JPS5952694B2 - 焼結鉱製造方法 - Google Patents
焼結鉱製造方法Info
- Publication number
- JPS5952694B2 JPS5952694B2 JP14988477A JP14988477A JPS5952694B2 JP S5952694 B2 JPS5952694 B2 JP S5952694B2 JP 14988477 A JP14988477 A JP 14988477A JP 14988477 A JP14988477 A JP 14988477A JP S5952694 B2 JPS5952694 B2 JP S5952694B2
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- JP
- Japan
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- sintering
- ore
- raw material
- limestone
- bedding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高炉原料となる焼結鉱の製造方法に関するもの
である。
である。
一般に、焼結鉱は粉鉱石、コークス、石灰石等を混合し
た焼結原料を焼結させて製造するが、この原料には多量
の粉状物が含まれているので通気性の良否がその生産性
を左右する。
た焼結原料を焼結させて製造するが、この原料には多量
の粉状物が含まれているので通気性の良否がその生産性
を左右する。
そこで近年焼結原料の通気性を高めるために混合時に原
料を造塊あるいは造粒させる工夫として石灰石のかわり
に生石灰を使用することが考えられており、生石灰を添
加すると混合原料のミキサーによる疑似造粒性がよくな
り、焼結時の通気性が改善され生産性の向上が確認され
ている。
料を造塊あるいは造粒させる工夫として石灰石のかわり
に生石灰を使用することが考えられており、生石灰を添
加すると混合原料のミキサーによる疑似造粒性がよくな
り、焼結時の通気性が改善され生産性の向上が確認され
ている。
ところが生石灰は石灰石に比べ高価である。
そのため、例えば第１図に示すようにまずパレット２に
下部から順に床敷鉱２７、石灰石２８、焼結原料２９を
層状に装入し、焼結時の排熱により石灰石を焼成して生
石灰とし、この生石灰を還流して次回以降順次焼結原料
に添加使用することが考えられているが、粉状石灰石の
場合、目づまり現象を生じ通気性が悪く従って焼結能率
が悪くなるので粉状石灰石は使用できず、篩い操作後の
粒状石灰石が用いられているのが現状である。
下部から順に床敷鉱２７、石灰石２８、焼結原料２９を
層状に装入し、焼結時の排熱により石灰石を焼成して生
石灰とし、この生石灰を還流して次回以降順次焼結原料
に添加使用することが考えられているが、粉状石灰石の
場合、目づまり現象を生じ通気性が悪く従って焼結能率
が悪くなるので粉状石灰石は使用できず、篩い操作後の
粒状石灰石が用いられているのが現状である。
本発明は上記の現状を改善するためになされたもので、
石灰石をまぶした床敷鉱を焼結原料層下に装入すること
により粉状石灰石を用いる場合にも焼結時に目づまり等
の不都合がなく、又、焼成して得た生石灰を添加するこ
とにより焼結原料の通気性を改善してこれらにより能率
よく焼結操作が行なわれる焼結鉱の製造方法を提供しよ
うとするものである。
石灰石をまぶした床敷鉱を焼結原料層下に装入すること
により粉状石灰石を用いる場合にも焼結時に目づまり等
の不都合がなく、又、焼成して得た生石灰を添加するこ
とにより焼結原料の通気性を改善してこれらにより能率
よく焼結操作が行なわれる焼結鉱の製造方法を提供しよ
うとするものである。
以下、その実施例を図面について説明すると第２図にお
いて図中１は格子状床壁を備えたパレット２をエンドレ
スに走行移動させ、このパレット２上で粉鉱石やコーク
スからなる焼結原料を焼結させるようにした焼結機であ
る。
いて図中１は格子状床壁を備えたパレット２をエンドレ
スに走行移動させ、このパレット２上で粉鉱石やコーク
スからなる焼結原料を焼結させるようにした焼結機であ
る。
焼結機１の給鉱側上部には床敷ホッパ３とロールフィー
ダ４を備えた原料サージホッパ５及び点火炉６がパレッ
ト２の進行方向に沿って順に並設されている。
ダ４を備えた原料サージホッパ５及び点火炉６がパレッ
ト２の進行方向に沿って順に並設されている。
７はパレット移動通路の下部に配置したウィンドボック
スでバルブ８を介装したダクト９により集塵機１０と接
続され、この集塵機１０はブロワ−１１に、そしてブロ
ワ−１１は煙突１２に各々ダクトで接続されている。
スでバルブ８を介装したダクト９により集塵機１０と接
続され、この集塵機１０はブロワ−１１に、そしてブロ
ワ−１１は煙突１２に各々ダクトで接続されている。
焼結機１の排鉱側端部には焼結鉱塊を２００〜１５０ｍ
ｍ以下に破砕する一次クラツシャ１３を内蔵したホッパ
ー１４が設けられている。
ｍ以下に破砕する一次クラツシャ１３を内蔵したホッパ
ー１４が設けられている。
このホッパ１４の下部にはエンドレス状の冷却機１５と
コンベヤ１６とが一連に設けられており、コンベヤ１６
の搬送方向端部には５０ｍｍ間隔のスクリーンを備えた
一次スクリーン１７と二次クラッシャ１８が一連に配設
されている。
コンベヤ１６とが一連に設けられており、コンベヤ１６
の搬送方向端部には５０ｍｍ間隔のスクリーンを備えた
一次スクリーン１７と二次クラッシャ１８が一連に配設
されている。
１９は二種類のスクリーンを備えた二次スクリーンで、
該スクリーン１９で選別されたものの向上段のスクリー
ンで篩い落ちなかった大塊状のものは後段の成品コンベ
ヤ２０で所定部所に搬出され、下段のスクリーンで篩い
おちなかった中塊状のものは床敷コンベヤ２１でペレタ
イザ２２に送給され小塊状（塊の大きさ５〜６ｍｍ以下
のもの）及び粉状のものは返鉱コンベヤ２３により原料
槽２４、コンベヤ２５、図外のミキサーを介して原料サ
ージホッパ５に供給されるようになっている。
該スクリーン１９で選別されたものの向上段のスクリー
ンで篩い落ちなかった大塊状のものは後段の成品コンベ
ヤ２０で所定部所に搬出され、下段のスクリーンで篩い
おちなかった中塊状のものは床敷コンベヤ２１でペレタ
イザ２２に送給され小塊状（塊の大きさ５〜６ｍｍ以下
のもの）及び粉状のものは返鉱コンベヤ２３により原料
槽２４、コンベヤ２５、図外のミキサーを介して原料サ
ージホッパ５に供給されるようになっている。
尚、ペレタイザ２２には前記装置により送給される床敷
鉱の他に図外の装置により石灰石と水が搬入されるよう
になっている。
鉱の他に図外の装置により石灰石と水が搬入されるよう
になっている。
２６はペレタイザ２２と床敷ホッパ３を接続するコンベ
ヤである。
ヤである。
本発明は以上のように構成されているので、まずペレタ
イザ２２で床敷鉱に水の媒介により石灰石を付着させた
（いわゆるまぶした）後、この床敷鉱をコンベヤ２６を
介して床敷ホッパ３でパレット２上に装入する。
イザ２２で床敷鉱に水の媒介により石灰石を付着させた
（いわゆるまぶした）後、この床敷鉱をコンベヤ２６を
介して床敷ホッパ３でパレット２上に装入する。
次いでこの床敷鉱上に、原料槽２４から切出され、ミキ
サー（図示せず）で混合させた粉鉱石、コークス等から
なる焼結原料を原料サージホッパ５で装入する。
サー（図示せず）で混合させた粉鉱石、コークス等から
なる焼結原料を原料サージホッパ５で装入する。
そしてこの原料上面に点火炉６で点火し、ブロワ−１１
の作動により吸引させると下方に向けて燃焼し、焼結が
行なわれる。
の作動により吸引させると下方に向けて燃焼し、焼結が
行なわれる。
この際、原料層を通過した空気は石灰石が混在する床敷
鉱の層を円滑に通過し、又、床敷鉱は燃焼炎により加熱
され、その表面に付着させた石灰石は加熱作用により生
石灰とすることができる。
鉱の層を円滑に通過し、又、床敷鉱は燃焼炎により加熱
され、その表面に付着させた石灰石は加熱作用により生
石灰とすることができる。
この焼成された生石灰は大きな固りとなった焼結鉱をホ
ッパ１４内の一次クラッシャ１３や後段の二次クラッシ
ャ１８で適宜の大きさに破砕する際の衝撃あるいは後段
の各ホッパ等への落下衝撃で床敷鉱から剥離し、スクリ
ーン１９で選別された小塊状あるいは粉状の鉱石に混入
してこれらと共に焼結原料槽２４に供給され造粒性のよ
い焼結原料を形成するために用いられる。
ッパ１４内の一次クラッシャ１３や後段の二次クラッシ
ャ１８で適宜の大きさに破砕する際の衝撃あるいは後段
の各ホッパ等への落下衝撃で床敷鉱から剥離し、スクリ
ーン１９で選別された小塊状あるいは粉状の鉱石に混入
してこれらと共に焼結原料槽２４に供給され造粒性のよ
い焼結原料を形成するために用いられる。
尚、焼結機稼動初期のみ、その焼結原料は従来同様の混
合物すなわち粉鉱石、コークス、石灰石の混合物あるい
は石灰石にかえて生石灰を添加した混合物となるが次回
以降の焼結原料には上記の操業操作の繰返しにより得た
生石灰が順次添加されることとなる。
合物すなわち粉鉱石、コークス、石灰石の混合物あるい
は石灰石にかえて生石灰を添加した混合物となるが次回
以降の焼結原料には上記の操業操作の繰返しにより得た
生石灰が順次添加されることとなる。
以上のように、本発明は焼結原料層の下に装入する床敷
鉱に石灰石をまぶすようにしたので、石灰石が混在する
床敷鉱であっても焼結操業時の空気の流れを悪くする目
づまり現象が生ぜず、しかも焼結原料の造塊・造粒性向
上に有効な生石灰が焼結鉱製造時の排熱により石灰石を
焼成して極めて安価に得ることができ、このようにして
得た生石灰が順次焼結原料に添加されて、その造塊・造
粒性を向上し、良好な焼結操業が得られる。
鉱に石灰石をまぶすようにしたので、石灰石が混在する
床敷鉱であっても焼結操業時の空気の流れを悪くする目
づまり現象が生ぜず、しかも焼結原料の造塊・造粒性向
上に有効な生石灰が焼結鉱製造時の排熱により石灰石を
焼成して極めて安価に得ることができ、このようにして
得た生石灰が順次焼結原料に添加されて、その造塊・造
粒性を向上し、良好な焼結操業が得られる。
従って本発明は焼結鉱の製造コストダウンに寄与すると
ころ極めて大である。
ころ極めて大である。
第１図は従来の装入状態を示す図、第２図は本発明に係
る焼結鉱製造方法を実施するための焼結設備の概略説明
図である。
る焼結鉱製造方法を実施するための焼結設備の概略説明
図である。
Claims (1)
- １ 石灰石をまぶした床敷鉱を焼結原料層の下に装入し
、焼結時の排熱により焼成した生石灰を順次焼結原料に
添加使用するようにしたことを特徴とする焼結鉱製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14988477A JPS5952694B2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | 焼結鉱製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14988477A JPS5952694B2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | 焼結鉱製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5482303A JPS5482303A (en) | 1979-06-30 |
| JPS5952694B2 true JPS5952694B2 (ja) | 1984-12-21 |
Family
ID=15484734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14988477A Expired JPS5952694B2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | 焼結鉱製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952694B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0510393Y2 (ja) * | 1984-06-25 | 1993-03-15 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60248830A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-09 | Kawasaki Steel Corp | 焼結機によるバインダ用生石灰の製造方法 |
| CN107557510A (zh) * | 2017-08-22 | 2018-01-09 | 北京首钢国际工程技术有限公司 | 石灰浆等厚均化喷涂及浆液回收方法 |
-
1977
- 1977-12-15 JP JP14988477A patent/JPS5952694B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0510393Y2 (ja) * | 1984-06-25 | 1993-03-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5482303A (en) | 1979-06-30 |
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