレニラルシフェラーゼの場合の精製案を図8に示し、精製を表3にまと める。精製段階の5DS−PAGE分析により、汚染タンパク質と比較して組み 替えルシフェラーゼの量が増加することが示された。安息香酸−8epharo seルシフエラーゼの純度は、34Kdに等しいM、の単一バンドにより証明さ れる通り約99%である。20μg以上のタンパク質を負荷するとクーマシー染 色ゲル上に非常にわずかな汚染がわかる。
表3 組み替えルシフェラーゼ精製 容積 タンパク質 *** 精製 収率段階 (ml)(mg) 活性 比活性  (%)粗材料 138 1120 3.2xlO’フ 2.9xlO” 0  100DEAE 48 268 9.1xlO” 3.3xlO” 1.1 2 7G−1006751481,9xlO” 1.3xlO” 、43 5.8安 息香酸(1) 55 26.4 4.5xlO” 1.7xlOI55.8 1 3.8安息香酸(2) 28 10.45 1.9xlO” 1.8xlO”  6.3 5.9*hv秒−1の単位の活性 **hv秒−’mg−’の単位の比活性純粋な組み替えルシフェラーゼの吸収ス ペクトルも本来のルシフェラーゼのものと同一である。本来のルシフェラーゼの 比活性に基づき、発光により決定した組み替えルシフェラーゼのタンパク質濃度 はAHo及びLowry測定に基づくタンパク質濃度と非常に良く関連した。こ の結果は組み替えルシフェラーゼの比活性が本来のものと同一であることを示唆 している。本来のレニラルシフェラーゼは37℃及び45℃で温度安定性を示す ことが以前に示された。組み替えタンパク質も温度安定性に関して分析し、本来 のルシフェラーゼと同様に37℃で数時間、及び45℃で短時間、活性の有意な 損失なしに安定である。これらの温度における安定性は、組み替えルシフェラー ゼの診断用途における使用に重要な特徴であり、診断用途の多くが生理学的温度 におけるインキュベーションを必要とする。
組み替えレニラルシフエラーゼの精製によりそのアミノ−末端配列の決定が可能 になった。最初の18残基のアミノ酸配列はEdman分解により決定した。配 列データのアミノ酸ピークの高さは、実際に配列決定されたタンパク質は最初の タンパク質合成よりずっと少量であったことを示しており、大きなパーセンテー ジの組み替えルシフェラーゼが開始メチオニンでN−ホルミル化され、Edma n反応に遮蔽されたと思われる。この見掛けのアミノ−末端遮蔽にもかかわらず 、十分な非遮蔽種が得られ、組み替えルシフェラーゼの最初の18残基の配列を 得ることができた。アミノ酸配列は、残基2−18の翻訳CDNA配列と同一で あった(図7)。アミノ酸配列決定実験の第1サイクルで、我々はCDNA配列 により予想された通りに第1残基にメチオニンが存在することを確認できなかっ た。しかし2組のアミノ酸データがアミノ酸残基2(トレオニン)から残基18 (プロリン)まで同一であることは、我々の配列における推定第1メチオニンが pTZRLuc−1構築物においても開始コドンとして作用しているという我々 の主張を強力に支持している。
本明細書に挙げたすべての文献及び特許出願は、各個別の文献及び特許出願が特 別に、及び個別に引用されることにより本明細書の内容となることが示されてい るのと同様に、引用することにより本明細書の内容となる。
本発明を十分に記載したが、添付する請求の範囲の精神及び範囲から逸脱するこ となくその多くの変更及び修正が可能であることは、当該技術における熟練者に 明らかであろう。
1030 1040 toso togo toyo tos。
11iAATATTTcA CA66fiAACAT TCATATATGT  TGATTAATTT AraCTCQAACT TTACsCTfiTC 1090ttoo 1110 1120 1130 tx4゜ATATCATT TT G@AATATTACCTCTTTCAAT GAAACTTTAT A AAC届TGGT TCAA丁TAATTSer Trp Pro Arg f ilu II@ Pro L@u Val Lys Gly Gly Lys  Pro Asp Va煤@Vat Gin IIs Vat z7a zs。
Asp Pro Qly Fh@ Ph@ S@t Asa ^la li@  Val (ilu (ily ^la Lys Lys P■■@Pro As a 丁hrG1u Ph* Val Lys Val Lysεly L@u Hls Ph* S @r C1r+ @lu^sp 41a Pro^sp GPs+ 11661 y LyS j 目 ご ヨ : コ ご 2 5 E B、日 ヨ I 目 目 !2 2 Ei; d ! !匪 ! i ! 5 目 ミ 共 iii!!m 目 ■ を 目 !ffM!i:a 連 ■ 日 葺 ヨ I ヨ 肩 ■ 目 ヨ ■ 舊 1 ミ ョ 目 2 ■ 199 i 躇 H目 ヨ 目 2 : 足 ヨ ジ 「 i 2 ジ 目 i デ 9 = シ ミ 鷲 ジ 目 裂 鵬 2 目 目 j コ ミ コ 嚢 コ ヨ d ヨ ラ 2 ミ に 残 罠 ロ = ヨ ゴ = さ = ヨ ー υ ロ >nh u C2 4) 1iLt14$P−ILE−ILll−L[0−111−LVS−$1l −1iLtlC32縮合) 5cccc 幽 FIG、 4 pTZRLuc−1 1acZ’RfSS 1icZ’開始コFンlac Z”枠内停止コドン ^AA13mAT13ATCCA6AAIns−リポソーム結合部位 FIG、7 10mM EDTA pH8中のpTZRLuc−1細胞遠心48 x g、3 Q分 DEAE 5ephadex G−1005ephadex 安息香酸5ephadex 1 安息香raSephadex 2 純粋な組み換えルシフェラーゼ F 工 (,8 国際調査報告 、 、、、、、、、、、、、、、、、 、、、H,、、、、、、、、、、+IP CT、′L’S91 / 016昆1−11+−−−−JI A−幹■−1−− I1. PCT/じ591zO+615フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号Cl2R1:19) I

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.レニラルシフェラーゼをコードするヌクレオチド配列を含む単離DNA又は RNA分子。
  2. 2.該分子がルシフェラーゼコード配列:【配列があります】 を含む、請求の範囲1に記載の分子又は同等DNAあるいはRNA配列。
  3. 3.該分子がDNAである、請求の範囲2に記載の分子。
  4. 4.該分子が該ルシフェラーゼ配列を含む、請求の範囲3に記載の分子。
  5. 5.該分子がRNAであり、該ルシフェラーゼ配列と同等の配列を含む、請求の 範囲2に記載の分子。
  6. 6.該配列の前に機能的プロモーター配列5′がある、請求の範囲1に記載の分 子。
  7. 7.該配列の少なくとも1個のコピーが組み替えDNA又はRNAベクター中に 存在する、請求の範囲6に記載の分子。
  8. 8.請求の範囲7に記載のベクターを含む、遺伝的操作された微生物。
  9. 9.該微生物がE.coli株である、請求の範囲8に記載の微生物。
  10. 10.ヌクレオチド配列: 【配列があります】 相補的DNA配列、及び同等又は相補的RNA配列から選ばれる少なくとも10 個の連続したヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド。
  11. 11.該オリゴヌクレオチドが検出可能なタグで標識されている、請求の範囲1 0に記載のオリゴヌクレオチド。
  12. 12.該オリゴヌクレオチドが少なくとも14個の連続したヌクレオチドを含む 、請求の範囲10に記載のオリゴヌクレオチド。
  13. 13.腔腸動物から遺伝物質を単離して遺伝物質の試料を形成し、該試料をハイ ブリッド形成条件下で請求の範囲10に記載のオリゴヌクレオチドと接触させ、 該オリゴヌクレオチド及び該試料中に存在するDNA又はRNAを含む二重らせ んの形成を検出する段階を含む、腔腸動物ルシフェラーゼ遺伝子をコードする遺 伝物質の同定法。
  14. 14.該方法がポリメラーゼ連鎖反応を含む、請求の範囲13に記載の方法。
  15. 15.請求の範囲1に記載のヌクレオチド配列によりコードされる遺伝的操作さ れたペプチド。
  16. 16.該ペプチドが非−グリコシル化である、請求の範囲15に記載のペプチド 。
  17. 17.図3のアミノ酸配列、又は少なくとも5個の連続したアミノ酸残基を含み 、レニラルシフェラーゼと特異的に結合する抗体と免疫学的に反応性である該配 列のフラグメントを含み、他のレニラペプチドを含まないペプチド。
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