JPH0649601B2 - 軽量骨材の製造方法 - Google Patents

軽量骨材の製造方法

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JPH0649601B2
JPH0649601B2 JP19606286A JP19606286A JPH0649601B2 JP H0649601 B2 JPH0649601 B2 JP H0649601B2 JP 19606286 A JP19606286 A JP 19606286A JP 19606286 A JP19606286 A JP 19606286A JP H0649601 B2 JPH0649601 B2 JP H0649601B2
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、石炭のフライアッシュを原料としてこれを
造粒、焼結して軽量骨材を製造する方法に関する。
(従来の技術) エネルギー事情の変動によって、近時、再び燃料用石炭
が多量に用いられる傾向にある。この石炭には、通常1
0〜20%にも及ぶ灰分が含まれており、これを燃焼さ
せると、大量の石炭灰が発生し、その処分が問題となっ
ている。この石炭灰は塊状のボトムアッシュ(通常20
%前後)と、排ガス中に多量に含まれる微粉状のフライ
アッシュ(通常80%前後)とに分類される。
上記石炭灰は多量であるため、これらを発生させる燃焼
装置、例えばボイラー、加熱炉、焼却炉等を稼働させる
に当っては、ボトムアッシュおよびフライアッシュをい
ずれも確実に回収し、かつ、資源として再利用を図って
ゆく方策の確立が望まれている。
上記フライアッシュの有効利用を図るため、近時、これ
を原料として軽量骨材を製造することが行われている。
第3図により、軽量骨材を製造する従来方法として、造
粒焼結方法につき説明する。
図において、Sはサイロで、このサイロSにはボイラー
Bから排出されたフライアッシュF、石炭やコークス微
粉等の可燃性炭素材C、および、工程で発生した回収粉
Dが区分けして収容される。
1は混練機で、この混練機1に上記フライアッシュFや
添加剤としての水Wを投入する。また、この場合、上記
フライアッシュF中には若干の未燃炭材が含まれている
が、これに上記炭素材Cを加えるようにしてある。そし
て、これによる混練物を公知のパン型ペレタイザー2に
供給し、ここで、生ペレット3を成形する。
次に、この生ペレット3を焼成機4により焼結する。こ
の焼成機4は水平方向に移動(図中矢印A)する火格子
6と、この火格子6の中途部でその上方に設けられる焼
結炉たる着火フード7を有し、この着火フード7にはこ
れに高熱空気を送り込む熱風管8が接続されている。ま
た、上端が上記火格子6の下面に向って上向きに開口す
るウィンドボックス9が設けられ、このウィンドボック
ス9の下端は図示しないブロワーの吸込側に連結されて
いる。
上記焼成機4による生ペレット3の焼成は次のようにし
て行う。即ち、生ペレット3を火格子6上に積層する。
この生ペレット3による原料層は火格子6に伴って移動
し、着火フード7を通過するときに、熱風管8から高熱
空気が供給され、これがブロワーにより原料層の下方に
向って吸引される。そして、この高熱空気により生ペレ
ット3の未燃炭材に着火され、焼結が行われ、ここに焼
結ペレット11が成形される。
また、上記焼結ペレット11を冷却させた後、クラッシ
ャ12に送り込んで解砕する。また、解砕したペレット
を篩機13にかけ、所定形状のものが製品としての軽量
骨材14となる。
なお、上記火格子6を通過してウィンドボックス9内に
落下する生ペレット3の崩壊物等は前記回収粉Dとして
サイロSに返送される。この回収粉Dは一般には生ペレ
ット3の造粒原料として再利用される。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、軽量骨材14を用いたコンクリートが所望の
流動性を有するようにするため等の理由で、製品となる
軽量骨材14には日本工業規格(JIS A 6201)により、
強熱減量が1%以下であることが課せられている。
しかし、この軽量骨材14の原料となるフライアッシュ
Fの性状は、ボイラーBの負荷率、原燃料石炭の成分
(揮発分他)、ボイラーBへの投入時の石灰粒度、ま
た、石灰粉砕機の摩耗状況等により一定しないものであ
る。このため、生成された軽量骨材14が上記数値を満
足しないことがあり、この場合には製品生産率が低下す
るという不都合を生じる。
また、上記従来構成では、軽量骨材の製造過程で、炭素
材Cを加えるようにしているが、これは軽量骨材の製造
の構成を複雑にし、かつ、上記製造のための制御を煩雑
にさせるおそれがある。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、強熱減量が日本工業規格(JIS A 6201)で規定され
た1%以下であることを満足する軽量骨材がより確実に
得られるようにし、かつ、この軽量骨材の製造の構成が
簡単で、かつ、上記製造のための制御が容易となるよう
にすることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、石炭のフライアッシュを原料とし、これの造粒で得
られたペレットを焼結して軽量骨材を製造する方法にお
いて、石炭の燃焼装置から生じたフライアッシュの強熱
減量を測定して、上記フライアッシュのうちから強熱減
量が5%以下で1.5%以上の範囲にあるものを選別
し、これを軽量骨材の上記原料にする一方、上記範囲か
ら外れたものを系外に排出させる点にある。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図と第2図とにより説明
する。
なお、この実施例と、第3図に基づき説明した前記従来
例とが重複する構成については、図面に共通の符号を付
して、その説明を省略し、異なる構成と作用について説
明する。
第1図において、フライアッシュFを原料として軽量骨
材14を生成する場合に、この軽量骨材14が日本工業
規格で規定された所定数値、即ち、強熱減量が1%以下
という数値を満足させるため、発明者は多年の研究を続
けてきた。
そして、この結果、フライアッシュFの強熱減量を5%
以下(好ましくは4%以下)で1.5%以上(好ましく
は2.0%以上)にすれば、所定数値を満足する軽量骨
材14が得られることを見出した。
次に、この発明を実施するための装置につき、第1図を
参照して説明する。
図において、ボイラーBからサイロSに至る間のフライ
アッシュF用配管途中に分級機22と第1分岐弁23と
が介設される。
上記第1分岐弁23はシリンダー24によって作動させ
られるもので、この作動により、サイロS側と別処理装
置27側のいずれか1つに対し、ボイラーB側を選択的
に連通させるようになっている。
そして、上記第1分岐弁23の作動により、ボイラーB
側をサイロS側に連通させたときには、上記ボイラーB
から上記第1分岐弁23側に向って空気輸送されてきた
フライアッシュFが、上記サイロSへ送り込まれる。
一方、同上第1分岐弁23の作動により、上記ボイラー
B側を上記別処理装置27側に連通させたときには、同
上ボイラーBから同上第1分岐弁23側に向って空気輸
送されてきたフライアッシュFが、上記別処理装置27
に送り込まれる。
上記ボイラーBから上記第1分岐弁23に至る間で、フ
ライアッシュFの強熱減量を測定する測定装置25が設
けられている。
上記測定装置25は、JIS R 1301(化学分析用磁器るつ
ぼ)に規定するるつぼ(容量15ml)と、電気炉とを備
えている。
そして、上記測定装置25による測定は、JIS A 6201に
従って行われる。
即ち、試料約1gを上記るつぼに0.1mgまで正しくは
かりとり750±50℃に調節した上記電気炉で1時間
強熱し、デシケータ中で放冷した後質量をはかる。30
分ずつ強熱を繰り返して、恒量になったときの減量から
次の式によって、強熱減量を算出し、小数点以下2けた
をJIS Z 8401によって丸めて小数点以下1けたとする。
そして、上記測定装置25の測定結果により、上記第1
分岐弁23を手動または自動にて作動させる。
即ち、上記フライアッシュFにおける強熱減量が5%
(好ましくは4%)以下で、1.5%以上(好ましくは
2.0%以上)の所定数値であることが上記測定装置2
5により測定されれば、第1分岐弁23を作動させてボ
イラーBからサイロSへのフライアッシュFの移動を許
容する。そして、このようにして選別されたフライアッ
シュFがサイロSに送り込まれて原料とされる。
なお、上記のようにフライアッシュFをサイロSに投入
する前に、このフライアッシュFにおける強熱減量を測
定したのは、このようにすればフライアッシュFのみを
測定でき、この測定が容易で、かつ信頼性が高くなるた
めである。
一方、上記フライアッシュFにおける強熱減量の分量が
上記所定数値の範囲から外れておれば、第1分岐弁23
を作動させてこのフライアッシュFを図中二点鎖線で示
すように系外に排出させ、別処理装置27で処理する。
このフライアッシュFは、例えば、埋立材や路盤材、セ
メント原料に使用する。
また、上記サイロSから混練機1に至る間の配管途中に
第2分岐弁28が介設される。この第2分岐弁28は前
記分岐弁23と同構成であり、前記測定装置25と同構
成の測定装置の測定結果に基づき作動し、この作動によ
り、混練機1側と別処理装置29側のいずれか1つに対
し、サイロS側を選択的に連通させるようになってい
る。
即ち、サイロSからのフライアッシュFの強熱減量が前
記所定数値以内であれば、上記第2分岐弁28の作動に
より、前記サイロS側が混練機1側に連通させられて、
上記フライアッシュFが上記混練機1側に送り込まれる
ようになっている。
一方、上記所定数値の範囲から外れていれば、同上第2
分岐弁28の作動により、上記サイロS側が上記別処理
装置29側に連通させられて、上記フライアッシュFが
上記別処理装置29に送り込まれ、ここで、処理され
る。
上記の場合、フライアッシュF中の強熱減量を5.0%
以下で1.5%以上としたのは、5%以上なら製品中の
強熱減量が1%を越え、1.5%以下なら焼結が起らな
いか、もしくは、製品として十分な性状を有しない焼結
品しか出来ないことが確認されたからである。
また、強熱減量を5.0〜1.5%に調整することによ
り、焼結時に往々にして発生する焼付現象(ペレット同
士が融着すること)をも防止することが可能である。
次に本発明の具体的実施例を示す。
下記第1表は、各種資料(第1表中、資料番号1〜1
1)を用いて軽量骨材14を成形した場合に、どのよう
な強熱減量の軽量骨材14が成形されるかを示してい
る。
同上第1表中、配合量(T/H)とは、軽量骨材14の
成形のために、前記サイロSから第2分岐弁28を通し
混練機1に供給されるフライアッシュFと、添加剤の合
計量(Ton/Hour)のことである。
上記フライアッシュFは粗粉、細粉、および前記回収粉
Dの混合体であり、上記第1表には、これらのそれぞれ
の配合量が示されている。
ここで、上記粗粉とは日本工業規格(JIS)のブレーン
法による比表面積(ブレーン指数)が2000〜3800cm2/g
のものであり、細粉とは同上ブレーン指数が4200〜6000
cm2/gのものである。
また、同上第1表中、添加剤のPはパルプ廃液、Bはベ
ントナイト、B′はベントナイト(1%)を示してい
る。
また、同上第1表中(M)は、互いに同じ資料を用いて
複数回の実験を繰り返し、軽量骨材14を成形したと
き、これら各実験で成形された各軽量骨材14の強熱減
量の平均値を示している。
つまり、第1表におけるある資料を用いて実験を複数回
行い、軽量骨材14を成形した場合において、上記資料
は互いに同じ配合量であっても、その各資料におけるフ
ライアッシュFの強熱減量は互いに多少の差を有してい
るため、これら資料によって成形された各軽量骨材14
の強熱減量も多少の差を生じることとなる。
そこで、各実験により成形された各軽量骨材14の強熱
減量につき、上記したように平均値を算出し、これをみ
れば、上記各資料により成形された軽量骨材14の強熱
減量が平均的にどのような値であるかがわかるようにさ
れている。
また、同上第1表中(R)は次のようにして求められた
ものである。即ち、ある資料を用いて軽量骨材14を成
形したとき、例えば、上記資料の重量をM、これによ
り成形された軽量骨材14のうち、強熱減量が日本工業
規格で規定された1%以下のものの重量をMとすれ
ば、 M/M=(R)(%) であり、つまり、上記(R)は、強熱減量が1%以下で
ある軽量骨材14が、これの成形に用いられた資料中に
どのような割合(%)で存在しているかを示している。
また、第2図は、前記第1表で示した各資料のフライア
ッシュ(原料灰)Fを用いて軽量骨材(製品)14を成
形した場合に、上記フライアッシュFがどのような強熱
減量であったときに、どのような強熱減量の軽量骨材1
4が成形されたかをグラフによって示したものである。
第2図において、n数とは、互いに同じ資料を用いて行
った実験の回数を示しており、例えば、資料番号1につ
いてはn数=3であって、これは、上記資料番号1のも
のを用いて、3回の実験を行ったことを意味している。
そして、第2図により、各資料に対してどのような強熱
減量の軽量骨材14が得られたかをみるときには、ま
ず、第2図中左上段にある表から、資料番号に、どの図
形が対応するかをみる。
次に、上記資料に対応した図形を通る縦向きの線によ
り、同上資料におけるフライアッシュFの強熱減量を読
み取ると共に、同上図形を通る横向きの線により、軽量
骨材14の強熱減量を読み取る。すると、上記資料にお
けるフライアッシュFの強熱減量に対応した軽量骨材1
4の強熱減量がわかる。
よって、第2図において、例えば、資料番号1について
みると、これに対応する図形は「白い小円形」である。
また、n数=3であるため、実験回数は3回である。こ
の場合、この資料におけるフライアッシュFの強熱減量
は、上記実験回数毎に異なっているため、第2図中に
は、上記「白い小円形」が3つ存在している。
そして、上記3つの各「白い小円形」を通る縦向きの線
により、資料番号1のフライアッシュFの強熱減量を読
み取ると、左から順に、約2.68、2.75、2.86%である。
また、同上各「白い小円形」を通る横向きの線により、
軽量骨材14の強熱減量を読み取ると、上から順に約0.
477、0.407、0.337%である。そして、これら数値の平
均値は0.407%であり、これは、前記第1表中(M)の
値(軽量骨材14の強熱減量の平均値)を意味してい
る。
よって、上記資料番号1のフライアッシュFを用いて、
軽量骨材14を成形すれば、(M)の値が0.407%であ
る軽量骨材14が成形されることとなる。
以下、上記のようにして、各資料毎に求められた(M)
の値が、上記第1表に示されている。
そして、上記第1表の(M)の値をみると、前記したい
ずれの資料を用いた場合でも、成形された軽量骨材14
の強熱減量はいずれも前記日本工業規格で規定された1
%以下であることがわかる。
そこで、上記第2図により、上記各資料の強熱減量の分
布をみれば、これらがほぼ5%以下であることがわか
る。
以上のことから、成形される軽量骨材14の強熱減量
を、同上日本工業規格で規定された1%以下にしようと
するには、フライアッシュFの強熱減量を、5%以下に
すればよく、好ましくは4%以下にすればよいことがわ
かる。
また、同上第2図において、前記第1表の(M)の各値
にほぼ沿うように仮想線(第2図中一点鎖線図示)を描
くと、この仮想線上で、軽量骨材14の強熱減量が0に
なるとき、フライアッシュFの強熱減量は約1.6%と
なる。
ここで、軽量骨材14の強熱減量が0や負の値になるこ
とは、実際にはあり得ないため、フライアッシュFの強
熱減量を上記した約1.6%に近い値として、1.5%
以上にすればよく、好ましくは、2%以上にすればよい
ことがわかる。
即ち、上記第1表と第2図によれば、上記したように強
熱減量を5%以下、好ましくは、4%以下で、かつ、
1.5%以上、好ましくは2%以上であるフライアッシ
ュFを用いれば、強熱減量が日本工業規格で規定された
1%以下である軽量骨材14が、より確実に得られるこ
ととなる。
(発明の効果) この発明によれば、石炭のフライアッシュを原料とし、
これの造粒で得られたペレットを焼結して軽量骨材を製
造する方法において、石炭の燃焼装置から生じたフライ
アッシュの強熱減量を測定して、上記フライアッシュの
うちから強熱減量が5%以下で1.5%以上の所定範囲
にあるものを選別し、これを軽量骨材の上記原料にする
一方、上記範囲から外れたものを系外に排出させるた
め、日本工業規格で規定された強熱減量に関する所定の
数値を満足する軽量骨材を、より確実に得ることができ
る。よって、製品生産率の向上が達成されて有益であ
る。
しかも、本発明によれば、強熱減量を上記所定範囲に定
めたフライアッシュを原料としたことにより、強熱減量
が1%以下の所望の軽量骨材が得られることとなったの
であり、このため、フライアッシュに炭素材の配合を別
途予定する必要はなく、よって、その分、軽量骨材の製
造の構成が簡単となり、かつ、上記製造のための制御が
し易くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を実施するための装置のフロー
図、第2図は原料灰(フライアッシュ)と製品(軽量骨
材)の強熱減量に関する関係を示すグラフ図、第3図は
従来例を示し第1図に相当する図である。 3……生ペレット(ペレット)、14……軽量骨材、F
……フライアッシュ、B……ボイラー(燃焼装置)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石炭のフライアッシュを原料とし、これの
    造粒で得られたペレットを焼結して軽量骨材を製造する
    方法において、石炭の燃焼装置から生じたフライアッシ
    ュの強熱減量を測定して、上記フライアッシュのうちか
    ら強熱減量が5%以下で1.5%以上の範囲にあるもの
    を選別し、これを軽量骨材の上記原料にする一方、上記
    範囲から外れたものを系外に排出させることを特徴とす
    る軽量骨材の製造方法。
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JPS58115065A (ja) * 1981-12-29 1983-07-08 株式会社神戸製鋼所 非球状軽量骨材の製造方法
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