JPH0648928U - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JPH0648928U
JPH0648928U JP084858U JP8485892U JPH0648928U JP H0648928 U JPH0648928 U JP H0648928U JP 084858 U JP084858 U JP 084858U JP 8485892 U JP8485892 U JP 8485892U JP H0648928 U JPH0648928 U JP H0648928U
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JP
Japan
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molded part
press
mold
molded
bending punch
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Pending
Application number
JP084858U
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English (en)
Inventor
秀一 佐藤
Original Assignee
アイワ株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0648928U publication Critical patent/JPH0648928U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金型で成形された成形部品を金型から確実に分
離する。 【構成】まず成形材料Aが下金型3の受け部37上に載
置される。次に、上金型2のプレス21が降下して、曲
げパンチ22が成形材料Aを下金型3の成形用凹部35
内に押し込む。これによって、成形部品A’が成形され
る。成形が終了すると、プレス21が上昇する。このと
き、成形部品A’が曲げパンチ22に付着したまま取り
出される。そして、プレス21が途中まで上昇したと
き、成形部品A’の上端面が成形部品分離部40の横辺
部42に当接する。さらにプレス21が上昇すると、成
形部品A’は横辺部42によって上昇が抑えられ、曲げ
パンチ22だけが上昇するようになる。これによって、
成形部品A’が曲げパンチ22から確実に分離される。
本考案では、曲げパンチ22の上昇で成形部品A’が簡
単に分離されるようになり、手間を省くことが可能にな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、金型で成形された成形部品を金型から確実に分離する成形装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
同一形状の製品を多数製作する装置として金型プレス成形装置や射出成形装置 などが用いられている。このような成形装置では、所定形状の凸型と下金型との 間に成形材料を押し込むことにより、所定形状の成形部品を作り出すのが一般的 である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
例えば金型プレス成形装置では、上金型に例えば油圧などで非常に強い力を掛 けて平坦な鉄板を下金型内に押し込むことによって、この鉄板を所定の形状に成 形するものであり、上金型と下金型との隙間は鉄板の厚さと同一か又は僅かに狭 くなっている。したがって、成形時には鉄板が上金型と下金型との隙間に強引に 挿入されるようになる。これによって成形された鉄板が上金型に圧着され、上金 型の移動に伴って上金型に付着したまま下金型から取り出されるようになる。
【0004】 従来は、この成形部品を突出しピン(図示せず)で上金型から取り外している のが普通であるが、成形部品の奥行が長い場合この突出しピンだけでは成形部品 が落下せず、上金型に付着したままとなり、この取り外しに手間が掛かっていた 。このような問題は、射出成形装置などのように上金型と下金型との間に成形材 料を押し込んで成形処理を行なう成形装置に同様に発生していた。
【0005】 そこでこの考案は、上述したような課題を解決したものであって、簡単な構成 で成形部品を上金型から自動的に取り外すことが可能な成形装置を提案するもの である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため本考案においては、下金型に対して上金型を押圧す ることによって部品を成形するようにした成形装置において、上金型の移動に伴 って上金型から成形部品を分離するための手段を設けたことを特徴とするもので ある。
【0007】
【作用】
図1において、まず成形材料Aが下金型3の受け部37上に載置される。次に 、図2に示すように上金型2のプレス21が降下して、曲げパンチ22が成形材 料Aを下金型3の成形用凹部35内に押し込む。これによって、成形部品A’が 成形される。
【0008】 成形が終了すると、図3に示すようにプレス21が上昇する。このとき、成形 部品A’が曲げパンチ22に付着したまま取り出される。そして、プレス21が 途中まで上昇したとき、成形部品A’の上端面が成形部品分離部40の横辺部4 2に当接する。
【0009】 さらにプレス21が上昇すると、成形部品A’は横辺部42によって上昇が抑 えられ、曲げパンチ22だけが上昇するようになる。これによって、図4に示す ように成形部品A’が曲げパンチ22から確実に分離される。
【0010】
【実施例】
続いて、この考案に係わる成形装置を金型プレス成形装置に適用した場合の一 実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】 図1は本考案を適用した金型プレス成形装置1の構成を示す。この金型プレス 成形装置1は上下に移動可能な上金型2と、固定された下金型3とから構成され ている。上金型2には例えば油圧で上下するプレス21が使用され、その下側に 成形用の曲げパンチ22が取付けられている。曲げパンチ22の下端面には、成 形部品の隅部が直角に曲がるように僅かな凹溝23が設けられている。また、下 金型3との位置ずれを防ぐためガイド部24が設けられている。
【0012】 下金型3においては例えば定盤31などに下ダイセット32が固定され、その 上に成形用の下パッキングプレート33とダイプレート34が取付けられている 。ダイプレート34の成形用凹部35には、定盤31内のクッション部36に取 付けられて上下動可能な受け部37が挿入されており、これが通常は上方向に付 勢されている。また、ダイプレート34の上面側には成形材料Aの位置規制用ガ イド38が設けられ、下ダイセット32の外周側には上金型2のガイド部24を 受けるガイドポスト39が設けられている。
【0013】 さらに、この金型プレス成形装置1には、曲げパンチ22の上下動時に曲げパ ンチ22との間に僅かな隙間ができる位置に成形部品分離部40が設けられてい る。この成形部品分離部40は逆L字状であり、縦辺部41が下ダイセット32 に固定され、横辺部42の先端部が曲げパンチ22側に突出するように配置され ている。
【0014】 この金型プレス成形装置1では、図2に示すようにプレス21を降下させるこ とによって、曲げパンチ22が成形材料Aをダイプレート34の成形用凹部35 内に押し込むようになる。このときには、曲げパンチ22と受け部37とで成形 材料Aを挟んだ状態で成形用凹部35内に押し込まれる。これによって、成形部 品A’の隅部が直角に曲げられるようになる。また、上金型2のガイド部24が 下金型3のガイドポスト39に合致して曲げパンチ22が成形用凹部35の所定 の位置に挿入されるので、成形部品A’が正確な形状になる。このとき曲げパン チ22と成形部品分離部40の横辺部42との間には僅かな隙間がある。
【0015】 成形部品A’の成形が終了すると、図3に示すように上金型2のプレス21が 上昇する。このとき、上述のように成形部品A’が曲げパンチ22に付着して取 り出される。そして、プレス21の上昇の途中で成形部品A’の上端面が成形部 品分離部40の横辺部42に当接する。
【0016】 この状態からプレス21が更に上昇すると、図4に示すように成形部品A’は 横辺部42によって上昇が抑えられるので、曲げパンチ22から分離されて落下 するようになる。これで成形部品A’を確実に取り外すことが可能になる。
【0017】 なお、上述の実施例では本考案を金型プレス成形装置に適用した場合について 説明したが、本考案はこれ以外にも例えば射出成形装置などのように上金型と下 金型との間に成形材料を押し込むことによって成形する装置に適用可能である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案は、下金型に対して上金型を押圧することによっ て部品を成形するようにした成形装置において、上金型の移動に伴って上金型か ら成形部品を分離するための手段を設けたものである。
【0019】 したがって、本考案によれば簡単な構成で成形部品を上金型から確実に分離す ることが可能で、手間を省くことが可能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる成形装置を適用した金型プレス
成形装置の構成図である。
【図2】実施例の金型プレス成形装置における成形中の
状態を説明する図である。
【図3】実施例の金型プレス成形装置における成形部品
の取り出し状態を説明する図である。
【図4】実施例の金型プレス成形装置における成形部品
の分離状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 金型プレス成形装置 2 上金型 3 下金型 21 プレス 22 曲げパンチ 34 ダイプレート 35 成形用凹部 37 受け部 40 成形部品分離部 41 縦辺部 42 横辺部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下金型に対して上金型を押圧することに
    よって部品を成形するようにした成形装置において、 上記上金型の移動に伴って上記上金型から成形部品を分
    離するための手段を設けたことを特徴とする成形装置。
JP084858U 1992-12-09 1992-12-09 成形装置 Pending JPH0648928U (ja)

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JP084858U JPH0648928U (ja) 1992-12-09 1992-12-09 成形装置

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JP084858U JPH0648928U (ja) 1992-12-09 1992-12-09 成形装置

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JPH0648928U true JPH0648928U (ja) 1994-07-05

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ID=13842513

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JP084858U Pending JPH0648928U (ja) 1992-12-09 1992-12-09 成形装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10688747B2 (en) 2017-11-22 2020-06-23 Fanuc Corporation Automatic cleaner and pressing device
CN113334837A (zh) * 2021-04-30 2021-09-03 潘建芸 一种四柱液压机

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JP4113114B2 (ja) * 2001-06-29 2008-07-09 クゥアルコム・インコーポレイテッド Golomb−riceコーディングを使用するdct圧縮

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