JPH0539163Y2 - - Google Patents

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JPH0539163Y2
JPH0539163Y2 JP18962587U JP18962587U JPH0539163Y2 JP H0539163 Y2 JPH0539163 Y2 JP H0539163Y2 JP 18962587 U JP18962587 U JP 18962587U JP 18962587 U JP18962587 U JP 18962587U JP H0539163 Y2 JPH0539163 Y2 JP H0539163Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配電盤格納箱本体等の固定枠体に対し
て扉を係止鎖錠する引出し回転操作型平面ラツチ
装置に関するものである。
(従来の技術) 実公昭55−10526号公報に開示された従来の平面
ラツチ装置では、背面側に陥没したケースの凹部
に操作板を引出し回転可能に収容し、該操作板の
基端部を左右方向の枢軸によつてケースの左右側
壁に枢着し、該枢軸に嵌合した巻バネによつて操
作板を没入方向に回転付勢し、ケース側壁と交差
方向に摺動するラツチ棒をバネによつて突出方向
に摺動付勢し、ケース側壁に沿つて摺動する連動
カム体をケースに収容し、該連動カム体の端部の
傾斜カム面をラツチ体の側部の傾斜カム面に当接
させ、操作板基端部の背面側に突設した作動突子
を連動カム体に当接させ、操作板の引出し回転に
よつてラツチ棒を解錠位置に摺動させている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら従来装置では、操作板から作動突
子を介して連動カム体に加えられた駆動力は、直
接各傾斜カム面の摺接動作によつて作用方向を90
度変更されるものであるため、比較的小さな力で
ラツチ棒を軽快に後退摺動させることができな
い。
従つて本考案の目的は、操作板とラツチ棒の間
に介在させた連動レバーによつて、比較的小さな
力でラツチ棒を軽快に後退摺動させることができ
ると共に、荷物等が扉の正面側から接触した程度
では操作板が解錠方向に誤作動することがない仮
錠機構を備えた引出し回転操作型平面ラツチ装置
を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と、本考案の引出し回転操作型平面ラツチ装置
は、扉23の背面側に陥没した凹部1aを有する
ケース1と;該凹部1aの正面側空間2内に引出
し回転可能に収容され、指差込み空間4を正面部
に設けた操作板3と;ケース1の左右側壁の透孔
に回転可能に嵌挿され、該操作板3の基端部に固
着された枢軸5と;該枢軸5に連設され、凹部1
aの背面側に突出した作動棒6と;凹部1aの背
面壁の案内溝部15aに摺動可能に嵌挿され、先
端部が固定枠体35側の受部14と係脱するラツ
チ棒12と;前後方向の枢軸体8によつて凹部1
aの背面壁に枢着され、該背面壁に沿つて回動す
る連動レバー10と;ラツチ棒の基端部12bの
背面に突設された受動突子13と;ラツチ棒12
を突出方向に摺動付勢し、連動レバー10の駆動
端部10bに当接する受動突子13を介して連動
レバー10を回転付勢し、枢軸体8に関して該駆
動端部10bとは反対側の受動端部10aを作動
突子6に当接させるバネ38と;前記凹部1aに
隣接した円筒部1bに収容された錠前本体33
と;該錠前本体33に収容され、錠止部材34に
よつて錠前本体33に錠止されるロータ25と;
該ロータ25の後端部に固着されたロツク盤27
と;該ロツク盤27の背面に突設され、連動レバ
ー10の駆動端部10b側の延長先端部10cに
係合可能な係止部30と;ケース正面に開口した
ロータ25の鍵孔26に挿入され、錠止部材34
によるロータ25の錠止を解除する鍵37とから
成るものである。
(実施例) 図示の実施例では、凹部1aには正面側開口2
のほぼ全面を埋める長さの操作板3が収容されて
おり、窓孔状の指差込み空間4は操作板3の下半
部に形成され、枠縁部3aは指掛部となつてい
る。操作板3の左右側壁部4を貫通した枢軸5は
操作板3に固着されている。枢軸5と一体物に形
成された作動棒6は、凹部1aの右側壁から突出
しており、凹部1aの背面側において内側に屈曲
されている。
ケース1の凹部1aを扉23の取付孔に嵌挿す
るとき、ケース1の外周鍔部1dと扉23正面と
の間にシール板20が挿入され、該凹部1aを跨
ぐようにして扉背面に上下の折曲げ端部19a,
19bが突当てられる取付用裏板19は、その透
孔から挿入した取付用ビス9,18の締付けによ
つて該シール板20を適度に圧縮し、取付孔部分
の防水性を高める。角輪状のシール板20と凹部
1aの側面壁部との間には背面突起1cが左右2
個ずつ突設されている。
該凹部1aの背面壁内には植設ボルト7の頭部
がケース1の成型時に埋設固着されている。該植
設ボルト7にはスペーサ筒を兼ねた枢軸体8の中
央螺子孔の前半部が螺合され、この中央螺子孔の
後半部には前記一方の取付用ビス9が螺子込まれ
ている。該枢軸体8には回転操作用の六角形鍔部
8aを後端部に突設してある。同じく凹部1aの
背面壁内に頭部を埋設固定に固着された別の植設
ボルト16には、スペーサ筒17の中央螺子孔の
前半部が螺合されており、該中央螺子孔の後半部
には他方の取付用ビス18が螺子込まれている。
スペーサ筒17にも回転操作用の六角形鍔部17
aを後端部に突設してある。
これら植設ボルト7,16と枢軸体8、スペー
サ筒17および取付用ビス9,18は案内用裏板
15を凹部1aの背面壁に固着するのに利用さ
れ、植設ボル7,16の軸部が案内用裏板15の
上下2箇所の透孔に挿通され、枢軸体8とスペー
サ筒17の前端面が案内用裏板15に当接してい
る。断面角形のラツチ棒12の案内溝部15aは
該裏板15の屈曲加工によつて形成されている。
枢軸体8は連動レバー10の軸受ボス部11の透
孔に挿通されている。
受動突子13はラツチ棒12の基端部12bの
割溝部に嵌合固着されている。ラツチ棒12の中
間部には溝孔21が形成され、案内用裏板15に
は該溝孔21に挿入されるバネ受片22が切起さ
れている。ラツチ棒12の突出付勢用バネ38は
圧縮コイルバネによつて構成され、該バネ38は
溝孔21の一方の内壁面と該バネ受片21の間に
挿入されている。ラツチ棒12の先端部にはカム
斜面12aを設けてあり、該カム斜面12aは扉
23が閉鎖回転したとき、固定枠体35側の受部
14に摺接してラツチ棒12を自動的に後退摺動
させる。
連動レバー10は短辺部分と長辺部分より成る
略L字板状に形成され、前記軸受ボス部11はそ
の屈曲部分に形成されている。錠前本体33には
公知のデイスクタンブラ錠機構が使用されてい
る。デイスクタンブラである錠止部材34は図示
を省略した付勢バネによつてロータ25の直径方
向に摺動付勢され、錠前本体の内側面の受溝36
に先端部が係合することによつて、ロータ25を
錠前本体33に対して回転不能に錠止している。
ロツク盤27はロータ25の後端非円形軸部に
相対回転不能に嵌合され、バネ座金28を介して
固着用ビス29によつて締付け固着されている。
ロツク盤27の係止部30は円弧状突起に形成さ
れ、連動レバー10の延長端部10cの外側面は
該係止部30の内側面に符合した円弧面に形成さ
れている。ロータ25の回転角度は、ロツク盤2
7に突設した規制突起31が円筒部1bに突設し
た規制突起32に当接することによつて90度に規
制されている。尚、錠前本体には軸方向ピンタン
ブラ錠機構等といつた他の公知の錠機構を適宜選
択使用できる。
(作用) この平面ラツチ装置では扉23を閉鎖回転する
と、閉鎖動作の最終段階でラツチ棒12が固定枠
体側の受部14の背面に係合し、これによつて扉
23が固定枠体35に対して錠止される。この状
態では、バネ38によつて回転付勢された連動レ
バー10の受動端部10aが作動棒6を押上げて
いるため、操作板3は凹部1aの正面側開口2内
に没入保持されている。また、連動レバー10は
直立状態にあり、その延長先端部10cはロツク
盤27の主体部分の背面内に位置している。
ロータ25の鍵孔26に鍵37を挿入してロー
タ25を所定方向に回すと、ロツク盤27の係止
部30が連動レバー10の延長先端部10cに係
合するため、連動レバー10の解錠方向への回動
が阻止され、連動レバー10と連動関係にあるラ
ツチ棒12は扉施錠位置に拘束保持される。
扉23を開放するときには、鍵37でロータ2
5を逆方向に回せばよい。この回転操作によつて
ロツク盤27の係止部30が連動レバーの延長先
端部10cの移動を阻止しない位置に退避する。
そこで、操作板3の下半部の指差込み空間4から
指を差込んで操作板3をケース凹部1aから引出
し、操作板3を枢軸5を中心に回動させると、操
作板3と一体的に回動した作動棒6が連動レバー
10の受動端部10aを押すため、連動レバー1
0が駆動体8を中心に回動する。そして、この連
動レバー10の駆動端部10bが受動突子13を
押すため、ラツチ棒12がバネ38の付勢に抗し
て後退摺動し、固定枠体側の受部14から離脱す
る。
このようにして固定枠体35に対する錠止を解
除された扉23は、操作板3を更に手前に引くこ
とによつて開放される。扉の開放後、操作板3か
ら指を離すと、バネ38の付勢によつてラツチ棒
12が突出摺動し、連動レバー10によつて作動
棒6を押された操作板3は凹部1a内に没入復帰
する。
(考案の効果) 以上のように本考案の平面ラツチ装置では、扉
23を固定枠体35に対して錠止するラツチ棒1
2は、操作板3をケース1の凹部1aから引出し
回転することによつて解錠位置に後退摺動するも
のであるが、この操作板3からの駆動力は操作板
3の中間部付近に固着した作動棒6を介して連動
レバー10の受動端部10aに与えられ、更に該
連動レバー10の駆動端部10bを介してラツチ
棒基端部の受動突子13に加えられるものであ
り、この作動棒6や連動レバー10が倍力手段と
して働くため、比較的小さな力でラツチ棒12を
軽快に後退摺動させることができ、操作性に優れ
ている。
また、本考案の平面ラツチ装置では、凹部1a
に隣接したケース1の円筒部1bに錠前本体33
を収容し、該錠前本体33に収容したロータ25
の後端部にロツク盤27を固着し、該ロツク盤2
5の背面に連動レバー10の駆動端部10b側の
延長先端部10cに係合する係止部30を突設し
てあり、該ロータ25は錠止部材34によつて錠
前本体33に錠止されるものであり、このロツク
盤27による連動レバー10の拘束を解くには、
ロータ25の鍵孔26に所定の鍵37を挿入して
ロータ25の前記錠止を解除しなければならない
ため、荷物等が操作板3やロータ25の正面方向
から接触したりしただけではラツチ棒12が偶発
的に後退摺動して、扉23が無意図的に開放され
る危険性がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係る引出し回転操作
型平面ラツチ装置を示し、第1図は施錠状態にあ
る該平面ラツチ装置の正面図であり、第2図は同
平面ラツチ装置の背面図であり、第3図は同平面
ラツチ装置の右側面図である。第4図は同平面ラ
ツチ装置の左側面図であり、第5図は同平面ラツ
チ装置の平面図であり、第6図は同平面ラツチ装
置の底面図である。第7図は第1図のA−A線断
面図であり、第8図は第3図のB−B線断面図で
あり、第9図は第1図のC−C線断面図である。 1……ケース、1a……背面側凹部、1b……
円筒部、1d……外周鍔部、2……正面側空間、
3……操作板、4……指差込み空間、5……枢
軸、6……作動棒、7……植設ボルト、8……枢
軸体、9……取付用ビス、10……連動レバー、
10a……受動端部、10b……駆動端部、10
c……延長先端部、11……軸受ボス部、12…
…ラツチ棒、12a……カム斜面、13……受動
突子、14……錠止用受部、15……案内用裏
板、16……植設ボルト、17……スペーサ筒、
18……取付用ビス、19……取付用裏板、20
……シール板、21……溝孔、22……バネ受
片、23……扉、24……正面開口、25……ロ
ータ、26……鍵孔、27……ロツク盤、28…
…バネ座金、29……固着用ビス、30……係止
部、31,32……規制突起、33……錠前本
体、34……錠止部材、35……固定枠体、36
……受溝、37……鍵。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉23の背面側に陥没した凹部1aを有するケ
    ース1と;該凹部1aの正面側空間2内に引出し
    回転可能に収容され、指差込み空間4を正面部に
    設けた操作板3と;ケース1の左右側壁の透孔に
    回転可能に嵌挿され、該操作板3の基端部に固着
    された枢軸5と;該枢軸5に連設され、凹部1a
    の背面側に突出した作動棒6と;凹部1aの背面
    壁の案内溝部15aに摺動可能に嵌挿され、先端
    部が固定枠体35側の受部14と係脱するラツチ
    棒12と;前後方向の枢軸体8によつて凹部1a
    の背面壁に枢着され、該背面壁に沿つて回動する
    連動レバー10と;ラツチ棒の基端部12bの背
    面に突設された受動突子13と;ラツチ棒12を
    突出方向に摺動付勢し、連動レバー10の駆動端
    部10bに当接する受動突子13を介して連動レ
    バー10を回転付勢し、枢軸体8に関して該駆動
    端部10bとは反対側の受動端部10aを作動突
    子6に当接させるバネ38と;前記凹部1aに隣
    接した円筒部1bに収容された錠前本体33と;
    該錠前本体33に収容され、錠止部材34によつ
    て錠前本体33に錠止されるロータ25と;該ロ
    ータ25の後端部に固着されたロツク盤27と;
    該ロツク盤27の背面に突設され、連動レバー1
    0の駆動端部10b側の延長先端部10cに係合
    可能な係止部30と;ケース正面に開口したロー
    タ25の鍵孔26に挿入され、錠止部材34によ
    るロータ25の錠止を解除する鍵37とから成る
    引出し回転操作型平面ラツチ装置。
JP18962587U 1987-12-14 1987-12-14 Expired - Lifetime JPH0539163Y2 (ja)

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JPH0192468U JPH0192468U (ja) 1989-06-16
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