JP3103977U - 上下連動式風向き追随型幟 - Google Patents
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Abstract
【課題】風によって幟本体がばたばたすることがないし、捲れ上がったり、ポールに巻き付いたりするすることもないので、広告、宣伝文字等の標識部分を確実に目視させることができる。また、強風によって幟本体が損傷したり、幟自体が転倒することがないので耐久性と安全性に優れている風向き追随型幟を提供する。
【解決手段】ポール1の上端側に設けた上部取付具2によって支持され、横方向に突出する上横棒6は回動可能になっている。ポール1の下方に設けた下部取付具7は上、下ストッパ8、9によって軸方向に変位不能になっている。下部取付具7に下横棒10が横方向に突設してあり、回動可能になっている。ポール1及び上部取付具2と下横棒10間に幟本体11が複数の乳11B、11Cを介して張設してある。
【選択図】図1
【解決手段】ポール1の上端側に設けた上部取付具2によって支持され、横方向に突出する上横棒6は回動可能になっている。ポール1の下方に設けた下部取付具7は上、下ストッパ8、9によって軸方向に変位不能になっている。下部取付具7に下横棒10が横方向に突設してあり、回動可能になっている。ポール1及び上部取付具2と下横棒10間に幟本体11が複数の乳11B、11Cを介して張設してある。
【選択図】図1
Description
本考案は、主として屋外で広告、宣伝や各種の案内等に使用する幟に関し、特に強風時にも幟本体の標識文字等を確実に目視させることができるし、耐久性にも優れている上下連動式風向き追随型幟に関する。
従来、主として屋外における広告、宣伝の手段として幟は広く用いられている。従来の幟はコンクリート製支持台に立設するポールと、該ポールの上端側に設けた支持具と、該支持具から横方向に突設した横棒と、該横棒とポールに乳を介して張設した幟本体とから大略構成してある。しかし、この構成の幟は、幟本体の上側は横棒に乳を介して支持されているのに対し、その下側部分は乳を介してポールに緩やかに係合しているだけである。このため、風を受けた時に幟本体の下側部分が風で捲れ上がったり、ポールに絡み付いたりして標識文字等を目視できないという欠点がある。また、風で「ばたばた」と旗めくために、幟本体が裂けてしまうという欠点、幟自体が転倒してしまうという欠点があった。
そこで、強風が吹いても旗を常に拡げた状態に保持するのぼりの旗止めが提案されている(特許文献1)。該ぼりの旗止めは、ポール1の上部に、旗の上部側を支持する上部旗止め具3と、ポール1の長さ方向中間に旗のポール1側の下側角隅を係止する下部旗止め具7を備えた構成からなるものである。
特開平10−39815号公報
上述した従来技術は風に対する相応の追随性は有するが、旗の下角隅の1か所のみを乳を介してポール1で支持している。このため、既存の幟と同様に旗の下側部分が風に煽られてばたばたしてしまうという欠点、捲れ上がったり、ポール1に絡み付いたりするという欠点があるし、標識文字等を目視できないという問題が残っている。また、強風による旗のばたつきで当該下角隅部分が裂けてしまったり、幟自体が転倒してしまうという問題も残っている。
本考案は、上述した従来技術の欠点や問題点に鑑みなされたもので、主として屋外での広告、宣伝や各種の案内等に使用する時に風があっても、幟本体がばたつくことがないし、捲れ上がったり、ポールに巻き付いたりすることもないので標識文字等を確実に目視させることができ、強風時にも幟本体がばたつきのために損傷したり、更には幟自体が転倒したりするといった問題がないので耐久性と安全性に優れている上下連動式風向き追随型幟を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために構成した本考案の手段は、ポールと、該ポールの上端側に設けた上部取付具と、該上部取付具から横方向に突設され、該ポールに対して回動可能な上横棒と、該上横棒から下方に離間して前記ポールに設けられた下部取付具と、該下部取付具から横方向に突設され、前記ポールに対して回動可能な下横棒と、該下横棒及び上横棒の間に張設した幟本体とからなる。
そして、前記下部取付具は、前記ポールに対して軸方向の高さ設定が可能に設けるとよい。この構成により、縦方向の長さの異なる幟本体に対応することができる。
本考案は上述の如く構成したから、下記の諸効果を奏する。
(1)幟本体を支持する上下の横棒はポールに対して回動可能に設け、強風時にも上下の横棒が幟本体を介して連動可能にしてあるから、屋外での広告、宣伝や各種の案内等に使用する時に風があっても、幟本体が受ける風向きに追随して上下の横棒も回動することにより、幟本体が風に煽られてばたばたすることがない。このように、幟本体は風に煽られてばたつかないから、横棒が折れたり、幟本体が裂けたりすることや、幟自体が転倒することもなく、耐久性と安全性に優れている。
(2)上記と同様の理由から、幟本体が風に煽られてばたつくことがなく、下側部分が捲れたり、ポールに巻き付いたりすることがないので標識文字や図形を確実に目視させることができる。
(3)幟本体は下側部分も下横棒で支持することにより風力を均等に受けるようにしたから、幟本体の耐久性を高めることができる。
(4)下部取付具は、ポールに対して軸方向の高さ設定が可能に設けることにより、縦方向の長さの異なる幟本体に対応することが可能であり、使用上利便である。
(1)幟本体を支持する上下の横棒はポールに対して回動可能に設け、強風時にも上下の横棒が幟本体を介して連動可能にしてあるから、屋外での広告、宣伝や各種の案内等に使用する時に風があっても、幟本体が受ける風向きに追随して上下の横棒も回動することにより、幟本体が風に煽られてばたばたすることがない。このように、幟本体は風に煽られてばたつかないから、横棒が折れたり、幟本体が裂けたりすることや、幟自体が転倒することもなく、耐久性と安全性に優れている。
(2)上記と同様の理由から、幟本体が風に煽られてばたつくことがなく、下側部分が捲れたり、ポールに巻き付いたりすることがないので標識文字や図形を確実に目視させることができる。
(3)幟本体は下側部分も下横棒で支持することにより風力を均等に受けるようにしたから、幟本体の耐久性を高めることができる。
(4)下部取付具は、ポールに対して軸方向の高さ設定が可能に設けることにより、縦方向の長さの異なる幟本体に対応することが可能であり、使用上利便である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳述する。図において、1はコンクリート製支持台Aに立設するポールで、該ポール1は中空の鉄製パイプやアルミニュウム製パイプからなっている。
2は前記ポール1の上端側に締着した上部取付具を示し、該上部取付具2はポール1の上端側1Aに着脱可能に嵌着し、固定ねじ3Aによって固定した嵌着筒3と、ポール1の中心軸X−Xに対して直交する方向に棒挿着穴4Aが形成してあり、該嵌着筒3に回動可能に設けられて抜け止めピン4Bによって係止された回動支持筒4と、該回動支持筒4に螺着した横棒締付けねじ5とから構成してある。
6は前記回動支持筒4の棒挿着穴4Aに基端側6Aを挿通し、横棒締付けねじ5によって固定されることにより中心軸X−Xに対して直角方向に伸長する合成樹脂製の上横棒で、該上横棒6は断面四角形の角棒からなり、先端側6Bには後述する幟本体11の上乳11Bを係止するための係止片6Cが設けてある。そして、上横棒6はポール1に対して略水平方向に回動可能になっている。
7は前記上横棒6から下方に離間してポール1に設けられた下部取付具を示し、該下部取付具7はポール1に対して回動可能に嵌合する可動筒部7Aと、該可動筒部7Aの外面から一体に突設した棒支持部7Bと、該棒支持部7Bに横方向に形成された角穴からなる棒挿通穴Cと、棒支持部7Bに螺合され、該棒挿通穴7Cに向けて進退する横棒締付けねじ7Dとから構成してある。
8、9は前記下部取付具7をポール1に対して軸方向に変位不能に係止する上側ストッパと下側ストッパを示す。該両ストッパ8、9は図5に示すように平面略C字状の筒体からなっており、合成樹脂で成形することによりポール1に押圧すると嵌合してポール1を拘持する弾性を有している。そして、両ストッパ8、9はポール1に滑らせて軸方向高さを調節することにより、下部取付具7の高さ、即ち上部取付具2と下部取付具7の間隔を任意に設定することができる。
10は下部取付具7に基端側10Aが支持された合成樹脂製の下横棒を示す。該下横棒10は上横棒6と同様に四角形の棒からなっており、先端側6Bに幟本体11の下乳11Bを係止するための係止片10Cが設けてある。そして、上述の構成からなる下横棒10は下部取付具7によってポール1に対して略水平方向に回動可能になっている。
11は下横棒10及び上横棒6の間に張設した幟本体で、該幟本体11は縦長に形成し、広告文字等を表した布製の幟部11Aと、該幟部11Aの上、下縁に縫着し、上、下の横棒6、10を挿通する上乳及び下乳11B、11B、・・・と、幟部11Aの一側横縁に縫着し、ポール1を挿通する横乳11C、11C、・・・とから構成してある。
本実施の形態に係る上下連動式風向き追随型幟は上述の構成からなっており、幟本体11の上、下両縁を支持する上横棒6及び下横棒10はポール1に対して回動可能になっているから、幟本体11は風向きに追随して速やかに動くことができる結果、風に煽られてばたつくことがない。また、幟本体11は従来技術の幟と異なって下側縁も下横棒10で支持している。これにより、風を受けた幟部11Aが捲れ上がったり、ポール1に巻き付いたりすることがないので、幟部11Aに表してある標識文字等を何時でも明確に目視させることができる。
また、幟本体11は風に追随して動くことによりばたつく現象を解決したから、幟部11Aが上、下側で捩じられたりして無理な力を受けることがないし、幟部11A及びこれに縫着してある上、下の乳11B、11B、・・・や横乳11C、11C、・・が早期に傷むこともなく耐久性に優れている。更に、強風を受けた場合でも幟本体11は風に追随することにより、ポール1が転倒したりこれにより歩行者に怪我をさせるといった事態を解消することができるので安全性に優れている。
なお、本実施の形態ではポール1には長尺の1本のパイプを用いたが、複数段からなる伸縮型のポールを用いてもよいものである。
1 ポール
2 上部取付具
6 上横棒
7 下部取付具
10 下横棒
11 幟本体
2 上部取付具
6 上横棒
7 下部取付具
10 下横棒
11 幟本体
Claims (2)
- ポールと、該ポールの上端側に設けた上部取付具と、該上部取付具から横方向に突設され、該ポールに対して回動可能な上横棒と、該上横棒から下方に離間して前記ポールに設けられた下部取付具と、該下部取付具から横方向に突設され、前記ポールに対して回動可能な下横棒と、該下横棒及び上横棒の間に張設した幟本体とから構成してなる上下連動式風向き追随型幟。
- 前記下部取付具は、前記ポールに対して軸方向の高さ設定が可能に設けてあることを特徴とする請求項1記載の上下連動式風向き追随型幟。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001235U JP3103977U (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 上下連動式風向き追随型幟 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001235U JP3103977U (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 上下連動式風向き追随型幟 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3103977U true JP3103977U (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=43257413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001235U Expired - Fee Related JP3103977U (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 上下連動式風向き追随型幟 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3103977U (ja) |
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2004
- 2004-03-12 JP JP2004001235U patent/JP3103977U/ja not_active Expired - Fee Related
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