JPH06504632A - 写真プリントを自動的に包装する方法及びこの方法を実施する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 写真プリントを自動的に包装する方法及びこの方法を実施する装置 本発明は自動写真プリント包装装置と、この装置を使用する方法に関するもので ある。

写真プリントは現在は適当な紙包みに入れて写真工場がら小売店へ移送される。

前記包み内では、プリントは１バツクを形成するように単にグループに集められ ているだけである。

小売店がプリントを顧客に戻すとき、小売店は顧客にホルダーを提供する。前記 ホルダーは顧客が個々のプリントを挿入する透明なポケットをもち、従ってプリ ントは損傷を免れることができる。

現在はプリントをホルダーポケット内に自動的に挿入する装置はない。それ故、 毎日取扱うプリント数が極めて多いため、前記挿入を写真工場で行うことは不可 能である。従って、工場から小売店へ及び小売店から顧客への移送においては、 プリントは損傷を受ける危険性がる。十分な注意を払ってその挿入を行うことの できない顧客か挿入する際にも前記危険性は存在する。

ＧＢ−Ａ−２，２０３，３８２は１対の背中合わせにしたプリントがプラスチッ クフィルム内に挿入されるようになした写真集合装置を開示している。

［ＪＡ−Ａ−４，０７３，＋１８　は顧客又はディーラ−へ郵送され、出荷され 、又はディーラ−に受け取られるべき包み内に写真フィルム片を導入するための 装置を開示している。

本発明の目的は、プリントをなんらの時間的・制限なしに保存することができる ホルダーの透明ポケット内に写真プリントを包装することができる自動装置を提 供することにある。

本発明の他の目的は、この挿入を種々の手法で行うことができる装置、即ち、ホ ルダーがコンサーチイーナ型、ブック型、又はアルバム用の多数シートの形をな すか否かには関係なしに、ホルダーポケット内に注文された方式でプリントを挿 入できる装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、写真工場の高い作業速度に耐える得る高作業速度でかなり 大きな信頼性を有する装置を提供することにある。

上記目的は、請求の範囲の第１項に記載した自動写真プリント包装装置によって 達成される。

本発明はまた、請求の範囲第２０項に記載した自動包装方法を提供する。

以下、本発明の好適実施例を図につき詳述する。

第１図は本発明装置の平面図である。

第２図は回転マガジンのボックス内にプリントを挿入するための挿入装置の拡大 斜視図である。

第３図は第１図の線ＩＩＩ−ＩＩＩ上の装置の部分断面図断面口である。

第４図は第１図と同様の図で、他の実施例を示す平面図である。

図示の如く、本発明の装置は構造体２を含み、この構造体は好適には２つの部分 に分けられ、その１つは、包装ウェブ４の送りに関連し、他の１つはプリント６ の送りと、それらを前記ウェブのポケット８内へ挿入することに関連する。ウェ ブ４は縦中心線に沿って折り曲げられた透明なプラスチック材料のシートからな り、前記材料は複数対の横の接合ラインｌＯを含み、前記ラインはポケットを画 成する。横の接合ラインＩＯは例えば、プラスチックシートの２つの折り曲げら れた半分に沿う溶接及び接着ラインからなる。それ故、ポケットは３つの側縁を 閉鎖され、第４の側縁を開放され、これは折り曲げられた縁の反対側のウェブ縁 に一致する。横接合ラインＩＯはウェブ輻の全体に延びず、折り曲げ縁の反対側 の縦縁から成る距離の箇所で終端し、従って、２つの自由なフラップを画成する 。前記フラップはプリント挿入のためのポケットの開放を容易ならしめる。これ については後述する。読み取りマーク１２は各対の２つの接合ライン間に備える 。

ウェブ４は２つの肩部Ｉ４によって構造体２に支えられたリールを形成するよう 巻かれる。前記肩部は前記リールから巻戻されるウェブ前進用のテーブル１６を 画成する。テーブル１６に沿って遊びローラ１８とゴム被覆ローラ２０を備え、 前記遊びローラの目的はウェブをテーブルに付着させて維持することであり、前 記ゴム被覆ローラはテーブル１６の端部に向かってウェブ４を進めろｔ二め（二 適当なモータ（図示せず）（二よって駆動される。前記端部には横カツタ−２２ を備える。

前進テーブル１Ｇに沿って、マーク１２のための読み取り機２１を備え、１対の 拡開装置２３がウェブ４の２つの拡開フラップに対応する縁の近くに設けられ、 挿入段階中前記フラップを離隔させる。

前進テーブルＩ６の側面は、構造体２内に、プリントを分類してウェブ４のポケ ット内に導入するための領域を備える。この領域はプリント６のバックのための 無端コンベヤ２４を備え、前記コンベヤは一連の区画室２６からなり、各区画室 は実質的に隆起した縁をもつトレイの形をなす。前記トレイは隣接したトレイに ヒンジ連結され、１対のチェーン２８に取付けられ、包装ウェブ４の前進テーブ ル１６に平行に移動する。

２つのチェーン２８は偏向スプロケット３０ｆｆｆｌに延在する。

前記スプロケットの１つはモータ駆動される。

無端コンベヤ２４とウェブ４のための前進テーブル１６の間には回転マガジン３ ２を備える。このマガジンは円筒形本体３４と複数のフィン３６からなり、前記 円筒形本体の直径はコンベヤ２４の縦軸線に沿って計って、各区画室２６の長さ に略等しく、前記フィンは複数の径方向ボックス３８を画成するよう前記円筒形 本体３４から径方向に延びる。別例として、径方向フィンをもつマガジンが円筒 形本体によってではなく、偏向ローラ間に延在する無端ベルト又はチェーンによ って支えられる。

すべての場合、各注文をなすプリントの最大数を１酌して、径方向ボックスの好 適な数は４０である。

各フィン３６の軸線方向長さはプリント６の長さより僅かに大きいが、各フィン ３６の幅はプリント６の幅の部分の−より大きく、従って、プリントを対応する ボックス３８シ＝収容し５を二とき、その部分の−より小さい部分が径方向外方 に突き出る。

回転マガジン３２の円筒形本体３４の直径は前記各区画室の長さに等しいので、 また無端コンベヤ２４の上部の直線部分は前記回転マガジンの直径平面内にある ので、区画室２６が円筒形本体３４に向き合ったとき、２つの隣接した区画室は ２つの正反対に対向するボックス３Ｂ’、３８”に向き合う。

該装置の作業サイクルに関連して第１の装填区画室２６′と第２の装填区画室２ ６＃とじて知られるこれらの２つの隣接した区画室においては、２つのローラ挿 入装置が構造体２に固定される。前記ローラ挿入装置は４０′と４０′で示され る。各ローラ挿入装置は１対の同軸のゴム被覆ローラ４２′、４２″からなる。

前記ゴム被覆ローラは回転マガジン３２に接近しており、回転させるために電気 モータ（図示せず）に常に接続されている。前記ローラ４２’、４２’は同じシ ャフト４４に取付けられる。前記シャフトには他方の挿入装置を取付けて、すべ てのゴム被覆ローラを同じモータで駆動できるようになす。

各挿入装＠４０’　、４０”　１．：ｌｔ、シャフト上にプーリ４６′、４６′ を固定し、前記プーリはベルト４８’、４８’を経て、回転を第２のゴム被覆プ ーリ５’、５０’に伝える。前記ゴム被覆ブーりは回転マガジン３２からより遠 く離隔している。この第２ゴム被覆プーリ５０’、５０“はシャフト４４にヒン ジ連結したアヘーム５２　’　、５２＃に取付けられ、シャフト４４に対するア ーム５２’、５２”の角度位置に関係なく、回転運動をプーリ４６’、４６’か らローラ５０’、５０′に伝える。

アーム５２’、５２”はロッド５４’、５４’によって上にある電磁石５６’、 ５６’に接続される。前記電磁石は附勢さレルか、附勢されないかによって、ゴ ム被覆ローラ５０’　、　５０”を上昇させるか、又は下にある区画室２６’、 ２６’内のプリントのバック上に載せて維持する。

第２挿入装置４０＃と整列した位置には、プリント６を回転マガジン３２のボッ クス３８から包装ウェブ４のポケット８内に押し入れるための押し装置を備える 。

この押し装置はブラケット７０上に取付けられる。ケーブル７２が前記ブラケッ トに固定され、２つのプーリ７４．７４′間のマガジン３２の軸線に平行であり 、前記ブーりのうちの１つは電動化される。２つの傾斜スロット８２を介して垂 直ビン６８はブラケット７０に定着され、その結果、前記スロットによって、ケ ーブル７２により水平方向に牽引される前に、ビンは僅かに垂直運動をなす。前 記スロットの傾斜は適切に選択し、ビンの包装ウェブに向かう移動はビンの上昇 につれて起こるが、区画化されたコンベヤに向かう反対移動はビンの下降につれ て起こるようになす。

図示の実施例では、本発明装置は特定の包装条件のための、プリント６用の分類 用付属具５８を備える。これについては後述する。付属具５８は、無端コンベヤ ２４の上の位置で構造体２に取付けられるが、実質上、プリント６のバックを入 れるためのトレイ６０と１対のゴム被覆ローラ６２からなり、前記ローラは反対 方向に常に回転すると共にアーム６４に取付けられており、前記アームはそ托ら をトしｆｃ　Ｏ中に入わだプリントバック中の最上のプリントと接触させ又はそ のプリントから離隔させることができる。

案内６６はトレイ６０の両側に備えて、プリント６を、それらが前記トレイ６０ から１つづつ取り出された後、後述する手法で、無端コンベヤの下の区画室内に 随行させる。

本発明装置はまた、マイクロプロセッサを備え、前記マイクロプロセッサは全動 作サイクルを制御し、記憶したロジックと種々のセンサーから受信した外部信号 に基づいて、種々のアクチュエータを作動させる。前記センサーはそれ自体が本 発明の要部をなすものではないが、必要に応じて、以下の作業の説明中で引用さ れる。

本発明装置の作業が良く理解できるよう、コンサーチイーナ型包装、ブック型包 装、及びアルバム用の着脱自在シートの形の包装をなす３つの異なった包装方法 を以下個別に説明する。

コンサーチイーナ型包装： 分類用付属具５８を使用する必要のないこの型式の包装をなすため、作業者は先 ず、キイボード７６によって選択した作業モードを設定し、次いでプリント６の パックを各注文に応じて無端コンベヤ２４の区画室２６上に載せ、そして、包装 ウェブ４に挿入すべきプリントの総数をキイボードを用いて設定する。

この数は、プリント６のパックを抜き取った処理用包囲体上の価格ラベルから読 み取ることができるが、慣例の読み取り装置を用いて機械−読み取りをすること もできる。この読み取り装置は本発明の要部をなすものではない。

とかくするうち、最初の部分がリールから巻戻されている包装ウェブ４はコンベ ヤ２４の第２の区画室２６′及びマガジン３２の向き合うボックス３８＃と整列 したポケット８を提供し、そのフラップは拡開装置２３により、拡開される。ポ ケット８の正確な位置決めはウェブ上のマークＩ２を読み取る読み取り装置によ って保証される。

待機状態として定義されるこの状態で、両挿入装置４０′、４０″のゴム被覆ロ ーラ５０’、５０’は上昇させられ、押し装置の垂直ビン６８はウェブ４から除 去された位置へ下降させられる。

該装置が先行の包装サイクルの終了時に、作業者によって又は自動的に付勢され ると、挿入すべきプリント６のパックを入れる区画室２６は最初の挿入装置４０ ′がある位置２６′へ移される。ここで、センサーはコンベヤ２４を停止させ、 電磁石５６′のけ勢を含む一連の自動作業系列を始動させ、この作業系列は、回 転するゴム被覆ローラ５０′をプリント６のバック上へ下降させ、パックから最 上のプリントを取り出し、ゴム被覆ローラ５０′を上昇させて次のプリントの取 り出しを防止し、プリント６をゴム被覆ローラ４２′によって回転マガジン３２ の向き合う径方向ボックス３８′に導入し、前記マガジンを１ステツプだけ前進 させ、ゴム被覆ローラ５０′を新たに下降させて次のプリントに前記作業サイク ルを繰り返させること等を含み、これらの作業はパックを形成するプリントの半 分が回転マガジン３２の連続するボックス３８に移されるまで行われる。

例えば、もしパックが１８個のプリントから形成されておれば、最初の９個、即 ち第１、第２、・・・　及び第９のプリントが回転マガジン３２の９個のボック スに収容される。

この第１段階が終了すると、指令がコンベヤ２４に送られて、それを２位置だけ 前進させる。その結果、前記注文の残余のプリント６を入れた区画室は位置２６ ″を占め、同時に、指令が回転マガジン３２に送られて、それを第１のプリント に関して１８０°に対する補角に等しい角度にわたって前進させられ、その結果 、この補完的回転の終了時に、第１プリントによって占められた隣接した先行す る空きボックスが区画室２６＃に向き合う位置へ来る。１８０°の回転をした第 １プリントはそのとき、その元の位置に対して即ち、区画室２６＃内にまだ入っ ているプリントに対して、ひっくり返されていることが分かる。

この点で、第２挿入装置４０＃は新たな自動作業系列を始動させられる。この作 業過程は第１Ｏ番目のプリントを抜き取るために、ゴム被覆ローラ５０″′をプ リントのパック上に下ろすこと、それをゴム被覆ローラ４２″の下に導入するこ と、ゴム被覆ローラ５０＃を上昇させること、第１０のプリントを第１の（ひっ くり返された）プリントによって占められたボックスに隣接した第１の径方向ボ ックスによって占められたボックスに隣接した径方向ボックス３８′に導入する こと、ケーブル７２を駆動するために電動化プーリ７４を作動させること、ビン ６８の上昇、それを包装ウェブ４に向かって水平に前進させること、第１　（ひ っくり返されたもの）と第１０のプリントを前記ウェブ４の向き合うポケット８ に導入すること、ビン６８を下降させること、それを元の位置へ戻すこと、包装 ウェブをｌステップだけ前進させること、回転マガジン３２を１ステツプだけ前 進させること、第１のプリントを出して空けた径方向ボックス内に第１１のプリ ントを導入するためにゴム被覆ローラ５０“を下降させること、上記自動作業系 列を続け、この系列によって第２の（ひっくり返された）プリントと第１１のプ リントがウェブ４の次のポケット８に導入される結果となす。

この段階中、プリントのアーチ形成は縦ローラ７８の存在によって防止される。

前記縦ローラは、向き合うポケット８に向かってプリントが行く際に沿って進む 面に、２つのプリントを付着させる。

包装サイクルが終了すると、即ち、第９の（ひつくり返された）プリントと第１ ８のプリントがウェブ４の第９のプリントに挿入された後、既に包装すべきプリ ントの全数を知っている該システム動作ロジックはウェブ４をカッター２２に無 益に前進させる。前記カッターは包装すべきウェブの残余部分からこの包装され たウェブ部分を分離する。

それ故、包装サイクルか終了すると、ウェブ部分４か得られ、その際、第１のポ ケットは第１と第１Ｏのプリントによって占められ、第２のポケットは第２と第 １１のプリントによって占められ、以下同様になされ、第９のポケットが第９と 第１８のプリントによって占められるまで続けられる。２つのプリントは互いに 逆にされ、即ち、両写真映像が外方を向き、それ故対応するポケットの側壁を通 して目で見ることができ、更に、適切に配置されて、連続ウェブ部分４の一側か ら見た後に、必要なことは、反対側から見るためウェブを回すことだけである。

そのためには、もしリールからウェブを巻戻す方向を指示するために矢印８０が ポケット８の自由フラップに印字されるならば、この矢印は、写真をとった順序 に写真を見るためにポケットが回されなければならない方向を指示する。

本発明装置は簡明化のために種々の段階が互いに続くものと仮定した作業系列に 関連して説明したが、実際には作業系列は各包装サイクルの平均時間を減少させ るために、重なった段階を含むことができる。例えば、プリント対をウェブポケ ットに挿入する間に、回転マガジンはもう１つの注文に属するプリントを配置さ れることができ、更に、ウェブ４はビン６８の戻りストローク及び回転マガジン ３２の下にある径方向ボックス３８′への区画室２６“からのプリント移送と同 時に進めることができる。

ブック型包装： この型式の包装を行うためには分類用付属具５８を使用しなければならない。こ れはコンベヤ２４の上方に置かれる。作業者はブック包装すべきプリントのパッ クをソーター５８上に置き、前の場合のように、キイボードを使用して取扱うべ きプリントの全数を設定する。

包装サイクルが始動すると、２つのカウンター回転型のゴム被覆ローラ６２は交 互にプリントパック上に下降させられて、それらを１つづつ抜き取り、無端コン ベヤ２４の２つの区画室２６上に載せる。それらは１つの区画室によって離隔さ せられる。無端コンベヤ２４は次いで、残りのプリントを入れた区画室が位置２ ６＃に達しそして一様なプリントを入れた区画室が位置２５′に達するまで、進 められる。この点で、コンベヤ２４は停止させられ、以下の段階が自動作業系列 で行われる二上記手法で回転マガジン３２の向き合う径方向ボックス３８′内に 第２のプリントを移送するために、回転マガジンを回転させる。第２のプリント によって占められたボックスに先行する第１の空のボックスか区画室２６′の前 に（るまで、第１挿入装置４０′のゴム被覆ローラ５０′を下降させる。前記空 のボックス内に第１のプリントを移送するために第２挿入装置４０′のゴム被覆 ローラ５０″を下降させる。ウェブ４の向き合うポケット８内に第１と第２の（ ひっくり返された）プリントを同時に移送するために押し装置を作動させる。種 々のポケット８を分離するためにカッター２を作動させること等を行う。この場 合にも、作業段階は重ねて、包装の各型式に対する平均時間を減少させることが できる。

すべての場合に、包装サイクルが終了すると、複数の個別のポケット８が得られ 、前記ポケットは横縁に沿ってすべて接合されて、１つのブックが得られる。そ の際、種々のポケットは１つづつ回されて、プリントをそれらが取られた順序で 見られるようになされる。

上記実施例では図示の如く、プリントは大側縁に平行な軸線の回りにひっ（り返 され、プリントはこの大側縁に平行な連続ウェブのポケット内に挿入される。こ の結果、連続ウェブはその縦軸線がプリントのひっくり返された軸線に直角をな すように配置される。ブック包装の形成には種々のポケットを大側縁に沿って即 ち、プリントを正確に見るために縦のウェブ軸線に直角をなす側縁に沿って、接 合する必要がある。

本発明装置の他の実施例としては、特にプリントが大側縁の代わりに大側縁に平 行な軸線の回りにひっくり返されるもの、及び／又はポケット形成されたウェブ がポケットの大側縁の代わりに大側縁に平行な縦軸線をもつもの、及び／又はポ ケット形成されたウェブポケットのひっくり返された軸線に直角ではなく、平行 な縦軸線をもつものが可能である。この後者の場合、ポケット内にプリント対を 押し入れるための押し装置６８は前記ひっくり返された軸線に平行ではなく、直 角に移動しなければならない。

アルバム用シートとしての包装： この型式の包装を行うために、分類用付属具５８を使用しなければならない。作 業者は包装すべきプリントのパックをそのトレイ６０上に載せ、その際映像を下 方へ向け、最後の写真を底にする。次いで、取扱うべき写真の全数と各アルバム シートが含まなければならないポケット数をキイボードで設定して包装サイクル を開始させる。

包装サイクルの第１段階で、ソーター５８はプリント６のパックを２つのサブパ ックに分け、その際Ｎ個のプリントのグループは交互に配列される。ここでＮは 各シートのポケット数である。実際に、２つの抜き取りローラ６２は交互にＮ回 プリントパック上に下ろされ、Ｎ個のプリントの第１グループを無端コンベヤ２ ４の下にある左側区画室２Ｇ内に移送し、Ｎ個のプリントの第２グループを下に ある右側区画室内に移送し、Ｎ個のプリントの第３グループは左側区画室内に移 送し、Ｎ個のプリントの第３のグループを左側区画室内に入れること等を含み、 これらの動作はパックが消費されてしまうまで、続く。抜き取り装置は次いで、 プリントの２つのサブ−パックをもつ区画室２６が位置２６′と２６′で回転マ ガジン３２の前に置かれるまで、進められる。

次いで、２つのサブ−バックは前述のコンサーチイーナ包装方法によって処理さ れるが、下記の相違点があるニーカッターは定期的にポケットのウェブをＮ個の ポケット部分ニ切断し、アルバムシートを形成する；−システムロジック、これ は取扱うべきプリント数を既に記憶しており、２Ｎのｍ倍がｍ個の完全に充填さ れたシート内に収容されるが、残余のプリントはもう１つの部分的にのみ充填さ れたシート内に収容されことが知られる。このシステムロジックはこのプリント の残余数を連続ウェブの最初のポケット内に挿入させ、次いで、たとえこれが部 分的にのみ充填されていても、第１のシートを得るためにウェブを前進させる。

この不完全に充填されたシートは種々のポケット内でその後プリントを手動で位 置決めする必要があるが、その必要性はほんの僅かな欠点を提供するに過ぎない 。というのは、この種のプリント保存法は、前もって成るものが排除されるよう な選択を受けたプリントについては一般に用いられているからであり、従って、 それらの手による取扱いは何れの場合にも無視できるからである。

第４図に示す実施例では、本発明の基本原理は不変であるが、無端コンベヤはプ リントソーター５８によって置き換えられる。

前記ソーターは必然的に存在し、２つのトレイ８０’、８０’に供給する。前記 トレイは回転マガジン３２の２つの水平ボックス３８’　、　３８’に向き合い 、２つのローラ挿入装置４０’　、　４０’を備える。この場合、マガジン３２ の回転軸線、それ故、プリント６のひっくり返し軸線はプリントの小側縁に平行 になり、プリントは縦軸線に直角をなす方向でウェブ４のポケット８に挿入され る。このため、ウェブ４の向き合うポケット８に回転マガジン３２のボックスか らプリント６を送る挿入装！６８は前記回転マガジンの軸線に直角に動き、その 駆動ケーブル７２は第４図で破線で示される。

この実施例では、ボックス８はプリント挿入側の反対側で閉鎖され、従って閉鎖 壁はまた、夫々のボックスから突き出る位置にプリントを停止させるための止め を形成しそしてウェブ４のポケットに挿入する間それらの案内として働く。

以上の説明から写真プリントを包装するための方法とそれを実行するための装置 はとくに育利であり、特に下記の利点をも−　それらは包装を高い生産速度（１ 時間当たり１５００プリント以上）で自動的に行わせることができる。

−　それらは慣例のブック型式の包装のコストを大幅に減少させる。

−それらは顧客に大きな利益を与える。顧客は小売店から受け取るや否や直ちに プリントを見ることができる。

−それらはプリントに損傷を与える危険性を排除する。

−それらは写真が取られる作業系列を尊重する。更に、顧客の利益はまた、写真 工場の技術者にも利益である。前記技術者はプリントの品質管理を一層簡単にで き、また再プリントされるべきそれらの陰画を一層簡単に確認することができる 。

１り 国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＰＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ 、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、ＴＧ ）、ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ，Ｃ５，ＤＥ。

ＤＫ、　ＥＳ、ＦＩ、　ＧＢ、　ＨｔＪ、ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＬＵ 、　ＭＧ、　ＭＷ、　ＮＬ、　Ｎｏ、　ＰＬ、　Ｒ○、ＲＵ、　ＳＤ、ＳＥ、　 ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．注文のプリントを包装するための自動写真プリント包装装置において、 −　縦縁に沿って接合された２つの重ねられた透明なシートからなりかつ前記ウ エブの他方の縦縁で開放したポケット（８）を画成する等間隔をあけた溶接部（ １０）と前記ポケットの軸線間の距離に等しい距離だけ離隔した複数の読み取り マーク（１２）を含むウエブ（４）の連続リールを備え、 −　前記マークの読み取り装置（２１）を具え、−　前記リールを支持するため のそして前記ポケットの軸線間の距離に等しい部分だけ前記ウエブを巻戻すため の手段（１６、１４）を備え、 −　前記ウエブのための横カッター（２２）を備え、−　水平軸線をもつ回転マ ガジン（３２）を備え、前記マガジンは円筒形本体（３４）と、複数の径方向ボ ックス（３８）を画成するため前記本体から径方向に延びる複数のフィン（３６ ）とを含み、前記マガジンは各ボックスの角度幅に一致する角度的ステップで段 階的に回転でき、−　同じ水平面内で正反対位置にあるマガジンの２つのボック ス（３８′、３８′′）の前に置くために夫々のサブーパックに各注文のプリン トのパックを進めるための手段（２４、５８）を備え、 −　前記２つのボックス（３８′、３８′′）の位置に一致する位置に置かれか つマガジンの向き合うボックス内にそれを移送するため各サブーパックの最上の プリントに作用する１対の挿入装置（４０′、４０′′：５０′、５０′′）を 備え、 −　挿入された１つのサブーパックのプリントの第１のプリントの１８０°の角 度に対する補角に等しい角度を進め、その結果他方のサブーパックに向き合う第 １のプリントによって占められるボックスに隣接した空きボックスを生じるよう に、前記回転マガジンを、前記挿入装置の対のうちの一方がサブーパックのうち の１つ中の各プリントを夫々の径方向のボックス内に挿入するように段歩的に、 かつ他方の挿入装置が他方のサブーパック中の各プリントを前記空きボックスで 始まる夫々の径方向のボックス内に挿入するように段歩的に、前記回転マガジン を回転させるのに有効な手段を備え、 −　前記下流側の水平ボックスの前に端部を開放して置かれた前記ウエブ（４） のポケット（８）内にそれらを同時に引き続き移送するために、前記ボックス中 に入れられたプリントと隣接したボックス中に入れられたプリントに作用するの に有効な、前記マガジンの回転方向に関して下流側の水平ボックスに置かれた挿 入装置（６８）を備えたことを特徴とする包装装置。 ２．各溶接部が横接合ライン（１０）の対からなり、カッター（２２）は前記対 間の２つのライン間を横切断するよう配置されることを特徴とする請求項１に記 載の装置。 ３．溶接部（１０）が連続したウエブの高さより小さい長さをもちかつその自由 な縦縁から引っ込んだ位置で終端することを特徴とする請求項１に記載の装置。 ４．２つのシートが不等の高さをもち、前記シートから連続ウエブが形成されて いることを特徴とする請求項１に記載の装置。 ５．読み取りマーク（１２）は各溶接部の２つの横接合ライン（１０）間に置か れることを特徴とする請求項２に記載の装置。 ６．リールからのウエブの巻戻し方向を指示するために、連続ウエブはプリント の存在によって覆い隠されない領域に複数の印刷された矢印（８０）を含むこと を特徴とする請求項１に記載の装置。 ７．回転マガジン（３２）の回転軸線は連続ウエブ（４）の縦軸線に直角をなす ことを特徴とする請求項１に記載の装置。 ８．回転マガジン（３２）の回転軸線は連続ウエブ（４）の縦軸線に平行である ことを特徴とする請求項１に記載の装置。 ９．連続ウエブ（４）と回転マガジン（３２）の間で、その下流側の水平ボック スに対応する位置に、前記ウエブの各ポケット（８）の自由縁のための１対の拡 開装置（２３）を備えたことを特徴とする請求項１に記載の装置。 １０．各挿入装置（４０′、４０′′）は各サブーパックの最上のパックを取り 出すための第１ローラ（５０′、５０′′）と、第１ローラによって取り出され たプリントを受入れそしてそれを回転マガジンの向き合う径方向ボックスに移送 するための第１ローラ（５０′、５０′′）とを備えたことを特徴とする請求項 １に記載の装置。 １１．各挿入装置（４０′、４０′′）のローラはそれらを回転させるための部 材に常に連結され、各サブーパックの最上のプリントを取り出す単一のローラ（ ５０′、５０′′）は支持体（５４′、５４′′）上に据え付けられ、前記ロー ラが下にあるサブーパックと接触する下部位置と上部の非接触位置の間を移動可 能に支持体（５４′、５４′′）上に据え付けられたことを特徴とする請求項１ ０に記載の装置。 １２．プリントサブーパックを入れる区画室（２６、２６′、２６′′）を備え 、回転マガジンの寸法は、区画室（２６′）がその上流側の水平ボックスに向き 合ったとき、もう１つの区画室（２６′′）がその下流側の水平ボックスに向き 合うようなものとすることを特徴とする請求項１に記載の装置。 １３．所定の注文のプリントのパックを入れるためのトレイ（６０）を含むプリ ント予備−分類用部材（５８）と、支持体（６４）に取付けた１対の取り出しロ ーラ（６２）を備え、前記支持体は、最上のプリントを取り出しそしてそれを前 記トレイの外側へ２つのローラについて異なった位置へ移送するために、プリン トのパック上に関連したローラを下降させるために駆動され、これらの支持体が 駆動される作業系列は包装の選択された型式によって決められることを特徴とす る請求項１６に記載の装置。 １４．２つの挿入装置（４０′、４０′′）は回転マガジンの２つの水平ボック スに関連して、区画化されたコンベヤ（２４）の上の位置に置かれることを特徴 とする請求項１２に記載の装置。 １５．２つの挿入装置はプリント予備−ソーター（５８）の２つの出口に置かれ ることを特徴とする請求項１３に記載の装置。 １６．回転マガジン（３２）の各径方向ボックス（３８）はプリント（６）の対 応する寸法より小さい少なくとも１つの寸法をもち、プリント（６）の対をウエ ブポケット内に挿入するための挿入部材は夫々の径方向ボックスから突出するプ リント部分に作用する押し装置（６８）からなることを特徴とする請求項１に記 載の装置。 １７．プリント押し装置は実質上垂直のピン（６８）からなり、前記ピンは隣接 する水平ボックス縁に平行に移動できるかつ前記ボックスに入れられた突出する プリント部分及び隣接ボックスに入れられたプリント部分と衝突することを特徴 とする請求項１６に記載の装置。 １８．挿入部材は垂直のピンからなり、前記ピンは前記ピンを移動させるための 水平ケーブル（７２）にブラケット（７０）を介して固定され、前記ブラケット は傾斜したスロットを備え、前記スロットは前記ピンを、ウエブ（４）のポケッ ト（８）に水平に向かって移動する前に軸線方向に上昇させそして反対方向に水 平に移動する前に下降させることを特徴とする請求項１７に記載の装置。 １９．ウエブ（４）のポケット（８）内に同時に挿入される前に縁を合わせるよ う回転マガジンの２つの隣接するボックス（３８）から突出するプリント部分（ ６）に作用する１対の逆回転するローラを含むことを特徴とする請求項１６に記 載の装置。 ２０．注文のプリントを包装するための請求項１に記載の装置を使用する自動写 真プリント包装方法において：−　各注文のプリントのパックを夫々のサプーパ ック内に進めるために前記手段（２４、５８）を使用し、前記サプーパックを同 じ水平面内で正反対位置にある２つのボックス（２６′、２６′′）の前に置き 、 −　サプーパックの１つを夫々の径方向ボックス内に挿入するために、 挿入した一方のサプーパックのプリントの第１のプリントの１８０°の角度に対 する補角に等しい角度だけ進めて、他方のサプーパックに向き合う第１プリント によって占められたボックスに隣接した空のボックスをもたらすために、段歩的 にかつ前記挿入装置対の内の一方を使用し、他方のサプーパック中の各プリント を前記空のボックスで始まる夫々の径方向ボックス内に挿入するために段歩的に かつ他方の挿入装置を使用して、 前記回転マガジンを回転させ、 −　端部を前記下流側の水平ボックスの前に開放して置かれた前記ウエブ（４） の１つのポケット（８）内に背中と背中を合わせて同時に移送するために、前記 ボックスに入っているプリントと、隣接したボックスに入っているプリントに作 用するために、前記マガジンの回転方向に対して、下流側の水平ボックスに位置 した前記挿入部材（６８）を使用すること、を含むことを特徴とする包装方法。 ２１．プリントのパックの第１の半分がプリントひっくり返し部材（３２）上に 載せられ、他の半分が各ひっくり返されたプリントをひっくり返されないプリン トと連結するために前記ひっくり返し部材の出口に移送されることを特徴とする 請求項２０に記載の方法。 ２２．最初にプリントのパックを２つのサプーパックに分割し、前記一方のパッ クは奇数のプリントを、他方のパックは偶数のプリントを含み、次いで、ひっく り返し部材の入口に２つのサプーパックのうちの一方を位置させ、次いで、ひっ くり返されない各プリントを対応するひっくり返されたプリントと連結し、次い で連続ウエブ（４）の同じポケット（８）内に出来たプリント対を挿入し、そし てこうして充填されたポケットを個別に分離するために前記ウエブを切断するこ とを特徴とする請求項２０に記載の方法。 ２３．−　プリント（６）のパックを最初に２つのサプーパックに分割し、その 際プリントの予定数Ｎからなるグループを交互に置くようになし、 −　ひっくり返し部材（３２）の入口に一方のサプーパックを、そして前記ひっ くり返し部材の出口に他方のサプーパックを置き、 −　ひっくり返された各プリントを対応するひっくり返されないプリントと連結 し、 −　ひっくり返された各プリントを対応するひっくり返されないプリントと連結 し、 −　こうして得られた幾つかのプリント対を連続ウエブ（４）の連続するポケッ ト（８）内に挿入し、−　前記ウエブを各々Ｎ個のプリントを含む部分に切断す ることを特徴とする請求項２０に記載の方法。 ２４．プリント（６）の各パックを区画化したコンベヤの区画室（２６）内に入 れ、次いでプリントのパックの第１の半分を装填するために、先ず前記区画室を ひっくり返し部材（３２）の入口に位置させるよう前記コンベヤを作動させ、次 いで、プリントパックの第１の半分のひっくり返されたプリントをプリントパッ クの第２の半分の対応するひっくり返されないプリントと連結するために前記ひ っくり返し部材の出口に前記区画室を位置させることを特徴とする請求項２１に 記載の方法。 ２５．最初にプリントパックを区画化したコンベヤ（２４）の２つの区画室内に 置かれる２つのサプーパックに分割し、次いで、前記コンベヤを作動させて、一 方のサプーパックを含む区画室をひっくり返し部材の入口に位置させ、他方のサ プーパックを含む区画室を前記ひっくり返し部材の出口に位置させることを特徴 とする請求項２２又は２３に記載の方法。 ２６．−プリントパックの第１の半分のプリントを回転マガジン（３２）の分離 して隣接した径方向ボックス内に挿入し、−　とかくするうちに前記マガジンの 出口に置かれたパックの第２の半分の第１のプリントを受け取るのに適した位置 に第１のプリントによって占められたボックスに隣接した空のボックスを位置さ せるため前記マガジンを回転させ、−　前記マガジンの２つの隣接したボックス 内に収容した２つのプリントを連続ウエブ（４）の同じポケット（８）内に挿入 し、 −　パックの第２の半分の第２のプリントを受け取るのに適した位置にパックの 第１の半分のプリントを除かれたボックスを位置させるため１ステップだけ前記 マガジンを進め、−　次いで、とかくするうちに１ステップだけ進められた連続 ウエブの次のポケット内にパック半分の２つの対応するプリントを挿入し、 −　２つのパック半分のプリントすべてについてこれらの操作を繰り返す、 ことを特徴とする請求項２１に記載の方法。 ２７．プリントの大側縁に平行な軸線の回りに一方のサプーパックのプリントを ひっくり返すことを特徴とする請求項２０に記載の方法。 ２８．プリントの小側線に平行な軸線の回りに一方のサプーパックのプリントを ひっくり返すことを特徴とする請求項２０に記載の方法。 ２９．プリントの連続する対を連続ウエブ（４）の対応するポケット（８）内に それらをプリントの大側縁に平行に進めることによって挿入することを特徴とす る請求項２０に記載の方法。 ３０．プリントの連続する対を連続ウエブの対応するポケット内にそれらをプリ ントの小側縁に平行に進めることによって挿入することを特徴とする請求項２０ に記載の方法。 ３１．プリントを前記ポケットに挿入した際に用いた縁の反対側の縁で前記プリ ントを同時に挿入することによって連続ウエブ（４）の対応するポケット（８） 内に各対の２つのプリントを挿入することを特徴とする請求項２０に記載の方法 。 ３２．連続ウエブの対応するポケット内に各対の２つのプリントを挿入する間に ２つのプリントの対応する縁を押し合わせることを特徴とする請求項２０に記載 の方法。 ３３．サプーパックのプリントのひっくり返し軸線に直角をなす方向にポケット （８）を備えた連続ウエブ（４）を進めることを特徴とする請求項２０に記載の 方法。 ３４．サプーパックのプリントのひっくり返し軸線に平行な方向にポケット（８ ）を備えた連続ウエブ（４）を進めることを特徴とする請求項２０に記載の方法 。