JPH06503348A - フルオロ脂肪族アミノカルボキシレート界面活性剤の製造方法 - Google Patents

フルオロ脂肪族アミノカルボキシレート界面活性剤の製造方法

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JPH06503348A JP4503185A JP50318592A JPH06503348A JP H06503348 A JPH06503348 A JP H06503348A JP 4503185 A JP4503185 A JP 4503185A JP 50318592 A JP50318592 A JP 50318592A JP H06503348 A JPH06503348 A JP H06503348A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フルオロ脂肪族アミノカルボキシレート界面活性剤の製造方法本発明はフルオロ 脂肪族アミノカルボキシレート界面活性剤、例えばN−(2−カルボキシエチル )−N−(3−(N’ 、N’ −ジメチルアミノ)プロピル〕ペルフルオロヘ キサンスルホンアミドの製造方法に関する。
水性発泡剤、特に水性フィルム形成発泡1(AFFFs)は炭化水素及び他の引 火性液体火災の消火の手段としての重要性が増大してきている。消火剤の重要性 に関し、この物自体及びこの物の製造方法の改善に常に緊急性が存在している。
水性フィルム形成性発泡4縮物は典型的にはフルオロケミカル界面活性剤を含有 している。**物を水で希釈しそして空気で飽和すると、特に炭化水素及び他の 引火性液体火災の消火に効果的なフオームを形成する。これらの発泡性濃縮物は 代表的には消防用ホース及び空気での飽和を通して水でライン内部で希釈して、 例えば希釈した混合物をホースの出口端部のノズルにおいて空気を吸引し、水性 フィルム形成性フオームを形成して直接火災に噴霧する。フルオロケミカル界面 活性剤はフオームの表面張力を燃料の表面張力以下の臨界範囲内に下げ、そして 気相フィルムは燃料の上部に急速に覆い広がる。このフィルムは再形成に強力な 傾向を有しなくてはならず、仮に破損することがあるとフィルムの破れた部分は 再発火する傾向となる。
このようなフルオロケミカル界面活性剤濃縮物の性質について記述した代表的な 従来技術に関する文献は、米国特許3,258,423(Tuve)、同3,5 62,156 (Francen) 、同3,772.195 (Prance n) 、同4,359,096(Berger)及び同4 、795 、590  (Ken t )である。
特にこのようなフィルム形成性発泡濃縮物に使用される有用なフルオロケミカル 界面活性剤はフルオロ脂肪族両性界面活性側であって、次に示す構造式(両性イ オンとして示した)であるN−(2−カルボキシエチル)−N−C3−(N’  、N’ −ジメチルアミノ)プロピル〕ペルフルオロヘキサンスルホンアミドの 弗素化アミノカルボキシレートである。
CzHaCOO− ■ CbF+3SOJCzHJ”(CHs)zHこの化合物のナトリウム塩は米国特 許第4.536,298号(Kasei )の第3f!il!第62−64行に 開示されている。
フルオロ脂肪族アミドからこの化合物を合成する公知の方法は、例えばプロピオ ラクトンの如きラクトンの開環反応又は塩基の存在下クロロプロピオン酸若しく はクロロ酢酸を用いた縮合反応である。
ラクトンの開環反応の合成法は例えば米国特許第3,661.776号(Fle tcher)の第3欄に開示されている。ラクトンの開環反応による合成方法は 、ラフトンが発癌物質の疑いがあるので、商業上問題が大きく且つ危険である。
また、クロロカルボン酸(例えば、クロロプロピオン酸又はクロロ酢酸)から塩 化物の1換を含む反応は、残留物として塩化物イオンの副生物を生し、このもの はAFFF組成物に使用されるステンレス容器及び装置に穴をあけたり又は腐蝕 したりする原因となる。
米国特許第3,536,749号(Grores)は、アクリル酸エステル又は メタクリル酸エステルとアミド窒素に結合した少なくとも1個の水素原子を有す るフルオロカーボンアミドとの反応を教示している。
アミド窒素はスルホンアミドであっても良い、この反応はベンジルトリメチルア ンモニウムヒドロキシドの如き塩基性の高い触媒の存在下、約80から150℃ の間の温度において行われる。この文献は、本出願人の反応又は方法に関する好 ましくは触媒の存在なしで、そして第3級アミン反応の位置に殆んどアクリル酸 は付加せずにアクリル酸がスルホアミド窒素へ有利に付加することを何も開示し ていない。
米国特許第4.069.158号(Ber tocch to )は、アクリル 酸とスルホンアミド基及び第3級アミノ基の両者を含むフルオロ脂肪族化合物と の反応を開示している。この反応を室温において行い、そしてアクリル酸は第3 級アミノ基の位置のみにおいて反応し、約93%の収率で第4級アンモニブ4h ルポキシレート生成物を生じている。この文献は、アクリル酸がスルホンアミド 窒素の位置において反応することを明らかにせず、また本出願人の方法を開示し ていない。
本発明の新規な方法は次に示す式によって表わされるフルオロケミカル化合物類 の合成に主要な観点が存在する。
ここでR,はフルオロ脂肪族基(例えばCJ+z−) 、R及びR1はアルキル 基(例えば、メチル基)及びアルキレン基(例えば、プロピレン基)の如き有機 基、R2は水素又はメチル基、Rr、R及びR1については後程更に詳細に述べ る。この化合物の合成は、弐Re SO2Fと)IzNR’NCR)iの化合物 の縮合反応(a)によって式Rr 5OzN(H)R’N(R)zの中間体化合 物を製造する。この中間体化合物を次にCHR”−CR”C0OHと付加反応( b)を行って、所望の化合物(1)及び反応副生物を与える。縮合反応(a)は 溶液中で80°C以上、好ましくは約80℃と95℃の間の反応温度で行うこと ができ、そして付加反応(b)は90°C以上、好ましくは約90°Cと150 °Cの間の反応温度で行うことができる。
縮合反応において、好ましい溶媒を使用して反応体及び生成物すべてを溶解する ことができ、そして蒸留を行って溶媒を取り除き、中間体化合物pr 502N (H)R’N(R)!のリッチな液体相を得る0反応体CHR” = CR”C 0OHをRt 5OJ(H)R’N(R)tリッチの液体相へ加えて混合し、上 記の反応温度(約90℃以上)で付加反応を行って所望の生成物RfSO□N  (C)IR”−CHR”C0O−)RIN”(R)、Hを得ることができる。
反応体CHR”−CR”C00I(は理論量より過剰に用い少なくとも95%の 高い割合の反応体、Rr 5OJ(H)R’N(R)z、を反応させ、しかし第 2の反応で得られる全生成物の少なくとも50重量%、典型的には70から90 重量%の所望の生成物、R,So□N (CHR”−CHR’C00−)R’N ”″(R)tHlを製造できるに十分なCHR”−CR”C0OHの量を用いる 0本発明方法は塩素を含む腐蝕性化合物を使用することはない。
本発明方法はフルオロケミカル界面活性剤、フルオロ脂肪族アミノカルボキシレ ート、即ち次の式 %式% チルアミノ〕プロピル〕ペルフルオロヘキサンスルホンアミドの合成に関する。
この化合物は引火性液体火災の消火に使用される水性フィルム形成性発泡a縮吻 用のフルオロケミ力界面活性剤として特に有用である。このような濃縮物は代表 的には水で希釈してプレミックスを形成し、次いで空気を吸引して特に引火性液 体火災に対する優秀な消火性を有する水性フィルム形成性発泡剤を与える。
上に述べた化合物(n)を合成するための本発明の新規な方法は二つの連続した 反応であって、便宜上同一の反応容器の中で行うことができる。第1の(m合) 反応(a)において、ペルフルオロへキサンスルホニルフルオリド、C,FI) SO□F、を過剰量の3−N’ 。
N′−ジメチルアミノプロピルアミン、HJCJJ(CHs)z、と有利には9 0°Cに於いて不活性窒素雰囲気上反応させ、中間スルホンアミド、すなわちN −C3−(N’ 、N’−ジメチルアミノ)プロピル〕ペルフルオロヘキサンス ルホンアミド、C4F、3SO□N (H) C3H,N (CH3) z、を 生ずる。他のアミン、例えばトリエチルアミン、(CxHs) sNを更に反応 混合物に加える。(CJs)3N及び過剰のH2NCユ)IJ(CHi)zは反 応中に生じた弗化水素と反応してアミン弗化水素塩を形成する。溶媒、好ましく はトルエンを反応混合物中に用い反応体及び生成物全体を溶解して溶液とするよ うにする。
第1の(縮合)反応(a)で得られた中間体化合物、C,F、3SOJ(H)C J6N(CHff)!、を第2の(付加)反応(b)において過剰に存在するア クリル酸CHz = CI’1COOHと反応させる。この第2の反応(b)を 高温度、好ましくは約90°Cから150″Cで行うと、アクリル酸は中間体、 C6F + ff5OJ ([1) CJJ (CH3) z、の第3級アミノ 窒素(ジメチルアミノ基の)よりはむしろスルホンアミド窒素と有利に反応する ことを発見した。(周囲反応条件のもとでは、この反応はスルホンアミド窒素よ りはむしろ第3級アミノ窒素と主として反応して第4級アンモニウム化合物を生 成する)得られた生成物は、主として所望のペルフルオロアルカンスルホンアミ ド(■)、すなわちC6F l :lSO□5(CJ、COO−)CffH6N ” (CLhH、を反応生成混合物の50重量%以上、そして典型的には反応生 成混合物の約70から90重量%の収率で含有している。小量の副生物であるペ ルフルオロアルカンスルホンアミド化合物はまたこの第2の反応で生成される。
反応混合物は代表的には約20重量%の全副生物及び約5重量%以下の未反応C ,F13SOJ(l()C:+H,N(CH3)!を含有している。
少なくとも50重量%、典型的には70から90重量%の所望のペルフルオロア ルカンスルホンアミド(n)を含む性成混合物は、引火性液体火災の消火に使用 される水性フィルム形成発泡濃縮物におけるフルオロケミカル界面活性剤として 直接に用いることができる。
好マしいペルフルオロアルカンスルホーンアミド(■)、すなわちC,F、、5 OJ(C,1(4COO−)C2)1.N” (CHs)zHは、付加反応(b )において99%又はこれ以上の純度の中間体、CaF+sSOtN(H)Cz HJ(CHx)gを使用し、そして得られた生成混合物から所望のペルフルオロ アルカンスルホンアミド(n)を再結晶すると、殆んど100%純度、すなわち 99%以上の純度で得ることができる。この場合、付加反応(b)は最小限の過 剰、典型的にはわずかに約8%過剰のアクリル酸を有利には用いる。
本発明方法において、アクリル酸は周囲条件においてスルホンアミド窒素の位置 に於いて明らかに反応することがなく、しかし殆んど第3級アミノ窒素の位置に おいて独占的に反応して第4級アンモニウム化合物を与えるので、ペルフルオロ ヘキサンスルホンアミド(I[)が高収率で合成されたことは全く驚くべきこと であった。しかしながら、約90−150°Cの間の高温度のもと、好ましくは 約125−135°Cにおいてアクリル酸の付加反応が中間体CaF+ff5O tN(H)CJJ(CHi)zのスルホンアミドの窒素において優先的に生じて 、主要な反応生成物として所望のペルフルオロヘキサンスルホンアミド(II) を生成することを発見した。
本発明の合成課程において、中間体(、F12SOJ(H)C,H,N(CH3 )!とアクリル酸との反応により、所望のペルフルオロヘキサンスルホンアミド を与える他に、2個の第4級アンモニウムフルオロケミカル副生物、すなわちN −(3−(N’ 、N’−ジメチル−N’ −2−カルボキシエチルアミノ)プ ロピル〕ペルフルオロヘキサンスルホンアミド、 及びN−(3−N’ 、N’−ジメチル−N′−2−カルボキシエチルアミノ) プロピル)−N−(2−カルボキシエチル)ペルフルオロヘキサンスルホンアミ ド、 を生成する(比較的少量)。
これ等2個の第4級アンモニウムフルオロケミカル副生物(I[[)及び(IV )は両性のペルフルオロヘキサンスルホンアミドであって、消火用発泡濃縮物用 のフルオロケミカル界面活性剤としての用途を有するが、しかし所望の非第4級 スルホンアミド(n)、CaF+zSOJ(CzH4COO−)C3H6N’″ (CHff) J 1のように望ましいものではない。
上記の式(III)及び(IV)で表わされた副生物ペルフルオロヘキサンスル ホンアミドの量及び式(II)によって表わされる所望の化合物の純度は、中間 体CJ+5SOtN(H)CJJ(CHihとアクリル酸との間の付加反応(b )を約135℃に於いてアクリル酸の過剰量を変えることによって調整すること ができることを新たに見い出した。アクリル酸の過剰量を増加させると、反応生 成物中の2個の副生物ペルフルオロヘキサンスルホンアミド(I[l)及び(I V)の濃度が増加し、そして所望のペルフルオロヘキサンスルホンアミド(I[ [)の濃度は減少する。理論量のアクリル酸を135°Cの望ましい反応温度に 於いて使用したとしても、副生物ペルフルオロヘキサンスルホンアミド(1)及 び(IV)を0%の濃度にすることは不可能であった。
更にアクリル酸の理論量を用いると、成る種の中間体C6F、ff5O□N ( H) CjH4N (CHs) zが未反応のまま残る。この後者の化合物は殆 んど中性のpHにおいてフルオロケミカル界面活性剤としての機能を示さず、ま た引火性液体火災の消火に水性フィルム形成発泡濃縮物として用いた場合、発泡 性、安定性及び得られる消火性において有害な作用を呈するのみで望ましいもの ではない、従って、本発明者は約135°CにおいてC6F 1iso□N ( +’1)C5H5N (CH3) tとアクリル酸との反応を、約1モルのC& F+!SO□N(H)CJJ(CHs)tに対して1.05から1.30モルの アクリル酸、好ましくは1.15から1.25モルのアクリル酸を用いて行うの が実際に最適であると判断した。このような条件のもと、十分過剰なアクリル酸 (例えば、25%過剰)は実質的にすべてのChF+ff5OJ(H)CJJ( CHx)zを反応させるに十分であった。このような条件のもと、得られた反応 生成物は所望のペルフルオロヘキサンスルホンアミド(n)の約70から90% の純度を有していた。
前に述べた第1の反応は次のように表わすことができる。
箱イヒL【」」D− C,F、、So□F+1.2 )1zNC:+H,N(C)Is)z+0.8  (CzHs):+N −−−−>C,F、、SO□N (H) CJaN (C Hz) z+チアミン化水素この反応(a)は、ベルフルオロヘキサンスルホニ ルフルオリドを20%過剰のジメチルアミノプロピルアミンと反応し中間体N− 〔3−(N’ 、N’−ジメチルアミノ)プロピル〕ペルフルオロヘキサンスル ホンアミドが得られることを示している。ジメチルアミンプロピルアミンは、一 般に10%から30%理論的に過剰な量用いて良い。
この反応はステンレス反応容器内で有利には約90°Cにおいて窒素の如き不活 性雰囲気下トノムエンの存在にて行うことができる。均質反応条件に保ちそして より短かい反応時間で行うため、トルエンを溶媒として用いすべての反応体及び 生成物を90°Cの反応温度において溶解する。弗化水素は、C,F、350□ FとHzNCJ&N(CHihとの反応によって生ずる。弗化水素が生成すると 、このものは過剰に存在しているHJCJhN(Ctli)z (ジメチルアミ ノプロピルアミン)及び(CJs)ゴN(トリエチルアミン)と反応してアミン 弗化水素塩を生成する。弗化水素をトリエチルアミン及びジメチルアミノプロピ ルアミンによって取除く反応は、次の反応式によって表わすことができる。
HzNCJiNC3HJ(CH3)z +HF −−−−>F−HJ”C5Hi N(CHs)z +HtNCJJ”(CHx)JF−(CJs)J +HF − −−−> (CJs)J”HF−前述の二つの反応生成物は反応(a)における アミン弗化水素塩である0反応(a)は約3時間90°Cに於いて反応を行い、 その後約95°Cの温度の加熱脱イオン水を反応混合物に加えそしてこの混合物 を数分撹拌して終了した。アミン弗化水素の副生物成分を含む黒色の水性底部相 を排出して取り除いた。残った上部層はトルエン及びCaF + zso□N  (H)CJJ (CH)) zのみならず残ったジメチルアミノプロピルアミン 、トリエチルアミン及び水を含んでいた。この混合物を常圧において約90°C から最終の沸点である約135°Cまで徐々に温度を上げて段階的に蒸留(バッ チ)すると、上部相からトルエン及び他の残留物が取り出される0頭上蒸気留出 物はトルエン、残った水及びアミンを含むが、一方残った蒸留物は90%以上の 純度で中間体スルホンアミド、C,F、3SO□N (H) C3H6N (C H3) t、を含んでいた。
中間体スルホンアミド、CJ+5SOJ(H)CiHiN(CHff)z (少 くなくとも約90%の純度)とアクリル酸との反応は、次の如く第2の反応とし て表わすことができる。
肘迦nu艶と CaF+ff5OtN(H)CJJ(CHs)z + 1.25 CHz−CH COOH−−−−−>(主要生成物) C,H4C0OH C,F I 2SO,NC,H,N” (CHff) zCzH4COO−(I V )(副 生 物) 少なくとも95%の中間体スルホンアミド、ChF+1SOJ(H)CJJ(C L)z、が反応するように、アクリル酸は十分に過剰に用いなくてはならない、 典型的には、アクリル酸は理論量より5から30%、好ましくは15から25% 過剰に用いられる0反応(b)は約130”Cから135℃の所望の反応温度に おいて約10時間90容積%の窒素及び1o容積%の酸素の雰囲気の下で行われ る。アクリル酸及び中間体アミド反応体、C,FIffS02N(H)Cff) 16N(CH3)z、が約1.25=1のモル比で反応混合物中に存在すると、 所望の結果が得られる。この割合においてアクリル酸は十分過剰であるので、少 なくとも約95%の中間体スルホンアミド、CJ+3SOJ(H)CJ&N(C Hi)z、は反応するが、しかし良好な収率、典型的には約70から90重量% の所望のペルフルオロヘキサンスルホンアミド(■)、すなわちCiF+ff5 OJ(CtH4COO−)CJJ” (CHi)tHが十分に得られるようにア クリル酸の存在量を低くする。
好ましいペルフルオロアルカンスルホンアミド両性生成物(I[)、すなわちC 6FlffSO!N(C!H4COO−)CsH6N” (CHs)tHは殆ん ど100%の純度、例えば99.9%以上の純度で得ることができる。このこと は、反応(b)において例えば99%又はそれ以上の純度の中間体、CbF+3 SOJ(l()CsHhN(CHi)zを使用し、また約10%より少ない過剰 のアクリル酸(一般には理論上約8%過剰のアクリル#)を使用し、そしてイソ プロピルアルコールで生成物(II)を再結晶することによって行われる。
しかしながら、所望のペルフルオロヘキサンスルホンアミド(It)の100% 収率は必要ではないが、しかし50重量%のこの化合物の収率、好ましくは70 から90重量%(残りはフルオロケミカル界面活性剤副生物(I[[)及び(T V)を含む)の収率で、引火性液体火災の消火の水性フィルム形成発泡濃縮物に 用いる優秀なフルオロケミカル界面活性剤混合物を製造できる。
本発明方法の実施例を次に示す。
ジメチルアミノプロピルアミン、HJCzHJ(CHsh (12,2g、 0 .12おいてまず準備した。この混合物にベルフルオロヘキサンスルホニルフル オリド、C6F + ff5o□F (41,0g、0.10モル)を加えた。
全混合物をステンレススチル反応容器の中で90°Cにおいて約3時間加熱して 、均質な反応体溶液を形成した。この間、前に述べた反応(a)が進行して、中 間体N−(3−(N’ 、N’−ジメチルアミノ)プロピル]ペルフルオロヘキ サンスルホンアミド、C,F、ff5O□N(H)CsHJ(CHs)z、が得 られた。
トルエンを溶媒として反応混合物に用い、90°Cの所望の反応温度において反 応体及び生成物(反応(a))をすべて溶解した。過剰のアミン、すなわちジメ チルアミノプロピルアミン及びトリエチルアミンは反応混合物中存在してスカベ ンジ中−として機能し、弗化水素反応副生物をアミン弗化水素塩とした。
ムiヱ1旦 95°Cの温度の加熱脱イオン水(15g)をステップAで得られた反応混合物 に加え、そしてこの混合物を85から90°Cの温度に維持しながら約5分間活 発に撹拌した。この温度は全成分を溶液に維持するのに必要なものである。この 後撹拌を止めそしてステップAで得られた混合物を二つの混和しない液相、すな わち上部の有機相と黒色底部水性相に分離した。上部の有機相はトルエン、残っ たジメチルアミノプロピルアミン、残ったトリエチルアミン、残った水及び所望 の中間体スルホンアミド生成物、ChF+3SOtN(H)CJJ(CH3)z 、を含んでいた。黒色底部水性相は副生アミン弗化水素塩を含み、そして反応容 器からそれを排出し容態j・ら取り除いた。トルエン、残香の水、残香のジメチ ルアミノプロピルアミン及びトリエチルアミンは残った液相混合物から蒸留によ って分離した。蒸留は、常圧において約90°Cから最終物の沸点である約13 5°Cまで除々に温度を上げて残った液相混合物をバッチで蒸留して行、r−o  頭上莫発蒸留物はトルエン、残った水及びアミン(ジメチルアミノプロピルア ミン及びトリエチルアミン)を含んでいた0頭上蒸留物を濃縮し、そして水冷コ ンデンサーを用いて系から取り出した。薄留後、容器内には90%以上の純度の 中間体スルホンイミド、CaF+zSOJ(H)C*H*N(CHz)z、が残 っていた。
囚iL1旦 90%以上のCaF + 5sOtN (H) CJJ (CL) zを含むス テップBからの蒸留したものを約125℃に冷却した。フェノチアジン(0,0 6g、 10001)PI)遊離基重合防止剤及び200pp−のP−メトキシ フェノール重合防止剤を含むアクリル酸(9,0g、0.125モル)を蒸留混 合物に加えて反応混合物とし、次いで加熱しそして常圧下90%の窒素と10% の酸素を含む雰囲気のもとて10時間約130と135°Cの間の反応温度に加 熱維持した。(酸素/窒素とフェノチアジン及びP−メトキシフェノールはアク リル酸の遊離基重合防止剤を阻止する。)反応条件を約130から135℃にお いて約10時間維持した後、核磁気共鳴(NMR)スペクトル分析を行うと反応 (反応(b))が終了していたことが明らかであった。NMR分析によると、最 終生成物は5重量%以下の中間体、CJ+zSOtN(H)CJJ(CHi)z 、を含んでいた。(この中間体は生成混合物の発泡特性及び他の性質を阻止する とされるので、最終生成物の中にこの中間体が高い濃度のレベルで存在するのは 一般に望ましくないことである。)この混合物を100°Cに冷却し、そして残 ったトルエンとアクリル酸とを減圧下(15トル) 95−100℃において蒸 留した。ブチルカルピトール(18,8g )と脱イオン水(50,2g)を加 え、そして得られた混合物を均質になるまで10分間撹拌すると、透明な淡琥珀 色の溶液が得られた(45%固体/15%ブチルカルピトール740%水)、得 られた生成物はペルフルオロヘキサンスルホンアミド(■)、すなわちChF+ 5SOtN(CJ4COO−)CsHJ”(CHshHを含む溶液であって、約 75重量%の固形物を含んでいた。この生成された固形物は約20重量%(全体 の)は前に述べた副生物の第4級アンモニウムペルフルオロヘキサンスルホンア ミド(III)及び(It/)、すなわちCJ+xSO□N(H)CJ*N’  (CJ4COO−) (Cut)z及びC4F lff5o□N(Cfl(、C 00H)CIH6N” (CZH,COO−)(CHI)! 、更に約5重量% 又はそれ以下の未反応のC6F l!SO□N(H)CiHJ(CH2)zを含 んでいた。
この最終生成物は優秀な発泡性及びフィルム形成性を示し、引火性液体火災の消 火に用いられる水性フィルム形成性発泡濃縮物用のフルオロケミカル界面活性剤 として使用できる。
次に示す合成方法によると、殆んど100%の純度、すなわち99%以上の純度 のペルフルオロヘキサンスルホンアミド(■)、すなわちChF+xSOJ(C z)I4COO−)C3H6N” (C)13)オHを含み本質的に他の副生ペ ルフルオロアルカンスルホンアミド界面活性剤は含まない生成物が得られた。
困テlプ人 トルエン(300g)に溶解したジメチルアミノプロピルアミン(61,2g、 0.66モル)の溶液をまず周囲温度において準備した。この溶液にベルフルオ ロヘキサンスルホニルフルオリド(123g、0.30モル)を加え、そして全 混合物を3時間90°Cに加熱した。
2iL′L且 95°Cの温度の加熱脱イオン化水(75g)をステップAで得られた反応混合 物に加え、そして約85から90°Cの温度に維持しながら5分間強力に撹拌し た。この後撹拌を止めると、反応混合物は上部のトルエン溶液相及び底部の水性 相の混和しない二つの液相に分離した。
底部相はジメチルアミンプロピルアミン弗化水素副生物を含み、そして排出して 分離した。75gの加熱脱イオン水を用いての水洗工程を2回繰返した7最柊の 底部水性相を排出して取り除くと、残った有機液体相はトルエン、C6F +  zsO□N(H)CJ6N(CH3)2及び残りの水を有していた。この液相を 周囲温度に冷却すると、結晶性白色生成物が分離した。この結晶性生成物を濾過 して回収し、更にトルエン(50g)で洗浄し、そして空気中で乾燥すると白色 の結晶性固体(123g )を得た。この結晶性固体をNM!? (核磁気共鳴 )スペクトルにより分析すると、N−(3−(N’ 、N’−ジメチルアミノ) プロピル]ペルフルオロヘキサンスルホンアミド、CaF+zSOJ(H)CJ J(CHs)z、と確認され、99%以上の純度及び125から128°Cの融 点を有していた。
五元りに ステップBから得られたこの結晶性生成物、C6F+3SO!1i(H)CJH 6N(CH3)z(12,1g、0.025モル)、をアクリル酸(1,95g 、0.027モル)と混ぜ合せ、200pp−のp−メトキシフェノールで安定 化した。(このアクリル酸は従ってわずか約8%過剰で存在した。)この混合物 をガラス反応容器の中で約135°Cの温度に加熱し、そして空気中約10時間 この温度に維持した。得られた反応混合物を周囲温度に冷却すると、明るく脆い 固体が得られた。陽子及び弗素のNMRスペクトル分析によると、脆い固体は、 95重量%の所望のペルフルオロアルカンスルホンアミド両性界面活性剤(■) 、すなわちC,F、3SO□N(CJ4COO−)C3H6N” (CI’1s )J 、をわずか5重量%の第4級ペルフルオロアルカンスルホンアミド副生T h (III)、ChF+ zso□N(H)CsHJ” (CHz)tczH 4cOo −、と共に含んでいたことを示した。脆い固体生成物(8g)をイソ プロピルアルコール(45ml)で再結晶すると、殆んど100%の純度、すな わち99%以上の純度の融点165−168°Cを有する所望の化合物(n)が 6.2g得られた。
ここで述べた実施例は、本発明の反応を採用して殆んど100%純度の所望のペ ルフルオロアルカンスルホンアミド両性界面活性剤(n)が得られることが可能 であることを明らかにしている。しかしながら、例1に記載した方法は、経済的 に規模を大きくでき且つ工業的であるので好ましい。従って、例1の方法によっ て得られたフルオロケミカル界面活性剤生成混合物が好ましい0例1で得られた 生成混合物は最も望ましいとされるペルフルオロアルカンスルホンアミド両性界 面活性剤(n)の収率は低いが、しかしこのような生成物はそれにもかかわらず 水性フィルム形成発泡消火剤に使用するフルオロケミカル界面活性剤混合物とし てすぐれた性質を示す。
上に述べた合成方法及び操作は次に示す弐によって表わされる出発反応体、Rt  SOJ、 HJR’N(R)z及びCH−R”=CHR2C0OHから次に示 す弐によって表わされる化合物、 CHR” −C)IR2COO− をより一般的に製造することができる。
ここで、R1は2個のを機基であって、例えばアルキレン(エチレン若しくはプ ロピレン)、オキシアルキレン、アリーレン、アルクアリーレン又はアルアルキ レンであって2から12個の炭素原子、好ましくは2から6個の炭素原子を有し 、非活性水素を含む置換基によって置換されていても良く;いづれのRは1から 12個の炭素原子、好ましくは1から4個の炭素原子の同じ又は異なる基であっ て、いづれの基はアルキル、置換アルキル、アリール、アルクアリール、アルア ルキル(例えばベンジル)又は2個のR基が窒素原子と共に複素環(例えば、モ ルホリン)を形成することができるものから独立して選ばれ; いづれのR2は独立してH又はCH,であって、好ましくはHであり;そして Rfはフルオロ脂肪族基、すなわち弗素化され、安定で不活性、好ましくは飽和 した、非極性の一価脂肪族基である。
このR,は直鎖、枝分れ、環状又はこれらの組合せたものであっでも良い。これ は酸素、二価若しくは六価の硫黄、又は窒素の如きカテナリー異原子が炭素原子 にのみ結合して含むことができる。R1は好ましくは全部弗素化された基である が、しかし水素又は塩素原子が各2個の炭素原子についていづれか1個の原子が 存在する限り、水素又は塩素原子は置換基として存在することができる。Rf基 は少なくとも3個の炭素原子、好ましくは3から20個の炭素原子そして最も好 ましくは約4から約10個の炭素原子を有し、そして好ましくは約40から約7 8重量%の弗素、より好ましくは約50から約78重量%の弗素を含む、Rf基 の末端部分は過弗素化された部分であって、例えばCFzChCFz 、 (C Fi)tcF−1又はFSSCF2−等の如き少なくとも7個の弗素原子を含む 、好ましいR7基は全部又実質的に弗素化され、そして好ましくは弐C,,Hz **+ −の過弗素化された脂肪族基である。
第1の反応(a)は次の如きである。
RfSOJ(H)R’N(Rh 第2の反応(b)は次の如きである。
Rr 5(hN(H)R’N(R)z+cHR”−CR”C0OH−−−−−− −−>CHR” −CHR”COO− 画 Rf 5OZN ■ R’N”(R)zH 第1の反応(a)はトリエチルアミンの如き第3級アミンの存在下で行うのが最 も好ましいが、例えばトリメチルアミン及びテトラメチルエチレンジアミンの如 き他の第3級アミンも使用することができる。
第2の反応におけるフェノチアジンの如き重合抑制剤の添加を含め、実施態様に ついて示した一般的操作も依然適用できる。第1の反応においての反応体及び生 成物をすべて溶解するトルエンの如き好適な溶剤を使用し、そして次にこの溶媒 を蒸留によって取り除いて少なくとも90重量%のRe 5OJ(H)R’N( R)gを含む液相を生成する上述した方法も依然適用できる。 Re So!N (H)R’N(R)!をツチに含むこの液相を、次いでCHR”−CR”C0O Hと混合し、この第2の反応を前述した実施態様に従った方法で実施する。また 、少なくとも約95%の中間体、R,SoオN(H)R’NCR)!、が得られ るように反応体CHR”−CR”C0ORを理論量過剰に、しかし第2の反応に おける全生成量の少なくとも50重量%、典型的には70から90重量%を含む Rr 5OtN (CHR” CHR”COO−)R’N” (RhHである所 望の生成物を与える程度に少ない量で用いなくてはならない、第1及び第2の反 応における好適な反応温度は反応体及び生成物に依って定まり、従ってこのよう な反応温度は任意に調整するのが望ましい、第1の反応は80°C以上の温度、 典型的には約85と95°Cの間で行われ、そして第2の反応は約90℃以上、 典型的には125と140°Cの間で行われる。
この両者の反応は触媒を使用せず行っても良い、上に述べた一般式(I)の代表 的な両性フルオロ脂肪族アミノカルボキシレートは次に示す化合物が含まれる。
c、u4coo− ■ C@F、、SO□NCJ、N”(CH,) 、HCl eF+ 40C&H,S O!N(CJH,C0O−)C21(4N’″(C1h) JCJ lff5( hcJ4so□N(CJ、C00−)CJH,N’″(CHi) !HC2F1 4COO− ■ 本発明のフルオロ脂肪族両性界面活性剤化合物は、25°Cにおいて少なくとも 0.01重量%、好ましくは少なくとも約0.05重量%が水に溶解するように 、非極性フルオロ脂肪族基、例えばアニオン性及びカチオン性基が存在する極性 水溶性基、及び界面活性剤化合物中のを機結合基との間の性質のバランスを有利 には有すべきである。フィルム展着剤として効果的に機能するために、この界面 活性剤は約0.05から0.10重量%又はこれ以下の濃度の水溶液において、 約28ダイン/cm以下、好ましくは23ダイン/ c+w以下の表面張力を提 供するのに十分な表面活性を示さなくてはならない。
仮にフルオロ脂肪族界面活性剤が炭化水素に余りにも可溶であると、十分に耐久 性の覆いを提供する水性フィルムが急速に抽出されてしまう、一般に、このこと は、界面活性剤のフルオロ脂肪族基の部分に少なくとも約20重量%の弗素の存 在を必要とする。
本発明は特定の実施態様を用いて明らかにしたが、本発明の範囲及び思想から離 れることなく応用することは可能であることは理解されよう、それ故に本発明は 実施1!様に限定するものではなく、特許請求の範囲及びその均等によって定め られるものである。
国際調査報告 フロントページの続き アメリカ合衆国、ミネソタ 55133−’3427゜セントポール、ポスト  オフィス ボックス33427 72)発明者 ゲンスナー、リチャード ニー。
アメリカ合衆国、ミネソタ 55133−3427゜セントポール、ポスト オ フィス ボックス33427 (72)発明者 ウォーキンソン、トーマス ケー。
アメリカ合衆国、ミネソタ 55133−3427゜セントポール、ポスト オ フィス ボックス33427

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)によって表わされる化合物の合成方法 であって、ここでRfは少なくとも3個の炭素原子を含むフルオロ脂肪族基であ り; R1はアルキレン、オキシアルキレン、アリーレン、アルクアリーレン及びアル アルキレンから成る群から選ばれた1から12個の炭素原子の二価の有機基であ り; Rは、いづれも同じ又は異なった基で、アルキル、アリール、アルクアリール及 びアルアルキルから成る群から独立して選ばれたものか、又は窒素と共に複素環 を形成することができる2個のR基であり; R2はいづれも水素又はメチルから成る群から独立して選ばれたものである; 式RfSO2N(H)R1N(R)2を式CHR2=CR2COOHと付加反応 (b)によって次式の該化合物▲数式、化学式、表等があります▼ を合成する方法。
  2. 2.化合物RfSO2F及びH2NR1N(R)2を溶液中縮合反応(a)を行 って該付加反応(b)に使用される該化合物RfSO2N(H)R1N(R)2 を製造することを更に含む請求項1記載の方法。
  3. 3.反応(b)は約90℃以上の温度において行われる請求項1記載の方法。
  4. 4.反応(a)を約80℃以上の温度において行われる請求項2記載の方法。
  5. 5.反応(b)は約90℃から約150℃の間の温度で行われそして反応(a) は約80℃から95℃の間の温度において行われる請求項2記載の方法。
  6. 6.ステップ(b)で反応される化合物、RfSO2N(H)R1N(R)2、 の割合は理論的に過剰に存在するCHR2=CR2COOHの量によって調整さ れる請求項1記載の方法。
  7. 7.反応体、RfSO2F及びH2NR1N(R)2、を含む該溶液は反応温度 において該反応体及び反応生成物を溶解する溶媒を含む請求項2記載方法。
  8. 8.溶媒はトルエンを含む請求項7記載の方法。
  9. 9.(c)反応工程(a)で形成されたアミン弗化水素副生物を含む底部液相を 取り除き、そして (d)残った液相から溶媒を蒸留して該残った液相中に化合物、RfSO2N( H)R1N(R)2、の割合を増加させる工程を更に含む請求項7記載の方法。
  10. 10.化合物(I)は次の式によって表わされ、▲数式、化学式、表等がありま す▼ RfSO2N(H)R1N(R)2はC6F13SO2N(H)C3H6N(C H3)2でありそしてCHR2=CF2COOHはCH2=CHCOOHである 請求項1記載の方法。
  11. 11.FfO2FがC6F13SOxFであり、またH2HR1N(R)2がH 2NC3H6N(CH2)2である請求項2記載の方法。
  12. 12.付加反応(b)において生成した全反応生成物の少なくとも50重量%の 化合物▲数式、化学式、表等があります▼を含む請求項10記載の方法。
  13. 13.付加反応(b)において生成した全反応生成物の約50から90重量%の 化合物▲数式、化学式、表等があります▼を含む請求項10記載の方法。
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