JPH06503390A - 道路標識，交通信号，小型街灯及びその類似物のための連接式スプリングバック性の柱底 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 道路標識、交通信号、より小さい街灯及び類似物のための明瞭なスプリング・バ ック性の柱式本発明は、道路標識または類似物のための明瞭なスプリング・バン ク性の柱式に関するものであり、地面または、橋もしくは類似物の構成物へ固定 し、取り付けるために設計された下方の、または外側の部品と、柱への取付は手 段を有し、下方の、または外側の部品に対して明瞭なスプリング・バック運動を するために接続される上方の、または内側の部品とを含むものである。

道路標識、情報標識及び交通灯用の柱は、それらの機能に従って、必然的に、交 通量の多い道路、街路、街角の広場等のすぐ近くに設けなければならず、また、 その理由のために、高い衝突の危険性にさらされている。強力な風や蛮行に耐え るため、柱は地面にがつちりと取り付けなければならない。従来使用されてきた 柱の付属物または柱式は、柱がコンクリート内に沈むように、または地中に沈め られているコンクリート・ベースに他の手段によって固定されるように設計され ている。あらゆる場合、道路標識または類似物の柱との衝突は、柱の曲げや破壊 をもたらし、それはその時取り替えなければならない。最悪の場合、そして全く 頻繁に地中のベースは同時にダメージを受ける。そのような衝突は全く頻繁に起 こるので、これは衝突による柱及び柱式か受けたダメージの補修のために社会に 多大の出費を負わせることは理解に難くない。このような柱との衝突はまた、非 常に頻繁に、自動車に多大なダメージをもたらしその修理は高い出費を要する。

加えて、人の身体に負傷を負わせることにもなる。モーター付き自転車またはモ ーターバイクとの衝突は時々人命を失わせる。

したがって、衝突の場合に十分容易に撓み、水平荷重が消滅するとスプリング・ バックし、それによって最初の位置に戻り、そして同時に強風においてさえも振 動せず、また人力によるものを含む蛮行により柱が所定位置から外れた位置に変 形される可能性のないような安定な方法で地面に固定されるタイプの明瞭なスプ リング・バック性の柱式を獲得することは永年の目的であった。柱の取付は手段 の一つのタイプのためのデザインは米国特許Ｎｏ、４．３７３゜４６４から知ら れる。柱は地中に固定される下方の、または外部の部品と、第一の部品に取り付 けられ、柱式を受ける弾性ゴム材料のスリーブから成る上方の部品とから成る柱 式に取り付けられる。弾性ゴムスリーブを締めるため、コイルばねがその外側に 配置される。

スリーブの上部は自由端がベースに固定さている弾性ゴム材料の半球状ハウジン グに接続されている。強風による水平力に耐えるため、また、蛮行に耐えること ができるように、上記のばねは異常に強くなければならず、高価となるであろう 。このタイプの非常に強いばねを付けたとしても、強風時の振動を避けることは できないであろう。これは、ばねの非常に急な勾配特性によるもので、その結果 、曲げの始めにおいて全くささやかに働くばね力を発生する。一方、地面の方へ 倒れるように曲がってしまった柱のリターンばね（はね返りばね）は大変強力で 、そのことは材料と人間の両方に対して危険となり得よう。その装置は、車輌、 道路掃除機、地ならし機、雪掻き機等からの物理的ダメージに対し、全く無防備 である。

本発明の目的は、したがって、上記の不利益を回避する明瞭なスプリング・バッ ク性の柱式のための新知識を提供することであり、これにより生産コストのあま りかからない柱式を得ることを可能にし、最強の風が吹いても振動の危険を免れ てびくともしない姿勢で立ち、通常の蛮行に対しても正規の位置から変形するこ とはなく、加えて修復、取替え及びメンテナンスのため業者を呼ぶ必要性を最小 限にする。

このことは、本発明の序論記載の性質を備えた装置によって達成され、その特許 請求の範囲１の特徴記載部分に開示されている。

本発明の付加的特徴は、従属的請求の範囲２から８までを見れば明らかであろう 。

本発明は更に図面を参照しながら続いて説明されでいる。図面は本発明について の好ましい実施例を示（２Ｃいる。

図１は地中に設置されるために適用される本発明による柱式を示１１１、そして 、 図２は同一形式のものであるが橋や類似の構造物のような鉄骨構造物の上に設置 するため適用されるものを示す。

図において、柱１はＦ部のみが示されている。柱は中空であり、番号３を付して 示される柱式の上向き開口部２内に挿入されている。

柱式は上方のスリーブ状部品４を有し、そこに柱の下端が挿入されている。スリ ーブ状部品は中央孔６を有する底部５を持つ。底部５はその下面に、それと一体 鋳造され、または一体加硫された弾性ゴム材料のスカー　１・７てより堅固な取 付けを容易にする円形四部を備えている。底部５は中央に凹みのある形状部８の 形に成形されている。上記スカート７は中央に凹みのある形状部８のジャケット 面に向かってしっかりと鋳造され、または加硫された環状に上方へ突出した端部 ９を有している。環状の端部９は下方はやや太き目の直径のビードまたは膨らみ を形成する断面１０の方へつながっている。

上方の部品４は金属材料の円錐形スリーブで成る下方の外側部品１］に取り付け られている。この円錐形スリーブ１１はその上端部において内向き面を持つ円形 フランジ１２を有し、そのフランジは、弾性ゴムのスカート７かスリーブの中に 押しつけられ、フランジ１２が厚くなった領域１０の上のスカートの環状部分９ とはまり合った時、上方の部品に緊密に結合する。フランジ１２はそれにより上 方の部品４の底部の環状端または厚くなった領域（ビード）１０と下方の環状端 部１３との間で堅固にしっかりと結合するであろう。

スリーブ状部品１１の下方端部は中央孔１５と円周方向ドレーン抜き穴１６を有 する底板１４を備えている。底板１４を備えた円錐スリーブの下部は中空のコン クリート・ベース１７中に鋳造されている。図１による取付は方法においては、 上記のベースとスリーブ１１は地面１８から下に沈められている。

底部５の穴６と底板１４の穴１５を貫通し、更に弾性ゴム体２１の内側の中央孔 ２０を貫通して伸び出しているケーブル１９が取り付けられている。ケーブル１ ９の自由突出端２２はそれに圧入して取り付けられたケーブル・ロック２３にし っがりと固定されている。

ケーブル１９の他端は同様にそれに圧入して取り付けられたケーブル・ロック２ ５に固定されている。図１の部品４は中央に位置し、その端部１３でフランジ１ ２に作用する下向きカによりスリーブ状体１１に結合している。上記のロック力 は弾性ゴム体２１の結合に先立って生じる予圧縮力から引き出され、そのゴム体 はケーブル１９の援助により下方のカバー・プレート２４と底板１４の間の位置 に封鎖され、ケーブル・ロック２３及び２５の間でコントロールされた引張力を 生じさせる。

中空ベース１７の中に、柱１が例えばライトまたは他の信号を支えるよう計画さ れている場合に電流を供給するためのコネクター２６を備えている。コネクター ２６から電流または信号をケーブル１９内を通る電導体を介してさらに送ること ができる。

底部５内のケーブル１９用の穴６は鋭く丸みをつけられた領域２７を通って底部 ５の下側内に続いている。弾性スカート７は底部５の下側のフランジとして伸び 出し、テーパーの付いた厚みを有する環状リップ２８によって丸みを持つ領域２ ７に取り付けられている。

図２において、柱式は、円錐スリーブ１１の外側に、耳部２９を備えており、そ れにより柱式は橋の取付板または類似の構造物に取り付けられる。図２は力Ｆが 柱１に矢印の方向に作用した後の柱底の状態を示す。環状のゴム体９は力Ｆに対 し反対側に直ちに圧縮され、その時、部品４はスリーブ１１から外れ、その部品 と柱１は、柱と装置における質量慣性の結果として、まず、弾性ゴム部品９の圧 縮の結果、厳密には水平方向に左向きにわずかの間移動するであ券　ろう。こう してフランジは圧縮側において反対側の膨らみ１０のはまり合いが緩み、これに より部品４は固定円錐スリーブ１１に対するロック効果からほとんど完全に解放 される。部品４と柱１はこの時左の方へ傾く。この傾き運動で、ケーブル・ロッ ク２５が付くケーブル１９はカバー・プレート２４の上方へ引っ張られ（フラッ ト特性が第一段階で最小限にワイヤーを締め付ける）、さらに弾性ゴム体２１を 圧縮する。このゴム体は好ましくは人工の発泡製品または海綿状製品で作られて いる。ケーブル１９は丸みのある端部２７に沿って曲がり、同時にベッドまたは リップ２８の内側のくぼみをプレスするであろう。ケーブル１９とリップ２８内 くぼみの間の相互作用は永久固定のスリーブ１１に対する部品４の相対的回転を 防止するであろう。衝突が発生した時、圧縮されたベッドはこうしてリターン・ コースを描いて動きリターン時には正常位置に到達後、正しい方向にリターン・ コースを逆向きに動くようケーブル、部品４及び柱を案内するであろう。

弾性ゴム体２１は全圧縮の５０〜６０％までの範囲でフラットなばね特性を有す る。そのフラットな曲線と部品４の丸みのある領域２７の曲線との結合は衝突対 象に対する柱１からの最小の抵抗力を発生し、これに対応してダメージを最小に する。同様に、この結合は比較的遅いリターン運動を達成するために大変好都合 であり、それにより生まれる強力なはね返りに関連した損傷を防止するであろう 。

リターン運動時にスカート７を囲む膨らみ１０は、はね返りを緩和することに寄 与する効果により、フランジの人口を通過する際、フランジに対して圧縮を受け るであろう。しかしながら、上記スカート７の最も重要な機能は、潜在的に石こ ろ、砂または類似物が通常スリーブ状物体１１内に侵入することができないよう に、傾き運動中にスリーブ状物体１１の上部開口部に対してシールの効果を生み 出すことである。力Ｆが消失した時、ケーブル１９を被う物体２１内のはね返り 力は部品４を下方へ引っ張り、フランジ］２がスカート７の膨らみ１０の頂部と 再びはまり合うようになるであろう。

この方法で、柱は衝突後再び自動的に元の設置位置に戻る。衝突は通常柱底３に いかなるダメージをも与えないであろう。車両へのダメージは従来型の柱式を持 つ柱との衝突に起因するダメージに比べ、最小値にまで減少するであろう。

高品質の材料によって構成される時、柱式３は、鉄鋼部材から強烈な直接的衝撃 を受けた場合でさえも、どんなことがあってもダメージを受けることはあり得な い。

国際調査報告 ｌＩｌ、−□ｋ　ＰＣＴ／Ｎｏ　９１１００１５５国際調査報告 フロントページの続き （８１）指定回　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、　ＳＥ）、ＧＡ（Ｂ Ｆ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、Ｔ Ｇ）、ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ，Ｃ３，ＤＥ。

ＤＫ、　ＥＳ、　ＦＩ、　ＧＢ、　ＨＵ、ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、ＬＵ、 ＭＧ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎｏ、ＰＬ、ＲＯ，ＳＤ、ＳＥ、　ＳＵ、　ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．地面の（１８）の下方に、または橋もしくは類似品のための構造物（３０） に取り付けて固定するために適用される下方のまたは外側の部品（１１）、及び 柱の下端に対する取付け手段２を有し、該下方の、または外側の部品（１１）に 対し明瞭なスプリング・バック運動をするために接続される上方の、または内側 の部品（４）とを含む道路標識または類似品用の柱のための明瞭なスプリング・ バック特性を有する柱底（３）において、該下方の、または外側の部品（１１） はその上端において内側に面したリング（１２）またはフランジを有する金属の スリーブ状要素を含むこと、 該上方の、または内側の部品（４）は該下方の部品に面するその端部において中 央に凹みのある下方に面した部分（８）を有する柱底（５）を有すること、 環状の凹みの中に、フランジ（１２）の内径に圧入はめこみによって適用される 外径を有する弾性ゴム材料の環状体が固着されていること、 及び上方の部品（４）の中央に可撓性の牽引部材（１９）、好ましくはケーブル が取り付けられ、該牽引部材は該スリーブ状要素（１１）を貫通して伸び出し、 弾力性のある圧縮性物体（２１）、特に発泡または海綿状プラスチックで成るブ ロック状物体の中心を貫通し、そして、その自由端に順次隣接する該弾力性のあ る圧縮性物体（２１）の下端に隣接する円板状部材（２４）に隣接する物体また はケーブル・ロック（２５）をがっちりと固定しており、該弾力性のある圧縮性 物体の上側は該スリーブ（１１）の下端において接触面または底部（１４）と隣 接することを特徴とする柱底。 ２．該底部（１４）は該牽引部材（１９）のためのコントロール手段またはガイ ドの役目をする中央孔（１５）を有することを特徴とする請求の範囲１に記載さ れた装置。 ３．弾力性のあるゴム材料の環状体（９）にスリーブ（１１）内で下に伸び出し ている弾力性のあるゴム材料のスカートが接続していることを特徴とする請求の 範囲１または２に記載された装置。 ４．弾力性のあるゴム材料の環状体（９）はスリーブ状要素（１１）のフランジ （１２）を受けるための環状のくぼみまたは凹みを有し、該フランジを弾力性の あるゴム材料上の円周方向の膨らみまたはビーズ（１０）によってしっかりと保 持することを可能にすることを特徴とする上記の請求の範囲の一または二以上に 記載された装置。 ５．環状のゴム体（９）及びスカート（７）は内向きに面するフランジ状部材の 援助により上方の部品（３）の底部（５）の下面に一体鋳造され、一体加硫され 、または接着され、該上方の部品は底部（５）の中央孔（６）の円錐状の丸みを つけた領域（２７）に対し内側向きのテーパーをつけた厚みの環状リップ（２８ ）を付けていることを特徴とする上記の請求の範囲の一または二以上に記載され た装置。 ６．該上方の、または内側の部品（４）は柱の下端を受けるために適用されるス リーブを備え、牽引部材（１９）が貫通する中央孔（６）を有する底部（５）を 有し、該底部の上方に突出する牽引部材の端部（２２）はケーブル・ロック（２ ３）を有すること、及びスリーブ状部品の方へ面した穴の端部は円錐状に広がり 、該底部の外側に向かって円形の丸みをつけた領域（２７）を形成するよう広が っていることを特徴とする上記の請求の範囲の一または二以上に記載された装置 。 ７．スリーブ状要素の外側に橋または類似品の構成部材（３０）に信号柱の柱底 （３）を取り付けるための耳部（２９）を備えていることを特徴とする上記の請 求の範囲の一または二以上に記載された装置。 ８．スリーブ状要素（１１）はスリーブ状要素（１１）とともに地中に埋めるた めに適用されるベース（１７）の開口部に固定されることを特徴とする上記の請 求の範囲の一または二以上に記載された装置。