JPH0649773Y2 - 先折れ型抜差ハンドル装置 - Google Patents

先折れ型抜差ハンドル装置

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JPH0649773Y2
JPH0649773Y2 JP9538089U JP9538089U JPH0649773Y2 JP H0649773 Y2 JPH0649773 Y2 JP H0649773Y2 JP 9538089 U JP9538089 U JP 9538089U JP 9538089 U JP9538089 U JP 9538089U JP H0649773 Y2 JPH0649773 Y2 JP H0649773Y2
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JP
Japan
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handle
slider
hole
rotor
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JP9538089U
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JPH0230471U (ja
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秀昭 瀧源
宏行 高橋
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電気機器収納ボックス等に用いられる先折れ
型ハンドル鍵使用の抜差ハンドル装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 実開昭62-132936号公報に開示された従来の抜差しロッ
クハンドル装置では、本体ケースの円形鍵孔の内面に直
径上に相対向した2個の溝部を形成し、ロータ正面に直
径方向の受溝を該鍵孔の溝部に対応して形成し、丸棒よ
り成るハンドル鍵の先端部の直径上に2個の駆動突起を
設けている。
このロックハンドル装置では、ロータの回転操作のため
にハンドル鍵の駆動突起をロータの受溝に挿入するに
は、該駆動突起を本体ケースの鍵孔の溝部に正確に位置
合せしてから挿入する必要があるため、薄暗い情況下等
ではハンドル鍵の挿入操作に手間どることがある。
[考案が解決しようとする課題] 従って本考案の目的は、ハンドル鍵の先端部に鍵片を枢
着してあり、鍵孔への挿入操作が簡便に行なわれると共
に、折曲げ挿入位置での鍵片の拘束操作と当該拘束の解
除操作が簡便になされる先折れ型抜差ハンドル装置を提
供することである。
[課題を解決するための手段] 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると本考案
の抜差ハンドル装置は、円形空洞部22を形成した本体ケ
ース1と;該空洞部22に回転可能に収容され、軸方向孔
部3aと半径方向孔部3bとから成る縦断面L字型の円形鍵
孔3を形成したロータ2と;本体ケース1の背面に突出
したロータ後端部6に固着される止め金板8と;先端部
に鍵片51を横断枢軸53で枢着し、該鍵片51の先端円弧面
54が鍵孔3の内底面4に当接したとき、鍵片51が90度回
転して、先端円弧面54の一側に形成した垂直面55が半径
方向孔部3bの内面37に係合する円筒型のハンドル鍵71
と;ハンドル鍵71内に摺動可能に収容され、先端部が鍵
片51の該垂直面55に設けた凹部58に係脱するスライダー
65と;ハンドル鍵71に基端部側の一半部に嵌合され、ハ
ンドル鍵71に対して一定角度遊び回転可能であり、基端
部に摘み部49を設けた外筒体47と;スライダー65を鍵片
51の方向に摺動付勢するバネ70と;スライダー65の基端
部に横断枢軸67によって枢着され、ハンドル鍵71の軸方
向長孔72から突出して、外筒体47の軸方向溝69に挿通さ
れ、該軸方向溝69の側面の円周方向の切欠部73に係脱す
る錠止板68とから成るものである。
[作用] ハンドル鍵71をロータ2のL字型鍵孔3の軸方向孔部3a
に挿入すると、該鍵片51の先端円弧面54が鍵孔3の内底
面4に当接する。この当接後、ハンドル鍵71を更に押込
むと、先端円弧面54に誘導されて鍵片51が枢軸53を中心
に90度回転し、鍵片51が鍵孔3の半径方向孔部3bに入り
込み係合する。
この鍵片51の回転に追随して、バネ70で押されたスライ
ダー65が枢軸53に接近する方向に摺動し、スライダー65
の先端部が鍵片51の凹部58に係合する一方、錠止板68が
軸方向長孔72内を枢軸53側に移動し、第7図に示したよ
うに切欠部73に対面した位置に来る。
ここで摘み部49を回すと、外筒体47がハンドル鍵71より
も一定角度先に回転するため、錠止板68は第10図に示し
たように外筒体47の軸回転溝69の縁面に押されて回転
し、錠止板68が第9図に示したように軸方向溝69の切欠
部73に係合する。
このように外筒体47と錠止板68の先行回転によって錠止
板68が切欠部73に係合したときには、錠止板68とスライ
ダー65の後退摺動は該切欠部73の縁面によって阻止され
る。
そのため、スライダー65の先端部と鍵片51の円弧状凹部
58との係合が保持され、鍵片51は90度回転した状態に拘
束保持され、ハンドル鍵71を手前に引いても鍵片51が逆
回転してハンドル鍵51がロータ2の鍵孔3から抜脱する
ことがない。
摘み部49ハンドルによって鍵71を更に所定方向に回す
と、鍵片51が該半径方向孔部3bの側面5を押すため、ロ
ータ2がハンドル鍵71と一緒に回転して、ロータ後端部
6の止め金板8がボックス本体等の固定枠体側の受金部
から離脱する。
扉16はハンドル鍵71を手前に引くことによって開放操作
される。また、扉16を閉鎖した後、摘み部49を逆回転さ
せると錠止板68が切欠部73から押出されるため、鍵片51
の拘束が解除される。
[実施例] 図示の実施例では、本体ケース1は外周面の雄螺子部21
に螺合したナットによって機器収納ボックスの扉16に締
付け固着される。鍵片51はハンドル鍵71の先端部の割溝
52に嵌合されている。
鍵片51には、前記垂直面55とは直角に平坦面57を形成し
てあり、凹部58は円弧状に設けてある。該垂直面55と反
対側には、軸方向孔部3aの内底面4に係合する垂直面78
に形成してあり、該垂直面55、78を平坦面57と円弧面56
で連結されている。
ハンドル鍵71の基端部にはホルダー50の前半部が差込ま
れている。外筒体47の基端部の受溝部48には摘み部49の
基端部が挿入され、摘み部49の該基端部は更にホルダー
50の割溝部76にも挿入されている。該ホルダー50の差込
み端部59の透孔77と摘み部49の基端部の透孔64には、バ
ネ62によって外側に付勢された連結ピン60,61が挿通さ
れている。
連結ピン60,61は更にハンドル鍵71の基端部の直径方向
透孔63に挿通され、先端小径部は、外筒体47の小孔75に
嵌合されている。前記透孔77と透孔64及び透孔63が円周
方向の長孔状に形成されているため、摘み部49を回した
最初の段階では、ホルダー50と外筒体47が一定角度遊び
回転し、ハンドル鍵71は非回転に保持される。そして、
連結ピン60,61の側面が前記透孔の縁面に当接した以降
は、ハンドル鍵71も一緒に回転する。
ロータ後端部6の連結軸部7は正方形断面に形成されて
おり、基端部の角孔9において該連結軸部7に嵌合され
た止め金板8は、座金11を介してビス10によってロータ
2に締付け固着されている。ロータ2の前端部の周面溝
部23には、Oーリング24が挿入されている。ロータ2の
中間部の円弧状溝部20には、本体ケース1の切欠部18に
打込み固定した回転規制棒19の端部が挿入されている。
該溝部20の両端面と回転規制棒19との当接によって、ロ
ータ2の回転角度は90度に設定されている。
丸棒型のスライダー65は、ホルダー50の差込み端部59と
の間に挿入した圧縮コイルバネ型のバネ70によって、鍵
片51の方向に摺動付勢されている。錠止板68の基端部は
スライダー65の基端割溝部66に嵌合されている。錠止板
68の先端部が係合する切欠部73は、前記軸方向長孔72の
一側に円周方向に若干位置をずらせて設けている。
[考案の効果] 以上のように本考案の先折れ型抜差ハンドル装置では、
ハンドル鍵27を縦断面L字型鍵孔3の軸方向孔部3aに挿
入したとき、鍵片51が自動的に90度回転して半径方向孔
部3bに係合するので、従来装置と比較してハンドル鍵の
挿入操作が簡便に行なえると共に、摘み部49で外筒体47
を一定角度回転させただけで、鍵片51がスライダー65と
錠止板68によって折曲げ挿入位置に的確に拘束される一
方、摘み部49を逆回転させたときには、鍵片51の当該拘
束が自動的に解除されるため、ハンドル鍵71のロータ2
に対する拘束操作と解除操作が単一操作によって簡便に
行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る先折れ型抜差ハンドル
装置に使用するハンドル鍵の左側面図であり、第2図は
該ハンドル鍵の平面図である。第3図は該ハンドル鍵か
ら外筒体を除外したときの平面図であり、第4図は該ハ
ンドル鍵から外筒体を除外したときの左側面図である。
第5図は該ハンドル鍵の縦断面図である。 第6図は該ハンドル鍵を差込んだ抜差ハンドル装置の縦
断面図である。 第7図はハンドル鍵の平面図であり、ハンドル鍵差込み
時における錠止体の位置を示している。第8図はハンド
ル鍵の横断面図であり、ハンドル鍵差込み時における錠
止体の位置を示している。 第9図はハンドル鍵の平面図であり、摘み部の回転当初
における錠止体の位置を示している。第10図はハンドル
鍵の横断面図であり、摘み部の回転当初における錠止体
の位置を示している。 1……本体ケース、2……ロータ、3……L字型鍵孔、
4……鍵孔の内底面、5……鍵孔の半径方向孔部の側
面、6……ロータの後端部、7……連結軸部、8……止
め金板、10……固着用ビス、12……螺子孔、14……抜止
めリング、15……座金、16……扉、18……切欠部、19…
…回転角度規制棒、20……円弧状溝部、21……雄螺子
部、22……円形空洞部、23……周面溝部、24……Oーリ
ング、25……段差面、47……外筒体、49……摘み部、50
……ホルダー、51……鍵片、65……スライダー、67……
横断枢軸、68……錠止体、69……軸方向溝、70……付勢
用バネ、72……軸方向長孔、73……切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形空洞部22を形成した本体ケース1と;
    該空洞部22に回転可能に収容され、軸方向孔部3aと半径
    方向孔部3bとから成る縦断面L字型の円形鍵孔3を形成
    したロータ2と;本体ケース1の背面に突出したロータ
    後端部6に固着される止め金板8と;先端部に鍵片51を
    横断枢軸53で枢着し、該鍵片51の先端円弧面54が鍵孔3
    の内底面4に当接したとき、鍵片51が90度回転して、先
    端円弧面54の一側に形成した垂直面55が半径方向孔部3b
    の内面37に係合する円筒型のハンドル鍵71と;ハンドル
    鍵71内に摺動可能に収容され、先端部が鍵片51の該垂直
    面55に設けた凹部58に係脱するスライダー65と;ハンド
    ル鍵71に基端部側の一半部に嵌合され、ハンドル鍵71に
    対して一定角度遊び回転可能であり、基端部に摘み部49
    を設けた外筒体47と;スライダー65を鍵片51の方向に摺
    動付勢するバネ70と;スライダー65の基端部に横断枢軸
    67によって枢着され、ハンドル鍵71の軸方向長孔72から
    突出して、外筒体47の軸方向溝69に挿通され、該軸方向
    溝69の内側面の円周方向の切欠部73に係脱する錠止板68
    とから成る先折れ型抜差ハンドル装置。
JP9538089U 1989-08-14 1989-08-14 先折れ型抜差ハンドル装置 Expired - Lifetime JPH0649773Y2 (ja)

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JPH0230471U JPH0230471U (ja) 1990-02-27
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