JPH0649088B2 - 均一に成型されたゴルフボ−ルおよびその製法 - Google Patents

均一に成型されたゴルフボ−ルおよびその製法

Info

Publication number
JPH0649088B2
JPH0649088B2 JP61224044A JP22404486A JPH0649088B2 JP H0649088 B2 JPH0649088 B2 JP H0649088B2 JP 61224044 A JP61224044 A JP 61224044A JP 22404486 A JP22404486 A JP 22404486A JP H0649088 B2 JPH0649088 B2 JP H0649088B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
golf ball
acid
carboxylic acid
unsaturated carboxylic
polyvalent metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61224044A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6282981A (ja
Inventor
ラルフ・エイチ・ライター
Original Assignee
アトランテイツク・リツチフイ−ルド・カンパニ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アトランテイツク・リツチフイ−ルド・カンパニ− filed Critical アトランテイツク・リツチフイ−ルド・カンパニ−
Publication of JPS6282981A publication Critical patent/JPS6282981A/ja
Publication of JPH0649088B2 publication Critical patent/JPH0649088B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L9/00Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F279/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00
    • C08F279/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00 on to polymers of conjugated dienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • C08K5/098Metal salts of carboxylic acids

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬いゴムのスポーツ用のボールの製造特にワン
・ピース及びツー・ピースの均一なゴルフボール並にこ
のような物品が製造される硬化可能な組成物に関する。
より詳細には本発明は(i)不飽和酸の多価金属塩及び活
性水素含有有機充填剤の混合物又は(ii)不飽和カルボン
酸と活性水素含有有機充填剤との反応次に該不飽和カル
ボン酸の存在下の多価金属化合物との反応により得られ
た反応生成物よりなる補助剤(該補助剤はポリブタジエ
ンエラストマーとの橋かけ剤として働く)により橋かけ
された主要割合のシス−1,4−ポリブタジエンエラスト
マーよりなるゴルフボールの製造に関する。補助剤の混
入は本発明の補助剤の混入を欠くシス−1,4−ポリブタ
ジエンエラストマーから製造されたゴルフボールに比べ
て所望のリバウンド,当り(click)及び感触(feel)を保
ちつつ改善された圧縮強さ及び破断強さを示すゴルフボ
ールをもたらす。
〔従来の技術〕
ゴム糸巻きボール(スリーピースボール)に対して最近
の固体エラストマーツー・ピースゴルフボールの技術的
な発生は一般のゴルフアーがツーピース均一固体ボール
により満足しうるプレイを達成出来る程度に発展した
が,ボールの耐久性,信頼性そして感触即ち当りがない
ためにプロ級又は上級のゴルフアーは重大な又はトーナ
メントプレイに現在のツーピースボールの性能に満足出
来ない。文献に多く記載されているがワン・ピースボー
ルは実際に商業上実用性のあるものではない。それは単
にワン・ピースボールの処方に用いられている組成物が
ツー・ピースボールの芯の処方の代表的なものと記載さ
れている組成物よりも大きい衝撃耐久性をもたらさない
からである。しかしツー・ピースボールは最もしばしば
「サーリン(Surlyn)」としてイー・アイ・デュポン・ド
・ヌマース・アンド・カンパニー・イニコーポレーテツ
ドから製造され市販されている「イオノマー共重合体」
として記載されている種々の処方の高衝撃抵抗性重合体
の安全シエル中に芯を入れることにより衝撃抵抗性の欠
陥を補つている。一般に従来技術例えば米国特許第3,31
3,545号;第3,438,933号;第4,056,269号;及び第4,16
9,599号の各明細書はエラストマー、橋かけ単量体及び
充填剤よりなる組成物を成型することにより均一なゴル
フボールを製造することを開示している。これら特許の
記述によれば充填剤は構造中に分散しそして種々の機能
例えば引張強さ及び圧縮強さの改良及びゴルフボール用
のUSGA規定値への密度の調整を行う。
前述の従来の組成物に基くワン・ピース又はツー・ピー
スボールとして製造されたゴルフボールはすべての共通
の問題を生ずる。老化即ち製造後貯蔵するとこれらの組
成物は硬くなり続けそのためもろくなる。組成物が極め
てひどくもろくなつた後ゴルフクラブのヘツドからうけ
るような衝撃により裂け目が生じそれは第二の又は次の
衝撃により芯又はボールに1個以上の割れ目をもたら
す。ツー・ピースボールのときには覆つているものの割
れ目の集りが衝撃の積み重りにより移動しそして飛ぶゴ
ルフボールの重心を移動させそのためその飛びを全く予
想し難いものとする。ワン・ピースボールの場合はもつ
と簡単である。もし裂け目が生ずると次のクラブによる
衝撃はボールを少くとも2個に破壊させそれによりボー
ルを破壊するか又はボールをしてプレイを続けることを
不適当にさせる。
従つて従来技術に記述されたボールは一般に満足しうる
がこのような成型された均一のボールの性質をさらに特
に老化における圧縮強さ及び破断強さについて改良し一
方でゴルフボールに要求される所望のリバウンド,飛行
特性,距離,カツト及びチツプの抵抗、当り及び感触を
保つことが本発明の目的である。
〔発明の概要〕
本発明は従来の固体のゴムの成型されたゴルフボールの
前述の欠点のないワン・ピース及びツー・ピースの固体
の均一なゴルフボールを提供する。本発明により実現さ
れる利点は補助剤の使用にあり、補助剤は(i)不飽和酸
の多価金属塩及び活性水素含有有機充填剤の混合物又は
(ii)不飽和カルボン酸と活性水素含有有機充填剤との反
応次に該不飽和カルボン酸の存在下の多価金属化合物と
の反応により得られる反応生成物よりなり該補助剤はポ
リブタジエンエラストマーとの橋かけ剤として働く。好
ましくは重合開始剤の存在下加熱及び加圧下で硬化され
たとき本発明の新規な組成物は補助剤の有機充填剤及び
多価金属塩によりもたらされる金属イオン及び活性水素
反応性部位を含む三次元ネツトワークへ橋かけされたエ
ラストマーよりなる構造を生じさせる。
本発明の硬化しうる(curable)組成物は一般に, (A)100重量部の少くとも40%のシス−1,4−不飽和
を含むポリブタジエンエラストマー; (B)約10〜50重量部の補助剤であつて該補助剤は不
飽和酸の多価金属塩と活性水素含有有機充填剤の混合物
及び不飽和カルボン酸と活性水素含有有機充填剤との反
応次に該不飽和カルボン酸の存在下の多価金属化合物と
の反応により得られた反応生成物より本質的になる群か
ら選ばれそして該補助剤はポリブタジエンエラストマー
との橋かけ剤として働く; (C)約10〜30重量部の不活性の粒状充填剤;そして (D)約0.5〜10重量部の重合開始剤 よりなり,該組成物は硬化して従来の仕上げ操作例えば
バツフイング,ペインテイングなどの後に均一な成型さ
れたボールを生成しうる。又もしツー・ピースボールが
望ましいならば硬化された組成物はエチレン及び不飽和
カルボン酸の共重合体の金属塩及び無機充填剤よりなる
カバー内に芯として包み込まれうる。従つて本発明は安
定な固体の均一なワン・ピースゴルフボールとともに従
来用いられている薄い外部のシエルカバー内に包み込ま
れうるツー・ピースゴルフボールの製造を行わしめ、エ
ラストマー中に反応剤の分散性を改良させそれにより本
発明の硬化可能な組成物から製品の製造の混合サイクル
を短くしそして多価金属塩(これはポリブタジエンゴム
との共重合に要求される量よりも多くそして通常多価金
属塩の望ましくないホモ重合をもたらす)の量は減らし
て用いられる。
従つて本発明はたとえ老化後繰返された衝撃でもその全
体の構造を保つワン・ピースボールとともに優れた性
能,信頼性,圧縮,当り及び耐久性のワン・ピース及び
ツー・ピースゴルフボールの製造に有効に適用されうる
硬化可能なポリブタジエンエラストマー組成物を提供す
る。これらの優れたゴルフボール特性をもたらす本発明
のユニークな特徴は不飽和酸の多価金属塩及び活性水素
含有有機充填剤の混合物又は不飽和カルボン酸と活性水
素含有有機充填剤との反応次に該不飽和カルボン酸の存
在下多価金属化合物との反応により得られた反応生成物
よりなるポリブタジエンエラストマーとの橋かけ剤とし
て働きうる補助剤の使用にある。
記述された補助剤の使用は用いられる多価化合物の金属
イオン及び活性水素含有有機充填剤をしてエラストマー
マトリツクス全体を橋かけしそれにより変形即ち三次元
剛性に対する異常に高い抵抗性及び高度の凝集強さをも
たらす。これらの固有の性質はゴルフボールに高い圧縮
抵抗、優れた初速度、全体の凝集性及び耐久性並にゴル
フテイを打たれて離れるとき好ましい感触及び当りを与
える。他のスポーツプレイボール例えばボウリング及び
ビリヤードのボールは又本発明の耐久性の組成物から製
造されることが出来、それによりこのようなボールに改
良された三次元の剛性及び高度の凝集強さをもたらすこ
とが出来る。
ワン・ピースゴルフボールの場合従来の技術はツー・ピ
ースボールに望ましい性質をすべて与えるボールをうま
く提供されず;さらにこのような従来技術のボールは貯
蔵中反応を続ける不安定な組成物から製造される。これ
らの従来の文献の従来の実施に従つて製造されたゴルフ
ボールは2〜3カ月の老化によりもろくなり1回のゴル
フクラブヘツドの衝撃がワン・ピースボールを数個のも
のに砕く組成物を必ずもたらす。ツー・ピースゴルフボ
ール組成物のもろさに関する多くの理論が提供されてい
るが問題の解決に寄与していない。本発明の組成物を見
い出す間に,代表的な多価金属塩例えば亜鉛ジメタクリ
レート又は亜鉛ジアクリレートと橋かけされるポリブタ
ジエンエラストマーに基く代表的な硬化可能な組成物の
硬化プロフイルは,エラストマー100部当り25〜4
0部のこの塩のレベルで,組成物のモジユラスは従来の
温度で圧縮成形されるとき通常の硬化時間内で一定にな
らないことを示すことを見い出した。これは硬いゴムの
塊は充分に硬化されないことを示しそして多価金属塩橋
かけ剤はエラストマーの不飽和と均一に共重合されない
ばかりか恐らくかなりの程度にホモ重合されると思われ
る。ホモポリマーのこれらの中心は又充分に反応されて
いないと思われそして老化するとホモ重合を続けてボー
ルマトリツクス(これは衝撃をうけたとき破断の原因と
して最後に働くと思われる)全体に分散した極めて剛い
硬い中心を形成しよう。
本発明のゴルフボール組成物は逆に衝撃破断に対する極
めて大きな抵抗により特徴付けられそしてエラストマー
組成物マトリツクスと共反応する補助剤の使用により達
成される橋かけの結果としてたとえ老化後でも化学的に
安定である。これは比較レオグラフを従来の組成物につ
いて採りそして本発明の組成物と比較すると分る。これ
らの組成物は15〜30分間成型すると硬いゴム組成物
を形成しそれは極めて高い引張モジユラスを有し160
℃(320゜F)〜約177℃(350゜F)の温度で10
分以内プレスすると最大値に達する。高いモジユラスは
レオメーターで測定されたときその最大トルクに達した
後30分間これらの成型条件におかれたときさらに安定
即ち一定に保たれる。その上本発明の組成物から成型さ
れたゴルフボールのサンプルは30日間約65.6℃(15
0゜F)で強制通風オーブン中で老化してUSGAゴルフ
ボール圧縮テスターで測定されるとそれらの圧縮性質を
保つているが,従来のボールはこれらの条件下で圧縮が
進みそして又破断強さ即ち圧縮降状強さの損失により認
められるようにもろくなる。
ワン・ピースボール又はツー・ピースゴルフボールの芯
を含む本発明のプレイボールの製造に用いられるのに適
した硬化可能な組成物は (a)組成物の重量の100部のポリブタジエンエラスト
マー; (b)組成物の重量の約10〜50部の補助剤(不飽和酸
の多価金属塩及び活性水素含有有機充填剤の混合物又は
不飽和カルボン酸と活性水素含有有機充填剤との反応次
に該不飽和カルボン酸の存在下の多価金属化合物との反
応により得られた反応生成物よりなり該補助剤はポリブ
タジエンエラストマーとの橋かけ剤として働く); (c)組成物の重量の約10〜30部の不活性の粒状鉱物
充填剤;そして (d)組成物の重量の約0.5〜10部の重合開始剤例えばア
ルキルパーオキシド の混合物よりなる。
本発明の組成物の処方に用いられるエラストマーは少く
とも40%の1,4−シス配置を含むシス−ポリブタジエ
ンゴムであり少くとも90%のシス−1,4配置を含むポ
リブタジエンが好ましい。
補助剤は不飽和酸の多価金属塩及び活性水素含有有機充
填剤の物理的混合物又はかかる塩と活性水素含有有機充
填剤との用いられる硬化反応条件で得られる反応生成物
として又は不飽和カルボン酸と活性水素含有有機充填剤
との反応次に該不飽和カルボン酸の存在下の多価金属化
合物との反応により得られた反応生成物として本発明の
組成物中に含まれよう。
混合物として存在するとき多価金属塩は一般に活性水素
含有充填剤の重量に基いて約5:1〜1:5好ましくは
2:1〜1:2の量で存在する。補助剤が前述の反応生
成物の形で含まれるとき反応生成物補助剤は水と共沸し
うる溶媒中で下記の塩形成不飽和酸例えばアクリル酸,
メタクリル酸又はイタコン酸の少くとも1種の混合物と
適当量の1種以上の活性水素含有有機充填剤とを反応さ
せて先ず活性水素含有有機充填剤の不飽和エステル誘導
体を形成し,次に該不飽和酸の存在下多価金属化合物と
該エステル誘導体とを反応させることにより好都合に製
造される。一般に不飽和酸対有機充填剤の重量比は厳密
ではなく実際には約4:1〜約1:4好ましくは2:1
〜1:2に及びそして充分に過剰な量がエステル誘導体
に対する反応について通常用いられる。
補助剤の成分として用いられうる不飽和酸の多価金属塩
は一般にエラストマーベースに可溶であるか又はエラス
トマー混合の通常の条件下で容易に分散しうるか又はエ
ラストマーベースに可溶な多価金属塩の少くとも1種の
中間体から補助剤の成分としてその場で形成されよう。
一般に任意の多価金属が多価金属塩の成分として用いら
れよう。多価金属塩の代表的な好ましい多価金属は二価
金属の亜鉛,マグネシウム及びカルシウム;三価の金属
のアルミニウム:そして四価の金属の錫及びチタンであ
る。適当な金属の他の例はカドミウム,鉛,バリウム,
ジルコン,銅,鉄,アンチモン及びビスマスを含む。
本発明の補助剤の形成に成分として用いられうる不飽和
酸の多価金属塩の他の特徴は下記に詳しく特に示される
当業者により従来から用いられているエラストマー及び
金属のない及び金属を含む重合可能な単量体とそれが共
重合しうることである。
不飽和酸の異つた金属含有塩の混合物は又示されたよう
に混合物の少くとも1種のメンバーが共重合可能ならば
本発明の範囲内にある。本発明で有用な重合可能な塩形
成酸の代表的な例はアクリル酸,メタクリル酸,クロト
ン酸,ビニル酢酸,イタコン酸,アコチン酸,スチレン
スルホン酸及びベンゾイルアクリル酸を含みこれらは好
ましい群を形成する。他の適当な重合可能な塩形成酸は
エタクリル酸,アルフア−クロロアクリル酸,2−エチ
ル−3−プロピルアクリル酸,2−アリルオキシプロピ
オン酸,ソルビン酸,マレイン酸,クロロマレイン酸,
ベータ,ベータージメタクリル酸を含む。又カルボン酸
重合体の塩も含まれそれらは混合前又は混合又は加工後
しかし硬化前に少くとも部分的に予め重合されている。
カルボン酸重合体の塩の例はブタジエン・アクリロニト
リル・アクリル酸,スチレン・ブタジエンソルビン酸,
ブタジエン・ビニルアクリル酸,スチレン・マレイン酸
アンヒドロキシド,半エステル重合体などを含みカルボ
ン酸重合体のこれらの塩は残存重合可能不飽和を含む必
要がある。
本発明の組成物に用いられる補助剤の処方中の不飽和酸
の多価金属塩との反応又はそれとの混合物に用いられる
活性水素含有有機充填剤は粒状又はフアイバー状の従来
充填剤として用いられている任意の天然又は合成の活性
水素含有物質よりなるだろう。活性水素含有基の代表的
な例はヒドロキシル,スルフヒドリル,アミノ,アミ
ド,カルボキシル,スルホキシル及びカルバモイルを含
む。用いられうる活性水素含有有機充填剤の特に好まし
い群は不連続のセルロースフアイバーよりなる。グルコ
ース残存単位の炭水化物重合体であるセルロースは再生
及び非再生即ち天然のセルロースの両方を含む。例えば
レーヨンは再生セルロースである。天然セルロースの例
は以下のものを含む。木綿に代表される種子フアイバ
ー;針葉樹木及び落葉樹木に代表される木フアイバー;
亜麻に代表される篩部フアイバー;サイザルに代表され
る葉フアイバー;ココアナツトに代表される果実フアイ
バー;そしてクラフト包装紙,古新聞,軟木サルフアイ
トなどから得られる不連続なセルロースフアイバー。又
本発明で用いられうる補助剤の形成にヒドロキシル含有
有機充填剤物質として用いられうるのは粒状の他の有機
重合体である。このような目的のための有機重合体の例
は以下のものを含む。ポリアミド(ナイロン6又はナイ
ロン66),ポリビニルアルコール及び酢酸ビニルとの
その共重合体,ポリビニルブチラール,カルボキシエチ
ルセルロース,ヒドロキシアルキルセルロース,チオレ
ン重合体,フエノール・ホルムアルデヒド樹脂,メラミ
ン・ホルムアルデヒド樹脂,グアナミン・ホルムアルデ
ヒド樹脂,尿素・ホルムアルデヒド樹脂,エポキシ樹
脂,ビスフエノールエポキシ樹脂,アクリル及びメタク
リル共重合体(カルボキシル官能基を含む),スチレン
・マレイン酸部分エステルなど。溶媒が有機充填剤の担
体として働きそして反応水及び吸収された水分例えば充
填剤に存在する水を共沸的に除去するのに充分な量で用
いられる。次に反応混合物を反応水の発生が止むまで高
温度好ましくは還流温度で加熱する。該有機充填剤の部
分的にエステル化された誘導体を含む得られた反応生成
物を冷却し不飽和酸と多価金属塩を形成しうる酸化物,
水酸化物又は炭酸塩の如き形の多価金属化合物を反応器
へ加えそして反応水の発生が止む迄得られた混合物を高
温度好ましくは還流温度で加熱する。一般にその場で製
造する方法に用いられる有機充填剤対不飽和カルボン酸
対多価金属化合物の重量比は約4:1:0.5〜約0.5:
1:4好ましくは2:1:0.8〜0.8:1:2に及ぶだろ
う。次に反応物を冷却しフイルターを通す。放出後集め
た固体を高温且低圧代表的には約60〜90℃,20〜
40mmHgで乾燥して2.5%以下好ましくは1%以下の揮
発分を含む反応生成物を得る。反応生成物は従来の方法
によりエラストマーに分散しうる条件にある。セルロー
スが活性水素含有有機充填剤として用いられるアクリル
酸が不飽和酸として用いられそして酸化亜鉛がこのよう
な反応で多価金属化合物として用いられるとき部分的に
アクリル化されたセルロース,アクリル酸セルロース及
び亜鉛ジアクリレートの混合物はこのような方法により
得られうる代表的な生成物よりなる。
本発明の硬化された組成物は活性水素含有有機充填剤,
多価金属塩及びポリブタジエンエラストマーの不飽和の
相互反応により生ずるイオノマー橋かけにより凝集した
塊として互に接着しているものと思われる。本発明のゴ
ルフボールの特徴である改良された圧縮強さ及び破断強
さはこのようなイオン性橋かけ結合によるものと思われ
る。このタイプの橋かけ結合は例えば前述の米国特許第
3,313,545号;第3,438,933号及び第4,056,269号の各明
細書に開示されたように単量体による重合体の従来の橋
かけにより製造されるゴルフボールよりも明白な利点を
もたらす。
本発明のゴルフボールの処方に当つて不活性な粒状の鉱
物充填剤が処方に混入されて仕上げのボールが標準のU
SGA承認のボールの所望の密度を有することが望まれ
る。一般に用いられる不活性な粒状の鉱物充填剤の量は
全組成物の約10〜約30重量部に及ぶだろう。組成物
の反応成分に対して不活性な従来の粒状の鉱物充填剤は
用いられよう。このような充填剤は一般に微細な形例え
ば約20メツシユ以下好ましくは約100メツシユ以下
(米国標準ふるいサイズ)で存在する。適当な充填剤は
シリカ,シリケート,サルフエート例えばバライト及び
硫酸カルシウム,酸化亜鉛,カーボンブラツク,チタニ
ア,アルミナフアイバー,アスベスト,タルクそして金
属酸化物及び金属炭酸塩を含む。補助剤の成分として存
在する同一の多価金属の酸化物,水酸化物又は炭酸塩の
使用は特に好都合である。さらに当業者に従来から知ら
れている衝撃修飾剤例えば超高分子量ポリエチレン及び
アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂が少量即
ち組成物の重量の約10%以下で本発明の組成物に含ま
れてもよい。
重合開始剤が又本発明の硬化可能な組成物の成分として
含まれる。当業者に知られている如く硬化サイクル中に
分散して遊離基を生成するすべての開始剤は用いられそ
してこのために必要な量で一般に組成物の重量の約0.5
〜10部の量で存在する。適当な開始剤は過酸化物,過
硫酸塩,アゾ化合物,イオン化照射などを含む。
アルキルパーオキシド例えばジクミルパーオキシド,1,
1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン,ジ−t−ブチルパーオキシド及び2,5−ビ
ス(t−ブチルパーオキシ)2,5−ジメチルヘキサンは
市販されておりそして組成物の重量の約0.5〜10部の
量で好都合に用いられうる。
任意にもし所望ならば8〜20個の炭素原子を含む飽和
脂肪族カルボン酸又はその混合物並にそれらの亜鉛塩が
本発明の組成物に混入されてエラストマーマトリツクス
への補助剤の分散を助ける。この目的のために用いられ
うる代表的な飽和脂肪族カルボン酸はステアリン酸,パ
ルミチン酸,ミリスチン酸,オクタン酸,デカン酸,ラ
ウリル酸,エイコサン酸及びカプリン酸を含む。もし用
いられるならば飽和脂肪族カルボン酸は一般にポリブタ
ジエンエラストマー100部当り約0.05〜10部の量で
存在する。補助剤の改良された分散の結果として示され
たカルボン酸又はその塩の含有はゴルフボールの破断強
さ、リバウンド又は他の所望の物理的性質を犠牲にする
ことなく5〜25%PGA圧縮を増大させることが分つ
た。
金属のないそして金属を含む重合可能な単量体例えば不
飽和酸のエステル又は多価金属塩は又ワン・ピースゴル
フボール又はツー・ピースボール用のゴルフボールの芯
の処方に特別な効果を得るために本発明の組成物に混入
されよう。代表的な金属のない重合可能な単量体は一塩
基性及び多塩基性酸例えば酢酸,プロピオン酸,酪酸,
ピバリン酸,安息香酸,フエニル酢酸,クロロ酢酸,し
ゆう酸,マロン酸,こはく酸,アジピン酸,マレイン
酸,イタコン酸,フマール酸,くえん酸,フタール酸,
イソフタール酸,テレフタール酸,ナフタリンジカルボ
ン酸,アクリル酸,メタクリル酸及びシアヌール酸のア
リル,メタリル,ビニル,フルフリル,クロチル及びシ
ンナミルエステルを含む。この群に含まれるのは又不飽
和カルボン酸例えばアクリル酸,メタクリル酸及びその
ハロゲン化誘導体のポリオール及びアルコキシル化(例
えばアルキレンオキシド及びプロピレンオキシド)ポリ
オールエステル及び無水物であり該ポリオールはエチレ
ングリコール,ジ−トリ−及びテトラエチレングリコー
ル,プロピレングリコール,グリセロール,1,4−ブチ
レングリコール,トリメチロールプロパン,ペンタエリ
スリトールなどを含む。このような金属含有及び金属を
含まない重合可能な単量体の代表的な例はトリメチロー
ルプロパントリアクリレート,ペンタエリスリトールテ
トラアクリレート,ジペンタエリスリトールペンタアク
リレート,ジトリメチロールプロパンテトラアクリレー
ト,トリメチロールプロパントリメタクリレート,ペン
タエリスリトールテトラメタクリレート,亜鉛ジメタク
リレート及び亜鉛モノメタクリレートを含む。
ポリブタジエンエラストマー硬化組成物の処方に従来か
ら用いられている他の助剤例えば抗酸化剤、促進剤など
も又少量即ち約5%以内そして着色剤では組成物の重量
に基いて約10%以内で本発明の組成物に含まれよう。
本発明の硬化可能な組成物から物品例えばゴルフボール
の製造に当つて反応体成分は組成物が均一になるまで例
えば従来のゴム混合ロール又はバンバリーミキサーを用
いて通常緊密に混合される。混合操作の温度は緊密を要
さないが硬化反応が開始される温度以下即ち用いられる
開始剤に関して10時間ハーフ・ライフ分解温度以下で
なければならない。一般に通常のゴムミリング技術が用
いられる。
硬化可能な組成物の成型はトランスフアー,圧縮又は射
出の成型技術により空気力学的特性を最適にするための
デインプル又はワツフルに成型されたボール表面の外観
をもたらしうる成型表面を有する精密な半球ダイで従来
のやり方で行われる。成型温度は用いられる特定の組成
物の成分に応じて変化しそして例えば約125℃〜20
0℃に及ぶだろう。一般に硬化時間は約5〜60分好ま
しくは約10〜30分に及ぶ。
成型後ボールを型から抜きワン・ピースボールのときボ
ールにペンキを塗りマークをつけ次に用いられる。ペイ
ンテイングは例えばエナメル,ポリウレタン,エポキ
シ,アクリル又はビニルペンキを用いて従来のやり方で
行われる。
ツー・ピースボールの製造の場合本発明の硬化可能な組
成物の硬化から得られた球状の均一な芯は予め形成され
た中空のシエルに入れられ得られたものを一般に型中で
100℃以上の温度でプレス成型する。用いられる他の
方法は従来のやり方に従つて射出成型によりカバー中に
芯を包むことを含む。本発明によればツー・ピースボー
ルのカバーの組成はカバーの重量の100部のエチレン
及び不飽和カルボン酸の共重合体の金属塩及び一般に約
10重量部以内の無機充填剤を含む混合物よりなる。用
いられる不飽和カルボン酸は通常エチレンと不飽和カル
ボン酸例えばアクリル酸,メタクリル酸,イタコン酸,
クロトン酸,ソルビン酸などの共重合体の金属塩よりな
る。金属塩の形成に用いられる金属の代表的な例はナト
リウム,亜鉛などを含む。エチレン対不飽和カルボン酸
の割合も又金属塩の性質も本発明にとり厳密要すること
がなくこのような組成物は一般に米国特許第3,454,676
号明細書(参考文献として引用)に記載されている。カ
バーは好ましくはボールに白色の外観を与えるためにカ
バーの重量の約0.5〜5%の無機充填剤を含む。シリ
カ,炭酸カルシウム,酸化亜鉛,二酸化チタンなどを含
むこのようなカバーの形成に従来用いられている任意の
充填剤は本発明のツー・ピースボールの製造には不適当
である。
〔実施例〕
本発明の組成物を例示するために多数のゴルフボールの
サンプルが製造されそれらの性質が以下に示す如く評価
された。実施例は本発明の説明のためのみに示されそし
てそれを制限することを目的としていない。実施例にお
いて部は組成物の重量部である。これらの実施例におい
てゴルフボールの性質は種々のテストで測定される。
「PGA圧縮」はアツチ・エンジニアリング・コーポレ
ーシヨン(Atti Engineering Corporaption)ゴルフボー
ル圧縮テスターを用いて得られる。このテストにより得
られた値は0〜100に及ぶ数により示される任意の数
に関し200の値は装置のダイアルインデイケーターの
2回転により示されるとき測定される。得られる値は圧
縮ローデイングにかけられたときゴルフボールが行うた
わみを規定する。テスト装置は下部の移動可能なプラツ
トフオームと上部の移動可能なスプリングで押えたハン
ドルよりなる。ダイヤルインデイケーターはそれがスプ
リングで押えたハンドルの上方への運動を測るように置
かれる。テストされるゴルフボールは下部のプラツトフ
オームに置かれそれは次に一定の距離上げられる。ゴル
フボールの上部はスプリングで押えたハンドルと接触し
それに圧力を働かせる。圧縮されるべきゴルフボールの
距離に応じて上部のハンドルはスプリングに対して上方
にあげられる。
「ボール当り(Click)テスト」は市販のゴルフボールに
より発せられる衝撃音とテストされるボールのそれとを
比較する聴きうる音である(即ち衝撃音はゴルフプレイ
ヤーにより喜ばれるものと考えられる)。
「リバウンド」はボールが硬い平い水平な表面例えば厚
い大理石の板に落された高さの%として示されるボール
がはね返る高さである。高くリバウンドするボールはプ
レイ中に「より生きて(livelier)」おり従つて厳格な又
はプロフエシヨナルなゴルフアーにとつてより喜ばし
い。
「破断ロード」(トンで表示される)は市販されている
カルバー・プレス(Carver Press)(モデルC−ラボラ
トリー・プレス)の使用によりゴルフボールの芯の破断
強さを測る。このテストを行うのに室温でゴルフボール
の芯をステージの表面に平行なシームによりプレス中で
中心に置きプレスを次に容易に聞かれうるように芯が破
断するまで閉じ破断を各ロツトの化合物についてテスト
されたすべての芯の平均値を採ることにより最も近い0.
1トン迄記録する。
実施例1〜8 ゴルフボール混合物のマスターバツチを先ず100部の
シス−ポリブタジエンエラストマーを取りそして次に7.
5部の酸化亜鉛、2.0部の市販の促進剤、N,N−メタ−フ
エニレンジマレイミド(HVA−2)及び抗酸化剤,2,
2′−メチレン−ビス〔4−メチル−6−t−ブチルフ
エノール〕(アンチオキシダント2246)と混合すること
により製造した。マスターバツチを次に混合機より除き
放冷し110部のマスターバツチを約65.6℃(150゜
F)〜約104℃(220゜F)で25部の活性水素含有
フアイバー状有機充填剤(第I表に示す)、37部の市
販の亜鉛ジアクリレート単量体及び6部のジー・カツプ
(Di-Cup)40KE,40重量%のジクミルパーオキシド
及び60重量%の不活性担体を含む市販の重合開始剤と
合わせた。
シートにし各混合物を室温に冷却して各混合物からの2
個のプラグ状物を47.5gの重さに0.1gの誤差まで計つ
た。プラグ状物を160℃(320゜F)に熱したゴルフ
ボール型の選択された空所に入れた。サンプルを次に2
0分間17トンRAM圧力でプレスし型から除きテスト
前に2時間冷水で冷した。得られた結果(2個のプラグ
状物からのボールの平均)を第I表に示す。
上記の第I表に示された結果から明らかなように本発明
の組成物から製造されたすべてのゴルフボールは充填剤
なしで製造されたゴルフボールに比べて実質的に高い圧
縮値を示した。結果は又本発明の組成物から製造された
ゴルフボールが所望のリバウンド及び破断抵抗を保ちそ
してゴルフボールに要求される当りを示すことを示して
いる。
比較例9〜12 ワン・ピース固体ゴルフボールを実施例1〜8に記載さ
れたのと同じ混合処方の下で製造したがただし第II表に
示される無機の粒状不活性充填剤を活性水素含有有機充
填剤の代りに用いた。このような組成物から製造される
ゴルフボールの性質を次の第II表に示す。
第II表に示された結果から明らかなように無機の粒状充
填剤を含む組成物から得られるゴルフボールはカルボン
酸の多価金属塩及び活性水素含有有機充填剤よりなる補
助剤を用いる本発明の組成物から得られるゴルフボール
のPGA圧縮及び破断ロード特性を示し得ない。
実施例13〜17 ゴム混合物のマスターバツチをミルの温度を約80℃
(175゜F)以下に保ちつつ下記の成分を合わせて滑ら
かな均一のシートにすることによりツー・ローラーミル
で製造した。
2000部 ポリブタジエン 150部 酸化亜鉛 10部 アンチオキシダント2246 120部 ジクミルパーオキシド (ジー・カツプ40KE) 40部 アクセレーターHVA−2 400部 亜鉛ジアクリレート 上記のマスターバツチの136g(冷ツー・ローラーミ
ルに巻かれた)に対して第III表に示された特定の量で
有機充填剤のそれぞれを加える。ゴルフボールを4個の
空いた型を用いて160℃(320゜F)で30分間成型
した。得られた結果を第III表に示す。
第III表に示された結果から明らかなように本発明の組
成物から製造されたゴルフボールは活性水素含有有機充
填剤のない組成物から製造されるゴルフボールよりも実
質的に高い圧縮値と破断抵抗を示した。
実施例18〜23 ゴルフボール混合物を実施例1〜8の方法に従つてゴル
フボールに製造且成型したがただし混合物は実施例2の
ソルカフロツク有機充填剤及び亜鉛ジアクリレート単量
体の代りに第IV表に示されるように成分を置換したり又
は除くことにより修飾された。得られた結果を第IV表に
示す。
実施例18及び19の混合物は打つたとき大きな耳に達
する当りを有しそしてナンバー3のゴルフアイアンのシ
ヤフトを通して硬い電気的な振動の感触を伝達しないプ
レイボールをもたらした。
亜鉛ジアクリレートが本当にポリブタジエンゴムの物理
的強さ及び圧縮を修飾するが非反応性亜鉛ジプロピオネ
ートはそうではないことをPGA圧縮の硬度により上述
の実施例は説明している。その上活性水素含有有機充填
剤が存在するとき補助剤の組合せは有機充填剤単独又は
亜鉛ジアクリレート橋かけ剤のみの何れもの性能からは
全く予想されない性質を与える。この共同作用は有機充
填剤、亜鉛ジアクリレート単量体及び不飽和ポリブタジ
エンエラストマーの相互反応により生ずる相乗作用をも
たらす。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)100重量部の少なくとも40%の
    シス−1,4−不飽和を含むポリブタジエンエラストマ
    ー; (B)10〜50重量部の、(i)不飽和酸の多価金属
    塩及び活性水素含有有機充填剤の混合物及び(ii)不飽
    和カルボン酸と活性水素含有有機充填剤との反応及びさ
    らに該不飽和カルボン酸の存在下の多価金属化合物との
    反応により得られた反応生成物より本質的になる群から
    選ばれ、且つポリブタジエンエラストマーとの橋かけ剤
    として働く、補助剤(この際前記有機充填剤、不飽和カ
    ルボン酸及び多価金属化合物はそれぞれ重量で4:1:
    0.5乃至0.5:1:4の量で存在する); (C)10〜30重量部の不活性な粒状の充填剤;そし
    て (D)0.5〜10重量部の重合開始剤 よりなる組成物を硬化することにより得られる,ゴルフ
    ボールに要求される所望のリバウンド,当り及び感触を
    保ちつつ改良された圧縮強さ及び破断強さを示す均一に
    成型されたゴルフボール。
  2. 【請求項2】ツー・ピースよりなり且つ前記の硬化され
    た組成物が外側のカバーに包まれたゴルフボールの中心
    の芯を含む特許請求の範囲第(1)項記載のゴルフボー
    ル。
  3. 【請求項3】該カバーがカバーの重量の100部のエチ
    レン及び不飽和カルボン酸の共重合体の金属塩及びカバ
    ーの重量の0.5〜10部の無機充填剤の混合物よりなる
    特許請求の範囲第(2)項記載のゴルフボール。
  4. 【請求項4】該多価金属塩が亜鉛、マグネシウム、カル
    シウム及びアルミニウムよりなる群から選ばれた少なく
    とも1種の金属及びアクリル酸、メタクリル酸及びイタ
    コン酸よりなる群から選ばれた少なくとも1種の不飽和
    カルボン酸の塩よりなりそして該重合開始剤がアキルパ
    ーオキシドである特許請求の範囲第(1)又は(3)項記載の
    ゴルフボール。
  5. 【請求項5】該多価金属塩が亜鉛がジアクリレートであ
    る特許請求の範囲第(4)項記載のゴルフボール。
  6. 【請求項6】該有機充填剤がセルロースである特許請求
    の範囲第(5)項記載のゴルフボール。
  7. 【請求項7】該補助剤が不飽和酸の多価金属塩及び活性
    水素含有有機充填剤の混合物よりなる特許請求の範囲第
    (1)又は(3)項記載のゴルフボール。
  8. 【請求項8】該多価金属塩が有機充填剤の2:1〜1:
    1(重量)の量で存在する特許請求の範囲第(7)項記載
    のゴルフボール。
  9. 【請求項9】該補助剤が不飽和カルボン酸と活性水素含
    有有機充填剤との反応次いで該不飽和カルボン酸の存在
    下多価金属化合物との反応により得られる反応生成物よ
    りなる特許請求の範囲第(1)又は(3)項記載のゴルフボー
    ル。
  10. 【請求項10】該補助剤が亜鉛、マグネシウム、カルシ
    ウム及びアルミニウムよりなる群から選ばれた多価金属
    の酸化物、水酸化物及び炭酸塩よりなる群から選ばれた
    化合物と活性水素含有有機充填剤(アクリル酸、メタク
    リル酸及びイタコン酸よりなる群から選ばれた少なくと
    も1種の不飽和カルボン酸と予め反応させられたもの)
    との不飽和カルボン酸の存在下の反応により得られる特
    許請求の範囲第(9)項記載のゴルフボール。
  11. 【請求項11】該有機充填剤、不飽和カルボン酸及び多
    価金属化合物がそれぞれ2:1:0.8及び0.8:1:2
    (重量)の量で存在する特許請求の範囲第(10)項記載の
    ゴルフボール。
  12. 【請求項12】該補助剤が酸化亜鉛とアクリル酸により
    予め反応させられたセルロースとの反応により得られる
    特許請求の範囲第(11)項記載のゴルフボール。
  13. 【請求項13】ポリブタジエンエラストマー、橋かけ可
    能な単量体、粒状の鉱物充填剤及び遊離基触媒の混合物
    を硬化することにより均一に成型したゴルフボールを製
    造する方法において、該橋かけ可能な単量体として該エ
    ラストマーの100重量部当た10〜50部の(i)不
    飽和酸カルボン酸の多価金属塩及び活性水素含有有機充
    填剤の混合物及び(ii)不飽和カルボン酸と活性水素含
    有有機充填剤との反応及びさらに該不飽和カルボン酸の
    存在下の多価金属化合物との反応により得られる反応生
    成物より本質的になる群から選ばれる補助剤(この際前
    記有機充填剤、不飽和カルボン酸及び多価金属化合物は
    それぞれ重量で4:1:0.5乃至0.5:1:4の量で存在
    する)を用い、該補助剤をポリブタジエンエラストマー
    との橋かけ剤として働かせることよりなる均一に成型さ
    れたゴルフボールを製造する方法。
  14. 【請求項14】該補助剤が不飽和カルボン酸の多価金属
    塩及び活性水素含有有機充填剤の混合物よりなる特許請
    求の範囲第(13)項記載の方法。
  15. 【請求項15】該多価金属塩が亜鉛、マグネシウム、カ
    ルシウム及びアルミニウムよりなる群から選ばれた多価
    金属の酸化物、水酸化物及び炭酸塩よりなる群から選ば
    れた化合物と活性水素含有有機充填剤(アクリル酸、メ
    タクリル酸及びイタコン酸よりなる群から選ばれた少な
    くとも1種の不飽和カルボン酸と予め反応させられたも
    の)との、不飽和カルボン酸の存在下の、反応により得
    られる特許請求の範囲第(13)項記載の方法。
  16. 【請求項16】該補助剤が酸化亜鉛とセルロース(アク
    リル酸と予め反応させられたもの)との、反応により得
    られる特許請求の範囲第(15)項記載の方法。
JP61224044A 1985-09-23 1986-09-22 均一に成型されたゴルフボ−ルおよびその製法 Expired - Lifetime JPH0649088B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US778945 1985-09-23
US06/778,945 US4688801A (en) 1985-09-23 1985-09-23 Production of homogeneous molded golf balls

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6282981A JPS6282981A (ja) 1987-04-16
JPH0649088B2 true JPH0649088B2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=25114847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61224044A Expired - Lifetime JPH0649088B2 (ja) 1985-09-23 1986-09-22 均一に成型されたゴルフボ−ルおよびその製法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4688801A (ja)
JP (1) JPH0649088B2 (ja)
KR (1) KR870003152A (ja)
AU (1) AU584559B2 (ja)
GB (1) GB2180843B (ja)

Families Citing this family (92)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4836552A (en) * 1984-03-12 1989-06-06 Macgregor Golf Company Short distance golf ball
US4770422A (en) * 1985-11-01 1988-09-13 Acushnet Company Composition for making durable golf balls and other products
US5096943A (en) * 1990-04-16 1992-03-17 Bridgestone/Firestone, Inc. Method for incorporating metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids in polymers
US5120794A (en) * 1990-04-16 1992-06-09 Bridgestone/Firestone, Inc. Anhydrous metal salts of α-β-ethylenically unsaturated carboxylic acids and related methods
US5202363A (en) * 1990-04-16 1993-04-13 Bridgestone/Firestone, Inc. Anhydrous metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids and related methods
US5137976A (en) * 1990-04-16 1992-08-11 Bridgestone/Firestone, Inc. Anhydrous metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids and related methods
US5143957A (en) * 1991-01-29 1992-09-01 Bridgestone Corporation Solid golf balls reinforced with anhydrous metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids
US5093402A (en) * 1991-01-29 1992-03-03 Bridgestone Corporation Solid golf balls reinforced with metal salts of α,β-ethylenically unsaturated carboxylic acids via solution masterbatch
US5314187A (en) * 1991-07-26 1994-05-24 Wilson Sporting Goods Co. Golf ball with improved cover
US5255922A (en) * 1991-07-26 1993-10-26 Wilson Sporting Goods Co. Golf ball with improved cover
US6142887A (en) * 1996-09-16 2000-11-07 Spalding Sports Worldwide, Inc. Golf ball comprising a metal, ceramic, or composite mantle or inner layer
US5803831A (en) * 1993-06-01 1998-09-08 Lisco Inc. Golf ball and method of making same
US6394913B1 (en) 1993-06-01 2002-05-28 Spalding Sports Worldwide, Inc. Multi-layer golf ball
US7494427B2 (en) * 2001-11-05 2009-02-24 Callaway Golf Company Multi-layer golf ball
US6548618B2 (en) * 1993-06-01 2003-04-15 Spalding Sports Worldwide, Inc. Golf ball having dual core and thin polyurethane cover formed by RIM
US6287217B1 (en) 1993-06-01 2001-09-11 Spalding Sports Worldwide, Inc. Multi-layer golf ball
US6695718B2 (en) 1993-06-01 2004-02-24 The Top-Flite Golf Company Golf ball with sulfur cured inner core component
US6663508B1 (en) 1993-06-01 2003-12-16 Callaway Golf Company Multi-layer golf ball with reaction injection molded polyurethane component
US6083119A (en) * 1993-06-01 2000-07-04 Spalding Sports Worldwide, Inc. Multi-layer golf ball
US6648777B2 (en) * 1993-06-01 2003-11-18 Callaway Golf Company Multi-layer golf ball
US6506130B2 (en) 1993-06-01 2003-01-14 Spalding Sports Worldwide, Inc. Multi layer golf ball
US6210293B1 (en) 1993-06-01 2001-04-03 Spalding Sports Worldwide, Inc. Multi-layer golf ball
US6638185B2 (en) 1993-06-01 2003-10-28 The Top-Flite Golf Company Multi-layer golf ball
US6855073B1 (en) * 1998-03-18 2005-02-15 Callaway Golf Company Golf ball which includes fast-chemical-reaction-produced component and method of making same
US6213894B1 (en) 1993-06-01 2001-04-10 Spalding Sports Worldwide, Inc. Multi-layer golf ball
US6290614B1 (en) 1998-03-18 2001-09-18 Spalding Sports Worldwide, Inc. Golf ball which includes fast-chemical-reaction-produced component and method of making same
US6325731B1 (en) 1993-06-01 2001-12-04 Spalding Sports Wordwide, Inc. Multi-layer golf ball
US6824476B2 (en) 1993-06-01 2004-11-30 Callaway Golf Company Multi-layer golf ball
US5502087A (en) * 1993-06-23 1996-03-26 Dentsply Research & Development Corp. Dental composition, prosthesis, and method for making dental prosthesis
JP2910516B2 (ja) 1993-07-08 1999-06-23 ブリヂストンスポーツ株式会社 スリーピースソリッドゴルフボール
US5508350A (en) * 1993-11-16 1996-04-16 Dunlop Slazenger Corporation Rubber composition for golf ball core and golf ball comprising said core
JPH0810356A (ja) * 1994-07-04 1996-01-16 Sumitomo Rubber Ind Ltd 塗装ゴルフボール
JP3534325B2 (ja) * 1994-08-19 2004-06-07 住友ゴム工業株式会社 ゴルフボール
JPH09658A (ja) * 1995-04-21 1997-01-07 Sumitomo Rubber Ind Ltd 2層カバー構造を有するゴルフボール
US5690879A (en) * 1995-07-25 1997-11-25 Solid Golf, Inc. Method for injection molding a golf club body
US6384140B1 (en) 1996-12-10 2002-05-07 Spalding Sports Worldwide, Inc. Nylon compositions for golf ball constructions and method of making same
US20030078116A1 (en) * 2001-04-18 2003-04-24 Spalding Sports Worldwide, Inc. Isophthalic acid polyamide polymer for use in golf ball covers or mantles
US6358160B1 (en) * 1997-10-03 2002-03-19 Performance Dynamics Llc Golf ball with water immersion indicator
US6277037B1 (en) 1997-10-03 2001-08-21 Performance Dynamics Llc Golf ball with water immersion indicator
US20050049082A1 (en) * 1998-03-18 2005-03-03 Callaway Golf Company Golf ball
US6716954B2 (en) 1998-03-18 2004-04-06 Callaway Golf Company Golf ball formed from a polyisocyanate copolymer and method of making same
GB2390329A (en) * 1998-03-18 2004-01-07 Spalding Sports Worldwide Inc Apparatus and method for making a golf ball
US20050282659A1 (en) * 1998-03-18 2005-12-22 Kennedy Thomas J Iii High compression multi-layer RIM golf balls
US7244196B2 (en) * 1998-03-18 2007-07-17 Callaway Golf Company Golf ball which includes fast-chemical-reaction-produced component and method of making same
US7160210B2 (en) * 1998-03-18 2007-01-09 Callaway Golf Company Golf ball which includes fast-chemical-reaction-produced component and method of making same
US7320648B2 (en) * 1998-03-18 2008-01-22 Callaway Golf Company Golf ball
US6093357A (en) 1998-03-26 2000-07-25 Acushnet Company Methods for making multi-layer golf balls using rigid uncrosslinked shells
US6530849B2 (en) 1999-09-15 2003-03-11 Uniroyal Chemical Company, Inc. Low cost, resilient, shear resistant polyurethane elastomers for golf ball covers
US6309313B1 (en) * 1999-09-15 2001-10-30 Uniroyal Chemical Company, Inc. Low cost, resilient, shear resistant polyurethane elastomers for golf ball covers
US6369125B1 (en) 1999-12-23 2002-04-09 Spalding Sports Worldwide, Inc. Game balls with cover containing post crosslinkable thermoplastic polyurethane and method of making same
US7148266B2 (en) 1999-12-23 2006-12-12 Callaway Golf Company Game balls with cover containing post crosslinkable thermoplastic polyurethane and method of making same
US6710114B2 (en) * 2000-12-21 2004-03-23 Acushnet Company Golf balls including solution blended polymeric composite and method of making same
US6555627B2 (en) 2000-12-21 2003-04-29 Acushnet Company Golf balls including rigid compositions and methods for making same
US6623380B2 (en) 2001-04-04 2003-09-23 Acushnet Company Golf ball core composition having copper
US20060038321A1 (en) * 2001-12-04 2006-02-23 Callaway Golf Company Method and apparatus for forming deep apertures in a golf ball, and golf ball
US7427193B2 (en) * 2001-12-04 2008-09-23 Callaway Golf Company Method and apparatus for forming a golf ball
US6855077B2 (en) * 2001-12-04 2005-02-15 Callaway Golf Company Process and apparatus for producing a golf ball with deep dimples
US6943217B2 (en) * 2003-05-14 2005-09-13 Acushnet Company Golf ball cores formed from unsaturated organic imide co-curing agents
US7591740B2 (en) * 2005-01-26 2009-09-22 Callaway Golf Company Golf ball which includes fast-chemical-reaction-produced component and method of making same
US8177665B2 (en) * 2005-02-01 2012-05-15 Taylor Made Golf Company, Inc. Multi-layer golf ball
US7264560B2 (en) * 2005-03-10 2007-09-04 Callaway Golf Company Golf ball
US20070035063A1 (en) * 2005-08-10 2007-02-15 Lavallee Gerald A Two-stage reaction injection molded golf ball
US7524251B2 (en) * 2005-08-30 2009-04-28 Callaway Golf Company Golf products produced by a stoichiometrically imbalanced RIM system
US20070069424A1 (en) * 2005-08-30 2007-03-29 Veilleux Thomas A Reaction injection molding assembly for manufacturing a golf ball component
US7306529B2 (en) 2005-10-07 2007-12-11 Callaway Golf Company Multi-layer golf ball
US20070135235A1 (en) * 2005-10-13 2007-06-14 Kennedy Thomas J Iii Fast-Chemical-Reaction-Produced Golf Product Comprising a Caprolactam Polyol
US8197360B2 (en) * 2009-04-29 2012-06-12 Acushnet Company Multi-layered golf balls containing polyethylene powder
US10265585B2 (en) 2010-12-03 2019-04-23 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Golf ball
CN102526995B (zh) 2010-12-03 2015-04-15 住胶体育用品株式会社 高尔夫球
JP5687053B2 (ja) 2010-12-29 2015-03-18 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
JP5943584B2 (ja) 2011-11-15 2016-07-05 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
JP5478561B2 (ja) * 2011-06-23 2014-04-23 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
JP5697444B2 (ja) 2010-12-29 2015-04-08 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
CN102526997B (zh) 2010-12-29 2015-04-15 邓禄普体育用品株式会社 高尔夫球
JP5968076B2 (ja) * 2011-06-23 2016-08-10 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
JP5478668B2 (ja) * 2011-06-23 2014-04-23 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
JP2013123552A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Bridgestone Sports Co Ltd ゴルフボール用ゴム組成物及びゴルフボールの製造方法
US10272296B2 (en) * 2011-12-28 2019-04-30 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Golf ball
JP6053317B2 (ja) * 2012-05-11 2016-12-27 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
JP6153295B2 (ja) 2012-05-17 2017-06-28 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
US20130316851A1 (en) * 2012-05-25 2013-11-28 Dunlop Sports Co.Ltd. Golf ball
US20130324313A1 (en) * 2012-05-29 2013-12-05 Dunlop Sports Co. Ltd. Golf ball
EP3156441B1 (en) * 2012-05-30 2020-11-25 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Golf ball
JP2013248053A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Dunlop Sports Co Ltd ゴルフボール
JP6068006B2 (ja) * 2012-05-31 2017-01-25 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
JP6068008B2 (ja) * 2012-05-31 2017-01-25 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
EP2668977B1 (en) * 2012-06-01 2017-02-01 Dunlop Sports Co., Ltd. Golf ball
US20130324311A1 (en) * 2012-06-01 2013-12-05 Dunlop Sports Co. Ltd. Rubber composition and golf ball
JP6189017B2 (ja) * 2012-06-01 2017-08-30 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフボール
JP6406834B2 (ja) * 2013-05-31 2018-10-17 住友ゴム工業株式会社 ゴルフボール
JP6322408B2 (ja) * 2013-12-25 2018-05-09 住友ゴム工業株式会社 ゴルフボール
JP2018086175A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフボール用ゴム組成物及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58225140A (ja) * 1982-06-25 1983-12-27 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 高硬度のゴム組成物
JPS6085766A (ja) * 1983-09-30 1985-05-15 藤倉ゴム工業株式会社 ソリツドゴムゴルフボ−ル

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3438933A (en) * 1966-12-05 1969-04-15 Pcr Patent Dev Corp Molding process and composition
US3478132A (en) * 1967-02-23 1969-11-11 Eagle Rubber Co Inc Golf ball comprising an elastomer dispersion of high molecular weight polyethylene
US3791655A (en) * 1971-12-01 1974-02-12 Acushnet Co Solid rubber golf ball
US3974238A (en) * 1971-12-01 1976-08-10 Acushnet Company Solid rubber golf ball
US4056269A (en) * 1972-05-04 1977-11-01 Princeton Chemical Research, Inc. Homogeneous molded golf ball
US4266772A (en) * 1972-08-28 1981-05-12 Uniroyal, Inc. Solid golf ball
US4068849A (en) * 1975-03-21 1978-01-17 Acushnet Company Solid golf ball
US4264075A (en) * 1975-08-07 1981-04-28 Princeton Chemical Research, Inc. Two piece molded golf ball
US4165877A (en) * 1975-08-07 1979-08-28 Princeton Chemical Research, Inc. Molded golf balls exhibiting isometric compression
JPS52154436A (en) * 1976-06-16 1977-12-22 Bridgestone Corp Two-layer solid golf ball
JPS5817542B2 (ja) * 1979-06-13 1983-04-07 住友ゴム工業株式会社 ゴム組成物
US4546980A (en) * 1984-09-04 1985-10-15 Acushnet Company Process for making a solid golf ball
ZA858579B (en) * 1984-12-10 1987-07-29 Spalding & Evenflo High coefficient golf ball
US4848770A (en) * 1986-10-20 1989-07-18 Wilson Sporting Goods Co. Three-piece solid golf ball

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58225140A (ja) * 1982-06-25 1983-12-27 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 高硬度のゴム組成物
JPS6085766A (ja) * 1983-09-30 1985-05-15 藤倉ゴム工業株式会社 ソリツドゴムゴルフボ−ル

Also Published As

Publication number Publication date
KR870003152A (ko) 1987-04-15
JPS6282981A (ja) 1987-04-16
AU6301786A (en) 1987-03-26
GB2180843B (en) 1990-04-18
GB8622754D0 (en) 1986-10-29
US4688801A (en) 1987-08-25
GB2180843A (en) 1987-04-08
AU584559B2 (en) 1989-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0649088B2 (ja) 均一に成型されたゴルフボ−ルおよびその製法
CA1256627A (en) Process for making a solid golf ball
US5018740A (en) Golf ball core
CA1308212C (en) Composition for making durable golf balls
JP3217379B2 (ja) 多層ゴルフボール及び組成物
US4692497A (en) Process for curing a polymer and product thereof
US4852884A (en) Use of metal carbamate accelerator in peroxide-cured golf ball center formulation
JPS5926310B2 (ja) 均一成形のゴルフボ−ル
US4838556A (en) Golf ball core by addition of dispersing agents
JP3560549B2 (ja) 多層ゴルフボール及び組成物
JP2916310B2 (ja) ツーピースゴルフボール
US3313545A (en) Unitary molded golf ball
US4844471A (en) Golf ball core composition including dialkyl tin difatty acid
US5998506A (en) One-piece golf ball
CA1081275A (en) Two-piece solid golf balls
JP4291519B2 (ja) ネオジム及びコバルトで合成された高分子量のブタジエンゴムの配合物から形成されたゴルフボールコア
EP0665267A2 (en) Three-piece solid golf ball
JPH053931A (ja) 改良されたゴルフボールカバー組成物
JP2000505679A (ja) 多層ゴルフボール及び組成物
JPH11504253A (ja) ゴルフボール組成物
JPH09208792A (ja) ゴルフボールにおけるジメタクリル酸亜鉛でグラフトされた水素化ニトリルブタジエンゴムエラストマー
JP3895546B2 (ja) ゴルフボール組成物
US5116060A (en) Golf ball core crosslinked with t-amyl peroxide and blends thereof
US6623380B2 (en) Golf ball core composition having copper
JP2002535054A (ja) 改善された耐熱性を備えたゴルフボール