JPH0649962B2 - 重仮設物構築法 - Google Patents

重仮設物構築法

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JPH0649962B2
JPH0649962B2 JP11797088A JP11797088A JPH0649962B2 JP H0649962 B2 JPH0649962 B2 JP H0649962B2 JP 11797088 A JP11797088 A JP 11797088A JP 11797088 A JP11797088 A JP 11797088A JP H0649962 B2 JPH0649962 B2 JP H0649962B2
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正一郎 尾辻
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ブルマン株式会社
ブルマン販売株式会社
有限会社日幸開発
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は重仮設物の構築法に関するものである。
「従来の技術」 従来建設現場における構台、桟橋、支保構、覆工路面等
の重仮設物の構築に際し形鋼による立柱と形鋼による横
材との交差部の接続に万力を用いる技術が開発された
(特公昭58−2307号、実公昭57−16964
号)。しかし立柱の中程において横材の上下面を挾持し
たため挾持間隔が大となり、大形の挾持金具を必要とす
るばかりか挾持力に限界があつて強力安全容易かつ迅速
に接続することは困難であつた。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は形鋼による立柱の中程に形鋼による横材を強力
安全容易かつ迅速に交差状態に接続することを目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上記目的を達成するため溝形金具の一端に受板
を一体に接続し、該受板に上記金具の溝に沿つて切欠溝
を形成してなる接続金具を用い、上記溝形金具の溝及び
上記切欠溝の内部に形鋼による立柱の中程フランジを挿
入し、上記溝形金具の両外側から溝内にボルトを対向方
向に螺入して該ボルトの先端によつて上記フランジの両
側面を挾持し、かつその状態において受板の受面に形鋼
による横材を接し、横材のフランジと受板とを万力で挾
持することによつて横材を上記立柱の中程に支持するこ
とを特徴とする重仮設物構築法を特定発明とし、 万力がC形金具の両端部に穿設した螺孔にボルトを対向
方向に螺入する上記特定発明の重仮設物構築法 万力がC形金具の一端部に穿設した螺孔にボルトを螺入
し他端部に該ボルトの先端に対向する突起を設けたもの
である上記特定発明記載の重仮設物構築法 立柱がH形鋼であり横材がコ形形鋼である上記発明記載
の重仮設物構築法 受板の受面に1個の横材を接する上記発明記載の重仮設
物構築法 受板の受面に互に直交する2個の横材を接する上記発明
記載の重仮設物構築法 受面が上向又は下向である上記発明記載の重仮設物構築
法 横材の上下フランジに受面を上向及び下向に接する2個
の接続金具によつて該横材を立柱に支持する上記発明記
載の重仮設物構築法 受板に透孔を穿設し該透孔に万力のボルトの先端部を挿
通し、該先端部とボルトとの境界段面を受板に接して挾
持する上記発明記載の重仮設物構築法 ボルトの先端面に突出刃を設けた上記発明記載の重仮設
物構築法 境界段面をボルトに螺合したナツトによつて形成した上
記発明記載の重仮設物構築法 受板とフランジとを万力の両端部のボルト又はボルトの
先端面の突出刃で挾持する上記発明記載の重仮設物構築
法によつて構成される。
「作用」 従つて複数のH形鋼立柱5、5の中程間に水平方向にコ
形形鋼横材7、7を架設する際、先ず立柱5のフランジ
5′の中程に溝形金具1の溝1′及び受板2の切欠溝3
を嵌合し、ボルト6、6を対向方向に螺入することによ
つて先端面の突出刃13、13を上記フランジ5′の両
側面に圧入して該フランジ5′をボルト6、6で挾持し
接続金具4を該フランジ5′に固定する。このようにす
ると溝形金具1の一端の受板2がH形鋼立柱5の中程に
水平に固定されかつ該立柱5の外側に突出するから、該
受板2の受面に上記横材7のフランジ7′を載せ該フラ
ンジ7′と受板2とを万力8で挾持することによつて横
材7は立柱5に交差状に支持される。又受板2の受面は
立柱5の正面及び側面に突出するため互に直交する横材
7、7を該正面及び側面において上記受板2上に載せて
万力8、8で挾持して直交横材7、7を立柱5の中程に
同一水準位置に支持することができる。万力8はC形金
具8′の両端部にボルト9、9を対向方向に螺入したも
のでも一端部にボルト9を螺入し他端部に対向突起10
を設けたものでも差支えない。又接続金具4は上向又は
/及び下向に立柱5に支持し横材7の上下フランジ
7′、7′と受板2とをそれぞれ挾持することができ
る。
受板2に透孔11を穿設し、該透孔11に万力8のボル
ト9の先端部を挿通し、先端部の突出刃13をフランジ
7′に圧入しかつ境界段面12を受板2に圧着して受板
2とフランジ7′とを万力8で挾持することができる
(第11図、第12図、第13図)。上記ボルト6、9
の先端面には突出刃13を設けて挾持時にフランジ
5′、7′に食い込ませることができる。勿論第14図
に示すように受板2に透孔を設けることなく万力8の両
端部ボルト9、9及び突出刃13、13によつて受板2
とフランジ7′とを挾持することができる(第14図、
第15図)。
「実施例」 短い溝形金具1の一端を方形の受板2の裏面中央部に溶
着して一体となし、該受板2の一辺中央部から上記金具
1の溝1′に沿つて切欠溝3を形成して接続金具4を形
成する(第3図)。上記溝形金具1の中程には両外側か
ら溝1′内に向つて螺孔を有し該螺孔に対向方向に向う
ボルト6、6を螺入するようにしてあり、該ボルト6、
6の先端面には対向方向に突出する刃13が形成されて
いる。本発明はこのような接続金具4を用いるものであ
つてH形鋼による仮設立柱5、5のフランジ5′に上記
溝1′及び切欠溝3を挿入し上記ボルト6、6を対向方
向に螺入して該フランジ5′の両側面を該ボルト6、6
及び突出刃13、13で挾持し固定する。この状態では
受板2は立柱5の正面及び側面に水平に突出する(第3
図)。従つて受板2の上記正面側にコ形形鋼による横材
7を水平方向に載置し該横材7のフランジ7′と該受板
2とを万力8で挾持するものである。万力8はC形金具
8′の両端部に穿設した螺孔にボルト9、9を対向方向
に螺入し(第9図、第15図)或は一端部のみ螺孔を設
け、これにボルト9を螺入し、他端部に該ボルト9の先
端に対向する突起10を設けたものであつても差支えな
い(第7図)。又上記ボルト9、9の先端面にも突出刃
13を設けることができる。そして上記受板2の側面側
にも上記横材7と直交する横材7を載置し万力8によつ
て上述同様に受板2と該横材7のフランジ7′とを挾持
し第1図、第2図及び第3図に示すように仮設物の角部
立柱5、5を形成することができる。上記接続金具4は
上向又は及び下向に立柱5に固定することによつて横材
7の上下のフランジ7′、7′を同時に立柱5に固定す
ることができるし、受板2に穿設した透孔11に万力8
のボルト9の先端部9′を挿通し先端部9′との境界段
面12で受板2を押圧しかつ先端部9′の先端面又は及
び突出刃13によつてフランジ7′を押圧固定し該フラ
ンジ7′と受板2とを挾持することができる。境界段面
12は第7図、第8図、第9図、第11図及び第13図
に示すが第12図に示すようにボルト9に螺合したナツ
ト14によつて形成することができる。尚図中15で示
すものは接続金具4における補強用リブ、16は仮設桟
橋の覆板である。
「効果」 本案は上述の方法によつたので架設構造物の形鋼立柱5
の中程に形鋼横材7を簡便迅速かつ強力に架設し得て架
設構造物の安全性と工期を短縮することができる。
又1個の接続金具4によつて立柱5の中程に互に直交す
る横材7、7を簡便迅速かつ強力に架設することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の重仮設物の構築法を示す正面図、第2
図は該構築法による桟橋の斜視図、第3図は受板の平面
図、第4図は受板の正面図、第5図は第3図を右方から
見た側面図、第6図は接続金具の斜視図、第7図は万力
の側面図、第8図はボルトの境界段面の側面図、第9図
は万力の他の実施例の側面図、第10図は突出刃の側面
図、第11図は受板の透孔部の縦断面図、第12図は境
界段の他例の側面図、第13図は上記透孔部の他例の縦
断面図、第14図は受板に透孔がない場合の平面図、第
15図は万力によるフランジ、受板挾持状態の縦断面図
である。 1…溝形金具、2…受板、1′…溝、3…切欠溝、4…
接続金具、5…立柱、5′…中程フランジ、6…ボル
ト、7…横材、7′…フランジ、8…万力、8′…C形
金具、9…ボルト、9′…先端部、10…突起、11…
透孔、12…境界段面、13…突出刃、14…ナツト。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溝形金具の一端に受板を一体に接続し、該
    受板に上記金具の溝に沿つて切欠溝を形成してなる接続
    金具を用い、上記溝形金具の溝及び上記切欠溝の内部に
    形鋼による立柱の中程フランジを挿入し、上記溝形金具
    の両外側から溝内にボルトを対向方向に螺入して該ボル
    トの先端によつて上記フランジの両側面を挾持し、かつ
    その状態において受板の受面に形鋼による横材を接し、
    横材のフランジと受板とを万力で挾持することによつて
    横材を上記立柱の中程に支持することを特徴とする重仮
    設物構築法。
  2. 【請求項2】万力がC形金具の両端部に穿設した螺孔に
    ボルトを対向方向に螺入するものである請求項(1)記載
    の重仮設物構築法。
  3. 【請求項3】万力がC形金具の一端部に穿設した螺孔に
    ボルトを螺入し他端部に該ボルトの先端に対向する突起
    を設けたものである請求項(1)記載の重仮設物構築法。
  4. 【請求項4】立柱がH形鋼であり、横材がチヤンネル形
    鋼である請求項(1)(2)又は(3)記載の重仮設物構築法。
  5. 【請求項5】受板の受面に1個の横材を接する請求項
    (1)〜(4)にそれぞれ記載の重仮設物構築法。
  6. 【請求項6】受板の受面に互に直交する2個の横材を接
    する請求項(1)〜(5)にそれぞれ記載する重仮設物構築
    法。
  7. 【請求項7】受面が上向である請求項(1)〜(6)にそれぞ
    れ記載の重仮設物構築法。
  8. 【請求項8】受面が下向である請求項(1)〜(7)にそれぞ
    れ記載の重仮設物構築法。
  9. 【請求項9】横材の上下フランジに受面を上向及び下向
    に接する2個の接続金具によつて該横材を立柱に支持す
    る請求項(1)〜(6)にそれぞれ記載の重仮設物構築法。
  10. 【請求項10】受板に透孔を穿設し該透孔に万力のボルト
    の先端部を挿通し、該先端部とボルトとの境界段面を受
    板に接して挾持する請求項(1)〜(9)にそれぞれ記載の重
    仮設物構築法。
  11. 【請求項11】ボルトの先端面に突出刃を設けた請求項
    (1)〜(10)にそれぞれ記載の重仮設物構築法。
  12. 【請求項12】境界段面をボルトに螺合したナツトによつ
    て形成した請求項(10)記載の重仮設物構築法。
  13. 【請求項13】受板とフランジとを万力の両端部のボルト
    によつて挾持する請求項(1)(2)又は(11)記載の重仮設物
    構築法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103821073A (zh) * 2014-03-14 2014-05-28 张美娇 一种小型桥梁及其施工方法
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