JPH0520503Y2 - - Google Patents

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JPH0520503Y2
JPH0520503Y2 JP2269389U JP2269389U JPH0520503Y2 JP H0520503 Y2 JPH0520503 Y2 JP H0520503Y2 JP 2269389 U JP2269389 U JP 2269389U JP 2269389 U JP2269389 U JP 2269389U JP H0520503 Y2 JPH0520503 Y2 JP H0520503Y2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は成形型に関する。
〔従来技術〕
従来電子部品として第4図に示す如く、合成樹
脂製の枠1の外周に導電材料よりなる金属製の外
部端子2を突設し、枠1の内周に前記外部端子2
と同体の内部端子2aを突設する部品がある。こ
のような部品を成形する方法として、従来、第5
図に示すように打抜き形成された金属板よりなる
端子形成板3を、インサート型の樹脂成形機の固
定型内にセツトし、その後、可動型の型閉めをし
てその両型内に樹脂を射出し、第6図に示すよう
に前記端子形成板3の周囲に合成樹脂製の枠1を
成形し、その後、これを樹脂成形型より取り出し
て、該樹脂成形機とは別に用意したプレス打抜機
にセツトし、第6図の鎖線イで示す位置で、端子
形成板3の架橋部3aを切断して、第4図に示す
ような部品を形成している。
〔本考案が解決しようとする課題〕
前記従来の成形方法においては、樹脂製の枠1
の成形工程と端子形成板3における架橋部3aの
切断工程とが別々に行なわれていることから、樹
脂成形機と打抜機の2種の機械を必要とし、該設
備費が高価になる。そのため、通常、樹脂成形工
程後の切断作業をプレス打抜専用の他工場へ依頼
したり、また別のプレスラインに移行して行なつ
ている。しかし、このように他工場へ依頼するこ
とは、その部品の搬送途中での損傷が発生しやす
く、かつ非能率的で部品価格も高くなる問題があ
る。
そこで本考案は、前記のような部品における樹
脂成形工程と切断工程とを1台の成形型でかつ1
工程で行なえるようにして、部品価格の低廉化と
成形作業の能率化及び部品の損傷防止を図り得る
成形型を提案することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記の課題を解決するために、第1の
考案は、合成樹脂製の枠1の外周に導電材料より
なる外部端子2を突設し、そん枠1の内周に前記
外部端子2と同体の内部端子2aを突設する部品
であつて、複数の内部端子2aを架橋部3aで連
結した1枚の端子形成板3を前記枠1にインサー
ト成形した後に前記架橋部3aを切断するものに
おいて、前記枠1を成形する固定型穴7を上面に
形成した固定下型6と可動型穴16を下面に形成
した可動上型15と、固定下型6における固定型
穴7の上面に前記端子形成板3を載置する載置部
と、該載置された端子形成板3の前記架橋部3a
を切断するための固定下型6側に設けた下刃9と
可動上型15側に設けたパンチ18とよりなり、
前記可動上型15とパンチ18を昇降枠12に備
え、該昇降枠12の下動により、可動上型15の
型締めとパンチ18による切断を行なうようにし
たことを特徴とするものである。更に第2の考案
は、前記可動上型15を、昇降枠12の下部に上
下動可能に備えるとともに昇降枠12との間にば
ね14を介在し、型開き状態において、可動上型
15の下端面をパンチ18の刃先18aよりも下
方に位置させたものである。更に第3の考案は、
前記可動上型15が、前記パンチ18の周囲に位
置して端子形成板3の押え板17を備えているも
のである。
〔実施例〕
次に図面に示す本考案の実施例について説明す
る。
第1図において、4は取付板で、これに固定下
型保持枠5が固設されている。固定下型保持枠5
の中央上部には固定下型6が固設保持されてい
る。固定下型6の上面には、前記第4図に示す部
品における枠1の裏半部を成形するための下型穴
7が、上方から見て方形の枠状に形成されてい
る。該下型穴7の外側部には、埋め込まれる端子
形成板3の折曲された外部端子2が嵌合する嵌合
溝8が形成されている。更に固定下型6の上面に
は、端子形成板3における内部端子2a部が嵌合
する嵌合凹部が形成されている。また、下型穴7
の内側部には、前記端子形成板3を載置保持する
と共にその端子形成板3の架橋部3aを切断する
ための下刃9が固設されている。該下刃9は、こ
れに端子形成板3を載置した場合に、該端子形成
板3の上面が固定下型6の上面6aと、同一平面
上に位置するように設定され、しかも、その下刃
の刃先部である内端縁は、第6図の鎖線イで示す
線に沿つた形状に形成されている。10は固定下
型6において上下方向に貫通して形成した打ち抜
き用の穴で、その内周面形状は、前記下刃9の内
端縁形状と同一に形成されている。11は前記打
ち抜き用の穴10内に昇降可能に備えた押し出し
杆で、駆動装置(図示せず)で昇降され、その上
昇によつて、端子形成板3の打ち抜かれた架橋部
3aを上方外部へ押し出すものである。
上型部において、12は昇降枠で、適宜駆動装
置(図示せず)により昇降するようになつてい
る。13は前記昇降枠12の下面部に、該枠12
に対して上下動可能に備えた可動上型保持枠で、
その型開き状態においては、その上面13aと枠
12の下面12aとに所定の間隙を有している。
14は両枠12,13間に圧縮介在したばねで、
常時可動上型保持枠13を下方へ押圧している。
可動上型保持枠13の下部には、前記固定下型6
と対向して可動上型15が固設されている。該可
動上型15の下面には、前記第4図に示す部品に
おける枠1の表半部を成形するための上型穴16
が、前記下型穴7と対向して形成されている。ま
た、該上型穴16の内側部には、前記下刃9の上
面と対向する位置に端子形成板の押え板17が可
動上型15に固着して設けられている。また、該
押え板17の内端縁は前記下刃9の内端縁形状と
同一に形成されている。18はパンチで、その上
端が前記昇降枠12に固着され、下部が可動上型
保持枠13及び可動上型15を昇降可能に貫通し
ている。該パンチ18における下端の刃先18a
の外周形状は、前記下刃9の刃先形状と同一に形
成され、該両刃によつて前記端子形成板3を、第
6図の鎖線イに沿つて切断するようになつてい
る。
次に成形動作について説明する。
先ず、第1図に示すように可動上型15が上昇
した型開き状態において、第5図に示すような端
子形成板3を、その折曲した外部端子2を固定下
型6の嵌合溝8に差し込んで下型穴7上にセツト
する。
次で昇降枠12を第2図に示すように下降して
可動上型15とパンチ18を下降し、可動上型1
5の下面15aを固定下型6の上面6a及び端子
形成板3の上面に当接させ、押え板17を端子形
成板3上に当接させる。この時点ではパンチ18
の刃先18aは第2図のように端子形成板3上面
に達していない。
次で更に昇降枠12を下降させると、ばね14
が圧縮され、このばね力により端子形成板3が可
動上型15と固定下型6間及び押え板17と下刃
9間に強く挟持される。
次で、更に昇降枠12を下降させると可動上型
15が固定下型6上に残留し、パンチ18が更に
下降してその刃先18aと固定下型6に設けた下
刃9とにより、セツトされた端子形成板3を切断
する。このように、可動上型15及び押え板17
とパンチ18の刃先18aとの端子形成板3に対
する当接の時間差を設けることにより、端子形成
板3が可動上型15と固定下型6及び可動上型1
5に設けた押え板17と固定下型6に設けた下刃
9とに強く挟持された後の状態で切断されること
になり、端子形成板3がパンチ側へ引き寄せられ
ることなくその切断が良好に行なわれる。更に、
前記の切断時には、端子形成板3の端部にも、そ
の周部が中央部へ引き寄せられる力が作用する
が、端子形成板3の外部端子2が嵌合溝8内に差
し込まれていることにより、該部が前記の力に抵
抗し、引き寄せられることによる切断不良の発生
を防止する。尚、パンチ18による切断は、第6
図の鎖線イで示す線に沿つて行なわれ、その切断
により架橋部3aが切り取られ内部端子2aとな
る部分が、枠状の下型穴7からその枠中心部へ向
つて突出して残る。
また、前記の切断後においては、可動上型15
はばね14の圧縮力によつて固定下型6上に強く
型締めされる。
この型締め状態において、合致した下型穴7と
上型穴16との空間に合成樹脂を射出注入し、第
4図に示すような枠1部を形成する。
次で、注入樹脂の硬化後、昇降枠12を上昇さ
せる。このとき、パンチ18の刃先18aが下刃
9及び端子形成板3から上方へ離間するまでは可
動上型15がばね14によつて固定下型6上に当
接し、その押え板17によつて製品が押さえられ
ているため、パンチ18の離型が良好に行なわれ
る。
そして、昇降枠12が更に上昇すると、第1図
に示す如く可動上型15も固定下型6より離間し
て型開きされる。
そして、固定下型6から製品を取り出すと共に
押し出し杆11を上動して第3図のような切断さ
れた架橋部3aを固定下型6から押し出して取
り、成形作業が完了する。
尚、外部端子が前記のように折曲されることな
く水平に形成されている場合には、端子形成板3
における外部端子以外の部分を折曲すると共にこ
の折曲部が係合する凹部等の係止部を固定下型6
に形成して前記と同様に切断時において端子形成
板3が引き寄せされることを防止してもよい。
〔考案の効果〕
以上のようであるから、本考案によれば、1台
の成形型で樹脂成形作業と端子形成板の切断作業
ができるので、前記従来の問題点を解決できる。
しかも、樹脂成形工程と端子形成板の切断工程と
が1工程で行なえるので作業能率が向上する。更
に、可動上型15とパンチ18の下動に時間差を
設けたので、可動上型15及び押え板17が端子
形成板3を押えた状態で端子形成板3の切断がで
き、その切断が良好に行なえるとともに、型締め
も強固になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
型開き状態の側断面図、第2図は端子形成板を切
断する前の型閉め状態を示す側断面図、第3図は
端子形成板を切断した後の型閉め状態を示す側断
面図、第4図は製品の平面図、第5図は切断前の
端子形成板の平面図、第6図はインサートされた
端子形成板の切断前の半製品状態を示す平面図で
ある。 1……枠、2……外部端子、2a……内部端
子、3……端子形成板、3a……架橋板、6……
固定下型、7……固定型穴、9……下刃、12…
…昇降枠、14……ばね、15……可動上型、1
6……下動型穴、17……押え板、18……パン
チ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂製の枠1の外周に導電材料よりなる
    外部端子2を突設し、その枠1の内周に前記外
    部端子2と同体の内部端子2aを突設する部品
    であつて、複数の内部端子2aを架橋部3aで
    連結した1枚の端子形成板3を前記枠1にイン
    サート成形した後に前記架橋部3aを切断する
    ものにおいて、前記枠1を成形する固定型穴7
    を上面に形成した固定下型6と可動型穴16を
    下面に形成した可動上型15と、固定下型6に
    おける固定型穴7の上面に前記端子形成板3を
    載置する載置部と、該載置された端子形成板3
    の前記架橋部3aを切断するための固定下型6
    側に設けた下刃9と可動上型15側に設けたパ
    ンチ18とよりなり、前記可動上型15とパン
    チ18を昇降枠12に備え、該昇降枠12の下
    動により、可動上型15の型締めとパンチ18
    による切断を行なうようにしたことを特徴とす
    る成形型。 2 前記可動上型15を、昇降枠12の下部に上
    下動可能に備えるとともに昇降枠12との間に
    ばね14を介在し、型開き状態において、可動
    上型15の下端面をパンチ18の刃先18aよ
    りも下方に位置させた請求項1記載の成形型。 3 前記可動上型15が、前記パンチ18の周囲
    に位置して端子形成板3の押え板17を備えて
    いる請求項1又は2記載の成形型。
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