JPH06502136A - 家庭ゴミ等の収集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 家庭ゴミ等の収集装置 この発明は、複数段に積み重ねた複数個の容器を備え、各容器を上下に移動可能 な支持体で支持した、家庭ゴミ等の収集装置に関する。

この種のゴミ収集装置はＦＲ−Ａ−７５９７６８に開示されている。この引例の 装置は複数の容器を２段に積み重ねた状態でＭｌ！ｔできるトラックである。上 段の容器は上下に移動可能な支持体で支持されている０Ｍみ込みの際は、この支 持体を一番下まで降ろした状態で、容器を支持体に戴せる０次に支持体を持ち上 げてから、別の容器を支持体の下に入れる。容器を車両からおろすときは上記と は逆の作業をする。こうして簡単に容器を車両に積み込むことができる。

ＦＲ−Ａ−７５９７６８の装置の一つの欠点は、上段の容器を下に降ろすために は、まず下段の容器を取り外さなければならないことである。したがってこの装 置の場合、容器を車両に載せたままでゴミを容器に入れようとすると問題が生じ る。たとえば最近ではますます一般的に行われるようになってきた分別収集の場 合、すなわち種類の異なる家庭ゴミを別々の容器に集める場合などは、容器は車 両に載せたままにしておく必要がある。たとえばある通りに面した複数の家庭か ら出るゴミが各家庭毎に分別されている場合、種類に応じてゴミ収集装置の各容 器にこれらのゴミを入れなければならない、この作業は人間の手で行うので、容 器はなるべく地面に近い低い位置にあることが望ましい。しかし一方で１台の収 集車当たりの積載量を増やすためには、容器は多段積みにする必要がある。しか し上段の容器を低い位置に動かすために下段の容器を車両から降ろしたりするの は、作業効率の面から好ましくない。

この発明の目的は上記の問題を解決することである。このために、本発明では上 で述べた種類の装置において、支持体が降下位置にあるときは、上段の容器が下 段の容器内に嵌まり込むように、容器の形状を定めた。

こうすれば容器を装置から取り外さなくても、地面に置いであるゴミを人間の手 で簡単に各容器に入れることができるので、作業者の人数も少なくてすむ。

たとえば容器の形状としては、その幅が底部から上向きに広くなるようにしても よい。

またさらに容器の取扱いを容易にするために、たとえば中のゴミを諾単に捨てら れるようにするために、容器を支持体に対して横方向に、すなわち支持体の上下 の移動方向に対して直角の方向にスライドさせることによって、容器を各支持体 に挿入したり抜き取ったりできるように、各支持体の形状を定めてもよい。この ためには、たとえば各容器の上端部近くに突部を設け、この突部を支持体に係合 させることによって容器を支持体で支持するようにしてもよい。

容器内のゴミを簡単に捨てられるように、容器の底部近くに、機械的手段を係合 させるための係合部を設け、容器を約１８０°回転させられるようにしてもよ次 に添付の図面に基づきこの発明の装置の要部の実施例を詳細に説明する。図面に おいて： 図１は本発明の容器を積み込んだトレーラ−と、これに連結した牽引車を示す概 略側面図： 図２は上段の容器と下段の容器が離れた位置にある状態を示す＃記トレーラーの 側面図である。

牽引車１は油圧シリンダー２等で昇降可能な前輪車軸を傳え、この車軸に２個（ 車両の各側にＩＭずつ）の軍輸３が取付けられている。また車軸駆動用モーター が箪餉３の間に取り付けられている。垂直シャフト５を回転させて方向を変える ことができる後輪４が１個牽引車の幅方向中央部に取り付けられている。牽引車 の後端の両側にはフォーク６が昇降手段７を介して接続されており、このフォー クによって、牽引車と後述のトレーラ−８を連結することができる。別の連結手 段、例えば垂直方向の力を吸収できる牽引フックなどを用いてよい、またこのよ うなフ、りは上下に移動できるように取り付けてもよい、牽引車１には運転席を 設けずに、その代わりに牽引車の片側あるいは両側に軍輪の走行、制動、旋回運 動をｗ４御するための操作部を設け、操作者が牽引者の横を歩きながら操作でき るようにしてもよい、フォーク６は上下に短い距離だけ移動できるものであれば よい。しかしフォークを一方向に回動させたり、引っ込められるようにすれば、 牽引車がＩＩ！独で道路を走行中はフォークの突出量を小さくすることができる 。

トレーラ−８はオープン型の、侍に＃部が開いたシャシ−を備え、その後端近く に一対の車軸９が取り付けられている。トレーラ−８のンヤシーの内１ｔには２ つのフレーム１０．１１が上下に設けである。フレームｌＯは固定されており、 フレーム１１は上下に移動できるように、ンヤシーの前部および後部に設けたケ ーブル１２に支持されている。各ケーブルの上端は１６で示す部分でトレーラ− の上部に固定されており、トレーラ−の上部に取り付けた固定プーリー１３とケ ーブルブーＩＪ　−１４に懸は渡されている。プーリー１４は油圧または空気圧 シリンター　１５のピストンロッドに取り付けられている。したがってフレーム １１はシリンダー１５のストロークの２倍の距離を上下に動かすことができる。

勿論フレーム１１の昇降機構として、親ネジ等の別の手段を用いても構わないし 、ケーブル１２を回転式巻き取り機で引っ張るようにしてもよい。

フレームエ０．１１は、トレーラ−８の幅方向中央部を長手方向にのびるバーと 、このバーからトレーラ−の各ｙｓ部に向けて横断方向にのびる複数のバーとか らなる。横断方向のバーの自由端は互いに接続されておらず、各容Ｓ１７の外側 に出っ張った上端縁を隣接する横断方向バーに係合させた状態で横方向に滑らせ ることによって、容器の積み降ろしがてきるようになっている。この点について は後で詳しく説明する。

各容器１７に別々に集められた種類の違う家庭ゴミを入れる場合は、各容器にど んな種類のゴミを入れるのかがハツキリわかるようにしておかなければならない 。このためには各容器を色分けしたり、材質が互いに異なる容器を用いたり、ペ ンキで印をつけたりすればよい、容器の幅は上向きに広がっており、上の容器が 下の容器の中に嵌まり込めるようになっている（図１）。

各容器は２重底構造を有し、２段の底の間にフォークリフトのフォークを挿入す るためのソケット１８が２個設けである。

空の容器を図１に示すように上の容器が下の容器に嵌まり込んだ状態でトレーラ −８に積み込んで、例えば夜間にこのトレーラ−を牽引車１０でゴミの双葉場所 まで引っ張って行く、収集場所に着いたら、装置７を駆動して、トレーラ−の前 端が地面につくまでフォーク６を降ろす。次に牽引車をトレーラ−から引き離し 、別のトレーラ−の牽引に用いる。

ゴミを積み込む際は、牽引車を再度トレーラ−８に連結する。すなわちフォーり ６を一番下まで降ろしてトレーラ−８のフォーク挿入穴に差し込み、図１または ２に示す位置まで持ち上げ、図示省略した手段を用いて牽引車１をトレーラ−８ に連結する。この状態でトレーラ−を歩行速度でゴミを収集すべき地域内を移動 させる０分別収集された種類の異なるゴミを各容器１７に入れる。この場合それ ぞれの種類のゴミは容器１７と同様に色分けされたゴミ袋に入れるようにしても よい、あるいはトレーラ−を引っ張る牽引車の運転手が容器にゴミを入れる際に 、大まかにゴミを分別するようにしてもよい、ホテルや病院のように大量のゴミ が出る所には、容器１７を置いてくるようにしてもよい、すなわち空の容器１個 （あるいは一方が他方に嵌まり込んだ状態の２ｆｌｌの容器）をフレーム１０Ｅ よび／または１１に沿って横にスライドさせてトレーラ−から降ろし、空いたス ペースに前日類しておいたゴミが一杯つまった容器を櫂み込むようにしてもよい 。

図１に示すように上の容器が下の容器に嵌まり込んでいる状態では、これらの空 の容器はトレーラ−から同時に取り出すことができる０次にこうして空いたスペ ースにゴミのつまった容器を積み込みには、まずこれら容器の半数をフレーム１ １に載せ、次にフレーム１１を持ち上げてから、残りの半数の容器をフレーム１ ０に載せる（図２に示す位置）、このように上段フレーム１１に載せる容器に先 にゴミを入れるのであるが、この際上段フレームは一番低い位置にあるので、容 ５１７上部の開口に簡単に手が届き、容易にゴミを入れることができる。

容器が完全にあるいはほぼ一杯になったら、油圧シリンダー１５を操作してピス トンロッドを引っ込めることによって、フレーム１１とこれに支持された容器１ ７を図１の位置から図２の位置まで動かす、この状態でフレームｌＯに支持され た容器１７にゴミを入れることができる。下段の容器も一杯になったら、トレー ラ−８を牽引車ｌで所定の場所まで引っ張って行き、そこでフォーク６をトレー ラ−８の前端が地面につくまで降ろしてから、牽引車をトレーラ−から分層し、 別のトレーラ−８に連結する。

トレーラ−８は、ＥＰ−Ｂ−１５１６３５、オランダ特許明細１１２８２３６、 イギリス特許出＠１２２３４１４７．１３８５９９７．ＤＥ−Ａ−２２４８３５ ０、およびその他の当該分野に属する文献に記載されている種類の積荷デツキ上 に引っ張り上げるための手段を設けてもよい。上記積荷デツキはコンテナ等を積 荷デツキ上に引っ張り上げてそこに降ろすための手段を備えている。そのような 手段はたとえば巻き上げ機とケーブルからなり、旋回可能な中央部フックや、い わゆる海上貨物コンテナのコーナーキャスティングに係合させるグリッパ−を備 えたものであってもよい、この種の引き上げ手段を用いる場合、積荷デツキの後 部には水平な軸線を中心に回動可能な、伸縮自在のランプを設ける。このランプ を下向きに傾斜させて地面に届くまで伸ばすことによって、このランプに沿って コンテナ等を容易に積荷デツキ上に引っ張り上げることができる。トレーラ−８ をこの種の積荷デツキ上に引っ張り上げることができるようにするための３１類 の手段を図工、２に示す、同−Ｍ類の積荷デツキを眉いる場合は、この内の１４ ｆＭだけを設ければよい。

参照番号１９は、積荷デツキの巻き上げ機からのびるケーブルの目に係合させる ための、トレーラ−の下部シャシ−の両側部から外側に突出したフックを示す。

ケーブルをトレーラ−の両側のフックに係合させてから、巻き上げ機を駆動して トレーラ−を積荷デツキ上に引っ張り上げる。

参照番号２０は前面と側面に垂直なスリットを有するコーナーキャスティングで ある。このコーナーキャスティングのスリット、に、積荷デツキのランプ上を移 動可能な移動式滑車に取り付けた楕円形のグリッパ−を差し込んで９０’回転さ せることによって、滑車をコーナーキャスティングに係合させる０次に滑車をラ ンプに沿って引き上げることによって、トレーラ−を積荷デツキに載せることが できる。

参照番号２１は、トレーラ−８の前置中央部の凹部内に取り付けた水平なビンを 示す、このビンにＭ荷デツキのアームに取り付けたフックを係合させて、移動式 滑車を駆動してアームを旋回させ、次に滑車をランプに沿って引き上げることに よってトレーラ−をＳ荷デツキに載せることができる。

上で挙げた引例にこれら手段を用いて積荷デツキ上にトレーラ−を引き上げる方 法が具体的に記載されている。

積み荷デツキに載せられたトレーラ−８は、次に上で説明したのと同じやり方で トラックの荷台上に移動させる。この移動作業はトラックの荷台に設けたケーブ ルと巻き上げ機、およびフックまたはコーナーキャスティング用グリフパーを用 いて行う、トレーラ−８を載せたこのトラックをゴミの投Ｓ場所まで運転して行 き、容ｓ１７のゴミを捨てる。この作業；ヨトラックにトレーラ−８を載せたま までも行えるが、好ましくはトレーラ−８をトランクから降ろしてから行う。ト レーラ−をゴミ投棄場所で降ろしたトランクは、たとえば空の容器１７を積んだ 別のトレーラ−８を積んでゴミの収集場所まで運んで行くのに用いることができ る。収集場所まで運ばれたトレーラ−は牽引車１に連結して、ゴミを集めて回る のに用いられる。

投棄場所でトレーラ−をトラックから降ろしてから、容器１７をトレーラ−８か ら横方向にスライドさせて取り外す、具体的には、フォークリフトのフォークを 各容器のソケット１８に差し込み、容器を少し持ち上げてからフレーム１０また は１１から引き抜く、この場合フォークリフトは、上で述べたように水平な軸を 中心に回転可能なフォークを備えたものが望ましい。なぜなら容器を投棄場所、 たとえばサイロや処理、焼却、分別装置にまで運搬するための移動式ゴミ収集コ ンテナ上まで運んだところで、回転可能なフォークを回転させて容器１７をひっ くり返すことによって中のゴミを簡単に捨てることができるからである。

図１および２に示すように容Ｓ１１を２段積みする場合は、１台以上のフォーク リフトを泪いて、まずフレームＩＯ上に支持されている容！１７を抜き取り、次 にフレーム１１を上で説明した方法で図１の位ｌまで降ろしてから、このフレー ムで支持されている容Ｓ１１を抜き取るようにしてもよい。こうすればフォーク を高い位置まで上昇させることのできないフォークリフトを用いることができる 。

上記装置を動かすのに必要な手段は他にもあるが、それらは当業者には公知であ るので、ここではそれらの詳鞭な説明は省略する。たとえばシリンダー１５（電 気あるいは空気圧作動のもの、あるいは機械的なものであってもかまわない）の 駆動源として、牽引車１の駆動源を用いてもよい。またこの駆動源は車輪４の駆 動に加え、ポンプや、コンプレッサーや、１５等の手段を作動させるためのダイ ナモの駆動用に用いてもよい。また牽引車ｌで発電した電気エネルギーをトレー ラ−８のテールランプを点灯するために泪いてもよい、ここでは連結、保合手段 の全てを詳櫂に８！明、図示しているわ１すではない。トレーラ−８に２対の車 輪を長手方向に間隔をあけて設ければ、連結手段によってトレーラ−を上げ下げ する必要がなくなる。

牽引車ｌの車＃４の駆動は、バッテリー等を用いた電気駆動装置δよび油圧式駆 動装置のいずれで行ってもよい、また車輪４がシャフト５を中心に１８ｏ゛旋回 できるようにしておけば、駆動装置に逆転回路を設ける必要がなくなる。

容器１７の容積は、たとえばｌがら４Ｍの間で適宜法めればよい、牽引車１の馬 力は、低速でしか動かさないので、トレーラ−８を積んで長距離を走らなければ ならない上記トラック、あるいは従来のゴミ収集車等と比べてずっと小さくてか まわない。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数段に積み重ねられた複数の容器を備え、各段の容器を上下に移動可能な 支持体で支持した家庭ゴミ収集装置において、支持体（１０、１１）が降下位置 にあるときは、上段の容器が下段の容器内に嵌まり込むように、容器（１７）の 形状を定めたことを特徴とする家庭ゴミ収集装置。 ２．前記容器（１７）の幅が底部から上に向かって広がっている請求項１に記載 の家庭ゴミ収集装置。 ３．容器（７）を支持体（１０、１１）に対して横方向に、すなわち支持体の上 下の移動方向に対して直角の方向にスライドさせることによって、容器を各支持 体に挿入したり抜き取ったりできるように、各支持体の形状を定めた請求項１に 記載の家庭ゴミ収集装置。 ４．各容器（１７）の上端部近くに突部を設け、この突部を支持体（１０、１１ ）に係合させることによって容器を支持体で支持するようにした請求項１または ２に記載の家庭ゴミ収集装置。 ５．容器（１７）の底部近くに、機械的手段を係合させるための係合部を設けた 前記請求項のいずれか１項に記載の家庭ゴミ収集装置。 ６．容器の底部に、フォータリフトの２本のフォークを差し込むためのソケット （１８）を設け、このソケットのフォークを差し込んだ状態で、フォークの間を 水平にのびる軸線を中心にフォークを回転させることができるようにした請求項 ５に記載の家庭ゴミ収集装置。 ７．前記装置が移動可能な装置である前記請求項のいずれか１項に記載の家庭ゴ ミ収集装置。