JP3007141U - 車止め用支柱 - Google Patents

車止め用支柱

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JP3007141U
JP3007141U JP1994008982U JP898294U JP3007141U JP 3007141 U JP3007141 U JP 3007141U JP 1994008982 U JP1994008982 U JP 1994008982U JP 898294 U JP898294 U JP 898294U JP 3007141 U JP3007141 U JP 3007141U
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JP
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column
rope
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fitted
strut
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JP1994008982U
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English (en)
Inventor
啓 今岡
Original Assignee
有限会社▲今▼岡製作所
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 支柱下部1の上端にすり鉢状の凹所3を設
け、支柱上部2の下端に前記凹所3に嵌入可能な円錐形
の凸所5を設け、凹所3と凸所5が、凹所3の頂部と凸
所5の頂部を挿通する弾性的に張設されたロープ4によ
り嵌合するよう付勢され、支柱下部1と支柱上部2が連
結されている。 【効果】 支柱下部1のすり鉢状の凹所3と支柱上部2
の円錐形の凸所5が嵌合するようになっており、しかも
凹所3の頂部と凸所5の頂部を挿通する弾性的に張設さ
れたロープ4により両者が嵌合するように付勢されてい
るので、車が当たって倒れても、垂直位置にまで容易に
復元する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車止め用支柱に関し、さらに詳しく言えば、外力の作用に応じて 傾倒し、その外力が取り除かれると自動的に復元する車止め用支柱の改良に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
外力の作用に応じて傾倒し、その外力が取り除かれると自動的に復元する車止 め用支柱は従来からあり、実開平1−147019号や実開平1−119416 号のように、支柱下部と支柱下部の上に載置される支柱上部からなり、支柱下部 と支柱上部を引っ張りコイルバネで連結したものであった。
【0003】 しかし、この従来の車止め用支柱は、一度車が当たると引っ張りコイルバネが 変形してしまい、支柱下部が垂直位置にまで復元しないという問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は上記従来の問題点を解決するためになされたもので、車が 当たっても支柱下部が垂直位置にまで復元する車止め用支柱を提供することを課 題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため、この考案では、支柱下部1の上端にすり鉢状の凹所3を設け、 支柱上部2の下端に前記凹所3に嵌合可能な円錐形の凸所5を設け、 凹所3と凸所5が、凹所3の頂部と凸所5の頂部を挿通する弾性的に張設された ロープ4により嵌合するように付勢され、支柱下部1と支柱上部2が連結された 車止め用支柱とした。
【0006】 前記ロープ4は、支柱上部2内又は支柱下部1内に嵌入された圧縮コイルバネ 6により弾性的に張設されたものとすることが好ましい。
【0007】 また、ロープ4は、ワイヤロープとすることが好ましい。
【0008】
【作用】
この考案の車止め用支柱では、支柱下部1のすり鉢状の凹所3と支柱上部2の 円錐形の凸所5が嵌合するようになっており、しかも凹所3の頂部と凸所5の頂 部を挿通する弾性的に張設されたロープ4により両者が嵌合するように付勢され ているので、車が当たって倒れても、垂直位置にまで容易に復元する。
【0009】 ロープ4は、支柱上部2内又は支柱下部1内に嵌入された圧縮コイルバネ6に より弾性的に張設されたものとすれば、支柱上部2が大きく引く抜かれた場合で も、バネが変形することがない。
【0010】 また、ロープ4をワイヤロープとすれば、支柱上部2が大きく引く抜かれた場 合でもロープ4が切れることがない。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に従って説明する。
【0012】 この考案の車止め用支柱は、円柱状のパイプからなり、支柱下部1と、支柱下 部1の上に載置される支柱上部2からなる。
【0013】 支柱下部1は、地面Gに埋設固定されており、上端にはすり鉢状の凹所3を設 けている。さらに、凹所3の頂部にはロープ4を挿通可能な穴3aが穿設されてい る。
【0014】 支柱上部2の下端には、前記凹所3に嵌合可能な円錐形の凸所5を設けている 。さらに、凸所5の頂部にはロープ4を挿通可能な穴5aが穿設されている。
【0015】 ロープ4は、前記穴3aと穴5aを挿通しており、上端は圧縮コイルバネ6の上端 と接するワッシャ7に挿通され、クリップ8で係止されている。さらに、ロープ 4の下端は穴3aの下方に配したワッシャ7に挿通され、クリップ8で係止されて いる。さらに、ロープ4は支柱上部2内に嵌入された圧縮コイルバネ6により弾 性的に張設されている。
【0016】 従って、支柱下部1と支柱上部2はロープ4により連結されると共に、支柱下 部1の凹所3と支柱上部2の凸所5はロープ4により嵌合するように付勢されて いることになる。
【0017】 このロープ4は、容易に切れたりしないようにワイヤロープとすることが好ま しい。尚、ロープ4の両端はワッシャ7に挿通され、クリップ8で係止されてい る。
【0018】 以上の構成からなる車止め用支柱に車が当たると、図2に示すように、支柱上 部2が抜けて傾く。
【0019】 このとき、圧縮コイルバネ6が圧縮され、ロープ4により支柱上部2を支柱下 部1に引き寄せる力が働く。
【0020】 さらに、ロープ4は凹所3の頂部の穴3aと凸所5の頂部の穴5aに挿通されてお り、しかもすり鉢状の凹所3と円錐形の凸所5が嵌合するようになっているので 、支柱上部2はきちんと元の位置に戻って起立する。
【0021】 以上が実施例であり、圧縮コイルバネ6を支柱上部2内に嵌入した例を示した が、支柱下部1内に嵌入して実施することもできる。また、支柱下部1の地面G に固定する構造は、この実施例の構造に限らず任意に変更できるものである。さ らに、この実施例では、この考案の構造を地面Gに固定する車止め用支柱に適用 した例を示したが、昇降自在な車止め用支柱や回転格納式の車止め用支柱等の種 々の車止め用支柱に適用して実施できるものである。
【0022】
【考案の効果】
この考案の車止め用支柱は、上述のとおり構成されているので、次に記載する 効果を奏する。
【0023】 この考案の車止め用支柱では、支柱下部1のすり鉢状の凹所3と支柱上部2の 円錐形の凸所5が嵌合するようになっており、しかも凹所3の頂部と凸所5の頂 部を挿通する弾性的に張設されたロープ4により両者が嵌合するように付勢され ているので、車が当たって倒れても、垂直位置にまで容易に復元する実用的な効 果の優れたものとなる。
【0024】 ロープ4は、支柱上部2内又は支柱下部1内に嵌入された圧縮コイルバネ6に より弾性的に張設されたものとすれば、支柱上部2が大きく引く抜かれた場合で も、バネが変形することがないので、確実に復元することができる。
【0025】 また、ロープ4をワイヤロープとすれば、支柱上部2が大きく引く抜かれた場 合でも切れることがなく丈夫になり、壊れにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の車止め用支柱の要部断面図。
【図2】この考案の車止め用支柱の説明図。
【符号の説明】
1 支柱下部 2 支柱上部 3 凹所 4 ロープ 5 凸所 6 圧縮コイルバネ 8 クリップ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱下部(1)と、支柱下部(1)の上
    に載置される支柱上部(2)からなる車止め用支柱であ
    って、 支柱下部(1)の上端にすり鉢状の凹所(3)を設け、 支柱上部(2)の下端に前記凹所(3)に嵌合可能な円
    錐形の凸所(5)を設け、 凹所(3)と凸所(5)が、凹所(3)の頂部と凸所
    (5)の頂部を挿通する弾性的に張設されたロープ
    (4)により嵌合するように付勢され、支柱下部(1)
    と支柱上部(2)が連結されていることを特徴とする車
    止め用支柱。
  2. 【請求項2】 ロープ(4)が、支柱上部(2)内に嵌
    入された圧縮コイルバネ(6)により弾性的に張設され
    ていることを特徴とする請求項1記載の車止め用支柱。
  3. 【請求項3】 ロープ(4)が、支柱下部(1)内に嵌
    入された圧縮コイルバネ(6)により弾性的に張設され
    ていることを特徴とする請求項1記載の車止め用支柱。
  4. 【請求項4】 ロープ(4)が、ワイヤロープであるこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載の車止め用支
    柱。
JP1994008982U 1994-07-25 1994-07-25 車止め用支柱 Expired - Lifetime JP3007141U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101114868B1 (ko) 2011-10-18 2012-03-06 주식회사 한양이앤씨 볼라드

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