JPH06315725A - フランジ成形装置 - Google Patents

フランジ成形装置

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Publication number
JPH06315725A
JPH06315725A JP5132693A JP13269393A JPH06315725A JP H06315725 A JPH06315725 A JP H06315725A JP 5132693 A JP5132693 A JP 5132693A JP 13269393 A JP13269393 A JP 13269393A JP H06315725 A JPH06315725 A JP H06315725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
punch
work
die
lower die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5132693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawahara
弘 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP5132693A priority Critical patent/JPH06315725A/ja
Publication of JPH06315725A publication Critical patent/JPH06315725A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ワークの端部を折り曲げることにより成形され
たフランジの内部応力を均一化してスプリングバックの
問題を根本的に低減する。 【構成】上型ホルダ3に設けられた上金型9及びセクシ
ョナルダイ11と、下金型15とでワークWを成形(フ
ランジ23の成形)した後、ワークWを型内に保持した
ままで、パンチ17によりフランジ23の端面23aの
押圧処理が施される。この押圧処理は、クッションピン
19を上昇させて下金型15を持ち上げた状態でワーク
Wの成形処理を行った後に、クッションピン19を下降
させて、フランジ23の端面23aをパンチ17に押し
付けることにより行われる。また、パンチ17を上下動
可能な17Bとして、フランジ23の成形後に、パンチ
17Bを上昇させてフランジ23の端面23aを押圧し
てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの端部を折り曲
げてフランジを形成するフランジ成形装置に関する。
【0002】
【従来技術】実開昭64ー27120号公報に見られる
ように、フランジ成形装置は、一般的に、上型ホルダに
上金型とその近傍に配置されたセクショナルダイとが設
けられ、このセクショナルダイと下金型とでワークの端
部を折り曲げてフランジを成形するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする技術的課題】ところで、ワー
クを折り曲げ加工を施した場合の問題としてスプリング
バックの問題が知られている。すなわち、成形した後に
ワーク(成形品)を型から取り外すと、成形品の形が僅
かに戻ってしまうという問題である。このような問題
は、例えば自動車のルーフに設けられるスライドルーフ
のように、その周縁部を折り曲げて全周回りに延びる縮
みフランジを形成した場合に顕著に現れ、成形後にスラ
イドルーフの四隅が跳ね上がってしまうという問題を有
していた。このため、従来にあっては、スプリングバッ
クを見越した成形を施すという手法で問題を解決するよ
うにしていたが、この方法は、対症療法的な解決法にす
ぎない。
【0004】そこで、本発明の目的は、ワークの端部を
折り曲げてフランジを形成する場合にフランジの内部応
力を平均化してスプリングバックの問題を根本的に低減
するようにしたフランジ成形装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題を達成
すべく、本発明にあっては、ダイでワークの端部を折り
曲げる加工することにより形成されたフランジの端面
を、成形型内にワークを保持した状態のままで押圧する
押圧手段が設けられている構成としてある。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付した図面に基
づいて説明する。図1は、成形機1を示すもので、この
成形機1によって図外の自動車用スライドルーフの成形
が行われる。スライドルーフは、既知のように、若干曲
げ加工を施したルーフ部と、ルーフ部の全周回りに設け
られて下方に向けて延びる縮みフランジ部とを有する。
【0007】以上のことを前提として、成形機1につい
て説明する。成形機1は、上型ホルダ3と下型ホルダ5
とを有する。上型ホルダ3には、スプリング7を介して
上金型9が設けられ、また上金型9の側方に下方に突出
してセクショナルダイ11が固設されている。他方、下
型ホルダ5には、スプリング13を介して下金型15が
設けられ、また下金型15に隣接してかつセクショナヅ
ダイ11の下方に位置するように、パンチ17が固設さ
れている。さらに、下型ホルダ5には、下金型15の下
面に臨ませて、クッションピン19が上下駆動可能とし
て設けられている。
【0008】成形機1によりスライドルーフを成形する
ときには、上金型9と下金型15との間に板材Wを配置
させて従来と同様に曲げ加工が行われる。その際、セク
ショナルダイ11は下金型15とで板材Wの周縁部に縮
みフランジ23を成形することになる。ここで、板材W
の成形の際には、スプリング13又は第1クッションピ
ン19により下金型15を持ち上げた状態で行われ(図
1の状態)、この状態では、パンチ17はフランジ23
の端面23aから所定距離だけ離間されている。
【0009】板材Wの成形(フランジ23の成形)を完
了した後、第1クッションピン19を下降させることに
より下金型15を下降させ、この状態でさらに上金型9
が下降される。これにより、図2に示すように、フラン
ジ23の端面23aはパンチ17に強く押し付けられ、
この押圧により縮みフランジ23には、一種のコイニン
グが行われて、その内部応力が均一化されることにな
る。
【0010】図3は、本発明の他の実施例を示すもので
あり、前記実施例と同一構成要素には同一符号を付して
その説明は省略する。本実施例では、下金型ホルダ5に
対して、パンチ17に相当するパンチ17Bの下面に臨
ませて、クッションピン21を上下駆動可能に設ける一
方、前記第1クッションピン19を有しないものとされ
ている。なお、第2クッションピン21を上下駆動する
ためのロッキング装置は図示を略してある。
【0011】本実施例では、ワ−クWのフランジ23の
成形の際には、パンチ17は下降位置(図3の位置より
も若干下方位置)にあって、当該フランジ23の端面2
3aに対して所定距離離間した位置とされる。フランジ
23の成形後、第2クッションピン21が上昇動される
ことによりパンチ21が上昇されて、図3に示すよう
に、当該パンチ21によてフランジ23の端面23aが
押圧される。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ワークを成形型内に保持したままフランジを
形成した後に、ワークを成形型内に保持した状態のまま
で、フランジの端面を押圧するようにしてあるため、こ
の押圧処理によりフランジの内部応力を均一化すること
ができ、したがってスプリングバックの問題を根本的に
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、フランジを形
成した直後の状態を示す断面図。
【図2】図1の状態から、フランジの端面を押圧加工し
ている状態を示す断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示すもので、図2に対応
した状態での断面図。
【符号の説明】
1:成形機 3:上型ホルダ 5:下型ホルダ 9:上金型 11:セクショナルダイ 15:下金型 17:パンチ 19:下金型用クッションピン 21:パンチ用クッションピン 23:フランジ 23a:フランジの端面 W:ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型ホルダに設けられたダイでワークの
    端部を折り曲げ加工することにより形成されたフランジ
    の端面を、成形型内にワークを保持した状態のままで押
    圧する押圧手段が設けられている、ことを特徴とするフ
    ランジ成形装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段が、前記フランジの端面の
    臨む位置に配置されて下型ホルダに固設されたパンチ
    と、前記下型ホルダに設けられ、前記下金型を押し上げ
    た状態で前記フランジを成形した後に該下金型に対する
    押し上げ力が解除される下金型用クッションピンとを有
    する、請求項1に記載のフランジ成形装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段が、下型ホルダの前記フラ
    ンジの端面の臨む位置に配置された可動パンチと、前記
    下型ホルダに設けられて前記フランジを成形した後に前
    記可動パンチを押し上げるパンチ用ピンとを有する、請
    求項1に記載のフランジ成形装置。
  4. 【請求項4】 前記フランジが縮みフランジである、請
    求項1に記載のフランジ成形装置。
JP5132693A 1993-05-10 1993-05-10 フランジ成形装置 Pending JPH06315725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5132693A JPH06315725A (ja) 1993-05-10 1993-05-10 フランジ成形装置

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JP5132693A JPH06315725A (ja) 1993-05-10 1993-05-10 フランジ成形装置

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Publication Number Publication Date
JPH06315725A true JPH06315725A (ja) 1994-11-15

Family

ID=15087338

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5132693A Pending JPH06315725A (ja) 1993-05-10 1993-05-10 フランジ成形装置

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JP (1) JPH06315725A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8690268B2 (en) 2007-03-06 2014-04-08 Lg Electronics Inc. Laundry treating apparatus
EP2774698A1 (en) * 2013-03-08 2014-09-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Press die

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8690268B2 (en) 2007-03-06 2014-04-08 Lg Electronics Inc. Laundry treating apparatus
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